JPH04344049A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH04344049A
JPH04344049A JP3142642A JP14264291A JPH04344049A JP H04344049 A JPH04344049 A JP H04344049A JP 3142642 A JP3142642 A JP 3142642A JP 14264291 A JP14264291 A JP 14264291A JP H04344049 A JPH04344049 A JP H04344049A
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JP
Japan
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speaker
air conditioner
set temperature
storage means
specific
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JP3142642A
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Inventor
Gichu Ota
義注 太田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関わり、特
に音声認識とその結果を利用することによって得られる
話者識別機能を用いて、個々の人に適合した空調を行え
るようにした空気調和機に関わる。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の操作は、空気調和機本体に
設けられた操作部あるいは本体外の有線または無線の携
帯用操作部(通常リモコンと呼ばれる)の押しボタン操
作で行なわれる。
【0003】空気調和機の高機能化、たとえば冷房、除
湿、暖房の各種運転機能、運転、停止のタイマー機能、
温度設定の細密化、風量、風向の設定機能等の搭載に伴
い、操作部のボタン数は増加の一途をたどっている。そ
れぞれの機能は、この数多くのボタンから1つ選び押す
ことによって達成される。このため、特に老人等にとっ
て空気調和機の操作が困難になりつつある。
【0004】そこで特開昭56−102635号公報に
記載されているように、音声認識を応用して、ボタン操
作に代わり音声で操作することが提案された。
【0005】また一方では、各種ボタン操作を簡略化す
るため、自動運転機能が提案された。これは運転ボタン
を押すだけで自動的に冷房あるいは除湿あるいは暖房運
転の設定、温度の設定、風量の設定を行ない運転を開始
するものである。例えば冷房運転の設定温度を27度、
暖房運転の設定温度を23度とし、運転ボタンが押され
た時点の室内温度とさきの設定温度との差を検出して運
転の種類を設定し運転を開始する。室内温度が27度以
上であれば冷房運転を開始し、23度以下であれば暖房
運転を開始し、最終的には室温が27度あるいは23度
となるように空気調和機が制御される。
【0006】ところが、人によって快適温度は異なり、
予め決められた条件(先の冷房27度、暖房23度)で
は不満を持つ人もある。具体的には、暑がりの人と寒が
りの人で快適と感じる温度は4度程度異なる。不満な人
はこの自動運転のあとに、温度設定ボタンで温度設定を
変更しなければならない。
【0007】そこで、複数の運転ボタンを設け、押され
た運転ボタンによって異なる設定温度条件で運転を開始
する方法が提案された。例えば、特開平3−1036号
公報に記載されているように、携帯用操作部に、運転ボ
タンを3つ設ける。1つは暑がりの人用、1つは普通の
人用、1つは寒がりの人用と設計する。暑がりの人用の
ボタンを押すと温度は低めに(暖房21度、冷房25度
)設定され運転を開始する。一方、寒がりの人用のボタ
ンを押すと温度は高めに(暖房25度、冷房29度)設
定され運転を開始する。普通の人用のボタンはこれらの
中間値に設定され運転を開始する。
【0008】このように、従来においては、ある程度個
人差を考慮した自動運転機能が提供されてはいる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、自動運転の設定温度は予め万人の平均的快
適温度に基ずいて決められるため、暑がりの人の一部に
は、たとえ暑がりの人用のボタンで運転を開始しても不
満が残る。つまり、本来自動運転は各個人に最適な条件
設定でなされるべきであるからである。
【0010】さらに運転ボタンが3つもあり、その中の
1つを選択して押すことは操作ミスにつながり易い。暑
がりの人が隣接する普通ボタンを押してしまうことが頻
繁に起こり得る。
【0011】本発明の目的は、音声認識技術を利用して
音声で運転操作を可能とし、かつその音声が誰の発声し
たものかを識別して、その識別結果で自動運転の設定温
度を決定することにより、各個人に適合した空調を行え
るようにした空気調和機を提供するにある。
【0012】さらに、設定温度の変更操作も音声で可能
とし、この変更操作時に、誰がその操作を行なったのか
を識別し、その人の自動運転時の設定温度値を先の操作
結果をもとに学習しながら更新することにより、自動的
