JPH04275142A - 高透明抗菌性多層シート状物及びその製造方法 - Google Patents

高透明抗菌性多層シート状物及びその製造方法

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Publication number
JPH04275142A
JPH04275142A JP3057647A JP5764791A JPH04275142A JP H04275142 A JPH04275142 A JP H04275142A JP 3057647 A JP3057647 A JP 3057647A JP 5764791 A JP5764791 A JP 5764791A JP H04275142 A JPH04275142 A JP H04275142A
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JP
Japan
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resin
crystalline
thermoplastic resin
highly transparent
multilayer sheet
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Application number
JP3057647A
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English (en)
Inventor
Junichiro Yokota
純一郎 横田
Susumu Arase
荒瀬 進
Hiroshi Takasu
高須 博
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は比較的安価で透明性に優
れ、かつ抗菌性を有しながら、生体に対して有害作用を
及ぼさない透明抗菌シート状物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック製の抗菌シート状物
は食品包装を中心に食品加工関係、日用雑貨関係、環境
設備・資材関係、医療・医薬関係、電子・工学関係での
細菌や微生物による腐敗、製品劣化などの微生物災害を
防除するために使用されている。これらシート状物に抗
菌性を付与する手段としては、次の様なものが既に知ら
れている: ・抗菌性有機化合物を配合する; ・抗菌性を示す重金属の粉末、繊維又は編織物を配合す
る; ・抗菌性の重金属化合物粉末又は粒子を配合する;・樹
脂を変性して抗菌性を付与する。
【0003】これらの中で、有機化合物が配合された組
成物は該化合物の溶出、揮発又は昇華による抗菌性低下
を伴い易い。しかも、抗菌性重金属粉末等の配合は樹脂
との大きな密度差に妨げられて均一に行なわれにくい外
に、金属粉末等の表面に対する樹脂の低親和性に起因す
る透明性低下を往々にして生ずる。抗菌性の重金属化合
物粉末等の配合物にも同様な問題が屡々伴う。また、樹
脂を変性する手段は原料樹脂の長所を損なう場合もあっ
て、適用範囲が極めて限定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の各従来技術の殆
どにおいては、抗菌性物質を結晶性熱可塑性樹脂に混練
してシート状物を製造しているが、結晶性に起因する透
明性不足が該シート状物の用途を開発して行く上で用途
先によっては大きな障害になっている。また、抗菌性物
質による透明性の低下及び該物質の高価格によるシート
状物の価格の上昇などの課題もある。
【0005】本発明者等は抗菌性を有し、比較的安価で
あり、さらに結晶性熱可塑性樹脂でありながらも、透明
性に優れたシート状物を得る方策について鋭意研究を行
なった。
【0006】
【課題を解決するための手段】その結果、本発明者等は
次の各種の態様において何れも本発明の目的を達成し得
ることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成した
: ・ゼオライト系抗菌剤を特定の割合で含む結晶性熱可塑
性樹脂(A)のフィルムと結晶性熱可塑性樹脂(B)の
樹脂層との積層シート状物に圧延加工を施す、または・
結晶性熱可塑性樹脂(B)の樹脂層に圧延加工を施した
後に、この圧延樹脂層ゼオライト系抗菌剤を特定の割合
