JP3875893B2 - 部品ユニット及びこれを用いた部品取付構造 - Google Patents

部品ユニット及びこれを用いた部品取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品ユニット及びこの部品ユニットを用いた部品取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、オーディオ装置等の各種電気製品においては、パネル前面側に採光板が露出し、この採光板が内部の光源からの光を伝達する部品取付構造が一般に採用されている。この構成では、パネルとシールド板との間で、化粧パネル及び採光板を挟み込むが、パネルとシールド板とは、お互いが別途の固定部品により取付固定され、この状態で化粧パネル及び採光板をパネルとシールド板の間で挟み込む構成が一般的である。なお、別途の固定部品によらずに、採光板によってパネルとシールド板との間の取付固定を行う場合もある。
【0003】
ここで、図9に採光板120を用いた部品ユニット100及び部品取付構造101の一例を示す。この図に示す構成では、パネル102には、所定の径の孔部103が形成されていて、この孔部103の周縁にはリブ104が立設されている。そして、孔部103に化粧パネル110が差し込まれる。化粧パネル110は、図9に示すように小径部111及び大径部112から形成されている。小径部111は孔部103に差し込まれる部分であり、その径寸法は孔部103に小径部111が隙間なく嵌め込まれる大きさを有している。
【0004】
また、大径部112と小径部111との境界面は、規制段部113となっている。この規制段部113は、リブ104に当接して、該化粧パネル110がパネル102から突出しすぎるのを防止するものである。また、化粧パネル110の径方向内部には、採光板120を差し込むための貫通孔114が、該化粧パネル110を貫くように形成されている。さらに、大径部112の径方向内部は、貫通孔114よりも大径となる嵌め込み孔115が形成されている。この嵌め込み孔115と貫通孔114との境界面は、移動規制部116となっていて、採光板120の化粧パネル110内部における軸方向移動を規制するものである。
【0005】
採光板120も、化粧パネル110と同様に小径部121と大径部122から構成される。このうち、小径部121は貫通孔114に差し込まれる部分であり、その径寸法はこの貫通孔114へ小径部121が隙間なく嵌め込まれる大きさを有している。また、小径部121と大径部122の間の境界面は、上述の移動規制部116に当接する受け部123となっている。また、この採光板120には、これを貫くように挿通孔124が形成されている。
【0006】
そして、パネル102と化粧パネル110とは、リブ104及び規制段部113で当接する。また、化粧パネル110と採光板120は、移動規制部116及び受け部123で当接する。さらに、採光板120とシールド板130とが当接して、化粧パネル110及び採光板120がパネル102とシールド板130との間で挟持される構成となる。なお、採光板120のみならず、採光板120と化粧パネル110とが共にシールド板130に当接する構成としても良い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のように化粧パネル110と採光板120とを重ね合わせ、これらをパネル102とシールド板130との間に挟み込んで固定する場合、化粧パネル110と採光板120が夫々有している寸法公差が厚み方向で重ね合わされてしまい、寸法精度が悪くなる、という問題を有する。
【0008】
化粧パネル110と採光板120との間の寸法精度が落ちると、図9に示した重ね合わされた化粧パネル110及び採光板120と、これらと同様にパネル102とシールド板130とで挟み込んで固定される他の部品ユニットとの間(例えば、他のタイプの化粧パネル及び採光板等)で、厚み方向の寸法差が生じる。それにより、他の部品ユニットよりも厚さが薄くなっている部品ユニット100の固定が不十分となり、部品ユニット100に位置ずれが発生したり、ガタによる異音が生じる、という問題も生じる。
【0009】
また、このような不具合を解消するために、化粧パネル110と採光板120とを直接ビス止めしたり、接着や溶着等で固定する等の対策が為される場合もある。しかし、この場合には組み付け工数の増加、ビス等の部品点数増加を招き、コストが増加してしまう、という問題が生じるものとなる。
