JPH04282407A - 三次元形状測定装置 - Google Patents

三次元形状測定装置

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JPH04282407A
JPH04282407A JP4632491A JP4632491A JPH04282407A JP H04282407 A JPH04282407 A JP H04282407A JP 4632491 A JP4632491 A JP 4632491A JP 4632491 A JP4632491 A JP 4632491A JP H04282407 A JPH04282407 A JP H04282407A
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Masayuki Yoshima
與島 政幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三次元形状測定装置に関
し、特に表面状態が鏡面に近い物から、凹凸や傾斜のあ
る面まで混在する物の三次元形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の三次元形状測定装置を説
明する斜視図である。
【0003】図9の三次元形状測定装置は一軸ステージ
を有する測定台50に裁置された測定対象物55を走査
する走査光学系を備えている。
【0004】この走査光学系は、レーザ51と、レーザ
51のビーム径を所要のビーム径に拡大するビーム拡大
器52と、レーザ光を測定台50の真上から測定台50
の送り方向と直交する方向に走査させるガルバノミラー
53と、ガルバノミラー53で走査されたレーザ光を測
定台50の測定面上で所要のビーム径に集光させかつ定
速度で走査させるfθレンズ54とを有する。
【0005】走査されたレーザ光の測定対象物55の反
射光の中で走査方向に直交する方向に反射する光の一部
を斜め上方から集光レンズ57で集光し、集光レンズ5
7を通過したレーザ光をシリンドリカルレンズ58で走
査方向に集光し、さらにこのレーザ光を集光レンズ57
と、シリンドリカルレンズ58の焦点位置に置かれた受
光素子59で受光する。
【0006】図10は、測定対象物55の高さ測定の原
理を説明するための平面図である。
【0007】測定対象物55に真上からレーザ光を当て
測定対象物55からの反射光をレーザの入射方向から角
度θ傾いた方向で集光レンズ57を介して受光素子59
で受光した場合、集光レンズ57の倍率をmとすると、
測定対象物55の高さtと受光素子59上での距離d(
高さtからの反射光の受光位置と測定台50の表面から
の反射光での受光位置との間の距離)との関係は
【00
08】
【0009】で与えられる。従って受光素子59上の受
光位置の変位を測ることで測定対象物55の高さが測定
できる。
【0010】図11(a),(b)は、面が粗い測定対
象物55′と、鏡面に近い測定対象物55″それぞれの
レーザ光60の反射の様子を示した平面図である。
【0011】図11(a)のように面が粗い測定対象物
55′の場合、レーザ光は乱反射するため、斜めに設定
された受光方向61へ比較的多くの反射が起こるが、図
11(b)のように面が鏡面に近い測定対象物55″の
場合、正反射成分が多くなり受光方向61への反射が少
なくなる。従って図9に示す従来の三次元形状測定装置
では、鏡面に近い面の高さ測定はS/N比が悪くなり測
定が困難である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来の三次元形状
測定装置では、レーザを測定対象物の真上から走査し斜
め上方から乱反射光の一部を利用して高さ測定を行って
いるため、表面が鏡面に近い測定対象物は受光方向への
乱反射成分が少なく反射光量のS/N比が悪くなり測定
が困難であるという課題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の三次元形状測定
装置は、(A)測定対象物を裁置し一方向にステップ送
りされる測定台と、(B)レーザと、前記レーザのビー
ム径を所要のビーム径に拡大するビーム拡大器と、前記
ビーム拡大器を通過したレーザ光を前記測定台の送り方
向と直交する方向に走査するスキャナと、前記スキャナ
