JPH04214350A - シート印刷機の給紙テーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は機械サイドフレームを備
えたシート印刷機の給紙テーブルであって、該給紙テー
ブルを介してシート紙がスタッカから印刷ユニットに案
内されており、給紙テーブルは２つの側方部材によって
保持されているテーブルプレートと、駆動装置を備えて
回転している搬送装置とから成り、該搬送装置は側方部
材内に支承されたリタンローラを介して案内されている
形式のものに関する。

【０００２】

【従来の技術】西ドイツ国特許第６４６００２号明細書
には機械サイドフレームを備えたシート印刷機の給紙テ
ーブルが示されている。該明細書にあっては、シート紙
が該給紙テーブルを介してスタッカから印刷ユニットに
案内されており、給紙テーブルは、２つの側部部材によ
って保持されているテーブルプレートと、駆動装置で回
転せしめられている搬送装置とから成り、該搬送装置は
側方部材内に支承されたリタンローラを介して案内され
ている。

【０００３】この給紙テーブルは、印刷ユニット内に位
置する機械部分に近付き易いように、上方に向って旋回
可能に構成されている。この解決策にあって満足して近
付くことができるのは、給紙テーブルの上方に位置し旋
回に対して自由に保持されている空間の利用を徹底的に
断念し、特に印刷ユニットの方に位置している給紙テー
ブルの側部の空間の利用を徹底的に断念した場合だけで
ある。

【０００４】このような給紙テーブルは、１方では例え
ばサテライト形印刷ユニットの使用の際に必要とされる
決められた構造空間の観点からの、他方では印刷ユニッ
ト内に位置する部分にいくらか満足できる程度に接近で
きるという観点からの、共に不満足な妥協の産物である
。

【０００５】更に、位相中立的な機能性は、印刷ユニッ
ト内に位置する部分に接近している間、給紙テーブル上
に位置して機械サイクルで駆動されている部分によって
、つまり例えば給紙テーブル上に設けられたフロントゲ
ージによって保持されなくなり、その結果該機能を再度
創り出さなければならなくなる。

【０００６】このようなテーブルを手動によって鉛直に
旋回せしめるためには、運転の側から数人の人手が必要
である。

【０００７】このような給紙テーブルは、印刷ユニット
内に位置する部分に接近できるように前方に設けられた
必要な空間が、旋回された状態においても、給紙テーブ
ルがこの空間内に完全に位置していることだけで既に狭
少化してしまう。このように設計されたテーブルにあっ
ては、操作マンの負傷の危険性が極めて高いことを考慮
しなければならない。

【０００８】旋回可能な給紙テーブルにあっては、例え
ばフロントゲージのような、その上に位置して機械サイ
クルで運動している部分の使用によって別の問題が発生
している。つまりこの部分の駆動が印刷ユニット側から
行われている場合には、固定の問題と正確なリズミカル
な運動の問題とがある。又駆動が別の側部から行われて
いる場合には、付加的な駆動部分が必要である。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は給紙テ
ーブルを改良して、給紙テーブルをその作業位置から簡
単な形式で引き離してその接近性を改善することができ
、また給紙テーブルの作業位置を再構築する際、作業位
置が供給テーブル上に位置して機械サイクルで運動して
いる部材上で位相中立的に保持されたままになっている
ようにすることにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明では給紙テーブル
が、機械サイドフレームに向って側方で、作業位置から
休止位置へスライド可能に支承され、かつ側方で作業位
置にロック可能であり、また作業位置で印刷ユニット駆
動部と給紙テーブルのリタンローラとの間に駆動結合部
を成立せしめることによって、上記課題を解決すること
ができた。

【００１１】

【発明の効果】このような給紙テーブルの場合に初めて
、印刷ユニット内に位置する部分への接近性が最適に保
証される。給紙テーブルの上方に位置する空間は、テー
ブルの旋回運動が不必要なため、これを必要以上に制限
しなくて宜い。スライドされた状態では、供給テーブル
によって作業位置に受容される殆んど全部の空間が、印
刷ユニット内に位置する部分への接近のために利用され
得る。給紙テーブルが再び作業位置にスライドせしめら
れると、フロントゲージ又は給紙テーブル上に位置して
機械サイクルで駆動されている別の部分が、直ちに位相
中立的な作業位置に起立する。このような給紙テーブル
を使用することにより、その上下に位置する空間の構造
的なプランニングが可能となり、このことは、例えばサ
テライト形印刷ユニット又は両側で印刷する印刷ユニッ
トを使用する場合に望ましいことである。

