JPH0427824Y2 - - Google Patents

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JPH0427824Y2
JPH0427824Y2 JP8122585U JP8122585U JPH0427824Y2 JP H0427824 Y2 JPH0427824 Y2 JP H0427824Y2 JP 8122585 U JP8122585 U JP 8122585U JP 8122585 U JP8122585 U JP 8122585U JP H0427824 Y2 JPH0427824 Y2 JP H0427824Y2
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glasses
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はウインドガラス取付け工程へのウイン
ドガラスの搬送を行うウインドガラス搬送装置に
関する。
(従来の技術) 従来より車体組立ラインに於ては、ウインドガ
ラス取付け工程へのウインドガラスの搬送は以下
の如く行つている。
即ち先ずフロントウインドガラス、リアウイン
ドガラスを第9図に示すような仕切板50…で画
成した台車51に別々に載置して車体組立ライン
に搬送し、次に第7図、及び第8図(第8図は第
7図矢視図)に示すようなオーバーヘツドコン
ベアー53の上下2対のアーム54の支持部54
a,54bに例えばフロントウインドガラス56
を上の支持部54aに、リアウインドガラス57
を下の支持部54bに夫々移載し、オーバーヘツ
ドコンベアー53をリアウインドガラス取付けラ
イン70とフロントウインドガラス取付けライン
60の投入口付近まで移動させ、次に移載装置5
8のスライド部58aにフロントウインドガラス
56を、移載装置59のスライド部59aにリア
ウインドガラス57を夫々移載し、スライド部5
8a,59aを後退、下降せしめて、スライド部
58aをフロントウインドガラス取付けライン6
0直上に、スライド部59aをリアウインドガラ
ス取付けライン70直上へ夫々移動させ、人手に
よりフロントウインドガラス56をフロントウイ
ンドガラス取付けライン60に、リアウインドガ
ラス57をリアウインドガラス取付けライン70
へ移載している。
(考案が解決しようとする課題) ところが斯る技術に於ては支持部54a,54
bでフロントウインドガラス56、リヤウインド
ガラス57を移載する際にはフロントウインドガ
ラス56、リヤウインドガラス57は単に支持部
54a,54bに載置されているだけなので不安
定で、移動中に支持部54a,54bから落ちて
しまう可能性がある。同様にスライド部58a,
59aにフロントウインドガラス56、リヤウイ
ンドガラス57を載置する際にもこれらフロント
ウインドガラスガラス56、リヤウインドガラス
57が落下する可能性がある。
更にこのような従来の技術ではフロントウイン
ドガラス56、リヤウインドガラス57を支持部
54a,54bからスライド部58a,59a
へ、或いはスライド部58a,59aからフロン
トウインドガラス取付けライン60、リヤウイン
ドガラス取付けライン70に移載する時には人が
手作業で行つており、専用の作業者が必要とされ
ることからコスト的に不利であり、又、移載時に
作業者がウインドガラスを落下させる等して該ウ
インドガラスを損傷させる虞れがあつた。
(課題を解決するための手段) 前記問題点を解決するため本考案は第1、第2
のウインドガラスを載置して搬送するウインドガ
ラス搬送容器と、該搬送容器に載置された前記第
1、第2のウインドガラスを夫々のウインドガラ
ス取付けラインに移載する移載装置から成り、前
記ウインドガラス搬送容器を、上方を開放した箱
体と、該箱体に取着され、第1のウインドガラス
の周縁に対応する形状を有し、該ウインドガラス
を側方から支持する第1の支持ブロツクと、前記
