JPH05252752A - パルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法 - Google Patents

パルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法

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JPH05252752A
JPH05252752A JP4047381A JP4738192A JPH05252752A JP H05252752 A JPH05252752 A JP H05252752A JP 4047381 A JP4047381 A JP 4047381A JP 4738192 A JP4738192 A JP 4738192A JP H05252752 A JPH05252752 A JP H05252752A
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JP
Japan
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current
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width modulation
period
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JP4047381A
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Satoshi Kumagai
諭 熊谷
Kenji Kosaka
憲司 高坂
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電力変換装置を構成している半導体スイッチ素
子の動作頻度を減少させてそのスイッチング損失を低減
させ、装置の大形化を抑制する。 【構成】第1相と第2相のPWM制御結果から残余相の
PWM制御パターンは自動的に定まり、搬送波周波数に
比例した回数の電流零期間を生じるべく残余相ブリッジ
回路上側スイッチ素子の動作回数が多くなる。そこで電
流零期間の幅が所定値よりも小さければ残余相では電流
零期間でも電流を通流させ、この通流電流に対応した電
流を第1相と第2相とが分担して通流し、残余相ブリッ
ジ回路上側スイッチ素子の動作回数を減少させる。又は
前記残余相で電流通流期間を挟んで現れる電流零期間を
その前か後の電流零期間に合体するべく移動させ、これ
に対応して第1相又は第2相の電流通流時期を移動させ
て残余相ブリッジ回路の上側スイッチ素子の動作回数を
減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パルス幅変調制御に
より3相交流と直流との電力変換を行うパルス幅変調制
御電流形電力変換装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は電流形電力変換装置の基本的な主
回路の構成を示した主回路接続図である。この図5で
は、6個の半導体スイッチ素子としてのトランジスタ4
U,4V,4W,4X,4Y,及び4Zのそれぞれにダ
イオードを直列接続し、このトランジスタとダイオード
との直列接続回路を3相ブリッジ接続して、3相電力変
換装置としての3相整流器4を構成している。この3相
整流器4へは交流電源1が出力する3相交流電力を交流
リアクトル2とコンデンサ3とを介して与えている。こ
の3相整流器4は入力した交流電力を直流電力に変換
し、この直流電力を直流リアクトル5を介して負荷6へ
供給するのであるが、3相整流器4をパルス幅変調制御
による電力変換を行わせれば、制御精度の向上や高調波
電流の抑制などの効果が期待出来る。
【0003】図6は3相交流をパルス幅変調制御する際
の各相毎のパルス幅変調電流パターンの決定方法を示し
たタイムチャートであって、図6(A) はR相正弦波とそ
の搬送波及びT相正弦波とその搬送波の変化、図6(B)
はR相パルス幅変調電流(以下ではPWM電流と略記す
る)の変化、図6(C) はS相PWM電流の変化、図6
(D) はT相PWM電流の変化、図6(E) はトランジスタ
4Uの動作パターン、図6(F) はトランジスタ4Vの動
作パターン、図6(G) はトランジスタ4Wの動作パター
