JPH04229442A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH04229442A JPH04229442A JP2407731A JP40773190A JPH04229442A JP H04229442 A JPH04229442 A JP H04229442A JP 2407731 A JP2407731 A JP 2407731A JP 40773190 A JP40773190 A JP 40773190A JP H04229442 A JPH04229442 A JP H04229442A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 14
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルオーディオ
テープレコーダやビデオテープレコーダなど、磁気テー
プを傾斜したシリンダに螺旋状に巻き付け、磁気テープ
の長手方向に対し傾いたトラック上に情報を記録し、ま
たはこのように記録された情報を再生する、いわゆるヘ
リカルスキャン方式の磁気記録再生装置に関するもので
あり、さらに詳しくは、そのテープテンションコントロ
ール機構に関するものである。
テープレコーダやビデオテープレコーダなど、磁気テー
プを傾斜したシリンダに螺旋状に巻き付け、磁気テープ
の長手方向に対し傾いたトラック上に情報を記録し、ま
たはこのように記録された情報を再生する、いわゆるヘ
リカルスキャン方式の磁気記録再生装置に関するもので
あり、さらに詳しくは、そのテープテンションコントロ
ール機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置は小型軽量化が
ますます進み、それに応じて、そのメカニズムの小型化
が求められている。そのために磁気テープの走行経路を
小型化しようとする考案がいくつかなされている。
ますます進み、それに応じて、そのメカニズムの小型化
が求められている。そのために磁気テープの走行経路を
小型化しようとする考案がいくつかなされている。
【０００３】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の磁気記録再生装置の一例について説明する。
の磁気記録再生装置の一例について説明する。
【０００４】図３は従来の磁気記録再生装置の平面図で
あり、図４は従来の磁気記録再生装置の側面図である。
あり、図４は従来の磁気記録再生装置の側面図である。
【０００５】図３，図４において、シリンダユニット１
は、外周部に磁気テープの走行を規制するリードが設け
られた固定シリンダ３と、固定シリンダ３に同軸でかつ
回転可能に取り付けられた回転シリンダ２とから構成さ
れている。また、このシリンダユニット１は、固定シリ
ンダ３に設けられた取り付け部により、メカニズム基板
２０に傾斜して取り付けられている。
は、外周部に磁気テープの走行を規制するリードが設け
られた固定シリンダ３と、固定シリンダ３に同軸でかつ
回転可能に取り付けられた回転シリンダ２とから構成さ
れている。また、このシリンダユニット１は、固定シリ
ンダ３に設けられた取り付け部により、メカニズム基板
２０に傾斜して取り付けられている。
【０００６】ローディングベース１７，１８に植立され
たローディングポスト１０，１１，および傾斜ポスト１
５，１６は、磁気テープ１２をシリンダユニット１に所
定の角度巻き付けるためのもので、往復スライダリンク
列２１，２２の動作にともない、磁気テープ１２を収納
したテープカセット１９のマウス部１９ａからこの磁気
テープ１２を引き出し、ガイド部材６，７に取り付けら
れたストッパ８，９により規制される所定の位置まで移
動する。
たローディングポスト１０，１１，および傾斜ポスト１
５，１６は、磁気テープ１２をシリンダユニット１に所
定の角度巻き付けるためのもので、往復スライダリンク
列２１，２２の動作にともない、磁気テープ１２を収納
したテープカセット１９のマウス部１９ａからこの磁気
テープ１２を引き出し、ガイド部材６，７に取り付けら
れたストッパ８，９により規制される所定の位置まで移
動する。
【０００７】ガイド部材６，７は、ローディングポスト
１０，１１のローディング途中における経路を規制する
ためのものであり、ローディングポスト１０，１１はガ
イド溝部６ａ，７ａに沿って移動する。
１０，１１のローディング途中における経路を規制する
ためのものであり、ローディングポスト１０，１１はガ
イド溝部６ａ，７ａに沿って移動する。
【０００８】ここで、従来より、ヘリカルスキャン方式
