JPH04285985A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH04285985A
JPH04285985A JP7452191A JP7452191A JPH04285985A JP H04285985 A JPH04285985 A JP H04285985A JP 7452191 A JP7452191 A JP 7452191A JP 7452191 A JP7452191 A JP 7452191A JP H04285985 A JPH04285985 A JP H04285985A
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JP
Japan
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recording material
state
transfer roller
transfer
guide plate
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Application number
JP7452191A
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English (en)
Inventor
Otoya Kosugiyama
小杉山 乙矢
Makoto Shikada
鹿田 真
Hideaki Watabe
英昭 渡部
Kazuhide Kudo
和秀 工藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写方式の複写機・プ
リンタ等の画像形成装置において、電子写真プロセス・
静電記録プロセス・磁気記録プロセス等の適宜の作像プ
ロセス手段により電子写真感光体・静電記録誘電体・磁
気記録磁性体等の像担持体面に形成担持させたトナー像
等の可転写像を記録材に転写させる転写装置に関する。
【0002】より詳しくは、転写用回転体(ローラ体・
ベルト体など)をその両端側を軸受部材で回転自由に抱
持させて像担持体面に押圧当接させ、そのニップ部に記
録材を供給し通過させて像担持体面側の可転写像を記録
材面側へ転写させる転写装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、像担持体面側から記録材面側への
可転写像の転写手段としては転写帯電器(コロナ放電器
)が一般的であるが、前記のように転写用回転体を使用
する手段も実施されている。
【0004】図10に転写用回転体として転写ローラを
用いた転写方式の画像形成装置の一例の概略構成を示し
た。1は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光
体(以下、感光ドラムと記す)であり、矢示の時計方向
に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動
される。
【0005】該感光ドラム1は回転過程で周面が帯電器
2により所定の極性・電位に均一に一次帯電処理され、
その帯電面に不図示のレーザービーム走査露光手段、原
稿像の結像投影露光手段などの画像露光手段(3)によ
り目的画像情報に対応した画像露光Lがなされることで
露光パータンに対応した静電潜像が感光ドラム面に形成
されていく。
【0006】その潜像は現像器4でトナー像Taとして
現像され、そのトナー像が感光ドラム1とこのドラムに
圧接させた転写用回転体としての転写ローラ5との圧接
ニップ部(転写部)nに対して不図示の給紙手段部から
所定のタイミングで給送された記録材Pに対して順次に
転写Tbされていく。6・7はニップ部nに近接して配
置された、記録材搬送方向上流側と同下流側の記録材搬
送ガイド板である。
【0007】ニップ部nを通過した記録材Pは感光ドラ
ム1面から分離されて不図示の定着器へ搬送されて転写
トナー像Tbの定着を受けて画像形成物(プリント・コ
ピー)として出力される。転写後の感光ドラム1面はク
リーニング器8で転写残りトナー等の残存汚染物の除去
を受けて清浄面化され繰り返して作像に供される。
【0008】転写ローラ5は芯金5aと、これに同心一
体に金型成形等でローラ状に形成した導電性ゴム・スポ
