JPH04247213A - 脱湿脱臭剤 - Google Patents

脱湿脱臭剤

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Publication number
JPH04247213A
JPH04247213A JP3013257A JP1325791A JPH04247213A JP H04247213 A JPH04247213 A JP H04247213A JP 3013257 A JP3013257 A JP 3013257A JP 1325791 A JP1325791 A JP 1325791A JP H04247213 A JPH04247213 A JP H04247213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
deodorant
dehumidifying
moisture absorbent
deodorizing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3013257A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Tamura
等 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAMURA KORYO KOGYO KK
Original Assignee
TAMURA KORYO KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TAMURA KORYO KOGYO KK filed Critical TAMURA KORYO KOGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Drying Of Gases (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱湿脱臭剤、特に、長期
に渡って優れた脱湿および脱臭効果を維持することので
きる脱湿脱臭剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、脱湿脱臭剤としては、
シリカゲルと活性炭を混合したものが知られている。こ
の種の脱湿脱臭剤は、例えば、実公昭50─40660
号公報に開示されるように、袋状カバー体に収納され、
靴を保管する際にカビ,腐食,悪臭等が発生するのを防
止するために使用される。
【0003】しかしながら、前記脱湿脱臭剤では、脱臭
剤として活性炭を使用しているため、脱臭速度が遅く、
例えば、一晩靴内に挿入しておくだけでは十分な脱臭効
果を期待できなかった。
【0004】そこで、脱臭剤として、前記活性炭に代え
て、例えば、安定化二酸化塩素を使用することが考えら
れる。しかし、担体に安定化二酸化塩素を含浸させたも
のでは、脱臭効果を向上させることはできるが、脱臭期
間が短いという欠点があることが明らかになった。
【0005】したがって、本発明は脱湿作用は勿論のこ
と、優れた脱臭作用を長期に渡って維持することのでき
る脱湿脱臭剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、脱湿脱臭剤を、吸湿剤粒子と、二酸化ハロ
ゲンを含浸させるとともに、外表面を樹脂でコーティン
グした脱臭剤粒子との混合物から構成したものである。 そして、形成される樹脂皮膜は、前記二酸化ハロゲンが
徐々に放出されるような厚さ(通常、0.1mm以下)
にする。
【0007】前記吸湿剤粒子はシリカゲル,ゼオライト
等、公知の吸湿剤からなる粒子を使用でき、その粒径は
任意であるが、通常1〜5mm程度に設定される。また
、前記脱臭剤粒子の担体は二酸化ハロゲン溶液を担持で
きるものであれば任意のものを使用できるが、経済的観
点からは前記吸湿剤粒子と同じものを使用するのが好適
である。さらに、前記二酸化ハロゲンとしては安定化二
酸化塩素が好適である。
【0008】前記安定化二酸化塩素は、前記脱臭剤粒子
中の濃度が100〜3000ppmとなるように担体に
含浸させるのが望ましい。前記吸湿剤粒子と脱臭剤粒子
とは、重量比で1:9〜9:1となるように混合し、前
記吸湿剤粒子と脱臭剤粒子との混合物中の濃度が50〜
1000ppmとなるように混合するのが好適である。
【0009】前記コーティング樹脂としては、任意の合
成樹脂を使用できるが、アクリル酸メトキシエチル・ア
クリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル共重合体
,アクリル酸メトキシエチル・アクリル酸ヒドロキシエ
チル共重合体等のアクリル系樹脂が好ましい。
【0010】前記脱臭剤粒子のコーティング樹脂は、顔
料およびカーボンブラックのうちの少なくとも1種を混
合したものでもよく、前記顔料としては、公知の無機顔
料を使用するのが好ましい。
【0011】
【作用】本発明によれば、吸湿剤粒子は従来のものと同
様、湿気を吸収するが、脱臭剤粒子は外表面を樹脂によ
りコーティングされているため、その内部に含浸させた
二酸化ハロゲンを徐々に放出し、そのガスが臭気成分と
反応して脱臭する。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る脱湿脱臭剤を靴の脱湿脱
臭具に適用した場合について添付図面を参照して説明す
る。この脱湿脱臭具は、布,不織布,その他通気性およ