の磁気記録再生装置においては、巻取り側ガイド部材７
はテープカセット１９の基準面に対し平行に形成される
のに対し、供給側ガイド部材６は図３，図４に示すよう
にテープカセット１９の基準面に対し傾けて配置される
場合がある（例えば、特開平１−３０２５６８号公報）
。そして、このような場合、供給側ローディングベース
１７，供給側ローディングポスト１０，供給側傾斜ポス
ト１５はローディング開始時にはテープカセット１９と
同一の高さ位置に保持されているが、ローディング動作
に伴って徐々に上昇しつつ前進し、ローディング完了時
にはストッパー８により規制されて所定の高さ位置に傾
斜して保持される。
の磁気記録再生装置においては、巻取り側ガイド部材７
はテープカセット１９の基準面に対し平行に形成される
のに対し、供給側ガイド部材６は図３，図４に示すよう
にテープカセット１９の基準面に対し傾けて配置される
場合がある（例えば、特開平１−３０２５６８号公報）
。そして、このような場合、供給側ローディングベース
１７，供給側ローディングポスト１０，供給側傾斜ポス
ト１５はローディング開始時にはテープカセット１９と
同一の高さ位置に保持されているが、ローディング動作
に伴って徐々に上昇しつつ前進し、ローディング完了時
にはストッパー８により規制されて所定の高さ位置に傾
斜して保持される。
【０００９】メイン傾斜ポスト５，ローラポスト４は、
テープカセット１９から引き出されたテープカセット１
９の基準面に対し平行に走行する磁気テープ１２がその
進行方向を変え、テープカセット１９の基準面に対し傾
斜して走行するよう磁気テープ１２の走行を規制するた
めのものであり、供給側ローディングポスト１０と供給
側リールの間に設けられている。メイン傾斜ポスト５，
ローラポスト４によりその進行方向を変えられた磁気テ
ープ１２は、ローラポスト４と供給側ローディングポス
ト１０との間の傾斜走行部を経て、供給側ローディング
ポスト１０とほぼ同一の高さまで上昇し、ストッパー８
により規制される所定の高さ位置に傾斜して保持された
供給側ローディングポスト１０に巻き付く。
テープカセット１９から引き出されたテープカセット１
９の基準面に対し平行に走行する磁気テープ１２がその
進行方向を変え、テープカセット１９の基準面に対し傾
斜して走行するよう磁気テープ１２の走行を規制するた
めのものであり、供給側ローディングポスト１０と供給
側リールの間に設けられている。メイン傾斜ポスト５，
ローラポスト４によりその進行方向を変えられた磁気テ
ープ１２は、ローラポスト４と供給側ローディングポス
ト１０との間の傾斜走行部を経て、供給側ローディング
ポスト１０とほぼ同一の高さまで上昇し、ストッパー８
により規制される所定の高さ位置に傾斜して保持された
供給側ローディングポスト１０に巻き付く。
【００１０】テンションコントロールポスト３２０は、
磁気テープ１２のテープ張力を一定に保つ為に設けられ
たものであり、磁気テープ１２に当接しながらそのテー
プ張力に応じて位置を変化させるので、テンションコン
トロールポスト３２０は磁気テープ１２に対して垂直に
当接しなければならず、またテンションコントロールポ
スト３２０の前後のポストも磁気テープ１２に対して垂
直に保持される必要がある。そのため、テンションコン
トロールポスト３２０は回動支軸３１０を中心に回動す
るテンションアーム３００上に垂直に植立され、同じく
垂直に保持されたローラポスト２５，２６間で磁気テー
プ１２に当接し、磁気テープ１２のテープ張力に応じて
、その位置を変化させる。
磁気テープ１２のテープ張力を一定に保つ為に設けられ
たものであり、磁気テープ１２に当接しながらそのテー
プ張力に応じて位置を変化させるので、テンションコン
トロールポスト３２０は磁気テープ１２に対して垂直に
当接しなければならず、またテンションコントロールポ
スト３２０の前後のポストも磁気テープ１２に対して垂
直に保持される必要がある。そのため、テンションコン
トロールポスト３２０は回動支軸３１０を中心に回動す
るテンションアーム３００上に垂直に植立され、同じく
垂直に保持されたローラポスト２５，２６間で磁気テー
プ１２に当接し、磁気テープ１２のテープ張力に応じて
、その位置を変化させる。
【００１１】バンド状のブレーキ部材２８はリール台１
３の周囲に接しており、一端は固定部材２７によりメカ
ニズム基板２０に固定され、他端はテンションアーム３
００に連結されている。また、テンションアーム３００
はテンションバネ２９により、常に時計方向の回転力を
与えられている。磁気テープ１２へのテープ張力の付加
