JPH04276089A - エポキシ化合物の製造方法 - Google Patents

エポキシ化合物の製造方法

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JPH04276089A
JPH04276089A JP3298733A JP29873391A JPH04276089A JP H04276089 A JPH04276089 A JP H04276089A JP 3298733 A JP3298733 A JP 3298733A JP 29873391 A JP29873391 A JP 29873391A JP H04276089 A JPH04276089 A JP H04276089A
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JP
Japan
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substituted
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phenyl
alkyl
halogen
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Withdrawn
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JP3298733A
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English (en)
Inventor
Dieter Hermeling
ヘルメリング ディーター
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D303/00Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D303/02Compounds containing oxirane rings
    • C07D303/12Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms
    • C07D303/18Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms by etherified hydroxyl radicals
    • C07D303/20Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings
    • C07D303/22Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings with monohydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B3/00Electrolytic production of organic compounds
    • C25B3/20Processes
    • C25B3/23Oxidation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルカノールおよび補
助電解質の存在下でアリルアルコールの電気化学的酸化
によりまたはアルカリ性媒体中でアルカノールの存在下
でアリルアルコールとハロゲンとの反応によりエポキシ
化合物を製造する方法ならびに新規エポキシ化合物に関
する。
【0002】
【従来の技術】J.Chem.Soc.1393〜13
95(1948年)には、酸性媒体中で塩素とアリルア
ルコールとの反応により2,3−ジクロロプロパノール
を生じることが記載されている。Houben−Wey
l,5/4巻,4版,55〜58および133〜141
頁によれば、アリルアルコールと臭素、もしくは酸化数
(+1)を有する臭素との反応により類似した条件下で
ブロモヒドリンを製造することができる。
【0003】これに対して、Houben−Weyl,
5/3巻,4版,775頁以下および Houben−
Weyl,5/4巻,4版,141〜146頁によれば
、アルコールの存在下でオレフィンと塩素、もしくは酸
化数(+1)を有する塩素または臭素、もしくは酸化数
(+1)を有する臭素との反応によりハロゲンヒドリン
エーテルを生じることが記載されている。
【0004】3−置換−アルケ−2−エン−1−オール
から3−置換−3−ヒドロキシ−1,2−エポキシドの
合成は、Tetrahedron Lett.27,4
987〜4990(1986年)およびChem.Le
tt.645〜646(1988年)によれば、最初に
合成した3−置換−1−ヒドロキシ−2,3−エポキシ
ドの異性体化を含む別の工程を介してのみ可能である。 Helv.Chim.Acta.54,1822〜18
45(1971年)に記載されるように、該異性体化を
アリルアルコール段階ですでに行うこともできる。
【0005】エダクト中の酸素原子が生成物のエポキシ
ド酸素原子となる、1−ヒドロキシアルケ−2−エンか
ら3−ヒドロキシ−1,2−エポキシドまたは3−アル
コキシ−1,2−エポキシドの直接的合成はいまだ記載
されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、そのような直接的合成方法を提供することであった
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、一般式I:
【0008】
【化3】
【0009】〔式中、置換基R1,R2,R3,R4,
R5は、互いに独立に水素原子、C1〜C20−アルキ
ル、C3〜C12−シクロアルキル、C4〜C20−シ
クロアルキルアルキル、C1〜C20−ヒドロキシアル
キル、複素環またはC1〜C8−アルキル、C1〜C8
−アルコキシ、ハロゲン、C1〜C4−ハロアルキル、
C1〜C4−ハロアルコキシ、フェニル、フェノキシ、
ハロフェニル、ハロフェノキシ、カルボキシ、C2〜C
8−アルコキシカルボニルまたはシアノにより置換また
は非置換のアリールまたはC7〜C20−アリールアル
キルを表すかまたはR1とR2、R1とR3、R1とR
4、R3とR4またはR4とR5はいっしょにC1〜C
8−アルキル、C1〜C8−アルコキシおよび/または
ハロゲン原子により1〜2箇所で置換または非置換の(
CH2)n基を形成し、nは1から10までの数を表し
、およびR6は水素原子、C1〜C8−アルキルまたは
ベンジルを表す〕で示されるエポキシ化合物の製造方法
において、一般式II:
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1,R2,R3,R4,R5は
前記のものを表す)で示されるアリルアルコールを、a
)補助電解質の存在下で電気化学的に酸化させるかまた
は b)pH7.5〜14の範囲でハロゲンと酸化させ、該
酸化をどちらの場合も一般式III:R6−OH   
                     (III
)(式中、R6は前記のものを表す)のアルカノールの
