JPH04288934A - Ｈカット用打抜きポンチおよびその加工方法 - Google Patents
Ｈカット用打抜きポンチおよびその加工方法Info
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- JPH04288934A JPH04288934A JP7431991A JP7431991A JPH04288934A JP H04288934 A JPH04288934 A JP H04288934A JP 7431991 A JP7431991 A JP 7431991A JP 7431991 A JP7431991 A JP 7431991A JP H04288934 A JPH04288934 A JP H04288934A
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- JP
- Japan
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- punch
- round bar
- notch
- teeth
- punching
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000003754 machining Methods 0.000 title description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 5
- 238000007665 sagging Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 4
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
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- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軸の回転止め等に採用
される丸棒のＨカット用打抜きポンチおよびその加工方
法に関する。
される丸棒のＨカット用打抜きポンチおよびその加工方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の加工方法としては、フライ
スを使用してエンドミルあるいはカッターによる切削加
工が主である。この方法では、加工面の仕上がり状態が
良好である反面、加工に長時間要すること、バリ取りが
別工程として必要なこと、さらには加工段取りごとの寸
法のばらつきが大きい等種々の問題があり、これを改善
する方法としてプレスによる打抜き加工が行われている
。
スを使用してエンドミルあるいはカッターによる切削加
工が主である。この方法では、加工面の仕上がり状態が
良好である反面、加工に長時間要すること、バリ取りが
別工程として必要なこと、さらには加工段取りごとの寸
法のばらつきが大きい等種々の問題があり、これを改善
する方法としてプレスによる打抜き加工が行われている
。
【０００３】これを図にもとづいて説明する。図４は加
工する丸棒の全体斜視図、図５は従来の打抜き加工の状
態を示す側面図、図６は従来の加工状態の要部側面図で
ある。これらの図において、２は加工した丸棒を示し、
端面にはＨカット加工された突起体３が形成されている
。この丸棒２を加工するための工具としてポンチ２０と
ダイ１５とを使用する。すなわち、ポンチ２０は丸棒２
の突起体３の幅に相当する長溝状の切欠き２１を中央に
、またこの切欠き２１の両側に一対の歯２２を有してい
る。一方ダイ１５は、切欠き２１の幅よりもわずかなが
ら小なる幅に形成されており、上端面１５ａは丸棒の外
周の形状と同一の円弧状に形成されている。したがって
、丸棒２を加工する場合は、ダイ１５に丸棒１５を載置
し、ポンチ２０を上方からプレスにより押圧して、不要
部分である打抜き部４を歯２２により打抜き突起体３を
形成する。
工する丸棒の全体斜視図、図５は従来の打抜き加工の状
態を示す側面図、図６は従来の加工状態の要部側面図で
ある。これらの図において、２は加工した丸棒を示し、
端面にはＨカット加工された突起体３が形成されている
。この丸棒２を加工するための工具としてポンチ２０と
ダイ１５とを使用する。すなわち、ポンチ２０は丸棒２
の突起体３の幅に相当する長溝状の切欠き２１を中央に
、またこの切欠き２１の両側に一対の歯２２を有してい
る。一方ダイ１５は、切欠き２１の幅よりもわずかなが
ら小なる幅に形成されており、上端面１５ａは丸棒の外
周の形状と同一の円弧状に形成されている。したがって
、丸棒２を加工する場合は、ダイ１５に丸棒１５を載置
し、ポンチ２０を上方からプレスにより押圧して、不要
部分である打抜き部４を歯２２により打抜き突起体３を
形成する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図６に示すように、一
般に打抜き加工において、打抜き時のせん断に必要な力
Ｐは打抜き輪郭の長さｌに比例して増大する。上述した
従来の打抜き加工によれば、ポンチ２０の歯２２の頂角
２２ａは単に直角に形成されているので、打抜き輪郭の
長さｌ２は円弧状となり長くなり、このためにせん断に
必要な力Ｐ２も必要以上に大きくなり、歯２２が丸棒２
の表面Ａ点に当接する際に所定の位置から逃げ易く、所
定の形状の突起体が形成できないという不都合が生じる
。また、打抜き中に発生するポンチかすがポンチの押し
圧により、加工面に滞留したままで加工が進行するため
に、Ｂ点の端面部分のダレ込みが大きく、また、Ｃ点で
の破断面の寸法が管理しにくくかつ抜きバリも大きい等