ン、図6(H) はトランジスタ4Xの動作パターン、図6
(J) はトランジスタ4Yの動作パターン、図6(K) はト
ランジスタ4Zの動作パターンをそれぞれが表している
が、図示している期間は位相角が零からπ/3までの1/6
周期についてである。
【0004】パルス幅変調電流パターンの決定方法は、
先ず第1相としてのR相のPWM電流の位相角と、第2
相としてのT相のPWM電流の位相角とを別個に求める
のであるが、R相については図6(A) に実線で示してい
るR相正弦波信号11と同じく実線で示している三角波
形の第1搬送波信号12との大小関係から求められ、そ
の結果としてのR相PWM電流パターンを図6(B) に図
示している。同様にT相については図6(A) に一点鎖線
で示しているT相正弦波信号13と同じく一点鎖線で示
している三角波形の第2搬送波信号14との大小関係か
ら求められ、その結果としてのT相PWM電流パターン
を図6(D) に図示している。残余の相としてのS相PW
M電流パターンは、3相交流入力電流の瞬時値の和は零
となることから、図6(C) に図示したパターンとなる。
【0005】これら図6(B) 、図6(C) 及び図6(D) に
示している各相のPWM電流パターンを得るために、3
相整流器4を構成している6個のトランジスタがどのよ
うな動作をするかを表したのが図6(E) から図6(K) ま
での各トランジスタの動作パターンであるが、位相角が
零からπ/3までの期間ではブリッジ回路を構成している
上側のトランジスタ、即ちトランジスタ4Uとトランジ
スタ4V及びトランジスタ4Wはオン・オフ動作を繰り
返し、下側トランジスタのうちのトランジスタ4Yはオ
ン状態を維持し、トランジスタ4Xとトランジスタ4Z
とはオフ状態を維持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に図示のタイムチ
ャートから明らかなように、電力変換装置をパルス幅変
調制御する場合はこの電力変換装置を構成している半導
体スイッチ素子のオン・オフ動作は頻繁である。ところ
で、正弦波信号の周波数に対する搬送波信号の周波数の
比率を高くすれば電力変換装置の制御精度が向上し、高
調波電流も減少するが、半導体スイッチ素子の性能も向
上してそのスイッチング周波数を高くすることも可能に
なってきた。よって近年は搬送波信号の周波数をより高
く、従って半導体スイッチ素子のオン・オフ動作頻度も
高くなってきている。その結果半導体スイッチ素子がオ
ン・オフ動作する際に発生する電力損失、即ちスイッチ
ング損失も増加しており、この損失増加に対応してパル
ス幅変調制御電流形電力変換装置を大形にしなければな
らない不具合を生じている。
【0007】そこでこの発明の目的は、パルス幅変調制
御電流形電力変換装置を構成している半導体スイッチ素
子の動作頻度を減少させることでそのスイッチング損失
を低減させ、且つ装置が大形化するのを抑制しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明のパルス幅変調制御電流形電力変換装置の
制御方法は、ブリッジ接続した半導体スイッチ素子の3
組を並列接続して3相電力変換装置を構成し、3相交流
の第1の相と第2の相はそれぞれが正弦波と搬送波との
大小関係を比較して別個にパルス幅変調電流を通流させ
る位相角を求め、残余の相は前記第1相のパルス幅変調
電流からこれとは逆極性のパルス幅変調電流を通流させ
る位相角、及び前記第2相のパルス幅変調電流からこれ
とは逆極性のパルス幅変調電流を通流させる位相角を求
め、これらの位相角に基づいて3相ブリッジ回路を構成
している前記各半導体スイッチ素子をオン・オフ動作さ
せ、3相交流と直流との電力変換を行うパルス幅変調制
御電流形電力変換装置の制御方法において、前記残余の
相の通流電流が零である期間が所定時間よりも短い場合
は、この電流零期間でも引き続いて電流を通流させ、且
つこれと同じ時期にこの残余相がその電流零期間に通流
させる電流とは逆極性の電流を前記第1相と第2相とが
分担して通流させるオン・オフ動作を前記各半導体スイ
ッチ素子に行わせるものとするが、その方法は前記残余
相に対応するブリッジ接続回路の下側半導体スイッチ素
子は連続したオン動作、この残余相に対応するブリッジ
接続回路の上側半導体スイッチ素子は連続したオフ動
作、前記第1相と第2相に対応するブリッジ接続回路の