は、このテンションバネ２９がテンションアーム３００
を時計方向に回転させブレーキ部材２８を引っ張ること
により、リール台１３への摩擦力を与えることで行う。 ここで、もしリール台１３に対するブレーキ部材２８の
摩擦力が大きすぎて、ローラポスト２５，２６間での磁
気テープ１２のテープ張力が所定の張力より大きくなる
と、テンションコントロールポスト３２０は磁気テープ
１２より力を受け、テンションアーム３００と共に回動
支軸３１０を中心に反時計方向に回転するが、同時に、
ブレーキ部材２８のテンションアーム３００との連結端
も回動するため、リール台１３に対する摩擦力を弱める
ことができ、その結果、磁気テープ１２の張力を小さく
することができる。反対に、ローラポスト２５，２６間
での磁気テープ１２のテープ張力が所定の張力より小さ
くなると、磁気テープ１２からのテンションコントロー
ルポスト３２０が受ける力が弱くなるので、テンション
バネ２９のバネ力によりテンションアーム３００は時計
方向に回転し、ブレーキ部材２８をより引っ張るのでリ
ール台１３への摩擦力を強くすることができ、磁気テー
プ１２の張力を大きくすることができる。つまり、テン
ションアーム３００，テンションコントロールポスト３
２０，ブレーキ部材２８，テンションバネ２９などによ
り、従来の磁気記録再生装置は磁気テープ１２の張力を
一定に保つことができる。
３の周囲に接しており、一端は固定部材２７によりメカ
ニズム基板２０に固定され、他端はテンションアーム３
００に連結されている。また、テンションアーム３００
はテンションバネ２９により、常に時計方向の回転力を
与えられている。磁気テープ１２へのテープ張力の付加
は、このテンションバネ２９がテンションアーム３００
を時計方向に回転させブレーキ部材２８を引っ張ること
により、リール台１３への摩擦力を与えることで行う。 ここで、もしリール台１３に対するブレーキ部材２８の
摩擦力が大きすぎて、ローラポスト２５，２６間での磁
気テープ１２のテープ張力が所定の張力より大きくなる
と、テンションコントロールポスト３２０は磁気テープ
１２より力を受け、テンションアーム３００と共に回動
支軸３１０を中心に反時計方向に回転するが、同時に、
ブレーキ部材２８のテンションアーム３００との連結端
も回動するため、リール台１３に対する摩擦力を弱める
ことができ、その結果、磁気テープ１２の張力を小さく
することができる。反対に、ローラポスト２５，２６間
での磁気テープ１２のテープ張力が所定の張力より小さ
くなると、磁気テープ１２からのテンションコントロー
ルポスト３２０が受ける力が弱くなるので、テンション
バネ２９のバネ力によりテンションアーム３００は時計
方向に回転し、ブレーキ部材２８をより引っ張るのでリ
ール台１３への摩擦力を強くすることができ、磁気テー
プ１２の張力を大きくすることができる。つまり、テン
ションアーム３００，テンションコントロールポスト３
２０，ブレーキ部材２８，テンションバネ２９などによ
り、従来の磁気記録再生装置は磁気テープ１２の張力を
一定に保つことができる。
【００１２】通常の記録再生は、図のように磁気テープ
１２をシリンダユニット１に巻き付けた状態のままで、
回転シリンダ２を回転させ、かつ磁気テープ１２をキャ
プスタン２３とピンチローラ２４とにより、一定の速度
で走行させることによって行う。
１２をシリンダユニット１に巻き付けた状態のままで、
回転シリンダ２を回転させ、かつ磁気テープ１２をキャ
プスタン２３とピンチローラ２４とにより、一定の速度
で走行させることによって行う。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の磁気記録再生装置では、メカニズム基板２０の
奥行き方向の寸法を小さくしようとすると、テープ走行
系路を小さくする必要があるが、巻取り側走行経路にお
いては、例えば巻取り側ローディングポスト１１とキャ
プスタン２３の間の距離を短くすることで比較的容易で
あるのに比べ、供給側走行経路においては、供給側リー
ルとローラポスト４の間にはローラポスト２６，テンシ
ョンコントロールポスト３２０，ローラポスト２５，メ
イン傾斜ポスト５が存在し、また、ローラポスト４と供
給側ローディングポスト１０間には所定の長さの傾斜走
行部が必要であるため、ポスト間の距離を短くするのが
困難であり、メカニズムの小型化に適さないという課題
を有していた。
た従来の磁気記録再生装置では、メカニズム基板２０の
奥行き方向の寸法を小さくしようとすると、テープ走行
系路を小さくする必要があるが、巻取り側走行経路にお
いては、例えば巻取り側ローディングポスト１１とキャ