存在下で実施する新規製造方法により解決される。
【0012】更に、一般式IV:
【0013】
【化5】
【0014】〔式中、置換基は以下のものを表す:R7
,R8,R9,R10,R11は、独立して水素原子、
C1〜C20−アルキル、C3〜C12−シクロアルキ
ル、C4〜C20−シクロアルキルアルキル、C1〜C
20−ヒドロキシアルキル、複素環またはC1〜C8−
アルキル、C1〜C8−アルコキシ、ハロゲン、C1〜
C4−ハロアルキル、C1〜C4−ハロアルコキシ、フ
ェニル、フェノキシ、ハロフェニル、ハロフェノキシ、
カルボキシ、C2〜C8−アルコキシカルボニルまたは
シアノにより置換または非置換のアリールまたはC7〜
C20−アリールアルキルを表すかまたはR7とR8,
R7とR9,R7とR10,R9とR10またはR10
とR11はいっしょにC1〜C8−アルキル、C1〜C
8−アルコキシおよび/またはハロゲンにより1〜2箇
所で置換または非置換の(CH2)n基を形成し、nは
1から10までの数を表し、およびR12は水素原子、
C1〜C8−アルキルまたはベンジルを表す、ただし、
R7,R8,R9またはR11が水素原子である場合は
、R10は水素原子、メチル、エチル、プロピルまたは
シクロヘキシルでない、R8がメチルまたはフェニルで
あり、かつR9,R10またはR11が水素原子である
場合は、R7はメチルでない、R8,R9,R10また
はR11が水素原子であり、かつR12がエチルである
場合は、R7はメチルでない、R8,R9,R10また
はR11が水素原子である場合は、R7はフェニルまた
はヘキシルでない、R7,R8,R10またはR11が
水素原子である場合は、R9はメチルでない、R7,R
8またはR9が水素原子である場合は、R10とR11
はメチルでないおよびR8,R9またはR11が水素原
子である場合は、R7とR10はいっしょに非置換のシ
クロアルキルを形成しない〕で示される新規化合物が見
い出された。
【0015】本発明のエポキシ化合物を製造するための
出発物質としては、電気分解条件下で不活性の置換基を
有する一般式IIのアリルアルコールは原則的にすべて
適当である。
【0016】新規製造のために、互いに独立の、置換基
R1〜R6および式I〜IIIの整数nとして適当なも
のは以下のとおりである:R1,R2,R3,R4,R
5は、水素原子、分枝鎖状または非分枝鎖状のC1〜C
20−アルキル、有利には分枝鎖状または非分枝鎖状の
C1〜C12−アルキル、たとえばメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル
、s−ペンチル、t−ペンチル、ネオペンチル、1,2
−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、イソヘキシル、s
−ヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプチル、n−オクチ
ル、イソオクチル、n−ノニル、イソノニル、n−デシ
ル、イソデシル、n−ウンデシル、イソ−ウンデシル、
n−ドデシルおよびイソドデシル、C3〜C12−シク
ロアルキル、有利にはC3〜C8−シクロアルキル、た
とえばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチ
ル、C4〜C20−シクロアルキルアルキル、有利には
C4〜C8−シクロアルキルアルキル、たとえばシクロ
ペンチルアルキル、2−シクロペンチルエチル、1−シ
クロペンチルエチル、シクロアルキルメチル、1−シク
ロヘキシルエチルおよび2−シクロヘキシルエチル、分
枝鎖状または非分枝鎖状のC1〜C20−ヒドロキシア
ルキル、有利には分枝鎖状または非分枝鎖状のC1〜C
8−ヒドロキシアルキル、たとえばヒドロキシメチル、
1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒ
ドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピルおよび3−
ヒドロキシプロピル、複素環、たとえば3〜12員の複
素環、有利には3〜8員の複素環、たとえばオキシラニ
ル、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラ
ン−3−イル、テトラヒドロピラン−2−イル、テトラ
ヒドロピラン−3−イル、テトラヒドロピラン−4−イ
ル、1,3−ジオキソラン−2−イル、1,3−ジオキ
ソラン−4−イル、ジオキサン−2−イル、ピロリジン
−2−イル、N−メチルピロリジン−2−イル、N−メ
チルピロリジン−3−イル、ピロリジン−3−イル、ピ
ペリジン−2−イル、ピペリジン−3−イル、ピペリジ
ン−4−イル、モルホリン−2−イルおよびモルホリン
−3−イル、アリール、たとえばフェニル、1−ナフチ
ルおよび2−ナフチル、有利にはフェニル、C1〜C8
−アルキルにより1〜3箇所で置換されたアリール、有
利にはC1〜C4−アルキルにより1〜3箇所で置換さ
れたフェニル、たとえば2−メチルフェニル、4−メチ
ルフェニル、2−エチルフェニル、4−エチルフェニル
、3−メチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、3
,4−ジメチルフェニルおよび3,4,5−トリメチル
フェニル、C1〜C8−アルコキシにより1〜3箇所で
置換されたアリール、有利にはC1〜C4−アルコキシ
により1〜3箇所で置換されたフェニル、たとえば2−
メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−メトキ
シフェニル、4−メトキシフェニル、3−エトキシフェ
ニル、4−エトキシフェニル、3,4−ジメトキシフェ
ニルおよび3,4,5−トリメトキシフェニル、C1〜
C4−ハロアルキルにより1〜3箇所で置換されたアリ
ール、有利にはC1〜C2−フルオロアルキルおよびC
1〜C2−クロロアルキルにより1〜3箇所で置換され
たフェニル、更に有利にはトリフルオロメチルおよびト
リクロロエチルにより1〜3箇所で置換されたフェニル
、たとえば4−トリフルオロメチルフェニルおよび4−
トリクロロメチルフェニル、C1〜C4−ハロアルコキ
シにより1〜3箇所で置換されたアリール、有利にはC
1〜C2−フルオロアルコキシおよびC1〜C2−クロ
ロアルコキシにより1〜3箇所で置換されたフェニル、
更に有利にはトリフルオロメトキシおよびトリクロロエ
トキシにより1〜3箇所で置換されたフェニル、たとえ
ばトリフルオロメトキシフェニル、ハロゲンにより1〜
3箇所で置換されたアリール、有利にはフッ素、塩素お
よび臭素により1〜3箇所で置換されたフェニル、たと
えば4−クロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、
4−ブロモフェニル、4−フルオロフェニルおよび4−
フルオロ−3−クロロフェニル、ハロフェニルにより1
〜3箇所で置換されたアリール、有利にはフルオロフェ
ニルおよび/またはクロロフェニルにより1〜3箇所で
置換されたフェニル、たとえば(4−クロロフェニル)
