JPH0430385B2 - - Google Patents
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- JPH0430385B2 JPH0430385B2 JP58228291A JP22829183A JPH0430385B2 JP H0430385 B2 JPH0430385 B2 JP H0430385B2 JP 58228291 A JP58228291 A JP 58228291A JP 22829183 A JP22829183 A JP 22829183A JP H0430385 B2 JPH0430385 B2 JP H0430385B2
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- aluminum
- alcohol
- mixture
- reaction vessel
- alcoholate
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C31/00—Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C31/28—Metal alcoholates
- C07C31/32—Aluminium alcoholates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/02—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with stationary particles, e.g. in fixed beds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01J2208/00—Processes carried out in the presence of solid particles; Reactors therefor
- B01J2208/00008—Controlling the process
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-
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- B01J2208/00539—Pressure
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、微粉状のアルミニウムをC3〜C10の
過剰の脂肪族アルコールと反応させることによつ
てアルミニウムアルコラートを連続的に製造する
方法に係わり、この方法では反応容器内にアルミ
ニウムを上方から供給し、このアルミニウムを該
容器内に位置する篩形乃至格子形の底板上でアル
ミニウムアルコラート/アルコール混合物と接触
させる。
過剰の脂肪族アルコールと反応させることによつ
てアルミニウムアルコラートを連続的に製造する
方法に係わり、この方法では反応容器内にアルミ
ニウムを上方から供給し、このアルミニウムを該
容器内に位置する篩形乃至格子形の底板上でアル
ミニウムアルコラート/アルコール混合物と接触
させる。
アルミニウムを無水アルコールと反応させて金
属アルコラートを製造する際、該反応時に発生す
る大きな実熱量のために、比較的大量に反応させ
る場合並びにこの製法を連続的に実施する場合甚
だしい困難が生じる。このような障害は例えば不
均等なアルミニウム供給によつて、あるいはまた
アルミニウムの一部分が多少遅れて、より大きな
熱量を一気に放出しながら反応することによつて
惹起される。
属アルコラートを製造する際、該反応時に発生す
る大きな実熱量のために、比較的大量に反応させ
る場合並びにこの製法を連続的に実施する場合甚
だしい困難が生じる。このような障害は例えば不
均等なアルミニウム供給によつて、あるいはまた
アルミニウムの一部分が多少遅れて、より大きな
熱量を一気に放出しながら反応することによつて
惹起される。
このような欠点を除去するために米国特許第
2845447号では、過剰アルコールとではなく過剰
の液相アルミニウムとの反応を実現することが提
案されており、この方法では、反応容器内に存在
するアルミニウムを反応容器の下部領域に存在す
るアルミニウムアルコラートとアルコールとの混
合物と接触させ、未反応のアルコールを伴う生成
したアルミニウムアルコラートの一部分を循環さ
せて再び反応容器に供給し、他の部分を単離す
る。過剰アルミニウムを用いるこの方法では圧力
変動またはその他の原因から、アルコールとアル
ミニウムアルコラートとの比較的大量の混合物が
アルミニウムと突然接触して比較的大きい熱量を
放出し、その結果設備の負担過剰となる恐れがあ
る。その上、化学量論量を下回る量のアルコール
を用いての作業では反応速度が低下し、それによ
つて収量が減少する。
2845447号では、過剰アルコールとではなく過剰
の液相アルミニウムとの反応を実現することが提
案されており、この方法では、反応容器内に存在
するアルミニウムを反応容器の下部領域に存在す
るアルミニウムアルコラートとアルコールとの混
合物と接触させ、未反応のアルコールを伴う生成
したアルミニウムアルコラートの一部分を循環さ
せて再び反応容器に供給し、他の部分を単離す
る。過剰アルミニウムを用いるこの方法では圧力
変動またはその他の原因から、アルコールとアル
ミニウムアルコラートとの比較的大量の混合物が
アルミニウムと突然接触して比較的大きい熱量を
放出し、その結果設備の負担過剰となる恐れがあ
る。その上、化学量論量を下回る量のアルコール