に個人に最適な自動運転設定温度を得ることができるよ
うにした空気調和機を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数(2以上)話者の複数(2以上)操
作指令語を予め登録し、これらの操作指令語を認識する
音声認識手段と、前記音声認識手段の認識結果から前記
複数話者の誰の発声かを識別する話者識別手段と、前記
複数話者に対応する自動運転時の話者別設定温度値記憶
手段とを空気調和機に備えた点に特徴がある。
【0014】
【作用】音声認識手段は操作指令語を認識する。話者識
別手段はその操作指令語を発声した話者を識別する。
【0015】空気調和機が運転中、ある話者が温度変更
指令語たとえば「暑い」と発声すれば、空気調和機は設
定温度値を現在の室内温度よりも2度低い値に設定し運
転を継続する。この時、話者別設定温度値記憶手段のそ
の話者の設定温度値が所定の処理により更新される。こ
うして話者別の設定温度値は話者が快適と感じる最新の
温度値を記憶する。
【0016】ある話者が運転操作指令語たとえば「運転
」と発声すれば、空気調和機は話者別設定温度値記憶手
段からその話者の設定温度値を読み出しその値で自動運
転を開始する。
【0017】こうして本発明による空気調和機は個人が
最適と感じる温度を学習して記憶し、その個人の設定温
度値により自動運転を開始させることができるため全て
の人に快適な空調を提供できる。
【0018】
【実施例】以下に、家庭(父、母、子供の3人構成)内
で使われる小型空気調和機を実施例として、本発明を詳
細に説明する。
【0019】図1および図2は操作装置が空気調和機本
体と分離された操作リモコンの形態となっている場合の
本発明による空気調和機の一実施例を示す。図1は操作
装置、図2は空気調和機本体の機能ブロック図を示す。
【0020】操作リモコン1は、全体を制御するマイク
ロプロセッサ等からなる制御回路101を中心に、操作
情報を送信する送信回路201と、ボタン操作で空気調
和機を操作するための各種ボタン301〜303と、音
声で操作を行なうための各種ボタン409〜413、お
よび音声認識のための回路402〜408等から構成さ
れる。
【0021】手動操作のために、操作リモコン1には、
運転開始を指令する手段として運転ボタン301、操作
者の希望により設定温度を変更できる温度切り替えボタ
ン302、運転を停止する停止ボタン303を備えられ
ている。
【0022】また、音声により操作するために、該操作
リモコン1には、音声を集音し電気信号に変換するマイ
クロホン401、音声信号からその音韻特徴をパラメー
タとして抽出する特徴抽出回路402、入力音声信号の
特徴パラメータを時系列パターンとして一時記憶する入
力パターンメモリ403、操作指令語音声の特徴パラメ
ータを時系列パターンとして登録記憶する指令語標準パ
ターンメモリ404、特徴抽出回路402の抽出した特
徴パラメータを入力パターンメモリ403と指令語標準
パターンメモリ404に切り替え出力する切り替えスイ
ッチ405、入力パターンメモリ内の時系列パターンと
指令語標準パターンメモリ内の1つの操作指令語時系列
パターンとの相違をパターン間距離値として出力するパ
ターン整合処理回路406、距離値から指令語を認識す
る指令語認識処理回路407、距離値と指令語標準パタ
ーンメモリ404に付与されている話者情報から認識さ
れた指令語の話者を識別する話者識別処理回路408、
指令語を登録するための登録ボタン409、登録時に登
録する話者を指定するための話者ボタンA410、話者
ボタンB411、話者ボタンC412、音声操作を指示
する音声ボタン413、指令語登録時あるいは音声操作
時にガイダンスを行なうための音声合成回路414、こ
のガイダンス音声を出力するスピーカ415を備えられ
ている。
【0023】制御回路101はマイクロプロセッサ(以
下MPUと呼ぶ)102と記憶部103からなり、記憶
部103内には予め定めた自動運転設定温度(例えば暖
房23度、冷房27度)を固定的に記憶する自動運転設
定温度ROM104と自動運転設定温度を話者ボタン数
だけ(3人分)記憶する書き換え可能な話者別自動運転
設定温度RAM105、操作情報を空気調和機本体に送
信するための一時記憶としての運転モード情報RAM1
06がある。
【0024】さらに、操作リモコンの回路に電流を供給
する回路電池601と、この回路電池が消耗した時、指
令語標準パターンメモリ404および話者別自動運転設
定温度RAM105のデータをバックアップするバック
アップ電池602がある。
【0025】空気調和機本体2は空気調和機の制御を行
なうMPU等から成る制御回路501を中心に、操作リ
モコン1からの操作情報信号を受信する受信回路502
、空気調和機本体周辺の室温を検出する室温センサ50
3、室内ファンモータ504、室外ファンモータ505
、圧縮機506、回路に電流を供給する電源507から
構成されている。
【0026】さらに、制御回路501は、MPU508
と操作リモコンにより設定される設定温度等を記憶する
運転モード情報RAM509からなる。
【0027】以下、図1および図2の実施例による操作
リモコン1と空気調和機本体2の動作を順次説明する。 (1)操作リモコンの動作 (a)手動による操作リモコンの動作 図3の動作流れ図により、手動による操作リモコンの動