の不都合が生じる。本発明は、上記した不都合に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、バリ、
ダレが生じないＨカット加工用打抜きポンチを提供する
ことにある。
般に打抜き加工において、打抜き時のせん断に必要な力
Ｐは打抜き輪郭の長さｌに比例して増大する。上述した
従来の打抜き加工によれば、ポンチ２０の歯２２の頂角
２２ａは単に直角に形成されているので、打抜き輪郭の
長さｌ２は円弧状となり長くなり、このためにせん断に
必要な力Ｐ２も必要以上に大きくなり、歯２２が丸棒２
の表面Ａ点に当接する際に所定の位置から逃げ易く、所
定の形状の突起体が形成できないという不都合が生じる
。また、打抜き中に発生するポンチかすがポンチの押し
圧により、加工面に滞留したままで加工が進行するため
に、Ｂ点の端面部分のダレ込みが大きく、また、Ｃ点で
の破断面の寸法が管理しにくくかつ抜きバリも大きい等
の不都合が生じる。本発明は、上記した不都合に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、バリ、
ダレが生じないＨカット加工用打抜きポンチを提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るＨカット用打抜きポンチは、中央に形
成した長溝状の切欠きと、この切欠きの両側に設けた一
対の歯とからなり、この歯の底面は中央の切欠き側縁か
ら両外側縁に向かって上方に傾斜するとともに、前端縁
から後端縁に向かって上方に傾斜する傾斜面を形成して
いるものであり、また本発明に係る丸棒のＨカットの加
工方法は、前記切欠きの幅よりもわずかながら小なる幅
を有し上端面が丸棒周面と同一の円弧状に形成されたダ
イに丸棒の先端を裁置し、前記Ｈカット用打抜きポンチ
をプレスにより丸棒に押圧してこのポンチの歯で丸棒の
両側部を打抜いたものである。
に、本発明に係るＨカット用打抜きポンチは、中央に形
成した長溝状の切欠きと、この切欠きの両側に設けた一
対の歯とからなり、この歯の底面は中央の切欠き側縁か
ら両外側縁に向かって上方に傾斜するとともに、前端縁
から後端縁に向かって上方に傾斜する傾斜面を形成して
いるものであり、また本発明に係る丸棒のＨカットの加
工方法は、前記切欠きの幅よりもわずかながら小なる幅
を有し上端面が丸棒周面と同一の円弧状に形成されたダ
イに丸棒の先端を裁置し、前記Ｈカット用打抜きポンチ
をプレスにより丸棒に押圧してこのポンチの歯で丸棒の
両側部を打抜いたものである。
【０００６】
【作用】本発明に係るＨカット用打抜きポンチにおいて
は、中央から両側に向かって上方に傾斜する歯の傾斜面
により、丸棒の打抜き輪郭の長さが小さくなり、打抜き
時のせん断に必要な力は小さくて済み、また、本発明に
係るＨカット加工方法においては、打ち抜き加工中打抜
き中に発生するポンチかすが歯の前端縁から後端縁に向
かって上方に傾斜する傾斜面に沿って移動して滞留しな
い。
は、中央から両側に向かって上方に傾斜する歯の傾斜面
により、丸棒の打抜き輪郭の長さが小さくなり、打抜き
時のせん断に必要な力は小さくて済み、また、本発明に
係るＨカット加工方法においては、打ち抜き加工中打抜
き中に発生するポンチかすが歯の前端縁から後端縁に向
かって上方に傾斜する傾斜面に沿って移動して滞留しな
い。
【０００７】
【実施例】以下、図にもとづいて本発明を詳細に説明す
る。図１は本発明に係る打抜き加工の状態を示す側面図
、図２は本発明に係るポンチの斜視図、図３は本発明に
係る示す要部側面図である。これらの図において、従来
技術と同一の符合を付したものは同一の構成を示すもの
であり、詳細な説明は省略する。本発明の特徴とすると
ころは、ポンチ１０の歯１２の底面１３の形状にある。 すなわち、底面１３は切欠き１１の両側縁１１ａから歯
１２の外側縁１３ａに向かって角度θを有して上方に傾
斜し、また歯１２の前端縁１３ｂから後端縁１３ｃに向
かって角度ψを有して上方に傾斜する傾斜面を形成して
いる。
る。図１は本発明に係る打抜き加工の状態を示す側面図
、図２は本発明に係るポンチの斜視図、図３は本発明に
係る示す要部側面図である。これらの図において、従来
技術と同一の符合を付したものは同一の構成を示すもの
であり、詳細な説明は省略する。本発明の特徴とすると
ころは、ポンチ１０の歯１２の底面１３の形状にある。 すなわち、底面１３は切欠き１１の両側縁１１ａから歯
１２の外側縁１３ａに向かって角度θを有して上方に傾
斜し、また歯１２の前端縁１３ｂから後端縁１３ｃに向
かって角度ψを有して上方に傾斜する傾斜面を形成して
いる。
【０００８】このような構成とした歯１２の底面１３は
その正面視において、図３に示すように、底面１３が水
平線に対して角度θを有しているので、歯１２の頂角１
１ａの角度は（９０−θ）となり，打抜き輪郭の長さｌ
１は従来のｌ２と比較して小となり、この結果、打抜き
時のせん断に必要な力Ｐ１は従来必要としたＰ２と比較
して小さく済み、歯１２の先端が打抜き目標線に対して
ずれるという従来の欠点を大幅に改善することができる
。
その正面視において、図３に示すように、底面１３が水
平線に対して角度θを有しているので、歯１２の頂角１
１ａの角度は（９０−θ）となり，打抜き輪郭の長さｌ
１は従来のｌ２と比較して小となり、この結果、打抜き
時のせん断に必要な力Ｐ１は従来必要としたＰ２と比較
して小さく済み、歯１２の先端が打抜き目標線に対して
ずれるという従来の欠点を大幅に改善することができる
。
【０００９】また、前端縁１３ｂから後端縁１３ｃに設
けた傾斜面は、ポンチ１０をプレスで下方に押圧して打
抜き部４を打ち抜く際に発生する打抜きかすが、歯１２
の底面１３に押しつぶされて底面に滞留するのを防止す
るための逃げである。この打抜きかすの逃げを設けたこ
