JPH04213438A - カメラの投光装置 - Google Patents

カメラの投光装置

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JPH04213438A
JPH04213438A JP2407216A JP40721690A JPH04213438A JP H04213438 A JPH04213438 A JP H04213438A JP 2407216 A JP2407216 A JP 2407216A JP 40721690 A JP40721690 A JP 40721690A JP H04213438 A JPH04213438 A JP H04213438A
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忠雄 高木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファインダー画面内の視
線位置を検出する視線検出手段に代表される撮影画面内
のスポット領域を指定するスポット領域指定手段を有す
るカメラの投光装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の撮影画面内の視線位置を検
出する視線検出手段を備え、視線注視位置に応じた画面
内の各領域について焦点検出,測光し合焦演算若しくは
露出演算を行うカメラとして、例えば特開昭63−94
232号公報,特開平2−32312号公報などに開示
されているカメラが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカメラは、低輝度の条件において焦点検出不能
となった場合、いかに対処するかの手段を持ち合わせて
いなかった。また、撮影時に補助光を用いる場合でもそ
の対処する手段を持ち合わせていなかった。なお、主要
被写体は撮影の都度決定されていた。また、公知の焦点
検出補助光は、撮影画面に対して常に一定の領域に照射
される。あるいは撮影補助光(ストロボ)は、撮影画面
に対して常に一定の関係に基づいて調光照射される。よ
って上述した従来のカメラは、低輝度の条件における焦
点検出が不可能であるという問題があった。
【0004】したがって本発明は、ファインダー画面内
の視線位置を検出する視線検出手段に代表される撮影画
面内のスポット領域を指定するスポット領域指定手段を
有するカメラにおいて、撮影の都度決定される主要被写
体に関して最適の焦点検出補助光を照射し、最適の撮影
補助光を調光照射することができるカメラの投光装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため本発明によるカメラの投光装置は、撮影レンズの
焦点状態を検出する焦点検出手段と、撮影画面内のスポ
ット領域を指定するスポット領域指定手段と、光を照射
する投光手段と、を備え、上記スポット領域指定手段の
出力に対応して投光手段の(被写界領域への)光照射領
域を変化させるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明においては、撮影の都度決定される主要
被写体に向けて焦点検出時に焦点検出補助光を照射する
ため、主要被写体のみ輝度パターンが発生し、主要被写
体のみに関する合焦動作が行える。また、撮影の都度決
定される主要被写体に向けて撮影時に撮影補助光を照射
し主要被写体近傍の画面の露光量に関して調光するため
、主要被写体に関して最善の露出が得られる。さらに撮
影者の主要被写体への注視度が高い場合、撮影補助光の
照射領域広さを狭めるため、主要被写体へのスポット照
明的な効果が得られ、写真効果が上がる。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明によるカメラの投光装置の第1
の実施例による構成を示すブロック図である。同図にお
いて、Aは撮影領域内の複数の領域について撮影レンズ
の焦点状態を検出可能な公知の焦点検出手段である。B
は撮影画面内のスポット的な領域を指定するスポット領
域指定手段であり、公知の視線検出手段B1と注視度判
定手段B2とから構成されている。注視度判定手段B2
による注視度の判定基準は、例えば視線検出手段B1に
よる視線位置情報から、単位時間あたりの各スポット領
域の視線滞留時間とすれば良い。最も注視度の高い、言
い替えれば最も視線滞留時間の長いスポット領域をもっ
て指定されたスポット領域とする。Cは撮影領域内に光