【００１２】側方にスライドできるように構成すること
の利点は、機械サイドフレーム内の供給テーブルに軸を
固定することができ、また機械サイドフレーム内の向い
合って位置する給紙テーブルに保持付加部を設けること
でき、かつ給紙テーブルが軸と保持付加部との上方で機
械サイドフレームに対しスライド可能に支承されている
という点である。

【００１３】このような給紙テーブルは、手動ででもス
ライド可能である。このことは、特に付加的な調整手段
の全くないようなより小さい印刷機の場合に、単に経済
上からだけでなく人間工学的にも極めて興味のあること
である。

【００１４】若し印刷ユニット側の給紙テーブル側部が
機械サイドフレーム内の軸に固定され、かつ給紙テーブ
ルが少くとも２つの支承位置を介して軸上にスライド可
能に固定されており、また給紙テーブルが保持付加部上
の支承位置の上に載置されるように選択された場合には
、このことによって例えばフロントゲージのような、給
紙テーブル上の印刷ユニット側に設けられて運動してい
る機械部分が特に安定化せしめられるようになり、その
ために、位相中立的な作業位置の維持と、印刷ユニット
近傍の特に静粛で精密な紙の運行とが促進されるように
なる。更にこの支承部の構造体は、これを簡単かつ低価
格で製作することができる。空間の利用率と印刷ユニッ
ト内に位置する機械部分への接近性とが最適な状態にな
り得るのは、軸の長さが給紙テーブルの幅のほぼ２倍の
長さになっていて、給紙テーブルが作業位置で占めてい
る空間から、給紙テーブルがほぼ完全に離れることがで
きるようになる場合である。

【００１５】側方の調整性を安価で簡単かつ取扱い易い
ように構成することができるのは、請求項４の特徴に基
くスピンドル配置を使用した場合である。例えば手動に
よるハンドル車を介してスピンドルの旋回を行うことに
よって、又は電気式、空気式又は流体式の対応する別個
の制御手段を介してスピンドルの旋回を行うことによっ
て、給紙テーブルはその側方の位置に関してこれを調整
可能にすることができる。

【００１６】請求項５の特徴は、コスト安で簡単かつ確
実なロックが可能な構成について説明しており、該構成
によって給紙テーブルは、その作業位置でロックが可能
となる。これによって、例えば機械の紙走行中に意図せ
ざるスライドの発生を防止することができるようになる
。

【００１７】互いに噛み合う歯車から成る駆動結合部が
、印刷ユニット駆動部とリタンローラとの駆動結合部と
して使用されており、該結合部は特に簡単でコストが安
く、僅かの駆動部しか必要としない。該結合部によって
、給紙テーブル上に位置して駆動されている機械部分の
位相中立的な作業位置が、テーブルの移動中も中断され
ないようになる。そして前記歯車の１方は駆動軸上に位
置し、他方は駆動軸上に回動不可に位置し、その際駆動
軸上に位置する歯車は軸方向にスライド可能に固定され
、又駆動軸上に位置する別の歯車は軸方向に不動に固定
される。また軸方向にスライド可能な歯車を軸方向に案
内するための装置も設けられている。

【００１８】請求項７及び８に記載の特徴は、歯車によ
る駆動結合部の有利な実施例を形成しており、該歯車は
、軸方向にスライド可能に固定された歯車の、軸方向の
案内と移動とを行っている。

【００１９】

【実施例】本発明の実施例を図１乃至図１０に示し、次
にこれを説明する。

【００２０】図１及び図２には給紙テーブル２を備えた
シート印刷機の１部分が図示されており、シート紙２１
は、該給紙テーブル２を介しコンベヤベルト２０により
スタッカ１から印刷ユニット３に供給されている。シー
ト印刷機を支持している外壁部は機械サイドフレーム７
，８，９，１０である。