下側半導体スイッチ素子は連続したオフ動作、第1相に
対応するブリッジ接続回路の上側半導体スイッチ素子と
第2相に対応するブリッジ接続回路の上側半導体スイッ
チ素子とは交互にオン動作とオフ動作とを切替える動作
をさせるものとする。
【0009】或いは前記残余の相で交互に現れる電流通
流期間と電流零期間のうちの任意の電流零期間をその前
又は後ろに存在する電流零期間と合体するように移動さ
せ、この移動に伴って前記第1相又は第2相いずれかの
電流通流期間を3相電流瞬時値の和が零なる条件を満足
する時点へ移動させるオン・オフ動作を前記各半導体ス
イッチ素子に行わせるものとするが、その方法は前記残
余相に対応するブリッジ接続回路の下側半導体スイッチ
素子は連続したオン動作、この残余相に対応するブリッ
ジ接続回路の上側半導体スイッチ素子は任意のオン期間
を前か後ろへ移動させてこの任意のオン期間の前後に存
在するオン期間と合体したオン動作、前記第1相と第2
相とに対応するブリッジ接続回路の下側半導体スイッチ
素子は連続したオフ動作、この第1相と第2相とに対応
するブリッジ接続回路の上側半導体スイッチ素子はそれ
ぞれが前記残余相上側半導体スイッチ素子のオン時点移
動とは逆方向へ3相電流瞬時値の和が零なる条件を満足
する時点まで移動してオン動作させるものとする。
【0010】
【作用】3相交流をパルス幅変調制御する場合、従来の
方法では第1相のパルス幅変調制御と第2相のパルス幅
変調制御の結果から、残余相のパルス幅変調制御パター
ンは自動的に決まってしまう。よって残余相に対応する
ブリッジ接続回路の上側半導体スイッチ素子と下側半導
体スイッチ素子とが同時にオンとなって電流を循環させ
る所謂短絡モードの回数が搬送波周波数に比例して増加
する。この短絡モードの期間が電流零期間であるが、こ
の電流零期間のために前記残余相ブリッジ接続回路の上
側半導体スイッチ素子の動作回数が多くなる。そこで電
流零期間の幅が所定値よりも小さい場合は電流零期間で
あっても前記残余相には引き続いて電流を通流させ、こ
の通流電流に対応した電流を前記第1相又は第2相が分
担して通流させることで、前記残余相ブリッジ接続回路
の上側半導体スイッチ素子の動作回数を減少させようと
するものである。又は前記残余相で電流通流期間を挟ん
で現れる電流零期間をその前か後かに存在する電流零期
間と合体するように移動させるのと同時に、これに対応
して第1相通流電流の通流時期或いは第2相通流電流の
通流時期を移動させることで、前記残余相ブリッジ接続
回路の上側半導体スイッチ素子の動作回数を減少させよ
うとするものである。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の方法を表したタ
イムチャートであって、図1(A)は実線で図示したR相
正弦波信号11と第1搬送波信号12の変化、及び一点
鎖線で図示したT相正弦波信号13と第2搬送波信号1
4の変化、図1(B) はR相PWM電流の変化、図1(C)
はS相PWM電流の変化、図1(D) はT相PWM電流の
変化をそれぞれが表しており、期間は位相角が零からπ
/3までの1/6 周期について図示している。
【0012】R相正弦波信号11と第1搬送波信号12
との大小関係の比較及びT相正弦波信号13と第2搬送
波信号14との大小関係の比較を行う際に、S相PWM
電流パターンには電流零期間が生じる(図6(C) 参照)
のであるが、本発明ではこのS相PWM電流パターンの
電流零期間が所定値よりも短ければ、その電流零期間で
も図1(C) の斜線部分で図示しているように引き続いて
電流を通流させる。このS相PWM電流の斜線部分を電
流が通流するのに対応して、R相PWM電流とT相PW
M電流とでは、図1(B) の斜線部分と図1(D) の斜線部
分に電流を通流させて3相交流入力電流の瞬時値の和が
零の条件を維持する。このようにS相PWM電流を連続
して通流させて電流零期間の回数を減らし、半導体スイ
ッチ素子の動作回数を低減させる。
【0013】図2は本発明の第2実施例の方法を表した
タイムチャートであって、図2(A)は実線で図示したR
相正弦波信号11と第1搬送波信号12の変化、及び一
点鎖線で図示したT相正弦波信号13と第2搬送波信号
14の変化、図2(B) はR相PWM電流の変化、図2
(C) はS相PWM電流の変化、図2(D) はT相PWM電
流の変化、図2(E) はトランジスタ4Uの動作パター