プスタン２３の間の距離を短くすることで比較的容易で
あるのに比べ、供給側走行経路においては、供給側リー
ルとローラポスト４の間にはローラポスト２６，テンシ
ョンコントロールポスト３２０，ローラポスト２５，メ
イン傾斜ポスト５が存在し、また、ローラポスト４と供
給側ローディングポスト１０間には所定の長さの傾斜走
行部が必要であるため、ポスト間の距離を短くするのが
困難であり、メカニズムの小型化に適さないという課題
を有していた。
【００１４】また、上記した従来の磁気記録再生装置は
、メカニズム基板２０の幅方向の寸法を小さくしようと
すると、カセットの幅よりも突出しているテンションア
ーム３００の回動支軸３１０をテープカセット１９の下
方に配置する必要があるが、テンションコントロールポ
スト３２０は、磁気テープ１２に当接しながら回動する
ので、磁気テープ１２に対する垂直角度精度が要求され
、そのためにテンションコントロールポスト３２０の回
動中心である回動支軸３１０の長さを十分長くする必要
があり、回動支軸３１０をテープカセット１９の下方に
配置するとメカニズムの厚みが大きくなるため、小型化
に適さないという課題を有していた。
、メカニズム基板２０の幅方向の寸法を小さくしようと
すると、カセットの幅よりも突出しているテンションア
ーム３００の回動支軸３１０をテープカセット１９の下
方に配置する必要があるが、テンションコントロールポ
スト３２０は、磁気テープ１２に当接しながら回動する
ので、磁気テープ１２に対する垂直角度精度が要求され
、そのためにテンションコントロールポスト３２０の回
動中心である回動支軸３１０の長さを十分長くする必要
があり、回動支軸３１０をテープカセット１９の下方に
配置するとメカニズムの厚みが大きくなるため、小型化
に適さないという課題を有していた。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願第１の発明の磁気記録再生装置は、磁気テープ
を収納したテープカセットと、テープカセット内で磁気
テープを巻回したリールに係合するリール台と、テープ
カセットから磁気テープを引き出し、シリンダに巻き付
けるためのテープローディング手段と、磁気テープを所
定の速度で走行させるための移送手段と、磁気テープの
走行を規制するためのテープ走行規制部材と、装置内に
設けられた回動支軸を中心に回動可能に保持されたテン
ションアームと、テンションアーム上に植立され磁気テ
ープの張力に応じてその位置を変化させるテンションコ
ントロールポストと、リール台に当接しテンションコン
トロールポストの位置変化に応じて、リール台への摩擦
力を変化させるブレーキ部材とを有し、テープローディ
ング手段により磁気テープをシリンダに巻き付けたとき
、テープ走行規制部材により磁気テープの少なくとも一
部を、その走行方向がテープカセットの基準面に対し傾
いて走行するような傾斜部とし、テンションアームが傾
斜部に対して平行な面上を回動するように、回動支軸を
傾斜部に対して垂直に保持し、テンションコントロール
ポストをこの傾斜部において、磁気テープに垂直に当接
させるような構成とした。
に、本願第１の発明の磁気記録再生装置は、磁気テープ
を収納したテープカセットと、テープカセット内で磁気
テープを巻回したリールに係合するリール台と、テープ
カセットから磁気テープを引き出し、シリンダに巻き付
けるためのテープローディング手段と、磁気テープを所
定の速度で走行させるための移送手段と、磁気テープの
走行を規制するためのテープ走行規制部材と、装置内に
設けられた回動支軸を中心に回動可能に保持されたテン
ションアームと、テンションアーム上に植立され磁気テ
ープの張力に応じてその位置を変化させるテンションコ
ントロールポストと、リール台に当接しテンションコン
トロールポストの位置変化に応じて、リール台への摩擦
力を変化させるブレーキ部材とを有し、テープローディ
ング手段により磁気テープをシリンダに巻き付けたとき
、テープ走行規制部材により磁気テープの少なくとも一
部を、その走行方向がテープカセットの基準面に対し傾
いて走行するような傾斜部とし、テンションアームが傾
斜部に対して平行な面上を回動するように、回動支軸を
傾斜部に対して垂直に保持し、テンションコントロール
ポストをこの傾斜部において、磁気テープに垂直に当接
させるような構成とした。
【００１６】また、本願第２の発明の磁気記録再生装置
は、磁気テープを収納したテープカセットと、テープカ
セットのマウス内に回動支軸を有するテンションアーム
と、テンションアーム上に植立され、磁気テープの張力
に応じてその位置を変化させるテンションコントロール