で走査されたレーザ光を最終的に前記測定台の測定面上
で所要のビーム径に集光しかつ走査速度を一定するfθ
レンズと、前記fθレンズを通過したレーザ光の光路を
2方向に前記スキャナの走査に同期して切換えるガルバ
ノミラーと、前記ガルバノミラーの切換運動の一終点で
反射されたレーザ光を前記測定台の真上から鉛直下方に
走査軌跡が前記測定台の送り方向と直交するように反射
する第1の反射ミラーと、前記ガルバノミラーの切換運
動の他終点で反射されたレーザ光を前記測定台の斜め上
方から走査軌跡が前記第1の反射ミラーによる走査軌跡
と一致するように反射しかつ前記ガルバノミラーから前
記測定台の測定面上までの光路長が前記第1の反射ミラ
ーでの同光路長と等しくなるように反射する第2の反射
ミラーとで構成される走査光学系と、(C)前記第2の
反射ミラーによるレーザ入射角に大きさが等しい角度の
反射角方向に反射するレーザ光を集光する集光レンズと
、前記集光レンズの光軸上にあり前記集光レンズを通過
したレーザ光を走査方向に集光するシリンドリカルレン
ズと、前記集光レンズと前記シリンドリカルレンズの焦
点位置に置かれレーザ光を受光する受光素子とで構成さ
れる受光光学系と、(D)前記スキャナの走査に同期し
て走査毎に前記測定台をステップ送りするステージ制御
回路とレーザ光を前記第1の反射ミラーで反射して走査
した時の前記受光素子の受光位置から測定対象物の高さ
を求める第1の高さ演算回路と、レーザ光を前記第2の
反射ミラーで反射して走査した時の前記受光素子の受光
位置から測定対象物の高さを求める第2の高さ演算回路
と前記第1および第2の反射ミラーで反射されたレーザ
光で走査した時の同一位置における前記受光素子の受光
量を比較し受光量の多い方の前記第1または第2の反射
ミラーで反射した時の前記第1または第2の高さ演算回
路の高さ演算結果を選択する高さ判定回路とで構成され
る信号処理回路とを備えている。
【0014】本発明の三次元形状測定装置は、(A)測
定対象物を裁置する測定台と、(B)第1のレーザと、
前記第1のレーザのビーム径を所要のビーム径に拡大す
る第1のビーム拡大器と、前記第1のレーザと波長の異
なる第2のレーザと、前記第2のレーザのビーム径を所
要のビーム径に拡大する第2のビーム拡大器と、前記第
1のビーム拡大器および前記第2のビーム拡大器で拡大
された2本のレーザ光を1本に重ね合わせる重ね合わせ
光学系と、この重ね合わせ光学系により重ね合わせされ
たレーザ光を前記測定台の送り方向と直交する方向に走
査するスキャナと、前記スキャナで走査されたレーザ光
を最終的に前記測定台の測定面上で所要のビーム径に集
光しかつ走査速度を一定にするfθレンズと、前記fθ
レンズを通過した前記第1のレーザのレーザ光と前記第
2のレーザのレーザ光のいずれか一方のレーザ光を透過
し他方のレーザ光を前記測定台の斜め上方から走査軌跡
が前記測定台の送り方向と直交するように反射する第1
のフィルタと、前記第1のフィルタを通過した一方のレ
ーザ光を前記測定台の真上から鉛直下方に走査軌跡が前
記第1のレーザ光の軌跡と一致するように反射する反射
ミラーとで構成される走査光学系と、(C)前記第1の
フィルタで反射された他のレーザ光の入斜角に大きさが
等しい角度の反射角方向に反射するレーザ光を集光する
集光レンズと、前記集光レンズの光軸上にあり前記集光
レンズを通過したレーザ光を走査方向に集光するシリン
ドリカルレンズと、前記シリンドリカルレンズを通過し
た前記一方および他方のレーザ光を分光する第2のフィ
ルタと、前記第2のフィルタで分光された前記一方およ
び他方のレーザ光をそれぞれ前記集光レンズおよび前記
シリンドリカルレンズの焦点位置で受光する第1および
第2の受光素子とで構成される受光光学系と、(D)前
記第1の受光素子の受光位置から高さを求める第1の高
さ演算回路と、前記第2の受光素子の受光位置から高さ
を求める第2の高さ演算回路と、前記第1の受光素子と
前記第2の受光素子の受光量を比較し受光量の多い方の
受光素子の信号を受ける前記第1また第2の高さ演算回
路の高さ演算結果を選択する高さ判定回路とで構成され
る信号処理回路とを備えている。
【0015】本発明の三次元形状測定装置は、(A)測
定対象物を裁置する測定台と、(B)レーザと、前記レ
ーザのビーム径を所要のビーム径に拡大するビーム拡大
器と、このビーム拡大器により拡大されたレーザ光を前