び可撓性を有する材料からなる袋状カバー体1に吸湿剤
粒子2および脱臭剤粒子3を収納したものである。
【0013】前記吸湿剤粒子2には、市販の粒状シリカ
ゲルを使用する。一方、前記脱臭剤粒子3は、図2に示
すように、担体4となるシリカゲル粒子に安定化二酸化
塩素溶液を含浸させ、その表面に樹脂皮膜5を形成した
ものである。この脱臭剤粒子3は、例えば、次のように
して製造することができる。
【0014】まず、粒状シリカゲル4を図示しない回転
ドラム内に収容し、このドラムを回転させながら安定化
二酸化塩素溶液(助川化学製)を前記粒状シリカゲル4
に噴霧し、安定化二酸化塩素の濃度が100〜3000
ppmとなるように含浸させる。そして、安定化二酸化
塩素を含浸させた後、さらにアクリル酸メトキシエチル
・アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル共重
合体(互応化学工業製商品名  プラサイズL─301
)にカーボンブラックを混合した樹脂液を噴霧し、前記
シリカゲルの表面に樹脂皮膜を形成させる。
【0015】このようにして形成した脱臭剤粒子3は外
観が銀黒色で、前記吸湿剤粒子2と判別可能となってお
り、混合する際の材料間違いを防止できる。そして、前
記吸湿剤粒子2と脱臭剤粒子3とを重量比が1:9〜9
:1となるように混合して袋状カバー体1に収納するが
、混合物の二酸化塩素濃度が50〜1000ppm、好
ましくは、200〜500ppmとなるように混合すれ
ば、靴の脱湿脱臭具に適用する脱湿脱臭剤として最適で
ある。
【0016】なお、脱湿脱臭具では、靴内に挿入してお
けば吸湿剤粒子2が周囲の水分を吸着して乾燥させる一
方、脱臭剤粒子3からはコーティングした樹脂のために
徐々にガス化した安定化二酸化塩素が放出され、所望の
脱臭効果を長期に渡って得られることにより悪臭を抑え
るとともに除菌を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る脱湿脱臭剤によれば、吸湿剤粒子による脱湿作用
は勿論のこと、脱臭剤粒子に含浸させた二酸化ハロゲン
が外表面にコーティングした樹脂のために徐々にガス化
して周囲に放出されるので、長期に渡って、しかも、急
速に脱臭および除菌を行うことができる。
【0018】そして、前記脱臭剤粒子に二酸化ハロゲン
を100〜3000ppmの濃度となるように含浸させ
、前記吸湿剤粒子と脱臭剤粒子とを重量比が1:9〜9
:1となるように混合すれば、二酸化ハロゲンの放出を
長期間行うのに適しており、特に、全体の濃度が50〜
1000ppm、好ましくは、200〜500ppmと
なるように混合すれば、靴の脱湿脱臭に最適である。
【0019】また、脱臭剤として二酸化ハロゲンを使用
しているため、より脱臭効果が向上するとともに、脱臭
期間が長くなる。
【0020】さらに、コーティング樹脂に原料およびカ
ーボンブラックのいずれか一方を混合するようにすれば
、吸湿剤粒子と材料間違いで混合されるのを防止できる
【図面の簡単な説明】
【図1】  脱湿脱臭具の斜視図である。
【図2】  脱臭剤粒子の断面図である。
【符号の説明】
1…カバー体、2…吸湿剤粒子、3…脱臭剤粒子、4…
担体、5…樹脂皮膜。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吸湿剤粒子と、二酸化ハロゲンを含浸
    させるとともに、外表面を樹脂でコーティングした脱臭
    剤粒子との混合物からなることを特徴とする脱湿脱臭剤
  2. 【請求項2】  前記脱臭剤粒子中の二酸化ハロゲン濃
    度が100〜3000ppmであることを特徴とする請
    求項1に記載の脱湿脱臭剤。
  3. 【請求項3】  前記吸湿剤粒子と脱臭剤粒子の混合比
    が重量比で1:9〜9:1であることを特徴とする請求
    項2に記載の脱湿脱臭剤。
  4. 【請求項4】  前記吸湿剤粒子と脱臭剤粒子の混合物
    中、二酸化ハロゲン濃度が50〜1000ppmである
    ことを特徴とする請求項3に記載の脱湿脱臭剤。
  5. 【請求項5】  脱臭剤粒子のコーティング樹脂に顔料
    およびカーボンブラックの少なくとも1種を含有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の脱湿脱臭剤。
  6. 【請求項6】  前記二酸化ハロゲンが安定化二酸化塩
    素であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれかに記載の脱湿脱臭剤。
JP3013257A 1991-02-04 1991-02-04 脱湿脱臭剤 Pending JPH04247213A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108124916A (zh) * 2017-12-04 2018-06-08 石永明 一种复合型防霉剂
US10500566B2 (en) 2018-03-07 2019-12-10 Faz Too, Llc Desiccant and deodorizing device

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CN108124916A (zh) * 2017-12-04 2018-06-08 石永明 一种复合型防霉剂
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