【００２１】２つの側方部材４，５とこれに保持されて
いるテーブルプレート６とから成る給紙テーブル２は、
印刷ユニット側の側方部材４，５の上方領域内でこれら
の間に固定されて上方に向いており、かつ２つの保持付
加部１３，１４を備えた横桁１２を所有している。保持
付加部１３，１４には、側方部材４，５の上方に夫々テ
ーブルプレート６に対し同軸的に平行で搬送方向に対し
横方向に配位している孔２２が設けられている。

【００２２】スタッカ１に向い合う給紙テーブル側部１
７には、下方領域で同じ様に両側方部材４，５間に固定
されている横桁１５が位置している。

【００２３】軸方向にスライド可能に支承されている軸
１９が、保持付加部１３，１４の孔２２内に設けられて
おり、該軸１９は印刷ユニット領域内の機械サイドフレ
ーム７，８間の給紙テーブルの方に向いている側部上の
給紙位置の少し上方で、搬送方向に対し鉛直にかつ搬送
平面に対し平行に配向されている。

【００２４】スタッカ１の機械サイドフレーム９，１０
間で不動に位置している横桁２３には、保持付加部２４
が給紙テーブル２の下方に設けられており、該付加部２
４上で給紙テーブル２の横桁１５は、当接位置上で水平
方向にスライド可能に当接している。

【００２５】右側の機械サイドフレーム８内の軸１９の
固定位置から保持付加部１４までの最大の距離は、ほぼ
給紙テーブル２の幅に一致している。当接位置２５は軸
１９の長さの半分の位置に位置している。従って給紙テ
ーブルは、ほぼテーブルの幅だけスライドすることがで
きる。

【００２６】コンベヤベルト２０は、側方部材４，５内
で支承されているリタンローラ２６，２７を介してテー
ブルプレート６の周りを走行している。

【００２７】リタンローラ２６の回転軸は従動軸２８で
あり、該従動軸２８上に歯車２９が固定されている。図
３の駆動概略図から判るように、機械サイドフレーム内
の給紙テーブルの下方で支承されている駆動軸３０の駆
動回転モーメントが、前記歯車２９を介し歯車３１によ
って従動軸２８に伝達される、つまりリタンローラ２６
に伝達される。駆動軸３０は、１方では例えば歯車３２
及び３３から成る歯車構成を介し機械サイドフレーム７
，８内で支承されている圧胴１８から駆動されており、
そのため従動軸２８の回転は圧胴１８の方向に行われる
。

【００２８】図１の線４−４に沿った断面図である図４
に示されているように、駆動軸３０は、歯車３３と、搬
送方向で左側のフェザキー３４を備えた機械サイドフレ
ーム７との間に設けられており、その長さは給紙テーブ
ル２の最大のスライド長さよりも若干大きい長さである
。その際図４は、よくみえるように、例えばテーブルプ
レート６、コンベヤベルト２０及びリタンローラ２６に
ついては全く度外視した図面になっている。

【００２９】歯車３１は、フェザキー３４によって回動
不可で軸方向にはスライド可能であって、機械サイドフ
レーム７の近くのテーブルの作業位置上に位置している
。搬送方向で左側の給紙テーブル２の側方部材４に、外
方に向って連行フォーク３５が固定されており、その開
口部内で歯車３１は自由に回転可能であるが、軸方向に
は不動に保持されている。そのため歯車３１は、歯車２
９と常に係合状態にある。

【００３０】連行フォーク３５は、例えば図８から判る
ように、２つの合同なプレート３６，３７から成り、該
プレートは２本のねじ結合部３８，３９により給紙テー
ブルの側方部材に剛性的に固定されており、またねじ結
合部３８，３９のねじがそれらの間に位置するディスタ
ンスブッシュ４０，４１を貫通して案内されており、か
つその長さは歯車３１の歯幅より若干大きな長さになっ
ている。

【００３１】両プレート３７，３８は合同な孔を備えて
おり、該孔を貫通して軸３０が、自由に回転可能に同軸
的に延びている。歯車３１は、軸３０に対して同軸的な
２つのスラスト軸受４２，４３によってプレート３６，
３７の間で回転可能に保持されている。

