JPH04285380A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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Publication number
JPH04285380A
JPH04285380A JP7405191A JP7405191A JPH04285380A JP H04285380 A JPH04285380 A JP H04285380A JP 7405191 A JP7405191 A JP 7405191A JP 7405191 A JP7405191 A JP 7405191A JP H04285380 A JPH04285380 A JP H04285380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
coil winding
coil
current
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP7405191A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kato
信之 加藤
Hiroyasu Kanamori
弘恭 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP7405191A priority Critical patent/JPH04285380A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁の開閉を高速で行う
ようにした応答性の良い電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電磁弁の電流制御回路は高価
であり制御ドライバは大型化することから、電磁コイル
への通電により作り出す電磁吸引力により弁の開閉を行
うようにした電磁弁の駆動回路が知られている(特公昭
63−4068号公報)。このような従来の電磁弁は、
開弁動作時と開弁保持期間に電磁コイルに供給される電
流を制御するものである。電磁弁の構造は、通電時にコ
イルが励磁されてこの励磁コイルにより形成された電磁
石によって可動部がリターンスプリングに抗して移動す
ることにより弁部材を開動作または閉動作するものが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、電磁
弁の開閉動作の高速化が求められており、例えば、車両
用内燃機関のように運転状態が時間とともに著しく変化
する場合には、この種の内燃機関の燃料供給装置に適用
される電磁弁においては、特に高速応答性が求められる
。電磁弁の高速応答性を向上するためには、コイル巻線
の線径を大にしコイル抵抗値を少なくして電流供給量を
増大することが一つの手段として考えられる。しかし、
過大電流を供給するとコイル巻線が焼損しやすく電磁弁
の耐久性が劣化するので、コイル巻線の抵抗値を小さく
するためにコイル巻線の線径を大にするには一定の限度
がある。本発明は、このような問題点を解決するために
なされたもので、コイル巻線の焼損を防止し耐久性が良
く高速応答性に優れた電磁弁を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による電磁弁は、往復動可能な弁部材と、前記
弁部材を軸方向に案内する案内孔と前記弁部材の当接可
能な弁座部とを有する弁本体と、前記弁部材を開方向ま
たは閉方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗し
て電磁吸引力により前記弁部材を駆動するコイル巻線で
あって電磁吸引力の方向が互いに同一方向の第1コイル
巻線および第2コイル巻線とを備え、弁初期作動時、第
1コイル巻線および第2コイル巻線に通電し、弁初期作
動終了後の弁保持期間中、第1コイル巻線への通電を停
止することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の電磁弁によれば、常開弁であれば、閉
弁動作初期時、第1コイル巻線と第2コイル巻線に一時
的な大電流を供給することにより弁部材の物理的閉弁動
作を速める。次いで、弁部材が閉弁位置に保持された期
間中、第1コイル巻線への電流の供給を停止するが、こ
のとき第2コイル巻線への電流の供給を継続するので、
弁部材の閉弁状態が保持される。その後、閉弁終了時つ
まり開弁動作時、第2コイル巻線への電流の供給を停止
する。これにより、閉弁動作初期時の大電流を必要とす
るときは第1コイル巻線および第2コイル巻線に電流を
流して閉弁動作を速め、その後の閉弁保持期間中は弁保
持力が弁動作力より小さな駆動力で良いから低電流で足
りるため第2コイル巻線のみへの電流供給により閉弁状
態を保持する。そのため、電流供給量の節約が図られる
とともにコイル巻線の焼損も防止されコイル寿命を長く
できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は、内燃機関に供給する燃料通路に設けら