を用いての作業では反応速度が低下し、それによ
つて収量が減少する。
反応の制御に関して同様の欠点が、反応容器内
に存在する過剰のアルミニウムアルコラート/ア
ルコール混合物を用いて作業し、かつ反応容器内
にアルミニウム粒子を上方から連続的に供給する
米国特許第2666076号による方法にも認められる。
に存在する過剰のアルミニウムアルコラート/ア
ルコール混合物を用いて作業し、かつ反応容器内
にアルミニウム粒子を上方から連続的に供給する
米国特許第2666076号による方法にも認められる。
***特許第930087号による別の、但し非連続的
な方法では、微粉状のアルミニウムを反応容器の
格子形底板上に配置し、このアルミニウムを反応
容器内に導入されるアルコールと接触させる。反
応が突発する際、生起する水素加圧によつて液相
は均圧タンク内へ送られ、その結果液相は格子形
底板上に存在するアルミニウムから分離される。
この方法では過剰アルコールを用いて作業が行な
われ、液相が逆流すると制御し難い過度の反応が
生起する恐れがある。
な方法では、微粉状のアルミニウムを反応容器の
格子形底板上に配置し、このアルミニウムを反応
容器内に導入されるアルコールと接触させる。反
応が突発する際、生起する水素加圧によつて液相
は均圧タンク内へ送られ、その結果液相は格子形
底板上に存在するアルミニウムから分離される。
この方法では過剰アルコールを用いて作業が行な
われ、液相が逆流すると制御し難い過度の反応が
生起する恐れがある。
本発明は、障害を伴わずに連続的に実施されて
良好な収量をもたらすアルミニウムアルコラート
製造方法の提案を目的とし、この方法では、万一
障害が生じた場合液相を直ちにアルミニウムから
分離し得る。更に本発明による方法では上述の、
あるいはその他の通常の方法とは異なり、金属ま
たは金属化合物の添加によつて活性化されるアル
ミニウムの替りに市販アルミニウムが、またアル
コールに関しては純粋の、即ちアルコラート生成
に望ましいアルコールのみが使用され得、その際
これまで何度も提案されてきたような、反応を制
御するべく液相にはるかに重い炭化水素を投入す
ることは必要でなく、これによつて単離する生成
物の純度が保証される。
良好な収量をもたらすアルミニウムアルコラート
製造方法の提案を目的とし、この方法では、万一
障害が生じた場合液相を直ちにアルミニウムから
分離し得る。更に本発明による方法では上述の、
あるいはその他の通常の方法とは異なり、金属ま
たは金属化合物の添加によつて活性化されるアル
ミニウムの替りに市販アルミニウムが、またアル
コールに関しては純粋の、即ちアルコラート生成
に望ましいアルコールのみが使用され得、その際
これまで何度も提案されてきたような、反応を制
御するべく液相にはるかに重い炭化水素を投入す
ることは必要でなく、これによつて単離する生成
物の純度が保証される。
従つて前記の目的は、特許請求の範囲第1項に
特徴付けられた方法によつて達成され、この方法
ではアルミニウムを篩形乃至格子形底板の領域に
生じる、アルミニウムアルコラートとアルコール
との混合物から成る起泡性層上に供給し、反応容
器の貯留槽内へ排出されるまたは溢流するアルミ
ニウムアルコラートとアルコールとの混合物の一
部分を循環させて、起泡性層を再び反応容器に供
給し、また前記混合物の他の部分を単離する。
特徴付けられた方法によつて達成され、この方法
ではアルミニウムを篩形乃至格子形底板の領域に
生じる、アルミニウムアルコラートとアルコール
との混合物から成る起泡性層上に供給し、反応容
器の貯留槽内へ排出されるまたは溢流するアルミ
ニウムアルコラートとアルコールとの混合物の一
部分を循環させて、起泡性層を再び反応容器に供
給し、また前記混合物の他の部分を単離する。
この方法は、アルコールの蒸発並びに水素の発
生によつてもたらされる起泡性層において該層中
の反応体を十分に混合し、それによつて反応を即
座に生起させることを可能にする点で有利であ
る。更に別の重要な利点として、障害が生じた場
合アルミニウム及びアルミニウムアルコラート/
アルコール混合物の供給の中断によつて起泡性層
を直ちに沈殿させ、アルミニウムを液状反応混合
物から分離し得る。
生によつてもたらされる起泡性層において該層中
の反応体を十分に混合し、それによつて反応を即
座に生起させることを可能にする点で有利であ
る。更に別の重要な利点として、障害が生じた場
合アルミニウム及びアルミニウムアルコラート/
アルコール混合物の供給の中断によつて起泡性層
を直ちに沈殿させ、アルミニウムを液状反応混合
物から分離し得る。
また反応容器内及び起泡性層上にはアルミニウ
ムを、アルコールと微細なアルミニウムとから成
るスラツジ即ち懸濁液の状態で供給することが好
ましい。それによつて、両反応体を冷たい、即ち
非反応性の懸濁液の状態で供給することが可能と
なり、またこの懸濁液の反応温度に維持される液
相への供給を制御し得、その結果化学量論量を上
回る量のアルコールが存在することによつて作業
は好ましい反応速度で行なわれ得る。
ムを、アルコールと微細なアルミニウムとから成
るスラツジ即ち懸濁液の状態で供給することが好
ましい。それによつて、両反応体を冷たい、即ち
非反応性の懸濁液の状態で供給することが可能と
なり、またこの懸濁液の反応温度に維持される液
相への供給を制御し得、その結果化学量論量を上
回る量のアルコールが存在することによつて作業
は好ましい反応速度で行なわれ得る。
その上この供給法はアルミニウム粒子の形状に
無関係に有効であるという利点を有し、従つてチ
ツプ状、針状または粒状のアルミニウムが適用物
質として使用され得る。