【0010】
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、厚み方向で重ね合わされた場合でも、寸法公差が積み重ねられずに良好な寸法精度となる部品ユニット及びこの部品ユニットを用いた部品取付構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は部品ユニットの発明であり、光を伝達するための採光板と、パネルに設けられた孔部への該採光板の取り付けをガイドするためにこの採光板に重ねられて配置される化粧パネルと、を備える部品ユニットにおいて、化粧パネルに設けられ、パネルへの取り付けに際して該パネルへ当接する第1のパネル側当接部と、採光板に設けられ、パネルへの取り付けに際して該パネルへ当接する第2のパネル側当接部と、化粧パネルに設けられた採光板に対向する第1の対向部と、採光板に設けられた化粧パネルに対向する第2の対向部と、を具備し、第1のパネル側当接部及び第2のパネル側当接部が共にパネルに当接した状態でパネルに取り付けられるに際して、第1の対向部と第2の対向部との間に隙間部が形成され、この隙間部の存在によって化粧パネルと採光板とが互いに厚み方向で干渉しない構成となっているものである。
【0012】
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、化粧パネル及び採光板がパネルへ取り付けられた状態において、化粧パネルのうちパネルと当接している側とは反対側にはシールド板に当接する第1のシールド板側当接部が設けられると共に、採光板のうちパネルと当接している側とは反対側にはシールド板に当接する第2のシールド板側当接部が設けられているものである。
【0013】
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、化粧パネルは、厚み方向に連なると共に異なる断面形状を有する第1の基体部と第2の基体部とを有していると共に、これら第1の基体部と第2の基体部の境界部分に第1のパネル側当接部が設けられていて、このうち第1の基体部はパネルの孔部に差し込まれると共に、第1のパネル側当接部は該第1の基体部が孔部に差し込まれた場合にパネルのうち孔部の縁部に当接することとしたものである。
【0014】
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、第2の基体部には、第1の対向部が設けられていて、さらに、化粧パネルに設けられ、第1の対向部から第1の基体部とは反対側に向かって突出して設けられた所定長リブと、化粧パネルに設けられ、所定長リブの間の間隙に存する切欠き部と、採光板に設けられ、第2の対向部から切欠き部を通過して外方に延出すると共に、この切欠き部を通過した外方側においてパネルに当接する第2のパネル側当接部を有する延出部と、を具備するものである。
【0015】
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、化粧パネルには、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていると共に、採光板には、この貫通孔に挿通される挿通部と、該挿通部とは異なる断面形状に形成され第2の対向部を含み、かつ該第2の対向部の反対側に第2のシールド板側当接部を有するプレート部と、が設けられているものである。
【0016】
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、パネルと、化粧パネル及び採光板の少なくとも一方とによって、これら化粧パネル及び採光板がパネルに対して回転するのを防止する回転止め機構が構成されているものである。
【0017】
さらに、他の発明は、上述の部品ユニットの各発明を用いた部品取付構造の発明であり、化粧パネルと採光板を備える部品ユニットと、孔部が設けられていると共に化粧パネル及び採光板のいずれとも当接した状態で孔部を介してこの部品ユニットが取り付けられるパネルと、化粧パネル及び採光板のいずれとも当接した状態でパネルとの間で部品ユニットを挟み込むシールド板と、を具備するものである。
【0018】