ンジ等の導電性弾性体層5bからなり、芯金5aの両端
部を夫々軸受部材に回転自由に軸受保持させてかつ感光
ドラム1にほぼ並行に配列させて加圧ばねにより所定の
押圧力をもって感光ドラム1面に圧接させてあり、感光
ドラム1とほぼ同一の周速度で感光ドラム1の回転方向
に順方向に回転する。この転写ローラ5には電源9から
感光ドラム1のトナー像Taの帯電極性とは逆極性のバ
イアスが印加されることでニップ部nに導入された記録
材Pが帯電されて感光ドラム1側のトナー像Taが記録
材P面側へ静電転写Tbされる。
【0009】転写ローラ5の導電性弾性体層5aは感光
ドラム1とのニップ部nにおける圧接圧縮、ニップ部n
を通過することによる圧縮解除を繰り返して受けること
で耐久的に疲労して、また感光ドラム1と転写ローラ5
との周速差によって摩耗を発生して劣化していく、また
現像剤(トナー)や紙粉等の付着によっても劣化してい
き、ローラ径、剛度、導電性等が変化して転写性能が悪
化し画質が低下する結果となる。
【0010】そこで、転写ローラ5は劣化したものを適
時に新品と交換できるように画像形成装置に対して着脱
自在の組み込み構造が採られる。画像形成装置本体は装
置内の記録材搬送経路にジャムした記録材の除去処理、
上記の転写ローラ5の交換作業など装置内の保守・点検
・修理等の便のために装置本体を大きく開放自由の開閉
構成としたり、更には感光ドラム1・帯電器2・現像器
4・クリーニング器8等のプロセス機器を一括して装置
本体に対して着脱自在のプロセスカートリッジKとした
りする構成がとられている。
【0011】転写ローラ5の画像形成装置に対する着脱
自在の組み込み構造は図には省略したけれども、具体的
には、転写ローラ5の芯金5aの両端部を夫々回転自由
に軸受させる軸受部材を、該軸受部材の上側から芯金端
部を横向きで落し込んで軸受孔に嵌入でき、逆に引き上
げて抜き外しできるように軸受孔の上側を開放した形態
のものにし、その各軸受部材を夫々上側を開放した不動
のホルダ内に上下動自由にかつ該ホルダの上側開放部か
らの飛び出しは阻止させて、更に加圧ばねにより常時押
し上げ付勢して保持させる。
【0012】前記ホルダの上側開放部もしくは軸受部材
の上側開放部の開口幅は芯金端部の直径よりも少し小さ
く設定する。その開放部に芯金端部を対応させて該幅挟
の開放部の剛性抵抗に抗して開放部を押し広げさせて芯
金端部を押し込むことにより芯金端部を軸受部材の軸受
孔内に落し込ませて軸受保持させる。一旦軸受保持され
た状態の芯金端部は自由状態において上記幅挟の開放部
で抜け止めされることで外へは飛び出さない。
【0013】転写ローラ5が上記のように軸受保持され
且つその上に感光ドラム1が所定に位置して存在してい
るときは転写ローラ5は感光ドラム1で押圧されて両端
側の軸受部材が加圧ばねに抗してホルダ内の下方へ押し
動かされ、そのときの加圧ばねの反力で感光ドラム1に
所定の押圧力をもって圧接した状態に保持される。
【0014】転写ローラ5の取り外しのときは、画像形
成装置を開放して転写ローラ5の上部位置から感光ドラ
ム1或いは感光ドラム1を含むプロセスカートリッジK
を除去する、或いは逃がして転写ローラ5の上部を開放
する。これにより転写ローラ5は感光ドラム1による押
圧力が解除され、軸受部材が加圧ばねの押圧力でホルダ
内を上方へ抜け止め位置まで押し上げ移動され、その位
置に保持される。そこで該転写ローラ5をつかんで、芯
金両端部の前記ホルダ又は軸受部材の幅挟の開放部によ
る抜け止め力に抗して持ち上げて芯金両端部を夫々上記
開放部を押し広げさせて外へくぐり抜けさせることで転
写ローラ5が取り外される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際に転写ロ
ーラ5をつかんで幅挟の開放部による抜け止め力に抗し
て持ち上げて取り外すとき、この転写ローラ5の両側に
はこれに近接して配置された上流側と下流側の記録材搬
送ガイド板6・7が存在しているからこのガイド板6・
7が邪魔で該ガイド板間に手指を入れて転写ローラ5を
しっかりと握持し上記の抜け止め力に抗して転写ローラ
を持ち上げる操作がしずらく、実際上該転写ローラ5の
取り外しは容易ではなく手間がかかっている。
【0016】そこで転写ローラ5の芯金両端部を夫々軸