無関係に有効であるという利点を有し、従つてチ
ツプ状、針状または粒状のアルミニウムが適用物
質として使用され得る。
更に、アルミニウムのアルコールとの反応をよ
り一律に進行させるために、循環させるべく取分
けたアルミニウムアルコラートとアルコールとの
混合物の一部分を上方から反応容器内にもたらす
ことが好ましい。同じ理由から、アルコールと微
細なアルミニウムとから成るスラツジ即ち懸濁液
を追加のアルコールと共に及び/またはアルミニ
ウムアルコラート/アルコール混合物と共にノズ
ルを介して反応容器内にもたらすと有利である。
このアルコール供給は起泡性層の上部領域にもア
ルコールを十分にもたらすことを保証し、それに
よつて反応率が高められ得る。起泡性層を十分に
機能させ、かつ反応の一律な進行を確実にするた
めに、アルミニウムアルコラートとアルコールと
から成る循環混合物を上方から並びに起泡性層を
通して反応容器に供給することが有利であり、そ
の際上方から供給する容量部の起泡性層を通して
供給する容量部に対する割合は1:2〜1:4と
する。
り一律に進行させるために、循環させるべく取分
けたアルミニウムアルコラートとアルコールとの
混合物の一部分を上方から反応容器内にもたらす
ことが好ましい。同じ理由から、アルコールと微
細なアルミニウムとから成るスラツジ即ち懸濁液
を追加のアルコールと共に及び/またはアルミニ
ウムアルコラート/アルコール混合物と共にノズ
ルを介して反応容器内にもたらすと有利である。
このアルコール供給は起泡性層の上部領域にもア
ルコールを十分にもたらすことを保証し、それに
よつて反応率が高められ得る。起泡性層を十分に
機能させ、かつ反応の一律な進行を確実にするた
めに、アルミニウムアルコラートとアルコールと
から成る循環混合物を上方から並びに起泡性層を
通して反応容器に供給することが有利であり、そ
の際上方から供給する容量部の起泡性層を通して
供給する容量部に対する割合は1:2〜1:4と
する。
また、反応容器の貯留槽内へ排出されるアルミ
ニウムアルコラートとアルコールとの混合物の35
〜90容量部を反応容器に供給し、1容量部を生成
物として単離することが有利である。
ニウムアルコラートとアルコールとの混合物の35
〜90容量部を反応容器に供給し、1容量部を生成
物として単離することが有利である。
本発明は更に前述の方法を実施する装置に係わ
り、この装置は格子形底板または篩形底板を具え
た反応器、反応容器の上部領域に位置する反応体
供給導管、並びに反応容器の下部領域に位置し、
反応容器への戻し導管と生成物用導管とに分岐す
る取出し導管を含み、篩形乃至格子形底板の下方
に、アルミニウミアルコラート/アルコール混合
物供給導管と排出孔とを具えた深皿が設置されて
おり、この深皿内に位置する篩形乃至格子底板は
穿孔を具えた囲壁によつて笊状に形成されている
ことを特徴とする。
り、この装置は格子形底板または篩形底板を具え
た反応器、反応容器の上部領域に位置する反応体
供給導管、並びに反応容器の下部領域に位置し、
反応容器への戻し導管と生成物用導管とに分岐す
る取出し導管を含み、篩形乃至格子形底板の下方
に、アルミニウミアルコラート/アルコール混合
物供給導管と排出孔とを具えた深皿が設置されて
おり、この深皿内に位置する篩形乃至格子底板は
穿孔を具えた囲壁によつて笊状に形成されている
ことを特徴とする。
深皿の排出孔の寸法はアルミニウムアルコラー
ト/アルコール混合物用供給導管の寸法に対し
て、同一時間内に排出孔から排出され得るよりも
多くの量(容量部)のアルミニウムアルコラー
ト/アルコール混合物が深皿内にもたらされるよ
うに決定されることが好ましい。即ち液相が一部
分ずつ排出される際も、起泡性層は常により多量
のアルミニウムアルコラート/アルコール混合物
が供給されることによつて維持される。排出孔か
らアルミニウムアルコラート/アルコール混合物
が1部排出される毎に3〜15容量部、特に6〜8
容量部の前記混合物を起泡性層に供給することが
好ましい。
ト/アルコール混合物用供給導管の寸法に対し
て、同一時間内に排出孔から排出され得るよりも
多くの量(容量部)のアルミニウムアルコラー
ト/アルコール混合物が深皿内にもたらされるよ
うに決定されることが好ましい。即ち液相が一部
分ずつ排出される際も、起泡性層は常により多量
のアルミニウムアルコラート/アルコール混合物
が供給されることによつて維持される。排出孔か
らアルミニウムアルコラート/アルコール混合物
が1部排出される毎に3〜15容量部、特に6〜8
容量部の前記混合物を起泡性層に供給することが
好ましい。
アルミニウムは本発明による方法でも通常のよ
うに、例えば針状、チツプ状または粒状など粉砕
された形態で適用され、その際アルミニウムを金
属化合物によつて活性化する必要はない。
うに、例えば針状、チツプ状または粒状など粉砕
された形態で適用され、その際アルミニウムを金
属化合物によつて活性化する必要はない。
アルコールとしてはC3〜C10の、特にC5〜C8の
脂肪族アルコールで、好ましくは直鎖アルキル基
を有するものが使用され得る。
脂肪族アルコールで、好ましくは直鎖アルキル基
を有するものが使用され得る。
本発明を、添付図面に基づき以下に詳述する。
導管2を介して図示されない貯蔵容器から、微
細なアルミニウムが空気式に乃至圧力充填弁によ
つて機械的に供給されるか、あるいは好ましくは
微細なアルミニウムの、アルコラート生成に望ま
しいアルコール中への懸濁液の状態で撹拌混合容
器からポンプまたは液−液エゼクタにより供給導
管6を介して、僅かに超過圧下にある反応容器1
0内に導入される。アルミニウム懸濁液の固体含
