JPH1086340A - 印刷機のインキ練り又は湿し装置ローラの調整装置 - Google Patents

印刷機のインキ練り又は湿し装置ローラの調整装置

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JPH1086340A
JPH1086340A JP9235796A JP23579697A JPH1086340A JP H1086340 A JPH1086340 A JP H1086340A JP 9235796 A JP9235796 A JP 9235796A JP 23579697 A JP23579697 A JP 23579697A JP H1086340 A JPH1086340 A JP H1086340A
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の方法でそれぞれのローラを調整でき、簡
単な構造を持ち、それ故、先行装置よりも製造するのに
費用がかからず、印刷機に適合でき僅かな空間しか使用
しないインキ練り又は湿し装置ローラを調整する装置を
提供する。 【解決手段】インキ練り又は湿し装置ローラ(3)の端
部は、案内部材(8)と共働する制御面(10)に沿って
移動できるそれぞれの軸受け装置に据え付けられてい
る。その制御面は、調整域(14)と他の域(15)から成
る。その調整域は、インキ練り又は湿し装置ローラの軸
線を隣り合う静止ローラ(1,2)のそれぞれの軸線に
結合させる2本の線により形成された角度(α)の角二
等分線(13)にほぼ平行に延びている。単一の直線駆動
手段(18)のみが軸受け装置を移動するために必要であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷機械に関
し、更に特にインキ練り又は湿し装置ローラのスピンド
ル軸の両端の各々が前記スピンドル軸に垂直な平面にお
いて機枠に対して駆動手段を介して移動できる軸受け装
置に据え付けられている形式の印刷機の機枠に回転する
ように更に据え付けられた2個の隣接するローラに対し
て印刷機のインキ練り又は湿し装置ローラを調整する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機械、特に高速輪転印刷機におい
て、インキ練り又は湿し装置ローラが調整自在に据え付
けられること、即ち調整自在なローラが接触している隣
接ローラに対する押圧力が生産中でさえ適応可能である
ことは、有益であることがわかっていた。そのような調
整自在なインキ練り又は湿し装置ローラは柔らかな弾性
面を有する。永久設置されたローラの場合には、それら
ローラが接触している隣接ローラに対する押圧力はそれ
らローラにより変更できる。この理由は、接触圧が最高
生産速度に適して例えばインキ練りローラの複製を版胴
に添着させることによりそれ自体公知の方法で設定でき
ることが、何よりも機械の停止時の変更条件となる。速
度が速くなればなるほど、圧力が高くなる。
【0003】温度はまた、これらローラの接触圧により
影響され、印刷生産が開始されると、温度は室温から接
触圧の増加を生じる或る作動温度にまで上昇し得る。
【0004】それぞれのローラ間の接触圧のこれら変動
のすべては、印刷品質上に不利な影響を及ぼす。
【0005】粘弾性ローラを包含する複数ローラシステ
ムの転がり作用の調査により教示されている如く、運転
速度に対応して接触圧を適合させることは、ローラを駆
動するのに必要なトルクが極めて大きく増加するから、
特に望ましい。それ故に、ローラの最適調整はエネルギ
ーも節約できる。
【0006】インキ練り又は湿し装置ローラを調整する
装置は、すでに提案されていた。例えば、米国特許第5
142977号は、そのような装置を示す。ここで、ジ
ャーナルが据え付けられる調整自在なローラの各軸受け
装置は、互いにほぼ直角に配置された2個の調整装置を
含有し、その調整装置によって軸受け装置が調整範囲内
の平面のいかなる方向にも機枠に関して調整され得る。
【0007】この装置は、それぞれの調整自在なローラ
を所望位置に設置するあらゆる可能性を与える。しかし
ながら、この装置は、製造するのが極めて高価であり、
結局は費用が嵩み、しかも設置空間の必要性が無視でき
ないことから、この装置は、すべての機械には使用でき
ないことがわかっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、所
望の方法でそれぞれのローラを調整でき、簡単な構造を
持ち、それ故、先行装置よりも製造するのに費用がかか
らず、印刷機に適合でき僅かな設置空間しか使用しない
