JPH04220179A - クラッド帯の検査方法 - Google Patents

クラッド帯の検査方法

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JPH04220179A
JPH04220179A JP40403190A JP40403190A JPH04220179A JP H04220179 A JPH04220179 A JP H04220179A JP 40403190 A JP40403190 A JP 40403190A JP 40403190 A JP40403190 A JP 40403190A JP H04220179 A JPH04220179 A JP H04220179A
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JP
Japan
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clad
band
stripe
laser beam
detected
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Pending
Application number
JP40403190A
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English (en)
Inventor
Hideki Mori
英樹 森
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04220179A publication Critical patent/JPH04220179A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICパッケージ等の電
子部品に使用されるクラッド帯の未圧着部の検査方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体もしくは半導体集積回路のリード
フレーム等の素材は、機械的強度を分担する金属と導電
性を受け持つ金属とを2種以上組合せ、帯状にクラッド
した複合材料が用いられる。例を挙げると、図2に示す
ようなものがある。図2は、強度の高い、また耐腐食性
の合金、例えばFe−Ni合金や、熱膨張係数がガラス
に近いFe−Ni−Co合金等のFe合金またはCu合
金等の帯状母材1の表面にこれらとは異種のAl等の良
電導性ストライプ材2を加圧圧着したものである。
【0003】このようなクラッド帯を製造する方法とし
ては、例えば図4の如く特開昭62−296978号公
報に記載されるように帯状母材1を巻き納めた母材リー
ル19から繰り出し、同様に良電導性ストライプ材2を
リール20から繰り出して帯状母材1に重ね合わせ、共
に2〜4段のロール等の圧延ロール17を通すことによ
って、冷間にて加圧圧着し、さらに圧延を行ない、所定
の厚さ寸法に仕上げ、クラッド帯3を得て巻き取るとい
う方法がある。帯状母材1は、その加圧圧着する前にそ
の表面をワイヤーブラシ16等で研磨して清浄化するの
が一般的であり、これを圧延ロール17により加圧圧着
し、さらに圧延を行ない、所望の板厚にし、クラッド帯
3が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の圧延ロールを用
いる方法で、クラッド帯を製造すると、時としてクラッ
ドされた良電導性ストライプ材のエッヂ部分に部分的に
圧着不良が生じる場合がある。この圧着不良は、主とし
て、材料を加圧圧着する工程でロールと材料間の潤滑性
が悪いために、良電導性ストライプ材が圧延ロールに接
着して圧着後ロールの回転方向に引っ張られ一部剥離し
たものと考えられる。
【0005】半導体装置や半導体集積回路のリードフレ
ーム等に使用されるクラッド帯は図3(a)に示す如く
、リードピンの形状に打ち抜かれた後、図3(b)に示
すように、リードピン14とICチップ15を電気的に
接続するアルミ線(ボンディングワイヤ11)がリード
ピン14の前記良電導性ストライプ材2が圧着された先
端の良電導性部分13にボンディングされる。その後、
セラミックベース12とセラミックキャップ10とを低
融点ガラス19により封止されICとなる。
【0006】ボンディング工程で、クラッド帯に上述し
たような圧着不良による部分的な未圧着部があると、ボ
ンディング不良となりICの機能に支障をきたすことに
なる。ICの高信頼性を確保する上から、欠陥のない素
材を提供することが強く求められている。このため、前
記未圧着部は、検査時に検出し、切断除去されなければ
ならない。
【0007】しかし、加圧圧着工程の後にさらに圧延を
行なうために、未圧着部の外観は、正常圧着部と何ら変
わりのないように見える。このために加圧圧着工程で、
未圧着部を検出する必要があるが、未圧着部の大きさは
、平均10〜30mmと非常に小さく、目視での検出は
不可能であった。
【0008】このようなことから、従来は検査時に粘着
テープをクラッド帯のストライプ材圧着面に貼り付け、
そして粘着テープを引き剥がすことにより、未圧着部を
剥離***させ、目視により検査を行なっていた。この方
法では、効率上の問題から全長に渡って検査を行なうこ
とが不可能であり、加圧圧着工程での連続的な検査を行
なうことが待ち望まれていた。本発明では、加圧圧着工
程での連続的な検査を行なうクラッド帯の検査方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状母材とス
トライプ材とを圧着したクラッド帯を通板しながら、前
記ストライプ材のエッヂにレーザー光を照射し、その反
射光を光学センサにより検出し、反射光量に対する検出
信号の変化量によって、クラッド帯の圧着状態を検査す
ることを特徴とするクラッド帯の検査方法である。
【0010】
