JP3025897U - 化粧用パネル - Google Patents

化粧用パネル

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JP3025897U
JP3025897U JP1995012249U JP1224995U JP3025897U JP 3025897 U JP3025897 U JP 3025897U JP 1995012249 U JP1995012249 U JP 1995012249U JP 1224995 U JP1224995 U JP 1224995U JP 3025897 U JP3025897 U JP 3025897U
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JP1995012249U
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Inventor
行正 松本
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株式会社松本車輌鈑金工作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ビル等の構造物、トラック、船舶
等の移動装置、広告用の看板等の種々な物、場所に所定
の文字・記号・図形等の模様を表示すべくそれらに取付
けられる化粧用パネルであって、任意の模様を容易に表
現でき、且つその模様を変更する場合にはその作業を簡
易に行なうことが可能で、しかも装飾的効果の高い化粧
用パネルを提供することを課題とする。 【解決手段】 任意の模様が切り抜かれたパネル本体1
の表面1aに透明の表フィルム2 が被着され、且つパネル
本体1 の裏面1bに有色の裏フィルム3 が被着されてなる
ことを特徴とする化粧用パネル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビル、法面、橋等の構造物、トラック、船舶等の移動装置、広告用 の看板等の種々な物、場所に所定の文字・記号・図形等の模様を表示すべくそれ らに取付けられる化粧用パネル、中でもトラック等の自動車の装飾効果を高める ために該自動車に取付けられる化粧用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、トラックの装飾効果を高めることを主たる目的としてその 側壁、後壁などの外部から視認できる所に任意の模様が表されている。 かかる模様は、下絵に基づき絵師等が直接個々に描く、或いは、予め任意の模 様が印刷されたシールや樹脂パネルをトラックの側壁等に貼着するという手段に よってなされているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように模様をトラックの側壁等に直接描く手段によれば 、その模様を変更したい場合は元の模様を削除した後、新たな模様を再度描かな ければならないので、その作業が煩雑で時間もかかり、且つコスト高であるとい う問題点があった。
【0004】 一方、予め模様が印刷されたシールやパネルを貼着する手段によれば、直接模 様を描く問題点は解消されるが、シール等に印刷された模様は平面的であり、又 、シールや樹脂パネルを貼着するので安っぽい感じを受け迫力に欠け装飾的効果 が十分でないという問題点を生ずる。
【0005】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、任意の模様を容 易に表現でき、その模様を変更する場合にはその作業を簡易に行なうことが可能 で、しかも装飾的効果の高い化粧用パネルを提供することを課題とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、任意の模様が切り抜かれたパネル本体1 の表面1aに透明の表 フィルム2 が被着され、且つパネル本体1 の裏面1bに有色の裏フィルム3 が被着 されてなることにある。 かかる手段によれば、パネル本体1 に任意の模様が切り抜かれているので、パ ネル本体1 の模様が凹凸によって表されることとなって立体的な模様となる。 さらに、パネル本体1 の表裏面1a,1b には表裏フィルム2,3 が被着されている ので、パネル本体1 の表裏面1a,1b 自体に傷が付き難く、又、汚れても簡易に洗 い落とすことができる。 また、表フィルム2 が透明であるため、パネル本体1 の模様が視認し難くなる こともない。 さらに、フィルムによって保護されているので、切り抜かれた後の模様に障害 物が引っ掛かって切り抜かれた模様が壊れたり、模様の一部が欠落したりする等 の事態が生じることはない。 また、例えば、模様によっては切り抜かれた残存部分が鋭く尖る場合もあるが 、パネル本体1 の表裏面1a,1b にフィルムを被着し保護することによって、化粧 用パネルに触れてもその鋭く尖った部分に衣服が引っ掛って破けたり、手が触れ ることによって怪我をしたり等することはない。 勿論、上記のような利点を有する化粧用パネルは、機械的に生産可能であるか ら、模様を変更する場合であってもその化粧用パネルを交換するだけでよい。