箱体に取着され、第2のウインドガラスの周縁に
対応する形状を有し、第1のウインドガラスのウ
インドガラス上方で第2のウインドガラスを側方
から支持する第2の支持ブロツクと、前記第1の
ウインドガラスを上方から押圧すべく箱体に上下
揺動自在に設けられるとともに前記第2のウイン
ドガラスの周縁の一部に対応する形状の段部を有
する押圧部材とから構成し、前記移載装置を、前
記第1、第2のウインドガラスの上面を吸着する
吸着部材と、吸着した第1、第2のウインドガラ
スを夫々のウインドガラス取付ラインに運ぶ移動
部とから構成したことを特徴とする。
(作用) ウインドガラス搬送容器に第1、第2のウイン
ドガラスを載置する際には第1の支持ブロツクで
第1のウインドガラスを側方から支持し、更に押
圧部材で第1のウインドガラスを上方から押圧支
持する。又第2の支持ブロツクで第2のウインド
ガラスを側方から支持する。従つて第1のウイン
ドガラス、第2のウインドガラスともに確実に支
持でき、落下することがない。
ウインドガラス搬送容器で第1、第2のウイン
ドガラスをウインドガラス取付ライン近傍に運ん
だ後、吸着部材で第1、第2のウインドガラスを
吸着支持し、この吸着状態のまま移動部で第1、
第2のウインドガラスを夫々のウインドガラス取
付ラインに運び、その後吸着を停止し、第1、第
2のウインドガラスを夫々のウインドガラス取付
ラインに載置する。従つて第1、第2のウインド
ガラスをウインドガラス搬送容器からウインドガ
ラス取付ラインへ移載する作業を人手を使わず自
動的に行え、作業者を不要としてコストを低減さ
せることができる。又、作業者が移載作業時に誤
まつてウインドガラスを落下させる等の事態が生
じないのでウインドガラスが損傷するのを防止す
ることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図は本考案に係るウインドガラス搬送容器
の平面図、第2図は第1図−線断面図、第3
図は第1図矢視図、第4図は第1図矢視図、
第5図はウインドガラス搬送容器の取付け状態を
示す図である。
本実施例ではフロントウインドガラス5とリア
ウインドガラス3を搬送するものとする。
ウインドガラス搬送容器1は上方が解放された
箱体2により本体が形成され、箱体2内にはリヤ
ウインドガラス3の周囲を固定保持する第1の支
持ブロツク30及びフロントウインドガラス5を
固定支持する第2の支持ブロツク31が取付けら
れており、第1の支持ブロツク30は箱体2の両
側短辺2a,2bの内側面に固設される側方支持
ブロツク4,4と、箱体2の一方の側長辺2cの
内側面に固設される前部支持ブロツク6,6及び
箱体2の底面2eの中心よりやや後部より固設さ
れる後部支持ブロツク9から構成される。又、第
2の支持ブロツク31は箱体2の側長辺2d内側
面に固設される後端支持ブロツク10と、側方支
持ブロツク4,4から構成され、従つて本実施例
では側方支持ブロツク4,4は、第1の支持ブロ
ツク30と第2の支持ブロツク31を兼ねる。側
方支持ブロツク4は平面視略台形を成し、該ブロ
ツク4の一端よりにはリアウインドガラス3の側
方突部3aに対応する形状の切欠き部4aが、他
端よりにはフロントウインドガラス5の側方突部
5aに対応する形状の切欠き部4bが設けられて
いる。又、前部支持ブロツク6,6はリヤウイン
ドガラス3の底辺3bに対応する形状をなし、該
ブロツク6,6間には回転軸7を介して回転自在
な押圧体8が取付けられ、該押圧体8が回転して
リアウインドガラス3を上から押圧固定する。そ
してこの押圧体8の上部にはフロントウインドガ
ラス5の上辺5bに対応する形状の段部8aが形
成され、該段部8aでフロントウインドガラス5
の上辺5bを固定保持する。
又、後部支持ブロツク9は、リアウインドガラ
ス3の上辺3cに対応する形状の段部9aを有
し、リアウインドガラス3の上辺3cを支持す
る。更に後端支持ブロツク10はフロントウイン
ドガラス5の底辺5cに対応する形状の段部10
aを有し、フロントウインドガラス5の底辺5c