受部材から外方へ延長突出させることでその両延長突出
軸部を夫々手掛り・指掛りにして抜け止め力に抗して転
写ローラ5を持ち上げて取り外せるようにすると、その
ためのスペースを画像形成装置本体内の転写ローラ両端
部側と上方に確保する必要があり、装置本体が転写ロー
ラ軸方向に大きくなり、かつ転写部又は転写部に相対す
る部材が転写ローラ交換時に大きく回避できるように装
置本体を構成しなければならなかった。
【0017】転写ローラ5とガイド板6・7とを一体的
なユニット体とし、ガイド板に手掛り・指掛り用の把手
部あるいは切り欠き部を設けて該転写ローラとガイド板
のユニット体を持ち上げて外すようにすると、取り外す
ユニット体が大型化するため作業性が悪くなり、またガ
イド板としての金属板金を握ったり手指を引掛けてユニ
ット体を持ち上げることは手指に傷を生じさせるおそれ
もある。
【0018】またガイド板6・7を単独で取り外してか
ら転写ローラ5を交換する、或いは転写ローラをしっか
り握ることができる位置までガイド板を移動させてから
転写ローラ5を交換する場合も、作業性が悪いし、作業
のために装置本体内に大きな空間が必要である。
【0019】本発明はこの種の転写装置について、上記
のような問題点なく、転写用回転体の装置本体に対する
着脱交換を簡単容易にできるようにしたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
特徴とする転写装置である。
【0021】転写用回転体をその両端側を軸受部材で回
転自由に抱持させて像担持体面に押圧当接させ、そのニ
ップ部に記録材を供給し通過させて像担持体面側の可転
写像を記録材面側へ転写させる転写装置であり、前記ニ
ップ部に近接して配置された、該ニップ部よりも記録材
搬送方向上流側又は同下流側の記録材搬送ガイドの少な
くとも一方の記録材搬送ガイドを、正規の記録材案内位
置の第1状態と該第1状態とは異なる位置の第2状態と
に変換可能となし、像担持体が除去されている又は像担
持体が転写用回転体から逃がされている状態において前
記記録材搬送ガイドを前記第1状態から第2状態へ変換
させたときその変換力で転写用回転体を軸受部材の抱持
から釈放させるように構成したことを特徴とする転写装
置。
【0022】
【作用】即ち、転写用回転体の取りはずし作業において
、作業者は記録材搬送ガイドを第1状態から第2状態に
変換する単純な動作によってこれに連動してその変換力
で転写用回転体が軸受部材の包持から釈放された状態と
なり、従って作業者は該釈放された転写用回転体をつま
んで容易に装置本体外へ取り出すことができ非常に作業
性が良い。
【0023】また、転写用回転体や搬送ガイドを把持あ
るいは挟持してこれを軸受部材の保持力に抗して持ち上
げる必要がなく転写用回転体のみを出し入れするため、
作業空間を大幅に削除することができる。
【0024】
【実施例】<実施例1>(図1〜図7)図1は本発明に
従う転写装置の一例の斜視図、図2は中間部省略の縦断
面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−
4線断面図である。
【0025】5は芯金5aと導電性弾性体層5bとから
なる転写用回転体としての転写ローラであり、芯金5a
の左端部にはギアG3を固設させてある。10L・10
Rは左右の軸受ボックス(ブロック)であり、例えば絶
縁性樹脂のモールド成形品である。6・7は転写材搬送
方向上流側と同下流側の転写材搬送ガイド板(以下、そ
れぞれ搬送ガイド板、分離ガイド板と記す)である。
【0026】上記左右の両軸受ボックス10L・10R
は分離ガイド板7の両端部にねじ11(図3)で止めて
3者10L・7・10Rを一体化してある。また搬送ガ
イド板6は左右の軸受ボックス10L・10Rの前方折
曲げ片12・12間にピン軸13・13を中心に上下回
動自由に取付けてある。
【0027】14L・14Rはそれぞれ左右の軸受ボッ
クス10L・10R内に組み入れた左右一対の軸受部材
であり、各ボックス内に形成具備させた一対の上下方向
凸リブ16・16と一対の縦細柱17・17の間に納め
てあり、スラスト方向への移動は規制され、上下方向へ
の移動自由度はある。
【0028】上記の各縦細柱17・17,17・17の
上端部には軸受部材14L・14Rの上面側へ張り出さ