【００３２】フェザキー３４による結合の代りに、例え
ば楔軸、多角形軸又はその類似物による結合装置を使用
しても宜い。

【００３３】給紙テーブル２は、例えばよくみえるよう
に図５及び図６だけに図示されている通りロック可能で
ある。左側の機械サイドフレーム７の方に向いている保
持付加部１３の側部に、不動にフラジ付けされた貫通孔
が位置し、該貫通孔を貫通して軸１９が、遊びを有して
同軸的に延び、かつ内方ブッシュ４４を備えている。又
ロックのために設けられたレバー４５の回動ヘッド４６
は、該ブッシュ４４内で止めリング６６により軸方向に
止められており、かつ軸１９を中心に回転可能に同軸的
に支承されている。レバー４５のレバーアーム４７は、
切欠きを通りブッシュの周囲の部分領域を介してブッシ
ュを貫通しており、また切欠きを備えた角度領域を介し
て軸１９を中心に回転可能である。

【００３４】レバーヘッド４６は軸１９に対し同軸的な
貫通開口部を有しており、その周面輪郭は、より小さな
円上に位置して互いに向い合って位置している２本の接
線によって切断されたより大きな円の輪郭に一致してい
る。

【００３５】機械サイドフレーム７の方に向いている側
部のその終端領域内の軸１９の上に、ロックのために設
けられた周面ノッチ４９付きの外方ブッシュ４８が不動
に位置しており、該ブッシュ４８の脚部の直径は小さい
円直径に一致し、その幅はレバーヘッドの幅より若干大
きい。この周面ノッチは、給紙テーブル２の方を向いて
いる外方ブッシュ４８の外方領域内に位置しているため
、縁部の方に尚狭い円筒ウエブ５０を残している。

【００３６】ウエブ５０の周面輪郭は、レバー４５の貫
通開口部の周面輪郭に一致しているため、上方に起立し
て開放されたレバー位置にあっては、輪郭が互いに合同
に起立し、かつ遊びを有して上下に押し込まれている。 ノッチ４９の領域内でレバー４５は、ロックのために回
転することができ、かつ貫通孔とウエブ５０との輪郭は
互いに反対方向に交差している。

【００３７】円筒ウエブ５０は周面ノッチ４９に対し軸
方向に傾斜しており、その脚部の幅の大きさは、更に軸
方向の形状結合的な結合部が形成でき、かつ給紙テーブ
ルをロックすることができるような大きさである。

【００３８】このように形成された給紙テーブルは、ス
ライド可能、調整可能かつロック可能である。

【００３９】安全と簡単な取扱いとの観点から、給紙テ
ーブル２は図２のように、側方部材４の外側部上にハン
ドグリップ１１を有している。

【００４０】給紙テーブル２を調整するための別の構成
は、図７のように、機械サイドフレーム７及び８内の軸
１９に対し平行で回動可能に支承されたスピンドル５１
であり、そのスピンドルケーシング５２は給紙テーブル
２の左方側部部材４の突起部を形成している。スピンド
ル軸は機械サイドフレーム７を超えて外方に延びている
。この延長部５３の回転は、例えば図示なしのハンドル
車によって容易に実施可能であり、該回転により、給紙
テーブル２は機械サイドフレーム７及び８に向ってスラ
イドせしめられ、給紙テーブルの所望の位置が達成でき
るようになる。

【００４１】またロックのために設けられた外方ブッシ
ュ４８を軸１９の上にミリメートルの範囲内で固定し、
また例えば機械サイドフレーム７内に支承されている自
縛性のねじを備えたスピンドルのような調整手段によっ
て、該ブッシュ４８を正確に位置せしめることも可能で
ある。この変化態様によれば、給紙テーブル２の作業位
置を不動に決定する際側方の補正を実施することができ
る。

【００４２】図１には、機械サイクルで運動している、
給紙テーブル２の側方部材４及び５の片方の上に支承さ
れて軸に固定されたフロントゲージ５６の概略が図示さ
れている。軸５７は右側の側方部材５上を外方に向って
延びている。図３によれば、軸５７はその上に不動に位
置しているレバー５８とこれに支承されている走行ロー
ラ５９とを介して運動しており、該走行ローラ５９は、
側方部材４に固定された図示なしのばねによって軸６０
の上に固定されたカムディスク６１の１方に当接してい
る。軸６０は側方部材４及び５内に支承されており、か
つ側方部材４を貫通するその接続案内部上に歯車６２が
設けられている。歯車６２は、側方部材４内に支承され
ている歯車６３，６４を介して歯車６５により圧胴に対
して同期的に駆動されており、該歯車６５はリタンロー
ラ２６の従動軸２８上に固定されている。