インキ練り又は湿し装置ローラを調整する装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この為に、冒頭に述べた
形式の本発明の調整装置において、2個の軸受け装置の
各々が制御面と共働する案内部材を備えていて、その制
御面がローラスピンドル軸に垂直な前記平面に含まれた
2本の結合線により形成された角度の角二等分線にほぼ
平行に延びている少なくとも1個の調整域を有し、その
各々の結合線がインキ練り又は湿し装置ローラの軸線を
2個の上述の隣接ローラの軸線に結合させ、そしてこの
2個の軸受け装置の各々を移動させる駆動手段は単一の
直線駆動手段である。
【0010】僅かに1個の直線駆動手段と一つの制御面
とを使用することにより、この発明装置は、簡単に且つ
コンパクトに構成され得る。好ましくは、軸受け装置当
たり1個のみの制御面が備えられており、案内部材と制
御面とは弾性要素によって互いに押圧されて、したがっ
て遊び無しに軸受け装置の案内が保証される。
【0011】この発明による装置は、それぞれのローラ
の調整に加えて、隣接ローラの一方が他方の隣接ローラ
との接触を維持しながら離脱され得るように設計されて
いる。この設計により追加の駆動手段の必要なしに版胴
からインキ練りローラを離脱させることが簡単にでき、
これによりこの発明装置は一層簡単な構造となる。特
に、離脱したローラは繰り返し他の2個のローラと容易
に再係合され得る。
【0012】この発明の他の有益な設計は、据え付け台
に保持された支持部材に固定された各軸受け装置を有す
ることにある。支持部材は据え付け台に旋回自在に保持
され且つ支持部材上で旋回される旋回レバーにより据え
付け台に連結されている。それにより支持部材は、支持
部材がローラを調整するために据え付け台に関してスピ
ンドル軸の一方に沿って移動されるときにカムに容易に
追従できる。好ましくは、1個のみの旋回レバーが使用
され、その場合に支持部材は支え手段を横方向に備えな
ければならない。それ故に、回転はするが、滑動せずに
支持部材に保持された第1スピンドル軸のみが、旋回レ
バーの内ねじにねじ込まれたねじを中央部分に備えてい
るので、モータと歯車によってこのスピンドル軸を回転
させることにより、このスピンドル軸は支持部材と一体
に移動され得る。
【0013】旋回レバーの使用により、カムは実際には
任意の所望形状を有し得るので、カムが支持部材に離脱
自在で且つ交換自在に固定された構成部分に固定される
ならば、カムは形状を所望の必要条件に適合され得る。
案内部材は、好ましくは案内部材が固定されている据え
付け台に関して調整できるので、ローラが軸受け装置に
設置されるならば、2個の隣接ローラに対する接触圧の
比が変更でき、特殊な要求にも適合できる。
【0014】ローラは、好ましくは選択可能なパラメー
タの関数として制御装置を介して自動的に調整される。
その結果、ローラは、印刷機の作動中に最適位置を占め
る。
【0015】位置表示器は、好ましくはローラの瞬間的
位置を決定するために備えられていて、そのローラ位置
は制御ユニットに報告される。
【0016】モータを作動させることにより、制御ユニ
ットは、圧力計により測定される如く隣接ローラに対す
るローラの接触圧の関数として調整を行ない得る。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の好ましい実施例は、以下に
添付図面を参照しながら詳細に説明される。図1は、
(図示しない)印刷機の版胴1と分配ローラ2とを図式
的に示す。版胴1と分配ローラ2との間には、本発明に
よる装置4において両端で保持されたインキ練りローラ
3が配置されている。装置4は基本的に分配ローラ2の
軸線を中心に回転可能に軸支される旋回レバー5から成
る。案内レバー6はスピンドル軸7を中心に旋回レバー
5に回転可能に軸支される。案内部材8は案内レバー6
のスピンドル軸7から離れた端部に固定されている。レ
バー6、すなわち案内部材8がばね9によって印刷機の
機枠に関してそれ自体公知の方法で静止保持された制御
面10に対して押圧されている。
【0018】インキ練りローラ3はスピンドル軸11を中
心に案内レバー6に回転可能に軸支される。旋回レバー
5に連動する直線駆動手段12を介して、装置4は分配ロ
ーラ2の軸線を中心に回転可能に軸支され得る。旋回レ
バー5が直線駆動手段12により旋回される際に、案内部
材8は制御面10に沿って走行し、それにより案内レバー
6に据え付けられたインキ練りローラ3は、制御面10に
平行に延びている直線13にほぼ沿って移動される。イン
キ練りローラ3の移動により、こうして版胴1と分配ロ
ーラ2とに対してより大きな或いは僅かな程度に押圧さ
れ得る。
