JP2004031214A - 有機電界発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】有機電界発光素子の素子構成を改良することによって、駆動耐久性に優れた素子を実現すること。
【解決手段】基板1の両面に第1の陽極12、第2の陽極22と、少なくとも第1の発光層14、第2の発光層24を含む有機層と、第1の陰極16、第2の陰極26とを順次積層して、2つの電界発光素子10、20を構成し、それぞれの陽極と陰極の間に電圧を印加する。または、基板の片面に第1の陰極、有機層、陽極、有機層、第2の陰極を順次積層して、共有の陽極に対して第1の陰極、第2の陰極のそれぞれに電圧を印加して駆動する。これにより、素子にかかる負荷を軽減することができ、連続駆動時の輝度低下を抑制することができる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の表示装置として広範囲に利用される有機電界発光素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電界発光素子は、自己発光のために液晶素子にくらべて明るく、鮮明な表示が可能であるため、古くから多くの研究者によって研究されてきた。現在実用レベルに達した電界発光素子としては、無機材料のZnSを用いた素子がある。しかし、このような無機の電界発光素子は、発光のための駆動電圧として50V以上が必要であるため、広く使用されるには至っていない。
【0003】
これに対して有機材料を用いた電界発光素子である有機電界発光素子は、従来実用的なレベルからはほど遠いものであったが、1987年にイーストマン・コダック社のシー・ダブリュ・タン(C.W.Tang)らによって開発された積層構造素子によりその特性が飛躍的に進歩した。彼らは蒸着膜の構造が安定で電子を輸送することのできる蛍光体からなる層(電子輸送性発光層)と、正孔を輸送することのできる有機物からなる層(正孔輸送層)とを積層し、正孔と電子を蛍光体中に注入して発光させることに成功した。これによって有機電界発光素子の発光効率が向上し、10V以下の電圧で1000cd/m以上の発光が得られるようになった。その後、電子輸送性発光層を発光層と電子輸送層に分けるなど、素子を構成する層の機能分離が進められた結果、現在では10000cd/m以上の発光特性が得られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような有機電界発光素子を実用化する上での問題点の一つとして、連続駆動時の輝度の経時低下があげられる。この問題を解決するために、電荷輸送材料・発光材料・電極材料の改良、素子構成の改良等、様々な検討がなされている。
【0005】
本発明の目的は、有機電界発光素子に新たな素子構成を取り入れることによって、連続駆動時の輝度低下を抑制することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の有機電界発光素子は、基板の一方の面に第1の陽極と、少なくとも第1の発光層を含む有機層と、第1の陰極とを順次積層し、前記基板の他方の面に第2の陽極と、少なくとも第2の発光層を含む有機層と、第2の陰極とを順次積層して、複数の電界発光素子を積層したことを特徴とするものである。この構成により、第1の陽極および第1の陰極との間、および第2の陽極と第2の陰極との間にそれぞれ電圧を印加して駆動することにより、一つの有機電界発光素子の中の2箇所から発光させることができるので、発光連続駆動時の輝度低下を抑制することができる。
【0007】
また、本発明の有機電界発光素子は、前記第1の陰極または第2の陰極の一方のみが透明または半透明であることを特徴とするものである。この構成により、有機電界発光素子の一方の面から光を効率よく外部に取り出すことができる。
【0008】
また、本発明の有機電界発光素子は、前記第1の陰極または前記第2の陰極の両方に反射率の高い金属電極を用いることを特徴とするものである。この構成により、光を有機電界発光素子内に閉じ込めた状態で、光を素子の端面から取り出すことができる。
【0009】
また、本発明の有機電界発光素子は、基板の片面に第1の陰極と、少なくとも第1の発光層を含む有機層と、陽極と、少なくとも第2の発光層を含む有機層と、第2の陰極とを順次積層して複数の電界発光素子を積層したことを特徴とするものである。この構成により、陽極と第1の陰極および第2の陰極との間にそれぞれ電圧を印加して駆動することにより、一つの有機電界発光素子の中の2箇所から発光させることができるので、連続駆動時の輝度低下を抑制することができる。
【0010】