【００４３】図１には、機械サイドフレーム内に支承さ
れた圧胴１８、版胴５４及びゴム胴５４から成る通常の
７時間印刷ユニット装置が図示されている。

【００４４】図９及び図１０は印刷ユニット装置を示し
ており、該装置にあっては、スライド可能な給紙テーブ
ル２が使用されているため、特に有利な結果が生じてい
る。図９は、版胴５４、ゴム胴５５及び圧胴１８を備え
たサテライト形印刷ユニットを示しており、図１０は、
ゴム胴５５と版胴５４とを備えた２円筒印刷装置を示し
ている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の給紙テーブルの側面図である。

【図２】図１の給紙テーブルの平面図である。

【図３】図１の給紙テーブルの駆動部の概略平面図であ
る。

【図４】図１の線４−４に沿った給紙テーブルの移動機
構の図である。

【図５】軸の上のロック装置の実施例の側面図である。

【図６】軸の上のロック装置の実施例の平面図である。

【図７】スピンドルの形態をした調整装置の実施例の図
である。

【図８】歯車を軸方向にスライドせしめるための連行フ
ォークの図である。

【図９】スライド可能な給紙テーブルが特によく判るよ
うに図示されたサテライト形印刷ユニットの図である。

【図１０】スライド可能な給紙テーブルが特によく判る
ように図示された両側で印刷可能な印刷ユニットの図で
ある。

【符号の説明】

１　　　　スタッカ ２　　　　給紙テーブル ３　　　　印刷ユニット ４　　　　給紙テーブルの左側の側方部材５　　　　給
紙テーブルの右側の側方部材６　　　　テーブルプレー
ト ７　　　　搬送方向でみて左側の機械サイドフレーム８
　　　　搬送方向でみて右側の機械サイドフレーム９　
　　　搬送方向でみて左側の機械サイドフレーム１０　
　　　搬送方向でみて右側の機械サイドフレーム１１　
　　　ハンドグリップ １２　　　　横桁 １３，１４　　　　横桁１２上の保持付加部１５　　　
　横桁 １６　　　　印刷ユニット側の給紙テーブル側部１７　
　　　スタッカ側の給紙テーブル側部１８　　　　圧胴 １９　　　　軸 ２０　　　　コンベヤベルト ２１　　　　シート紙 ２２　　　　孔 ２３　　　　スタッカ上の横桁 ２４　　　　保持付加部 ２５　　　　当接位置 ２６，２７　　リタンローラ ２８　　　　従動軸 ２９　　　　歯車 ３０　　　　駆動軸 ３１，３２，３３　　　　歯車 ３４　　　　フェザキー ３５　　　　連行フォーク ３６，３７　　　　プレート ３８，３９　　　　ねじ結合部 ４０，４１　　　　ディスタンスブッシュ４２，４３　
　　　スラスト軸受 ４４　　　　内方ブッシュ ４５　　　　レバー ４６　　　　レバーの回動ヘッド ４７　　　　レバーアーム ４８　　　　外方ブッシュ ４９　　　　周面ノッチ ５０　　　　円筒ウエブ ５１　　　　スピンドル ５２　　　　スピンドルケーシング ５３　　　　スピンドルの延長部 ５４　　　　版胴 ５５　　　　ブランケット胴 ５６　　　　フロントゲージ ５７　　　　軸 ５８　　　　レバー ５９　　　　走行ローラ ６０　　　　軸 ６１　　　　カムディスク ６２，６３，６４，６５　　　　歯車 ６６　　　　止めリング