とにより、丸棒２の打抜き面Ｂ、Ｃにダレやバリが発生
するのを防止することができる。
けた傾斜面は、ポンチ１０をプレスで下方に押圧して打
抜き部４を打ち抜く際に発生する打抜きかすが、歯１２
の底面１３に押しつぶされて底面に滞留するのを防止す
るための逃げである。この打抜きかすの逃げを設けたこ
とにより、丸棒２の打抜き面Ｂ、Ｃにダレやバリが発生
するのを防止することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るＨカット用打抜きポンチおよびその方法によれば、ポ
ンチの歯の底面に中央の切欠き側縁から歯の両側縁に向
かって形成した上方に傾斜する傾斜面により、打抜き輪
郭の長さが従来と比較して小となり、打抜き時のせん断
に必要な力も小さくて済み、この結果ポンチの刃先が打
抜き目標線からずれて発生する不良が大幅に低減する。 また、歯の前端縁から後端縁に向かって上方に傾斜した
傾斜面により、打抜き時に発生する打抜きかすを傾斜面
に沿って排除することができて滞留する打抜きかすによ
る打抜き面のダレやバリの発生を防止できる。これらの
ことからカット面を精度良くしかも歩留の向上も図るこ
とができるので、従来コストアップの原因となっていた
切削加工を必要とせずコスト低減も実現できる。
るＨカット用打抜きポンチおよびその方法によれば、ポ
ンチの歯の底面に中央の切欠き側縁から歯の両側縁に向
かって形成した上方に傾斜する傾斜面により、打抜き輪
郭の長さが従来と比較して小となり、打抜き時のせん断
に必要な力も小さくて済み、この結果ポンチの刃先が打
抜き目標線からずれて発生する不良が大幅に低減する。 また、歯の前端縁から後端縁に向かって上方に傾斜した
傾斜面により、打抜き時に発生する打抜きかすを傾斜面
に沿って排除することができて滞留する打抜きかすによ
る打抜き面のダレやバリの発生を防止できる。これらの
ことからカット面を精度良くしかも歩留の向上も図るこ
とができるので、従来コストアップの原因となっていた
切削加工を必要とせずコスト低減も実現できる。
【図１】本発明に係る加工状態の側面図である。
【図２】本発明に係るポンチの斜視図である。
【図３】本発明に係る加工状態の要部側面図である。
【図４】被加工物である丸棒の全体斜視図である。
【図５】従来の加工状態の側面図である。
【図６】従来の加工状態の要部側面図である。
２ 丸棒
３ Ｈカット突起体
１０ ポンチ
１２ 歯
１３ 底面
１５ ダイ
Claims (2)
- 【請求項１】 中央に形成した長溝状の切欠きと、こ
の切欠きの両側に設けた一対の歯とからなり、この歯の
底面は中央の切欠き側縁から歯の両側縁に向かって上方
に傾斜するとともに、歯の前端縁から後端縁に向かって
上方に傾斜する傾斜面を形成していることを特徴とする
Ｈカット用打抜きポンチ。 - 【請求項２】 前記切欠きの幅よりもわずかながら小
なる幅を有し上端面が丸棒周面と同一の円弧状に形成さ
れたダイに丸棒の先端を裁置し、請求項１記載のＨカッ
ト用打抜きポンチをプレスにより丸棒に押圧してこのポ
ンチの歯で丸棒の両側部を打抜いたことを特徴とするＨ
カット加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7431991A JP2652821B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | Ｈカット用打抜きポンチおよびその加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7431991A JP2652821B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | Ｈカット用打抜きポンチおよびその加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288934A true JPH04288934A (ja) | 1992-10-14 |
| JP2652821B2 JP2652821B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13543684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7431991A Expired - Lifetime JP2652821B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | Ｈカット用打抜きポンチおよびその加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2652821B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015150640A (ja) * | 2014-02-14 | 2015-08-24 | アイシン軽金属株式会社 | プレス切断装置 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP7431991A patent/JP2652821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015150640A (ja) * | 2014-02-14 | 2015-08-24 | アイシン軽金属株式会社 | プレス切断装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2652821B2 (ja) | 1997-09-10 |
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