記測定台の送り方向と直交する方向に走査するスキャナ
と、前記スキャナで走査されたレーザ光を最終的に前記
測定台の測定面上で所要のビーム径に集光しかつ走査速
度を一定にするfθレンズと、前記fθレンズを通過し
たレーザ光を分光する第1の偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタを通過したP偏光のレーザ光
を前記測定台の真上から鉛直下方に走査軌跡が前記測定
台の送り方向と直交するように反射する第1の反射ミラ
ーと、前記偏光ビームスプリッタで反射されS偏光のレ
ーザ光を前記測定台の斜め上方から走査軌跡が前記第1
の反射ミラーの走査軌跡と一致するように反射しかつ前
記偏光ビームスプリッタから前記測定台の測定面までの
光路長が前記第1の反射ミラーによる前記P偏光のレー
ザ光の光路長と等しくなるように反射する第2の反射ミ
ラーとで構成される走査光学系と、(C)前記第2の反
射ミラーにより反射された前記S偏光のレーザ光の入斜
角に大きさが等しい角度の反射角方向に反射するレーザ
光を集光する集光レンズと、前記集光レンズの光軸上に
あり前記集光レンズを通過したレーザ光を走査方向に集
光するシリンドリカルレンズと、前記シリンドリカルレ
ンズを通過したレーザ光を分光する第2の偏光ビームス
プリッタと、前記第2の偏光ビームスプリッタで分光さ
れたP偏光のレーザ光およびS偏光のレーザ光それぞれ
を前記集光レンズおよび前記シリンドリカルレンズの焦
点位置で受光する第1および第2の受光素子とで構成さ
れる受光光学系と、(D)前記第1の受光素子の受光位
置から高さを求める第1の高さ演算回路と、前記第2の
受光素子の受光位置から高さを求める第2の高さ演算回
路と、前記第1の受光素子の前記第2の受光素子の受光
量を比較し受光量の多い方の受光素子の信号を受ける前
記第1または第2の高さ演算回路の高さ演算結果を選択
する高さ判定回路とで構成される信号処理回路とを備え
ている。
【0016】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
【0017】図1および図2はそれぞれ本発明の一実施
例を示す斜視図および信号処理回路のブロック図である
【0018】本実施例は一軸ステージを有する測定台1
に裁置された測定対象物6を走査する走査光学系ならび
にこの走査光学系により走査されたレーザ光の測定対象
物からの反射光を受光する受光光学系を備えている。
【0019】この走査光学系は、レーザ2と、レーザ2
のビーム径を所要のビーム径に拡大するビーム拡大器3
と、ビーム拡大器3を通過したレーザ光を測定台1と平
行な面内で測定台1の送り方向と直交する方向に走査す
る第1のガルバノミラー4と、第1のガルバノミラー4
で走査されたレーザ光を最終的に測定台1の測定面上で
所要のビーム径に収束しかつ走査速度を一定にするfθ
レンズ5と、fθレンズ5を通過したレーザ光の光路を
間欠的に正逆の回転運動をして2方向にガルバノミラー
4による走査に同期して周期的に切換える第2のガルバ
ノミラー6と、ガルバノミラー6の回転運動の一終点で
反射されたレーザ光を測定台1の真上から鉛真下方に走
査軌跡が測定台1の送り方向と直交するように反射する
第1の反射ミラー7と、第2のガルバノミラー6の回転
運動の他終点で反射されたレーザ光を測定台1の斜め上
方から走査軌跡が第1の反射ミラー7による走査軌跡と
一致するように反射し、かつ第2のガルバノミラー6か
ら測定台1の測定面上までの光路長が第1の反射ミラー
7での同光路長と等しい第2の反射ミラー8を有する。
【0020】受光光学系は、測定台1に対し第2の反射
ミラー8によるレーザ入射角に等しい反射角方向に反射
するレーザ光を集光する集光レンズ11と、集光レンズ
11の光軸上にあり集光レンズ11を通過したレーザ光
を走査方向に集光するシリンドリカルレンズ12と、集
光レンズ11およびシリンドリカルレンズ12の焦点位
置に置かれレーザ光を受光する受光素子13とを有する
【0021】図2に示す信号処理回路は、第1のガルバ
ノミラー4の走査に同期して2走査毎に測定台1をステ
ップ送りさせるステージ制御回路14と、第1の反射ミ
ラー7で走査した時の受光素子13の受光位置から測定
対象物9の高さを求める第1の高さ演算回路16と、第
2の反射ミラー8で走査した時の受光素子13の受光位