れる電磁弁の実施例を示している。この電磁弁は電流供
給時に開弁位置から閉弁位置に移動するタイプのもので
ある。電磁弁1の円筒状ハウジング2の内部には、コイ
ル巻線5を保持するボビン4が保持部材3に固定されて
いる。この保持部材3を固定する円盤状のカバー6は、
Oリング7を介してハウジング2の端部にカシメ固定さ
れている。カバー6の頂部に固定されるコネクタ8は、
コイル巻線5からのリード線を保持するための端子21
、22、23を有している。
【0007】ハウジング2に固定される弁本体11には
、その中央部に開口される案内孔の内周壁によって案内
されるニードル12を軸方向に摺動可能に案内している
。ニードル12の摺動部12aの一端は小径部12bに
接続し、この小径部12bの端部に大径の弁部12cが
形成されている。弁部12cは、弁本体11に形成され
る弁座部11bに当接可能である。図1に示すニードル
12は、弁座部11bに当接した状態を示している。 弁座部11bに連通する燃料通路11aは弁本体11に
開口されている。弁本体11の端面11cには燃料通路
11aを有する円盤状のストッパ14が設けられ、その
ストッパ端面に燃料通路13aを有する環状のカスケッ
ト13が取付けられている。ニードル12の反対側の端
部12dには、圧縮コイルスプリング16の一端16a
が当接し、他端16bは、カバー6の中央部から突出さ
れる固定鉄芯からなる突起6aに当接している。なお、
コネクタ8からは後述するコイル5に接続される3本の
端子21、22、23が取り出されている。
【0008】次に、コイル巻線5の構造について説明す
ると、図3に示すようにコイル巻線5は第1コイル巻線
5aと第2コイル巻線5bとからなり、第1コイル巻線
5aの線径は、第2コイル巻線5bの線径よりも大径に
なっており、それぞれ同一方向に巻かれている。第1コ
イル巻線5aおよび第2コイル巻線5bの端子は、各互
いのコイル巻線の一方の端子が端子26で接続される。 そして■、■、■の3本の端子が取り出される。この電
磁弁1の電気回路の模式図を示すと図2に示すとおりで
ある。電源24の正極、負極にリード線によりそれぞれ
接続される端子25、26は、その間で第1コイル巻線
5aと第2コイル巻線5bが並列接続される。27、2
8は、それぞれ第1コイル巻線5a、第2コイル巻線5
bをオンオフするトランジスタスイッチである。
【0009】次に、電磁弁1の動作について図1にもと
づいて説明する。まず、第1コイル巻線5aおよび第2
コイル巻線5bに通電されると、各コイル巻線5a、5
bの励磁により保持部材3、ハウジング2内に磁気回路
が形成され、保持部材3先端の磁気ギャップに生じる吸
引作用によりニードル12が圧縮コイルスプリング16
に抗して図1で上方にリフトする。すると、ニードル1
2の弁部12cが弁座部11bに当接し、閉弁する。そ
の後、第1コイル巻線5aの通電を停止しても第2コイ
ル巻線5bの通電が保持される間は、ニードル12は閉
弁状態を保持する。次いで第2コイル巻線5bへの通電
が停止されると、圧縮コイルスプリング16の付勢力に
よりニードル12が図1で下方に押し下げられ弁座部1
1bからニードル12の弁部12cが離間される。これ
により開弁される。開弁時、燃料は燃料通路13a、1
4b、小径部12bの周囲を通って燃料通路11aから
外部に流出される。
【0010】電磁弁1の開閉動作時におけるコイル巻線
5への通電状態を図4にもとづいてさらに詳述する。閉
弁初期作動時、図2に示す電気回路を流れる電流i、i
1 、i2 は、図2に示すような特性をとる。閉弁初
期作動開始時(t=0)、第1コイル巻線5aおよび第
2コイル巻線5bに電流i1 、i2 がそれぞれ供給
されて電流レベルが立ち上がる。電流iの立ち上がりは
、2種のコイル巻線5a、5bへの電流の供給により相
対的に大電流となる。したがって圧縮コイルスプリング
16に抗してニードル12が図1で上方にリフトする初
期動作は速い。すなわち開弁状態から閉弁状態に素早く
移行する。その後、閉弁初期作動時間t1 の間に開弁
位置から閉弁位置への移行動作を終了する。時間t1 
の経過後、第1コイル巻線5aの電流i1 の供給が停
止される。第2コイル巻線5bへの電流i2 の供給は
そのまま継続される。時間t1 の経過後、時間t2 
の経過前の間は、閉弁状態が保持される。この閉弁保持
期間中(t1 とt2 の中間)、コイル巻線5へ供給
される電流は第2コイル巻線5bへの電流のみであるか
ら、閉弁状態が保持されるとともに電流の供給量の節減
が図られる。その後、時間t2 経過後、第2コイル巻
線5bへの電流i2 の供給も停止される。すると閉弁
状態から開弁状態に迅速に切替えられる。
【0011】以上の如く電流制御がなされるから、閉弁
初期作動開始時(t=0)から初期作動終了時(t=t
1 )の間、コイルへの電流供給量は相対的に多いがそ
の電流供給時間が短いためコイル巻線5の焼損は防止さ
れる。また初期の大電流iの供給により開弁位置から閉
弁位置への移行が迅速になされる。すなわち応答性が良
好となる。また時間t1 の経過後、時間t2 までの
間は、電流供給量が電流i2のみであるがニードル12
のリフト後、エアギャップが少なくなっていることによ