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、パネルには、第1のパネル側当接部及び第2のパネル側当接部が当接する部分にリブ構造が形成されているものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図8に基づいて説明する。なお、最初に第1の実施の形態について、図1から図5を参照しながら説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態の部品ユニット10、及びこの部品ユニット10が用いられて構成される部品取付構造11の構成を示す斜視図である。本実施の形態の部品ユニット10は、例えばパネル20の前面に存する各種部材(例えば回転式の操作ダイヤル等)の照明等に用いられるものである。具体的な適用例としては、カーオーディオ、ホームオーディオ等のオーディオビジュアル機器、携帯電話、固定電話やトランシーバ等の通信機器、その他の電子応用機器等が挙げられる。しかしながら、これらの機器以外にも、本発明は適用可能である。
【0021】
パネル20には、所定の径の孔部21が形成されている。この孔部21は、後述する化粧パネル30を挿通させる部分であり、その周縁には後述するリブ構造22の一部である円形リブ24が立設されている。また、パネル20にはリブ構造22が一体的に設けられている。本実施の形態では、リブ構造22は、図1に示すように、円形リブ24を中心として180度対称な位置に設けられる2つの三角リブ23と、1つの円形リブ24とから構成されている。これら2つの三角リブ23と1つの円形リブ24とは、面一となるように、同一高さに形成されている。
【0022】
このうち、各三角リブ23は、図1に示すように、所定の幅を有した壁面が、円形リブ24から外径側に向かって延伸していると共に、該三角リブ23の頂角部からは、角度を変えて再び円形リブ24に向かうように延伸している。そして、この三角リブ23が、円形リブ24の中心を挟んで対称となる位置に、一対設けられている。なお、本実施の形態では、三角リブ23の頂角部の角度は、略90度となっている。また、円形リブ24も、三角リブ23と同様に所定の幅を有した壁面が、その全周に亘って円形を描くように形成されている。
【0023】
この円形リブ24によって囲まれた孔部21に、化粧パネル30が差し込まれる。化粧パネル30は、図1に示すように、第1の基体部としての小径部31と、第2の基体部としての大径部32の二段から構成されている。このうち、小径部31は、図1に示すように、その外周壁面が孔部21の径よりわずかに小さく形成されていて、孔部21への差し込みを良好に行えるように構成されている。また、大径部32は、小径部31よりも径寸法が大きく形成されている。このため、大径部32のうち、小径部31との境界部分であってパネル20と対向する部位は、境界面としての、円形リブ24の壁面に当接支持される、第1のパネル側当接部としての支持段部33となっている。
【0024】
図1及び図4に示すように、大径部32は、支持段部33を有すると共に後述する採光板40の対向面と対向する、第1の対向部としての円形リング状部34と、この円形リング状部34が為す平面から小径部31とは反対方向に向かって立設されている、所定長リブとしての周壁リブ35とを有している。このうち、周壁リブ35は、円形リング状部34の外縁側に設けられていて、その外周壁面が円形リング状部34と面一を為すように形成されている。
【0025】
また、周壁リブ35は、図1に示すように、所定の幅を有した壁面が、円形リング状部34の周方向に沿って所定の長さだけ、小径部31から離間する方向に突出形成されている。そして、この周壁リブ35の突出側端部は、シールド板50に当接する、第1のシールド板側当接部としての当接支持部36(図1で化粧パネル30に描いた斜線部)となっている。
【0026】
なお、本実施の形態における周壁リブ35は、図1及び図3に示すように、円周方向のうち略90度の角度範囲に亘って設けられていると共に、該大径部32の径方向の中心を挟んで対向するように一対設けられている。すなわち、円形リング状部34の外周縁部を略90度ごとに4分割し、そのうち対角方向の2つの円弧部分に周壁リブ35が設けられる。
【0027】
また、円形リング状部34から小径部31に向かい、この小径部31を貫く貫通孔37が形成されている。この貫通孔37は、後述する採光板40の円筒状部41が差し込まれるものである。
【0028】