で含む結晶性熱可塑性樹脂(A)のフィルムを積層する
。この積層においては、接着層を介在させることが重要
である。
【0007】以上の記述から明らかな様に、本発明の目
的は透明性に優れ、十分な抗菌性を有する安価な透明抗
菌シート状物及びその製造方法を提供することにある。
【0008】すなわち、本発明は結晶性熱可塑性樹脂1
00重量部および抗菌作用を示す金属イオンを保持する
ゼオライト系固体粒子0.05〜3重量部から主として
構成されるフィルムと熱可塑性樹脂シート状物との積層
シート状物が圧延加工によって透明化されていることを
特徴とする透明抗菌シート状物(シート及びフィルムを
包括する概念)からなっている。
【0009】本発明においてゼオライトとしては、天然
ゼオライト及び合成ゼオライトの何れをも用いることが
できる。ゼオライトとは、一般に三次元骨格構造を有す
るアルミノシリケートの総称であり、含有金属「M」の
原子価に応じて次の一般式の何れかで表示される:mM
2 O・Al2 O3 ・pSiO2 ・qH2 O 
 (Mは1価の金属) mMO・Al2 O3 ・pSiO2 ・qH2 O 
   (Mは2価の金属) mM2 O3 ・Al2 O3 ・pSiO2 ・qH
2 O(Mは3価の金属) (ここで、Mはイオン交換可能なイオンを表し、通常は
1または2価の金属のイオンである。m及びpは金属酸
化物及びシリカそれぞれの係数、qは結晶水の数を表わ
す。)ゼオライトの具体例としては、A−型ゼオライト
、X−型ゼオライト、Y−型ゼオライト、T−型ゼオラ
イト、高シリカゼオライト、ソーダライト、モルデナイ
ト、アナルサイム、クリノプチロライト、チャバサイト
、オリオナイト等を挙げることができるが、これらに限
定されるものではない。
【0010】本発明の抗菌作用を示す金属イオンを保持
するゼオライト系固体粒子とは、上記ゼオライト中のイ
オン交換可能な金属イオン、例えばナトリウムイオン、
カルシウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオ
ン、鉄イオン等の一部または全部を抗菌性金属イオンで
置換したものである。抗菌性金属イオンの例としては、
銀、銅、鉛、錫、クロム、カドミウム、亜鉛、ビスマス
又はタリウムのイオン、好ましくは銀、銅又は亜鉛イオ
ンである。
【0011】ゼオライトの総量(無水ゼオライト重量基
準)に対する殺菌作用を示す各金属の含有割合は次の通
りである:銀については、30重量%以下、好ましくは
、0.001 〜5重量%;銅又は亜鉛の場合には35
重量%以下、好ましくは0.01〜15重量%;銀、銅
及び亜鉛イオンの2種類以上を併用する場合には、それ
らの和が0.001 〜15重量%の範囲にあることが
好ましい。
【0012】また、銀、銅又は亜鉛イオン以外の金属イ
オン例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウム等のイ
オンあるいはアンモニウムイオンが殺菌効果を妨げない
程度の量で共存していても、何等差し支え無い。
【0013】本発明の透明抗菌シート状物中の抗菌性金
属イオンを保持している抗菌性ゼオライト系固体粒子の
含有重量部(無水ゼオライト基準)は結晶性樹脂の重量
%に対して0.05〜3重量部、好ましくは0.1 〜
2重量部、更に好ましくは0.2 〜1重量部の範囲に
設定する。
【0014】抗菌性金属イオンを保持している抗菌性ゼ
オライト系固体粒子の量が0.05重量部よりも少ない
シートの場合には十分な抗菌性が発揮されず、3重量部
を越える量では圧延中にシートに白化が生じたり、穴が
あいたり又は切断したりする傾向が無視し難くなること
から、透明なシート状物を得にくくなる。
【0015】本発明において用いられる結晶性熱可塑性
樹脂としては、次の様なものを例示できる:高密度ポリ
エチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE
)又は線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)又は超
高分子量ポリエチレン(UHMW−PE);単独重合ポ
リプロピレン又は共重合ポリプロピレン;ポリ−1−ブ
テン等の他に、エチレン又はプロピレンを主成分とし、
これと他のα−オレフィン又は極性モノマーとの共重合
体等のポリオレフィン系樹脂;ナイロン−6、ナイロン
−6,6、ナイロン−11、ナイロン−12等のポリア
ミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等のポリエステル系樹脂;ポリアセタ
ール樹脂;及びこれらの樹脂の2種類以上の混合物等の
何れであっても、結晶性を有する熱可塑性樹脂であれば
よく、原料樹脂の種類による制限は無い。中でも実用性
、加工容易性等の点から、結晶性ポリオレフィン系樹脂
が好ましい。  また、上記樹脂にマレイン酸、アクリ
ル酸、フマル酸等の不飽和カルボン酸、その酸無水物又
はエステル等の誘導体を共重合もしくはグラフトさせた
改質樹脂、上記樹脂を電離性放射線処理したり、架橋剤
によって架橋させた改質樹脂も用途に応じて用いること
ができる。
【0016】本発明での接着層としては、結晶性熱可塑
性樹脂(A)と結晶性熱可塑性樹脂(B)を接着する公
知の接着剤、接着フィルム層であればよく、特に限定さ
れない。本発明で使用される接着剤としては、ユリア樹
脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、エポキシ樹
脂系、酢酸ビニル樹脂溶液系、エマルジョン系(酢酸ビ
ニル樹脂エマルジョン、エチレン酢酸ビニル系エマルジ
ョン、酢酸ビニル−アクリル共重合エマルジョンなど)
、ホットメルト系、シアノアクリレート系、ポリウレタ
ン系、合成ゴム系などである。上記接着剤を使用するに
あたって、接着力を増すために表面処理を行うことも問
題ない。
【0017】本発明での接着フィルム層としては、ポリ
アミド系、ポリエステル系、エポキシ・フェノリック系
、アイオノマー系、変性エポキシ系、エマルジョン系、
フェノール系、ポリビニルアセタール系、アクリル系、
ポリオレフィン系などである。
【0018】本発明において、上記結晶性熱可塑性樹脂
にその透明性を実質的に低下させない程度の量で各種の
フィラー(又は補強材)を添加することもできる。用い
られるフィラーとしては、ガラス繊維、炭素繊維、ビニ
ロン繊維等の繊維状補強材、マイカ、タルク等のフレー
ク状フィラー、ガラスビーズなどの球状のフィラー、炭
酸カルシウム、木片又は木粉等の不定形フィラーが挙げ
られる。
【0019】これらのフィラー(又は補強材)の表面に
は、配合される樹脂に対する親和性を付与する処理が施
されていることが好ましい。この様な処理としては、例
えば不飽和カルボン酸もしくはその酸無水物等付加、不
飽和アミン付加又はゴム質被覆等を挙げることができる
【0020】また、これらのフィラーの他に、吸湿剤、
増量剤、着色剤、難燃剤、劣化防止剤、帯電防止剤又は
潤滑剤等をも必要に応じて添加することができる。
【0021】本発明では、該結晶性熱可塑性樹脂(A)
と抗菌作用を示す金属イオンを保持するゼオライト系固
体粒子とを例えば溶融混練し、Tダイ法やインフレーシ
ョン法などの公知の成形方法によって製膜した抗菌フィ
ルムを同様の方法で前記結晶性熱可塑性樹脂と同一又は
異種の結晶性熱可塑性樹脂(B)を製膜した樹脂層の片
面または両面に積層し、得られた圧延用積層シート状物
に対して圧延処理を行なうことができる。
【0022】別法としては、該結晶性熱可塑性樹脂(A
)と抗菌作用を示す金属イオンを保持するゼオライト系
固体粒子とからなる溶融樹脂組成物、と別途作成した結
晶性熱可塑性樹脂(B)の溶融物、との両者を共押出成
形するか又はエクストルージョンのタンデム法で積層す
ることによって得られる圧延用積層シート状物(多層シ
ート状物)に対して圧延処理を行なうこともできる。
【0023】本発明での積層とは、2種以上のフィルム
またはシートを接着剤、接着フィルムの介在で又は加熱
融着等の公知の方法で貼合わせることの総称である。ま
た、2個以上の押出機を用いて2以上の溶融樹脂流をダ
イ内で合流させて押し出すことからなる共押出(エコス
トルージョン)し積層法及び2個以上のTダムから2以
上の熱可塑性樹脂層を押出しながら融着させるエンクト
ルージョンのタンデム法も本発明の積層に含まれる。本
発明における圧延とは、前記の結晶性熱可塑性樹脂の融
点(後に定義)以下の温度で一対以上のロール間で行う
ことが必要である。結晶性熱可塑性樹脂の融点よりも高
い温度で該シートに圧延処理を試みた場合には、該シー
ト状物が溶融する結果、圧延が行なわれず、従って透明
性が向上しない他、溶融樹脂がロール面に付着するなど
の事態を引き起こす。
【0024】本発明の圧延処理における樹脂の融点とは
