JPH04283171A - カウルルーバトップ - Google Patents

カウルルーバトップ

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Publication number
JPH04283171A
JPH04283171A JP4521891A JP4521891A JPH04283171A JP H04283171 A JPH04283171 A JP H04283171A JP 4521891 A JP4521891 A JP 4521891A JP 4521891 A JP4521891 A JP 4521891A JP H04283171 A JPH04283171 A JP H04283171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl louver
windshield
louver top
skin layer
cowl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4521891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Sato
貴彦 佐藤
Hiroshi Mukai
浩 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP4521891A priority Critical patent/JPH04283171A/ja
Publication of JPH04283171A publication Critical patent/JPH04283171A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントガラス
前面に配置されるカウルルーバトップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、自動車21の
車内に外気を導入する際に、雪や、木の葉やゴミ等の異
物の車内への侵入を防ぐために、フロントガラス22の
前面下部には、カウルルーバトップ23が配設されてい
る。そして、そのカウルルーバトップ本体23aは、左
右ほぼ対称に形成された左片24及び右片25が連結部
26にて相互に連結されたものであって、左右両片24
,25はフィラーが混入されたポリプロピレン(f−P
P)にて形成されている。図8においては左片24のみ
を示す。
【0003】図9に示すように、前記カウルルーバトッ
プ本体23aのフロントガラス22との接触面には、ウ
レタンゴム製のプロテクタ27及びスポンジ28が装着
されており、硬質のカウルルーバトップ本体23aとの
接触によるフロントガラス22の損傷や振動を防ぐよう
になっている。また、図7,8に示すように、カウルル
ーバトップ23の中央部付近には多数の通気孔29が縦
横に透設されているとともに、これら通気孔29には、
金網からなるネット30が貼着されている。そして、車
内に外気を導入する際には、前記ネット30がフィルタ
ーの役割を果たし、異物の侵入を防ぎ、車内には異物が
混入していないフレッシュエアーが導かれるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
構成よりなるカウルルーバトップ23は、次に示すよう
な問題点があった。すなわち、前記プロテクタ27やス
ポンジ28は、前記カウルルーバトップ本体23aを成
形した後に接着剤によって接着されるものであった。こ
の接着作業は前記本体23aのフロントガラス22との
接触面が複雑な形状を有するため、非常に困難であった
。従って、作業者にとっては手間がかかるばかりか、不
良品の発生率も高かった。また、前記接着が不十分な場
合、フロントガラス22との間に隙間が生じ、振動等に
より、異音が発生するおそれがあった。
【0005】さらに、前記本体23aはf−PP等の硬
質樹脂により形成されているため、カウルルーバトップ
23全体が振動した場合の振動を吸収できず、それに伴
った異音が発生する可能性があった。本発明は上記問題
点を解決するためになされたものであって、その目的は
フロントガラスに対して確実にシールされ、振動を吸収
することができ、種々の異音が発生するおそれがないカ
ウルルーバトップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、自動車のフロントガラス前面下部と嵌合し
て配置され、車内に外気を導入する際に、異物を遮断す
るためのネットを備えたカウルルーバトップであって、
表皮層は軟質材料により形成され、コア層は硬質材料に
より形成されるとともに、少なくとも前記フロントガラ
スに当接する接触部は前記表皮層により形成されている
ことを特徴とするカウルルーバトップをその要旨とする
【0007】
【作用】表皮層は、軟質材料により形成されているので
、カウルルーバトップ全体の振動が吸収される。また、
少なくともフロントガラスに当接する接触部が軟質材料
により形成されているので、フロントガラスを損傷する
ことがなく、同フロントガラスに対して確実にシールさ
れる。また、コア層は硬質材料により形成されているの
で一定以上の剛性を有し、確実に装備されるとともに破
損されにくい。
【0008】
【実施例】以下に本発明を具体化した一実施例を図1〜
6に基づいて説明する。図2は左片2及び右片3を連結
させたカウルルーバトップ1を自動車4に配設した状態
を示す斜視図であり、図3は本実施例のカウルルーバト
ップ1の左片2を示す斜視図である。また、図4は図3
におけるA−A線断面図である。
【0009】図2,3に示すように、カウルルーバトッ
プ1は左片2及び右片3よりなり、連結部5にて相互に
連結されている。このカウルルーバトップ1は、図4に
示すように、表皮層6が軟質のSEBS(スチレン−エ
チレン−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)により形成
されているとともに、コア層7はf−PPにより形成さ
れている。自動車4の車幅方向のほぼ中央部には、多数
の矩形状をなす通気孔8が縦横に透設されているととも
に、同通気孔8はネットとしての金網9によって覆われ
ている。また、カウルルーバトップ1の一側縁には、接
触部としてのガラス嵌合溝10が一体形成されており、
フロントガラス11が嵌合されるようになっている。
【0010】前記カウルルーバトップ1の各片2,3は
サンドイッチ成形法により成形されたものである。すな
わち、図5に示すように、図中上側に位置する固定型1
2と下側に位置する可動型13及びスライドコア14に
よってカウルルーバトップ1の各片2,3の形状に相当
するキャビティ15を形成し、同キャビティ15の一端
部には樹脂を射出するためのゲート16を形成しておく
【0011】そして、図6に示すように、キャビティ1
5に開口されたゲート16より表皮層6を形成するSE
BSを射出し、数秒経過後コア層7を形成するf−PP
を射出する。すると、SEBSはf−PPにより、キャ