置から測定対象物9の高さを求める第2の高さ演算回路
17と、第1のガルバノミラー4に同期して第1の高さ
演算回路16と第2の高さ演算回路17とを切換える切
換え回路15と、第1の反射ミラー7および第2の反射
ミラー8で走査した時の同一位置における受光素子13
の受光量を比較し受光量の多い方で求めた高さ演算結果
を選択する高さ判定回路18とを有する。
【0022】この信号処理回路の制御により、測定台1
の各位置においてレーザ光のガルバノミラー4の走査を
2回ずつ行い、その2回の走査のうちの1回の走査中は
レーザ光がガルバノミラー6から反射ミラー7を介して
測定台1を真上から入射し、受光素子13の出力を演算
回路16に伝えるように切換えるようにし、他の1回の
走査中は、レーザ光がガルバノミラー6から反射ミラー
8を介して測定台1を斜めから入射し受光素子13の出
力を演算回路17に伝えるようにする。また判定回路1
8は上記の1回の走査での受光素子13の受光量が他の
1回の走査での受光素子13の受光量より多い時は演算
回路16の演算結果を、逆の時は演算回路17の演算結
果を測定対象物9の高さとして選択する。
【0023】図3は垂直入射および斜め入射光学系の高
さ測定原理を説明するための平面図である。
【0024】反射ミラー8で反射して入射されるレーザ
光の入射角度および集光レンズ11を通して受光するレ
ーザ光の受光角度をθ、測定対象物9の受光素子13に
おける像の倍率をmとすれば測定対象物9の高さtは、
【0025】
【0026】で与えられる。演算回路16は上記の式(
1)に従い測定対象物9の高さを求め、演算回路17は
式(2)に従い測定対象物9の高さを求める。
【0027】図4(a),(b)は斜面での反射を説明
するための平面図である。
【0028】図4(a)は垂直入射、図4(b)は斜め
入射の場合である。測定面20が角度αの傾きを持って
いた場合の受光方向21と最も強い反射方向22,22
′とのずれ角△θ1,△θ2は 垂直入射:△θ1=θ−2α 斜め入射:△θ2=2α となる。ここで△θ1=△θ2として解くとα=θ/4
となる。すなわち、測定面20の傾きがθ/4より小さ
い場合は△θ2≦△θ1となり斜め入射光学系の方がよ
り多くの反射光を受光でき、一方測定面20の傾きがθ
/4より大きい場合は△θ2≧△θ1となり垂直入射光
学系の方がより多くの反射光を受光できる。従って測定
台1の同一位置を垂直入射および斜め入射の両方で交互
に走査し、受光素子13の受光量の多い方で高さを求め
ることにより各斜面に対してより高いS/N比で高さ測
定ができる上、フラット鏡面に近い物から凹凸や傾斜の
ある物まで幅広く対応できる。
【0029】図5および図6はそれぞれ本発明の他の実
施例の斜視図および信号処理回路のブロック図である。 本実施例も測定台1,走査光学系および受光光学系を備
えている。
【0030】本実施例の走査光学系は、第1のレーザ2
と、第1のレーザ2のビーム径を所要のビーム径に拡大
する第1のビーム拡大器3と、第1のレーザ2と波長の
異なる第2のレーザ30と、第2のレーザ30のビーム
径を所要のビーム径に拡大する第2のビーム拡大器31
と、第1のレーザ2および第2のレーザ30のレーザ光
を1本に重ね合わせるミラー32およびビームスプリッ
タ33で構成された重ね合わせ光学系と、重ね合わされ
たレーザ光を測定台1と平行な面内で測定台1の送り方
向と直交する方向に走査するガルバノミラー4と、ガル
バノミラー4で走査されたレーザ光を最終的に測定台1
の測定面上で所要のビーム径に収光しかつ走査速度を一
定にするfθレンズ5と、fθレンズ5を通過した第1
のレーザ2と第2のレーザ30のレーザ光のうち第2の
レーザ30のレーザ光を透過し第1のレーザ2のレーザ
光を測定台1の斜め上方から走査軌跡が測定台1の送り
方向と直交するように反射する第1のフィルタ34と、
第1のフィルタ34を通過した第2のレーザ30のレー
ザ光を測定台1の真上から鉛直下方に走査軌跡が第1の
レーザ2の軌跡と一致するように反射する反射ミラー3
5とを有する。
【0031】受光光学系は、測定対象物9の反射光の中
で第1のフィルタ34により反射されたレーザ2のレー
ザ光の入射角に等しい反射角方向に反射するレーザ光を
集光する集光レンズ11と、集光レンズ11の光軸上に
あり集光レンズ11を通過したレーザ光を走査方向に集
