JPH04357633A - 接点開閉装置の排気構造 - Google Patents

接点開閉装置の排気構造

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JPH04357633A
JPH04357633A JP144291A JP144291A JPH04357633A JP H04357633 A JPH04357633 A JP H04357633A JP 144291 A JP144291 A JP 144291A JP 144291 A JP144291 A JP 144291A JP H04357633 A JPH04357633 A JP H04357633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhausting
arc
gas
exhaust
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP144291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ichimura
市村 安男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH04357633A publication Critical patent/JPH04357633A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁接触器等に好適な
接点開閉装置の排気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁接触器の排気構造は、図4に
示す構成のものが一般的である。1,1は固定接点で、
短辺2aと長辺2bからなるコ字状の固定接点板2,2
 の短辺2a,2a に設けられている。長辺2bは外
方に延出して端子部となるべく端子ねじ3,3 を螺合
している。4,4 は可動接点で、長板状の可動接点板
5 の両端部に、固定接点1,1と開閉動作をし得るよ
う設けられている。可動接点板5 は、可動枠6 の横
孔6aに接圧ばね7 とともに装着される。通常、これ
ら両接点板2,5 は1対を1極として複数極が並設さ
れる。この可動枠6 は、可動接点板5 の動作方向に
長く伸び、上方は電磁接触器の上面から突出し、下方は
電磁石装置8 の可動鉄心に取着されている。9,9 
は排気板で、コ字状をなし、両接点1,4 の開閉動作
時に発生するアークの熱を遮蔽するべく両接点1,4 
の近傍に設けてある。排気板の中央片9aには、アーク
ガスを所定量に制限して排出する排出孔9cが形成され
ている。10はハウジングで、プラスチックにて型造さ
れ、前述した各部材を収容するとともに、排気板9 の
排出孔9cに連通する排気孔10c を有する。また両
接点1,4 から発生したアーク熱は、上記したように
排気板9 にて遮蔽される。
【0003】かかる排気構造によれば、接点開閉動作時
に両接点間にアークが発生した場合、排気板がその熱を
遮蔽してハウジングを保護し、高温のアークガスは所定
量に制限されつつ排出孔及び排気孔を通って外部に排出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
排気構造における排気板の排出孔の設計は意外に難しい
ものである。すなわち大電流が流れているときの接点開
成動作ではアークエネルギーも大きいので再点弧や遮断
不能とならないよう排出孔を大きくするのが安全と言え
る。しかしながらそうすると、高温で荷電粒子を含んだ
アークガスが大量に排出されるために、隣接する端子部
間で極間短絡を起こす危険が増大する。また単極接点構
成であっても、排出されるアークガスの近傍に接地金属
が存在すると地絡を起こす危険がある。
【0005】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、排出されるアークガスに
よる極間短絡や地絡が起こりにくい接点開閉装置の排気
構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の接点開閉装置の排気構造は、固定接点板
に設けられた固定接点と、可動接点板に設けられた可動
接点と、両接点の開閉動作時に発生するアークの熱を遮
蔽するとともにアークガスを所定量に制限して排出する
排出孔を有して両接点の近傍に設けた排気板と、よりな
る接点開閉装置の排気構造において、前記排気板の両接
点側に、排出孔と重合的に位置する冷却部材を設けた構
成としてある。
【0007】
【作用】この構成によれば、両接点と排気板間に排出孔
と重合的に位置する冷却部材が存在するので、アークが
従来のものより長く引き延ばされて消弧性能が向上する
とともに、アークガスの排出経路がジグザク路となって
長くなり、それによりアークガスが十分冷却された状態
で排出されるので極間短絡や地絡が起こりにくいものと
なる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
説明する。本発明の要部は、排気板にあり、その他の構
成部材は従来のものと同一であるので、同一の符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0009】すなわち、固定接点1,1 は固定接点板
2,2 に、可動接点4,4 は可動接点板5 にそれ
ぞれ設けられ、端子ねじ3,3 は固定接点板2,2 
に螺合される。可動接点板5は、接圧ばね7 とともに
可動枠6 に装着され、その可動枠6 は電磁石装置8
 の可動鉄心に取着されている。 排出孔9cを有する排気板9,9については後述する。 ハウジング10は、前述した各部材を収容するとともに
、排気板9 の排出孔9cに連通する排気孔10c を
有する。
【0010】排気板9,9 は、図2に示すように、金
属板材により、対向片9b,9b と中央片9aからな
るコ字状に形成され、中央片9aにアークガスを所定量
に制限して排出する排出孔9cが形成されている。さら
にこの中央片9aには、金属材料により、対向片11b
,11b と中央片11a からなるコ字状に形成され
た冷却部材11が、その中央片11a が排出孔9cと
重合的に位置するよう設けてある。この冷却部材11は
、中央片11a の幅が排出孔9cの直径より大きくす
るとアークガスの冷却効果がより大きくなる。そして冷
却部材11を設けた排気板9,9 は、両接点1,4 
の開閉動作時に発生するアークの熱を遮蔽するべく両接
点1,4 の近傍に設けてある。これにより、図1の破
線Lで示すように、アークガスの排出経路がジグザク路
となる。
【0011】図3は、本発明の別の実施例で、排気板9
 は冷却部材11を一体的に形成している。すなわち冷
却部材11は、中央片9aからL字状に切り曲げられ、
その切り除かれた部分が排出孔9cとなる。このものは
、冷却部材11の面積が排出孔9cに比してやや小さく
なるので、アークガスの冷却の程度はやや劣るが、排気
板を安価に製造することができる。
【0012】なお、実施例では電磁接触器に適用した例
を説明したが、ハウジングに収容されるアークを発生す
る接点開閉装置であれば電磁継電器や回路遮断器ほかの
ものにも適用可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明の接点開閉装置の排気構造は、上
記のように構成したものであるから、両接点と排気板間
に排出孔と重合的に位置する冷却部材が存在するので、
アークが従来のものより長く引き延ばされて消弧性能が
向上するとともに、アークガスの排出経路がジグザク路
となって長くなり、それによりアークガスが十分冷却さ
れた状態で排出されるので極間短絡や地絡が起こりにく
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】その要部斜視図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す要部斜視図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1  固定接点 2  固定接点板 3  端子ねじ 4  可動接点 5  可動接点板 9  排気板 9c 排出孔 10  ハウジング 10c 排気孔 11  冷却部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定接点板に設けられた固定接点と、
    可動接点板に設けられた可動接点と、両接点の開閉動作
    時に発生するアークの熱を遮蔽するとともにアークガス
    を所定量に制限して排出する排出孔を有して両接点の近
    傍に設けた排気板と、よりなる接点開閉装置の排気構造
    において、前記排気板の両接点側に、排出孔と重合的に
    位置する冷却部材を設けたことを特徴とする接点開閉装
    置の排気構造。
JP144291A 1991-01-10 1991-01-10 接点開閉装置の排気構造 Pending JPH04357633A (ja)

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JP144291A JPH04357633A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 接点開閉装置の排気構造

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JP144291A JPH04357633A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 接点開閉装置の排気構造

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5987716A (ja) * 1982-11-10 1984-05-21 三菱電機株式会社 開閉器
JPS59103225A (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 三菱電機株式会社 開閉器
JPH0290422A (ja) * 1988-09-26 1990-03-29 Mitsubishi Electric Corp 回路しゃ断器
JPH0290424A (ja) * 1988-09-26 1990-03-29 Mitsubishi Electric Corp 回路しや断器

Patent Citations (4)

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