り保持電流は少量で足りるため、小供給電流量で閉弁状
態が保持される。次いで時間t2 の経過後、閉弁状態
から開弁位置に戻る。このとき電流i2 から電流i=
0への電流供給量変化が小さいので、閉弁時から開弁時
への弁移動速度が速く応答性が良く、高速移動される。
【0012】前記実施例では、第1コイル巻線5aおよ
び第2コイル巻線5bの2種のコイル巻線を用い、第1
コイル巻線5aの線径を第2コイル巻線5bの線径より
も大径としたが、同等径のコイル巻線を用いても良いこ
とはもちろんであり、またコイル巻線を3種以上設け、
弁作動時に段階的に電流制御するようにしても良い。ま
た、電磁弁の種類は前記実施例では常開弁を用いたが常
閉弁に適用しても良く、さらに内開弁型、外開弁型のい
ずれのタイプの電磁弁にも使用できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁弁に
よれば、電磁吸引力を作成するためのコイル巻線を2種
以上のコイル巻線を用い、弁移動開始時のように大駆動
力を必要とするときは2種以上のコイル巻線に大電流を
供給し、弁保持状態のときはコイル巻線に流す電流供給
量を低減する構成にしたため、弁開閉の高速化、応答性
の向上を図ることができるとともに、コイル巻線の焼損
を防止して電磁弁の耐久性を高めることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例による電磁弁のコネク
タ部を示す平面図である。(B)はその電磁弁を示す断
面矢視図である。
【図2】本発明の実施例による電気回路を示す模式図で
ある。
【図3】本発明の実施例によるコイル巻線の接続状態を
示す模式図である。
【図4】本発明の実施例による電磁弁の各コイル巻線に
供給する電流供給量を示す特性図である。
【符号の説明】 1    電磁弁 5    コイル巻線 5a  第1コイル巻線 5b  第2コイル巻線 11    弁本体 11b  弁座部 11d  案内孔 12    ニードル(弁部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動可能な弁部材と、前記弁部材を軸方
    向に案内する案内孔と前記弁部材の当接可能な弁座部と
    を有する弁本体と、前記弁部材を開方向または閉方向に
    付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して電磁吸引力
    により前記弁部材を駆動するコイル巻線であって電磁吸
    引力の方向が互いに同一方向の第1コイル巻線および第
    2コイル巻線とを備え、弁初期作動時、第1コイル巻線
    および第2コイル巻線に通電し、弁初期作動終了後の弁
    保持期間中、第1コイル巻線への通電を停止することを
    特徴とする電磁弁。
JP7405191A 1991-03-13 1991-03-13 電磁弁 Pending JPH04285380A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7405191A JPH04285380A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 電磁弁

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JP7405191A JPH04285380A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 電磁弁

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JPH04285380A true JPH04285380A (ja) 1992-10-09

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ID=13536004

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JP7405191A Pending JPH04285380A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 電磁弁

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JP (1) JPH04285380A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019212700A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社デンソー 電磁アクチュエータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019212700A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社デンソー 電磁アクチュエータ

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