作を説明する。手動の場合には運転ボタン301、温度
切り替えボタン302、停止ボタン303を押すことに
よって空気調和機を操作する。
【0028】回路電池601の電力が十分であれば(ス
テップ10)、MPU102、送信回路201の初期化
が行なわれる(ステップ11)。そして、話者別自動運
転設定温度RAM105にデータが書き込まれていなけ
れば(ステップ12)、自動運転設定温度ROM104
から予め設定されている自動運転設定温度がそのまま話
者別自動運転設定温度RAM105の各話者のエリアに
転送される(ステップ13)。データが既に書き込まれ
ている場合には転送は行なわれない。
【0029】図4に話者別自動運転設定温度RAM10
5の設定温度記憶状態を示す。各話者ボタンに対応して
暖房と冷房の設定温度を記憶する。この記憶内容は回路
電池601が消耗してもバックアップ電池602によっ
て保持される。
【0030】前記ステップ10〜13の動作は、操作リ
モコン1に電池を挿着した時に行われる1回限りの動作
であり、該電池が挿着されている限り、ステップ14以
下の動作が実行される。
【0031】電池の電力がある期間中はボタン入力の監
視が行なわれ(ステップ14、15)、ボタンの種類が
判別される(ステップ16)。
【0032】登録ボタン409が押されたのであれば、
操作指令語の音声登録処理(ステップ17)を行なう。 音声ボタン413が押されたのであれば、音声操作処理
(ステップ18)を行なう。これら二つの処理について
は後で説明する。
【0033】押されたボタンの種類が温度切り替えボタ
ン302であれば、まず運転中かどうかを判別し(ステ
ップ19)、運転中でない時は電池電力の判別(ステッ
プ14)に戻る。他方、運転中であれば、現在の運転モ
ードに応じて運転モード情報RAM106内の設定温度
内容を温度切り替えボタン302の操作内容に従って変
更し、変更された運転モードの情報を送信回路201を
通じて空気調和機本体2に送信する(ステップ20)。
【0034】次に押されたボタンが運転ボタン301で
あれば、まず運転開始情報を送信し(ステップ21)運
転モード情報RAM106内の設定温度を自動運転設定
温度ROM104のデータとし、送信回路201を通じ
て空気調和機本体2に送信する(ステップ22)。
【0035】押されたボタンが停止ボタン303であれ
ば、送信回路201を通じて運転停止情報を空気調和機
本体2に送信する(ステップ23)。
【0036】このように手動ボタン操作情報は空気調和
機本体2に送られ、これに従い空気調和機本体が動作す
る。ただ手動の場合には後で説明する音声操作とは異な
り、自動運転は予め定められた設定温度で運転を開始す
る。 (b)操作指令語の登録動作 図5の流れ図により、音声で空気調和機を操作可能とす
るための操作指令語の登録動作を説明する。説明を簡単
にするため音声操作内容は手動操作内容と同じと仮定す
る。
【0037】つまり指令語としては、運転ボタン301
に対応して「運転」、停止ボタン303に対応して「停
止」、温度切り替えボタン302に対応して設定温度を
2度減少するための「暑い」、2度増加するための「寒
い」の計4指令語とする。なお、上記設定温度は空気調
和機が動作して十分に時間が経過すれば、室温とほぼ同
一である。
【0038】登録ボタン409が押されたら、MPU1
02はこれを検知し、音声合成回路414、スピーカ4
15を用いて、例えば「話者ボタンを押して下さい」と
ガイダンスを行なう(ステップ24)。3つの話者ボタ
ンA、B、Cのうち話者ボタンの1つが押されたら(ス
テップ25)、その話者ボタンを判別(AかBかCかを
)する(ステップ26)。
【0039】次に、音声合成回路414を用いて「運転
と言って下さい」とガイダンス(ステップ27)して「
運転」入力を催告し、音声受け付け状態にする(ステッ
プ28)。「運転」という発声が行われると(ステップ
29)、その音声はマイクロフォン401で電気信号に
変換され、特徴抽出回路402に入力され、ここで特徴
パラメータに変換される。特徴抽出回路402からの特
徴パラメータ時系列「運転」パターン切り替えスイッチ
405を介して押された話者ボタンに対応する指令語標
準パターンメモリ404に送られ記憶される(ステップ
30)。
【0040】以上を繰り返して、「停止」、「暑い」、
「寒い」の一人の話者の標準パターンを指令語標準パタ
ーンメモリ404中に、話者ボタンと対応させて登録す
る。他の話者の時も同様である。
【0041】特徴抽出回路402は入力される音声信号
の電力値を監視し、所定のレベル以上であれば発声され
た指令語の始めであり、これ以降再び所定のレベル以下
になったとき終わりと判断する。つまり特徴抽出回路4
02は音声発声区間の検出を行ない(音声の切り出しと
も言う)、この区間の特徴パラメータを時系列として出
力する。なお上記の例では電力値のみでの区間検出を説
明したが、これに限ることはなく他のパラメータを用い
ても良い。この音声切り出しによって、催告後から発声
に至るまでの無音区間あるいはレベルの小さな背景雑音
などは指令語標準パターンメモリ404あるいは入力パ
ターンメモリ403に出力されることはない。また次に
説明する音声操作の場合もこの音声切り出し機能は動作
する。