【0007】 さらに、請求項2記載の手段は、前記表フィルム2 が無色透明フィルムであり 、且つ前記裏フィルム3 が有色透明フィルムで構成されていることにある。 このように表フィルム2 が無色透明であれば、パネル本体1 の表面1aの色彩や 光沢を表フィルム2 を介して透視することができ、一方、裏フィルム3 が有色透 明フィルムであれば、切り抜かれて除去された部分からは、有色の裏フィルム3 の所定の色彩が視認できることとなって装飾的効果が高くなるという利点がある 。
【0008】 また、請求項3記載の手段は、前記パネル本体1 が金属板からなり、しかも該 パネル本体1 の任意の模様がレーザー加工によって切り抜かれていることにある 。 このようにパネル本体1 を金属板から構成すると強度があり、しかも、そのパ ネル本体1 に細かい模様を施す場合でも、レーザー加工によれば機械的に簡単且 つ鮮明に任意の模様を一枚だけ、即ち、大量生産せずとも切り抜くことができる 。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の化粧用パネルの一実施形態を図面に従って説明する。 図1に於いて、1 は、レーザー加工の切断によって任意の模様、例えば龍の模 様が切り抜かれたステンレス板からなるパネル本体を示し、その外形は略長方形 状に形成されている。 かかるパネル本体1 の表面1aの残存部分5 は、恰も鏡の如く研磨されている。
【0010】 さらに、図2に示すように、パネル本体1 の表面1aには、無色透明の合成樹脂 フィルムからなる表フィルム2 が被着され、且つパネル本体1 の裏面1bには、所 定の色彩を有する有色透明の合成樹脂フィルムからなる裏フィルム3 が被着され ている。 かかる表裏フィルム2,3 は、同図(ロ)に示すように、熱圧着することによっ てパネル本体1 の表裏面1a,1b に密着されてなり、しかも、切り抜き部分4 で表 フィルム2 と裏フィルム3 とが接着するため、表裏フィルム2,3 は強固にパネル 本体1 に被着することとなる。
【0011】 上記構成からなる化粧用パネルは、板状のパネル本体1 に模様が切り抜かれて いるので、立体感があり装飾的効果を十分に発揮するものとなる。 また、化粧用パネルは板状であるから容易にトラックの窓等に取付けることが でき、又、交換する際の作業も容易である。 さらに、パネル本体1 の模様をレーザー加工によって形成することによって、 簡易に且つ鮮明に細かい模様を抜き取ることができ、しかも、一の模様の化粧用 パネルを大量に生産しなければ単価が高くなる型抜き加工に比べて、一の模様を 大量生産する必要がなく、即ち、使用者の要望に応じて個々の模様が表された化 粧用パネルを安価に生産することができる。 従って、使用者は、ある模様を変えようとする場合でも、任意の模様を安価に 表現でき、しかも、その取替も板状の化粧用パネルを取り外し、且つ取り付ける だけでよいので非常に簡易である。
【0012】 また、上記構成からなる化粧用パネルは、パネル本体1 の表裏面1a,1b にフィ ルムが被着されることによって保護されているので、以下のような効果を奏する 。 まず、パネル本体1 の表面1aに傷が付き難く金属の光沢を長期間維持すること ができ、又、泥汚れ等を簡易に洗い落とすことができる。 特に、表フィルム2 が透明であるため、パネル本体1 の光沢をそのまま透視す ることができる。 さらに、図1に示すように切り抜かれた後の残存部分5 の尖部5aに衣服が引っ 掛って破けたり、手が触れることによって怪我をしたり等することはない。
【0013】 また、裏フィルム3 が有色透明フィルムによって構成されているので、切り抜 かれて除去された部分から、有色の裏フィルム3 の所定の色彩が視認できる。 特に、トラックの側壁等に電球を設け、その上から化粧用パネルを取付ければ 、切り抜かれた部分から裏フィルム3 の所定の色彩が発色し、装飾的効果が高く なるという利点がある。
【0014】 尚、上記実施形態に於いて、表フィルム2 は、無色透明フィルムからなるが、 必ずしも無色透明フィルムに限定されるものではなく、無色半透明フィルム、有 色透明フィルム、有色半透明フィルム等であってもよい。 要は、パネル本体1 の表面1aを表フィルム2 を介して透視できればよいのであ る。
【0015】 また、上記実施形態に於いて、裏フィルム3 は有色透明フィルムからなるが、 必ずしも有色透明フィルムに限定されるものではなく、有色半透明フィルム、有 色非透明フィルム等であってもよい。 尚、表フィルム2 及び裏フィルム3 の有色とは、一部に無色の部分がある場合 をも含む概念であり、又、一色の色彩に限定されるものではなく二色以上の塗り 分けも含む概念である。
【0016】 さらに、上記実施形態に於いて、表裏フィルム2,3 は、熱圧着によってパネル 本体1 に被着されているが、必ずしも熱圧着に限定されず、接着剤によって貼着 されていてもよく、粘着性のあるフィルムでパネル本体1 に付着する構成であっ てもよい。 要は、少なくともパネル本体1 の表裏にフィルムが略密着していればよいので あって、その表裏フィルム2,3 同士が切り抜き部分4 にて接着していなければな らないわけではい。
【0017】 また、上記実施形態に於いて、パネル本体1 の模様はレーザー加工によって切 り抜かれてなるが、必ずしも模様はレーザー加工によって切り抜かれていなけれ ばならないわけではなく、型抜き加工等であってもよい。 即ち、パネル本体1 に模様を形成すればよいのであってその手段は問わない。 尚、模様を切り抜くとは、模様を表すために板状のパネル本体1 の任意の部分 を除去するという意味であり、模様を打ち抜くを含む概念である。 加えて、パネル本体1 の材質も金属に限定されず、硬質の合成樹脂、ベニヤ板 等の木等であってもよい。