量は、アルミニウム5乃至50重量%の範囲内であ
り得る。追加のアルコール及び/またはアルミニ
ウムアルコラート/アルコール混合物が分岐した
導管4乃至4′を介して、供給導管6の頭部領域
に供給され得る。アルミニウム懸濁液をより良好
に分配するために、供給導管6の出口下方に分配
用ブリキ板8が配置されている。
細なアルミニウムが空気式に乃至圧力充填弁によ
つて機械的に供給されるか、あるいは好ましくは
微細なアルミニウムの、アルコラート生成に望ま
しいアルコール中への懸濁液の状態で撹拌混合容
器からポンプまたは液−液エゼクタにより供給導
管6を介して、僅かに超過圧下にある反応容器1
0内に導入される。アルミニウム懸濁液の固体含
量は、アルミニウム5乃至50重量%の範囲内であ
り得る。追加のアルコール及び/またはアルミニ
ウムアルコラート/アルコール混合物が分岐した
導管4乃至4′を介して、供給導管6の頭部領域
に供給され得る。アルミニウム懸濁液をより良好
に分配するために、供給導管6の出口下方に分配
用ブリキ板8が配置されている。
反応容器10内には格子形または篩形の底板1
2が設置されており、この底板12は適当な穿孔
を具えた囲壁14を有し、任意の方法で反応容器
内に固定されている。篩形または格子形の底板の
下方に深皿16が位置しており、この深皿16に
は複数本の供給導管18と導管20の分配ヘツド
とを介してアルミニウムアルコラートとアルコー
ルとの混合物が供給される。供給導管から流出す
る液状混合物が格子形底板12の領域における起
泡性層の発生を保証し、該層中でアルコールとア
ルミニウムとが反応する。
2が設置されており、この底板12は適当な穿孔
を具えた囲壁14を有し、任意の方法で反応容器
内に固定されている。篩形または格子形の底板の
下方に深皿16が位置しており、この深皿16に
は複数本の供給導管18と導管20の分配ヘツド
とを介してアルミニウムアルコラートとアルコー
ルとの混合物が供給される。供給導管から流出す
る液状混合物が格子形底板12の領域における起
泡性層の発生を保証し、該層中でアルコールとア
ルミニウムとが反応する。
深皿16の底部には排出開口部22が設けられ
ており、この開口部22の開口面の寸法は供給導
管18の開口面の寸法に対して、液相の一部分が
深皿から下方の反応容器内へと排出されても起泡
性層のために必要な液量が維持され得るような量
の過剰液相が深皿内に存在するように決定されて
いる。
ており、この開口部22の開口面の寸法は供給導
管18の開口面の寸法に対して、液相の一部分が
深皿から下方の反応容器内へと排出されても起泡
性層のために必要な液量が維持され得るような量
の過剰液相が深皿内に存在するように決定されて
いる。
起泡性層中に生成するアルミニウムアルコラー
トは存在するアルコールと共に、笊状の格子形底
板の囲壁部分14に設けられた開口部を通つて下
方の反応容器貯留槽内へと流出する。アルコール
と豊富なアルミニウムアルコラートとの混合物が
反応容器の下部領域に集まり、次いで導管26を
介して取出され、この混合物の一部分は導管28
を介して循環ポンプ30により、場合によつては
新しいアルコールと共に導管20を介して反応容
器内に再びもたらされ、他の部分は導管27によ
つて、更に別の処理のため乃至アルミニウムアル
コラートの単離のために誘導される。反応時に発
生する水素並びに蒸発アルコールは排気導管32
を介してコンデンサ34にもたらされ、このコン
デンサ34から凝縮アルコールが導管36を介し
て、反応容器貯留槽24から抜出され導管26及
び28を介して循環ポンプ30にもたらされるア
ルミニウムアルコラート/アルコール混合物と共
に反応容器内へと再び送られる。上記のアルコー
ルはまた別の導管37によつて誘導され、例えば
アルミニウムスラツジと共にあるいは直接的に上
方から反応容器内へ導入されることも可能であ
る。コンデンサで得られる、アルコールから放出
された水素は、導管38を介して取出される。
トは存在するアルコールと共に、笊状の格子形底
板の囲壁部分14に設けられた開口部を通つて下
方の反応容器貯留槽内へと流出する。アルコール
と豊富なアルミニウムアルコラートとの混合物が
反応容器の下部領域に集まり、次いで導管26を
介して取出され、この混合物の一部分は導管28
を介して循環ポンプ30により、場合によつては
新しいアルコールと共に導管20を介して反応容
器内に再びもたらされ、他の部分は導管27によ
つて、更に別の処理のため乃至アルミニウムアル
コラートの単離のために誘導される。反応時に発
生する水素並びに蒸発アルコールは排気導管32
を介してコンデンサ34にもたらされ、このコン
デンサ34から凝縮アルコールが導管36を介し
て、反応容器貯留槽24から抜出され導管26及
び28を介して循環ポンプ30にもたらされるア
ルミニウムアルコラート/アルコール混合物と共
に反応容器内へと再び送られる。上記のアルコー
ルはまた別の導管37によつて誘導され、例えば
アルミニウムスラツジと共にあるいは直接的に上
方から反応容器内へ導入されることも可能であ
る。コンデンサで得られる、アルコールから放出
された水素は、導管38を介して取出される。
導管20は分岐導管21を介して供給導管4と
結合されており、この結果アルミニウムアルコラ
ート/アルコール混合物は起泡性層を通しても、
また頭部からも反応容器内にもたらされ得る。
結合されており、この結果アルミニウムアルコラ
ート/アルコール混合物は起泡性層を通しても、
また頭部からも反応容器内にもたらされ得る。
反応容器の上部領域と下部領域との圧力差を回
避するために、好ましくはシールドされた均圧管
29が設置されており、この均圧管29はオート