光するシリンドリカルレンズ12と、シリンドリカルレ
ンズ12を通過した第1のレーザ2と第2のレーザ30
のレーザ光のうち第2のレーザ30のレーザ光を透過し
第1のレーザ2のレーザ光を反射する第2のフィルタ3
6と、第2のフィルタ36で分光された第1,第2のレ
ーザ2,30のレーザ光をそれぞれ集光レンズ11およ
びシリンドリカルレンズ12の焦点位置で受光する第1
の受光素子37、第2の受光素子13とを有する。
【0032】図6に示す信号処理回路は、第1の受光素
子37の受光位置から高さを求める第1の高さ演算回路
38と、第2の受光素子13の受光位置から高さを求め
る第2の高さ演算回路39と、第1の受光素子37と第
2の受光素子13の受光量を比較し受光量の多い方の受
光素子13または37の信号を受ける高さ演算回路38
または39の高さ演算結果を最終的に決定する測定対象
物9の高さとして選択する高さ判定回路18とで構成さ
れる。高さ演算回路16は式(2)に従い測定対象物9
の高さを求め、高さ演算回路17は式(1)に従い測定
対象物9の高さを求める。
【0033】図7および図8はそれぞれ本発明のさらに
他の実施例の斜視図および信号処理回路のブロック図で
ある。
【0034】本実施例の走査光学系は、レーザ2,ビー
ム拡大器3,ガルバノミラー4およびfθレンズ5を備
え、さらにfθレンズ5を通過したレーザ光を分光する
第1の偏光ビームスプリッタ40と、偏光ビームスプリ
ッタ40を通過したレーザ光(以下P偏光のレーザ光と
称す)を測定台1の真上から鉛直下方に走査軌跡が測定
台1の送り方向と直交するように反射する第1の反射ミ
ラー42と、偏光ビームスプリッタ40で反射されたレ
ーザ光(以下S偏光のレーザ光と称す)を測定台1の斜
め上方から走査軌跡が第1の反射ミラー42と一致する
ように反射しかつ偏光ビームスプリッタ40から測定台
1の測定面までの光路長が第1の反射ミラー42におけ
る同光路長と等しい第2の反射ミラー41とで構成され
る。
【0035】受光光学系は、第2の反射ミラー41によ
り反射されたS偏光のレーザ光のレーザ入射角に等しい
反射角方向に反射するレーザ光を集光する集光レンズ1
1およびシリンドリカルレンズ10と、シリンドリカル
レンズ10を通過したレーザ光を分光する第2の偏光ビ
ームスプリッタ11と、第2の偏光ビームスプリッタ1
1で分光されたP偏光のレーザ光およびS偏光のレーザ
光をそれぞれ集光レンズ9およびシリンドリカルレンズ
10の焦点位置で受光する第1の受光素子13および第
2の受光素子37とで構成される。
【0036】図8の信号処理回路は、第1の受光素子1
3の受光位置から高さを求める第1の高さ演算回路16
と、第2の受光素子37の受光位置から高さを求める第
2の高さ演算回路17と、高さ判定回路18とで構成さ
れる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1つの走
査光学系で垂直入射と斜め入射の走査を交互に高速に切
換えて、または同時に行うことにより、同一走査位置に
おける両走査の反射光量を比較し、反射光量の多い方で
高さ測定を行うことにより、表面状態が鏡面に近い物か
ら傾斜のある物まで幅広く高いS/N比で高精度かつ高
速に三次元形状を測定できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の信号処理回路のブロック
図である。
【図3】図1に示した実施例の高さ測定原理を説明する
平面図である。
【図4】図1に示した実施例の垂直方向および斜め方向
の入射による受光素子13の受光量の比較を説明するた
めの平面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5に示した実施例の信号処理回路のブロック
図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す斜視図である
【図8】図7に示した実施例の信号処理回路のブロック
図である。
【図9】従来の三次元形状測定装置を示す斜視図である
【図10】図9に示す三次元形状測定装置の測定対象物
の高さ測定原理を説明する図である。
【図11】図9に示す三次元形状測定装置で表面状態の
異なる測定対象物を測定した場合の反射光の違いを説明
する図である。
【符号の説明】