を固定保持する。
第1図乃至第4図で明らかな如く、リアウイン
ドガラス3は側方支持ブロツク4,4、前部支持
ブロツク6,6、及び後部支持ブロツク9間に固
定保持され、フロントウインドガラス5はリアウ
インドガラス3の上方で(第2図中A方向)側方
支持ブロツク4,4、後端支持ブロツク10及び
押圧体8間に固定保持される。
以上の如き構成から成るウインドガラス搬送容
器1は第5図、第6図(第6図は第5図矢視
図)に示すオーバーヘツドコンベア13のアーム
14の支持部15,15に取付けられる。
前記オーバーヘツドコンベア13はウインドガ
ラスの納入場所からフロントウインドガラス取付
けライン25及びリアウインド取付けライン26
の投入口近傍まで移動自在で、前記フロントウイ
ンドガラス取付けライン25の側方には移載装置
11aが、又リアウインドガラス取付けライン2
6の側方には移載装置11bが夫々設けられる。
移載装置11aと移載装置11bは同様の構造で
あり、片方の移載装置11aについて述べると、
移載装置11aは床面に立設した支柱16と、該
支柱16に取付けられるスライドベース18から
成り、スライドベース18は昇降機構17を介し
て上端19、下端20間で上下動自在で、又、ス
ライドベース18にはシリンダ21を介してスラ
イド部22が摺動自在に嵌装され、該スライド部
22の先端には複数の吸着カプラー23…が取付
けられている。これらスライドベース18、スラ
イド部22等で移動部を構成する。又、前記ウイ
ンドガラス搬送容器1及び移載装置11a,11
bでウインドガラス搬送装置を構成する。
次に上述したウインドガラス搬送容器1のウイ
ンドガラスの搬送手順について述べる。
先ず、ウインドガラス搬送容器1の押圧体8を
上方に引き起こし、リアウインドガラス3の側方
突部3a,3aを側方支持ブロツク4,4の切欠
き部4a,4aに、上辺3cを後部支持ブロツク
9の段部9aに夫々嵌合させるとともに底辺3b
を前部支持ブロツク6,6に押圧当接せしめてリ
ヤウインドガラスガラス3を側方支持ブロツク
4,4、前部支持ブロツク6,6及び後部支持ブ
ロツク9で側方から支持する。その後、押圧体8
を回動してリアウインドガラス3を上方から押圧
支持する。
次にフロントウインドガラス5の側方突部5
a,5aを側方支持ブロツク4,4の切欠き部4
b,4bに嵌合するとともに、底辺5cを後端支
持ブロツク10の段部10aに、上辺5bを押圧
体8の段部8aに夫々押圧当接せしめ、フロント
ウインドガラス5を側方支持ブロツク4,4、後
端支持ブロツク10及び押圧体8間で側方から支
持する。
次にフロントウインドガラス5及びリアウイン
ドガラス3を収納したウインドガラス搬送容器1
をオーバーヘツドコンベア13のアーム14の支
持部15に載置し、該コンベア13でウインドガ
ラス搬送容器1をウインドガラス収納場所からフ
ロントウインドガラス取付けライン25及びリア
ウインドガラス取付けライン26の投入口近傍ま
で移動させる。移動終了後、移載装置11aのス
ライド部22をシリンダ21の作動によりスライ
ドベース18に対して前進せしめ、スライド部2
2をウインドガラス搬送容器1の直上に位置させ
る。そして、スライドベース18を昇降機構17
を介して下降させ、吸着カプラー23…でウイン
ドガラス搬送容器1内のフロントウインドガラス
5の上面を吸着させ、これを支持せしめる。次に
シリダ21の作動でスライド部22を後退させ、
スライド部22をフロントウインドガラス取付け
ライン25の直上に位置させた後、スライドベー
ス18を昇降機構17を介して下降させ、フロン
トウインドガラス5をフロントウインドガラス取
付けライン25上に載置する。フロントウインド
ガラス5の移載後、リアウインドガラス3も同様
に移載装置11bを介してリアウインドガラス取
付けライン26に載置する。
従つて本実施例によればウインドガラス搬送容
器1にウインドガラスを載置する際には第1の支
持ブロツク30でリヤウインドガラス3を側方か