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　機械サイドフレームを備えたシート印
   刷機の給紙テーブルであって、該給紙テーブルを介して
   シート紙がスタッカから印刷ユニットに案内されており
   、給紙テーブルは２つの側方部材によって保持されてい
   るテーブルプレートと、駆動装置を備えて回転している
   搬送装置とから成り、該搬送装置は側方部材内に支承さ
   れたリタンローラを介して案内されている形式のものに
   おいて、 −　　給紙テーブル（２）が、機械サイドフレーム（７
   ，８，９，１０）に対し側方で作業位置から休止位置へ
   スライド可能に支承されており、 −　　給紙テーブル（２）が側方で作業位置にロック可
   能であり、 −　　作業位置で印刷ユニット駆動部と給紙テーブル（
   ２）のリタンローラ（２６，　　　　２７）との間に駆
   動結合部が成立している ことを特徴とする、シート印刷機の給紙テーブル。
2. 【請求項２】 −　　機械サイドフレーム（７，８）内の給紙テーブル
   側部に軸（１９）が固定されており、 −　　機械サイドフレーム（７，８，９，１０）内で向
   い合って位置する給紙テーブル側部に保持付加部（２４
   ）が設けられており、 −　　給紙テーブル（２）が軸（１９）と保持付加部（
   ２４）との上で機械サイドフレーム（７，８，９，１０
   ）の方向にスライド可能に支承されていることを特徴と
   する、請求項１記載の給紙テーブル。
3. 【請求項３】 −　　軸（１９）が機械サイドフレーム（７，８）内の
   印刷ユニット側の給紙テーブル（１６）に固定され、か
   つその長さが給紙テーブル（２）の幅のほぼ２倍の長さ
   であり、 −　　給紙テーブル（２）が少くとも２つの支承位置を
   介して軸（１９）の上でスライド可能に固定されており
   、また −　　給紙テーブル（２）が支承位置上の保持付加部（
   ２４）の上に載置されていることを特徴とする、請求項
   ２記載の給紙テーブル。
4. 【請求項４】 −　　スピンドル支承位置が機械サイドフレーム（７，
   ８）上に設けられており、 −　　スピンドル（５１）がスピンドル支承位置内で回
   動可能に、かつ軸方向に不動に支承されており、かつ−
   　　スピンドルの周りには給紙テーブル（２）の側方部
   分（４）内に固定されたスピンドルケーシング（５２）
   が設けられていることを特徴とする、請求項１又は２記
   載の給紙テーブル。
5. 【請求項５】 −　　給紙テーブル（２）は、レバー（４５）とノッチ
   付きブッシュ（４８）とによって作業位置でロック可能
   であり、 −　　レバー（４５）は給紙テーブル（２）に固定され
   、かつ −　　ノッチ付きブッシュ（４８）が軸（１９）の上に
   固定されていることを特徴とする、請求項２又は４記載
   の給紙テーブル。
6. 【請求項６】 −　　駆動結合部が互いに噛み合っている歯車（２９，
   ３１）から成り、その内の１方が駆動軸（３０）上に、
   他方が従動軸（２８）上に、夫々回動不可に位置し、−
   　　駆動軸（３０）上に位置する歯車（３１）が軸方向
   にスライド可能に固定され、 −　　従動軸（２８）上に位置する歯車（２９）が軸方
   向に不動であり、また −　　軸方向にスライド可能な歯車（３１）の軸方向の
   案内部のための装置が設けられていることを特徴とする
   、請求項１記載の給紙テーブル。
7. 【請求項７】 −　　駆動軸（３０）が機械サイドフレーム（７，８）
   内に支承されており、また −　　従動軸（２８）が給紙テーブル（２）の印刷ユニ
   ット側（１６）の側方部分（４，５）内に支承されてい
   ることを特徴とする、請求項６記載の給紙テーブル。
8. 【請求項８】 −　　２つの合同なプレート（３６，３７）が、給紙テ
   ーブルの側方部材（４）にディスタンスブッシュ（４０
   ，４１）によって螺着されており、その距離はスライド
   可能な歯車（３１）の歯幅よりも若干大きくなっており
   、−　　プレート（３６，３７）は同心的な孔を有し、
   該孔を貫通して駆動軸（３０）が自由に回動可能に延び
   ており、 −　　スライド可能な歯車（３１）は駆動軸（３０）上
   に位置し、両プレート（３６，３７）間で駆動軸（３０
   ）が回動可能であり、 −　　プレート（３６，３７）と歯車（３１）との間に
   スラスト軸受（４２，４３）が設けられており、それに
   よって歯車（３１）は、給紙テーブル（２）の移動の際
   軸方向に連行され、また −　　軸方向の移動が、駆動軸（３０）と歯車（３１）
   との間のフェザキー結合（３４）によって行われている
   ことを特徴とする、請求項７記載の給紙テーブル。