また、本発明の有機電界発光素子は、前記第1の発光層を含む有機層と、前記第2の発光層を含む有機層とで使用する有機材料を異にしたことを特徴とするものである。この構成により、それぞれの発光スペクトルを合成した光を取り出すことができ、また、複数の電界発光素子に印加する電圧をそれぞれ独立に制御できるため、合成する光の割合を変化させ、発光色の色調を任意に変化させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における有機電界発光素子の概略構成を示す断面図である。基板1の一方の面に、第1の陽極12と、第1の正孔輸送層13と、第1の発光層14と、第1の電子輸送層15と、第1の陰極16とを順次積層して第1の電界発光素子10を構成し、基板1の他方の面に、第2の陽極22と、第2の正孔輸送層23と、第2の発光層24と、第2の電子輸送層25と、第2の陰極26とを順次積層して第2の電界発光素子20を構成したものである。
【0012】
基板1には、透明で表面が平滑なものであれば使用できる。一般的にはガラス、プラスティックが用いられる。素子作製時に支持できれば、任意の厚さの基板を使用できるが、片側の陰極からのみ光の取り出しを行う場合は薄い基板、具体的には0.5mm以下であることが望ましい。
【0013】
陽極12、22には、透明電極としてインジウム錫酸化物(ITO)や半透明電極としての金薄膜を用いることができる。
【0014】
正孔輸送層13、23と電子輸送層15、25とにより電荷輸送層が構成され、それぞれ電極からの電荷の注入を容易にし、注入された電荷を発光領域まで輸送するという働きをする。正孔輸送層13、23としては、正孔輸送性の強い材料が使用され、具体的にはN、N’−ジフェニル−N、N’−ビス(3−メチルフェニル)1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン(TPD)、4、4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)などのトリフェニルアミン誘導体やチオフェン誘導体、スチルベン誘導体などを用いることができる。一方、電子輸送層15、25としては、電子輸送性の強い材料が用いることができ、具体的にはフェナントロリン誘導体、オキサジアゾール誘導体やトリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウム(Alq)などに代表されるキノリノール金属錯体などが使用できる。
【0015】
発光層14、24としては、従来から数多くの化合物群が検討されているが、基本的には電子・正孔の注入が可能でかつ蛍光・りん光を有する物質であれば使用できる。また、成膜性に優れた材料の中に色素を少量分散させた膜を発光層として用いることにより、素子の高効率化、長寿命化および発光色の調整をすることも検討されている。この手法は、単独では結晶化しやすい、あるいは濃度消光を起こしやすい蛍光色素に対して非常に有効である。
【0016】
陰極16、26は、有機膜に電子が注入できることが必要であり、アルカリ金属またはアルカリ土類金属またはその化合物を構成材料の一つとして用いることが多い。具体的にはリチウム、マグネシウムやカルシウム、あるいはこれらの金属や化合物を他の金属と組み合わせて用いることができる。また、これらの電極の厚さを薄くすることにより、透過率の高い陰極を得ることもできる。この場合、電極の厚さが減ることにより抵抗が大きくなることがあるため、補助電極を用いたり、ITOなどの透明電極を積層することにより、抵抗を下げることができる。
【0017】
第1の陰極16または第2の陰極26のいずれか一方を透明または半透明の透過率の高いものにすることで、光を効率よく素子の外部に取り出すことができる。例えば図1において、第2の電界発光素子20の陰極26を透過率の高いものにした場合、第1の電界発光素子10および第2の電界発光素子20のそれぞれで発生した光は、第1の電界発光素子10の陰極16で反射され、あるいは直接第2の電界発光素子20の陰極26を通して素子の外部に取り出すことができる。このような有機電界発光素子構成を取ることにより、一つの有機電界発光素子の中に2箇所の発光領域を設けることができるので、発光層にかかる負荷、具体的には発光時の発光領域内の励起子密度が小さくなり、連続点灯時の効率(輝度)低下を抑制できる。特に2000cd/m以上の高輝度領域において効果が顕著に現れる。
【0018】
また、第1の電界発光素子10と第2の電界発光素子20の陰極16、26に共に反射率の高い金属電極を用いることで、光を素子・基板内に閉じ込め、素子端面から取り出すことも可能である。基板端面の形状を工夫することにより、光の取り出し効率を向上させることができる。
