JPH0710830U - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0710830U
JPH0710830U JP4089093U JP4089093U JPH0710830U JP H0710830 U JPH0710830 U JP H0710830U JP 4089093 U JP4089093 U JP 4089093U JP 4089093 U JP4089093 U JP 4089093U JP H0710830 U JPH0710830 U JP H0710830U
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JP
Japan
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loading
tape
post
arm
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JP4089093U
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English (en)
Inventor
直樹 巽
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は所定のテープパスを形成させるための
ローディングポストを有した磁気記録再生装置に関し、
ローディングポストを正確に位置決めすることを可能と
することを目的とする。 【構成】ローディングアーム48の回動動作に伴いテー
プカセットより磁気テープ55を引き出し、所定のテー
プパスを形成させるローディングポスト45を具備する
磁気記録再生装置において、上記ローディングポスト4
5をローディングアーム48に固定されたシャフト56
と、このシャフト56に対して変位可能な構成で取り付
けられたテープガイド57とにより構成すると共に、上
記ローディングポスト45が所定ローディング位置まで
回動した際に上記テープガイド57と当接し、このテー
プガイド57の傾き角及び傾き方向を所定角度及び方向
に位置決めするV字溝65が形成されたストッパー64
を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気記録再生装置に係り、特に所定のテープパスを形成させるための ローディングポストを有した磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気記録再生装置として所謂DAT(デジタルオーディオテープレコーダ)が 知られている。このDATは、ローディングベースやガイドアームに取り付けら れたローディングポスト及びピンチローラアームに取り付けられたピンチローラ 等の複数のポストを駆動することにより、装置内に装着されたテープカセットよ り磁気テープを引き出し、回転シリンダに所定範囲にわたって添接させるテープ パスを形成する。
【0003】 従来におけるローディングポストの構造を図5に示す。同図に示すローディン グポスト1は、通常走行状態にある磁気テープの流れに対し上流側より6番目の ローディングポストであるため、P6ポストといわれるものである。このローデ ィングポスト1は、構造の簡単化を図るためにピンチローラ2の駆動機構と一体 化されている。
【0004】 ローディングポスト1は、DATのシャーシ(図示せず)に植設された支軸3 に軸承されたローディングアーム4に立設されてている。また、ピンチローラ2 は同じくシャーシに植設された支軸5に軸承されたピンチローラアーム6に立設 されている。このローディングアーム4とピンチローラアーム6は、コイルスプ リング7により連結さており、両アーム4,6は一体的に可動する構成とさてい る。
【0005】 また、両アーム4,6は図中一点鎖線で示すカムプレート8により駆動される 構成とされており、このカムプレート8は図示しないモードモータにより図中矢 印A1,A2方向に駆動される。具体的には、ローディングアーム4には係合ピ ン9が植設されており、この係合ピン9はカムプレート8に形成されているカム 溝10に係合している。
【0006】 そして、テープローディング時にA1方向に移動するカムプレート8によりカ ム溝10の形状に沿って係合ピン9は変位し、これによりローディングアーム4 は所定のタイミングで回動する。これに伴い、コイルスプリング7により連結さ れたピンチローラアーム6も回動し、ピンチローラ2がキャプスタン11に当接 する所定位置まで回動変位する。
【0007】 一方、図6には従来におけるローディングポスト1の構造を示している。同図 に示すように、従来構造のローディングポスト1は、ローディングアーム4に植 設されたブッシュ12と、このブッシュ12に嵌入固定されたシャフト13とに より構成されていた。従って、従来構造のローディングポスト1では、一旦ロー ディングアーム4にブッシュ12及びシャフト13を組付けた後は、ローディン グアーム4に対してシャフト13の傾き角度や方向を調整することができなかっ た。