【0042】前記の登録動作中、切り替えスイッチ40
5は指令語標準パターンメモリ404を選択し、1連の
指令語(4単語)登録の終了まで維持される。この登録
が終了すれば、切り替えスイッチ405は入力パターン
メモリ403を選択するように切り替えられる。
【0043】図6に指令語標準パターンメモリ404の
指令語登録状態を示す。各指令語標準パターンは、話者
別および指令語別にその標準パターンを指定できるよう
に符号を付加されて管理される。例えば、話者ボタンA
を押した話者の「運転」パターンにはA1、「停止」パ
ターンにはA2、「暑い」パターンにはA3、「寒い」
パターンにはA4、話者ボタンBを押した話者の「運転
」パターンにはB1、・・・のように符号を付加し、個
別に読み出しができるようにしておく。
【0044】また、この指令語標準パターンメモリ40
4はバックアップ電池602でバックアップされ、回路
電池601が消耗しても登録した指令語パターンは保持
される。 (c)音声操作の動作 図7、図8の流れ図により、音声で空気調和機を操作す
る場合の動作を説明する。図7、図8は図3のステップ
18を具体的に表したものである。音声ボタン413が
押されると、MPU102がこれを検知し、音声合成回
路414で音声入力を催告する(ステップ31)。その
後MPU102は話者の発声する指令語音声を受け付け
る状態となる(ステップ32)。
【0045】話者の発声が監視され(ステップ33)所
定の時間発声がなければタイムアウトとして回路電池電
力の判別(ステップ14)に戻る。所定時間内であれば
(ステップ34)再度音声受け付け状態となる。
【0046】話者が発声するとその音声は特徴抽出回路
402で切り出され、特徴パラメータ時系列パターンは
入力パターンメモリ403に入力される(ステップ35
)。
【0047】次に入力パターンメモリ403の入力音声
パターンと指令語標準パターンメモリ404の各標準パ
ターンとのパターン間距離がパターン整合処理回路40
6で計算される(ステップ36)。
【0048】すなわち、入力音声パターンと話者A「運
転」標準パターンとの距離DA1、同じく話者A「停止
」標準パターンとの距離DA2、・・・、同じく話者B
「運転」標準パターンとの距離DB1、・・・と順次登
録した全ての話者、全ての指令語との距離が計算される
【0049】指令語認識処理回路407は先の距離値か
ら最小値を探索する(ステップ36a)。そして最小値
である距離値を与えた指令標準パターンに付加された符
号から、入力された指令音声を認識する(ステップ37
)。例えば最小値がDA2であれば、指令音声は「停止
」であると認識する。
【0050】話者識別回路408は前記認識結果に基づ
いて、最小の距離値を与えた指令語標準パターンに付加
された符号から、入力された指令語を発声した話者を識
別する(図8のステップ38a、38b、38c)。例
えば最小値がDB1であれば、話者は登録時に話者ボタ
ンBを押した人であると識別する。
【0051】指令音声が「暑い」あるいは「寒い」と認
識された場合には、話者識別処理が行なわれ(ステップ
38a、38b)、まず運転中かどうかを判別し(ステ
ップ39a、39b)、運転中でない時は回路電池電力
の判別(ステップ14)に戻る。
【0052】他方、運転中であれば、音声合成回路41
4により結果としての温度変更をガイダンスする(ステ
ップ40a、40b)。例えば、「現在設定温度は*度
です。#度に変更します」とガイダンスする。
【0053】次に現在の運転モードに応じて運転モード
情報RAM106内の設定温度の内容を認識結果に応じ
て変更する。「暑い」と認識されれば、現在の設定温度
より2度低い設定温度に、「寒い」と認識されれば、2
度高い設定温度に変更する。変更された運転モードの情
報を送信回路201を通じて空気調和機本体2に送信す
る(ステップ41a、41b)。
【0054】さらに指令音声の話者識別の結果にもとず
いて、その話者の話者別自動運転設定温度RAM105
の設定温度も変更された設定温度に更新される(ステッ
プ42a、42b)。冷房運転モードの時は冷房設定温
度、暖房運転モードの時は暖房設定温度が更新される。
【0055】そして再度音声受け付け状態に戻る(ステ
ップ32)。これは引続いて、他の指令語を受け付ける
ためである。該他の指令語として、例えば風量変更の操
作指令語がある。本実施例では音声操作での風量変更を
サポートしていないが、これをも音声操作できるように
設計されうることは明らかである。
【0056】指令音声が「運転」と認識された場合には
、話者識別処理が行なわれ(ステップ38c)、次に運
転開始情報を送信回路201を通じて空気調和機本体2
に送信する(ステップ43)。そして音声合成回路41
4で運転開始をガイダンスする(ステップ44)。例え
ば、「運転を始めます」と案内する。
【0057】次に、MPU102は、話者別自動運転設
定温度RAM105から、識別処理回路408が示すそ
の発声話者の自動運転設定温度を読みだし、運転モード
情報RAM106にそれを書き込み、送信回路201を
通じて空気調和機本体2に送信する(ステップ45)。 そして再度音声受け付け状態に戻る(ステップ32)。   指令音声が「停止」と認識された場合には、停止ボ
タン操作と同様に送信回路201を通じて運転停止情報
