JPH04248384A - インバータの直流制動制御方法 - Google Patents

インバータの直流制動制御方法

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JPH04248384A
JPH04248384A JP662791A JP662791A JPH04248384A JP H04248384 A JPH04248384 A JP H04248384A JP 662791 A JP662791 A JP 662791A JP 662791 A JP662791 A JP 662791A JP H04248384 A JPH04248384 A JP H04248384A
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inverter
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control method
switching
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Yoshihiro Matsumoto
吉弘 松本
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧形インバータのその
負荷誘導電動機に対する直流制動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のインバータの直流制動制
御方法としては図3にその制御動作時の動作波形図を示
す如きものが知られている。また図2は誘導電動機を負
荷とする電圧形インバータの主回路基本回路図である。
【0003】先ず図2において、1は交流電源からの入
力を整流する整流回路、Cは平滑コンデンサ、3は誘導
電動機である。また2は図示していない転流ダイオード
を逆並列に接続した図示パワートランジスタの如きスイ
ッチング素子をその各相上下各アームに有するブリッジ
構成のインバータであり、通常は前記整流回路1により
得られた直流電圧を所定電圧所定周波数の交流電圧に変
換し前記電動機3に給電してこれを可変速駆動し、また
前記電動機3の直流制動時には、例えば図示スイッチン
グトランジスタTR1 とTR2 との如く、前記イン
バータブリッジ中の異る二相の上及び下アームのスイッ
チング素子を対にしてスイッチング動作させその平均値
が所定値となるパルス状直流電圧を前記電動機3に給電
してこれを制動するものである。
【0004】次に図3は、図2に示すインバータ回路に
対し前記従来の直流制動制御方法を用いた場合の回路各
部の動作波形図であり、前記インバータ2の図示二相に
おける上アームトランジスタTR1 と下アームトラン
ジスタTR2 とが共に同一の周期T1 にて導通(O
N)としゃ断(OFF)動作とを繰返し、該両トランジ
スタTR1 とTR2 とのON時期重複期間をそのパ
ルス時間幅とする電圧パルス列として前記電動機3への
直流制動電圧Vが決定され、図2に示していない制御回
路により前記電圧Vがその所定値となるように前記パル
ス時間幅が制御されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にインバータによ
り直流制動状態にある誘導電動機の騒音低減或いは通電
電流リップル低減等のためには前記インバータの給電す
るパルス列をなす直流電圧のパルス周波数はできるだけ
高いことが望ましい。一方前記直流電圧を出力するイン
バータ主回路の各スイッチング素子のスイッチング損失
は前記パルス周波数の増大と共に増加し、該スイッチン
グ損失の面から前記パルス周波数の上限が制約される。
【0006】従って前記の如き従来の直流制動制御方法
においては、図3に示す如く直流電圧Vのパルス周波数
f=1/T1 の増大を図ればスイッチングトランジス
タTR1 とTR2 とにおけるスイッチング損失の増
加を招くことになり、前記パルス周波数fをその所望値
に増大させることが困難となることがあった。
【0007】上記に鑑み本発明は、前記従来の方法に比
し大幅なスイッチング損失の低減を図り前記パルス周波
数の一層の高周波化を可能とするインバータの直流制動
制御方法の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインバータの直流制動制御方法は、誘導電
動機を可変速駆動する電圧形インバータの出力を所定交
流出力から所定直流出力に変更して前記電動機の制動を
行う前記インバータの直流制動制御方法であって、前記
の所定直流出力を得るために対をなして断続動作する前
記インバータの主回路ブリッジ構成における或る一相の
上アームスイッチング素子と他の一相の下アームスイッ
チング素子との動作に関して、所定の時間幅をもつパル
ス列として与えられる前記所定直流出力と同一の周期T
1 と、該周期T1 に比し十分に大なる周期T2 と
を規定し、期間T2 にわたり連続導通状態となせば続
く期間T2 においては前記周期T1 にて断続動作さ
せるものとし斯様な動作を周期2T2 にて繰返させ、
且つ前記両素子の一方が前記の連続導通状態にあれば他
の一方の素子は前記の断続状態となす如く該両素子相互
の動作状態に前記周期T2 の時間的づれを設けるもの
とし、更に前記周期T1 は前記電動機運転時の騒音抑
制と前記スイッチング素子のスイッチング損失の許容値
等を考慮したできるだけ高い動作周波数に対応するもの
として設定し、また前記周期T2 は前記周期T1 に
比し十分大であり且つ前記両スイッチング素子の熱時定
数に比し十分小なるものとして設定するものとする。
【0009】
【作用】所定の周期T1  とパルス時間幅ΔTとを有
する電圧パルス列をなしその平均直流電圧が所定値とな
る如く制御されたインバータの誘導電動機に対する直流
制動電圧Vは、前記インバータの主回路ブリッジ構成中
の異なる二相における上下各アームより図2に示すTR
1 とTR2 との如く選択され直列接続された2組の
スイッチング素子を、該両素子の導通状態の重複期間を
前記時間幅ΔTとなし前記周期T1 にて断続制御する
ことにより得られる。
【0010】本発明は、前記従来の方法における如く前
記2組のスイッチング素子を前記周期T1 にて共に断
続させ且つ該両素子の導通重複期間を前記時間幅ΔTと
なす制御に代えて、前記2組のスイッチング素子の一方
を期間T2 (但しT2 ≫T1 )において連続導通
状態となし他の一方の素子を前記の周期T1 ,導通期
間ΔTにて断続させ且つ斯様な状態を前記両素子に関し
交互に反転繰返し行わせるものであり、前記何れの方法