【0019】制御面10が角度αの角二等分線に関して或
る程度に傾斜されることは、かなり想像し得ることであ
り、それにより、インキ練りローラ3の移動により、版
胴1と分配ローラ2とに対する接触圧はもはや互いによ
っては変更されず、むしろ制御面10の傾斜により決定さ
れる或る割合で変更される。
【0020】版胴1と分配ローラ2とに関するインキ練
りローラ3の圧力調整は、制御面10の調整域14に沿って
行われる。制御面10は、調整域14に隣接して、分配ロー
ラ2に向けて傾斜された他の域15を有する。インキ練り
ローラ3が版胴1と分配ローラ2とから離れるように調
整される際に、案内部材8は制御面10の調整域14から他
の域15へ移動し、案内レバー6はばね9により分配ロー
ラ2へ引っ張られるので、インキ練りローラ3は版胴1
から離脱され、それでも分配ローラ2のみと接触してい
る。分配ローラ2に対するインキ練りローラ3の接触圧
はばね9の力により決定される。インキ練りローラ3が
版胴1から離脱されると、印刷機のインキ練りローラは
例えばそれ自体公知の方法で予めインキ練りがされ得
る。
【0021】図2に図式的に例示された原理は同様に機
能する。版胴1と分配ローラ2とに関して調整されるべ
きインキ練りローラ3は、受け部材17に直線駆動手段18
を介して移動自在に保持された変位部材16に据え付けら
れ、前記受け部材17が今度はガイド19に移動自在に案内
される。変位部材16は制御面10と共働する案内部材8を
包含し、制御面10へ案内部材がばね20により付勢されて
いる。図1の原理の如く、制御面10は角二等分線13にほ
ぼ平行に整合されている。変位部材16が直線駆動手段18
を介して移動されると、分配ローラ2は図1に関連して
記載された展開によって、角二等分線13に追従する。こ
こでも、制御面10は調整域14と他の域15を有するので、
同じ調整可能性があり、そしてインキ練りローラ3の離
脱は図1の実施例における如く行われ得る。
【0022】また、制御面10に平行な他の制御面を備え
ることが想像でき、それで、案内部材8はこれら2つの
制御面を介して強制的に案内されることになる。このと
き、ばね要素は省略でき、インキ練りローラ3の離脱、
特に分配ローラ2に対する接触圧の調整は適当な位置へ
走行させることによりそれぞれに直線駆動手段12又は18
を介して行われ得る。
【0023】図3から見られる如く、(図示しない)イ
ンキ練りローラのジャーナル21は二つの半部分から成る
軸受け装置22に据え付けられて、そのため、インキ練り
ローラはそれ自体公知の方法で容易に交換され得る。軸
受け装置22はボルト24によりテーブルの形態の支持部材
23に固定されている。軸受け装置22から互いに離間する
方向にある支持部材23の両側面は2個のフラップ25を備
えており、そのフラップには第1スピンドル軸26が回転
するが滑動不能に据え付けられている。旋回レバー27の
一端は第1スピンドル軸26を中心に回転可能に軸支され
る。
【0024】旋回レバー27の他端は、印刷機の(図示し
ない)機枠に固定された据え付け台29に、前記スピンド
ル軸26に平行に整合された第2スピンドル軸28を中心に
回転するが滑動不能に据え付けられている。
【0025】スピンドル軸26の中央部分には、旋回レバ
ー27の内ねじ31にねじ込まれるねじ30が形成されてい
る。また、ピニオン32は一緒に回転するようにスピンド
ル軸26に固定されており、そのピニオンは電動モータ36
にフランジされた歯車機構35の駆動軸34に固定された歯
車輪33と噛み合う。モータ36、従って歯車輪33をもつ歯
車機構35は、旋回レバー27に固定されている。第1スピ
ンドル軸26の回転により、内ねじ31にねじ込まれるねじ
30はスピンドル軸26を長手方向に移動させて、その結
果、支持部材23はそれに沿って移動される。
【0026】支持部材23がスピンドル軸26を中心に傾斜
することを抑制するために、支持部材は、支持部材23の
両縁に取り付けて且つ支持部材23と据え付け台29との適
合走路上に転がるように設計されたローラ38の形態の支
え手段37を備えている。図1及び2の制御面10に対応す
る、制御面40が取り付けられる構成部分39は、支持部材
23に固定されている。制御面40は据え付け台29に固定さ
れ且つ図1及び2の案内部材8に対応する案内部材41と
共働する。制御面40も、図1及び2に関連して説明され
る如く、調整域とインキ練りローラを離脱する他の域と
を有する。
【0027】据え付け台29と旋回レバー27との間に配置
された圧縮ばねの形態の弾性要素42は、支持部材23と従
って制御面40とを案内部材41に対して押圧させる。
【0028】旋回レバー27に対しての支持部材23の移動