ら支持し、更に押圧部材8でリヤウインドガラス
3を上方から押圧支持し、又第2の支持ブロツク
31でフロントウインドガラス5を側方から支持
する。従つてリヤウインドガラス3、フロントウ
インドガラス5ともに確実に支持でき、落下する
ことがない。
又、搬送容器1でリヤ、フロントウインドガラ
ス3,5をウインドガラス取付ライン25,26
近傍に運んだ後、吸着カプラー23…でリヤ、フ
ロントウインドガラス3,5を吸着支持し、この
吸着状態のまま移動部でリヤ、フロントウインド
ガラス3,5を夫々のウインドガラス取付ライン
26,25に運び、その後吸着を停止し、リヤ、
フロントウインドガラス3,5をそれぞれのウイ
ンドガラス取付けライン26,25に載置する。
従つて、リヤ、フロントウインドガラス3,5を
搬送容器1からウインドガラス取付ライン26,
25へ移載する作業を人手を使わず自動的に行
え、作業者を不要としてコストを低減されること
がきる。又、作業者が移載作業時に誤まつてウイ
ンドガラス3,5を落下させる等の事態が生じな
いのでウインドガラスが損傷するのを防止するこ
とができる。
(考案の効果) 以上述べた如く本考案によれば、第1、第2の
ウインドガラスを側方から確実に支持するのでこ
れらが搬送中にウインドガラス搬送容器から落下
するのを防止することができる。又、第1、第2
のウインドガラスの搬送容器からウインドガラス
取付ラインへの移載作業を移載装置で自動的に行
うので、作業者を不要としてコストを低減させる
ことができる。又、作業者が移載作業時に誤まつ
てウインドガラスを落下させる等の事態が生じな
いのでウインドガラスが損傷するのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウインドガラス搬送容器
の平面図、第2図は第1図−線断面図、第3
図は第1図矢視図、第4図は第1図矢視図、
第5図はウインドガラス搬送容器の取付け状態を
示す図、第6図は第5図矢視図、第7図、第8
図、第9図は従来例である。 尚、図面中、1はウインドガラス搬送容器、2
は箱体、3,5はウインドガラス、8は押圧部
材、8aは段部、30は第1の支持ブロツク、3
1は第2のブロツクである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2のウインドガラスを載置して搬送す
    るウインドガラス搬送容器と、該搬送容器に載置
    された前記第1、第2のウインドガラスを夫々の
    ウインドガラス取付けラインに移載する移載装置
    から成り、前記ウインドガラス搬送容器を、上方
    を開放した箱体と、該箱体に取着され、第1のウ
    インドガラスの周縁に対応する形状を有し、該ウ
    インドガラスを側方から支持する第1の支持ブロ
    ツクと、前記箱体に取着され、第2のウインドガ
    ラスの周縁に対応する形状を有し、第1のウイン
    ドガラスの上方で第2のウインドガラスを側方か
    ら支持する第2の支持ブロツクと、前記第1のウ
    インドガラスを上方から押圧すべく箱体に上下揺
    動自在に設けられるとともに前記第2のウインド
    ガラスの周縁の一部に対応する形状の段部を有す
    る押圧部材とから構成し、前記移載装置を、前記
    第1、第2のウインドガラスの上面を吸着する吸
    着部材と、吸着した第1、第2のウインドガラス
    を夫々のウインドガラス取付ラインに運ぶ移動部
    とから構成したことを特徴とするウインドガラス
    搬送装置。
JP8122585U 1985-05-30 1985-05-30 Expired JPH0427824Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61196980U JPS61196980U (ja) 1986-12-09
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