、JIS  K7121に準拠してDSC(示差走査型
熱量計)を用いて得られた該樹脂の熱挙動曲線の最大ピ
ークが位置する温度をいう。ピークが複数個存在する場
合には、それらの中で最大面積を有するピークを最大ピ
ークとする。また、必要に応じて圧延操作を繰り返した
り、圧延前にシート状物を予熱することも差し支えない
。本発明の透明抗菌シート状物を作成する為に使用する
圧延ロールの表面粗度はシート状物の透明性を良くする
為に、通常IS以下、好ましくは0.5 S以下、更に
好ましくは0.2 S以下に設定する。
【0025】本発明で圧延条件の1要件である圧下率(
r:%)とは、圧延前の材料樹脂の厚さ(h1 )と圧
延後のシートの厚さ(h2 )から、次式で表すことが
できる。 r=100・(h1 −h2 )/h1 (%)該圧延
フィルム又はシート(シート状物)の最終圧下率は50
%以上、90%以下の範囲に設定することが好ましく、
更に好ましくは60%以上、85%以下とする。
【0026】本発明の透明抗菌シート状物はASTM 
   D1003に従って測定した曇り度が5%以下、
好ましくは3%以下のものである。
【0027】
【実施例】以下に、実施例及び比較例をもって本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限
定されるものではない。
【0028】実施例で用いた抗菌作用を示す金属イオン
を保持するゼオライト系固体粒子(以下「抗菌剤」と略
する)は商品名「バクテリキラーBM103」(鐘紡株
製)として市販されているものである。これはA型−ゼ
オライトに銀3.5 重量%を保有させたもので、粒径
約2μmの粉体である。
【0029】なお、溶融混練と圧延による製膜とを行う
ときは、前以て該抗菌剤を含む結晶性熱可塑性樹脂を1
20℃の加熱オーブン中で8時間以上加熱してから処理
に供した。
【0030】圧延適性の評価は圧延工程中のシート状物
に白化、穴空き、破断などが生じた場合には×、均一な
透明シートが得られた場合を○とした。
【0031】抗菌性は以下に示す方法で測定した生菌の
死滅率から評価した。死滅率が90%以上の結果を「○
」、90%未満の結果を「×」と表わした。試料菌液は
試験菌株として、大腸菌(Escherichia  
coil  IF03301)又は黄色ブドウ球菌(S
taphylococcus  aureusIFO 
 13276)を用い、普通ブイヨン培地で37℃にお
いて、1夜培養した後に、滅菌生理食塩水を用いて1m
l当りの菌数が約105 〜106 個になる様に希釈
調製する。その菌液を積層シートのフィルム面に一定量
噴霧し、噴霧直後と35℃で18時間放置した後とのそ
れぞれについて試料シートの表面を滅菌ガーゼで拭き取
る。 このガーゼに付着した試験菌をSCDLPブイヨン培地
で抽出して試験液とし、この試験液の生菌数をSCDL
P寒天培地による通常の混釈平板培養法(37℃、2日
間培養)で測定し、噴霧直後と18時間経過後の試料表
面に付着する生菌数から死滅率を算出する。
【0032】死滅率=100×{1−18時間経過後の
生菌数/噴霧直後の生菌数}(%) 実施例1〜3及び比較例1〜3 ポリプロピレンホモポリマー[PPと略す、メルトフロ
ーレート1.0 g/10分、密度0.90g/cc、
融点162℃]100重量部と前記抗菌剤0.5 重量
部、1重量部又は2.5 重量部とからなる各組成物を
造粒機で溶融混練した組成物及び該樹脂とを2個のTダ
イによるエクストルージョンのタンデム法で積層し、抗
菌剤を含む層が30μでシートの全厚みが1.5 mm
、幅250mmの片面の抗菌剤濃度が異なる3種類の圧
延用シートを作成した。
【0033】ロール径300mm×幅400mmの上下
一対の圧延ロールに上記圧延用シートを供給し、ロール
温度110℃で圧延して、厚さ0.40mmで、抗菌剤
濃度を異にする3種類の圧延シートを得た(圧下率73
%)。
【0034】該各シートの透明性(曇り度)と抗菌性と
を表1に示す。
【0035】また、比較例1,2及び3として、抗菌剤
を含まないフィルムの積層の場合と抗菌剤を0.02重
量部含むフィルムの積層の場合又は10重量部含むフィ
ルムの積層の場合との各結果を表1に示す。
【0036】実施例4〜6並びに比較例4及び5エチレ
ン−プロピレンランダムコポリマー[「R−PP」と略
す。メルトフローレート2.2 g/10分、密度0.