中に、制御面40は案内部材41に追従する。この時、制御
面40の調整域は、図2と関連して説明された如く、角二
等分線13にほぼ平行に整合されている。第1スピンドル
軸26の回転によりもたらされた支持部材23の移動中に、
旋回レバー27は、特に分配ローラの離脱が問題である場
合は、制御面40により引き出された旋回運動を生じる。
支持部材23が支え手段37により上に支持される据え付け
台29上の支持部材23の変形を避けるために、板ばね43は
支持部材23の縁部に取り付けられる支え手段37と据え付
け台29との間に挿入されている。据え付け台29への支持
部材23の僅かな偏向はそれにより吸収され得る。
【0029】旋回レバー27とその結果として据え付け台
29に関する支持部材23の位置を確実にすることができる
ために、制御ユニットに電気的に接続された位置表示器
44は、以下に説明するように、旋回レバー27に取り付け
られている。
【0030】図4は、支持部材23に固定された軸受け装
置22を示す。すでに述べた如く、第1スピンドル軸26は
支持部材23の2個のフラップ25に回転するが滑動不能に
据え付けられている。第1スピンドル軸26の回転によ
り、同スピンドル軸は旋回レバー27に関して移動され、
支持部材23を伴って動く。ピニオン32はその結果同様に
歯車輪33に関して移動され、そのために適宜幅広になっ
ている。
【0031】据え付け台29に保持されて且つそれを中心
として旋回レバー27が回転可能に軸支される第2スピン
ドル軸28は、例えば旋回レバー27に挿入され且つ第2ス
ピンドル軸28の軸受を受ける圧力計46からなる動力計装
置45を備えていてもよい。圧力計46は、以下に説明する
ように、制御ユニットに電気的に接続されている。
【0032】据え付け台29は印刷機の機枠53に固定され
ている。
【0033】図5は、支持部材23の縁部に配置され且つ
支え手段37を形成するローラ38を示す。ローラ38は、基
本的に片側で支持部材23に対し直接的に置かれている
が、反対側で板ばね43に作用し、その板ばねは据え付け
台29に設置され且つ据え付け台29に対して支持部材23の
僅かな移動を許す。
【0034】支持部材23に固定された軸受け装置22は支
え手段37と共に再び図6に示されており、その支え手段
37により支持部材23が据え付け台29に支持されている。
第2スピンドル軸28を中心とした旋回レバー27の回転可
能な軸支状況が特に同図に示されている。旋回レバー27
とそれと共に制御面40(図3)からなる支持部材23は、
圧縮ばね42により案内部材41(図3)に対して押圧され
ている。
【0035】図7は、据え付け台29に固定された案内部
材41、並びに支持部材23に固定されている構成部分39に
備えられた制御面40を示す。案内部材41は、図5に見ら
れる如く、調整自在な偏心輪54に取り付けられる。偏心
輪54は、例えばこの発明装置の組み立て中に設置され
て、それにより、例えば分配ローラ2に対するよりも高
い版胴1に対するインキ練りローラ3の接触圧が選択さ
れ得る。
【0036】すでに述べた如く、制御面40を含む構成部
分39は交換でき、それによって例えばインキ練りローラ
/版胴の接触圧に対するインキ練りローラ/分配ローラ
の接触圧の比は、影響され得る。
【0037】分配ローラと版胴に関してインキ練りロー
ラ3を調整し且つ離脱するために、例えば、制御ユニッ
ト47が図8に図式的に例示される如く備えられている。
ユニット47は、例えば、記憶プログラム制御装置48であ
り、それによりインキ練りローラ3の不作動位置が予め
設定される。インキ練りローラ3の実際位置は位置表示
器44によって記憶プログラム制御装置48に報告される。
モータ36を作動させることにより、インキ練りローラ3
は適切に調整される。それぞれのローラ位置の設定点を
決定するために、機械制御装置49からのデータも、例え
ば、速度,運転時間,係合離脱などに関して、記憶プロ
グラム制御装置48に供給され得る。
【0038】また、他の実際値、例えば動力計装置45を
介して決定される接触圧,或いは測定子50によって機械
上で直接決定される他の値を記憶プログラム制御装置48
に入力することができる。ここで、調整自在なローラの
ローラ径も入力されてもよく、それに基づいてローラの
位置が適切に調整される。
【0039】記憶設定点や調整自在なローラの位置に関
する実際値は、調整自在なローラの位置に影響し得る他
の有用な影響要因と同様に、記憶プログラム制御装置48
の監視装置51に表示され且つ検査され得るが、しかしこ
れらは、また、同様に制御ユニット47の一部を構成する
キーボード52によって修正され得る。
【0040】こき発明装置によって、2つの隣接ローラ