【0008】 尚、図5はテープローディングが完了した状態を示しており、また同図におい て14は磁気テープを、15はピンチローラアーム6の案内及び保持を行う案内 部材を、16,17はローディングベース(図示せず)に配設された他のポスト を示している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
近年、記録時間を長くするために磁気テープの薄型化が行われている。磁気テ ープを薄く形成することにより、テープカセットに巻回できる磁気テープ量が増 し長時間記録再生が可能となが、一方で磁気テープを薄くすることにより磁気テ ープの剛性が低下することが知られている。
【0010】 また、磁気テープの走行速度の向上も図られており、テープ走行速度を速くす ることにより、サーチの高速化を図ることができる。
【0011】 しかるに、磁気テープが薄型化しかつテープ走行速度が速くなるとローディン グポストの精度がテープ走行の安定性に大きな影響を及ぼすようになる。即ち、 磁気テープが薄型化してテープ剛性が低下すると、磁気テープはローディングポ ストの傾き及び方向に忠実に案内されて走行されるようになる。また、テープ走 行速度が速くなることにより、ローディングポストの傾き角度や傾き方向が若干 量ずれただけでテープ走行位置は所定の走行位置より大きくずれてしまう。
【0012】 ここで、再び図5に示される従来構成のローディングポスト1に注目すると、 従来のローディングポスト1は、単にローディングアーム4にローディングポス ト1が立設された構成とされており、またローディングされた状態(即ち、図5 に示される状態)において、ローディングポスト1はローディングアーム4にの み支持される構成とされていた。
【0013】 このため、組立て誤差等によりローディングポスト1の傾き角度や傾き方向に ずれが発生していた場合には、上記のようにテープ走行位置は所定の走行位置よ り大きくずれてしまい、適正な磁気記録再生が行えないおそれがあるという問題 点があった。
【0014】 また、図5に示される構成では、ローディングアーム4とピンチローラアーム 6がコイルスプリング7により接続された構成であったため、ピンチローラ2が キャプスタン11に圧接される際、このコイルスプリング7によりローディング アーム4には引っ張り力が作用するため、これによってもローディングポスト1 の傾き角度や傾き方向にずれが発生するおそれがあるという問題点があった。
【0015】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、ローディングポストを正確に 位置決めすることを可能とした磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案では、 ローディングアームに立設されており、このローディングアームの回動動作に 伴いテープカセットより磁気テープを引き出し、所定のテープパスを形成させる ローディングポストを具備する磁気記録再生装置において、 上記ローディングポストをローディングアームに固定されたシャフトと、この シャフトに対して変位可能な構成で取り付けられたテープガイドとにより構成す ると共に、 上記ローディングポストが所定ローディング位置まで回動した際、上記テープ ガイドと当接し、このテープガイドの傾き角及び傾き方向を所定角度及び方向に 位置決めするストッパーを設けたことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】
上記構成とすることにより、ローディングアームに固定されシャフトに対して 変位可能な構成で取りつけられたテープガイドは、ストッパに当接することによ りその傾き角及び傾き方向を所定の角度及び方向に位置決めされる。よって、組 立て誤差等によりローディングポストに傾き角度や傾き方向のずれが発生してい たとしても、これらの誤差はテープガイドがストッパに当接し変位することによ り修正され、適正な傾き角及び傾き方向に位置決めされる。
【0018】
【実施例】
次に本考案の実施例について図面と共に説明する。
【0019】 図2及び図3は本考案の一実施例である磁気記録再生装置20(以下、単に装 置という)の全体図である。図2はイジェクト状態の装置20を示しており、ま た図3はローディング状態(磁気記録再生状態)の装置20を示している。
【0020】 各図に示す装置20は、ロータリタイプのデジタルオーディオテープレコーダ であり、シャーシ21上にカセット装着脱機構22、リール台装置(カセット装 着脱機構22の下に配設されるため図に現れず)、回転シリンダ23、テープロ ーディング機構24等が配設されている。先ず、装置20を構成する上記各機構 ・装置の概略構成について説明する。