90g/cc、融点142℃、エチレン含有量4モル%
及びプロピレン含有量96モル%]100重量部と前記
抗菌剤0.5 重量部、1重量部又は1.5 重量部と
からなる各組成物を造粒機で溶融混練した組成物及び該
樹脂とを2個のTダイによるエクストルージョンのタン
デム法で積層し、抗菌剤を含む層が30μmでシートの
全厚みが1.5 mm、幅250mmの片面の抗菌剤濃
度が異なる3種類の圧延用シートを作成した。
【0037】ロール径300mm、幅400mmの圧延
ロールに上記各シートを供給し、ロール温度90℃で圧
延して、厚さ0.42mmで、抗菌剤濃度を異にする3
種類の圧延シート(透明化シート)を得た(圧下率72
%)。
【0038】該各シートの透明性と抗菌性とを表1に示
す。また、比較例4及び5として抗菌剤を含まないフィ
ルムの積層の場合と抗菌剤を0.02重量部含んだフィ
ルムの積層の場合との各結果をそれぞれ表1に示す。
【0039】実施例7及び8並びに比較例6高密度ポリ
エチレンホモポリマーからなる(「PE」と略す、メル
トインデックス(MI)0.80g/10分、密度0.
95g/cc、融点130℃)100重量部と前記抗菌
剤1重量部又は2重量部とを造粒機で混練した組成物及
び該樹脂とを2個のTダイによるエクストルージョンの
タンデム法で積層し、抗菌剤を含む層が30μでシート
の全厚みが2.2 mm、幅250mmの片面の抗菌剤
濃度が異なる2種類の圧延用シートを作成した。
【0040】両シートを圧延温度90℃で実施例1と同
様に圧延して、厚さ0.45mmの圧延シートを得た(
圧下率80%)。
【0041】該両シートの透明性と抗菌性とを表1に示
す。
【0042】また、比較例6として抗菌剤を含まないフ
ィルムの積層の場合の結果を表1に併せ示す。
【0043】実施例9 ナイロン−6[「PA」と略す。メルトフローレート2
.5 g/10分、密度1.13g/cc、融点225
℃)100重量部と前記抗菌剤1重量部とからなる組成
物を造粒機で溶融混練した樹脂の層、アドマーQF30
5(メルトフローレート1.5 g/10分、密度0.
91g/cc、融点160℃、三井石油化学工業(株)
]層及びPPの層とを60mmの共押出装置で、抗菌剤
1重量部を含むPA層が30μm、アドマー層が20μ
mでシートの全厚みが1.5 mm、幅250mmの多
層圧延シートを作成し、実施例1と同じ方法で圧延を行
い圧下率73%の圧延シートを得た。
【0044】実施例10〜12及び比較例7〜9ポリプ
ロピレンホモポリマー[PPと略す、メルトフローレー
ト1.0g/10分、密度0.90g/cc、融点16
2℃]100重量部と前記抗菌剤0.5重量部、1重量
部又は2.5重量部とからなる各組成物を造粒機で溶融
混練した樹脂の層及び該樹脂の層とを60mmの共押出
装置で、抗菌剤を含む層が厚さ30μmでシートの全厚
みが1.5mm×幅250mmの片面の抗菌剤濃度が異
なる3種類の多層圧延用シートを作成した。
【0045】ロール径300mm×幅400mmの上下
一対の圧延ロールに上記圧延用シートを供給し、ロール
温度110℃で圧延して、厚さ0.40mmで、抗菌剤
濃度を異にする3種類の圧延シートを得た(圧下率73
%)。該各シートの透明性(曇り度)と抗菌性とを「表
3」に示す。また、比較例7、8及び9として、抗菌剤
を含まないフィルムを多層化した場合と抗菌剤を0.0
2重量部含むフィルムを多層化した場合又は10重量部
含むフィルムを多層化した場合との各結果を「表2」に
示す。
【0046】実施例13〜15並びに比較例10及び1
1 エチレン−プロピレンランダムコポリマー[「R−PP
」と略す。メルトフローレート2.2g/10分、密度
0.90g/cc、融点142℃、エチレン含有量4モ
ル%及びプロピレン含有量96モル%]100重量部と
前記抗菌剤0.5重量部、1重量部又は1.5重量部と
からなる各組成物を造粒機で溶融混練した樹脂の層及び
該樹脂の層とを60mmの共押出装置で、抗菌剤を含む
層が厚さ30μmでシートの全厚みが1.5mm×幅2
50mmの片面の抗菌剤濃度が異なる3種類の多層圧延
用シートを作成した。
【0047】ロール径300mm×幅400mmの圧延
ロールに上記各シートを供給し、ロール温度90℃で圧
延して、厚さ0.40mmで、抗菌剤濃度を異にする3
種類の圧延シート(透明化シート)を得た(圧下率73
%)。該各シートの透明性と抗菌性とを「表2」に示す
。また、比較例10及び11として、抗菌剤を含まない
フィルムの多層の場合と抗菌剤を0.02重量部含んだ
フィルムの多層の場合との各結果をそれぞれ「表2」に
示す。
【0048】実施例16及び17並びに比較例12高密
度ポリエチレンホモポリマーからなる(「PE」と略す
