JPH04270552A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複写装置に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来の複写装置は、一般的にその装置で
複写可能な最大サイズの用紙幅より長いドラムを設け、
このドラム上に、原稿の明暗情報に基づく静電潜像を形
成してトナーを吸着させ、しかる後にこのトナーを記録
用紙に転写することにより原稿を複写している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
ドラムの長さをその装置で複写可能な最大サイズの用紙
幅に合わせてあるので、複写可能な原稿サイズを大きく
するに伴ってドラムも長くしなければならず、その分高
価となり、装置も大型化する。

【０００４】本発明は、小型のセンサを用いて安価な複
写装置を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、原稿上の明暗
情報を読み取って出力する光センサと、この光センサか
らの明暗情報に基づいて印字データを発生する印字デー
タ発生回路と、この印字データ発生回路からの印字デー
タに基づいて記録用紙に印字を行なう印字部と、上記光
センサと上記印字部とを上記原稿の送り方向と垂直方向
に走査する走査手段とを設け、上記光センサからの明暗
情報に基づいて上記印字データ発生回路から発生する印
字データに基づいて上記印字部で記録用紙に印字を行な
うことにより、上記課題を解決するものである。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。

【０００７】図１は本装置の要部を示したブロック図で
あり、同図において、１は発光素子と受光素子からなり
、原稿上の明暗情報を読み取って出力する光センサであ
り、本例では１２個×４列に配置した４８個の受光素子
を有している。但し、その数および配置間隔等は、要求
される複写速度および解像度等によって適宜設定される
ものである。２は基準クロック信号発生回路、３は装置
各部の動作を制御するためのタイミング信号発生回路、
４は記録用紙に印字を行なう印字部であり、本例では４
８本の印字ピンを有するもので、各印字ピンは上記各受
光素子の配置に対応して配置してある。５はコンパレー
タで、所定レベル以上の信号が入力されているときに出
力信号を“１”に切り換える。６はタイミング信号発生
回路３からのサンプリング信号に基づいてコンパレータ
５からの出力信号をサンプリングするサンプリング回路
、７はタイミング信号発生回路３からの出力信号および
サンプリング回路６からの出力信号に基づいて印字部駆
動信号を発生する印字部駆動信号発生回路であり、これ
らにより印字データ発生回路８が構成される。９は光セ
ンサ１および印字部４を走査させるためのキャリアモー
タ、１０は上記原稿および上記記録用紙を送るための紙
送りモータである。

【０００８】図２は本装置の要部を示した概略図であり
、同図において、図１と同じ番号のものは同一のものを
示し、１１は光センサ１および印字部４を搭載したキャ
リアで、送りベルト（図示せず。）によって走査される
。１２ａおよび１２ｂはキャリア１１を支えるガイド柱
、１３はプラテン、１４は原稿、１５ａおよび１５ｂは
原稿１４を送るための原稿ローラ、１６は記録用紙、１
７ａおよび１７ｂは記録用紙１６を送るための記録用紙
ローラ、１８は光センサ１により原稿１４上の明暗情報
を読み取るために設けてある透明な窓部であり、原稿１
４はローラ１５ａ、１５ｂによって窓部１８上を送られ
る。１９は記録用紙１６が排出される排紙口である。

【０００９】つぎに、図３のタイミングチャートを参照
しながら、複写時における１印字ピンの動作について説
明する。図３に示された各信号波形に付された符号は図
１の各端子に付された符号と対応しており、各端子にお
ける信号波形であることを示す。

【００１０】まず、紙送りモータ１０により原稿ローラ
４ａ、４ｂおよび記録用紙ローラ５ａ、５ｂが給紙方向
に回転して原稿１４、記録用紙１６を所定位置（原稿１
４、記録用紙１６がそれぞれ窓部１８とプラテン１３に
かかる位置）まで吸入する。

【００１１】つぎに、キャリア１１をホーム位置に移動
した後、走査を開始する。この走査により光センサ１で
原稿１４の窓部１８にかかっている部分の明暗情報を読
み取って出力する。例えば、図３のＢに示すような波形
信号が出力される。つづいて、光センサ１からの出力信
号がコンパレータ５でデジタル信号に変換され、サンプ
リング回路６に供給される。

【００１２】サンプリング回路６では、タイミング信号
発生回路３からのサンプリング信号（図３のＡ）に基づ
いてコンパレータ５からの出力信号のサンプリングを行
ない、図３のＣのサンプリングされた信号を印字部駆動
信号発生回路７に供給する。

【００１３】印字部駆動信号発生回路７では、タイミン
グ信号発生回路３からの印字部駆動クロック信号（図３
のＤ）に基づいてサンプリング回路６からの出力信号を
図３のＥに示すような印字部駆動パルス信号に変換する
。この印字部駆動パルス信号により印字部４の印字ピン
が駆動される。例えば、印字部駆動パルス信号が“１”
のときに印字ピンで１ドットを印字する。

【００１４】以上のようにして１印字ピンが駆動される
。これと同様の動作が４８個の受光素子の出力に基づい
て、それぞれに対応した印字部４の４８本の印字ピンに
ついて並行して行なわれ、キャリア１１の１回の走査に
よって読み取った原稿１４の明暗が記録用紙１６に複写
される。１回の走査が終了すると、キャリアモータ９が
停止するとともに、紙送りモータ１０が１行分の回転を
行ない、原稿１４および記録用紙１６を１行分送る。 この後、キャリアモータ９が上記動作のときの逆方向に
回転し、キャリア１１が上記動作と逆方向に走査を行な
う。この逆方向走査においても上記と同様の動作によっ
て原稿が複写される。以上のような両方向走査における
複写動作が交互に繰り返されることにより、原稿１４の
記録内容が記録用紙１６に複写される。

【００１５】なお、上記実施例では、光センサと印字部
を共通のキャリアに搭載して走査したが、両者をそれぞ
れ別のキャリアに搭載してもよい。この場合、両者を同
時に走査するか、または光センサを先行して走査し、印
字部を追随走査して印字を行なうようにしてもよい。

【００１６】

【発明の効果】本発明によれば、光センサと印字部を紙
送り方向と垂直方向に走査し、原稿の読取りと複写を行
なうので、小型で低価格の複写装置を提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による複写装置の要部を示したブロック
図

【図２】本発明による複写装置の要部を示した概略図

【
図３】図１のブロック図の各部の出力信号波形を示した
タイムチャート

【符号の説明】

１　　光センサ ４　　印字部 ８　　印字データ発生回路 １１　　キャリア １４　　原稿 １６　　記録用紙

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　原稿上の明暗情報を読み取って出力す
   る光センサと、この光センサからの明暗情報に基づいて
   印字データを発生する印字データ発生回路と、この印字
   データ発生回路からの印字データに基づいて記録用紙に
   印字を行なう印字部と、上記光センサと上記印字部とを
   上記原稿の送り方向と垂直方向に走査する走査手段と、
   を具備し、上記光センサからの明暗情報に基づいて上記
   印字データ発生回路から発生する印字データに基づいて
   上記印字部で記録用紙に印字を行なうことを特徴とする
   複写装置。