図1及び図5に示すように、大径部32であって、周壁リブ35と同一周方向のうち、該周壁リブ35が存しない部分は、切欠き部38となっている。この切欠き部38は、後述する採光板40の延出部47を外径側に逃がすためのものである。すなわち、この切欠き部38も円周方向のうち略90度の角度範囲に亘って設けられていると共に、大径部32の径方向の中心を挟んで対向するように一対設けられている。
【0029】
この化粧パネル30が孔部21に差し込まれた状態で、採光板40が取り付けられる。採光板40は、図1に示すように、挿通部として機能する円筒状部41と、プレート部42とから構成されている。このうち、円筒状部41は、化粧パネル30の貫通孔37に差し込まれる部分であり、かかる差し込みを為すために円筒状部41の外径は貫通孔37の直径よりわずかに小さくなるように形成されている。また、円筒状部41の内径側には、この採光板40を貫く挿通孔43が形成されている。この挿通孔43には、位置決め部材等、各種部材が位置することを可能としている。なお、特に必要がない場合には、挿通孔43は形成しなくても良い。
【0030】
また、図1及び図2に示すように、円筒状部41の各図の上端側に位置するプレート部42は、各図においてその上面であるシールド板50と対向する面(図1で採光板40に描画された斜線部分)が、該シールド板50に当接する、第2のシールド板側当接部としてのシールド板当接面44となっている。
【0031】
このプレート部42には、リブ係合部45が設けられている。リブ係合部45は、上述の周壁リブ35の内径側に位置させると共に、この周壁リブ35の内周部分に倣うように形成された部分である。なお、このリブ係合部45は、略90度の角度範囲に亘って形成されている周壁リブ35に対応した周長を有するように形成されている。
【0032】
なお、リブ係合部45と円筒状部41の間には、第1の対向部としての円形リング状部34と対向すると共にプレート部42の一部を為す、第2の対向部としての環状フランジ部46が存する。そして、パネル20に対して化粧パネル30と採光板40を取り付けた場合には、これら円形リング状部34と環状フランジ部46とが互いに当接せずに、図4及び図5に示すように隙間部12が形成される構成となる。なお、図4は、図1に示されている、折れ曲がり線であるA線を含む平面で部品取付構造11を切断したときの半断面図であり、また図5は、図1に示されている、折れ曲がり線であるB線を含む平面で部品取付構造を切断したときの半断面図である。
【0033】
また、図1、図2及び図5に示すように、プレート部42には、一対の延出部47が設けられている。延出部47は、リブ係合部45よりも外径側に向かって延伸している部分である。すなわち、この延出部47は、孔部21に嵌め込まれた化粧パネル30のうち、一対の切欠き部38から径方向外方に向かって延伸する部分である。そして切欠き部38から延伸した延出部47は、パネル20から突出形成されている三角リブ23の各図で示す上面に当接するように設けられている。
【0034】
ここで、図1、図5に示すように、かかる延出部47と三角リブ23との間の当接を良好にするために、延出部47からパネル20側に向かって、第2のパネル側当接部としてのリブ当接部48が突出形成されている。なお、図1の手前側のリブ当接部48は、その奥側の構造が良く分かるように、一部破断面として図示している。
【0035】
リブ当接部48は、その突出端部側が平面となるように形成されていて、このリブ当接部48の突出端部側が三角リブ23に対して面状に当接する構成となっている。また、延出部47のリブ当接部48が三角リブ23へ当接する場合、プレート部42は円形リング状部34に対して非接触の状態となる。そして、プレート部42の上面(シールド板50と対向する面)は、シールド板50と面接触する状態となる(図5参照)。
【0036】
なお、図1に示すように、この採光板40及び化粧パネル30に当接するシールド板50は、平板状部材である。また、シールド板50は、採光板40に導光された光が、シールド板50側から出力されて漏れるのを防止するものとなっている。なお、採光板40のプレート部42の上面に凹凸が形成されている場合、その凹凸形状に対応してシールド板50にも適宜凹凸形状を形成し、両者が良好に嵌合する状態とするのが好ましい。
【0037】