を照射する投光手段であり、本実施例では低輝度時焦点
検出手段Aの動作を補助するために被写体に対して光を
照射するAF補助光照射手段C1とする。Dは本発明の
投光装置を備えたカメラの動作を制御するカメラ制御手
段であり、カメラに内蔵されたCPUがその役割を果し
ている。
【0008】図2は本発明によるカメラの投光装置の第
1の実施例による具体例を示す図である。なお、本発明
は本具体例に限定されるものではない。また、本具体例
では図1に示したカメラ制御手段Dは省略している。同
図において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズ1の透過
光束をファインダー光束と焦点検出用光束とに分離する
クイックリターンミラー、3は焦点検出用光束を焦点検
出手段4に入射させるサブミラー、4は本発明に係る焦
点検出手段であり、この焦点検出手段4は第3図に示す
撮影画面Sの7つの領域A1 〜A7 の焦点検出を行
うものとする。5はフォーカルプレーンシャッター、6
は写真フィルム、7はフォーカシングスクリーンであり
、このフォーカシングスクリーン7には図3に示した焦
点検出領域A1 〜A7 が図3のごとく表示されてい
るものとする。8はペンタプリズム、9は本発明に係る
スポット領域指定手段であり、このスポット領域指定手
段9は視線検出手段と注視度判定手段とから構成されて
いる。10以下は本発明に係る投光手段であり、焦点検
出のための補助光を照射するAF補助光照射手段である
。10はカメラに固定された第1ギア、11は第1ギア
10に噛み合った第2ギア、12は第2ギア11を駆動
する横回転駆動用モーター、13は第3ギア、14は第
3ギア13を駆動する縦回転駆動用モーター、15は第
3ギア13に噛み合った第4ギア部材、16は第4ギア
部材15に固定されたIRED照射領域調節用モーター
、17は補助光照射用の赤外発光ダイオード(IRED
)、18はIRED用レンズ、19は本投光手段の筺体
であり、この筐体19には横回転駆動用モーター12お
よび縦回転駆動用モーター14が固定されている。20
は本投光手段のヘッド部である。
【0009】このような構成において、横回転駆動用モ
ーター12の回転により第2ギア11がカメラに固定さ
れた第1ギア10と相対的に回転し、投光手段筺体19
がカメラに対して左右に回転させる。また、縦回転駆動
用モーター14の回転により第3ギア13が投光手段ヘ
ッド部20に固定された第4ギア部材15を回転させ、
IRED17の光照射方向を上下に回転させる。したが
ってIRED17の光照射方向は任意の方向に変化する
。また、IREDレンズ18はIRED照射領域調節用
モーター16の軸に嵌合し、IRED照射領域調節用モ
ーター16軸の回転によりIRED17の光照射領域の
広さ(照射光束の開き角)を変化させる。
【0010】図4は図2に示したカメラの作動シーケン
スを示す図であり、断り無き場合、シーケンスはカメラ
制御手段で行われる。同図において、ステップ100(
以下S100と略す)でスタートし、S110でスポッ
ト領域指定手段9が焦点検出手段4の焦点検出領域A1
 〜A7 の内、最も注視度の高かった領域を指定スポ
ット領域として選定し、カメラ制御手段に知らせる。S
120で撮影レンズの焦点距離を検出する。S130で
S110で得た指定スポット領域情報とS120で得た
レンズ焦点距離情報とを用いて演算を行い、指定スポッ
ト領域方向を算出して照射方向信号を投光手段に出力す
る。投光手段は該照射方向信号にしたがい横回転駆動用
モーター12および縦回転駆動用モーター14を回転さ
せ、照射方向を変更する。勿論、すでに指定の方向に向
いている場合はそのままとする。S140でレンズ焦点
距離情報を用いて照射領域の広さ(照射光束の開き角)
を算出して照射開角信号を投光手段に出力する。投光手
段は該照射開角信号にしたがいIRED照射領域調節用
モーター16を回転させ、IRED用レンズ18を作動
させ、照射領域の広さを調節変更する。撮影領域に対す
る照射領域の比率が一定となるようにレンズ焦点距離が
短い場合照射領域広さは大きく(照射光束の開き角を大
きく)、長い場合小さく(照射光束の開き角を小さく)
する。隣接する他の領域には照射されないようにする。 レンズによらず焦点検出領域の大きさに対しても一定と
なるため、焦点検出に最も都合の良い照射パターンを最
も都合の良い大きさで常に照射でき、焦点検出精度上好
ましい。S150で照射信号を投光手段に送り、IRE