を空気調和機本体2に送信する(ステップ46)。次に
音声合成回路414で運転停止のガイダンスを行ない(
ステップ47)、回路電池電力の判別に戻る(ステップ
14)。 (2)空気調和機本体の動作 図9の動作流れ図により、空気調和機本体2の動作を説
明する。電源が投入されると(ステップ48)MPU5
08、運転モード情報RAM509で構成される制御回
路501、受信回路502の初期化が行なわれる(ステ
ップ49)。
【0058】ステップ48、49の動作は、空気調和機
本体2を、例えば家庭のコンセントに接続した時に1回
限り行われる動作であり、空気調和機本体2が前記コン
セントに接続されている限り、ステップ50以下の動作
が実行される。
【0059】電源が投入されている間、受信信号が監視
される(ステップ50)。受信信号があれば(ステップ
51)、その受信信号の操作情報の種類が判別される(
ステップ52)。
【0060】操作情報が運転停止を示すものと判別され
た場合、運転中か否かを判別し(ステップ53)、運転
中であれば運転を停止する(ステップ54)。そして電
源投入監視に戻る(ステップ50)。
【0061】操作情報が運転開始を示すものと判別され
た場合、運転中であるか否かを判別し(ステップ55)
、運転中でなければ空気調和機本体2に設けられた室温
センサ503より室温を読み込む(ステップ56)。
【0062】次に運転開始情報と共に受信される、設定
温度等の運転モード情報信号を受信し(ステップ57)
、続いてこの運転モード情報を運転モード情報RAM5
09に書き込む(ステップ58)。
【0063】次に設定温度と検出した室温の差により冷
房、暖房、除湿等の運転種別を決定する(ステップ59
)。
【0064】その後で圧縮機506、室内ファンモータ
504、室外ファンモータ505をたち上げる(ステッ
プ60)。
【0065】次に室温を読み込み(ステップ61)、設
定温度との差から圧縮機506、室内ファンモータ50
4、室外ファンモータ505の回転数を算出し(ステッ
プ62)、圧縮機506、室内ファンモータ504、室
外ファンモータ505にそれぞれ指令を与える(ステッ
プ63)。そして電源投入監視に戻る(ステップ50)
【0066】ここで室内ファンモータ504の回転数、
圧縮機506の回転数等は所定の方法で決定されるもの
とする。たとえば表1〜4のような各テーブルに従うも
のとすればよい。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】 また、受信信号が運転開始情報信号であり、空気調和機
が運転中であれば、室温読み込み(ステップ61)、設
定値との差によるファンモータ、圧縮機の回転数の算出
(ステップ62)およびこれらへの指令が行なわれる(
ステップ63)。受信信号がない場合にも、上記処理(
ステップ61、62、63)が実施される。また受信信
号が運転モード情報信号の場合は、受信した運転モード
情報を運転モード情報RAM509に書き込み(ステッ
プ64)、上記処理(ステップ61、62、63)が実
施される。
【0071】以上説明のごとく本発明によれば、従来の
ボタン操作と同様に音声によって空気調和機を操作する
ことができる。
【0072】また話者識別により自動運転の設定温度を
話者に最適な値に自動的に設定し、音声で運転を開始す
る時はその発声話者に最適な設定温度を自動的に選択に
するようにして、個人に最適な温度環境を与えることが
できる。
【0073】本実施例においては説明の簡略化のために
音声操作は運転の開始、停止、および設定温度の切り替
えに限定したが、室内ファンモータ504の風量の切り
替え風向き、風の吹き出し状態などをも音声で操作でき
るようにすることができることは明らかである。例えば
「パワフル」「静か」という指令語を登録するようにし
、運転モード情報に室内ファンモータの風量設定を設け
、「パワフル」発声で風量設定を強風に、「静か」発声
で微風にして、送信回路を通じて空気調和機本体に送る
ように設計すれば良い。
【0074】また指令語標準パターンおよび話者別自動
運転設定温度RAMをEEPROMなどの不揮発性メモ
リで構成すれば、バックアップ電池602は必要ないこ
とも明らかである。
【0075】図10に本発明による空気調和機の操作装
置の第2実施例の機能ブロック図を示す。図10におい
て図1と同一符号は同一物を示す。空気調和機本体とし
ては、図2と同様のものを用いることができる。107
は話者別設定温度変更歴RAMで、話者毎にその話者が
行なった音声操作による温度切り替えの結果を所定の期
間記憶する。
【0076】図1の実施例では単純に設定温度変更のた
びに話者別自動運転設定温度RAM105の設定温度を
塗り変えている。このため、自動運転の設定温度が短期
的な個人の気分、状態に強く影響されることになる。
【0077】例えば風邪を引いた時には暖房温度を高め
にするし、夏場汗を流した後では冷房温度を低めにする
。あくる日その人が運転を開始した場合、前日とは状態
が変わっているにもかかわらず前日の設定温度で自動運
転することになる。
【0078】このように、設定温度の変更のたびに自動
運転の設定温度を変更するのは好ましくない。本来自動
運転の設定温度はその人が快適と感じるある程度長期的
な平均温度にするべきである。本実施例はこれを可能に