【0021】 カセット装着脱機構は、テープカセット(図示せず)を装置20内の所定記録 再生処理位置に装着するためのものであり、テープカセットが挿入されるカセッ トホルダ25を移動させることによりテープカセットの装着脱を行う構成とされ ている。このカセットホルダ25は、モードモータ26の駆動力によりモードカ ム機構27,駆動レバー28,リンク29等を介して図中矢印A1,A2方向に 移動する構成とされている。ローディング時にはカセットホルダ25はA2方向 に移動し、またイジェクト時にはカセットホルダ25はA1方向に移動する。
【0022】 リール台装置は、供給側リール装置及び巻取り側リール装置を回転駆動するた めの機構であり、本実施例では供給側リール装置及び巻取り側リール装置は夫々 リールモータにより構成された、所謂ダイレクトドライブ方式が採用されている 。このため、リール台装置の構成は極めて簡単な構成となっている。また各リー ル装置は、装置20のモード(例えば記録・再生モード、早送り・巻き戻しモー ド、サーチモード等)によりその回転速度,回転方向等が制御される構成となっ ている。
【0023】 回転シリンダ23はドラムベース30に取りつけられている。この回転シリン ダ23はその直径が約30mmとされており、磁気テープはこの回転シリンダ23 に対し所定角度巻付けられる構成とされている。この回転シリンダ23は、これ を駆動するドラムモータの直径とほぼ同径であり、よってモータの上部にこれと 同軸的に回転シリンダ23を配設することによりコンパクトな構造とされている 。また、回転シリンダ23には、例えば90°の間隔で磁気ヘッドが配設されて おり、この磁気ヘッドが磁気テープ上をヘリカルスキャニングすることにより磁 気記録再生が行われる構成とされている。
【0024】 テープローディング機構24は、テープカセットより磁気テープを引き出し上 記の回転シリンダ23に所定角度にわたり巻き付けるための機構である。このテ ープローディング機構24は、所謂Mローディングを採用しており、図示しない リンク機構により一対のローディングベース31,32をシャーシ21に形成さ れたガイド溝33,34に沿って移動させ、これに伴い磁気テープをローディン グ或いはイジェクトする構成とされている。この一対のローディングベース31 ,32上には、ローディングポスト35,36及び傾斜ポール37,38が立設 されている。
【0025】 また、39はピンチローラアーム40に配設されたピンチローラであり、テー プローディング動作に伴うピンチローラアーム40の回動動作により移動してキ ャプスタン41に当接する。磁気テープは、このキャプスタン41とピンチロー ラ39との間を挟持された状態で走行することにより所定のテープ走行速度とさ れる。更に、シャーシ21には、磁気テープが所定のテープを形成するための複 数のローディングポスト42〜45が立設されると共に、磁気テープのテープテ ンションを検知するためテンションポール46が立設されたテンションアーム4 7が配設されている。
【0026】 尚、装置10は上記したリール台装置及びテープローディング機構24の大部 分の構成をシャーシ21に対して昇降動作するサブシャーシ48に配設された構 成とされている。このサブシャーシ48は、ローディング動作時に上昇動作し、 イジェクト時に降下動作する構成とされている。このように、リール台装置及び テープローディング機構24をサブシャーシ48に配設し、ローディング/イジ ェクト動作に伴いこのサブシャーシ48を昇降動作させることにより装置10の 薄型化を図ることができる。
【0027】 上記構成とされた装置10において、本考案は上記テープローディング機構2 4を構成するローディングポスト45に特徴を有するものである。このローディ ングポスト45は、通常走行状態にある磁気テープの走行方向に対し上流側より 6番目のローディングポストであるため、P6ポストといわれるものである。以 下、本考案の特徴となるローディングポスト45について詳述する。
【0028】 図1はローディングポスト45を拡大して示す図である。このローディングポ スト45は、図5を用いて説明した従来構成のローディングポスト1と同様に構 造の簡単化を図るためにピンチローラ39の駆動機構と一体化されている。尚、 同図はローディング状態(磁気記録再生状態)のローディングポスト45を示し ている。
【0029】 ローディングポスト45はローディングアーム48に立設されている。このロ ーディングアーム48は、シャーシ21に植設された支軸49に軸承されており 、よってローディングアーム48が回動することによりローディングポスト45 も移動する構成とされている。また、ピンチローラ39はシャーシ21に植設さ れた支軸50に軸承されたピンチローラアーム40に立設されている。
【0030】 このローディングアーム48とピンチローラアーム40はコイルスプリング5 1により連結さており、両アーム40,48は一体的に移動する構成とさている 。また、両アーム40,48は図中一点鎖線で示すカムプレート52により駆動 される構成とされており、このカムプレート52はモードモータ26により駆動 させるモードカム機構27に接続されている。