せた第1のツメ17aと、内向きに張り出させた第2の
ツメ17bを具備させてある。左右の各軸受部材10L
・10Rの軸受穴15・15は上部を開放口15a・1
5aとしたU字穴としてある。18・18は各軸受部材
14L・14Rの下面と軸受ボックス10L・10Rの
内底面との間に縮設した加圧バネである。
【0029】自由状態において左右の軸受部材14L・
14Rは加圧バネ18・18で押し上げそれらの上面が
各一対の縦細柱17・17の上端の第1のツメ17a・
17aの下面に引かかって抜け止めされた図2・図3の
状態に保持される。
【0030】左右の各軸受部材14L・14RのU字軸
受穴15の上部開放口15aの幅W1(図3)は転写ロ
ーラ芯金5aの直径W2と同じかそれよりもやや大きく
設定し、各一対の縦細柱17・17の上端の内向きの第
2のツメ17b・17b間の間隔W3は転写ローラ芯金
5aの直径W2よりもやや狭く設定してある。
【0031】転写ローラ5の装着は、芯金5aの両端部
5L・5Rを夫々上記左右の軸受ボックス10L・10
Rにおいて各一対の縦細柱17・17の第2のツメ17
b・17bの間に対応位置させて置き(図3の2点鎖線
示)、転写ローラ5を少し強く押し下げることで芯金端
部5L・5Rが夫々縦細柱17・17の剛性抵抗に抗し
て第2のツメ17b・17b間の間隔W3を押し開きな
がら下方へくぐり通って軸受部材14L・14RのU字
軸受穴15・15内に落ち込んで回転自由に軸受支持さ
れた状態になる(図3の実線示)。軸受部材14L・1
4RのU字軸受穴15・15に一旦落ち込んで軸受状態
となった芯金端部5L・5Rは自由状態では幅挟間隔W
3に復帰した第2のツメ17b・17bで抜け止められ
て軸受部材14L・14Rに包持され自然には抜け外れ
ることはない。
【0032】19は搬送ガイド板6と、左右の軸受ボッ
クス10L・10Rを取付けた装置本体のステイ21と
の間に縮設した突っ張りコイルバネであり、搬送ガイド
板6はこのバネ19の力により常時ピン軸13・13を
中心に反時計方向に回動付勢されて後縁部が左の軸受ボ
ックス10Lのストッパ片22(図1)に当って受止め
られた回動角姿勢状態(図1・図4)に保持されている
。この搬送ガイド板6の回動角姿勢状態が正規の転写材
案内位置の第1状態である。
【0033】20は基部側を搬送ガイド板6の裏面に溶
接等で固定させ、先端部を転写ローラ5の下面側に延長
させて配設したリフトアームである。
【0034】転写ローラ5を前述のように左右の軸受部
材14L・14R間に装着して軸受保持させた状態(図
1〜図4)にして画像形成装置本体に感光ドラム1を含
むプロセスカートリッジK(図6)を装着して装置本体
を所定に閉じ込むと、転写ローラ5は感光ドラム1との
当接でバネ18・18に抗して押し下げ力Faを受けて
軸受部材14L・14Rが軸受ボックス10L・10R
内を下方へバネ18・18を押し縮めて下降α・αした
状態となり(図5・図6)、バネ18・18の押し縮め
反力Fb(例えば各々約500g)により転写ローラ5
が感光ドラム1に対して圧接した状態に保持される。K
aはプロセスカートリッジKの下面側に設けた記録材搬
送ガイドである。
【0035】また感光ドラム1の一端側に同心一体に設
けたギアG2(図5)と、転写ローラ5の一端側5Lに
同心一体に設けたギアG3とが噛合した状態に保たれ、
感光ドラム1の他端側に同心一体に設けたギアG1に装
置本体側の駆動源から回転力が伝達されて感光ドラム1
が回転駆動されるのに伴ないその回転力がギアG2・G
3を介して転写ローラ5へ伝達されて転写ローラ5が感
光ドラム1と略同じ周速度で順方向に回転する。また転
写ローラ5には不図示の電源から加圧バネ(導電性)1
8・軸受部材(導電性)14R・芯金(導電性)5aを
介して所定の電圧が印加される。
【0036】転写ローラ5の取り外しはプロセスカート
リッジKを取り外して転写ローラ5部分を露出させる。 これにより転写ローラ5は感光ドラム1による押圧Fa
が解除されて左右の軸受部材14L・14Rがバネ18
・18で押し上げられ上面が第1のツメ17a・17a
の下面で係止されて抜け止めされた図1〜図4の状態に
なる。
【0037】次いで搬送ガイド板6の上面をバネ19に
抗して指で押圧して該ガイド板6をピン軸13・13を