するものである。
【0079】図11に本実施例の場合の音声操作処理の
流れ図の一部を示す。本実施例の音声操作処理の流れ図
は図1の実施例のそれ(図7、図8)と殆ど同じであり
、ただ図8の処理ステップ42a、42bを図11に示
す流れ図に置き換えたものである。  話者別設定温度
変更歴RAM107には、話者が「暑い」「寒い」とい
う操作指令語により温度設定を変更するたびにその話者
の新たな設定温度が書き込まれる(ステップ65)。こ
の話者別設定温度変更歴RAM107はFIFO(Fi
rst  In  First  Out)形式であり
、所定数の設定温度を記憶する。所定数は例えば12個
であり、例えば1日2回温度変更がなされると仮定する
と、話者当たり1週間の設定温度を記憶することができ
る。 そして新たな設定温度が書き込まれると最も古い設定温
度は破棄される。なお、前記12個は1例であり、これ
に限定されるものではない。
【0080】そして話者別設定温度変更歴RAM107
の話者別全設定温度データを用いて自動運転設定温度を
算出し(ステップ66)、その話者の話者別自動運転設
定温度RAM105に書き込む(ステップ67)。この
自動運転設定温度の算出法としては相加平均が単純な方
法であるがこれに限ることはない。
【0081】他の動作は図1の実施例と同様なため説明
を省略する。
【0082】このように、本実施例によれば、設定温度
が変更されるたびに、現設定温度も含めてその話者が行
なった過去の設定温度変更を考慮して自動運転の設定温
度が決められるため、その話者の短期的な気分、状態変
動に影響されずにその話者の快適温度を常に自動運転設
定温度として維持できる。そして「運転」と発声するだ
けでこの話者別の最適設定温度で自動運転を開始し、発
声者に最適な温度環境を与えることができる。
【0083】図12に本発明による空気調和機の操作装
置の第3実施例の機能ブロック図を示す。図12におい
て図1と同一符号は同一物を示す。空気調和機本体とし
ては、図2と同様のものを用いることができる。108
は話者別運転モード情報RAMで、設定温度以外に風量
、風向、風の吹き出し状態など空気調和機が定常運転を
行なっている時の運転モード情報を話者別に記憶するも
のである。
【0084】ここで風の吹き出し状態とは、連続的な風
、ある周期で断続する風あるいは不規則に断続する風な
どを言う。また定常運転とは設定温度を維持するための
ファンモータ、圧縮機の運転状態を言う。
【0085】運転開始時には、室内の温度を早急に設定
温度とするために、一般的にはファンモータ、圧縮機を
高速回転させ、室温と設定温度の差が少なくなりしだい
、その回転数は減少させられる。この時のファンモータ
、圧縮機の制御は時間短縮、省電力効果が最大になるよ
うに設計される。
【0086】定常運転に落ち着くと、一般的には設定温
度を維持する動作となり、ファンモータ、圧縮機の回転
数は落ち、室内ファンモータの回転数は比較的自由に設
定することができる。
【0087】定常運転ではその期間が長いことから個人
の好みが優先される。例えば風の当たり方には個人の好
みが大きく影響する。暑がりの人は強い風当たりを好み
、普通の人は自然な風例えば時々吹くそよ風を好む。
【0088】図1に示す第1の実施例では誰かが運転を
開始し定常運転にある時、他の話者が温度、風量、風向
、風の吹き出し状態を自分の好みに変更しようとしたら
「暑い」「寒い」の発声で温度変更を行ない、次に風量
を変更する操作指令語の発声(例えば、「パワフル」、
「静か」)、次に風向を変更する操作指令語の発声(例
えば、「上」、「中間」、「下」)、次に風の吹き出し
状態を変更する操作指令語の発声(例えば、「連続」、
「断続」)と続けて、多くの操作指令語を発声する必要
が生じる。
【0089】本実施例では「お好み」機能を実現しよう
とするものである。これは「お好み」と言う操作指令語
を登録するようにし、話者別運転モード情報RAM10
8を設けた。この話者別運転モ−ド情報RAM108に
は設定温度の他に、室内ファンモ−タの風量、風向、風
の吹き出し状態の設定デ−タなど個人が定常運転で好ま
しいと思う運転モ−ド情報を記憶する。
【0090】話者別運転モ−ド情報RAM108へのデ
−タ書き込みは、第1の実施例(図1)、第2の実施例
(図10)と同様に、話者の操作指令語の発声による変
更のたびに行なう。
【0091】ただ第2の実施例のように所定期間の複数
変更デ−タから平均デ−タを算出し、これで話者別自動
運転設定温度RAM105、話者別運転モ−ド情報RA
M108を更新するためには、図10と同様に話者別設
定温度変更歴RAM107、風量、風向、風の吹き出し
状態の設定値を変更のたびに所定数記憶する話者別運転
モ−ド情報変更歴RAMを設ければ良い。図12には該
RAMは図示していない。この場合、風量、風向、風の
吹き出し状態の平均デ―タとしては、例えば前記変更歴
RAM108に記憶されているデ―タの多数のものを採
用するようにすればよい。
【0092】話者が通常運転中に、「お好み」と発声す
れば、この操作指令語は認識され、その話者の識別が行
なわれる。次に話者別運転モ−ド情報RAM108から
、その話者の運転モ−ド情報が読み出され、運転モ−ド
情報RAM106に書き込まれ、送信回路201を通じ
て、空気調和機本体2に送られる。