また、シールド板50の裏面に光源が有り、採光板40に光を導く場合もある。この場合、採光板40の環状フランジ部46を凸形状で突出させ(一部分のみ)、これと共にシールド板50にはこの凸形状より少し大きな孔を開け、この孔を介して凸形状をシールド板50の裏側に突出させる。それによって、突出している凸形状の部分から光を導き、採光板40を光らせることも可能である。
【0038】
以上のような構成を有する部品ユニット10及びこの部品ユニット10を用いた部品取付構造11の作用について、以下に説明する。部品ユニット10をパネル20に取り付けるに際しては、まず化粧パネル30の小径部31をパネル20の孔部21に差し込んで、支持段部33を円形リブ24上に載置させる。その後に、採光板40を化粧パネル30に対して重ねるようにする。採光板40を重ねる場合には、図5に示すように延出部47が切欠き部38に位置するように配置し、該延出部47が切欠き部38を通過して延伸した状態とする。
【0039】
これと共に、採光板40のリブ当接部48が三角リブ23と面接触するように、化粧パネル30と採光板40とを回転させて、回転方向の位置調整を行う。この後に、パネル20に対するシールド板50の取付固定を、別途の固定部材(不図示)を用いて行う。このシールド板50の取付固定により、化粧パネル30と採光板40は、パネル20とシールド板50との間で挟持される状態となる。この場合、シールド板50は、化粧パネル30及び採光板40の双方と当接する状態となる。
【0040】
ここで、図4及び図5に示すように、化粧パネル30と採光板40との回転方向の位置調整が為され、リブ当接部48が三角リブ23と面接触している状態においては、採光板40のプレート部42は、化粧パネル30の円形リング状部34に対して隙間部12を有していて、非接触の状態となっている。すなわち、化粧パネル30と採光板40とはお互いに厚み方向において干渉することがなく、夫々独立にパネル20とシールド板50との間に介在する構成となる。
【0041】
具体的には、化粧パネル30は、パネル20の円形リブ24及びシールド板50と、夫々支持段部33及び当接支持部36で接触する構成となる。また、採光板40は、パネル20の三角リブ23及びシールド板50と、夫々リブ当接部48及びシールド板当接面44で接触する構成となる。
【0042】
以上のような構成を有する部品ユニット10及びこの部品ユニット10を用いた部品取付構造11によれば、化粧パネル30及び採光板40のいずれも、パネル20及びシールド板50に対して、互いに干渉せずに隙間部12を有する構成であり、しかも夫々が独立にパネル20及びシールド板50に接触する構成となっている。このため、従来のように化粧パネル30と採光板40とが接触した状態で積み重ねられた構成とはならず、従って互いの寸法公差が積み重ねられる構成とはならない。
【0043】
具体的には、化粧パネル30では、支持段部33がパネル20(円形リブ24)と当接すると共に、当接支持部36がシールド板50と当接している。また、採光板40では、リブ当接部48がパネル20(三角リブ23)と当接すると共に、シールド板当接面44がシールド板50と当接している。それにより、化粧パネル30と採光板40とが、夫々独立にパネル20及びシールド板50に当接する構成となっている。
【0044】
しかも、円形リング状部34と環状フランジ部46とが、隙間部12を有して対向している構成となっている。それによって、化粧パネル30と採光板40とが、夫々独立にパネル20及びシールド板50に当接した場合に、隙間部12が形成されて、実際に化粧パネル30と採光板40とが干渉しない構成となる。
【0045】
よって、化粧パネル30及び採光板40は、この寸法公差が積み重ねられずに単独の寸法公差を夫々有した状態で当接する。それによって、寸法公差が積み重ねられることにより生じる、寸法精度の悪化や、この寸法精度の悪化によって引き起こされる、パネル20とシールド板50との間の固定が不十分となって該部品ユニット10に位置ずれが生じたり、ガタによる異音が生じるのを防ぐことが可能となる。
【0046】
また、位置ずれやガタによる異音を解消するために、化粧パネル30と採光板40とを直接ビス止めする等の特別な加工を行わなくても良い。それによって、組み付け工数の増加を防ぐことができると共に、ビス等の部品点数の増加を抑えることができる。それにより、化粧パネル30と採光板40の取付固定のためにコストが増加するのを抑えることができる。さらに、採光板40を2方向に伸ばし、延出部47を2つ設けているので、この延出部47の全面がシールド板50に当接することとなり、安定した固定を得ることができる。