。メルトインデックス(MI)0.8g/10分、密度
0.95g/cc、融点130℃)100重量部と前記
抗菌剤1重量部又は2重量部とを造粒機で混練した樹脂
の層及び該樹脂の層とを60mm共押出装置で、抗菌剤
を含む層が厚さ30μmでシートの全厚みが2.2mm
×幅250mmの片面の抗菌剤濃度が異なる2種類の圧
延用シートを作成した。
【0049】両シートを圧延温度90℃で実施例10と
同様に圧延して、厚さ0.44mmの圧延シートを得た
(圧下率80%)。該両シートの透明性と抗菌性とを「
表2」に示す。  また、比較例12として抗菌剤を含
まないフィルムを多層化した場合の結果を「表2」に併
せ示す。
【0050】実施例18〜20及び比較例13〜15ポ
リプロピレンホモポリマー(PPと略す、メルトフロー
レート1.0g/10分、密度0.90g/cc、融点
162℃)100重量部と前記抗菌剤0.5重量部、1
重量部又は2.5重量部とからなる各組成物を造粒機で
溶融混練し、Tダイ法で厚み30μm、幅250mmの
抗菌剤濃度を異にする3種類のフィルムを作成した。 また、該結晶性樹脂を同様に造粒機で混練し、Tダイ法
で厚み1.5mm×幅250mmの圧延用シートを作成
した。ロール径300mm×幅400mmの上下一対の
圧延ロールに上記圧延用シートを供給し、ロール温度1
10℃で、厚さ0.40mmの圧延シートを得た(圧下
率73%)。
【0051】該抗菌フィルムと該圧延シートとをドライ
ラミネーション法(接着剤:Seikabond A−
120S、接着剤塗布量:1.5g/m2 ・Dry、
乾燥温度:80℃)で積層し、抗菌剤濃度を異にする3
種類の透明シート状物を得た。該各シートの透明性(曇
り度)と抗菌性とを「表3」に示す。また、比較例13
、14及び15として、抗菌剤を含まないフィルムを積
層した場合と抗菌剤を0.02重量部含むフィルムを積
層した場合又は15重量部含むフィルムを積層した場合
との各結果を「表3」に示す。
【0052】実施例21〜23並びに比較例16及び1
7 エチレン−プロピレンランダムコポリマー(「R−PP
」と略す。メルトフローレート2.2g/10分、密度
0.90g/cc、融点142℃、エチレン成分含有量
4モル%及びプロピレン成分含有量96モル%)100
重量部と前記抗菌剤0.5重量部、1重量部又は1.5
重量部とからなる各組成物を造粒機で溶融混練し、Tダ
イ法で厚み30μm×幅250mmの抗菌剤濃度が異な
る3種類のフィルムを作成した。また、該結晶性樹脂を
同様に造粒機で混練し、Tダイ法で厚み1.5mm×幅
250mmの圧延用シートを作成した。ロール径300
mm×幅400mmの上下一対の圧延ロールに上記圧延
用シートを供給し、ロール温度90℃で、厚さ0.40
mmの圧延シートを得た(圧下率73%)。
【0053】該抗菌フィルムと該圧延シートとをドライ
ラミネーション法(接着剤:Seikabond A−
120S、接着剤塗布量:1.5g/m2 ・Dry、
乾燥温度:80℃)で積層し、抗菌剤濃度を異にする3
種類の透明シート状物を得た。該各シートの透明性と抗
菌性とを「表3」に示す。また、比較例16及び17と
して、抗菌剤を含まないフィルムを積層した場合と抗菌
剤を0.02重量部含んだフィルムを積層した場合との
各結果をそれぞれ「表3」に示す。
【0054】実施例24及び25並びに比較例18高密
度ポリエチレンホモポリマーからなる〔「PE」と略す
。メルトインデックス(MI)0.8g/10分、密度
0.95g/cc、融点130℃〕100重量部と前記
抗菌剤1重量部又は2重量部とを造粒機で混練し、Tダ
イ法で厚み30μm×幅250mmの抗菌剤濃度が異な
る2種類のフィルムを作成した。また、該結晶性樹脂を
同様に造粒機で混練し、Tダイ法で厚み2.2mm×幅
250mmの圧延用シートを作成した。ロール径300
mm×幅400mmの上下一対の圧延ロールに上記圧延
用シートを供給し、ロール温度90℃で、厚さ0.45
mmの圧延シートを得た(圧下率80%)。
【0055】該抗菌フィルムと該圧延シートとをドライ
ラミネーション法(接着剤:Seikabond A−
120S、接着剤塗布量:1.5g/m2 ・Dry、
乾燥温度:80℃)で積層し、抗菌剤濃度を異にする2
種類の透明シート状物を得た。両シート状物を圧延温度
90℃で実施例18と同様に圧延して、厚さ0.45m
mの圧延シートを得た(圧下率80%)。該両シートの
透明性と抗菌性とを「表3」に示す。また、比較例18
として抗菌剤を含まないフィルムを積層した場合の結果
を「表3」に併せ示す。表1〜表3において、表中の語
又は符号は次の意味である:A:商品名「バクテキラー
BM103」;AD:商品名「アドマー」(三井石油化