ビティ15の内周壁側に押圧されてキャビティ15内を
同図右から左方向へと流動する。そして、最後に再度S
EBSを射出することにより、図1に示すような状態と
なる。なお、SEBSを再度射出しなくとも成形するこ
とはできるが、この場合、最初の射出段階で表皮層6が
十分に成形できる程度にSEBSを射出しておくことが
必要である。次いで、これを冷却固化させた後、可動型
13及びスライドコア14をスライドさせ、固定型12
から取出すことにより、各片2,3が得られる。
【0012】次に、前記の構成を有するカウルルーバト
ップ1の作用及び効果について説明する。まず、自動車
4への取付時において、図2に示すように、カウルルー
バトップ1のガラス嵌合溝10にフロントガラス11を
嵌合させ、車体の所定位置に配設する。このとき、ガラ
ス嵌合溝10のフロントガラス11に当接する面は、軟
質のSEBSにより覆われているので、フロントガラス
11を傷つけることなく容易に嵌合することができる。 また、コア層7は硬質のf−PPにより形成されている
ので、カウルルーバトップ1としての剛性は保持される
。従って、所定の箇所に容易に取付けることができる。
【0013】また、使用時においては、軟質のSEBS
がフロントガラス11を確実にシールしているため、隙
間が形成されないとともに、表皮層6が軟質のSEBS
により覆われて振動が吸収され、異音が発生するおそれ
がない。しかも、コア層7によって一定以上の剛性が付
与されているので、風や異物等によって破損されにくい
【0014】さらに、製造時においては、サンドイッチ
成形法により、表皮層6、コア層7が一体となったカウ
ルルーバトップ1を容易に成形することができる。従っ
て、従来のように、プロテクタ27やスポンジ28等を
貼着する手間が省け、作業者をわずらわせることもない
。しかも、貼着によるミスのおそれがないため、不良品
の発生率を著しく低減させることができる。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ような構成であってもよい。すなわち、前記実施例にお
いては、表皮層6の材質をSEBSとしたが、例えばT
PU(熱可塑性ポリウレタン)等の軟質樹脂でもよい。 また、コア層7もf−PPに何ら限定されるものではな
く、例えばタルクやガラス繊維が混入されたTPU等の
熱可塑性樹脂であってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明のカウルルーバトップは、フロン
トガラスに対して確実にシールされ、振動を吸収するこ
とができ、種々の異音が発生するおそれがないという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のカウルルーバトップをサンドイッチ
成形法により成形した状態を示す部分断面図である。
【図2】左片及び右片を連結させたカウルルーバトップ
を自動車に配設した状態を示す斜視図である。
【図3】カウルルーバトップの左片を示す斜視図である
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】カウルルーバトップの各片をサンドイッチ成形
法により成形する際の金型を示す断面図である。
【図6】図5の金型に樹脂を射出した状態を示す断面図
である。
【図7】従来のカウルルーバトップを自動車に配設した
状態を示す斜視図である。
【図8】従来のカウルルーバトップの左片を示す斜視図
である。
【図9】図8におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…カウルルーバトップ、4…自動車、6…表皮層、7
…コア層、9…ネットとしての金網、10…接触部とし
てのガラス嵌合溝、11…フロントガラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車(4)のフロントガラス(11)前
    面下部と嵌合して配置され、車内に外気を導入する際に
    、異物を遮断するためのネット(9)を備えたカウルル
    ーバトップ(1)であって、表皮層(6)は軟質材料に
    より形成され、コア層(7)は硬質材料により形成され
    るとともに、少なくとも前記フロントガラス(11)に
    当接する接触部(10)は前記表皮層(6)により形成
    されていることを特徴とするカウルルーバトップ。
JP4521891A 1991-03-11 1991-03-11 カウルルーバトップ Pending JPH04283171A (ja)

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JP4521891A JPH04283171A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 カウルルーバトップ

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JP4521891A JPH04283171A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 カウルルーバトップ

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JP4521891A Pending JPH04283171A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 カウルルーバトップ

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JP (1) JPH04283171A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5681075A (en) * 1994-03-17 1997-10-28 Toyoda Gosei Co., Ltd. Cowl louver
US20120126577A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Nihon Plast Co., Ltd. Cowl-top cover

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5681075A (en) * 1994-03-17 1997-10-28 Toyoda Gosei Co., Ltd. Cowl louver
US20120126577A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Nihon Plast Co., Ltd. Cowl-top cover
US8807634B2 (en) * 2010-11-19 2014-08-19 Nihon Plast Co., Ltd. Cowl-top cover crossmember having stepped portions

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