【0047】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図6から図8を参照しながら説明する。なお、先に示した第1の実施の形態における部材や部分と同一部材、同一部分には、同一符号を付して説明する。
【0048】
上述の第1の実施の形態で説明した部品ユニット10の各部材に変形を加えて、図6から図8に示すような構成としている。このうち、図7に示す構成では、化粧パネル30Aの円形リング状部34から径方向外方に向かい、突出片60が延伸している。この突出片60は、周壁リブ35の一部を切り欠いた隙間部61から、円形リング状部34と略面一となるように外径側に向かって延伸している。また、この突出片60には、該突出片60の延伸側端部から内径側に向かい略U字状に切り欠かれた切り欠き62が形成されている。
【0049】
また、図6に示す構成では、採光板40Aのプレート部42のうち、リブ係合部45にも、外径側に向かう突出片70が延伸している。この突出片70は、上述の突出片70と同様の形状に形成されており、この突出片70はプレート部42のうちリブ係合部45から外径側に向かうように形成されている。さらに、この突出片70にも、突出片60と同様に、突出片70の延伸側端部から内径側に向かって略U字状に切り欠かれた切り欠き71が形成されている。
【0050】
また、これら化粧パネル30Aと採光板40Aとを重ねた場合に、突出片60,70が隙間(隙間部12に相当する隙間)を有して重ねられると共に、切り欠き62,71の切り欠き形状が互いに連通するように配置されている。また、第2の実施の形態では、延出部47のリブ当接部48Aがパネル20のリブではなく、パネル20の平面部に当接する。このため、リブ当接部48Aは、第1の実施の形態のリブ当接部48に比べ、パネル20側に突出した長さがより長くなっている。
【0051】
突出片60,70の切り欠き62,71に対応させて、パネル20に図8に示すようなボス80を形成する。このボス80は、切り欠き62,71を挿通することが可能な大きさの径を有するピン形状に形成されていて、しかもパネル20に化粧パネル30と採光板40とが重ねられた場合に、切り欠き62,71を共に挿通することが可能な長さに形成されている。
【0052】
そして、このボス80が切り欠き62,71を挿通させることにより、化粧パネル30と採光板40が回転するのを防止することができる。すなわち、突出片60,70の切り欠き62,71とボス80とによって、該化粧パネル30と採光板40のパネル20に対する取付位置が位置決めされると共に、化粧パネル30と採光板40の回転止め機構が構成される。
【0053】
この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、隙間部12が形成されるため、先の第1の実施の形態と同様な効果を有する。加えて、ボス80と切り欠き62,71の採用によって、位置決め及び回り止めの精度がさらに向上する。
【0054】
以上、本発明の各実施の形態の部品ユニット10と、部品取付構造11の公的な実施例を説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施可能である。例えば、上述の実施の形態では、リブ構造22には三角リブ23が存するとして説明したが、三角リブ23は所定の幅を有する壁面形状には限られず、例えば所定の面積を有する面形状としても良い。また、第2の実施の形態のように、リブ自体を設けないようにしても良い。さらに、リブ当接部48をL状とするのではなく、円弧状等、他の形状としても良い。同様に、延出部47も三角状ではなく、他の形状を採用することができる。
【0055】
さらに、パネル20の前面側は、操作性や視認性向上のために傾斜して設けられることが多い。このことから、化粧パネル30,30Aと採光板40,40Aとは、パネル20の傾斜に合わせて、パネル20の取付側とシールド板50の取付側とが、所定の傾斜角度を為すように傾斜する構成とするのが好ましい。
【0056】
また、化粧パネル30,30Aや採光板40,40Aは、上述のように円形(円筒)を基本にする場合には限られず、例えば多角形(角筒)を基本にする場合であっても良い。さらには、化粧パネル30,30Aは、小径部31及び大径部32の二段からなる場合には限られず、何段からなるものであっても良い。また、採光板40,40Aも同様に、円筒状部41及びプレート部42の略二段からなる場合には限られず、何段からなるものであっても良い。