フェニル、ハロフェノキシにより1〜3箇所で置換され
たアリール、有利にはフルオロフェノキシおよび/また
はクロロフェノキシにより1〜3箇所で置換されたフェ
ニル、たとえば(4−フルオロフェノキシ)フェニル、
カルボキシにより1〜3箇所で置換されたアリール、有
利にはカルボキシにより1〜3箇所で置換されたフェニ
ル、たとえば2−カルボキシフェニル、3−カルボキシ
フェニルおよび4−カルボキシフェニル、C2〜C8−
アルコキシカルボニルにより1〜3箇所で置換されたア
リール、有利にはC2〜C4−アルコキシカルボニルに
より1〜3箇所で置換されたフェニル、たとえば4−メ
トキシカルボニルフェニル、4−エトキシカルボニルフ
ェニル、2−メトキシカルボニルフェニル、2−エトキ
シカルボニルフェニルおよび3−メトキシカルボニルフ
ェニル、シアノにより1〜3箇所で置換されたアリール
、有利にはシアノにより1〜3箇所で置換されたフェニ
ル、たとえば2−シアノフェニル、3−シアノフェニル
および4−シアノフェニル、C7〜C20−アリールア
ルキル、有利にはC7〜C12−アリールアルキル、た
とえばベンジル、フェニルエチル、フェニルプロピルお
よびフェニルイソプロピル、アリール部分にハロゲンに
より1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリールア
ルキル、有利にはフェニル部分にフッ素または塩素によ
り1〜3箇所で置換されたC7〜C10−フェニルアル
キル、たとえば4−フルオロベンジル、4−クロロベン
ジル、2,4−ジクロロベンジルおよび3,4−ジクロ
ロベンジル、アリール部分にC1〜C8−アルキルによ
り1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリールアル
キル、有利にはフェニル部分にC1〜C4−アルキルに
より1〜3箇所で置換されたC7〜C10−フェニルア
ルキル、更に有利にはフェニル部分にC1〜C2−アル
キルにより1〜3箇所で置換されたC7〜C10−フェ
ニルアルキル、たとえば4−メチルフェニル、4−エチ
ルベンジルおよび4−メチルフェンエチル、アリール部
分にC1〜C8−アルコキシにより1〜3箇所で置換さ
れたC7〜C20−アリールアルキル、有利にはフェニ
ル部分にC1〜C4−アルコキシにより1〜3箇所で置
換されたC7〜C10−フェニルアルキル、更に有利に
はフェニル部分にC1〜C2−アルコキシにより1〜3
箇所で置換されたC7〜C10−フェニルアルキル、た
とえば4−メトキシベンジル、4−エトキシベンジルお
よび4−メトキシフェンエチル、アリール部分にC1〜
C4−ハロアルキルにより1〜3箇所で置換されたC7
〜C20−アリールアルキル、有利にはフェニル部分に
C1〜C2−フルオロアルキルおよびC1〜C2−クロ
ロアルキルにより1〜3箇所で置換されたC7〜C10
−フェニルアルキル、更に有利にはフェニル部分にトリ
フルオロメチルおよびトリクロロメチルにより1〜3箇
所で置換されたC7〜C10−フェニルアルキル、たと
えば4−トリフルオロメチルベンジルおよび4−トリク
ロロメチルベンジル、アリール部分にC1〜C4−ハロ
アルコキシにより1〜3箇所で置換されたC7〜C20
−アリールアルキル、有利にはフェニル部分にC1〜C
2−ハロアルコキシにより1〜3箇所で置換されたC7
〜C10−フェニルアルキル、更に有利にはフェニル部
分にトリフルオロメトキシおよびトリクロロメトキシに
より1〜3箇所で置換されたC7〜C10−フェニルア
ルキル、たとえば4−トリフルオロメトキシベンジルお
よび4−トリクロロメトキシベンジル、ハロフェニルに
より1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリールア
ルキル、有利にはフルオロフェニルおよび/またはクロ
ロフェニルにより1〜3箇所で置換されたC7〜C12
−フェニルアルキル、たとえば4−クロロフェンエチル
および4−フルオロフェンエチル、ハロフェノキシによ
り1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリールアル
キル、有利にはフルオロフェノキシおよび/またはクロ
ロフェノキシにより1〜3箇所で置換されたC7〜C1
2−フェニルアルキル、たとえば2−クロロフェノキシ
メチルおよび4−クロロフェノキシメチル、カルボキシ
により1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリール
アルキル、有利にはカルボキシにより1〜3箇所で置換
されたC7〜C12−フェニルアルキル、たとえば4−
カルボキシベンジル、4−カルボキシフェンエチル、2
−カルボキシベンジルおよび4−カルボキシフェニルエ
チル、C2〜C8−アルコキシカルボニルにより1〜3
箇所で置換されたC7〜C20−アリールアルキル、有
利にはC2〜C4−アルコキシカルボニルにより1〜3
箇所で置換されたC7〜C12−フェニルアルキル、た
とえば4−メトキシカルボニルベンジル、2−メトキシ
カルボニルベンジル、4−エトキシカルボニルベンジル
、および2−エトキシカルボニルベンジル、シアノによ
り1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリールアル
キル、有利にはシアノにより1〜3箇所で置換されたC
7〜C12−フェニルアルキル、たとえば2−シアノベ
ンジル、4−シアノベンジル、2−シアノフェンエチル
および4−シアノフェンエチル、1,2または3個のフ
ェニル基により置換されたフェニル、たとえば2−(フ
ェニル)フェニル、3−(フェニル)フェニル,4−(
フェニル)フェニルおよび3,4−(ジフェニル)フェ
ニル、1,2または3個のフェノキシ基により置換され
たフェニル、たとえば4−フェノキシフェニルおよび2
−フェノキシフェニル、ハロゲンおよびC1〜C4−ア
ルキルにより2または3箇所で置換されたフェニル、た
とえば2−メチル−4−クロロフェニルおよび3−メチ
ル−4−フルオロフェニル、ハロゲンおよびC1〜C4
−アルコキシにより2または3箇所で置換されたフェニ
ル、たとえば3−クロロ−4−メトキシフェニル、ハロ
ゲンおよびC1〜C4−ハロアルキルにより2または3
箇所で置換されたフェニル、たとえば2−クロロ−4−
トリフルオロメチルフェニル、ハロゲンおよびフェノキ
シにより2または3箇所で置換されたフェニル、たとえ
ば3−クロロ−4−フェノキシフェニル、C1〜C4−
アルキルおよびC1〜C4−アルコキシにより2または
3箇所で置換されたフェニル、たとえば2−メチル−4
−メトキシフェニル、C1〜C4−アルキルおよびC1
〜C4−ハロアルキルにより2または3箇所で置換され
たフェニル、たとえば3−メチル−4−トリクロロメチ
ルフェニル、C1〜C4−アルキルおよびフェノキシに
より2または3箇所で置換されたフェニル、たとえば2
−メチル−4−フェノキシフェニル、C1〜C4−アル
コキシおよびC1〜C4−ハロアルキルにより2または
3箇所で置換されたフェニル、たとえば3−トリフルオ
ロメチル−4−メトキシフェニル、C1〜C4−アルコ