においてもその周期をT1 ,パルス時間幅ΔTの電圧
パルス列として前記直流電圧Vを得ることができる。
【0011】しかし前記両素子の周期2T2 間におけ
るスイッチング回数についてみれば、前記の従来方法時
をN1 ,本発明時をN2とすれば、前記両周期T1 
とT2 とがT2 =T1 であればN2 =N1 で
あるがT2 ≫T1 となせばN2 ≒N1 /2とな
る。従ってスイッチング回数に比例的に変化する前記両
素子におけるスイッチング損失もまたT2 ≫T1 条
件下で本発明時のものは従来方法時のものに比し略半減
する。本発明は、前記周期T2 を前記両素子の熱時定
数に比し十分小なる範囲で前記周期T1 に比しできる
だけ大なる値に選定し、前記直流電圧Vのパルス周期で
ある前記の周期T1 を前記の従来方法時のものと同一
となしながら、前記両素子におけるスイッチング損失の
大幅な低減を図るものであり、逆に該スイッチング損失
を同一とすれば前記周期T1 の大幅な短縮,従って1
/T1 で規定される前記直流電圧Vのパルス周波数の
大幅な増大を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図1に示すその制御動
作時の動作波形図に従って説明する。なお図1に従って
制御される誘導電動機を負荷とする電圧形インバータの
主回路構成は従来方法におけると同じく前記図2に示す
ものと同一である。図1に示す如く、前記トランジスタ
TR1 とTR2 とは互に期間T2 の時間的づれを
有して同一のスイッチング動作を行い、それぞれ周期2
T2 にて繰返し動作し、期間T2 において周期T1
 の導通(ON)・しゃ断(OFF)動作を行えば続く
期間T2 においては連続導通(ON)を行うものであ
る。従って前記直流電圧Vは前記両素子TR1 とTR
2 との導通状態重複期間ΔTの電圧パルス幅を有し周
期T1 にて繰返す電圧パルス列として得られ、該パル
ス幅ΔTは前記電圧パルス列の平均電圧が所定値となる
ように制御される。
【0013】次に期間2T2 間における前記両素子T
R1 とTR2 とのスイッチング動作回数をその導通
(ON)としゃ断(OFF)との両動作を対としてみれ
ば、図1の例示の場合はそれぞれ4回であり、因に図3
に示す従来方法に従う場合はそれぞれ6回となる。従っ
て前記両素子のスイッチング損失についても本発明時は
前記従来方法時の略4/6に減少することになり、逆に
前記従来方法時の損失が許容されるならば前記直流電圧
Vのパルス周波数(1/T1 )は前記従来方法時の約
6/4倍の増大が許されることになる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、電圧形インバータによ
るその負荷誘導電動機の直流制動制御時、前記インバー
タの主回路ブリッジ構成中の異なる二相における上下各
アームそれぞれから選択され対をなして直列接続された
2組のスイッチング素子を、該両素子の一方を期間T2
 において連続導通状態となし他の一方を所要直流制動
電圧のパルス周期T1 (但しT1 ≪T2 )にて所
要導通期間を有して断続させ、且つ斯様な状態を前記両
素子に関し交互に反転繰返し行わせることにより、所要
のパルス周波数1/T1 を有する前記直流制動電圧を
得るに際しての前記両素子のスイッチング損失の大幅な
低減が可能となり、従ってまた同一の許容損失に対して
は前記直流制動電圧のパルス周波数の大幅な増大を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す直流制動制御時のインバ
ータ主回路各部の動作波形図
【図2】誘導電動機を負荷とする電圧形インバータの主
回路基本回路図
【図3】従来方法の実施例を示す直流制動制御時のイン
バータ主回路各部の動作波形図
【符号の説明】
1    整流回路 2    インバータ 3    誘導電動機 C    平滑コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導電動機を可変速駆動する電圧形インバ
    ータの出力を所定交流出力から所定直流出力に変更して
    前記電動機の制動を行う前記インバータの直流制動制御
    方法であって、前記の所定直流出力を得るために対をな
    して断続動作する前記インバータの主回路ブリッジ構成
    における或る一相の上アームスイッチング素子と他の一
    相の下アームスイッチング素子との動作に関して、所定
    の時間幅をもつパルス列として与えられる前記所定直流
    出力と同一の周期T1 と、該周期T1 に比し十分に
    大なる周期T2 とを規定し、期間T2 にわたり連続
    導通状態となせば続く期間T2 においては前記周期T
    1 にて断続動作させるものとし斯様な動作を周期2T
    2 にて繰返させ、且つ前記両素子の一方が前記の連続
    導通状態にあれば他の一方の素子は前記の断続状態とな
    す如く該両素子相互の動作状態に前記周期T2 の時間
    的づれを設けることを特徴とするインバータの直流制動
    制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインバータの直流制動制御
    方法において、前記周期T1 は前記電動機運転時の騒
    音抑制と前記スイッチング素子のスイッチング損失の許
    容値等を考慮したできるだけ高い動作周波数に対応する
    ものとして設定し、また前記周期T2 は前記周期T1
     に比し十分大であり且つ前記両スイッチング素子の熱
    時定数に比し十分小なるものとして設定することを特徴
    とするインバータの直流制動制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002374689A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Mitsubishi Electric Corp 電動機駆動装置及び洗濯機
JP2014104537A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Makita Corp 電動工具

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JP2002374689A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Mitsubishi Electric Corp 電動機駆動装置及び洗濯機
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