JPH04361744A - 高周波切開切除具 - Google Patents
高周波切開切除具Info
- Publication number
- JPH04361744A JPH04361744A JP3163551A JP16355191A JPH04361744A JP H04361744 A JPH04361744 A JP H04361744A JP 3163551 A JP3163551 A JP 3163551A JP 16355191 A JP16355191 A JP 16355191A JP H04361744 A JPH04361744 A JP H04361744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- wire
- flexible tube
- frequency
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002271 resection Methods 0.000 claims description 2
- 238000001574 biopsy Methods 0.000 abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000003902 lesion Effects 0.000 description 21
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 9
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 9
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 5
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002504 physiological saline solution Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 2
- 238000012277 endoscopic treatment Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 208000037062 Polyps Diseases 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 201000011510 cancer Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 1
- 210000004876 tela submucosa Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
挿入され、体腔内の病変部を高周波電流により切開切除
する高周波スネアなどの如き高周波切開切除具に関する
。
用いられていたが、近年、高周波スネアを用いた新しい
手技であるストリップバイオプシーが普及しつつある。 以下にストリップバイオプシーの概要を述べる。
変部であり、この平坦な病変部の真下の粘膜下組織層に
内視鏡用注射針にて生理食塩水を局注することにより、
平坦な病変を***させ、これに高周波スネアのループを
掛けて病変部全体をまわりの正常組織ごと高周波電流に
よって一度に切り取るものである。
部がその周辺の正常組織を含めた状態できれいに切除で
きるので、切除片を検査し、切除片内に病変部が完全に
限局していれば、病変部が完全に切除できたことが確認
される。このようなストリップバイオプシーは早期癌の
内視鏡による完全な治療を可能にするものとして、近年
急速に普及しつつあり、また期待も大きい。
ーを行なうにあたって、通常の高周波スネアでは、生理
食塩水の局注によって***させた病変部にスネアのルー
プを掛ける際に、ループが滑ってしまい、緊縛がしずら
いという不具合がある。つまり、生理食塩水によって平
坦な病変部を***させたといっても、従来高周波スネア
が対象としていたポリープに比べると***はなだらかで
あり、緊縛時にループが滑ってしまうのである。
報DE 3717658A1号で示されるような帯状の
材料によって形成されたループの内側に滑り止めが付い
ている内視鏡用処置具を用いれば、前述のループが滑り
、緊縛できないという問題は解決されるかもしれない。
ドイツ特許公報DE 3717658A1号で示される
処置具を用いて高周波切開切除を行なうとなると、スネ
アのループにあたる部分が帯状の材料によって構成され
ているため、ループと組織との接触面積が大きくなり、
電流密度が上がらず、切開できない。このとき、無理に
切開しようとして長時間通電したり、高周波電源の出力
をむやみに上げたりすると、穿孔を起こすおそれがあり
、非常に危険である。また、上記西ドイツ特許公報DE
3717658A1号で示される処置具においては、
帯状の材料に突起などの滑り止めを形成するので、製作
が困難である。
バイオプシーにおいて、緊縛がしやすく確実にでき、か
つ安全であり、また製作が容易な高周波切開切除具を提
供することにある。
の可撓管内に進退自在に挿通された操作部材と、この操
作部材の先端に上記可撓管の先端から突没自在に設けら
れた滑り止め用チップがかしめ固定された切開ワイヤを
ループ上に形成してなる処置部とからなり、上記滑り止
め用チップは先端側に突起を有し後端側にはループに対
して内側方向と外側方向にテーパを有する構成としたも
のである。
開ワイヤによって病変部を確実に緊縛することができる
。
図5に基づいて説明する。
高周波スネアを示し、1は可撓管である。この可撓管1
の基端には操作部2が設けられ、この操作部2は基部3
と、この基部3にスライド自在に取り付けられたスライ
ダ4とから構成されている。このスライダ4の電極5に
は上記可撓管1内に進退自在に挿通された操作ワイヤ6
の基端が接続されている。また、この電極5には図示し
ない高周波電源が接続されるようになっている。
が取り付けられ、この接続チップ7には切開ワイヤ8の
両端が連結されている。この切開ワイヤ8にはあらかじ
めループ状に開くように癖が付けられており、これを可
撓管1内に引き込むと、弾性変形して細長く押し潰され
、可撓管1の先端から突き出すと、ループ状に広がるよ
うになっている。
図1に示すように複数の滑り止め用チップ9…が間隔を
おいて取り付けられ、これによって処置部10が構成さ
れている。
カットまたはプレス等により加工された板材で形成され
ており、図2に示すようにU字状に曲げられた側板部9
dと、U字状凹部の先端部9cから側板部9dの曲げ方
向と反対方向に突設された突起9aとを有しており、チ
ップ9の後端部にはループの外側、内側にテーパ9b,
9eを有している。
部に切開ワイヤ8をはさみ込み、突起9aがループの内
側を向いた状態で側板部9dをかしめて固定されている
。
5に示す病変部Aを切除するには、まず可撓管1を経内
視鏡的に体腔内へ挿入する。次に、内視鏡観察によって
病変部を発見したならば、操作部2のスライダ4を前進
操作して、切開ワイヤ8を可撓管1の先端から突出させ
てループ状に広げる。
ておいた病変部に切開ワイヤ8を掛け、さらにスライダ
4を後退させてワイヤ8を可撓管1内に引き込むことで
、病変部をワイヤ8で締め付ける。そして、この状態で
切開ワイヤ8に高周波電流を流せば、このワイヤに挟ま
れた病変部を切除することができる。
ヤ8にかしめ固定されたチップ9…の突起9aが滑り止
めになり、***の小さい病変部であっても、これを容易
かつ確実に緊縛することができる。また、スネアのルー
プにあたる処置部10が切開ワイヤ8から構成されてい
るため、このワイヤ8と組織との間で高い電流密度が得
られ、よって所定の出力および通電時間で容易かつ安全
に高周波切開切除を行なうことができる。
って加工製作でき、そして、滑り止め用チップ9を切開
ワイヤ8に対してかしめ付けて固定しているので、高周
波スネアを容易にかつ安価に製作することができる。さ
らに、チップ9はテーパ9bを有しているので、病変部
の緊縛時に側板部9dがチューブに引っ掛かることなく
、切開ワイヤ8を可撓管1内にスムーズに引き込むこと