【作用】本発明の最大の特徴は、レーザー光を前記スト
ライプ材のエッヂに照射し、その反射光を光学センサに
より検出し、ストライプ材の未圧着部を検出することで
ある。この検出方法は、ストライプ材が母材に十分に圧
着していれば、ストライプ材のエッヂ付近の表面は平滑
で、未圧着であれば、同表面が粗く、前記表面の反射率
が異なることを利用したものであり、圧着部であれば、
センサの検出信号の変化量は少なく、未圧着部では、セ
ンサの検出信号の変化量は大きくなる。この検出信号の
変化量の違いによりクラッド帯のストライプ材の圧着状
態を検査することができる。
【0011】
【実施例】次に図1に従い、本発明の一実施例を板厚 
0.2mm、幅 40mmの42%Ni−Fe帯状母材
に厚さ 10μm、幅 10mmの良電導性ストライプ
材2であるAl箔を加圧圧着した場合を例にとり説明す
る。加圧圧着後のクラッド帯3の上方50mmにセンサ
本体7を配し、投光素子4よりAl箔2のエッヂに、レ
ーザー光5を照射させ、その反射光を、受光素子6で受
光する。
【0012】このとき、レーザー光5が、正常部(圧着
部)に照射されていれば、センサの出力18は、図5(
a)のようになり、未圧着部8に照射されれば、センサ
の出力18は、図5(b)のようになる。このように、
正常部と未圧着部では、センサの出力が異なる。この異
なる出力により、良電導性ストライプ材2の未圧着部の
検出が可能となる。
【0013】また、帯状母材1と、良電導性ストライプ
材2との反射率の違いにより、レーザー光が、帯状母材
1に照射されている場合と、良電導性ストライプ材2に
照射されている場合では、センサの出力が異なる。この
ことを利用し、出力18を見ながら、レーザー光5を、
良電導性ストライプ材2のエッヂに照射することができ
る。また、同出力の違いを利用することにより、良電導
性ストライプ材2の位置ズレをアナログ的にとらえるこ
とが可能となり、良電導性ストライプ材2の位置制御も
可能となる。また、本実施例において、送り速度は、最
高30m/min、レーザーのスポット径は、φ50〜
φ1000μm、レーザー光5の照射角は、45°〜9
0°で、未圧着部の検出が可能であった。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、クラッド帯鋼の未圧着
部の検出を、製造工程内で、連続的に行なうことができ
、高信頼性のクラッド帯を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッド材の未圧着部検出の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】クラッド材の斜視図である。
【図3】(a),(b)はクラッド材をICのリードフ
レームとして使用した状態を示す斜視図および断面図で
ある。
【図4】クラッド材製造に用いられる装置の概略図であ
る。
【図5】(a),(b)は本発明でのセンサの出力信号
を一例を示すものである。
【符号の説明】
1  帯状母材 2  良電導性ストライプ材 3  クラッド帯 4  投光素子 5  レーザー光 6  受光素子 7  センサ本体 8  未圧着部 9  低融点ガラス 10  セラミックキャップ 11  ボンディングワイヤ 12  セラミックベース 13  リードピン先端の良電導性部分14  リード
ピン 15  ICチップ 16  ワイヤーブラシ 17  圧延ロール 18  出力信号 19  母材リール 20  リール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯状母材とストライプ材とを圧着した
    クラッド帯を通板しながら、前記ストライプ材のエッヂ
    にレーザー光を照射し、その反射光を光学センサにより
    検出し、反射光量に対する検出信号の変化量によって、
    クラッド帯の圧着状態を検査することを特徴とするクラ
    ッド帯の検査方法。
JP40403190A 1990-12-03 1990-12-03 クラッド帯の検査方法 Pending JPH04220179A (ja)

Priority Applications (1)

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JP40403190A JPH04220179A (ja) 1990-12-03 1990-12-03 クラッド帯の検査方法

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JP40403190A JPH04220179A (ja) 1990-12-03 1990-12-03 クラッド帯の検査方法

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JPH04220179A true JPH04220179A (ja) 1992-08-11

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ID=18513725

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110653483A (zh) * 2019-10-08 2020-01-07 燕山大学 搅拌摩擦焊接过程中温度与压下量的在线检测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110653483A (zh) * 2019-10-08 2020-01-07 燕山大学 搅拌摩擦焊接过程中温度与压下量的在线检测装置
CN110653483B (zh) * 2019-10-08 2020-07-31 燕山大学 搅拌摩擦焊接过程中温度与压下量的在线检测装置

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