キシおよびフェノキシにより2または3箇所で置換され
たフェニル、たとえば3−メトキシ−4−フェノキシフ
ェニル、C1〜C4−ハロアルキルおよびフェノキシに
より2または3箇所で置換されたフェニル、たとえば3
−トリフルオロメチル−4−フェノキシフェニル、ハロ
ゲン、C1〜C4−アルキルおよびC1〜C4−アルコ
キシにより3箇所で置換されたフェニル、たとえば2−
クロロ−3−t−ブチル−4−メトキシフェニル、ハロ
ゲン、C1〜C4−アルキルおよびC1〜C4−ハロア
ルキルにより3箇所で置換されたフェニル、たとえば2
−メチル−3−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニ
ル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルおよびフェノキシ
により3箇所で置換されたフェニル、たとえば4−クロ
ロ−2−エチル−3−フェノキシフェニル、ハロゲン、
C1〜C4−アルコキシおよびC1〜C4−ハロアルキ
ルにより3箇所で置換されたフェニル、たとえば3−ク
ロロ−4−メトキシ−3−トリフルオロメチル、ハロゲ
ン、C1〜C4−アルコキシおよびフェノキシにより3
箇所で置換されたフェニル、たとえば2−フルオロ−4
−エトキシ−3−フェノキシフェニル、ハロゲン、C1
〜C4−ハロアルキルおよびフェノキシにより3箇所で
置換されたフェニル、たとえば4−フルオロ−3−トリ
フルオロメチル−2−フェノキシフェニル、C1〜C4
−アルキル、C1〜C4−アルコキシおよびC1〜C4
−ハロアルキルにより3箇所で置換されたフェニル、た
とえば4−メチル−3−メトキシ−2−トリクロロメチ
ルフェニル、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アル
コキシおよびフェノキシにより3箇所で置換されたフェ
ニル、たとえば4−メチル−3−エトキシ−2−フェノ
キシフェニル、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハ
ロアルキルおよびフェノキシにより3箇所で置換された
フェニル、たとえば2−メチル−4−トリフルオロメチ
ル−3−フェノキシフェニル、C1〜C4−アルコキシ
、C1〜C4−ハロアルキルおよびフェノキシにより3
箇所で置換されたフェニル、たとえば4−メトキシ−2
−トリクロロメチル−3−フェノキシフェニルを表すか
またはR1とR2、R1とR3、R1とR4、R3とR
4またはR4とR5はいっしょに(CH2)n、たとえ
ばCH2、(CH2)2、(CH2)3、(CH2)4
、(CH2)5および(CH2)6、有利には(CH2
)3、(CH2)4、(CH2)5および(CH2)6
、更に有利には(CH2)3および(CH2)4を形成
し、nは1から6までの整数、有利には3から6までの
整数、更に有利には3または4を表し、R6は水素原子
、C1−C8−アルキル、有利にはC1〜C4−アルキ
ル、たとえばメチル、エチル、n−プロピルおよびn−
ブチル、ベンジルを表す。
【0017】“1〜3箇所で置換された”とは1箇所で
置換された、2箇所で置換されたまたは3箇所で置換さ
れたという意味を表す。
【0018】方法変形a)およびb)は以下のように実
施することができる:電気化学的酸化とハロゲンの反応
の両方を、アルカリ媒体中で、−20℃〜150℃、有
利には0℃〜100℃の温度で、0.01〜50バール
、有利には0.1〜5バールの圧力下で、更に有利には
大気圧(標準圧)で実施することができる。
【0019】a)電解質の十分な電解導電率を得るため
に、有利にはハロゲン含有の補助電解質を電解混合物に
加える。適当な補助電解質の例は、ハロゲン、ハロゲン
化アルキル、ハロゲン化水素およびハロゲン化物、たと
えばヨウ化物および臭化物、たとえばハロゲン化アンモ
ニウム、たとえば臭化アンモニウム、ヨウ化アンモニウ
ムおよびヨウ化テトラブチルアンモニウムであり、特に
金属ハロゲン化物、たとえば臭化ナトリウム、ヨウ化ナ
トリウム、臭化カリウムおよびヨウ化カリウムが有利で
ある。
【0020】ハロゲン化合物だけでは導電率が十分でな
い場合は、電気化学で一般に使用される他の補助電解質
、たとえばテトラフルオロボラート、テトラアルキルア
ンモニウム塩、たとえばテトラエチルアンモニウムベン
ゼンスルホネート、ペルクロル化合物、たとえばLiC
lO4、メチラート、たとえばナトリウムメチラートお
よびヒドロキシド、たとえばNaOHまたはKOHを加
えることができる。
【0021】電解質の組成は広い範囲で変化させること
ができる。有利には、アリルアルコールII1〜49重
量%、有利には5〜30重量%、アルカノールR6−O
H50〜98.9重量%、有利には70〜95重量%、
補助電解質0.1〜5重量%、有利には0.5〜3重量
%(接触量)を含有する。
【0022】電解質は水を0〜10重量%含有すること
ができる。
【0023】有利には電気化学的酸化は、電流密度0.
5〜25A/dm2および温度0℃〜100℃、有利に
は10℃〜50℃の範囲内で実施することができる。反
応は減圧、高圧でまたは有利には標準圧(大気圧)で、
従来の電解槽で、有利には分割されていない貫流槽で実
施することができる。
【0024】適当な陽極材料は、たとえば貴金属、たと
えば白金または酸化物、たとえば酸化ルテニウムおよび
酸化クロムまたは式RuOx/TiOxの混合した酸化
物または有利にはグラファイトである。
【0025】適当な陰極材料は一般に鉄、鋼、ニッケル
および貴金属、たとえば白金、および有利にはグラファ
イトである。
【0026】b)本発明の非電気化学的エポキシ化、す
なわちアルカリ媒体中でのハロゲンとアリルアルコール
との反応は、非常に広い範囲で濃度要因により影響され
ない。たとえば40〜98重量%、有利には50〜94
重量%の溶媒R6−OH中式IIのアリルアルコールの
1〜30重量%、有利には3〜25重量%溶液および塩
基1〜30重量%、有利には3〜25重量%を使用する
ことができる。使用される塩基は、有利には式
【002
7】
【外1】
【0028】の一種である。有利には酸化剤を、反応混
合物の温度が30℃以上まで上昇しない速度で加える。 酸化剤は等モル量でまたは過剰で、すなわちモル比1:
1〜50:1で、有利には1:1〜5:1で加えること
ができる。反応は完了するまで実施することができるが
、部分的転化を選択するのが有利である、というのも部
分的な転化が通常はより良好な選択性を生じるからであ
る。使用される塩基の量は酸化剤の濃度にかかわらずア
ルカリ媒体を維持できる量である。反応剤を添加する方
法は重要ではない。たとえば所望の場合は、塩基と酸化
剤を式IIの化合物1〜30重量%および式R6−OH
の化合物70〜99重量%からなる溶液に同時に加える
ことができる。酸化剤と塩基のどちらも、物質の形でま
たは不活性溶媒、たとえばCCl4に溶かして使用する
ことができ、または化合物R6−OHに加えることがで
きる。逆の方法も同様に可能である、すなわち最初に酸
化剤を物質の形でまたは溶液の形で導入し、塩基と式I