ができる。
9eを有しているため、病変部の緊縛の際に、切開ワイ
ヤ8がねじれても図5に示すように、可撓管1の先端に
引っ掛かることなくスムースに引き込むことができる。
す。この実施例は滑り止め用のチップ9の取り付け位置
を変更したもので、図7に示すように切開ワイヤ8を可
撓管1内に引き込んだ際に各チップ9が相互にずれるよ
うに、ワイヤ8の両側でチップ9の取り付け位置が調節
されている。
第1実施例のものに加え、切開ワイヤ8を可撓管1内に
引き込む際、各チップ9が相互にずれるため、ワイヤ8
をスムースに引き込むことができる。
施例は滑り止め用チップ9をかしめ固定した後にチップ
9とワイヤ8の接続部にろう付けなどにより固定して溶
接部11を形成している。
第1の実施例と同じであるが、効果として溶接部11を
設けたことによりチップ9の後端側において、チップ9
とワイヤ8との接続部分の段差が完全になくなり、ワイ
ヤ8のチューブ1への引き込みが非常にスムースに行な
うことができる。
が強すぎてワイヤ8の素線が切れたとしても、溶接部1
1によって固定することができ、さらにまたかしめ力が
弱すぎたとしても、溶接部11によって大きな接続強度
が得られる。つまり、かしめる力がバラついても問題が
なく、かしめ作業を容易に行なうことができる。
置部を構成する切開ワイヤにかしめ固定された突起とテ
ーパを有するチップが滑り止めになり、***の小さい病
変部の緊縛も容易かつ確実に行なうことができる。
開ワイヤから構成されているため、この切開ワイヤと組
織との間で高い電流密度が得られ、よって所定の出力お
よび通電時間で容易かつ安全に高周波切開切除を行なう
ことができる。
対してかしめ付けて固定したため、高周波切開切除具を
容易かつ安価に製作することができる。
引っ掛かることなく、スムーズに引き込むことができる
。
断面図。
プをそれぞれ前後方向から見た図。
状態を示す図。
断面図。
んだ図。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 可撓管と、この可撓管内に進退自在に
挿通された操作部材と、この操作部材の先端に上記可撓
管の先端から突没自在に設けられた滑り止め用チップが
かしめ固定された切開ワイヤをループ上に形成してなる
処置部とからなり、上記滑り止め用チップは先端側に突
起を有し後端側にはループに対して内側方向と外側方向
にテーパを有していることを特徴とする高周波切開切除
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163551A JP2524437B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 高周波切開切除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163551A JP2524437B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 高周波切開切除具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361744A true JPH04361744A (ja) | 1992-12-15 |
JP2524437B2 JP2524437B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=15776049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3163551A Expired - Fee Related JP2524437B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 高周波切開切除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524437B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009189702A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | National Cancer Center-Japan | 内視鏡用処置具装置 |
JP2020503941A (ja) * | 2017-01-09 | 2020-02-06 | ユナイテッド ステイツ エンドスコピー グループ,インコーポレイテッド | 内視鏡用スネア |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3163551A patent/JP2524437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009189702A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | National Cancer Center-Japan | 内視鏡用処置具装置 |
JP2020503941A (ja) * | 2017-01-09 | 2020-02-06 | ユナイテッド ステイツ エンドスコピー グループ,インコーポレイテッド | 内視鏡用スネア |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524437B2 (ja) | 1996-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3730757B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP4068989B2 (ja) | 高周波処置具 | |
JP3989170B2 (ja) | 高周波処置具 | |
JPH08299355A (ja) | 高周波ナイフ | |
JPH11285502A (ja) | 内視鏡用高周波処置具 | |
JP2009006128A (ja) | 高周波処置具 | |
IL205798A (en) | Anchored rf ablation device for the destruction of tissue masses | |
JP4414669B2 (ja) | 内視鏡用切開具 | |
JP6761378B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
CN113677282B (zh) | 透热内疗装置 | |
JPH063549Y2 (ja) | 高周波切開切除具 | |
JPH04361744A (ja) | 高周波切開切除具 | |
JP5186346B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JP2000342600A (ja) | 内視鏡用スネア | |
JP2533617Y2 (ja) | 高周波切開切除具 | |
JP2650724B2 (ja) | 生体組織のクリップ装置 | |
WO2019142911A1 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP2530068B2 (ja) | 把持鉗子 | |
JP2001258892A (ja) | 高周波スネア | |
JP4634619B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JPH08299349A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP4589511B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
JPS6243693B2 (ja) | ||
JPH08280705A (ja) | 高周波切開切除具 | |
JPH0683007U (ja) | 高周波切開切除具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960416 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |