JPH04269066A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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Publication number
JPH04269066A
JPH04269066A JP3028291A JP3028291A JPH04269066A JP H04269066 A JPH04269066 A JP H04269066A JP 3028291 A JP3028291 A JP 3028291A JP 3028291 A JP3028291 A JP 3028291A JP H04269066 A JPH04269066 A JP H04269066A
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JP
Japan
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voice
audio
cut
caller number
conversation
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Application number
JP3028291A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Kojima
児島 治彦
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆網から送信された発
信者番号を受信可能な通信端末装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にサービス総合ディジタル網(IS
DN:Integerated Services D
igtal Network )において、端末とネッ
トワークを接続する場合の境界点(規定点)での接続条
件を規定したものをユーザ・網インタフェースと呼び、
I.400シリーズ勧告でCCITTにおいて規定され
ており、「Iインタフェース」と称される。このISD
Nのサービスは、レイヤ3(ネットワーク層)の情報に
より制御されており、このレイヤ3の情報を一般に「メ
ッセージ」と呼んでいる。
【0003】そして、発信側,網,着信側の間での呼設
定、応答、切断などのメッセージのやりとりにより、呼
制御が実現されている。また呼設定メッセージには、発
信者側の電話番号である発信者番号を含めることができ
る。これは、「発信者番号通信サービス」と称されてい
る。すなわち、前述したISDNの加入者どうし間の通
信であれば、着信側は発信側の番号を容易に識別するこ
とができる。また、従来からのアナログ公衆網に接続さ
れた端末を利用する場合であっても、通信事業者が交換
機を改造する等により、発信者番号通知サービスを利用
することが可能である。
【0004】この発信者番号通知サービスにより、着信
者側では、着信した呼び出しに応答する前に通信端末装
置上のディスプレイで表示することによって、発信者番
号を知ることができ、相手の確認を容易に行えるほか、
いたずら電話の防止対策にもなる。
【0005】しかし、着信した電話番号を確認しただけ
では、即時に発信した相手を特定することができない場
合が想定される。そこで、通信端末装置側に発信者番号
と、その発信者の氏名や社名等の情報を予め格納してお
き、着呼時に受信した発信者番号から発信者氏名を照会
して、該当する情報をディスプレイに表示することが想
定される。
【0006】ところが、着呼時に発信者が誰であるか確
認するために、前記ディスプレイに表示された文字等を
確認しなければならない。このような文字等の視覚によ
る確認をせずに、該当する相手の氏名等を着呼ベルの代
わりに音声出力してもよい。これには2通りの手段が挙
げられる。
【0007】第1手段としては、通信端末装置に音声合
成器を付設し、照会された発信者番号に対応させ蓄積し
ている発信者の氏名等を合成音声として出力するもので
ある。
【0008】第2手段としては、予め該通信端末装置の
利用者(着信側)が受話器のマイクなどを通じて相手の
名前を語った音声を発信者番号と対応づけて録音してお
き、着呼時に該発信者番号と対応づけて録音され、利用
者自身の音声を再生するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した第1
の手段では、予め発信者の氏名等をキー入力しなければ
ならない。つまり電話機のような小型の端末においては
、キーの数が不用意に増やせないため、1つの文字を入
力するために複数のキー操作を必要とするなど、入力操
作を煩雑にする問題があった。また、氏名のような固有
名詞を音声合成出力する場合、アクセントやイントネー
ションの点で不自然さが残るという問題があった。
【0010】また同様に第2の手段では、該端末の利用
者が相手の氏名を事前に受話器のマイクなどを利用して
録音するため、録音作業が煩雑という問題があり、かつ
着信時は該端末利用者自身の声が出力されるため、抵抗
感が否めないという問題があった。
【0011】そこで本発明は、通話中の発信者の会話音
声を蓄積し、蓄積された会話音声の中から、応対に必要
な音声部分を切り出して、これを発信者番号と関連づけ
て格納し、以後、該発信者からの着呼に対しては、発信
者の事前に登録された音声を着信音として出力する通信
端末装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の通信端末装置は、着呼時に公衆網から送信さ
れた発信者番号が受信可能で、スピーカと、表示部と、
1つ以上の機能釦を有する通信端末装置において、発信
者の発信者番号を含む情報を複数の記録アドレスに蓄積
するデータ蓄積部と、会話音声を複数の記録アドレスに
蓄積する音声蓄積部と、着呼時に受信した発信者番号を
前記データ蓄積部に格納する発信者番号登録手段と、通
話時の所望の会話音声を前記音声蓄積部に蓄積する会話
音声録音手段と、前記音声蓄積部に蓄積された会話音声
を前記スピーカにより再生し、再生された会話音声の中
から着信者の操作により所望区間を切り出す会話音声切
り出し手段と、前記会話音声切り出し手段によって、切
り出された区間の切り出し音声を前記音声蓄積部に登録
する切り出し音声登録手段と、前記音声蓄積部に所望す
る切り出し音声の登録された記憶アドレスの番地を、該
当する発信者番号と対応させて、前記データ蓄積部の記
憶アドレスの番地に登録する切り出し音声記憶アドレス
登録手段と、着呼時に受信した発信者番号が、前記デー
タ蓄積部に登録された発信者番号と合致し、かつ該発信
者番号と共に切り出し音声の記憶アドレスが登録されて
いるときに、該音声蓄積部の該当する記憶アドレスに登
録された切り出し音声を読み出し着信音として、スピー
カより連続的に出力する切り出し音声出力手段と、前記
会話音声切り出し手段により会話会話音声を切り出す時
に、押下した時点よりも所望時間だけ前の時点から切り
出し可能な機能釦とにより構成する。
【0013】
【作用】以上のような構成の本発明の通信端末装置よれ
ば、予め発信者番号と音声が登録された相手からの着信
に対しては、着信ベル代わりに登録された音声を連続し
て繰り返し出力する。また、呼出用の着信ベルの代わり
に利用する音声を登録するための機能釦を押下した時点
よりも一定時間だけ前の時点から切り出す手段を有して
冒頭部分が欠落せず、必要な音声区間を正しく切り出さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明に係る一実施例の通信端末装
置の構成を示すブロック図である。まず、この通信端末
装置は、後述する入力端のネットワークインタフェース
部とサービス総合ディジタル網(以下、網と称する)が
接続されている。この通信端末装置には、発信者番号や
後述する切り出し音声の記憶アドレス等を蓄積するデー
タ蓄積部1と、通話中の会話音声や、以下で説明する切
り出し音声を蓄積する音声蓄積部2が設けられる。
【0016】そして前記音声蓄積部2には、通話時の会
話音声を該音声蓄積部2に蓄積するための会話音声録音
手段3と、通信端末装置の各種機能を操作する機能釦4
の押下操作により該音声蓄積部2に蓄積された会話音声
の中のから一定区間を応答用に切り出すための会話音声
切り出し手段5と、前記会話音声切り出し手段5で切り
出された切り出し音声を音声蓄積部2に登録する切り出
し音声登録手段6とがそれぞれ接続される。
【0017】また、前記データ蓄積部1には、着呼時に
受信した発信者番号を該データ蓄積部1に蓄積する発信
者番号登録手段7と、前記切り出し音声登録手段6によ
って登録された切り出し音声の音声蓄積部2上での記憶
アドレスを、該当する発信者番号と対応づけてデータ蓄
積部1に登録する切り出し音声記憶アドレス登録手段8
と、着呼時に受信した発信者番号が、前記データ蓄積部
1に蓄積された発信者番号に一致し、かつ該発信者番号
とともに切り出し音声の記憶アドレスが蓄積されている
場合には、音声蓄積部2の該当する記憶アドレス位置に
ある切り出し音声を読み出して、着信ベルの代用として
スピーカ9から連続的に音声出力する切り出し音声出力
手段10とがそれぞれ接続される。さらに前述した各手
段は、主制御部11に制御される。
【0018】そして前記主制御部11には、数字及び*
、#のキーからなるキー入力用テンキー12と、通信端
末装置の各種機能を操作するために割り当てられた機能
釦4と、着呼時に送信された発信者番号や通信端末装置
を操作するときのガイドメニューなどを表示する表示部
15と、受話・送信機能を有するハンドセット13と、
前記網とのインタフェースをとるネットワークインタフ
ェース部14と、ハンドセット13に相互接続し通話の
処理を行う通話回路部15がそれぞれ接続されている。
【0019】次に図2のフローチャートを参照して、前
述したように構成された通信端末装置の着信時の動作を
説明する。まず、前記網を介して外部から着信した時に
(ステップS1)、該着信呼に発信者番号が含まれるか
否か判定し(ステップS2)、前記発信者番号が含まれ
る場合(YES)には、該発信者番号を表示部153上
で表示する(ステップS3)。また前記着信呼に発信者
番号が含まれない場合(NO)には、後述するステップ
S7へ移行し通常のベル読出し行う。
【0020】そして表示部16上で表示した後、前記発
信者番号がデータ蓄積部1に登録されているか検索する
(ステップS4)。この検索の後、前記データ蓄積部1
に登録されているか否か判別する(ステップS5)。こ
こで、該発信者番号がデータ蓄積部1に登録されていな
い場合(NO)には、その発信者番号をデータ蓄積部1
に新たに登録した後(ステップS6)、通常のベル呼び
出しを行う(ステップS7)。また、前記発信者番号が
データ蓄積部1に登録される場合(YES)には、該発
信者番号に対応する切り出し音声記憶アドレスがデータ
蓄積部1に蓄積されているか否か判別する(ステップS
8)。この判別で、前記切り出し音声記憶アドレスがデ
ータ蓄積部1に蓄積されている場合(YES)には、対
応する切り出し音声を音声蓄積部2で検索する(ステッ
プS9)。この検索によって選択された切り出し音声を
音声蓄積部2から読み出して、該切り出し音声を呼出の
ベル音として、スピーカ9から連続的に繰り返し出力す
る。
【0021】この呼び出しは、前記ベル音(切り出し音
声)は通常の呼び出しベルと同様に、ハンドセット(送
受話器)がオフフックされたか否か判別し(ステップS
11)、オフフックされると(YES)、回線を接続し
通話状態にする。この際に相手の音声を切り出し音声に
用いるために会話を録音する。しかしオフフックされず
、発信者側が呼出を中止した場合(NO)、呼び出しを
終了する。そして、通話が終了して、ハンドセットをオ
ンフックする(ステップS13)と回線を切り終了する
【0022】以上のような一連の通話動作は、切り出し
音声出力手段10に対応するものである。なお、発信者
番号が通知されない着呼、あるいは発信者番号が未登録
、あるいは発信者番号が登録されているものの、切り出
し音声記憶アドレスが登録されていない着呼に対しては
、通常のベル音で呼出を行う。このうち、通知された発
信者番号が未登録な場合、該発信者番号をデータ蓄積部
1に登録する。これは発信者番号登録手段7に対応する
。なお、該発信者番号を操作者が登録することを望まな
い場合は、機能釦4を操作することにより、登録がキャ
ンセルできるようにすることが可能であることはいうま
でもない。
【0023】オフフック動作が行われた場合に、以後の
会話音声が会話音声録音手段3により、音声蓄積部2に
蓄積される。蓄積される会話は音声蓄積部の容量により
、一定時間まで、もしくはオンフックされるまでの全会
話のどちらの選択も可能である。
【0024】次に図3のフローチャートは、録音された
会話音声から音声を切り出し、その切り出した音声の音
声蓄積部2に登録する動作を示し、その動作について説
明する。
【0025】まず、機能釦4のうち、会話音声を再生す
るための機能釦を押下する(ステップS21)と、該当
する発信者番号がデータ蓄積部1から選択され、ディス
プレイに表示される(ステップS22)。次に音声蓄積
部2に会話音声が蓄積されているか否か判別し(ステッ
プS23)、蓄積されている場合(YES)に、会話音
声の再生を開始する。また会話音声が蓄積されていない
場合(NO)は、処理を終了する。
【0026】次に選択された会話音声を再生し(ステッ
プS24)、その会話音声を受信者(操作者)が聴き、
切り出したい部分が再生された時点で、機能釦4のうち
、音声を切り出すための釦を押下する(ステップS25
)。そして前記可能釦を押下したままの状態で、切り出
し不要の部分に会話が到達した時点で該機能釦の押下を
終了する。このときに実際に切り出される音声の部分に
ついては、第4図で説明する。以上のフローが会話音声
切り出し手段5に相当する。該機能釦押下終了時点で、
会話音声再生を中断し、引き続き、今の操作で切り出さ
れた切り出し音声の再生を行う(ステップS26)。
【0027】次に前記切り出し音声が呼出ベルとして適
当か否か操作者が判別し(ステップS27)、呼出ベル
として適当と判別した場合(YES)は、機能釦4のう
ち、確認に相当する釦を押下し、該切り出し音声を音声
蓄積部2に登録する(ステップS28)。これは切り出
し音声登録手段6に相当する。しかし、呼出ベルとして
不適当と判別した場合(NO)は、機能釦が押下せず処
理を終了する。さらに、該切り出し音声が記憶された音
声蓄積部2上の記憶アドレスをデータ蓄積部1に登録(
ステップS29)した後、処理を終了する。これは切り
出し音声記憶アドレス登録手段8に相当する。
【0028】次に図4は、会話音声切り出し手段5で音
声を切り出す操作と、実際に切り出される音声区間との
関係を示し説明する。まず図4(a)は、会話の冒頭の
一例41を示し、会話音録音手段3によって、音声蓄積
部2に音声として蓄積されているものである。そして音
声を切り出すために、切り出し開始位置となるべく位置
42で機能釦を押下し、終了する位置43で機能釦押下