【0019】
なお、本実施の形態1において、第1の電界発光素子10と第2の電界発光素子20に用いる有機材料(正孔輸送層、電子輸送層、発光層)は同じでも異なっていても良い。例えば第1の電界発光素子10と第2の電界発光素子20で異なる発光層を用いた場合、それぞれの発光スペクトルを合成した光を発光として取り出すことができる。しかも第1の電界発光素子10と第2の電界発光素子20に印加する電圧を独立に制御できるため、合成する光の割合を変化させることにより、発光色の色調を任意に変化させることができる。
【0020】
また、使用する有機材料の特性に応じて、各層を多層化したり、あるいは複数の層の機能を一つの層で兼ねても良い。さらに、正孔阻止層などの他の機能を有する層を挿入しても良い。
【0021】
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態における有機電界発光素子の概略構成を示す断面図である。基板1の片面に、第1の陰極16と、第1の電子輸送層15と、第1の発光層14と、第1の正孔輸送層13と、陽極2とを順次積層して第1の電界発光素子10を構成し、さらにその上に第2の正孔輸送層23と、第2の発光層24と、第2の電子輸送層25と、第2の陰極26とを順次積層して、陽極2を第1の電界発光素子10と共有する第2の電界発光素子20を構成したものである。各構成要素(陽極、正孔輸送層、電子輸送層、発光層、陰極)には、実施の形態1で説明したと同様な材料を用いることができる。また、第1の電界発光素子10と第2の電界発光素子20とで用いる発光層が同じでも異なっていても良いこと、あるいは使用する有機材料の特性に合わせて第1の素子10、第2の素子20の素子構成を変更しても良いことは、実施の形態1の場合と同様である。
【0022】
【実施例】
次に、本発明の具体例を説明する。
(実施例1)
まず、上記実施の形態1に対応する具体例について説明する。基板1には、ガラスの両面に透明な陽極12、22としてインジウム錫酸化膜(ITO)を予め形成して、電極の形にパターニングしたものを用いた。この基板1を充分に洗浄した後、蒸着する材料と一緒に真空装置内にセットし、10−4Paまで排気した。その後、基板1の一方の面に、正孔輸送層13としてN,N’−ビス[4’−(N,N−ジフェニルアミノ)−4−ビフェニリル]−N,N’−ジフェニルベンジジン(TPT)を50nm製膜した。さらにその上に、発光層兼電子輸送層14,15として(化1)に示すAlqを50nm製膜した。さらにその上に、陰極16としてAl/Li混合膜を150nmの厚さで製膜して、第1の電界発光素子10を作成した。ここで一旦真空を破り、第1の電界発光素子10の裏面に蒸着ができるように基板1をセットし直す。再度10−4Paまで排気した後、正孔輸送層23としてTPTを50nm、発光層兼電子輸送層24,25としてAlqを50nm製膜し、その後、陰極26としてAl/Li混合膜を10nmの厚さで製膜して、第2の電界発光素子20を作成した。なお、膜厚は水晶振動子によってモニターした。素子作製後、直ちに乾燥窒素中で電極の取り出しを行い、引き続き特性測定を行った。第1の電界発光素子10、第2の電界発光素子20のそれぞれの陰極と陽極との間に電圧を印加したところ、第2の電界発光素子20の陰極26側から均一な黄緑色の発光が見られた。この素子を乾燥窒素中において、第1の電界発光素子10を電流密度40mA/cmで駆動し、輝度1000cd/mとなるように第2の電界発光素子20の電流密度を調節して連続駆動したところ、輝度が500cd/mになるまでに要した時間は650時間であった。
【化1】
Figure 2004031214
【0023】
(実施例2)
上記実施例1において、第1の電界発光素子10の発光層14として(化2)に示す化合物(1)を使用し、電子輸送層15としてAlqを使用し、第2の電界発光素子20の発光層兼電子輸送層24,25としてAlqを用いたこと以外は実施例1と同様にして素子を作成した。第1の電界発光素子10の陰極16と陽極12との間、および第2の電界発光素子20の陰極26と陽極22との間に電圧を印加したところ、均一な青緑色の発光が見られた。また、第1の電界発光素子10に印加する電圧を固定して第2の電界発光素子20に印加する電圧を独立に変化させたところ、発光色は青色から青緑色まで連続的に変化した。
【化2】
Figure 2004031214
【0024】
(実施例3)