【0031】 このモードモータ26の駆動力により、またモードカム機構27により制御さ れる所定のタイミングでカムプレート52は図中矢印B1,B2方向に駆動され る。具体的には、ローディングアーム48には係合ピン53が植設されており、 この係合ピン53はカムプレート52に形成されているカム溝54に係合してい る。
【0032】 そして、テープローディング時にB1方向に移動するカムプレート52により カム溝54の形状に沿って係合ピン53は変位し、これによりローディングアー ム48は所定のタイミングで支軸49を中心に回動する。これに伴い、コイルス プリング51により連結されたピンチローラアーム40も回動し、ピンチローラ 39はキャプスタン41に当接する。
【0033】 ピンチローラ39がキャプスタン41に当接した状態で、テープカセットから 引き出された磁気テープ55はピンチローラ39とキャプスタン41との間に介 装された状態となっている。キャプスタン41は一定の回転速度を維持するため 、よってピンチローラ39とキャプスタン41に挟持された磁気テープ55は定 速走行を行う。
【0034】 ここで、図4にローディングポスト45の構造を示す。同図に示すように、ロ ーディングポスト45は、ローディングアーム48に立設状態で固定されたシャ フト56と、このシャフト56に取り付けられるテープガイド57とのより構成 されている。このシャフト56の先端近傍位置には中央部に凹部58が形成され たキャップ59が設けられている。
【0035】 また、テープガイド57は筒状の部材であり、内周中央位置に断面三角形状の 凸部60が形成されている。また、テープガイド57の筒状部61の表面は磁気 テープ55との摺接性を向上させるため鏡面とされており、その上下端部には磁 気テープ55の走行位置を規制する鍔部62,63が形成されている。
【0036】 そして、上記シャフト56に形成された凹部58に、テープガイド57に形成 されている凸部60が係合することによりテープガイド57はシャフト56に取 り付けられる。また凹部58と凸部60は、テープガイド57がシャフト56か ら外れない範囲で遊嵌状態で係合しているため、テープガイド57はシャフト5 6に対して図中矢印Cで示す方向に変位可能な構成となっている。
【0037】 再び図1に戻り説明を続ける。図中、62はピンチローラアーム40を支持す るために設けられたピンチローラアーム保持部材であり、ローディングされてく るピンチローラアーム40と係合する保持溝(図には現れず)が形成されており 、この保持溝内にピンチローラアーム40が進入し係合することによりピンチロ ーラアーム40の(即ちピンチローラ39の)上下方向(紙面に対する上下方向 )の移動が規制され、磁気テープ55の安定走行が担保される。このピンチロー ラアーム保持部材62は、ネジ63によりシャーシ21に固定されている。
【0038】 また、上記したローディングポスト45がローディングされる所定ローディン グ位置には、本考案の要部となるストッパ64が配設されている。このストッパ 64は、ピンチローラアーム保持部材62と共にネジ63によりシャーシ21に 固定されている。
【0039】 このストッパ62には、前記したローディングポスト45に設けられたテープ ガイド57が当接されるV字溝65が形成されている。このV字溝65は当接さ れたテープガイド57の位置規制を行うものであり、よってV字溝65の形状は テープガイド57が当接した状態でテープガイド57の傾き角及び傾き方向を所 定角度及び所定方向に位置決めするよう構成されている。
【0040】 一方、前記したようにローディングポスト45は、シャフト56に対してテー プガイド57が図4中矢印Cで示す方向に変位可能な構成となっているため、テ ープガイド57がV字溝65に当接されることによりテープガイド57はV字溝 65の形状に沿って変位する。よって、テープガイド57はV字溝65の形状に 規制されるため所定角度及び所定方向に位置決めされる。
【0041】 従って、組立て誤差等によりローディングポスト45(具体的にはシャフト5 6)に傾き角度や傾き方向のずれが発生していたとしても、これらの誤差はテー プガイド57がストッパ64のV字溝65に当接し変位することにより修正され るため、適正な傾き角及び傾き方向に位置決めされる。これにより、磁気テープ 55が薄型化し、またテープ走行速度が速くなっても走行位置の変動のない安定 したテープ走行を実現でき、良好な磁気記録再生特性を維持することができる。
【0042】 また、ローディングアーム48はテープガイド57がV字溝64に当接した後 もローディングポスト45をストッパ62に向け押圧するよう回動力が付勢され る構成とされているため、V字溝64に当接したテープガイド57がストッパ6 2に対しガタツキが発生するようなことはない。
