JPH04283041A - スライド機構のカバー - Google Patents

スライド機構のカバー

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Publication number
JPH04283041A
JPH04283041A JP3048175A JP4817591A JPH04283041A JP H04283041 A JPH04283041 A JP H04283041A JP 3048175 A JP3048175 A JP 3048175A JP 4817591 A JP4817591 A JP 4817591A JP H04283041 A JPH04283041 A JP H04283041A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover member
slide
cover
slide mechanism
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP3048175A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Sakurada
桜田 武夫
Toshio Tsubota
坪田 利雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication of JPH04283041A publication Critical patent/JPH04283041A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッド等に設けられる
案内面と、該案内面に移動可能に嵌合し、移動体に固定
されるスライド部材とにより構成されるスライド機構を
覆い保護するスライド機構のカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスライド機構のカバーとしては、
例えば、図5に示すようなものがある。すなわち、移動
体1と固定体5との間にテレスコープ状のカバー部材2
が設けられ、移動体1がスライド部材3を介してレール
部材4上を移動すると、カバー部材2が伸縮して、レー
ル部材4を適宜覆い、レール部材4などに切削剤や切り
粉が落下するのを防止しているものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスライド機構のカバーでは、微細な切り粉や
切削剤などがカバー部材2を構成する覆い板2a,2a
…の間の隙間に侵入して、レール部材3にかかってしま
い、また、移動体1を高速で移動すると、移動時の振動
や衝撃等により、覆い板2a同志が外れたり、覆い板2
a同志が干渉して異音が発生する場合があるという問題
点があった。
【0004】一方、カバー部材2をテレスコープ状に構
成しないで、一枚もので構成すると、カバー部材2が移
動体1と共に移動するため、カバー部材2の大きさは固
定体5の大きさに移動体1の移動長さを加算した大きさ
が必要となり、カバー部材2が大きくなり、カバー部材
2の移動軌跡上に他の物を置けないで、大きな据付スペ
ースが必要になるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、微細な切り粉などの侵入を防止し
、高速移動時に外れたり、異音を発生することがなく、
広い場所を取らずに据付けることができるスライド機構
のカバーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、基体に延設される案内面と、
この案内面上を前記延設方向に沿って移動する移動体と
、この移動体に取付けられ、前記案内面に案内されて前
記延設方向に移動可能な案内部を有し、前記移動体との
間で前記延設方向に空間部を形成するスライド部材と、
前記空間部に前記延設方向に挿通されるとともにこの空
間部より延設し両端部を前記案内面端部に固定され、コ
字形状に形成されて前記案内面を保護するカバー部材と
からなることを特徴とするスライド機構のカバーに存す
る。
【0007】
【作用】移動体に形成された凹部がスライド機構に跨が
っていて、凹部とスライド部材との間の挿通用の凹状空
間にカバー部材が通されているため、カバー部材がスラ
イド機構全体を覆っている。
【0008】基体の案内面上をスライド部材が移動する
と、スライド部材に固定されている移動体が移動する。 このとき、カバー部材は案内面側に固定されているため
、カバー部材に対してスライド部材および移動体がカバ
ー部材を凹状空間に挟んだ状態で移動するようになる。 すなわち、スライド部材がどのような移動位置にあって
も、カバー部材がスライド機構全体を完全に覆っていて
、カバー部材が一枚もので構成されているため、微細な
切り粉などが侵入する隙間を完全に無くすことができる
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1から図4は本発明の一実施例を示している。
【0010】図1および図2に示すように、基体である
ベッド10上に一対のスライド機構20aが装着されて
いる。スライド機構20aにより、移動体であるコラム
40が移動可能に載置されている。スライド機構20a
はベッド10にボルトで締結され、前後に延びる略鼓状
断面の案内面であるレール部材20と、レール部材20
に移動可能に外嵌し、コラム40側に固定されるスライ
ド部材30とにより構成されている。レール部材20と
スライド部材30との間にはベアリング部材25が介装
されている。
【0011】図1から図4に示すように、コラム40の
下面部には、スライド機構20aに跨がるように凹部4
5が形成され、凹部45とスライド部材30との間には
凹状断面の挿通用の空間50になっている。挿通用の空