次に、上記実施の形態2に対応する具体例について説明する。基板1を充分に洗浄した後、蒸着する材料と一緒に真空装置内にセットし、10−4Paまで排気した。その後、陰極16としてAl/Li混合膜を150nmの厚さで製膜し、その上に発光層兼電子輸送層14,15としてAlqを、正孔輸送層13としてTPTをそれぞれ50nm製膜した。さらにその上に、発光層兼電子輸送層14、15としてAlqを50nm製膜し、その上に、TPTを正孔輸送層13として50nm製膜し、バッファ層として銅フタロシアニンを10nm製膜した後、一旦真空を破り、基板をスパッタ装置にセットし直し、陽極2としてITOを30nm製膜して、第1の電界発光素子10を作製した。基板を再度真空装置内にセット・排気を行い、正孔輸送層23としてTPTを50nm、電子輸送層兼発光層24,25としてAlqを50nm、陰極26としてAl/Li混合膜を10nmの厚さで製膜し、第2の電界発光素子20を作成した。素子作製後、直ちに乾燥窒素中で電極の取り出しを行い、引き続き特性測定を行った。第1の電界発光素子10の陰極16および第2の電界発光素子20の陰極26に、それぞれ陽極2に対して負の電圧を印加したところ、第2の電荷発光素子20の陰極26側から均一な黄緑色の発光が見られた。この素子を乾燥窒素中において、初期輝度1000cd/mで定電流駆動したところ、輝度が500cd/mになるまでに要した時間は350時間であった。
【0025】
(比較例1)
基板には、ガラスの片面に透明な陽極としてITOを予め形成して、電極の形にパターニングしたものを用いた。この基板を充分に洗浄した後、蒸着する材料と一緒に真空装置内にセットし、10−4Paまで排気した。その後、正孔輸送層としてTPTを50nm製膜し、発光層兼電子輸送層としてAlqを50nm製膜した。その後、陰極としてAl/Li混合膜を150nmの厚さで製膜して、単一の有機電界発光素子を作成した。素子作製後、直ちに乾燥窒素中で電極の取り出しを行い、引き続き特性測定を行った。素子に電圧を印加したところ、均一な黄緑色の発光が見られた。この素子を乾燥窒素中において、輝度1000cd/mとなるように電流密度を調節して連続駆動したところ、輝度が500cd/mになるまでに要した時間は300時間であった。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の有機電界発光素子は、基板の両面にそれぞれ陽極、少なくとも発光層を含む有機層、陰極を順次積層して、複数の電界発光素子を積層し、または、基板の片面に第1の陰極、少なくとも第1の発光層を含む有機層、陽極、少なくとも第2の発光層を含む有機層、第2の陰極を順次積層して、複数の電界発光素子を積層したものであり、一つの有機電界発光素子の中に2箇所の発光領域を設けることが可能となり、従来の素子に比べて連続駆動時の素子にかかる負荷が軽減し、輝度低下を抑制することができるので、連続駆動時の耐久性を向上させることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における有機電界発光素子の構成を示す概略断面図
【図2】本発明の実施の形態2における有機電界発光素子の構成を示す概略断面図
【符号の説明】
1 基板
2 陽極
10 第1の電界発光素子
12 第1の陽極
13 第1の正孔輸送層
14 第1の発光層
15 第1の電子輸送層
16 第1の陰極
20 第2の電界発光素子
22 第2の陽極
23 第2の正孔輸送層
24 第2の発光層
25 第2の電子輸送層
26 第2の陰極

Claims (5)

  1. 基板の一方の面に第1の陽極と、少なくとも第1の発光層を含む有機層と、第1の陰極とを順次積層し、前記基板の他方の面に第2の陽極と、少なくとも第2の発光層を含む有機層と、第2の陰極とを順次積層して、複数の電界発光素子を積層したことを特徴とする有機電界発光素子。
  2. 前記第1の陰極または第2の陰極の一方のみが透明または半透明であることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  3. 前記第1の陰極または前記第2の陰極の両方に反射率の高い金属電極を用いることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  4. 基板の片面に第1の陰極と、少なくとも第1の発光層を含む有機層と、陽極と、少なくとも第2の発光層を含む有機層と、第2の陰極とを順次積層して複数の電界発光素子を積層したことを特徴とする有機電界発光素子。
  5. 前記第1の発光層を含む有機層と、前記第2の発光層を含む有機層とで使用する有機材料を異にしたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の有機電界発光素子。
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