JPH04240902A - パラボラアンテナにおけるレドーム取付け構造 - Google Patents

パラボラアンテナにおけるレドーム取付け構造

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JPH04240902A
JPH04240902A JP745591A JP745591A JPH04240902A JP H04240902 A JPH04240902 A JP H04240902A JP 745591 A JP745591 A JP 745591A JP 745591 A JP745591 A JP 745591A JP H04240902 A JPH04240902 A JP H04240902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radome
spring member
antenna
skirt
engaging
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP745591A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Ogata
緒方 史明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04240902A publication Critical patent/JPH04240902A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市内ミリ波通信シス
テムに使用されるパラボラアンテナにレドームを取付け
るための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】アンテナ軸がほぼ水平方向を指向する小
口径の軸対称型パラボラアンテナは、野外での移動通信
用等に使用されることが多く、通信の現場で迅速に組み
立て・解体が可能なことが必要である。従来、このタイ
プのアンテナにおいては、アンテナ本体にレドームを取
付けるには、図8に示すように、先ずレドーム2の周縁
に設けられたスカート部2aをアンテナ本体1の外周に
対して前方からはめ込んで位置決めする。図9に示すよ
うに、アンテナ本体1の背面側に突き出したスカート部
2aの複数の分角位置(例えば3か所)に設けられた孔
6に合わせて取付け金具3を当てがい、前記孔を通じて
取付け金具3のねじ孔5にねじ4を螺合してこれを固定
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
各箇所に2本ずつ、合計6本のねじを締める必要があり
、かなりの作業時間を必要とした。又、作業中に金具や
ねじ類を落下する危険性があった。しかも、分解して保
管している間に、これらの金具やねじを紛失する可能性
も大きく、対策が求められていた。
【0004】本発明は、このような従来技術における問
題点を解消し、簡単な構造で迅速にレドームをアンテナ
本体に取付け・取り外しすることができる機構を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、レドームの
外周のスカート部に等分角位置に設けられた係合孔と、
該各係合孔に対応する係合部を有する1本の可撓性を有
するばね部材とによって構成され、前記レドームのスカ
ート部をアンテナ本体の周縁に沿って被せた後、アンテ
ナ本体の背面側に突出した前記係合孔に前記ばね部材の
係合部をスカート部の内側から半径方向に嵌入させ、ば
ね部材の弾性力によってその位置を固定することを特徴
とするパラボラアンテナにおけるレドーム取付け構造に
よって達成される。
【0006】
【作用】レドームを取付けるには、スカート部をアンテ
ナ本体の前面からその周縁に沿って被せ、該スカート部
をアンテナ本体の背面側まで突出させる。そして、ばね
部材を曲率半径を縮小する方向に撓ませて、スカート部
の裏側から挿入し、係合部を係合孔に係合させ、撓み力
を去る。すると、ばね部材は元の半径に戻ろうとしてレ
ドームに対して付勢力を及ぼし、レドームをアンテナ本
体の背面に押圧してその位置に保持する。
【0007】以下、図面に示す好適実施例に基づいて、
本考案を更に詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の第1実施例の全体構成を示
す。レドーム10には、円形をなすアンテナ本体11の
外周に被さるようにその周縁にスカート部12が設けら
れている。このスカート部12には複数(図示の例では
3つ)の長孔13が係合孔として円周に沿って等分角位
置に穿孔されている。
【0009】一方、前記長孔13に対応する箇所に外側
に突出した係合部14を具えた、剛性と可撓性を有する
金属ワイヤによって作製されたばね部材15が準備され
ている。この係合部は、図2に示すように、前記長孔1
3内に嵌合可能な巾寸法wを有する先端部14aと、こ
れに続く長孔13より広い巾を有する段部14bとから
なる。隣合う係合部14の間の領域は、凸面をなすアン
テナ本体10の背面に順じて湾曲している。
【0010】この構造によるレドームの取付けの手順に
ついて説明する。先ずレドーム10をアンテナ本体11
に対して前面から適用し、図3に示すように、そのスカ
ート部12を、ガスケット16を介してアンテナ本体の
縁部のカール部11aに対して係合させて、前記長孔1
3をカール部11aの背後に位置させる。
【0011】次に、ばね部材15を人手によって少し撓
ましてその曲率半径を縮小させた状態でスカート部12
の内側に入り込ませ、各係合部14を対応する長孔13
に挿入して、その先端部14aを長孔13に係合させる
。ばね部材15を撓ませていた力を去ると、ばね部材1
5は自らの弾性回復力によって元の半径まで拡大するよ
うに付勢され、その位置に自己保持される。そして段部
14bによってアンテナ本体11のカール部11aに接
触し、これを背後から支持する。これによって、レドー
ムは安定して所定位置に位置決めされる。これを図3に
示す。
【0012】図4は、本発明の第2実施例を示す。この
例でも3つの係合部14を有するばね部材15が使用さ
れているが、中央位置の係合部14に相当する軸支部1
4’が図5に示すような形状の押さえ板17によって、
レドーム10のスカート部12に対して軸回転は可能で
あるが、その位置が移動しないように保持されている。
【0013】レドーム10がアンテナ本体11から取り
