JPH0428197A - 端面発光型電界発光素子およびその駆動方法 - Google Patents

端面発光型電界発光素子およびその駆動方法

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JPH0428197A
JPH0428197A JP2132109A JP13210990A JPH0428197A JP H0428197 A JPH0428197 A JP H0428197A JP 2132109 A JP2132109 A JP 2132109A JP 13210990 A JP13210990 A JP 13210990A JP H0428197 A JPH0428197 A JP H0428197A
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JP
Japan
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light
luminous
layers
electroluminescent element
emitting
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JP2132109A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Onuma
大沼 照行
Masabumi Ota
正文 太田
Fumio Kawamura
史生 河村
Hirota Sakon
洋太 左近
Toshihiko Takahashi
俊彦 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電界を印加することにより電気エネルギーを
直接光エネルギーに変換する電界発光素子に関し、より
詳しくは端面より発光する端面発光型電界発光素子に関
する。
[従来の技術] 従来の電界発光素子(以下、EL素子と略す)は第3図
に示すように電極の少な(とも一方を透明電極8とし、
発光層10から放出されたEL光をガラス基板7を通し
て外部に取り出していた。ところが、発光層10から放
出されるEL光はあらゆる方向に等方間に放出されるた
め、EL素子の外部に取り出されるまでには、絶縁層9
、透明電極8およびガラス基板7の屈折率の相違により
それぞれの界面で一部が全反射され、外部に取り出され
る光量は全発光量の高々10%となり効率が悪い。
これを改善するために第4図に示すような端面発光型E
L素子が提案されており、発光層16を挟持する画電極
14.18を反射率の高い金属電極とし、発光層16で
放出されたEL光は両電極間で全反射を繰り返し、最終
的に発光層端面よりEL素子の外部に取り出されるもの
である。この場合にはEL素子内部で吸収される分を除
き、全発光量のうち大部分がEL素子外部に取り出され
効率的には非常に優れている。
[発明が解決しようとする課題] EL素子の発光層の厚さは1000〜10000人であ
るが、最近、種々の発光波長に対応でき、かつ大面積化
が容易であることから注目を集めている有機薄膜を発光
層として用いる有機薄膜型EL素子の場合、発光層の厚
さは50〜1000人と薄いため、端面発光型とした場
合には、EL光の利用効率は良くなるが、発光面積が著
しく小さくなるため、用途によっては不都合が生じる。
例えば画像読取装置用光源として用いる場合、原稿の照
射、面積が狭いため読取速度に制約を生じる。また無機
薄膜型EL素子を端面発光型とした場合にも同様の問題
点が生じる。
本発明は上記の点を解決しようとするもので、その目的
は、発光面積が大きく、かつ発光効率が高い電界発光素
子を提供することにあり、さらに発光の色調を制御でき
る電界発光素子を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、透明基板の表裏両面に透明電極、少なくとも
一層の発光層および光反射能を有する他の電極がこの順
に積層形成されていることを特徴とする端面発光型電界
発光素子、および前記端面発光型電界発光素子の発光層
の発光スペクトルが透明基板の表裏両面で異なる場合に
おいて、基板の表裏両面の発光層の発光輝度を変化させ
ることによって発光色を制御することを特徴とする端面
発光型電界発光素子の駆動方法に関する。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例である端面発光型の有機薄膜
型EL素子の要部断面図である。第1図において、基板
1は発光層4 a、 4 bより放出されるEL光を透
過し、またそのEL光の導光路の役目を果たすもので、
EL光の波長域において十分に透明なものであり、その
材料としては一般的にはガラスやポリエチレンテレフタ
レート、ポリイミド等の透光性樹脂シートが用いられる
透明電極2は陽極であり、正孔輸送層3 a、 3 b
に正孔を注入し、かつ発光層4a、4bで放出されたE
L光を基板1に透過させるもので、ニッケル、金、白金
、パラジウムやこれらの合金あるいは酸化錫(SiOx
)、酸化錫インジウム(工TO)、沃化鋼などの仕事関
数の大きな金属やそれらの合金、化合物が用いられ、ま
たその厚さとしては100〜5000人、好ましくは2
00〜1500人である。
正孔輸送層3 a、 3 bは透明電極2より注入され
た正孔を発光層4 a、 4 bへ輸送する層で、正孔
輸送能を有する有機化合物としては、ポリビニルカルバ
ゾールのような正孔輸送能に優れた高分子化合物や正孔
輸送能に優れた低分子化合物が挙げられる。低分子化合
物の例としては、トリフェニルアミン類、スチルベン誘
導体類、オキサジアゾール類等が挙げられ、その具体例
としては、たとえば以下のようなものが例示される。
(H−1) (H−31 (H−4) またその厚さとしては200〜5000人、好ましくは
500〜1000人である。また正孔輸送層3a、3b
に使用される化合物は同一でも異なっても良い。
発光層4a、4bは正孔輸送層3 a、 3 bより輸
送された正孔と電子輸送層5a、5bより輸送された電
子の再結合により励起されて発光する層で、蛍光性有機
化合物が用いられ、その具体例としては例えば以下に示