クレーブの下部領域を上部領域と結合する。
避するために、好ましくはシールドされた均圧管
29が設置されており、この均圧管29はオート
クレーブの下部領域を上部領域と結合する。
反応の進行に、圧力または温度の変動によつて
顕著となる不規則性または障害が生じた場合、ア
ルミニウムアルコラート/アルコール混合物用の
循環ポンプを直ちに停止し、かつ同時に、供給導
管6に設置された弁を閉じてアルミニウム/アル
コール懸濁液の供給を中断することによつて反応
は中断され得る。循環ポンプを停止すると起泡性
層が直ちに沈殿し、液相は開口部22を通過して
反応容器の下部へと排出され、その際篩形底板上
には、その時までに供給されたアルミニウム/ア
ルコール懸濁液から得られる僅少量のアルミニウ
ムのみが残存する。このような構成によつて、障
害が20〜120秒以内の場合固相と液相との完全な
分離が達成される。
顕著となる不規則性または障害が生じた場合、ア
ルミニウムアルコラート/アルコール混合物用の
循環ポンプを直ちに停止し、かつ同時に、供給導
管6に設置された弁を閉じてアルミニウム/アル
コール懸濁液の供給を中断することによつて反応
は中断され得る。循環ポンプを停止すると起泡性
層が直ちに沈殿し、液相は開口部22を通過して
反応容器の下部へと排出され、その際篩形底板上
には、その時までに供給されたアルミニウム/ア
ルコール懸濁液から得られる僅少量のアルミニウ
ムのみが残存する。このような構成によつて、障
害が20〜120秒以内の場合固相と液相との完全な
分離が達成される。
本発明による方法では起泡性層に、得られたア
ルミニウムアルコラート/アルコール混合物乃至
新しいアルコールを豊富に含む該混合物あるいは
前記アルコールのみを供給し得る。同様に供給導
管6を介して、純粋アルコールまたは既にアルミ
ニウムアルコラートを含有するアルコールも供給
し得る。分岐した循環流の一部分をアルミニウム
懸濁液と混合して上方から反応容器内に供給すれ
ば、この新たに供給される量の予熱が上昇アルコ
ール蒸気によつて供給と同時に行なわれる。
ルミニウムアルコラート/アルコール混合物乃至
新しいアルコールを豊富に含む該混合物あるいは
前記アルコールのみを供給し得る。同様に供給導
管6を介して、純粋アルコールまたは既にアルミ
ニウムアルコラートを含有するアルコールも供給
し得る。分岐した循環流の一部分をアルミニウム
懸濁液と混合して上方から反応容器内に供給すれ
ば、この新たに供給される量の予熱が上昇アルコ
ール蒸気によつて供給と同時に行なわれる。
反応容器の始動の際または障害の後に反応容器
を開けて清掃する必要は無く、なぜなら循環液体
及びアルコールによつて反応容器を、笊状の篩に
残存するアルミニウムが反応してなくなるまで作
動させ得るからで、該反応完了後に再び新しいア
ルミニウム/アルコール懸濁液が供給され得る。
を開けて清掃する必要は無く、なぜなら循環液体
及びアルコールによつて反応容器を、笊状の篩に
残存するアルミニウムが反応してなくなるまで作
動させ得るからで、該反応完了後に再び新しいア
ルミニウム/アルコール懸濁液が供給され得る。
実施例 1
3m3の容積を有し、篩形部分の直径が0.84mで
ある鋼製の上記反応容器内に太さ0.4〜0.6mm長さ
約4〜6mmの針状アルミニウムを、1時間に篩形
底板表面1m2当り110Kgの割合で、アルミニウム
1Kg当り13.6Kgのヘキサノールと共に供給した。
反応容器内に1時間毎に、アルミニウム1Kg当り
アルミニウムアルコラートとアルコールとの混合
物0.83m3を循環供給し、この供給は上方の供給導
管4並びに供給導管20によつて行ない、その際
供給量の割合は1:3とした。反応容器内圧力は
1.3バールに達した。
ある鋼製の上記反応容器内に太さ0.4〜0.6mm長さ
約4〜6mmの針状アルミニウムを、1時間に篩形
底板表面1m2当り110Kgの割合で、アルミニウム
1Kg当り13.6Kgのヘキサノールと共に供給した。
反応容器内に1時間毎に、アルミニウム1Kg当り
アルミニウムアルコラートとアルコールとの混合
物0.83m3を循環供給し、この供給は上方の供給導
管4並びに供給導管20によつて行ない、その際
供給量の割合は1:3とした。反応容器内圧力は
1.3バールに達した。
このような反応条件下に篩形底板上に、高さ約
15cmの起泡性層が生じ、この層の温度は約175℃
であつた。アルミニウムアルコラートの、適用ア
ルミニウムに対する収量は99.4%であつた。
15cmの起泡性層が生じ、この層の温度は約175℃
であつた。アルミニウムアルコラートの、適用ア
ルミニウムに対する収量は99.4%であつた。
模擬的な障害においてあらゆる配量装置及び循
環ポンプを停止し、その後30秒後に全液相を、篩
形底板から反応器の下部領域へと流出させた。
環ポンプを停止し、その後30秒後に全液相を、篩
形底板から反応器の下部領域へと流出させた。
実施例 2
実施例1と同様に作業し、但しここでは必要な
アルミニウムアルコラート/アルコール混合物を
導管20のみを介して深皿16乃至起泡性層に供
給した。アルミニウムアルコラートの適用アルミ
ニウムに対する収量は約99.1であつた。しかしな
がら、篩形底板1m2当り及び1時間当たり100Kg
のアルミニウムしか反応させ得なかつた。
アルミニウムアルコラート/アルコール混合物を
導管20のみを介して深皿16乃至起泡性層に供
給した。アルミニウムアルコラートの適用アルミ
ニウムに対する収量は約99.1であつた。しかしな
がら、篩形底板1m2当り及び1時間当たり100Kg
のアルミニウムしか反応させ得なかつた。
実施例 3
構成上実施例1の反応容器に対応する実験用反