学社製);PA/AD/PP:PA層、接着性樹脂層及
びPP層の3層積層体で、各層の樹脂の融点はそれぞれ
225℃、160℃及び162℃である。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、結晶性熱可塑性樹脂か
ら構成されているに拘らず、高度に透明で、大腸菌及び
球菌等の微生物の生育を有効に抑制するシート状物を提
供することができる。
【0060】更に、本発明のシート状物は機械的強度に
優れており、引張り、衝撃及び高温殺菌等にも十分な耐
久性を備えている。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  結晶性熱可塑性樹脂(A)100重量
    部に抗菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライト
    系固体粒子0.05〜5重量部を含有する樹脂層が結晶
    性熱可塑性樹脂(B)からなる樹脂層の少なくとも片面
    に積層され、その曇り度が5%以下であることを特徴と
    する高透明抗菌性多層シート状物。
  2. 【請求項2】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性ポ
    リプロピレン樹脂である請求項1に記載の高透明抗菌性
    多層シート状物。
  3. 【請求項3】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性プ
    ロピレン−1−オレフィン共重合体樹脂である請求項1
    に記載の高透明抗菌性多層シート状物。
  4. 【請求項4】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性ラ
    ンダム共重合ポリプロピレン樹脂である請求項1に記載
    の高透明抗菌性多層シート状物。
  5. 【請求項5】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性プ
    ロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂である請求項
    1に記載の高透明抗菌性多層シート状物。
  6. 【請求項6】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性ブ
    ロック共重合ポリプロピレン樹脂である請求項1に記載
    の高透明抗菌性多層シート状物。
  7. 【請求項7】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性プ
    ロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂である請求項
    1に記載の高透明抗菌性多層シート状物。
  8. 【請求項8】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性ポ
    リエチレン樹脂である請求項1に記載の高透明抗菌性多
    層シート状物。
  9. 【請求項9】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性エ
    チレン共重合体樹脂である請求項1に記載の高透明抗菌
    性多層シート状物。
  10. 【請求項10】  結晶性熱可塑性樹脂(B)が結晶性
    熱可塑性樹脂(A)と同一である請求項1に記載の高透
    明抗菌性多層シート状物。
  11. 【請求項11】  結晶性熱可塑性樹脂(A)100重
    量部に抗菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライ
    ト系固体粒子0.05〜5重量部を含有する樹脂層を結
    晶性熱可塑性樹脂(B)からなる樹脂層の少なくとも片
    面に積層し、両熱可塑性樹脂(A)及び(B)の融点の
    中の低い方の融点以下においてロール圧延することを特
    徴とする高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  12. 【請求項12】  結晶性熱可塑性樹脂(A)100重
    量部に抗菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライ
    ト系固体粒子0.05〜5重量部を含有する樹脂組成物
    の融解物及び結晶性熱可塑性樹脂(B)の融解物を共押
    出積層して、樹脂(B)層の少なくとも片面に樹脂層(
    A)を積層し、得られた積層体を両熱可塑性樹脂(A)