【0043】 尚、上記した実施例ではローディングポスト45の構造において、シャフト5 6に対してテープガイド57が変位可能な構成とするためにキャップ59に凹部 58を形成し、筒状部61の内部に凸部60を形成した構成としたが、凸部と凹 部をキャップ59と筒状部61で逆に配設した構成としてもよい。また、シャフ ト56に対してテープガイド57が変位可能な構成であるかぎり他の構造を用い てもよい。
【0044】 また、上記した実施例ではテープガイド57を位置決めするのにストッパ64 のV字溝65を形成した構成を示したが、テープガイド57を所定の傾き角及び 傾き方向に位置決めできる構成であればV字溝65以外の構成でテープガイド5 7を位置決めする構成としてもよい。
【0045】 更に、本実施例では磁気記録再生装置としてDATを例に挙げて説明したが、 本願考案はビデオテープレコーダ等の他の磁気記録再生装置に適用することもで きることは勿論である。
【0046】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、組立て誤差等によりローディングポストのシャフ トに傾き角度や傾き方向のずれが発生していたとしても、これらの誤差はテープ ガイドがストッパに当接し変位することにより修正されるため、適正な傾き角及 び傾き方向に位置決めされ、よって磁気テープが薄型化しまたテープ走行速度が 速くなっても走行位置の変動のない安定したテープ走行を実現でき、良好な磁気 記録再生特性を維持することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気記録再生装置がロ
ーディング状態にある時のローディングポスト及びピン
チローラ近傍を拡大して示す図である。
【図2】本発明の一実施例である磁気記録再生装置がイ
ジェクト状態にある時の平面図である。
【図3】本発明の一実施例である磁気記録再生装置がロ
ーディング状態にある時の平面図である。
【図4】ローディングポストを拡大して示す図である。
【図5】従来の一例である磁気記録再生装置に設けられ
るローディングポスト及びピンチローラ近傍を拡大して
示す図である。
【図6】従来のローディングポストを拡大して示す図で
ある。
【符号の説明】 20 磁気記録再生装置 21 シャーシ 22 カセット装着脱機構 23 回転シリンダ 24 テープローディング機構 25 カセットホルダ 26 モードモータ 27 モードカム機構 39 ピンチローラ 40 ピンチローラアーム 41 キャプスタン 45 ローディングポスト 48 ローディングアーム 51 コイルスプリング 52 カムプレート 53 係合ピン 54 カム溝 55 磁気テープ 56 シャフト 57 テープガイド 58 凹部 59 キャップ 60 凸部 61 筒状部 62 ピンチローラアーム保持部材 64 ストッパ 65 V字溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローディングアームに立設されており、
    該ローディングアームの回動動作に伴いテープカセット
    より磁気テープを引き出し、所定のテープパスを形成さ
    せるローディングポストを具備する磁気記録再生装置に
    おいて、 該ローディングポストを該ローディングアームに固定さ
    れたシャフトと、該シャフトに対して変位可能な構成で
    取り付けられたテープガイドとにより構成すると共に、 該ローディングポストが所定ローディング位置まで回動
    した際該テープガイドと当接し、該テープガイドの傾き
    角及び傾き方向を所定角度及び方向に位置決めするスト
    ッパーを設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP4089093U 1993-07-27 1993-07-27 磁気記録再生装置 Pending JPH0710830U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4089093U JPH0710830U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4089093U JPH0710830U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 磁気記録再生装置

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ID=12593114

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JP4089093U Pending JPH0710830U (ja) 1993-07-27 1993-07-27 磁気記録再生装置

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