1,50    測定台 2,30,51    レーザ 3,31,52    ビーム拡大器 4,6,53    ガルバノミラー 5,54    fθレンズ 7,8,32,35,41,42    反射ミラー9
,55,55′,55″    測定対象物11,57
    集光レンズ 12,58    シリンドリカルレンズ13,37,
59    受光素子 14    ステージ制御回路 15    切換え回路 16,17,38,39    高さ演算回路18  
  高さ判定回路 19,60    レーザ光 20    測定面 21,61    受光方向 22,22′    最も強い反射方向33    ビ
ームスプリッタ 34,36    フィルタ 40,43    偏光ビームスプリッタ62,62′
    反射強度分布

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)測定対象物を裁置し一方向にステッ
    プ送りされる測定台と、(B)レーザと、前記レーザの
    ビーム径を所要のビーム径に拡大するビーム拡大器と、
    前記ビーム拡大器を通過したレーザ光を前記測定台の送
    り方向と直交する方向に走査するスキャナと、前記スキ
    ャナで走査されたレーザ光を最終的に前記測定台の測定
    面上で所要のビーム径に集光しかつ走査速度を一定する
    fθレンズと、前記fθレンズを通過したレーザ光の光
    路を2方向に前記スキャナの走査に同期して切換えるガ
    ルバノミラーと、前記ガルバノミラーの切換運動の一終
    点で反射されたレーザ光を前記測定台の真上から鉛直下
    方に走査軌跡が前記測定台の送り方向と直交するように
    反射する第1の反射ミラーと、前記ガルバノミラーの切
    換運動の他終点で反射されたレーザ光を前記測定台の斜
    め上方から走査軌跡が前記第1の反射ミラーによる走査
    軌跡と一致するように反射しかつ前記ガルバノミラーか
    ら前記測定台の測定面上までの光路長が前記第1の反射
    ミラーでの同光路長と等しくなるように反射する第2の
    反射ミラーとで構成される走査光学系と、(C)前記第
    2の反射ミラーによるレーザ入射角に大きさが等しい角
    度の反射角方向に反射するレーザ光を集光する集光レン
    ズと、前記集光レンズの光軸上にあり前記集光レンズを
    通過したレーザ光を走査方向に集光するシリンドリカル
    レンズと、前記集光レンズと前記シリンドリカルレンズ
    の焦点位置に置かれレーザ光を受光する受光素子とで構
    成される受光光学系と、(D)前記スキャナの走査に同
    期して走査毎に前記測定台をステップ送りするステージ
    制御回路とレーザ光を前記第1の反射ミラーで反射して
    走査した時の前記受光素子の受光位置から測定対象物の
    高さを求める第1の高さ演算回路と、レーザ光を前記第
    2の反射ミラーで反射して走査した時の前記受光素子の
    受光位置から測定対象物の高さを求める第2の高さ演算
    回路と前記第1および第2の反射ミラーで反射されたレ
    ーザ光で走査した時の同一位置における前記受光素子の
    受光量を比較し受光量の多い方の前記第1または第2の
    反射ミラーで反射した時の前記第1または第2の高さ演
    算回路の高さ演算結果を選択する高さ判定回路とで構成
    される信号処理回路とを備えることを特徴とする三次元
    形状測定装置。
  2. 【請求項2】(A)測定対象物を裁置する測定台と、(
    B)第1のレーザと、前記第1のレーザのビーム径を所
    要のビーム径に拡大する第1のビーム拡大器と、前記第
    1のレーザと波長の異なる第2のレーザと、前記第2の
    レーザのビーム径を所要のビーム径に拡大する第2のビ
    ーム拡大器と、前記第1のビーム拡大器および前記第2
    のビーム拡大器で拡大された2本のレーザ光を1本に重
    ね合わせる重ね合わせ光学系と、この重ね合わせ光学系
    により重ね合わせされたレーザ光を前記測定台の送り方
    向と直交する方向に走査するスキャナと、前記スキャナ
    で走査されたレーザ光を最終的に前記測定台の測定面上
    で所要のビーム径に集光しかつ走査速度を一定にするf
    θレンズと、前記fθレンズを通過した前記第1のレー