【0057】
さらに、例えばパネル20やシールド板50のうち、化粧パネル30,30A及び採光板40,40Aが当接する部分の形状を、種々変更し、それに合わせて化粧パネル30,30Aや採光板40,40Aの形状をも種々変更することも可能である。また、シールド板50との間に、他の当接部材を介在させたり、シールド板50の代わりに他の当接部材を配置したりすること等により、例えば化粧パネル30,30Aと採光板40,40Aとが共にパネル20とのみ直接当接すると共に、その反対側がシールド板50ではなく該当接部材と当接するようにしても良い。
【0058】
また、パネル20のリブ構造22は、化粧パネル30,30A及び採光板40,40Aと良好に当接するものであれば、どのような形状でも良く、更には化粧パネル30,30A及び採光板40,40Aとパネル20とが良好に当接するものであれば、リブ構造22は省略しても良い。また、第2の実施の形態において、突出片60,70のいずれか一方を設けないようにしても良いが、その場合であって、例えばボス80がパネル20に形成される場合は、突出片60のみを設けるのが好ましい。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、隙間部の存在により、化粧パネルと採光板とが、互いに干渉しない状態で夫々独立に積み重ねられる。このため、従来のように化粧パネルと採光板とが接触した状態で積み重ねられず、互いの寸法公差が積み重ねられることがなく、寸法精度を良好な状態に保てる。また、寸法精度が良好に保たれても、従来のように、組み付け工数の増加や、部品点数の増加を招くことがなく、コストの増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る部品ユニット及び部品取付構造の取り付けの様子を示す分解斜視図である。
【図2】図1の部品ユニット及び部品取付構造のうち、採光板の平面形状を示す図である。
【図3】図1の部品ユニット及び部品取付構造のうち、化粧パネルの平面形状を示す図である。
【図4】図1の部品ユニット及び部品取付構造のうち、パネルとシールド板の間で化粧パネル及び採光板が挟持される状態を示す図であり、折れ曲がり線であるA線を含む平面で、組み付け時の部品取付構造を切断したときの側断面図である。
【図5】図1の部品ユニット及び部品取付構造のうち、パネルとシールド板の間で化粧パネル及び採光板が挟持される状態を示す図であり、折れ曲がり線であるB線を含む平面で、組み付け時の部品取付構造を切断したときの側断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る部品ユニット及び部品取付構造に使用される採光板であり、切り欠きが形成された突出片を有する採光板の形状を示す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る部品ユニット及び部品取付構造に使用される化粧パネルであり、切り欠きが形成された突出片を有する化粧パネルの形状を示す平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る部品ユニット及び部品取付構造に使用されるパネルであり、ボスが形成されたパネルの形状を示す平面図である。
【図9】従来の部品ユニット及び部品取付構造の取り付けの様子を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10…部品ユニット
11…部品取付構造
12…隙間部
20…パネル
21…孔部
22…リブ構造
23…三角リブ
24…円形リブ
30…化粧パネル
31…小径部(第1の基体部)
32…大径部(第2の基体部)
33…支持段部(第1のパネル側当接部)
34…円形リング状部(第1の対向部)
35…周壁リブ(所定長リブ)
36…当接支持部(第1のシールド板側当接部)
38…切欠き部
40…採光板
41…円筒状部(挿通部)
42…プレート部
44…シールド板当接面(第2のシールド板当接部)
45…リブ係合部
46…環状フランジ部(第2の対向部)
47…延出部
48…リブ当接部(第2のパネル側当接部)
50…シールド板
60,70…突出片(回転止め機構の一部)