【0093】他の操作リモコン1のボタン操作、音声操
作での動作、空気調和機本体2の動作は図1の実施例お
よび図10の実施例と同様なため説明を省略する。
【0094】以上の説明のように、本実施例によれば、
「お好み」という1語の発声で、その話者が快適と感じ
る設定温度、風量、風向、風の吹き出し状態の設定を一
度に行なうことができる。また図1の実施例と同様な自
動運転開始も行なうことができる。
【0095】以上実施例では操作装置が操作リモコンの
形をとる場合の例について説明したが、操作装置が空気
調和機本体に組み込まれて一体となる構成でも同様の作
用効果が得られるのは明らかである。
【0096】空気調和機が一体となる構成では、送信回
路201、受信回路502は不要となり、回路電池60
1は電源507を用いることにより省略することができ
、運転モード情報RAM106と509とを共用し、M
PU102と508とを共用するように設計変更するこ
ともできる。
【0097】なお、実施例に於けるボタン操作は何等か
の他の操作手段に取り替えても良い。特に音声ボタン4
13は音声操作をしようとするたびに押す必要があり煩
わしい。そこで人は音声入力をする時操作リモコン1を
手に持ち、マイクロホン401を口に近ずける習慣を利
用して、操作リモコン1が人の手に持たれたことを誘導
電圧の変化で検出する手持ち検出手段の出力を音声ボタ
ン413の代わりに用いることができる。さらに確実に
するためには、口に接近させたことを操作リモコン1の
移動量が所定の値を越えたことで検出し、前記手持ち検
出手段の出力を補完しても良い。該移動量の検知には、
例えば加速度センサを用いることができる。  また実
施例においてマイクロホン401とスピーカ415は操
作リモコン1に内蔵されているが、これらを別のきょう
体に設置し、無線通話路を通じてそれぞれ特徴抽出回路
402、音声合成回路414に接続しても良いことは明
らかである。
【0098】この場合、音声操作に関わる登録ボタン4
09、話者ボタンA410、話者ボタンB411、話者
ボタンC412、音声ボタン413はマイクロホン40
1と同一きょう体に設置するのが望ましい。これらボタ
ン押し情報は前記無線通話路を通じてモデム等を用いて
MPU102に伝送すれば良い。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば音声認識技術を利用して
音声で操作可能な空気調和機を提供できる。
【0100】また話者識別技術を利用して自動運転の設
定温度を話者個人に最適な値に自動的に設定し、運転開
始時にはその話者個人に最適な設定温度を自動的に選択
することにより、その話者に最適な温度環境を与えるこ
とが可能な空気調和機を提供できる。
【0101】また、話者識別技術を利用して、運転モー
ド情報(設定温度、風量、風向、風の吹き出し状態)を
話者個人に最適な値に自動的に設定し、定常運転中に前
記運転モードでの運転に移行する言葉(「お好み」)を
発声するのみで、その話者に最適な運転モードに移行し
、その話者に最適な温度、風などの環境を与えることが
可能な空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の操作装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の空気調和機本体の構成図で
ある。
【図3】操作リモコンの動作を示す流れ図である。
【図4】話者別自動運転設定温度RAMの設定温度記憶
状態の一例を示す図である。
【図5】音声登録処理の流れ図である。
【図6】指令語標準パターンメモリの指令語登録状態の
一例を示す図である。
【図7】音声操作処理の流れ図である。
【図8】図7に続く音声操作処理の流れ図である。
【図9】空気調和機本体の動作を示す流れ図である。
【図10】本発明の第2の実施例の操作装置の構成図で
ある。
【図11】音声操作処理の一部を示す流れ図である。
【図12】本発明の第3の実施例の操作装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1  操作リモコン 2  空気調和機本体 402  特徴抽出回路 403  入力パターンメモリ 404  指令語標準パターンメモリ 406  パターン整合処理回路 407  指令語認識処理回路 408  話者識別処理回路 105  話者別自動運転設定温度RAM107  話
者別設定温度変更歴RAM108  話者別運転モード
情報RAM602  バックアップ電池

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作装置と空気調和機本体とから成る空気
    調和機において、複数の話者の発声する操作指令語を認
    識する音声認識手段と、前記音声認識手段の認識結果か
    ら前記複数の話者を識別する話者識別手段と、前記話者
    別に自動運転時の設定温度値を記憶する話者別設定温度
    値記憶手段とを備え、運転開始を指令する語が発声され
    た時、前記音声認識手段でその運転開始指令を認識し、
    前記話者識別手段でその発声の話者を識別し、その話者
    の自動運転時の設定温度値を前記話者別設定温度値記憶
    手段より得て、自動運転を開始するようにしたことを特
    徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空気調和機において、温度
    変更を指令する語が発声された時、前記音声認識手段で
    その温度変更を認識し、設定温度を変更すると共に、前
    記話者識別手段でその発声の話者を識別し、前記話者別
    設定温度値記憶手段のその話者の設定値を変更するよう
    にしたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の空気調和機において、前記
    話者別に設定温度値の変更のたびにこれを所定の数だけ
    記憶する話者別設定温度変更歴記憶手段を備え、温度変
    更を指令する語が発声された時、前記音声認識手段でそ
    の温度変更を認識し、設定温度を変更すると共に、前記
    話者識別手段でその発声の話者を識別し、前記話者別設
    定温度変更歴記憶手段のその話者の領域に前記設定温度
    を書き込み、前記話者別設定温度値記憶手段のその話者
    の設定温度値を前記話者別設定温度変更歴記憶手段のそ
    の話者の所定の数の設定温度値から所定の算出処理によ
    り求めた値に変更するようにしたことを特徴とする空気
    調和機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の空気調和機において、前記
    話者別設定温度記憶手段と前記話者別設定温度変更歴記
    憶手段を他の回路電源とは別の第二の電源でバックアッ
    プしたことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】請求項3記載の空気調和機において、前記
    話者別設定温度記憶手段と前記話者別設定温度変更歴記
    憶手段を不揮発性メモリで構成したことを特徴とする空
    気調和機。
  6. 【請求項6】操作装置と空気調和機本体とから成る空気
    調和機において、複数の話者の発声する操作指令語を認
    識する音声認識手段と、前記音声認識手段の認識結果か
    ら前記複数の話者を識別する話者識別手段と、前記話者
    別に設定温度、ならびに風量、風向、および風の吹き出
    し状態の少くとも一つの運転時のモード情報を記憶する
    話者別運転モード情報記憶手段とを備え、運転モードを
    選択する語が発声された時、前記音声認識手段でその運
    転モード選択を認識し、前記話者識別手段でその発声の
    話者を識別し、その話者の運転モード情報を前記話者別
    運転モード情報記憶手段より得て、運転状態を遷移する
    ようにしたことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】請求項6記載の空気調和機において、設定
    温度、風量、風向、風の吹き出し状態などの変更を指令
    する語が発声された時、前記音声認識手段でその変更を
    認識し、設定温度、風量、風向、風の吹き出し状態など
    を変更すると共に、前記話者識別手段でその発声の話者
    を識別し、前記話者別運転モード情報記憶手段のその話
    者の設定温度、風量、風向、風の吹き出し状態などの設
    定値を変更するようにしたことを特徴とする空気調和機
  8. 【請求項8】請求項7記載の空気調和機において、前記
    話者別に設定温度、ならびに風量、風向、および風の吹
    き出し状態の少くとも一つの設定値の変更のたびにこれ
    を所定の数だけ記憶する話者別運転モード情報変更歴記
    憶手段を備え、設定温度、風量、風向、風の吹き出し状
    態などの変更を指令する語が発声された時、前記音声認
    識手段でその変更を認識し、設定温度、風量、風向、風
    の吹き出し状態などを変更すると共に、前記話者識別手
    段でその発声の話者を識別し、前記話者別運転モード情
    報変更歴記憶手段のその話者の領域に前記設定温度、風
    量、風向、風の吹き出し状態などの設定値を書き込み、
    前記話者別運転モード情報記憶手段のその話者の設定温
    度、風量、風向、風の吹き出し状態などの設定値を前記
    話者別運転モード情報変更歴記憶手段のその話者の所定
    の数の設定値から所定の算出処理により求めた値に変更
    するようにしたことを特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】請求項3および8記載の空気調和機におい
    て、前記所定の算出処理が相加平均であることを特徴と
    する空気調和機。
  10. 【請求項10】請求項7記載の空気調和機において、前
    記話者別運転モード情報記憶手段と前記話者別運転モー
    ド情報変更歴記憶手段を他の回路電源とは別の第二の電
    源でバックアップしたことを特徴とする空気調和機。
  11. 【請求項11】請求項7記載の空気調和機において、前
    記話者別運転モード情報記憶手段と前記話者別運転モー
    ド情報変更歴記憶手段を不揮発性メモリで構成したこと
    を特徴とする空気調和機。
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