D17を点灯させAF補助光を照射する。光照射は一定
時間行い、光照射に同期してS160で焦点検出手段に
受光動作(光電流蓄積動作)を行わせる。S150とS
160は一部オーバーラップすることになる。S160
で引き続き焦点検出手段4は選定された領域についての
焦点検出演算を行う。比較的高輝度でAF補助光を必要
としない場合、焦点検出領域A1 〜A7 の殆ど全て
について焦点状態情報が得られることが多い。この場合
、数多くの領域中どの領域の焦点情報に基づいて焦点検
出結果を算出するかが種々の公知例に記されているが、
往々にして算出演算が複雑であり時間がかかる。本実施
例においては、あらかじめ撮影者の注視点(=主要被写
体と考え得る)から選択スポット領域を選定し、この領
域についてのみAF補助光を照射する。したがってその
他の領域については領域輝度が低く焦点情報が得られず
、選択スポット領域についてのみ焦点情報が得られる。 この値を採用すれば良いので、算出演算が極めて単純と
なり、短時間の処理で済むので好ましい。S170で算
出された焦点検出結果を判定し、結果が合焦とみなせる
範囲内であればS190に進み終了する。合焦とみなせ
る範囲内でなければ、図2には図示しないレンズ駆動手
段に信号を送り、撮影レンズを所定の位置まで駆動させ
、再びS150に戻る。
【0011】図5は上記動作状況を示した図であり、選
択スポット領域が焦点検出領域A1 である場合を示す
。 同図において、51はカメラ、52は第1図に示す投光
手段Cに対応する投光手段、53は投光光軸、54は撮
影光軸、55は撮影領域、56は照射領域であり、図2
に示した撮影画面S中の焦点検出領域A1 に対応する
被写界の撮影領域55中の領域A′1 に向け、投光手
段52はAF補助光を照射する。
【0012】図6は本発明によるカメラの投光装置の第
2の実施例による構成を示すブロック図であり、図1と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。同
図において、注視度判定手段B2は、図1の実施例に示
したものよりも更に注視度の高低をいくつかの段階に区
別する。例えば単位時間あたりの特定のスポット領域の
視線滞留時間が単位時間の8割を越えたら注視度α、4
割以上ならば注視度βなどとする。また、この実施例で
は、投光手段は先に示したAF補助光照射手段C1のみ
ならず、撮影補助光照射手段C2を含む複合投光手段C
′とする。撮影補助光照射手段C2とは、例えば通常用
いられるストロボ発光装置である。また、この撮影補助
光照射手段C2は発光開始および発光停止がカメラ制御
手段Dより制御可能とする。
【0013】図7は本発明によるカメラの投光装置の第
2の実施例による具体例を示す図であり、図2と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。同図にお
いて、21は撮影補助光手段を構成するストロボ発光管
、22はストロボ発光管21の反射器、23はストロボ
用レンズである。なお、IRED照射領域調節用モータ
ー16および同様に働くストロボ照射領域調節用モータ
ー24は省略した。30はストロボ調光制御手段であり
、このTTLストロボ調光制御手段30には図8に示す
ように上述した焦点検出手段4の焦点検出領域A1 〜
A7 (図8中に点線で示す)に対応した領域B1 〜
B7 およびその他の領域B8 に撮影画面領域を分割
して受光する受光素子を備えている。各々の領域B1 
〜B8 の露光量についてストロボの調光を可能とする
【0014】図9は図7の具体例の作動シーケンスを示
す図であり、断り無き場合、シーケンスはカメラ制御手
段で行われる。なお、図4にて説明済みの項は簡単な記
述とする。同図において、S200からスタートし、S
210でスポット領域選定,S220でレンズ焦点距離
検出およびS230で照射方向の変更を行う。S240
でスポット領域指定手段9は指定スポット領域の注視度
の高低段階を判定する。指定スポット領域の視線滞留時
間が単位時間の8割を越えたら注視度α,4割以上なら
ば注視度βなどの注視度をカメラ制御手段に知らせる。 S250でレンズ焦点距離情報(S220で入手)およ
び上記注視度情報を用いて撮影補助光照射領域広さ(ス
トロボ照射光束の開き角)を算出してストロボ照射開角
信号を投光手段に出力する。投光手段はこのストロボ照
射開角信号にしたがい図示しないストロボ照射領域調節
用モーター24を回転させ、ストロボ用レンズ23の位