    ザのレーザ光と前記第2のレーザのレーザ光のいずれか
    一方のレーザ光を透過し他方のレーザ光を前記測定台の
    斜め上方から走査軌跡が前記測定台の送り方向と直交す
    るように反射する第1のフィルタと、前記第1のフィル
    タを通過した一方のレーザ光を前記測定台の真上から鉛
    直下方に走査軌跡が前記第1のレーザ光の軌跡と一致す
    るように反射する反射ミラーとで構成される走査光学系
    と、(C)前記第1のフィルタで反射された他のレーザ
    光の入斜角に大きさが等しい角度の反射角方向に反射す
    るレーザ光を集光する集光レンズと、前記集光レンズの
    光軸上にあり前記集光レンズを通過したレーザ光を走査
    方向に集光するシリンドリカルレンズと、前記シリンド
    リカルレンズを通過した前記一方および他方のレーザ光
    を分光する第2のフィルタと、前記第2のフィルタで分
    光された前記一方および他方のレーザ光をそれぞれ前記
    集光レンズおよび前記シリンドリカルレンズの焦点位置
    で受光する第1および第2の受光素子とで構成される受
    光光学系と、(D)前記第1の受光素子の受光位置から
    高さを求める第1の高さ演算回路と、前記第2の受光素
    子の受光位置から高さを求める第2の高さ演算回路と、
    前記第1の受光素子と前記第2の受光素子の受光量を比
    較し受光量の多い方の受光素子の信号を受ける前記第1
    また第2の高さ演算回路の高さ演算結果を選択する高さ
    判定回路とで構成される信号処理回路とを備えることを
    特徴とする三次元形状測定装置。
  3. 【請求項3】(A)測定対象物を裁置する測定台と、(
    B)レーザと、前記レーザのビーム径を所要のビーム径
    に拡大するビーム拡大器と、このビーム拡大器により拡
    大されたレーザ光を前記測定台の送り方向と直交する方
    向に走査するスキャナと、前記スキャナで走査されたレ
    ーザ光を最終的に前記測定台の測定面上で所要のビーム
    径に集光しかつ走査速度を一定にするfθレンズと、前
    記fθレンズを通過したレーザ光を分光する第1の偏光
    ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリッタを通過
    したP偏光のレーザ光を前記測定台の真上から鉛直下方
    に走査軌跡が前記測定台の送り方向と直交するように反
    射する第1の反射ミラーと、前記偏光ビームスプリッタ
    で反射されS偏光のレーザ光を前記測定台の斜め上方か
    ら走査軌跡が前記第1の反射ミラーの走査軌跡と一致す
    るように反射しかつ前記偏光ビームスプリッタから前記
    測定台の測定面までの光路長が前記第1の反射ミラーに
    よる前記P偏光のレーザ光の光路長と等しくなるように
    反射する第2の反射ミラーとで構成される走査光学系と
    、(C)前記第2の反射ミラーにより反射された前記S
    偏光のレーザ光の入斜角に大きさが等しい角度の反射角
    方向に反射するレーザ光を集光する集光レンズと、前記
    集光レンズの光軸上にあり前記集光レンズを通過したレ
    ーザ光を走査方向に集光するシリンドリカルレンズと、
    前記シリンドリカルレンズを通過したレーザ光を分光す
    る第2の偏光ビームスプリッタと、前記第2の偏光ビー
    ムスプリッタで分光されたP偏光のレーザ光およびS偏
    光のレーザ光それぞれを前記集光レンズおよび前記シリ
    ンドリカルレンズの焦点位置で受光する第1および第2
    の受光素子とで構成される受光光学系と、(D)前記第
    1の受光素子の受光位置から高さを求める第1の高さ演
    算回路と、前記第2の受光素子の受光位置から高さを求
    める第2の高さ演算回路と、前記第1の受光素子の前記
    第2の受光素子の受光量を比較し受光量の多い方の受光
    素子の信号を受ける前記第1または第2の高さ演算回路
    の高さ演算結果を選択する高さ判定回路とで構成される
    信号処理回路とを備えることを特徴とする三次元形状測
    定装置。
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