間50の両端は外側方に開放され、挿通用の空間50内
から外側方にクランク状断面形のスライド部材の固定部
31がそれぞれ延設されている。そして、スライド部材
30の先端フランジ部32がコラム40の凹部45の溝
縁部にボルト32a,32aで固結されている。
【0012】同じく、挿通用の空間50にはカバー部材
70が通されている。カバー部材70はスライド部材3
0の基端部33などを上方から覆うように、コ字状断面
の一枚もので形成されている。カバー部材70は移動体
の移動方向(図1、図2において前後方向)に延設され
、カバー部材70の前後方向端部71が支持部材72を
介してベッド10にボルト72aで固定されている。
【0013】カバー部材70とレール部材20との間の
空間には、蛇腹体80が介装され、蛇腹体80の前後方
向端部81がスライド部材30と支持部材72にボルト
81a,81bで連結され、カバー部材70と蛇腹体8
0とがレール部材20を二重に覆っている。
【0014】コラム40の凹部45の前後縁部には、カ
バー部材70に弾撥的に当接して、挿通用の空間50内
への切り粉の侵入を防止すべく、ゴム等非金属体である
ワイパ90がボルト90aで固着されている。ワイパ9
0はカバー部材70と同じく略コ字形の板状に形成され
ている。
【0015】次に作用を説明する。
【0016】コラム40の下面部に形成された凹部45
がスライド機構20aに跨がっていて、凹部45とスラ
イド部材30との間の挿通用の空間挿通用の空間50に
カバー部材70が通されているため、カバー部材70が
スライド機構20a全体を覆っている。
【0017】レール部材20上をスライド部材30が移
動すると、コラム40が移動する。このとき、カバー部
材70はベッド10側に固定されているため移動しない
で、カバー部材70の下方をスライド部材30が移動し
て、カバー部材70の上方をコラム40の凹部45が移
動するようになる。このとき、スライド部材30と支持
部材72との間の距離が変化して、一方の蛇腹体80が
縮むと他方の蛇腹体80が伸びるようになる。
【0018】すなわち、スライド部材30がどのような
移動位置にあっても、カバー部材70がスライド機構2
0a全体を覆い、また、蛇腹体80がレール部材20を
覆っていて、レール部材20に切り粉や切削剤が落下す
ることがなく、スライド部材30が一枚ものであるため
、微細な切り粉がレール部材20側に侵入する隙間もな
く、レール部材20とスライド部材30は適切な摺動状
態に維持される。
【0019】また、コラム40の移動にともない、ワイ
パ90がカバー部材70の上面を弾撥的に当接しながら
移動するため、挿通用の空間50内に切り粉等が入り込
まないで、これによっても、摺動状態に悪影響を与える
ことがない。
【0020】前記実施例においては、移動体としてのコ
ラム40と基体としてのベッド10との間のスライド機
構20aを示したが、これに限らず、例えば、加工テー
ブルやタレット刃物台のようなもののスライド機構であ
ってもよい。
【0021】また、スライド機構をころがり案内面で説
明を行っているが、すべり案内面であってもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるスライド機構のカバーに
よれば、移動体とスライド部材との間に凹状空間部を形
成し、凹状空間部がスライド機構を跨がるようにし、そ
の空間部にカバー部材を挿通し、挿通したカバー部材を
レール部材に沿わせて基体側に固定するとともに、スラ
イド部材がおよび移動体が移動するようにしたので、一
枚物のカバー部材によりレール部材およびスライド部材
からなるスライド機構を完全に覆って、微細な切り粉な
どの侵入を防止することができる。また、カバー部材は
案内部とほぼ同じ長さで固定されていて移動しないため
、カバー部材の移動量を考慮する必要がなく、比較的に
狭い場所に据え付けることができ、カバーは一体形状で
あるため、移動体を高速で移動した際の振動等によって
、異音が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図4のA−A線断面図
である。
【図2】本発明の一実施例を示すスライド機構のカバー
の装着状態を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すスライド機構のカバー
の正面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すスライド機構のカバー
の要部側面図である。
【図5】従来例を示すスライド機構のカバーの装着状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
10…ベッド 20a…スライド機構 20…レール部材 30…スライド部材 40…コラム(移動体) 50…挿通用の空間 70…カバー部材 80…蛇腹体 90…ワイパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体に延設される案内面と、この案内面上
    を前記延設方向に沿って移動する移動体と、この移動体
    に取付けられ、前記案内面に案内されて前記延設方向に
    移動可能な案内部を有し、前記移動体との間で前記延設
    方向に空間部を形成するスライド部材と、前記空間部に
    前記延設方向に挿通されるとともにこの空間部より延設
    し両端部を前記案内面端部に固定され、コ字形状に形成
    されて前記案内面を保護するカバー部材とからなること
    を特徴とするスライド機構のカバー。
JP3048175A 1991-03-13 1991-03-13 スライド機構のカバー Pending JPH04283041A (ja)

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