中心に時計方向に回動させる。これによりリフトアーム
20も該ガイド板6と一体に回動してその先端部が転写
ローラ5の下面に突き当り転写ローラ5に押し上げ力が
作用する。そして第2のツメ17b・17b,17b・
17bによる転写ローラ芯金両端部5L・5Rの抜け止
め力に抗して更に上流側ガイド板6を押し下げ回動操作
すると、芯金端部5L・5Rが夫々縦細柱17・17の
剛性抵抗に抗して第2のツメ17b・17b間W3(図
3)を押し開きながら下から上へくぐり通って軸受部材
14L・14RのU字軸受穴15・15から抜け出て第
2のツメ17b・17bの上側へ外れ出る。図7はその
外れ出た状態を示している。搬送ガイド板6の上記の押
し下げ回動状態が第2状態である。
【0038】即ち搬送ガイド板6を図7の2点鎖線示の
第1状態から実線示の第2状態に変換することでそれに
連動してその変換力で転写ローラ5が軸受部材14L・
14Rの包持から釈放される。その釈放された転写ロー
ラ5をつまんで装置外に取り出す。搬送ガイド板6は押
圧を解除すればバネ19で第1状態に復帰する。
【0039】次いで新品の転写ローラ5を前述した装着
要領で軸受部材14L・14R間に装着し、プロセスカ
ートリッジKを装着して装置本体を閉じ込むことにより
前述図5・図6の状態に復帰する。
【0040】搬送ガイド板6の第1状態から第2状態へ
の変換は該ガイド板6に図1の符号6Aのように指掛け
用切欠き穴を設けて、その指掛け切欠き穴6Aに指を引
掛け該ガイド板6をバネ19に抗して手前に引きピン軸
13・13を中心に時計方向へ回動させて第2状態にす
るようにすることもできる。
【0041】このように転写ローラ5の取りはずし作業
において、作業者は搬送ガイド板6を押すあるいは引く
等の単純な動作によって第1状態から第2状態に変換す
ることでこれに連動してその変換力で転写ローラ5が軸
受部材14L・14Rの包持から釈放された状態となり
、従って作業者は該釈放された転写ローラ5をつまみ容
易に装置本体外へ取り出すことができ非常に作業性が良
い。
【0042】また、転写ローラ5やガイド板6・7を把
持あるいは挟持してこれを軸受部材の保持力に抗して持
ち上げる必要がなく転写ローラ5のみを出し入れするた
め、作業空間を大幅に削除することができる。
【0043】<実施例2>(図8)本実施例は搬送ガイ
ド板6は固定配設にし、分離ガイド板7を第1状態から
第2状態へ変換することで、転写ローラ5を軸受部材1
4L・14Rから釈放させるようにしたものである。
【0044】即ち分離ガイド板7を左右の軸受ボックス
10L・10Rのラグ25・25間においてピン軸26
を中心に上下回動自由にし、この分離ガイド板7を該ガ
イド板7とステイ21間に縮設したコイルバネ27によ
り常時時計方向に回動付勢させて凸部7aが軸受ボック
スの側壁外面に突き当って受止められている図8の実線
示の回動角状態に保持させる。この分離ガイド板7の回
動角姿勢状態が正規の転写材案内位置の第1状態である
。28は分離ガイド板7に一体に設け、先端部を転写ロ
ーラ5の下面側へ延長させたリフトアームである。
【0045】分離ガイド板7をバネ27に抗してピン軸
26を中心に反時計方向に押し下げ回動した2点鎖線示
の第2状態に変換することで転写ローラ5がリフトアー
ム28で押し上げられて前述の実施例1の場合と同様に
転写ローラ5が軸受部材14L・14Rの包持から釈放
される。その後、分離ガイド板7の押圧を解除すると該
分離ガイド板はバネ27により実線示の第1状態に復帰
する。新品の転写ローラの装着は実施例1と同様である
【0046】<実施例3>(図9)搬送ガイド板6の先
端6aは転写ローラ5と感光ドラム1との圧接ニップ部
nに延長接近させるのがよい。即ち転写プロセスに転写
ローラ5を用いた場合、記録材の先端はまず感光ドラム
1に当接し続いてニップ部nへ搬送されるのが適当であ
る。なぜならば記録材Pの先端が転写ローラ5の弾性ロ
ーラ部5bに当接すると先端部が弾性ローラ部5bに引
っ掛るため突入ショックが大きく、ニップ部nに対して
スムーズに進入しない場合があるからである。
【0047】そこで本実施例では搬送ガイド板6の先端
部6aをニップ部nへ延長接近させて記録材の先端がニ
ップ部n近傍の感光ドラム1面にまず当接してからニッ
プnへ進入するようにしている。