応容器内に、配量装置によつて上方からアルミニ
ウム粒子を供給した。1時間毎に、適用アルミニ
ウム1Kg当りアルミニウムアルコラートとアルコ
ールとの混合物0.84m3を循環供給したが、但し下
方の供給導管20のみを用いた。
応容器内に、配量装置によつて上方からアルミニ
ウム粒子を供給した。1時間毎に、適用アルミニ
ウム1Kg当りアルミニウムアルコラートとアルコ
ールとの混合物0.84m3を循環供給したが、但し下
方の供給導管20のみを用いた。
反応容器の超過圧は0.3バールに達した。起泡
性層の温度は約175℃であつた。
性層の温度は約175℃であつた。
アルミニウム1Kg当り13.6Kgのヘキサノールを
用い、アルミニウムアルコラートの適用アルミニ
ウムに対する収量は99.3%であつたが、篩形底板
1m2当たり及び1時間当り98Kgのアルミニウム粒
子しか反応させ得なかつた。
用い、アルミニウムアルコラートの適用アルミニ
ウムに対する収量は99.3%であつたが、篩形底板
1m2当たり及び1時間当り98Kgのアルミニウム粒
子しか反応させ得なかつた。
本図は本発明による反応容器の概略的説明図で
ある。 2,4,4′,20,26,27,28,36,
38……導管、6,18……供給導管、8……分
配用ブリキ板、10……反応容器、12……格子
形乃至篩形底板、14……囲壁、16……深皿、
21……分岐導管、22……排出孔、24……貯
留槽、29……均圧管、30……循環ポンプ、3
2……排気導管、34……コンデンサ。
ある。 2,4,4′,20,26,27,28,36,
38……導管、6,18……供給導管、8……分
配用ブリキ板、10……反応容器、12……格子
形乃至篩形底板、14……囲壁、16……深皿、
21……分岐導管、22……排出孔、24……貯
留槽、29……均圧管、30……循環ポンプ、3
2……排気導管、34……コンデンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 微粉状のアルミニウムをC3〜C10の過剰の脂
肪族アルコールと反応させることによつてアルミ
ニウムアルコラートを連続的に製造する方法であ
つて、反応容器内にアルミニウムを上方から供給
し、このアルミニウムを該容器内に位置する篩形
乃至格子形の底板上でアルミニウムアルコラー
ト/アルコール混合物と接触させ、その際アルミ
ニウムを篩形乃至格子形底板の領域に生じる、ア
ルミニウムアルコラートとアルコールとの混合物
から成る起泡性層上に上方から供給し、反応容器
の貯留槽内へ排出されるまたは溢流するアルミニ
ウムアルコートとアルコールとの混合物の一部分
を、起泡性層を通して再び反応容器に循環供給
し、また前記混合物の他の部分を単離することを
特徴とする製造方法。 2 アルミニウムをアルコールと微細なアルミニ
ウムとから成るスラツジ即ち懸濁液の状態で反応
容器内及び起泡性層上にもたらすことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 アルコールと微細なアルミニウムとから成る
スラツジ即ち懸濁液を追加のアルコールと共に及
び/またはアルミニウムアルコラート/アルコー
ル混合物と共にノズルを介して反応容器内にもた
らすことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項に記載の方法。 4 循環させるべく取分けたアルミニウムアルコ
ラートとアルコールとの混合物の一部分を上方か
ら反応容器内にもたらすことを特徴とする特許請
求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の方
法。 5 アルキニウムアルコラートとアルコールとか
ら成る循環混合物を上方から並びに起泡性層を通
して反応容器に供給し、その際上方から供給する
容量部と起泡性層を通して供給する容量部の比は
1:2〜4とすることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の方法。 6 反応容器の貯留槽内へ排出されるアルミニウ
ムアルコラートとアルコールとの混合物の35〜90
容量部と再び反応容器に供給する毎に、前記混合
物の1容量部を生成物として単離することを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
かに記載の方法。 7 特許請求の範囲第1項〜第6項に記載の方法
を実施する装置であつて、篩形乃至格子形の底板
を具えた反応容器、反応容器の上部領域に位置す
る反応体供給導管、並びに反応容器の下部領域に
位置し、反応容器への戻し導管と生成物用導管と
に分岐する取出し導管を含み、篩形乃至格子形底
板の下方に、アルミニウムアルコラート/アルコ
ール混合物供給導管と排出孔とを具えた深皿が設
置されており、この深皿内に位置する篩形乃至格
子形底板は穿孔を具えた囲壁によつて笊状に形成
されていることを特徴とする装置。 8 深皿の排出孔の寸法がアルミニムアルコラー
ト/アルコール混合物用供給導管の寸法に対し
て、該排出孔からアルミニウムアルコラート/ア
ルコール混合物が1部排出される毎に3〜15容量
部、特に6〜8容量部の前記混合物が起泡性層に
供給されるように決定されることを特徴とする特
許請求の範囲第7項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3244972A DE3244972C1 (de) | 1982-12-04 | 1982-12-04 | Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von Aluminiumalkoholaten |