Iの化合物を物質かまたは溶液の形で酸化剤に加えるか
または式IIの化合物を酸化剤と塩基の混合物に加える
ことができる。
【0029】前記記載の方法は、最初に導入される物質
がこの物質の全量のほんの一部からなり、残りを後で加
えてもよいことを示唆する。酸化はバッチ法でまたは連
続法で実施することができる。
【0030】pH7.5〜14、有利には8〜14での
ハロゲンとの反応は、好ましくは元素のハロゲン、たと
えばフッ素、塩素、臭素およびヨウ素、有利には塩基の
形の塩素、臭素およびヨウ素、次亜ハロゲン酸塩、たと
えば次亜塩素酸塩、次亜臭素酸塩および次亜ヨウ素酸塩
、酸化数(0)または(+1)を有するハロゲンを放出
する反応物、たとえばN−クロロスクシンイミド、N−
ブロモスクシンイミド、クロルアミン(R)T、テトラ
アルキルアンモニウムブロミド/ブロミン錯体、ベンゼ
ンスルホン酸ジクロリドおよびフェニルヨージドジクロ
リドを塩基の形で使用して実施する。
【0031】適当な塩基は、金属化アルキル、たとえば
ブチルリチウムおよびメチルリチウム、アミド、たとえ
ばナトリウムアミドおよびリチウムジイソプロピルアミ
ド、ヒドリド、たとえばナトリウムヒドリド、ならびに
有利にはNaOH、KOH、LiOHまたはアルコラー
ト、たとえばナトリウムエチラートおよびナトリウムメ
チラートである。
【0032】生成物の単離は公知方法で実施する。本発
明の化合物は、蒸留により後処理するのが有利である。
【0033】一般式IVで示される本発明の化合物中に
存在する置換基は、以下のものを表す:R7,R8,R
9,R10,R11は互いに独立に、水素原子、分枝鎖
状または非分枝鎖状のC1〜C20−アルキル、有利に
は分枝鎖状または非分枝鎖状のC1〜C12−アルキル
、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル
、n−ペンチル、イソペンチル、s−ペンチル、t−ペ
ンチル、ネオペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n
−ヘキシル、イソヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチ
ル、イソヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、n−
ノニル、イソノニル、n−デシル、イソデシル、n−ウ
ンデシル、イソ−ウンデシル、n−ドデシルおよびイソ
ドデシル、C3〜C12−シクロアルキル、有利にはC
3〜C8−シクロアルキル、たとえばシクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチルおよびシクロオクチル、C4〜C20−シク
ロアルキルアルキル、有利にはC4〜C8−シクロアル
キルアルキル、たとえばシクロペンチルアルキル、2−
シクロペンチルエチル、1−シクロペンチルエチル、シ
クロアルキルメチル、1−シクロヘキシルエチルおよび
2−シクロヘキシルエチル、分枝鎖状または非分枝鎖状
のC1〜C20−ヒドロキシアルキル、有利には分枝鎖
状または非分枝鎖状のC1〜C8−ヒドロキシアルキル
、たとえばヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、
2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、2−
ヒドロキシプロピルおよび3−ヒドロキシプロピル、複
素環、たとえば3〜12員の複素環、有利には3〜8員
の複素環、たとえばオキシラニル、テトラヒドロフラン
−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒ
ドロピラン−2−イル、テトラヒドロピラン−3−イル
、テトラヒドロピラン−4−イル、1,3−ジオキソラ
ン−2−イル、1,3−ジオキソラン−4−イル、ジオ
キサン−2−イル、ピロリジン−2−イル、N−メチル
ピロリジン−2−イル、N−メチルピロリジン−3−イ
ル、ピロリジン−3−イル、ピペリジン−2−イル、ピ
ペリジン−3−イル、ピペリジン−4−イル、モルホリ
ン−2−イルおよびモルホリン−3−イル、アリール、
たとえばフェニル、1−ナフチルおよび2−ナフチル、
有利にはフェニル、C1〜C8−アルキルにより1〜3
箇所で置換されたアリール、有利にはC1〜C4−アル
キルにより1〜3箇所で置換されたフェニル、たとえば
2−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2−エチル
フェニル、4−エチルフェニル、3−メチルフェニル、
2,4−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル
および3,4,5−トリメチルフェニル、C1〜C8−
アルコキシにより1〜3箇所で置換されたアリール、有
利にはC1〜C4−アルコキシにより1〜3箇所で置換
されたフェニル、たとえば2−メトキシフェニル、2−
エトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキ
シフェニル、3−エトキシフェニル、4−エトキシフェ
ニル、3,4−ジメトキシフェニルおよび3,4,5−
トリメトキシフェニル、C1〜C4−ハロアルキルによ
り1〜3箇所で置換されたアリール、有利にはC1〜C
2−フルオロアルキルおよびC1〜C2−クロロアルキ
ルにより1〜3箇所で置換されたフェニル、更に有利に
はトリフルオロメチル及びトリクロロエチルにより1〜
3箇所で置換されたフェニル、たとえば4−トリフルオ
ロメチルフェニルおよび4−トリクロロメチルフェニル
、C1〜C4−ハロアルコキシにより1〜3箇所で置換
されたアリール、有利にはC1〜C2−フルオロアルコ
キシおよびC1〜C2−クロロアルコキシにより1〜3
箇所で置換されたフェニル、更に有利にはトリフルオロ
メトキシ及びトリクロロエトキシにより1〜3箇所で置
換されたフェニル、たとえばトリフルオロメトキシフェ
ニル、ハロゲンにより1〜3箇所で置換されたアリール
、有利にはフッ素、塩素および臭素により1〜3箇所で
置換されたフェニル、たとえば4−クロロフェニル、3
,4−ジクロロフェニル、4−ブロモフェニル、4−フ
ルオロフェニルおよび4−フルオロ−3−クロロフェニ
ル、ハロフェニルにより1〜3箇所で置換されたアリー
ル、有利にはフルオロフェニルおよび/またはクロロフ
ェニルにより1〜3箇所で置換されたフェニル、たとえ
ば(4−クロロフェニル)フェニル、ハロフェノキシに
より1〜3箇所で置換されたアリール、有利にはフルオ
ロフェノキシおよび/またはクロロフェノキシにより1
〜3箇所で置換されたフェニル、たとえば(4−フルオ
ロフェノキシ)フェニル、カルボキシにより1〜3箇所
で置換されたアリール、有利にはカルボキシにより1〜
3箇所で置換されたフェニル、たとえば2−カルボキシ
フェニル、3−カルボキシフェニルおよび4−カルボキ
シフェニル、C2〜C8−アルコキシカルボニルにより
1〜3箇所で置換されたアリール、有利にはC2〜C4
−アルコキシカルボニルにより1〜3箇所で置換された