【0018】 また、上記実施形態に於いては、化粧用パネルをトラックの装飾用パネルとし て用いる例を示したが、必ずしも本考案に係る化粧用パネルはトラック等の自動 車の装飾用パネルとして使用される場合に限定されず、化粧用パネルにて広告用 の看板の主要部を構成してもよく、又、マンションの表札として化粧用パネルを 使用してもよく、更には構造物の壁面等に化粧用パネルを取付けてもよい。
【0019】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る化粧用パネルは、パネル本体に任意の模様が切り 抜かれているので、その模様が凹凸によって表現される。 従って、化粧用パネルの模様に立体感があり装飾的効果を十分に発揮すること ができるのである。 また、パネル本体を取り換えるだけで模様の変更が行なえ、その作業も簡易で ある。 特に、請求項3記載の手段のように、模様をレーザー加工の切断によって切り 抜くことにより、細かい模様を鮮明に表現することができ、しかも、レーザー加 工によれば機械的に任意の模様を一枚だけでも生産することができるので、使用 者の趣味に合った模様を安価に提供することができる。
【0020】 さらに、パネル本体には表裏フィルムが被着されるているので、パネル本体の 表面に傷が付き難く、又、汚れても簡易に洗い落とすことができ、加えて、表フ ィルムが透明であるため、パネル本体の模様が視認し難くなることもない。 特に、請求項2記載の手段のように、表フィルムが無色透明であれば、パネル 本体の表面の色彩や光沢を表フィルムを介して透視することができ、一方、裏フ ィルムが有色透明フィルムであれば、切り抜かれて除去された部分からは、有色 の裏フィルムの所定の色彩が視認できることとなって装飾的効果が高くなるとい う利点がある。
【0021】 また、パネル本体はフィルムによって保護されているので、障害物によって切 り抜かれた模様が破損するようなことはなく、一方、切り抜かれた模様によって 衣服等が破れたり、手等を怪我することもない。 従って、パネル本体に凹凸が形成されても表裏フィルムによって保護されてい るので、凹凸によって生ずる不都合は防止されるのである。
【0022】 尚、トラック等の自動車の持主は、頻繁に模様変えを行なうことが多く、請求 項4及び5のように、トラック等の自動車に使用すれば、本考案に係る化粧用パ ネルの利点を十分に発揮することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於ける化粧用パネルの一実施形態を示
す平面図。
【図2】(イ)は、図1のA−A線断面図、(ロ)は、
(イ)のBで囲まれた部分の拡大断面図を示す。
【符号の説明】
1 …パネル本体、1a…表面、1b…裏面、2 …表フィル
ム、3 …裏フィルム

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の模様が切り抜かれたパネル本体
    (1) の表面(1a)に透明の表フィルム(2) が被着され、且
    つパネル本体(1) の裏面(1b)に有色の裏フィルム(3) が
    被着されてなることを特徴とする化粧用パネル。
  2. 【請求項2】 前記表フィルム(2) が無色透明フィルム
    で、且つ前記裏フィルム(3) が有色透明フィルムで構成
    されてなる請求項1記載の化粧用パネル。
  3. 【請求項3】 前記パネル本体(1) が金属板からなり、
    しかも該パネル本体(1) の任意の模様がレーザー加工の
    切断によって切り抜かれてなる請求項1又は2記載の化
    粧用パネル。
  4. 【請求項4】 トラック等の自動車の化粧用パネルであ
    って、任意の模様が切り抜かれたパネル本体(1) の表面
    (1a)に透明の表フィルム(2) が被着され、且つパネル本
    体(1) の裏面(1b)に有色の裏フィルム(3) が被着され、
    しかも、該パネル本体(1) の周縁(1c)で前記両フィルム
    (2),(3) が結合されてなることを特徴とする化粧用パネ
    ル。
  5. 【請求項5】 前記表フィルム(2) が無色透明フィルム
    で、且つ裏フィルム(3) が有色透明フィルムからなり、
    しかも、前記パネル本体(1) がレーザー加工の切断によ
    って任意の模様が切り抜かれた金属板からなる請求項4
    記載の化粧用パネル。
JP1995012249U 1995-11-20 1995-11-20 化粧用パネル Expired - Lifetime JP3025897U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3421723B2 (ja) 1999-02-15 2003-06-30 新哉 鈴木 カーボディードレスアップシステム
JP7178129B1 (ja) * 2021-08-03 2022-11-25 株式会社蔭山プレス レーザー加工機を用いた木材の装飾加工方法

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