ン、図2(F) はトランジスタ4Vの動作パターン、図2
(G) はトランジスタ4Wの動作パターン、図2(H)はト
ランジスタ4Xの動作パターン、図2(J) はトランジス
タ4Yの動作パターン、図2(K) はトランジスタ4Zの
動作パターンをそれぞれが表しており、期間は位相角が
零からπ/3までの1/6 周期について図示しているが、図
2(A) と図2(B) と図2(C) 及び図2(D) の内容は前述
した図1(A) と図1(B) と図1(C) 及び図1(D) と同じ
であるから、これらの説明は省略する。
【0014】この第2実施例方法は図2(B) と図2(C)
及び図2(D) に図示している各相のPWM電流パターン
を実現するための各トランジスタの動作パターンを図2
(E)、(F) 、(G) 、(H) 、(J) 及び(K) に図示している
が、図6で既述の従来例方法と比較すると、トランジス
タ4Vの動作回数に差があることが分かる。(図示の期
間中での6個のトランジスタの合計動作回数は図6の従
来例方法では18回であるが、図2の第2実施例方法で
は13回である。)図3は本発明の第3実施例の方法を
表したタイムチャートであって、図3(A)は実線で図示
したR相正弦波信号11と第1搬送波信号12の変化、
及び一点鎖線で図示したT相正弦波信号13と第2搬送
波信号14の変化、図3(B) はR相PWM電流の変化、
図3(C) はS相PWM電流の変化、図3(D) はT相PW
M電流の変化をそれぞれが表しており、期間は位相角が
零からπ/3までの1/6 周期について図示している。
【0015】R相正弦波信号11と第1搬送波信号12
との大小関係の比較及びT相正弦波信号13と第2搬送
波信号14との大小関係の比較を行う際に、S相PWM
電流パターンには電流零期間と電流通流期間とを交互に
生じているが、図3(C) に図示しているようにL1 時点
に生じた電流零期間をこのL1 時点よりも後のL2 時点
での電流零期間に合体させる。この合体によりL3 時点
で通流していたR相PWM電流はそれよりも前の時点へ
移動することになる。同様にM1 時点に生じた電流零期
間をそれよりも後のM2 時点の電流零期間に合体させ、
これによりM3時点で通流していたR相PWM電流をそ
れよりも前の時点へ移動させる。更に、N1 時点に生じ
た電流零期間をそれよりも前のN2 時点の電流零期間に
合体させ、これによりN3 時点で通流していたT相PW
M電流をそれよりも後の時点へ移動させ、同様にP1
点に生じた電流零期間をそれよりも前のP2 時点の電流
零期間に合体させ、これによりP3 時点で通流していた
T相PWM電流をそれよりも後の時点へ移動させてい
る。その結果S相PWM電流では電流零期間の回数が減
り、半導体スイッチ素子の動作回数を低減している。
【0016】図4は本発明の第4実施例の方法を表した
タイムチャートであって、図4(A)は実線で図示したR
相正弦波信号11と第1搬送波信号12の変化、及び一
点鎖線で図示したT相正弦波信号13と第2搬送波信号
14の変化、図4(B) はR相PWM電流の変化、図4
(C) はS相PWM電流の変化、図4(D) はT相PWM電
流の変化、図4(E) はトランジスタ4Uの動作パター
ン、図4(F) はトランジスタ4Vの動作パターン、図4
(G) はトランジスタ4Wの動作パターン、図4(H)はト
ランジスタ4Xの動作パターン、図4(J) はトランジス
タ4Yの動作パターン、図4(K) はトランジスタ4Zの
動作パターンをそれぞれが表しており、期間は位相角が
零からπ/3までの1/6 周期について図示しているが、図
4(A) と図4(B) と図4(C) 及び図4(D) の内容は前述
した図3(A) と図3(B) と図3(C) 及び図3(D) と同じ
であるから、これらの説明は省略する。
【0017】この第4実施例方法は図4(B) と図4(C)
及び図4(D) に図示している各相のPWM電流パターン
を実現するための各トランジスタの動作パターンを図4
(E)、(F) 、(G) 、(H) 、(J) 及び(K) に図示している
が、図6で既述の従来例方法と比較すると、トランジス
タ4Vの動作回数に差が有ることが分かる。(図示の期
間中での6個のトランジスタの合計動作回数は図6の従
来例方法では18回であるが、図4の第4実施例方法で
は14回である。)
【0018】
【発明の効果】従来のパルス幅変調制御電流形電力変換