DE3244972.0 | 1982-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139332A JPS59139332A (ja) | 1984-08-10 |
JPH0430385B2 true JPH0430385B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=6179854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58228291A Granted JPS59139332A (ja) | 1982-12-04 | 1983-12-02 | アルミニウムアルコラ−トを連続的に製造する方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4590289A (ja) |
EP (1) | EP0111115B1 (ja) |
JP (1) | JPS59139332A (ja) |
DE (1) | DE3244972C1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4948878A (en) * | 1987-04-17 | 1990-08-14 | Akzo America Inc. | Process and apparatus for producing metal alkoxides |
DE19548863A1 (de) | 1995-12-27 | 1997-07-03 | Rwe Dea Ag | Verfahren zur Herstellung von hochreinem Magnesiumhydroxid und Magnesiumoxid aus Magnesiumalkoxiden |
US7125532B2 (en) | 1996-10-05 | 2006-10-24 | Sasol Germany Gmbh | Process for the manufacture of dispersible alumino-silicates |
DE19641141A1 (de) | 1996-10-05 | 1998-04-16 | Rwe Dea Ag | Verfahren zur Herstellung von dispergierbaren Alumosilikaten |
DE19645527A1 (de) * | 1996-11-05 | 1998-05-07 | Rwe Dea Ag | Vorrichtung zum Inkontaktbringen von Festkörpern in Form von schüttfähigen Stücken mit Flüssigkeiten und ggf. Gasen |
US7262225B2 (en) * | 2001-07-27 | 2007-08-28 | Sasol Technology (Proprietary) Limited | Production of fischer-tropsch synthesis produced wax |
US7341976B2 (en) | 2002-10-16 | 2008-03-11 | Conocophillips Company | Stabilized boehmite-derived catalyst supports, catalysts, methods of making and using |
CA2559451C (en) * | 2004-03-12 | 2010-09-14 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Spray dried alumina for catalyst carrier |
DE102006016398B4 (de) | 2006-04-07 | 2008-07-24 | Albert, Gert, Dipl.-Ing. | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von Aluminium-, Magnesium- oder Aluminium/Magnesiummischalkoholaten |
US20090134369A1 (en) * | 2007-11-26 | 2009-05-28 | Applied Nanoworks, Inc. | Metal alkoxides, apparatus for manufacturing metal alkoxides, related methods and uses thereof |
CN102120597A (zh) * | 2011-01-14 | 2011-07-13 | 北京工商大学 | 一种高纯拟薄水铝石的制备方法 |
GB201220912D0 (en) | 2012-11-21 | 2013-01-02 | Johnson Matthey Plc | Oxidation catalyst for treating the exhaust gas of a compression ignition engine |
CN107537434B (zh) * | 2016-06-23 | 2020-02-28 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种固液相反应器及使用该反应器进行固液相反应的方法 |