を終了する。図4(b)は前述した動作に基づき、実際
に切り出された会話音声区間44の一例である。
【0029】このような切り出し動作は、前述した図3
のフローチャートに従い会話音声の再生を開始すると、
会話音声区間41の会話音声がスピーカ9を通じて再生
される。つまり、会話音声区間41の会話の中で、「マ
ルバツ…」の会話が始まり、操作者は切り出し音声に適
当な箇所と判断した場合、音声を切り出すための機能釦
を押下する。しかしながら、実際には、音を聴き始めて
から釦を押下するので時間差が生じている。例えば、釦
を押下した時には、すでに音声の「マル」が再生された
後で、位置42の「バ」を再生している。従って、この
まま切り出してしまうと、実際に切り出される音声は「
バツシュウジノ…」となって、冒頭部分が欠落してしま
うことになる。
【0030】しかし操作者に必要な会話部分が始まるこ
とを予想して、切り出す位置よりも少し前の時点で機能
釦押下操作を行うように強制することは、操作性の観点
から好ましいことではない。
【0031】従って、予めICメモリ等に記憶させる際
に、音声データはそのICメモリ上のある記憶アドレス
を有する。そこで、会話音声の再生中に機能釦が押下さ
れた時に、前記ICメモリの記憶アドレスのある幅だけ
遡った部分、即ち、ある時間だけ前の時点から切り出し
を行うことにより、最適な会話区間の抽出が可能になる
。また、切り出しの終了時に、同様に機能釦を押下する
と、前記記憶アドレスのある幅だけ遡って、切り出しを
終了する。、つまり、位置42の「バ」の時点に機能釦
が押下され、位置43の時点で機能釦押下が終了された
と仮定すると、切り出し区間の開始位置を釦押下の位置
よりも、ある時間だけ前に移動することにより、会話音
声区間44のように適切な会話区間を切り出すことが可
能になる。
【0032】このような切り出し操作は、操作する個人
の反応時間によって、機能釦の押下のタイミングが異な
るため、遡る分のアドレス幅は可変できるものとし、切
り出し音声記憶アドレス登録手段8の機能の中に、例え
ば、ボリューム等で対応づけて遡る幅を調節できる調整
手段を含んでいる。
【0033】なお、切り出される会話音声区間は、必ず
しも発信者が名前を名乗っている部分である必要はなく
、例えば発信者の口癖の部分など、着信者(操作者)に
とって発信者を特定できるものであれば、どのような会
話部分でもかまわないことは勿論である。
【0034】次に図5は、データ蓄積部1と音声蓄積部
2に、それぞれ蓄積されている情報の一例を示す図であ
る。この図5において、521は登録された発信者番号
、522は発信者番号に対応する切り出し音声の音声蓄
積部上の記憶アドレス、523は音声蓄積部上の記憶ア
ドレス、524は記録された音声である。
【0035】前記音声蓄積部523上の記憶アドレスは
、記録された会話音声と対応する記憶アドレス511と
、呼出ベルとして用いられる切り出し音声と対応する記
憶アドレス512と513とで構成される。そして前記
音声蓄積部上の記憶アドレス522は、登録された発信
者番号と対応する音声蓄積部上の切り出し音声の記憶ア
ドレス502,503で構成される。
【0036】従って、前記記憶アドレス502と512
、前記記憶アドレス503と513のそれぞれが一致す
ることから、着信呼に含まれる発信者番号が“0222
−34−5678”であれば、図2のフローチャートに
沿って、アドレス“XXX1”の位置にある切り出し音
声を読み出し、呼出ベルとして“ヤマダデス。”を連呼
する。
【0037】また、記憶アドレス504には、発信者番
号が登録されているが、まだ切り出し音声が音声蓄積部
2に登録されていない例である。
【0038】次に切り出し音声の登録を行う動作を述べ
る。前述した図3のフローチャートに従って、記録され
た会話音声と対応する記憶アドレス511に会話音声を
用いて音声切り出しと切り出し音声の登録を行った後、
登録時に割り当てられた切り出し音声記憶アドレスを5
04の記憶アドレス箇所に格納する。
【0039】以上のような構成の本発明の通信端末装置
よれば、予め発信者番号と音声が登録された相手からの
着信に対しては、着信ベル代わりに登録された音声を出
力することができる。さらに該端末利用者本人の声でも
合成音声でもないため、違和感や不快感がない。
【0040】また、呼出用の着信ベルの代わりに利用す
る音声を登録する手段は、事前に録音された会話音声を
再生し、会話音声の中から呼出用としてふさわしい部分
を機能釦押下により行うもので、きわめて簡単な操作で
切り出すことが可能である。
【0041】なお、登録するために会話音声を再生する
際に、呼出用音声として好適する判断した時に機能釦を
押下したとしても、必要な音声区間の冒頭部分が欠落し
てしまう。従来のように通常のテープレコーダを利用し
て必要な音声区間を切り出すためには、巻戻しや早送り
などの操作を複数回行わなければならない。しかし本発
明では、機能釦を押下した時点よりも一定時間だけ前の
時点から切り出し可能な機能釦を有しているため、必要
な音声区間を正しく切り出すことができる。