に関するそれぞれのローラの調整が最適に行われ、この
装置の構造が簡単に維持され得て、そしてその調整は計
数される機械のパラメータの関数として自動的に制御さ
れ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1設計原理図である。
【図2】本発明装置の第2設計原理図である。
【図3】図2の原理に基づいた本発明装置の実施例の部
分的に切り取られた斜視図である。
【図4】第1と第2スピンドル軸によってほぼ決定され
る平面に描かれた、図3の本発明装置を通る断面図であ
る。
【図5】支持部材の弾性支え手段領域と制御面とに位置
した平面に描かれた、図3の本発明装置の断面図であ
る。
【図6】図4の線VI−VIに描かれた本発明装置の断面図
である。
【図7】カムとそれと共働する案内部材との詳細な部分
断面図である。
【図8】本発明装置の電気制御の変形例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 版胴 2 分配ローラ 3 インキ練りローラ 4 調整装置 5 旋回レバー 6 案内レバー 7 スピンドル軸 8 案内部材 9 ばね 10 制御面 11 スピンドル軸 12 直線駆動手段 13 角二等分線 14 調整域 15 他の域(離脱域) 16 変位部材 17 受け部材 18 直線駆動手段 19 ガイド 20 ばね 21 ジャーナル 22 軸受け装置 23 支持部材 24 ボルト 25 フラップ 26 第1スピンドル軸 27 旋回レバー 28 第2スピンドル軸 29 据え付け台 30 ねじ 31 内ねじ 32 ピニオン 33 歯車輪 34 伝動軸 35 歯車機構 36 モータ 37 支え手段 38 ローラ 39 構成部分 40 制御面 41 案内部材 42 弾性要素 43 板ばね 44 位置表示器 45 動力計装置 46 圧力計 47 制御ユニット 48 プログラム制御装置 49 機械制御装置 50 測定子 51 監視装置 52 キーボード 53 機枠 54 偏心輪

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機の機枠(53)に回転するように据
    え付けられた2個の隣接ローラ(1,2)に対する印刷
    機のインキ練り又は湿し装置ローラ(3)を調整する装
    置であって、インキ練り又は湿し装置ローラ(3)のス
    ピンドル軸の両端の各々が前記スピンドル軸に垂直な平
    面において機枠(53)に対して駆動手段を介して移動で
    きる軸受け装置(22)に回転するように据え付けられて
    いる印刷機のインキ練り又は湿し装置ローラの調整装置
    において、2個の軸受け装置(22)の各々は制御面(1
    0,40)と共働する案内部材(8,41)を備えていて、
    その制御面(10,40)は前記平面に含まれる2本の結合
    線により形成された角度(α)の角二等分線(13)にほ
    ぼ平行に延びている少なくとも1個の調整域(14)を有
    し、その各々の結合線がインキ練り又は湿し装置ローラ
    (3)の軸線を前記2個の隣接ローラ(1,2)の軸線
    に結合させ、そして2個の軸受け装置(22)の各々を移
    動させる駆動手段は単一の直線駆動手段(12,18)から
    なることを特徴とする印刷機のインキ練り又は湿し装置
    ローラの調整装置。
  2. 【請求項2】 各軸受け装置(22)には制御面(10,4
    0)が備えられており、そして案内部材(8,41)と制
    御面(10,40)とは弾性要素(9,42)によって互いに
    対して押圧されていることを特徴とする請求項1記載の
    調整装置。
  3. 【請求項3】 インキ練り又は湿し装置ローラは、分配
    ローラ(2)と版胴(1)との間に配置されたインキ練
    りローラ(3)であり,制御面(10,40)は弾性要素
    (9,42)により及ぼされる押圧力が分配ローラ(2)
    に向けられるように配置され、その制御面(10,40)は
    調整域(14)に隣接する他の域(15)を有し、その他の
    域は分配ローラ(2)の方へ傾斜されているので、イン
    キ練りローラ(3)はこの他の域(15)への移動によ
    り、弾性要素(9,42)により分配ローラ(2)に及ぼ
    された押圧力により支持され、制御面(10,40)と案内
    部材(8,41)との間に間隔が生じ、インキ練りローラ
    (3)は版胴から離脱されることを特徴とする請求項2
    記載の調整装置。
  4. 【請求項4】 各軸受け装置(22)は、機枠(53)と一
    体である据え付け台(29)に保持された支持部材(23)