装置では、パルス幅変調制御により3相電力変換装置の
第1相PWM電流と第2相PWM電流とを求め、残余の
相即ち第3相のPWM電流は3相交流電流瞬時値の和は
零となる条件から求めているので、この残余相では電流
の通流と零とを頻繁に繰り返すことになり、電力変換装
置を構成している半導体スイッチ素子の動作回数が多く
なり、それにつれてスイッチング損失が増大する欠点が
あったが、本発明では前記残余相の電流零期間が所定値
よりも短ければこの電流零期間でも引き続き電流を通流
させることで、或いはこの残余相の電流零期間をその前
か後の電流零期間と合体させることで、残余相に対応す
るブリッジ接続回路上側半導体スイッチ素子のオン・オ
フ動作頻度を従来例方法よりも低減させているので、こ
のオン・オフ動作に伴って発生するスイッチング損失も
減少出来る。それ故、搬送波周波数が同じであるならば
従来方法よりもスイッチング損失が減少するし、或いは
搬送波周波数を高くしてもスイッチング損失が増大しな
くて良いので、電力変換装置を大形化せずに済ませるこ
とが出来る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の方法を表したタイムチャ
ート
【図2】本発明の第2実施例の方法を表したタイムチャ
ート
【図3】本発明の第3実施例の方法を表したタイムチャ
ート
【図4】本発明の第4実施例の方法を表したタイムチャ
ート
【図5】電流形電力変換装置の基本的な主回路の構成を
示した主回路接続図
【図6】3相交流のパルス幅変調制御により各相ごとの
パルス幅変調電流パターンの決定方法を示したタイムチ
ャート
【符号の説明】
1 交流電源 2 交流リアクトル 3 コンデンサ 4 電力変換装置としての3相整流器 4U 半導体スイッチ素子としてのトランジスタ 4V 半導体スイッチ素子としてのトランジスタ 4W 半導体スイッチ素子としてのトランジスタ 4X 半導体スイッチ素子としてのトランジスタ 4Y 半導体スイッチ素子としてのトランジスタ 4Z 半導体スイッチ素子としてのトランジスタ 5 直流リアクトル 6 負荷 11 R相正弦波信号 12 第1搬送波信号 13 T相正弦波信号 14 第2搬送波信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブリッジ接続した半導体スイッチ素子の3
    組を並列接続して3相電力変換装置を構成し、3相交流
    の第1の相と第2の相はそれぞれが正弦波と搬送波との
    大小関係を比較して別個にパルス幅変調電流を通流させ
    る位相角を求め、残余の相は前記第1相のパルス幅変調
    電流からこれとは逆極性のパルス幅変調電流を通流させ
    る位相角、及び前記第2相のパルス幅変調電流からこれ
    とは逆極性のパルス幅変調電流を通流させる位相角を求
    め、これらの位相角に基づいて3相ブリッジ回路を構成
    している前記各半導体スイッチ素子をオン・オフ動作さ
    せ、3相交流と直流との電力変換を行うパルス幅変調制
    御電流形電力変換装置の制御方法において、 前記残余の相の通流電流が零である期間が所定時間より
    も短い場合は、この電流零期間でも引き続いて電流を通
    流させ、且つこれと同じ時期にこの残余相がその電流零
    期間に通流させる電流とは逆極性の電流を前記第1相と
    第2相とが分担して通流させるオン・オフ動作を前記各
    半導体スイッチ素子に行わせることを特徴とするパルス
    幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のパルス幅変調制御電流形
    電力変換装置の制御方法において、 前記残余の相の通流電流が零である期間が所定時間より
    も短い場合における各半導体スイッチ素子に行わせるオ
    ン・オフ動作は、前記残余相に対応するブリッジ接続回
    路の下側半導体スイッチ素子は連続したオン動作、この
    残余相に対応するブリッジ接続回路の上側半導体スイッ
    チ素子は連続したオフ動作、前記第1相と第2相に対応
    するブリッジ接続回路の下側半導体スイッチ素子は連続
    したオフ動作、第1相に対応するブリッジ接続回路の上
    側半導体スイッチ素子と第2相に対応するブリッジ接続
    回路の上側半導体スイッチ素子とは交互にオン動作とオ
    フ動作とを切替える動作をすることを特徴とするパルス
    幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法。
  3. 【請求項3】ブリッジ接続した半導体スイッチ素子の3
    組を並列接続して3相電力変換装置を構成し、3相交流
    の第1の相と第2の相はそれぞれが正弦波と搬送波との
    大小関係を比較して別個にパルス幅変調電流を通流させ
    る位相角を求め、残余の相は前記第1相のパルス幅変調
    電流からこれとは逆極性のパルス幅変調電流を通流させ
    る位相角、及び前記第2相のパルス幅変調電流からこれ
    とは逆極性のパルス幅変調電流を通流させる位相角を求
    め、これらの位相角に基づいて3相ブリッジ回路を構成
    している前記各半導体スイッチ素子をオン・オフ動作さ
    せ、3相交流と直流との電力変換を行うパルス幅変調制
    御電流形電力変換装置の制御方法において、 前記残余の相では交互に現れる電流通流期間と電流零期
    間のうちの任意の電流零期間をその前又は後ろに存在す
    る電流零期間と合体するように移動させ、この移動に伴
    って前記第1相又は第2相いずれかの電流通流期間を、
    3相交流電流瞬時値の和が零となる条件を満足する時点
    へ移動させるオン・オフ動作を前記各半導体スイッチ素
    子に行わせることを特徴とするパルス幅変調制御電流形
    電力変換装置の制御方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のパルス幅変調制御電流形
    電力変換装置の制御方法において、 前記各相電流零期間の移動を行わせる各半導体スイッチ
    素子のオン・オフ動作は、前記残余相に対応するブリッ
    ジ接続回路の下側半導体スイッチ素子は連続したオン動
    作、この残余相に対応するブリッジ接続回路の上側半導
    体スイッチ素子は任意のオン期間を前か後ろへ移動させ
    てこの任意のオン期間の前後に存在するオン期間と合体
    したオン動作、前記第1相と第2相とに対応するブリッ
    ジ接続回路の下側半導体スイッチ素子は連続したオフ動
    作、この第1相と第2相とに対応するブリッジ接続回路
    の上側半導体スイッチ素子はそれぞれが前記残余相上側
    半導体スイッチ素子のオン時点移動とは逆方向へ3相電
    流瞬時値の和が零なる条件を満足する時点まで移動して
    オン動作することを特徴とするパルス幅変調制御電流形
    電力変換装置の制御方法。
JP4047381A 1992-03-05 1992-03-05 パルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法 Pending JPH05252752A (ja)

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JP4047381A Pending JPH05252752A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 パルス幅変調制御電流形電力変換装置の制御方法

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JP (1) JPH05252752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314086A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sanken Electric Co Ltd Ac−dcコンバータ
JP2017093169A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 Mywayプラス株式会社 電流形電力変換装置の制御装置及び制御方法

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JP2017093169A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 Mywayプラス株式会社 電流形電力変換装置の制御装置及び制御方法

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