ポストとを有するような構成とした。
は、磁気テープを収納したテープカセットと、テープカ
セットのマウス内に回動支軸を有するテンションアーム
と、テンションアーム上に植立され、磁気テープの張力
に応じてその位置を変化させるテンションコントロール
ポストとを有するような構成とした。
【００１７】
【作用】本願第１の発明の磁気記録再生装置は上記した
構成によって、ローラポスト４と供給側ローディングポ
スト１０の間の傾斜走行部にテンションコントロールポ
ストを配置することにより、従来、ローディングポスト
３２の配置されていた供給側リールとローラポスト４と
の間の距離を短くすることができる。
構成によって、ローラポスト４と供給側ローディングポ
スト１０の間の傾斜走行部にテンションコントロールポ
ストを配置することにより、従来、ローディングポスト
３２の配置されていた供給側リールとローラポスト４と
の間の距離を短くすることができる。
【００１８】また、本願第２の発明の磁気記録再生装置
は上記した構成によって、テープカセット１９のマウス
部１９ａ内のスペースを利用し、テンションコントロー
ルポストの垂直角度精度の要求を満足する、十分な長さ
のテンションアームの回動支軸を得ることができる。
は上記した構成によって、テープカセット１９のマウス
部１９ａ内のスペースを利用し、テンションコントロー
ルポストの垂直角度精度の要求を満足する、十分な長さ
のテンションアームの回動支軸を得ることができる。
【００１９】
【実施例】以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【００２０】図１は本発明の一実施例における磁気記録
再生装置の平面図であり、図２は本実施例の磁気記録再
生装置の側面図である。
再生装置の平面図であり、図２は本実施例の磁気記録再
生装置の側面図である。
【００２１】図１，図２において、従来例と同一部分に
は同一符号を符して説明を省略する。
は同一符号を符して説明を省略する。
【００２２】図１，図２において、従来例と異なるのは
、従来例ではテンションコントロールポスト３２０がロ
ーラポスト２５，２６間で磁気テープ１２に当接してい
るのに比べ、本実施例ではテンションコントロールポス
ト３２０が供給側ローディングポスト１０とローラポス
ト４の間の傾斜走行部で、磁気テープ１２に対して垂直
に当接するように傾いて保持されている点と、従来例に
おいて、供給側リールの次に配置されていたローラポス
ト２６が、本実施例においては削除されている点である
。
、従来例ではテンションコントロールポスト３２０がロ
ーラポスト２５，２６間で磁気テープ１２に当接してい
るのに比べ、本実施例ではテンションコントロールポス
ト３２０が供給側ローディングポスト１０とローラポス
ト４の間の傾斜走行部で、磁気テープ１２に対して垂直
に当接するように傾いて保持されている点と、従来例に
おいて、供給側リールの次に配置されていたローラポス
ト２６が、本実施例においては削除されている点である
。
【００２３】また、従来例においてはブレーキ部材２８
は直接テンションアーム３００に連結されているのに比
べ、本実施例においてはテンションコントロールポスト
３２が植立されているテンションアーム３０と、ブレー
キ部材２８を連結した回動支軸３６を中心に回動するブ
レーキアーム３４とが別々の部材で構成されており、テ
ンションアーム３０の回動支軸３１がテンションコント
ロールポスト３２と同じ傾斜角度になるよう設けられて
いる点と、このテンションアーム３０とブレーキアーム
３４との間の回転力の伝達を行うための回動支軸３５を
中心に回動する連結アーム３３が設けられている点が異
なる。
は直接テンションアーム３００に連結されているのに比
べ、本実施例においてはテンションコントロールポスト
３２が植立されているテンションアーム３０と、ブレー
キ部材２８を連結した回動支軸３６を中心に回動するブ
レーキアーム３４とが別々の部材で構成されており、テ
ンションアーム３０の回動支軸３１がテンションコント
ロールポスト３２と同じ傾斜角度になるよう設けられて
いる点と、このテンションアーム３０とブレーキアーム
３４との間の回転力の伝達を行うための回動支軸３５を
中心に回動する連結アーム３３が設けられている点が異
なる。
【００２４】さらに、従来例においては、テンションア
ーム３００の回動支軸３１０がテープカセット１９の左
側面側に配置されているのに比べ、本実施例においては
、テンションアーム３０の回動支軸３１はテープカセッ
ト１９のマウス部１９ａ内に配置されている点が異なる
。
ーム３００の回動支軸３１０がテープカセット１９の左