フェニル、たとえば4−メトキシカルボニルフェニル、
4−エトキシカルボニルフェニル、2−メトキシカルボ
ニルフェニル、2−エトキシカルボニルフェニルおよび
3−メトキシカルボニルフェニル、シアノにより1〜3
箇所で置換されたアリール、有利にはシアノにより1〜
3箇所で置換されたフェニル、たとえば2−シアノフェ
ニル、3−シアノフェニルおよび4−シアノフェニル、
C7〜C20−アリールアルキル、有利にはC7〜C1
2−アリールアルキル、たとえばベンジル、フェニルエ
チル、フェニルプロピルおよびフェニルイソプロピル、
アリール部分にハロゲンにより1〜3箇所で置換された
C7〜C20−アリールアルキル、有利にはフェニル部
分にフッ素または塩素により1〜3箇所で置換されたC
7〜C10−フェニルアルキル、たとえば4−フルオロ
ベンジル、4−クロロベンジル、2,4−ジクロロベン
ジルおよび3,4−ジクロロベンジル、アリール部分に
C1〜C8−アルキルにより1〜3箇所で置換されたC
7〜C20−アリールアルキル、有利にはフェニル部分
にC1〜C4−アルキルにより1〜3箇所で置換された
C7〜C10−フェニルアルキル、更に有利にはフェニ
ル部分にC1〜C2−アルキルにより1〜3箇所で置換
されたC7〜C10−フェニルアルキル、たとえば4−
メチルフェニル、4−エチルベンジルおよび4−メチル
フェンエチル、アリール部分にC1〜C8−アルコキシ
により1〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリール
アルキル、有利にはフェニル部分にC1〜C4−アルコ
キシにより1〜3箇所で置換されたC7〜C10−フェ
ニルアルキル、更に有利にはフェニル部分にC1〜C2
−アルコキシにより1〜3箇所で置換されたC7〜C1
0−フェニルアルキル、たとえば4−メトキシベンジル
、4−エトキシベンジルおよび4−メトキシフェンエチ
ル、アリール部分にC1〜C4−ハロアルキルにより1
〜3箇所で置換されたC7〜C20−アリールアルキル
、有利にはフェニル部分にC1〜C2−フルオロアルキ
ルおよびC1〜C2−クロロアルキルにより1〜3箇所
で置換されたC7〜C10−フェニルアルキル、更に有
利にはフェニル部分にトリフルオロメチルおよびトリク
ロロメチルにより1〜3箇所で置換されたC7〜C10
−フェニルアルキル、たとえば4−トリフルオロメチル
ベンジルおよび4−トリクロロメチルベンジル、アリー
ル部分にC1〜C4−ハロアルコキシにより1〜3箇所
で置換されたC7〜C20−アリールアルキル、有利に
はフェニル部分にC1〜C2−ハロアルコキシにより1
〜3箇所で置換されたC7〜C10−フェニルアルキル
、更に有利にはフェニル部分にトリフルオロメトキシお
よびトリクロロメトキシにより1〜3箇所で置換された
C7〜C10−フェニルアルキル、たとえば4−トリフ
ルオロメトキシベンジルおよび4−トリクロロメトキシ
ベンジル、ハロフェニルにより1〜3箇所で置換された
C7〜C20−アリールアルキル、有利にはフルオロフ
ェニルおよび/またはクロロフェニルにより1〜3箇所
で置換されたC7〜C12−フェニルアルキル、たとえ
ば4−クロロフェンエチルおよび4−フルオロフェンエ
チル、ハロフェノキシにより1〜3箇所で置換されたC
7〜C20−アリールアルキル、有利にはフルオロフェ
ノキシおよび/またはクロロフェノキシにより1〜3箇
所で置換されたC7〜C12−フェニルアルキル、たと
えば2−クロロフェノキシメチルおよび4−クロロフェ
ノキシメチル、カルボキシにより1〜3箇所で置換され
たC7〜C20−アリールアルキル、有利にはカルボキ
シにより1〜3箇所で置換されたC7〜C12−フェニ
ルアルキル、たとえば4−カルボキシベンジル、4−カ
ルボキシフェンエチル、2−カルボキシベンジルおよび
4−カルボキシフェニルエチル、C2〜C8−アルコキ
シカルボニルにより1〜3箇所で置換されたC7〜C2
0−アリールアルキル、有利にはC2〜C4−アルコキ
シカルボニルにより1〜3箇所で置換されたC7〜C1
2−フェニルアルキル、たとえば4−メトキシカルボニ
ルベンジル、2−メトキシカルボニルベンジル、4−エ
トキシカルボニルベンジルおよび2−エトキシカルボニ
ルベンジル、シアノにより1〜3箇所で置換されたC7
〜C20−アリールアルキル、有利にはシアノにより1
〜3箇所で置換されたC7〜C12−フェニルアルキル
、たとえば2−シアノベンジル、4−シアノベンジル、
2−シアノフェンエチルおよび4−シアノフェンエチル
、1,2または3個のフェニルにより置換されたフェニ
ル、たとえば2−(フェニル)フェニル、3−(フェニ
ル)フェニル、4(フェニル)フェニルおよび3,4(
ジフェニル)フェニル、1,2または3個のフェノキシ
により置換されたフェニル、たとえば4−フェノキシフ
ェニルおよび2−フェノキシフェニル、ハロゲンおよび
C1〜C4−アルキルにより2または3箇所で置換され
たフェニル、たとえば2−メチル−4−クロロフェニル
および3−メチル−4−フルオロフェニル、ハロゲンお
よびC1〜C4−アルコキシにより2または3箇所で置
換されたフェニル、たとえば3−クロロ−4−メトキシ
フェニル、ハロゲンおよびC1〜C4−ハロアルキルに
より2または3箇所で置換されたフェニル、たとえば2
−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニル、ハロゲン
またはフェノキシにより2または3箇所で置換されたフ
ェニル、たとえば3−クロロ−4−フェノキシフェニル
、C1〜C4−アルキルおよびC1〜C4−アルコキシ
により2または3箇所で置換されたフェニル、たとえば
2−メチル−4−メトキシフェニル、C1〜C4−アル
キルおよびC1〜C4−ハロアルキルにより2または3
箇所で置換されたフェニル、たとえば3−メチル−4−
トリクロロメチルフェニル、C1〜C4−アルキルおよ
びフェノキシにより2または3箇所で置換されたフェニ
ル、たとえば2−メチル−4−フェノキシフェニル、C
1〜C4−アルコキシおよびC1〜C4−ハロアルキル
により2または3箇所で置換されたフェニル、たとえば
3−トリフルオロメチル−4−メトキシフェニル、C1
〜C4−アルコキシおよびフェノキシにより2または3
箇所で置換されたフェニル、たとえば3−メトキシ−4
−フェノキシフェニル、C1〜C4−ハロアルキルおよ
びフェノキシにより2または3箇所で置換されたフェニ
ル、たとえば3−トリフルオロメチル−4−フェノキシ
フェニル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルおよびC1
〜C4−アルコキシにより3箇所で置換されたフェニル
、たとえば2−クロロ−3−t−ブチル−4−メトキシ
フェニル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルおよびC1
〜C4−ハロアルキルにより3箇所で置換されたフェニ
ル、たとえば2−メチル−3−クロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル、ハロゲン、C1〜C4−アルキルお