す化合物が例示される。
(E−1) (E−2) またその厚さとしては50〜5000人、好ましくは1
00〜1000人である。また発光層4 a、 4 b
に使用される化合物は同一でも異なっても良いが、異な
った化合物を使用する場合5例えば、発光層4aに(E
−1)の化合物を、発光層4bに(E−9)の化合物を
使用した場合、第4図に示すように発光層4aは単独で
は橙(発光ピークは約600nm) 、発光層4aは単
独では青(発光ピークは約460nm)に発光し、両方
を同時に発光させるとこれらの混合色が得られる。
電子輸送層5a、5bは陰極6より注入された電子を発
光層4 a、 4 bへ輸送する層で、電子注入輸送材
料としては、従来より公知の種々のもの用いられ、たと
えば以下に示すようなオキサジアゾール誘導体を用いる
ことができる。
(T−3) (T−4) またその厚さとしては200〜5000人、好ましくは
500〜1000人である。また電荷輸送層5 a、 
5 bに使用される化合物は同一でも異なっても良い。
陰極6は電子輸送層5a、5bに電子を注入上また発光
層4 a、 4 bより放出されたEL光を全反射させ
てEL素子内に閉じ込める反射板の役目も果たすもので
、仕事関数の小さな金属、例えば銀、錫、マグネシウム
、マンガン、アルミニウム、あるいはこれらの合金が用
いられる。またその厚さとしては比較的厚く、通常は8
00Å以上好ましくは1500Å以上である。
以上の各層はいずれも通常は真空蒸着法により順次形成
されるが、透明電極2、陰極6はスパッタリング法等で
形成しても良い。
発光層として用いる化合物によっては、正孔輸送層また
は電子輸送層を介さなくとも正孔または電子が良く注入
される場合があり、この場合には正孔輸送層または電子
輸送層のいずれか一方、または両方を省略することも可
能である。例えば、化合物(E−7)を発光層に使用す
る場合は電子輸送層を、化合物(E−8)を発光層に使
用する場合には正孔輸送層を省略しても素子の輝度はほ
とんど変化しない。また必要に応じて陰極6上に保護層
を設けても良い。
次に本実施例の動作について説明する。透明電極2およ
び陰極6間に電源を接続し電圧を印加すると、透明電極
2が陰極6よりも高電圧になった時に透明電極2から正
孔輸送層3 a、 3 bに正孔が、また陰極6から電
子輸送層5a、5bに電子がそれぞれ注入され、続いて
発光層4 a、 4 bへ輸送される。発光N4a、4
b中に輸送された正孔および電子は再結合し、発光層4
 a、 4 b中の分子を励起状態に導(。励起状態の
分子が再び基底状態に戻る際に放出されるエネルギーの
一部がEL光として放出される。この時EL光はあらゆ
る方向に等方間に放出されるが、陰極6で全反射を繰り
返し、最終的にその進行方向は端面方向に揃う。
この際、基板lは透明電極2、正孔輸送層3a。
3b、発光層4 a、 4 bおよび電子輸送層5a、
5bと比べてかなり厚(その断面積もかなり大きいので
、基板1がEL光の導光路となり、基板1の端面より大
部分のEL光が放出される。
また発光層4 a、 4 bに異なった化合物を使用し
た場合、例えば前述の化合物(E−1)、(E−9)を
使用した場合、単独ではそれぞれ檀、青に発光するが、
両方同時に発光させると、はぼ可視光全域にわたってス
ペクトル成分が存在し、結果として白色光が得られる。
また駆動電圧、周波数、デユーティ比等を変化させて発
光層4a、4bのそれぞれの発光輝度を変化させること
によって、EL素子の発光の色調を青から榎に至るあら
ゆる波長域の光に制御することができる。
以上のように有機薄膜型EL素子を端面発光型とするこ
とによって、発光面積が太き(、かつ発光効率の良いE
L素子とすることが可能となった。さらに各発光層に発
光スペクトルの異なる材料を用い、それぞれの発光輝度
を変化させることによって、EL素子の発光の色調を制
御することが可能となった。
本実施例では有機薄膜型EL素子を端面発光型とした例
について説明したが、無機薄膜型EL素子についても本
発明を応用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように本発明によれば、発光面積
が大きく、かつ発光効率が良好であり、さらに発光の色
調を制御できる端面発光型の薄膜型電界発光素子を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である端面発光型の有機薄嘆
型電界発光素子の要部断面図、第2図は発光層に4 a
、 4 bに蛍光性有機化合物E−1およびE−9を使
用した時のそれぞれの発光層の波長と発光スペクトル強
度の関係を示すグラフ、第3図は従来の電界発光素子の
要部断面図、第4図は従来の端面発光型電界発光素子の
要部断面図である。 1  基板、2・・ 透明電極(陽極)、3正孔輸送層
、4・・・発光層、5・・・電子輸送層、6 ・ 陰極
、7・・・ガラス基板、8・・・透明電極、9・・ 絶
縁層、lO・・・発光層、11・・・絶縁層、12・ 
金属電極、13・・ガラス基板、14金属電極、15・
 絶縁層、16  ・発光層、17絶縁層、18・ 金
属電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基板の表裏両面に透明電極、少なくとも一層
    の発光層および光反射能を有する他の電極がこの順に積
    層形成されていることを特徴とする端面発光型電界発光
    素子。
  2. (2)前記発光層の発光スペクトルが基板の表裏両面で
    異なることを特徴とする請求項1に記載の端面発光型電
    界発光素子。
  3. (3)透明基板の表裏両面に透明電極、少なくとも一層
    の発光層および光反射能を有する他の電極がこの順に積
    層形成され、かつ該発光層の発光スペクトルが透明基板
    の表裏両面で異なる端面発光型電界発光素子において、
    基板の表裏両面の発光層の発光輝度を変化させることに
    よって発光色を制御することを特徴とする端面発光型電
    界発光素子の駆動方法。
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