JPH0430760Y2 - - Google Patents

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JPH0430760Y2
JPH0430760Y2 JP7712486U JP7712486U JPH0430760Y2 JP H0430760 Y2 JPH0430760 Y2 JP H0430760Y2 JP 7712486 U JP7712486 U JP 7712486U JP 7712486 U JP7712486 U JP 7712486U JP H0430760 Y2 JPH0430760 Y2 JP H0430760Y2
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JP
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resin
external lead
anode substrate
external
fluorescent display
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JP7712486U
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は蛍光表示管に関し、特に外部リードの
構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の蛍光表示管は第3図に示す如く、表示パ
ターンを形成する蛍光体層1を含んだ陽極基板2
とカバーガラス3とを封着し、真空気密容器を形
成する。この真空気密容器内に、電子放射源とし
てフイラメント4、電流制御用グリツド5が配置
され、真空気密容器の外部に蛍光体層1、フイラ
メント4、電流制御用グリツド5への給電用の外
部リード6を各々配設したこの外部リード6と陽
極基板2とを固着するオーバーコート用樹脂を有
する構造であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
外部リード取付部は第3図〔B〕に示す如く陽
極基板2に形成された薄膜や厚膜の配線8をカバ
ーガラス3の外側まで引き出し、端子状とし、こ
れを外部リード6を半田又は導電性ペースト9に
より接続しこの上に陽極基板2と、外部リード6
とを樹脂7で補強し固着している。
このリード6は第4図に示す如く半田や導電性
ペースト9が塗布される一部分をくり抜く等プレ
ス加工で前もつて作製する。次に外部リード6を
第3図〔B〕に示す如く陽極基板2にはさみ込み
配線8と先ず機械的に接続後、更に半田又は導電
性ペースト9で接着する。次にこの接続部をペー
スト状の樹脂でオーバーコートを被す。即ち基板
上面,側面および裏面と3回に分けて樹脂を塗布
する。
次にこの樹脂7を加熱し、硬化させることによ
り陽極基板2と外部リード6とが固着される。こ
の外部リード6と陽極基板2との固着強度は外部
リード6のはさみ込み部及び陽極基板2との各々
上面,側面,裏面と塗布された樹脂7と接した面
積とこの樹脂の塗布量、特に裏面への回り込み量
により決定される。
ところが、この樹脂7の1回塗布のみでは、そ
のコート材の持つ粘度より外部リード6のはさみ
込み部及び陽極基板2との各々の上面,側面,裏
面まで塗布することは不可能でこの欠点をおぎな
うため同一作業を3回も繰り返し行つていた。こ
のため多大な作業時間を必要とし蛍光表示管の製
造原価の低減を阻害する大きな要因となつてい
た。
この樹脂の塗布時間を短縮するため外部リード
6のはさみ込み上部面のみに樹脂7を塗布してみ
たが固着強度が弱く外部からの衝撃,振動等によ
り外部リード6と陽極基板2の端子部との間に空
間が出来導通不良を起こしたり陽極基板2より外
部リード6が外れる等、蛍光表示管の信頼性を低
下させる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この外部リードの形状に関しては公知例として
端子部に連続したくり抜き空孔を設ける形状が提
案されているが空孔を設けるためリード接着強度
が弱くなる欠点を有していた。
本考案は第1図に示す如く外部リード6の陽極
基板2の端面と接する部分に局部的に凸部ないし
凹部となるようにプレス加工を施し樹脂7が陽極
基板2の側面および裏面への回り込みをより効果
的に実現し、陽極基板2と外部リード6との接着
強度を増大せしめると同時に、樹脂7の塗布工数
が軽減できることから生産性の向上に大きく寄与
するものであつた。
〔実施例〕
第1図に本考案の実施例を示す。第1図〔B〕
は外部リード6の陽極基板取り付け拡大図であ
る。
第1図に示す如く第2図〔A〕に示す外部リー
ド6の端子部を陽極基板2に挿入し、半田又は導
電性ペースト9により外部リード6を陽極基板2
とを接続する。
この上に樹脂7を塗布すると外部リード6に沿
つて樹脂7が流れ込み、陽極基板2の各々上面、
側面にまで樹脂7が塗布される。更に陽極基板2
の端面と外部リード6の両端に出来た空間に沿つ
て樹脂7が流れ込み樹脂7の表面張力と空間との
間に発する毛管現象によりその空間を介して陽極
基板2の裏面にまで完全に樹脂7が回り込み外部
リード6を完全に覆う形で1回で塗布される。
次にこの塗布された樹脂7を硬化させるため
に、加熱させ陽極基板2と外部リード6を覆つた
樹脂7が硬化し基板の上面,側面,裏面共に完全
に固着する。
第2回〔B〕〔D〕も上述と同様の方法で行う
が、円形状のくり抜き部を数ケ所設けることによ
り固着面積が広くなりさらに陽極基板2の裏面へ
の樹脂7の流れ込みが促進され、その分だけ裏面
への流れ込み量が多くなるため固着強度が非常に
要求される場合に使用する。尚、この場合は樹脂
7の塗布量を増すことも特徴の1つである。
又第2図〔C〕は、リードの側面に陽極基板2
の端面との間に間隙を設け樹脂7が端面から回り
込み易くしたものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、外部リード6の
端子部上面、及び陽極基板2の上面にのみ樹脂7
を塗布すれば外部リード6のはさみ込み部及び、
陽極基板の各々側面,裏面に塗布したことと一緒
の効果が得られ、樹脂7の塗布作業時間が大幅に
低減される。更に外部リード6と陽極基板2との
固着強度は非常に強くなり外部から衝撃,振動に
対し非常に強く、外部リード6と陽極基板2の上
面との間に空間で出来て導通不良が起る不具合又
は、陽極基板2より外部リード6が外れるという
不具合も防止できる。
従つて製造工程の簡略化,作業性向上,製品の
信頼性向上と著しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〔A〕は本考案による外部リードを使用
した蛍光表示管の一部破断斜視図、第1図〔B〕
は外部リード取付け部の拡大図、第2図〔A〕
〔B〕〔C〕〔D〕は第1図で考案された形状を一
部変えた外部リードのそれぞれ拡大斜視図、第3
図〔A〕は従来の蛍光表示管の一部破断斜視図、
第3図〔B〕は取付け部拡大図(但し樹脂が上面
に塗布されたとき)、第4図は従来の蛍光表示管
に使用されている外部リード〔A〕導電性ペース
ト用、〔B〕ハンダ用。 1……蛍光体層、2……陽極基板、3……カバ
ーガラス、4……フイラメント、5……グリツ
ド、6……外部リード、7……樹脂、8……配線
(Al又はAg)、9……導電性ペースト又は半田。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部リードの端子部を基板端部に取付け、この
    端子部で内部電極から引出した給電配線と接続し
    この接続部を樹脂で補強した蛍光表示管に於て外
    部リードの端子部に局部的な凸部又は凹部を形成
    しこの外部リードを基板端部に取付けた時基板端
    部と外部リードの接触部に凸部又は凹部に相当す
    る間隙を形成させ補強用の樹脂をこの間隙へ流れ
    込み易くしたこと特徴とした蛍光表示管。
JP7712486U 1986-05-21 1986-05-21 Expired JPH0430760Y2 (ja)

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JP7712486U JPH0430760Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

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JP7712486U JPH0430760Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

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Publication Number Publication Date
JPS62188046U JPS62188046U (ja) 1987-11-30
JPH0430760Y2 true JPH0430760Y2 (ja) 1992-07-24

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