よびフェノキシにより3箇所で置換されたフェニル、た
とえば4−クロロ−2−エチル−3−フェノキシフェニ
ル、ハロゲン、C1〜C4−アルコキシおよびC1〜C
4−ハロアルキルにより3箇所で置換されたフェニル、
たとえば3−クロロ−4−メトキシ−3−トリフルオロ
メチル、ハロゲン、C1〜C4−アルコキシおよびフェ
ノキシにより3箇所で置換されたフェニル、たとえば2
−フルオロ−4−エトキシ−3−フェノキシフェニル、
ハロゲン、C1〜C4−ハロアルキルおよびフェノキシ
により3箇所で置換されたフェニル、たとえば4−フル
オロ−3−トリフルオロメチル−2−フェノキシフェニ
ル、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシお
よびC1〜C4−ハロアルキルにより3箇所で置換され
たフェニル、たとえば4−メチル−3−メトキシ−2−
トリクロロメチルフェニル、C1〜C4−アルキル、C
1〜C4−アルコキシおよびフェノキシにより3箇所で
置換されたフェニル、たとえば4−メチル−3−エトキ
シ−2−フェノキシフェニル、C1〜C4−アルキル、
C1〜C4−ハロアルキルおよびフェノキシにより3箇
所で置換されたフェニル、たとえば2−メチル−4−ト
リフルオロメチル−3−フェノキシフェニル、C1〜C
4−アルコキシ、C1〜C4−ハロアルキルおよびフェ
ノキシにより3箇所で置換されたフェニル、たとえば4
−メトキシ−2−トリクロロメチル−3−フェノキシフ
ェニルを表すかまたは、R7とR8、R7とR9、R7
とR10、R9とR10またはR10とR11は、いっ
しょに、  (CH2)n、たとえばCH2,(CH2
)2,(CH2)3,(CH2)4,(CH2)5およ
び(CH2)6、有利には(CH2)3,(CH2)4
,(CH2)5および(CH2)6、更に有利には(C
H2)3および(CH2)4を形成し、nは1から6ま
での整数、有利には3から6までの整数、更に有利には
3または4を表し、R12は水素原子、C1〜C8−ア
ルキル、有利にはC1〜C4−アルキル、たとえばメチ
ル、ベンジルを表す、ただし、R7,R8,R9または
R11が水素原子である場合は、R10は水素原子、メ
チル、エチル、プロピルまたはシクロヘキシルでない、
R8がメチルまたはフェニルであり、かつR9,R10
またはR11が水素原子である場合は、R7はメチルで
ない、R8,R9,R10またはR11が水素原子であ
り、かつR12がエチルである場合は、R7はメチルで
ない、R8,R9,R10またはR11が水素原子であ
る場合は、R7はフェニルまたはヘキシルでない、R7
,R8,R10またはR11が水素原子である場合は、
R9はメチルでない、R7,R8またはR9が水素原子
である場合は、R10とR11はメチルでない、および
R8,R9またはR11が水素原子である場合は、R7
とR10はいっしょに非置換のシクロアルキルを形成し
ない。
【0034】本発明のIおよびIVの化合物は特に香料
、植物用保護剤およびポリマーを合成するための中間生
成物として使用される。
【0035】
【実施例】例1 2,3−エポキシ−1−メトキシオクタンの電気的合成
以下に記載の電解槽内で、以下の条件下でオクテ−1−
エン−3−オールを酸化した: 装置:9個の双極電極を装備した非分割の電解槽、陽極
:グラファイト、電解質:オクテ−1−エン−3−オー
ル62.5g(488ミリモル)、NaBr15g、H
2O12.5gおよびメタノール535g、陰極:グラ
ファイト、電流密度:6.3A/dm2、電気分解温度
:60℃、電気分解をオクテ−1−エン−3−オール1
モルに対して4.75Fの容量比で実施した。電気分解
の間、電解液を20l/hの速度で電解槽に圧送した。 電気分解が終了すると、メタノールを大気圧で留去し、
沈殿した導電性塩を濾過により単離した。生成物を真空
内蒸留により精製し、シス型およびトランス型異性体混
合物として未反応のオクテ−1−エン−3−オール5.
4g(42ミリモル)および2,3−エポキシ−1−メ
トキシオクタン(沸点:92℃/22ミリバール)28
.6g(37%)が得られた。
【0036】例2 1,2−エポキシ−3−メトキシ−3−メチルブタンの
電気的合成 4−メチル−2−ブテン−1−オールを例1に記載の条
件下で電気化学的に酸化した。
【0037】電解質:4−メチル−2−ブテン−1−オ
ール62.5g(727ミリモル)、NaBr15gお
よびメタノール547.5g、電気分解をプレノール1
モルに対して4.4Fの容量比で実施した。電気分解の
間、電解質を20l/hの速度で電解槽に圧送した。流
出液を例1に記載のように後処理した。大気圧での蒸留
による精製で未反応のエダクト2.5g(29ミリモル
)および1,2−エポキシ−3−メトキシ−3−メチル
ブタン(沸点:115〜120℃/1013ミリバール
)46.9g(56%)が得られた。
【0038】例3 1,2−エポキシ−3−メトキシブタンの電気的合成ク
ロチルアルコールを例1に記載の条件下で電気化学的に
酸化した。
【0039】電解質:クロチルアルコール62.5g(
868ミリモル)、NaBr15gおよびメタノール5
47.5g 電気分解比はクロチルアルコール1モルに対して5Fで
あった。電気分解の間、電解質を20l/hの速度で電
解槽に圧送した。流出液を例1に記載のように後処理し
た。大気圧での蒸留による精製で、未反応のクロチルア
ルコール8.5g(118ミリモル)および1,2−エ
ポキシ−3−メトキシブタン(沸点:105〜110℃
/1013ミリバール)51.2g(収率58%)が得
られた。
【0040】例4 1,2−エポキシ−3−メトキシ−3−フェニルプロパ
ンの電気的合成 3−フェニル−2−プロペン−1−オールを、11個の
双極電極を装備した非分割の電解槽内で、例1に記載の
条件下で酸化した。
【0041】電解質:3−フェニル−2−プロペン−1
−オール300g(2.239モル)、NaBr60g
およびメタノール2640g、電流密度:3.4A/d
m2、電気分解をシナミルアルコール1モルに対して5
Fの比で実施した。電気分解の間、電解液を200l/
hの速度で電解槽に圧送した。流出液を例1に記載のよ
うに後処理した。真空内蒸留による精製でエダクト17
.5g(58ミリモル)を回収し、1,2−エポキシ−
3−メトキシ−3−フェニルプロパン(沸点:86℃/
3ミリバール)187.5g(51%)が得られた。
【0042】例5 2,3−エポキシ−1−メトキシノナンの電気的合成ノ
ネ−1−エン−3−オールを、11個の双極電極を装備
した非分割のセル内で、例1に記載の条件下で酸化した
【0043】電解質:ノネ−1−エン−3−オール30
0g(2.113モル)、NaBr60g、水60gお
よびメタノール2580g 電流密度:3.4A/dm2、電気分解をノネ−1−エ
ン−3−オール1モルに対して6.75Fの比で実施し
た。電気分解の間、電解質を200l/hの速度で電解
槽に圧送した。流出液を後処理し、真空内蒸留により精
製し、ノネ−1−エン−3−オール15.9g(112
ミリモル)を回収し、2,3−エポキシ−1−メトキシ
ノナン(沸点:85〜88℃/8ミリバール)178.