側面側に配置されているのに比べ、本実施例においては
、テンションアーム３０の回動支軸３１はテープカセッ
ト１９のマウス部１９ａ内に配置されている点が異なる
。
【００２５】本発明の磁気記録再生装置は、上記のよう
な構成にしたことにより、磁気テープ１２に対し垂直に
保持されたローディングポスト１０とローラポスト４と
の間で、磁気テープ１２に対して垂直に当接するテンシ
ョンコントロールポスト３２を得ることができ、このテ
ンションコントロールポスト３２，テンションアーム３
０，連結アーム３３，ブレーキアーム３４，ブレーキ部
材２８，テンションバネ２９によって、従来の磁気記録
再生装置と全く同様に磁気テープ１２の張力を一定に保
つことができる。つまり、本発明の磁気記録再生装置に
おいて、テンションバネ２９によるブレーキ部材２８の
リール台１３に対する摩擦力が大きすぎて、ローラポス
ト４とローディングポスト１０との間の磁気テープ１２
のテープ張力が所定の張力より大きくなると、テンショ
ンコントロールポスト３２が磁気テープ１２より力を受
け、テンションアーム３０と共に回動支軸３１を中心に
反時計方向に回転し、その回転が連結アーム３３に伝え
られ、連結アーム３３がその回動支軸３５を中心に時計
方向に回転し、さらにその回転がブレーキアーム３４に
伝えられ、ブレーキアーム３４がその回動支軸３６を中
心に反時計方向に回転するので、リール台１３に対する
ブレーキ部材２８の摩擦力を弱めることができ、その結
果磁気テープ１２の張力を小さくすることができる。反
対に、ローラポスト４とローディングポスト１０との間
の磁気テープ１２のテープ張力が所定の張力より小さく
なると、磁気テープ１２からテンションコントロールポ
スト３２が受ける力が弱くなるので、テンションアーム
３０が回動支軸３１を中心に時計方向に回転し、その回
転が連結アーム３３に伝えられ、連結アーム３３がその
回動支軸３５を中心に反時計方向に回転し、さらにその
回転がブレーキアーム３４に伝えられ、ブレーキアーム
３４がその回動支軸３６を中心に時計方向に回転するの
で、リール台１３に対するブレーキ部材２８の摩擦力を
強めることができ、その結果、磁気テープ１２の張力を
大きくすることができる。
な構成にしたことにより、磁気テープ１２に対し垂直に
保持されたローディングポスト１０とローラポスト４と
の間で、磁気テープ１２に対して垂直に当接するテンシ
ョンコントロールポスト３２を得ることができ、このテ
ンションコントロールポスト３２，テンションアーム３
０，連結アーム３３，ブレーキアーム３４，ブレーキ部
材２８，テンションバネ２９によって、従来の磁気記録
再生装置と全く同様に磁気テープ１２の張力を一定に保
つことができる。つまり、本発明の磁気記録再生装置に
おいて、テンションバネ２９によるブレーキ部材２８の
リール台１３に対する摩擦力が大きすぎて、ローラポス
ト４とローディングポスト１０との間の磁気テープ１２
のテープ張力が所定の張力より大きくなると、テンショ
ンコントロールポスト３２が磁気テープ１２より力を受
け、テンションアーム３０と共に回動支軸３１を中心に
反時計方向に回転し、その回転が連結アーム３３に伝え
られ、連結アーム３３がその回動支軸３５を中心に時計
方向に回転し、さらにその回転がブレーキアーム３４に
伝えられ、ブレーキアーム３４がその回動支軸３６を中
心に反時計方向に回転するので、リール台１３に対する
ブレーキ部材２８の摩擦力を弱めることができ、その結
果磁気テープ１２の張力を小さくすることができる。反
対に、ローラポスト４とローディングポスト１０との間
の磁気テープ１２のテープ張力が所定の張力より小さく
なると、磁気テープ１２からテンションコントロールポ
スト３２が受ける力が弱くなるので、テンションアーム
３０が回動支軸３１を中心に時計方向に回転し、その回
転が連結アーム３３に伝えられ、連結アーム３３がその
回動支軸３５を中心に反時計方向に回転し、さらにその
回転がブレーキアーム３４に伝えられ、ブレーキアーム
３４がその回動支軸３６を中心に時計方向に回転するの
で、リール台１３に対するブレーキ部材２８の摩擦力を
強めることができ、その結果、磁気テープ１２の張力を
大きくすることができる。
【００２６】そして、本発明の磁気記録再生装置は、上
記した構成によって供給側走行経路において、供給側リ
ール台１３とローラポスト４との間のポスト本数を従来
例に比べて削減することができ、供給側リール台１３と
ローラポスト２５の間のポスト間距離を短くすることに
より、テープ走行経路を短くすることができる。
記した構成によって供給側走行経路において、供給側リ