CN107537419B (zh) * | 2016-06-23 | 2020-02-28 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种溢流式固液相反应器及固液反应方法 |
CN107661734B (zh) * | 2016-07-29 | 2020-05-19 | 中国石油化工股份有限公司 | 固液相反应装置和制备烷氧基金属化合物的方法 |
CN106629794B (zh) * | 2016-10-13 | 2018-10-16 | 北京工商大学 | 一种高胶溶性拟薄水铝石的制备方法 |
EP3384980A1 (en) | 2017-04-06 | 2018-10-10 | SASOL Germany GmbH | Process for production of attrition stable granulated material |
WO2023178430A1 (en) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | Gh Power Inc. | Hydrogen reactor system for continuously producing hydrogen and alumina with pressure and temperature regulation and control |
CN115872838A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-03-31 | 黄河三角洲京博化工研究院有限公司 | 一种连续法制备高纯异丙醇铝的方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2666076A (en) * | 1954-01-12 | Preparation of aluminum alcqhoi | ||
DE1251297B (de) * | 1967-10-05 | Stauffer Chemical Company, New York, N Y (V St A) | Verfahren zur Herstellung von Metallalkoholaten | |
DE930087C (de) * | 1941-11-18 | 1955-07-11 | Chemie | Verfahren zur Herstellung von Alkoholaten der Alkalien, Erdalkalien und des Aluminiums |
US2845447A (en) * | 1954-04-08 | 1958-07-29 | Shell Dev | Production of aluminum alcoholates |
US2965663A (en) * | 1957-11-25 | 1960-12-20 | Anderson Chemical Company | Processes for preparing metal alkyls and alkoxides |
US3094546A (en) * | 1960-07-14 | 1963-06-18 | Stauffer Chemical Co | Processes for preparing organometallic compounds |
US3446828A (en) * | 1965-02-09 | 1969-05-27 | Keystone Chemurgic Corp | Process for making aluminum alkoxides and separation of impurities therefrom |
FR2370054A1 (fr) * | 1976-11-09 | 1978-06-02 | Charbonnages Ste Chimique | Reactifs de grignard, leur procede de preparation et leur application a la synthese d'halogenure de magnesium anhydre |
US4242271A (en) * | 1979-04-23 | 1980-12-30 | Union Carbide Corporation | Process for preparing aluminum alkoxides |
-
1982
- 1982-12-04 DE DE3244972A patent/DE3244972C1/de not_active Expired
-
1983
- 1983-10-20 EP EP83110446A patent/EP0111115B1/de not_active Expired
- 1983-11-29 US US06/556,112 patent/US4590289A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-12-02 JP JP58228291A patent/JPS59139332A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0111115A2 (de) | 1984-06-20 |
EP0111115B1 (de) | 1987-03-18 |
JPS59139332A (ja) | 1984-08-10 |
EP0111115A3 (en) | 1986-03-19 |
DE3244972C1 (de) | 1984-02-09 |
US4590289A (en) | 1986-05-20 |
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