外されている時にも、このばね部材15は、軸支部14
’によってレドーム10と一体化されているので、紛失
することは皆無となる。アンテナ本体11への取付け方
法は、第1実施例の場合と実質的に同じであり、両側の
二つの係合部14をレドームのスカート部12の対応す
る長孔13に係合させることによって行われる。
【0014】図6は、本発明を、縁を切りっぱなしにし
てカール部11aを形成していないアンテナ本体11に
適用する場合の変形例について示す。(b)に示すよう
に、レドームの長孔13の位置は前述の例に比してスカ
ート部12の奥行き側に設けられ、ばね部材の段部14
bがアンテナ本体10の背面に直接接触し得るようにし
ている。
【0015】(a)に示すように、ばね部材の中央の軸
支部14’はやはり急角度にアンテナ本体の背面側に湾
曲して、これに直接接触するように構成されている。な
お、以上の例においては、ばね部材の係合部14の先端
部14aと段部14bとは階段状に形成されているが、
製作を容易になすために図7(a),(b)に示すよう
になだらかなテーパー状等に形成することも可能である
【0016】図7(b)の係合部の形状の場合、レドー
ム10の係合孔13を円形に作製することも可能である
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、従来は複数箇所をねじ
止めによってアンテナ本体に固定して取付けていたレド
ームを、ねじを使用することなしに、一つのばね部材を
レドームの係合孔に係合させて、該ばね部材の弾性力に
よって位置決め・保持することにより、組み立て時間及
び工数の大幅に削減可能とした。更に、レドームがアン
テナ本体から取り外された状態でも、常にばね部材を付
属させておくことが可能になり、紛失等のトラブルによ
って組み立て現場で作業に支障を来す事故が皆無となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す(a)背
面図と(b)側面図である。
【図2】同じく第1実施例におけるばね部材の係合部の
詳細図である。
【図3】同じく第1実施例における組み立てられたレド
ームとアンテナ本体の位置関係を示す係合箇所の拡大側
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の全体構成を示す(a)背
面図と(b)側面図である。
【図5】同じく第2実施例の軸支部の詳細を示す斜視図
である。
【図6】本発明の第3実施例における(a)軸支部の側
断面図と(b)係止箇所の側断面図である。
【図7】(a),(b)はばね部材の係合部の別の形状
を示す平面図である。
【図8】従来のレドーム取付け構造の全体構成を示す(
a)背面図と(b)側面図である。
【図9】同じく取付け部の詳細を示す側断面図である。
【符号の説明】
10…レドーム 11…アンテナ本体 11a…カール部 12…スカート部 13…長孔、係合孔 14…係合部 14’…軸支部 14a…先端部 14b…段部 15…ばね部材 16…ガスケット 17…押さえ板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レドーム(10)の外周のスカート部
    (12)に等分角位置に設けられた係合孔(13)と、
    該各係合孔(13)に対応する係合部(14)を有する
    1本の可撓性を有するばね部材(15)とによって構成
    され、前記レドーム(10)のスカート部(12)をア
    ンテナ本体(11)の周縁に沿って被せた後、アンテナ
    本体(11)の背面側に突出した前記長孔(13)に前
    記ばね部材(15)の係合部(14)をスカート部(1
    2)の内側から半径方向に嵌入させ、ばね部材の弾性力
    によってその位置を固定することを特徴とするパラボラ
    アンテナにおけるレドーム取付け構造。
  2. 【請求項2】  前記ばね部材(15)の係合部(14
    )の一つが、レドーム(10)のスカート部(12)に
    位置を固定された軸支部(14’)を構成している請求
    項1に記載の構造。
  3. 【請求項3】  前記係合部(14)が、前記係合孔(
    13)よりも巾の狭い先端部(14a)とそれに続く巾
    の広い段部(14b)とで構成されている請求項1又は
    2に記載の構造。
JP745591A 1991-01-25 1991-01-25 パラボラアンテナにおけるレドーム取付け構造 Withdrawn JPH04240902A (ja)

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JP745591A JPH04240902A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 パラボラアンテナにおけるレドーム取付け構造

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JPH04240902A true JPH04240902A (ja) 1992-08-28

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JP745591A Withdrawn JPH04240902A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 パラボラアンテナにおけるレドーム取付け構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034237A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Toyota Central R&D Labs Inc アンテナカバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034237A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Toyota Central R&D Labs Inc アンテナカバー
US9110162B2 (en) 2010-07-30 2015-08-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Antenna cover

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