ール台１３とローラポスト４との間のポスト本数を従来
例に比べて削減することができ、供給側リール台１３と
ローラポスト２５の間のポスト間距離を短くすることに
より、テープ走行経路を短くすることができる。
【００２７】また、本発明の磁気記録再生装置は、上記
した構成によって、テンションアーム３０の回動支軸３
１をテープカセット１９のマウス部１９ａ内に設けるこ
とができるので、マウス部１９ａ内のスペースを利用す
ることにより、メカニズムの厚みを大きくすることなし
に、テンションコントロールポスト３２の垂直角度精度
の要求を満足する十分な長さのテンションアームの回動
支軸３１を得ることができる。
した構成によって、テンションアーム３０の回動支軸３
１をテープカセット１９のマウス部１９ａ内に設けるこ
とができるので、マウス部１９ａ内のスペースを利用す
ることにより、メカニズムの厚みを大きくすることなし
に、テンションコントロールポスト３２の垂直角度精度
の要求を満足する十分な長さのテンションアームの回動
支軸３１を得ることができる。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、本願第１の発明の磁気記
録再生装置は、テープローディング手段により磁気テー
プをシリンダに巻き付けたとき、テープ走行規制部材に
より、磁気テープの少なくとも一部を、その走行方向が
テープカセットの基準面に対し傾いて走行するような傾
斜部とし、テンションアームが傾斜部に対して平行な面
上を回動するように回動支軸を傾斜部に対して垂直に保
持し、テンションコントロールポストをこの傾斜部にお
いて、磁気テープに垂直に当接させるような構成とした
ことにより、供給側走行経路において、ポスト本数を従
来例に比べて削減することができ、かつ、テープ走行経
路を短くすることができるので、メカニズム基板の奥行
き方向の寸法を小さくすることができる。
録再生装置は、テープローディング手段により磁気テー
プをシリンダに巻き付けたとき、テープ走行規制部材に
より、磁気テープの少なくとも一部を、その走行方向が
テープカセットの基準面に対し傾いて走行するような傾
斜部とし、テンションアームが傾斜部に対して平行な面
上を回動するように回動支軸を傾斜部に対して垂直に保
持し、テンションコントロールポストをこの傾斜部にお
いて、磁気テープに垂直に当接させるような構成とした
ことにより、供給側走行経路において、ポスト本数を従
来例に比べて削減することができ、かつ、テープ走行経
路を短くすることができるので、メカニズム基板の奥行
き方向の寸法を小さくすることができる。
【００２９】また、本願第２の発明の磁気記録再生装置
は、磁気テープを収納したテープカセットと、テープカ
セットのマウス内に回動支軸を有するテンションアーム
と、テンションアーム上に植立され磁気テープの張力に
応じてその位置を変化させるテンションコントロールポ
ストとを有するような構成としたことにより、マウス部
内のスペースを利用することで、テンションコントロー
ルポストの垂直角度精度の要求を満足する十分な長さの
テンションアームの回動支軸を得ることができ、メカニ
ズムの厚みを大きくすることなしにメカニズム基板の幅
方向の寸法を小さくすることができる。
は、磁気テープを収納したテープカセットと、テープカ
セットのマウス内に回動支軸を有するテンションアーム
と、テンションアーム上に植立され磁気テープの張力に
応じてその位置を変化させるテンションコントロールポ
ストとを有するような構成としたことにより、マウス部
内のスペースを利用することで、テンションコントロー
ルポストの垂直角度精度の要求を満足する十分な長さの
テンションアームの回動支軸を得ることができ、メカニ
ズムの厚みを大きくすることなしにメカニズム基板の幅
方向の寸法を小さくすることができる。
【図１】本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
平面図。
平面図。
【図２】本実施例の磁気記録再生装置の側面図。
【図３】従来の磁気記録再生装置の平面図。
【図４】従来の磁気記録再生装置の側面図。
１ シリンダユニット
２ 回転シリンダ
３ 固定シリンダ
４ ローラポスト
５ メイン傾斜ポスト
６，７ ガイド部材
６ａ，７ａ ガイド溝部
８，９ ストッパー
１０，１１ ローディングポスト
１２ 磁気テープ
１３，１４ リール台
１５，１６ 傾斜ポスト
１７，１８ ローディングベース
１９ テープカセット
１９ａ マウス部
２０ メカニズム基板
２１，２２ 往復スライダリンク列
２３ キャプスタン
２４ ピンチローラ