62,71…切り欠き(回転止め機構の一部)
80…ボス(回転止め機構の一部)

Claims (8)

  1. 光を伝達するための採光板と、パネルに設けられた孔部への該採光板の取り付けをガイドするためにこの採光板に重ねられて配置される化粧パネルと、を備える部品ユニットにおいて、
    上記化粧パネルに設けられ、上記パネルへの取り付けに際して該パネルへ当接する第1のパネル側当接部と、
    上記採光板に設けられ、上記パネルへの取り付けに際して該パネルへ当接する第2のパネル側当接部と、
    上記化粧パネルに設けられた上記採光板に対向する第1の対向部と、
    上記採光板に設けられた上記化粧パネルに対向する第2の対向部と、
    を具備し、上記第1のパネル側当接部及び上記第2のパネル側当接部が共に上記パネルに当接した状態で上記パネルに取り付けられるに際して、上記第1の対向部と上記第2の対向部との間に隙間部が形成され、この隙間部の存在によって上記化粧パネルと上記採光板とが互いに厚み方向で干渉しない構成となっていることを特徴とする部品ユニット。
  2. 前記化粧パネル及び前記採光板が前記パネルへ取り付けられた状態において、前記化粧パネルのうち前記パネルと当接している側とは反対側にはシールド板に当接する第1のシールド板側当接部が設けられると共に、前記採光板のうち前記パネルと当接している側とは反対側にはシールド板に当接する第2のシールド板側当接部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の部品ユニット。
  3. 前記化粧パネルは、厚み方向に連なると共に異なる断面形状を有する第1の基体部と第2の基体部とを有していると共に、これら第1の基体部と第2の基体部の境界部分に第1のパネル側当接部が設けられていて、このうち上記第1の基体部は前記パネルの前記孔部に差し込まれると共に、上記第1のパネル側当接部は該第1の基体部が前記孔部に差し込まれた場合に前記パネルのうち前記孔部の縁部に当接することを特徴とする請求項1又は2記載の部品ユニット。
  4. 前記第2の基体部には、前記第1の対向部が設けられていて、さらに、
    前記化粧パネルに設けられ、前記第1の対向部から前記第1の基体部とは反対側に向かって突出して設けられると共に、その突出側端部が第1のシールド板側当接部となっている所定長リブと、
    前記化粧パネルに設けられ、上記所定長リブの間の間隙に存する切欠き部と、
    前記採光板に設けられ、前記第2の対向部から上記切欠き部を通過して外方に延出すると共に、この切欠き部を通過した外方側において前記パネルに当接する前記第2のパネル側当接部を有する延出部と、
    を具備することを特徴とする請求項3記載の部品ユニット。
  5. 前記化粧パネルには、厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていると共に、前記採光板には、この貫通孔に挿通される挿通部と、該挿通部とは異なる断面形状に形成され前記第2の対向部を含み、かつ該第2の対向部の反対側に前記第2のシールド板側当接部を有するプレート部と、が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の部品ユニット。
  6. 前記パネルと、前記化粧パネル及び前記採光板の少なくとも一方とによって、これら化粧パネル及び採光板が前記パネルに対して回転するのを防止する回転止め機構が構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の部品ユニット。
  7. 請求項1から7のいずれか1項に記載の前記化粧パネルと前記採光板を備える部品ユニットと、孔部が設けられていると共に前記化粧パネル及び前記採光板のいずれとも当接した状態で上記孔部を介してこの部品ユニットが取り付けられるパネルと、前記化粧パネル及び前記採光板のいずれとも当接した状態で前記パネルとの間で前記部品ユニットを挟み込むシールド板と、を具備することを特徴とする部品ユニットを用いた部品取付構造。
  8. 前記パネルには、前記第1のパネル側当接部及び前記第2のパネル側当接部が当接する部分にリブ構造が形成されていることを特徴とする請求項7記載の部品ユニットを用いた部品取付構造。
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