【0048】搬送ガイド板6は実施例1の場合と同様に
ピン軸13・13を中心に上下回動自由であるが、バネ
19は設けず、ステイ21に立設したスタンド(チェン
ジレバー)30の係合凹溝30aに搬送ガイド板6の後
縁を嵌入係合させることで記録材を正規に搬送案内する
実線示の第1状態に保持させている。
【0049】転写ローラ5の取り出しは、プロセスカー
トリッジKを装置本体から取り外した後、スタンド30
に係止保持されている搬送ガイド板6を係止力に抗して
下方へ押圧する。そうすると搬送ガイド板6の後縁がス
タンド30の係合凹溝30aから下方へ外れて搬送ガイ
ド板6が時計方向に回動して2点鎖線示の第2状態に変
換され該ガイド板6に一体のリフトアーム20も時計方
向に回動して転写ローラ5が押し上げられて実施例1の
場合と同様に転写ローラ5が軸受部材14L・14Rの
包持から釈放される。この場合、搬送ガイド板6の延長
先端6aは押し上げられてくる転写ローラ5から逃げ移
動することで転写ローラ5とは干渉しない。第2状態に
変換された搬送ガイド板6はその後縁がスタンド30の
係止凹溝30aより下方のスタンド内面に当接して第2
状態のままに保持される。
【0050】次いで新品の転写ローラ5を実施例1の場
合と同様に装着して軸受部材14L・14Rの軸受穴1
5・15に落し込んで軸受させると、その転写ローラ5
の下面でリフトアーム20の先端部が下方へ押されて2
点鎖線示の第2状態にある搬送ガイド板6がピン軸13
・13を中心に反時計方向に回動して再び実線示の第1
状態に転写ローラ5の装着に連動して復帰する。
【0051】本実施例においては記録材Pをニップ部n
により近接した位置まで誘導しているため、より安定し
た転写プロセス及び紙搬送が行なわれるという効果もあ
る。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、転写用回
転体を簡単な構成で容易に取外すことができ、所期の目
的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に従う転写装置の一例の斜視図
【図
2】  中間部省略の縦断面図
【図3】  図2の3−3線横断面図
【図4】  図2の4−4線横断面図
【図5】  転写ローラが感光ドラムに圧接状態の中間
部省略の縦断面図
【図6】  図5の6−6線横断面図
【図7】  搬送ガイド板を第2状態に変換した状態の
装置の横断面図
【図8】  第2実施例装置の横断面図
【図9】  第
3実施例装置の横断面図
【図10】  画像形成装置の
一例の概略構成図
【符号の説明】
5  転写ローラ 6  搬送ガイド板 7  分離ガイド板 14L・14R  軸受部材 20  リフトアーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  転写用回転体をその両端側を軸受部材
    で回転自由に抱持させて像担持体面に押圧当接させ、そ
    のニップ部に記録材を供給し通過させて像担持体面側の
    可転写像を記録材面側へ転写させる転写装置であり、前
    記ニップ部に近接して配置された、該ニップ部よりも記
    録材搬送方向上流側又は同下流側の記録材搬送ガイドの
    少なくとも一方の記録材搬送ガイドを、正規の記録材案
    内位置の第1状態と該第1状態とは異なる位置の第2状
    態とに変換可能となし、像担持体が除去されている又は
    像担持体が転写用回転体から逃がされている状態におい
    て前記記録材搬送ガイドを前記第1状態から第2状態へ
    変換させたときその変換力で転写用回転体を軸受部材の
    抱持から釈放させるように構成したことを特徴とする転
    写装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108008611A (zh) * 2016-10-28 2018-05-08 株式会社理光 图像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108008611A (zh) * 2016-10-28 2018-05-08 株式会社理光 图像形成装置

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