    に固定され、その据え付け台に対して支持部材(23)は
    制御面(40)に沿って移動でき、その制御面(40)が支
    持部材(23)上に配置されていて、制御面(40)に沿っ
    て走行する案内部材(41)が据え付け台(29)に固定さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか一項記載の調整装置。
  5. 【請求項5】 支持部材(23)は、第1スピンドル軸
    (26)を中心に少なくとも1個の旋回レバー(27)の一
    端で回転可能に軸支され、その第1スピンドル軸(26)
    はカム(40)の調整域とほぼ平行に整列されていて、そ
    して前記少なくとも1個の旋回レバー(27)の他端は第
    1スピンドル軸(26)に平行に整列された第2スピンド
    ル軸(28)を中心に旋回するように据え付け台(29)に
    保持されていることを特徴とする請求項4記載の調整装
    置。
  6. 【請求項6】 支持部材(23)は、第1スピンドル軸
    (26)及び/又は第2スピンドル軸(28)に沿って軸方
    向に移動できることを特徴とする請求項5記載の調整装
    置。
  7. 【請求項7】 旋回レバー(27)は、ほぼ中央部分で支
    持部材(23)に旋回自在に結合されるように備えられ、
    支持部材(23)の二つの縁域は支え手段(37)を備えて
    いて、その手段により支持部材(23)は据え付け台(2
    9)上に支持されて第1スピンドル軸(26)を中心とし
    た傾斜を防止することを特徴とする請求項5又は6記載
    の調整装置。
  8. 【請求項8】 支え手段(37)は、ローラ(38)の形状
    であり、そのローラ(38)は支持部材(23)の二つの縁
    域の一方で据え付け台(29)上に弾力的に支持されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の調整装置。
  9. 【請求項9】 第1スピンドル軸(26)は、回転するが
    滑動しなく支持部材(23)に保持され、第1スピンドル
    軸(26)の中央部分には、旋回レバー(27)に配置され
    た内ねじ(31)にねじ込まれたねじ(30)が備えられて
    いること、及び第1スピンドル軸(26)はモータ(36)
    と歯車機構(35)によって両回転方向に駆動できること
    を特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載の調整
    装置。
  10. 【請求項10】 モータ(36)と歯車機構(35)は、旋
    回レバー(27)に固定されていること、及び歯車機構
    (35)の伝動軸に固定されているのは、第1スピンドル
    軸(26)に固定されて一緒に回転するピニオン(32)と
    噛み合う歯車輪(33)であることを特徴とする請求項9
    記載の調整装置。
  11. 【請求項11】 制御面(40)は、支持部材(23)に離
    脱自在に且つ交換自在に固定された構成部分(39)に配
    置されていること、及び案内部材(41)が据え付け台
    (29)に対して調整できることを特徴とする請求項4乃
    至請求項10のいずれか一項記載の調整装置。
  12. 【請求項12】 弾性要素(42)がばねであり、それに
    より旋回レバー(27)とその旋回レバーに接続されたカ
    ム(40)とは案内部材(41)に対して押圧され得ること
    を特徴とする請求項5乃至請求項11のいずれか一項記載
    の調整装置。
  13. 【請求項13】 制御ユニット(47)が備えられ、それ
    によりローラ(3)の調整が選択可能なパラメータの関
    数として自動的に行われることを特徴とする請求項1乃
    至請求項12のいずれか一項記載の調整装置。
  14. 【請求項14】 位置表示器 (44) はローラ(3)の瞬
    間的位置を決定するために備えられていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項13のいずれか一項記載の調整装
    置。
  15. 【請求項15】 隣接ローラ(1,2)に対するローラ
    (3)の接触圧は動力計装置(45)によって測定できる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか一項
    記載の調整装置。
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