【0042】以上のように本発明の端末装置によれば、
発信者番号が通知された着呼に対して、発信者番号が予
め登録された番号、かつ音声が登録されていれば、登録
された発信者本人の肉声が着信ベルとして出力される。 これにより、利用者が通信端末から離れた位置にいる場
合でも、応答する前に、発信者を識別可能な音声を発信
者本人の肉声として聴取できるので、発信者を即座に識
別することができる効果がある。さらに、着信ベルとし
て利用される音声は、蓄積された会話音声の中から最適
区間を応答用に切り出すことができるので、音声登録に
おける入力負担を大幅に軽減する。
【0043】また本発明は、前述した一実施例に限定さ
れるものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の通信端末装
置によれば、通話中の発信者の会話音声を蓄積し、蓄積
された会話音声の中から、応対に必要な音声部分を切り
出して、これを発信者番号と関連づけて格納し、以後、
該発信者からの着呼に対しては、発信者の事前に登録さ
れた音声を着信音として連続的に繰り返し出力すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る実施例としての通信端末
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示す通信端末装置の着信時の動
作を示すフローチャートである。
【図3】図3は、録音された会話音声から音声を切り出
し、切り出した音声を音声蓄積部に登録する動作を示す
フローチャートである。
【図4】図4は、会話音声切り出し手段で音声を切り出
す操作と、実際に切り出される音声区間との関係を示す
図である。
【図5】図5は、音声蓄積部とデータ蓄積部に蓄積され
ている情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…データ蓄積部、2…音声蓄積部、3…会話音声録音
手段、4…機能釦、5…会話音声切り出し手段、6…切
り出し音声出力手段、7…発信者番号登録手段、8…切
り出し音声記憶アドレス登録手段、9…スピーカ、10
…切り出し音声出力手段、11…主制御部、12…テン
キー、13…ハンドセット、14…ネットワークインタ
フェース、15…通話回路部、16…表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  着呼時に公衆網から送信された発信者
    番号が受信可能で、スピーカと、表示部と、1つ以上の
    機能釦を有する通信端末装置において、発信者の発信者
    番号を含む情報を複数の記録アドレスに蓄積するデータ
    蓄積部と、会話音声を複数の記録アドレスに蓄積する音
    声蓄積部と、着呼時に受信した発信者番号を前記データ
    蓄積部に格納する発信者番号登録手段と、通話時の所望
    の会話音声を前記音声蓄積部に蓄積する会話音声録音手
    段と、前記音声蓄積部に蓄積された会話音声を前記スピ
    ーカにより再生し、再生された会話音声の中から着信者
    の操作により所望区間を切り出す会話音声切り出し手段
    と、前記会話音声切り出し手段によって、切り出された
    区間の切り出し音声を前記音声蓄積部に登録する切り出
    し音声登録手段と、前記音声蓄積部に所望する切り出し
    音声の登録された記憶アドレスを、該当する発信者番号
    と対応させて、前記データ蓄積部の記憶アドレスに登録
    する切り出し音声記憶アドレス登録手段と、着呼時に受
    信した発信者番号が、前記データ蓄積部に登録された発
    信者番号と合致し、かつ該発信者番号と共に切り出し音
    声の記憶アドレスが登録されているときに、該音声蓄積
    部の該当する記憶アドレスに登録された切り出し音声を
    読み出し着信音として、スピーカより連続的に出力する
    切り出し音声出力手段と、前記会話音声切り出し手段に
    より会話会話音声を切り出す時に、押下した時点よりも
    所望時間だけ前の時点から切り出し可能な機能釦とを具
    備することを特徴とする通信端末装置。
JP3028291A 1991-02-25 1991-02-25 通信端末装置 Pending JPH04269066A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325116A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sharp Corp 通知装置、通知方法、通知プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325116A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sharp Corp 通知装置、通知方法、通知プログラム

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