6g(49%)が得られた。
【0044】例6 4,5−エポキシ−6−メトキシデカンの電気化学的合
成 デセ−5−エン−4−オールを例1に記載の条件下で電
気化学的に酸化した。
【0045】電解質:デセ−5−エン−4−オール62
.5g(401ミリモル)、NaBr15g、水12.
5gおよびメタノール535g、電気分解をデセ−5−
エン−4−オール1モルに対して4Fの比で実施した。 電気分解の間、電解質を20l/hの速度で電解槽に圧
送した。流出液を後処理し、蒸留により精製し、デセ−
5−エン−4−オール1.4g(22ミリモル)を回収
し、4,5−エポキシ−6−メトキシデカン(沸点:5
0〜52℃/1ミリバール)21.0g(28%)が得
られた。
【0046】例7 1,2−エポキシ−3−メトキシ−3−フェニルシクロ
ヘキサンの電気的合成 3−フェニルシクロヘキセ−2−エン−1−オールを、
例1に記載の条件下で電気化学的に酸化した。
【0047】電解質:3−フェニルシクロヘキセ−2−
エン−1−オール40g(230ミリモル)、NaBr
15g、水12.5gおよびメタノール535g、電気
分解を3−フェニルシクロヘキサ−2−エン−1−オー
ル1モルに対して5Fの比で実施した。電気分解の間、
電解液を20l/hの速度で電解槽に圧送した。流出液
を後処理し、蒸留により精製し、3−フェニルシクロヘ
キセ−2−エン−1−オール5.4g(31ミリモル)
および1,2−エポキシ−3−メトキシ−3−フェニル
シクロヘキサン(沸点:120〜125℃/2ミリバー
ル)11.8g(25%)が得られた。
【0048】例8 1−シクロヘキシル−1,2−エポキシ−3−メトキシ
プロパンの電気的合成 1−シクロヘキシルプロペ−2−エン−1−オールを例
1に記載の条件下で電気化学的に酸化した。
【0049】電解質:1−シクロヘキシルプロペ−2−
エン−1−オール187.5g(1.339モル)、N
aBr45g、水37.5gおよびメタノール1605
g、電気分解を1−シクロヘキシルプロペ−2−エン−
1−オール1モルに対して4.4Fの比で実施した。電
気分解の間、電解質を20l/hの速度で電解槽に圧送
した。通常の後処理工程に続き、未反応のエダクト11
.4g(61ミリモル)および1−シクロヘキシル−1
,2−エポキシ−3−メトキシプロパン(沸点:75℃
/5ミリバール)94.9g(42%)が得られた。
【0050】例9 2,3−エポキシ−4−メトキシ−1−フェニルブタン
の電気的合成 3−ヒドロキシ−4−フェニルブテ−1−エンを例1に
記載の条件下で電気化学的に酸化した。
【0051】電解質:3−ヒドロキシ−4−フェニルブ
テ−1−エン31.5g(213ミリモル)、NaBr
8g、H2O6gおよびメタノール355g、電気分解
を3−ヒドロキシ−4−フェニルブテ−1−エン1モル
に対して9Fの比で実施した。電気分解の間、電解質を
13l/hの速度で電解槽に圧送した。流出液を後処理
し、蒸留し、未反応のエダクト3.7gおよび2,3−
エポキシ−4−メトキシ−1−フェニルブタン(沸点:
58〜63℃/5ミリバール)10.7g(28%)が
得られた。
【0052】例10 4−メチル−2−ブテン−1−オールの臭素での酸化に
よる1,2−エポキシ−3−メトキシ−3−メチルブタ
ンの合成 4−メチル−2−ブテン−1−オール25.8g(30
0ミリモル)、30重量%ナトリウムメチラート溶液1
0gおよびメタノール240gを容器に収容し、室温(
20〜21℃)で撹拌し、同時に臭素24g(150ミ
リモル)および30重量%ナトリウムメチラート溶液4
4gを2流で2時間にわたって滴加した。反応が終了す
ると、反応混合物に水を加え、該混合物を更にメチル−
t−ブチルエーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、分別
蒸留させ、未反応の4−メチル−2−ブテン−1−オー
ル15.7g(183ミリモル)および1,2−エポキ
シ−3−メトキシ−3−メチルブタン(沸点:115〜
120℃/1013ミリバール)5.4g(47ミリモ
ル)が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式I: 【化1】 〔式中、置換基R1,R2,R3,R4,R5は、互い
    に独立に水素原子、C1〜C20−アルキル、C3〜C
    12−シクロアルキル、C4〜C20−シクロアルキル
    アルキル、C1〜C20−ヒドロキシアルキル、複素環
    またはC1〜C8−アルキル、C1〜C8−アルコキシ
    、ハロゲン、C1〜C4−ハロアルキル、C1〜C4−
    ハロアルコキシ、フェニル、フェノキシ、ハロフェニル
    、ハロフェノキシ、カルボキシ、C2〜C8−アルコキ
    シカルボニルまたはシアノにより置換または非置換のア
    リールまたはC7〜C20−アリールアルキル基を表す
    かまたはR1とR2、R1とR3、R1とR4、R3と
    R4またはR4とR5はいっしょにC1〜C8−アルキ
    ル、C1〜C8−アルコキシおよび/またはハロゲンに
    より1〜2箇所で置換または非置換の(CH2)n基を
    形成し、nは1から10までの数を表し、およびR6は
    水素原子、C1〜C8−アルキルまたはベンジルを表す
    〕で示されるエポキシ化合物の製造方法において、一般
    式II: 【化2】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5は前記のものを
    表す)のアリルアルコールを a)補助電解質の存在下で電気化学的に酸化させるかま
    たは b)pH7.5〜14の範囲でハロゲンと酸化させ、該
    酸化をどちらの場合も一般式III:R6−OH   
                         (III
    )(R6は前記のものを表す)のアルカノールの存在下
    で実施することを特徴とするエポキシ化合物の製造方法
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