２５，２６ ローラポスト
２７ 固定部材
２８ ブレーキ部材
２９ テンションバネ
３０ テンションアーム
３１ 回動支軸
３２ テンションコントロールポスト３３ 連結ア
ーム ３４ ブレーキアーム ３５，３６ 回動支軸
ーム ３４ ブレーキアーム ３５，３６ 回動支軸
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気テープを収納したテープカセット
と、前記テープカセット内で磁気テープを巻回したリー
ルに係合するリール台と、前記テープカセットから前記
磁気テープを引き出し、シリンダに巻き付けるためのテ
ープローディング手段と、前記磁気テープを所定の速度
で走行させるための移送手段と、前記磁気テープの走行
を規制するためのテープ走行規制部材と、装置内に設け
られた回動支軸を中心に回動可能に保持されたテンショ
ンアームと、前記テンションアーム上に植立され、前記
磁気テープの張力に応じて、その位置を変化させるテン
ションコントロールポストと、前記リール台に当接し、
前記テンションコントロールポストの位置変化に応じて
、前記リール台への摩擦力を変化させるブレーキ部材と
を有する磁気記録再生装置であって、前記テープローデ
ィング手段により前記磁気テープを前記シリンダに巻き
付けたとき、前記テープ走行規制部材により前記磁気テ
ープの少なくとも一部を、その走行方向が前記テープカ
セットの基準面に対し傾いて走行するような傾斜部とし
、前記テンションアームが前記傾斜部に対して平行な面
上を回動するように前記回動支軸を前記傾斜部に対して
垂直に保持し、前記テンションコントロールポストをこ
の傾斜部において前記磁気テープに垂直に当接するよう
にした磁気記録再生装置。 - 【請求項２】 磁気テープを収納したテープカセット
と、前記テープカセットのマウス内に回動支軸を有する
テンションアームと、前記テンションアーム上に植立さ
れ、前記磁気テープの張力に応じてその位置を変化させ
るテンションコントロールポストとを有する磁気記録再
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407731A JPH04229442A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407731A JPH04229442A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229442A true JPH04229442A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=18517285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2407731A Pending JPH04229442A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04229442A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6654199B1 (en) * | 1999-11-08 | 2003-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording/reproducing apparatus with reduced number of guide posts |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2407731A patent/JPH04229442A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6654199B1 (en) * | 1999-11-08 | 2003-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording/reproducing apparatus with reduced number of guide posts |
| US7057846B2 (en) | 1999-11-08 | 2006-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording/reproducing apparatus with reduced number of guides posts |
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