    及び(B)の融点の中の低い方の融点以下において圧下
    率50〜90%の範囲内でロール圧延することを特徴と
    する高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  13. 【請求項13】  結晶性熱可塑性樹脂(A)100重
    量部に抗菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライ
    ト系固体粒子0.05〜5重量部を含有する樹脂組成物
    の融解物を結晶性熱可塑性樹脂(B)からなる圧延シー
    トであって樹脂(B)を圧下率50〜90%の範囲内で
    圧延されたシート状物の少なくとも片面に積層すること
    を特徴とする高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  14. 【請求項14】  結晶性熱可塑性樹脂(A)100重
    量部に抗菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライ
    ト系固体粒子0.05〜5重量部を含有する樹脂組成物
    からなるシート状物を結晶性熱可塑性樹脂(B)からな
    る圧延シートであって樹脂(B)を圧下率50〜90%
    の範囲内で圧延されたシート状物の少なくとも片面に積
    層することを特徴とする高透明抗菌性多層シート状物の
    製造方法。
  15. 【請求項15】  請求項12〜14のいずれかにおい
    て得られた積層体を両熱可塑性樹脂(A)及び(B)の
    融点の中の低い方の融点以下において総括圧下率50〜
    90%の範囲内に収める様に更にロール圧延することを
    特徴とする高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  16. 【請求項16】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    ポリプロピレン樹脂である請求項11〜15のいずれか
    に記載の高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  17. 【請求項17】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    プロピレン−1−オレフィン共重合体樹脂である請求項
    11〜15のいずれかに記載の高透明抗菌性多層シート
    状物の製造方法。
  18. 【請求項18】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    ランダム共重合ポリプロピレン樹脂である請求項11〜
    15のいずれかに記載の高透明抗菌性多層シート状物の
    製造方法。
  19. 【請求項19】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂である請求
    項11〜15のいずれかに記載の高透明抗菌性多層シー
    ト状物の製造方法。
  20. 【請求項20】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    ブロック共重合ポリプロピレン樹脂である請求項11〜
    15のいずれかに記載の高透明抗菌性多層シート状物の
    製造方法。
  21. 【請求項21】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    プロピレン−エチレンブロック共重合体樹脂である請求
    項11〜15のいずれかに記載の高透明抗菌性多層シー
    ト状物の製造方法。
  22. 【請求項22】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    ポリエチレン樹脂である請求項11〜15のいずれかに
    記載の高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  23. 【請求項23】  結晶性熱可塑性樹脂(A)が結晶性
    エチレン共重合体樹脂である請求項11〜15のいずれ
    かに記載の高透明抗菌性多層シート状物の製造方法。
  24. 【請求項24】  結晶性熱可塑性樹脂(B)が結晶性
    熱可塑性樹脂(A)と同一である請求項11〜15のい
    ずれかに記載の高透明抗菌性多層シート状物の製造方法
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