置を調節し、ストロボ照射領域の広さを調節変更する。 ストロボ照射領域の広さは、原則としてレンズ撮影画角
にしたがいレンズ焦点距離が短い場合照射領域広さは大
きく(照射光束の開き角を大きく)、長い場合小さく(
照射光束の開き角を小さく)するが、注視度の高い場合
(注視度αである場合)は照射領域広さを撮影領域全体
に比べかなり小さく絞り、注視度の比較的低い場合(注
視度βである場合)は照射領域広さを前者よりも幾分広
くする。注視度が高い場合、撮影者の注視点(=主要被
写体と考え得る)近傍のスポット照明的なストロボ照射
になる。S260でストロボ調光制御手段30のストロ
ボ調光領域の選定を行う。指定スポット領域に対応した
領域B1 〜B7 を選択する。例えば焦点検出手段4
の焦点検出領域A1 が指定スポット領域ならば、スト
ロボ調光領域として領域B1 を選定する。S270〜
S300(場合によってはS310)でAF補助光照射
を伴う合焦動作を行う。次にS320でレリーズ信号を
待ち、レリーズ信号の入力を感知したならばS330以
下の撮影動作に進む。S330でミラーアップなどの一
連の撮影動作を開始し、撮影補助光照射のタイミングに
至ったS340の時点で撮影補助光(本例ではストロボ
)照射を開始する。S350でストロボ調光制御手段3
0は選定されたストロボ調光領域の露光量をモニターし
、所定の露光量に達したならばストロボ発光終了信号を
カメラ制御手段経由で撮影補助光照射手段へ出力する。 このストロボ発光終了信号を受けてS360で撮影補助
光照射手段は撮影補助光(ストロボ)照射を終了する。 S370でシャッター後幕走行などの一連の撮影動作を
終了させ、S380に至り終了とする。
【0015】以上、図7,図9で説明した第2の実施例
では、注視度の高低に応じて撮影者の注視点(=主要被
写体と考え得る)近傍の照明状態を変化させる。
【0016】図10は上記動作状況を示した図であり、
選択スポット領域が図5と同様に焦点検出領域A1 で
ある場合を示す。図2に示した撮影画面中の焦点検出領
域A1 に対応する被写界の撮影領域中の領域A′1 
に向け、投光手段52′(図6に示す複合投光手段C′
に対応する)はAF補助光を照射する。また、撮影補助
光の照射領域は撮影者の注視度に応じて変化させ、注視
度αである場合には図に示したごとく領域A′1 を中
心とした比較的狭い領域を照射し、注視度βである場合
は領域A′1を中心とした比較的広い領域を照射する。
【0017】第2の実施例はこれらの動作によって第1
の実施例と同様に選択スポット領域についてのみAF補
助光が照射され、焦点情報が得られ、この値を採用すれ
ば焦点検出演算がきわめて単純となり、短時間の処理で
済む。また、選択スポット領域に対する撮影者の注視度
が高いとは、注視点(=主要被写体と考え得る)のみに
撮影者の注意が集中している場合と考えられるため、主
要被写体にスポット的なストロボ照明を行うと、撮影効
果上好ましい結果が得られる。
【0018】露光量については、指定スポット領域に対
応した部分的領域をストロボ調光制御手段30のストロ
ボ調光領域と選定するため、主要被写体に関し常に良好
な照射量を保証できる。
【0019】本実施例はAF補助光照射を必要としない
比較的高輝度の場合においても適用可能であり、例えば
逆光撮影における主要被写体へのスポット的なストロボ
照射を行うことができ、撮影効果が上がる。具体的には
図9のアルゴリズムにおいてS270,S280を実行
せずにパスすれば良いだけである。
【0020】また、投光手段の形状制約上、AF補助光
照射手段を省略し、撮影補助光照射手段のみで構成され
ていても撮影効果を上げることができる。
【0021】第1の実施例および第2の実施例ともに投
光手段がカメラに固定された例としたが、勿論カメラ本
体と着脱可能であっても構わない。具体的には第1ギア
10の下部にJIS型ホットシューを設け、カメラと着
脱可能とすれば良い。カメラ制御手段との信号交信につ
いては投光手段にCPUを設け、着脱部に配置した信号
ピンを介して行えば良い。しかし、着脱の形態はこれに
限られるものではない。
【0022】また、第1の実施例および第2の実施例の
構成ではスポット領域指定手段を視線検出手段および注
視度判定手段から構成したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えばジョイスティックやダイヤル,
スライドスイッチ,キーボードのような入力部材から構
成されていても構わない。また、視線検出手段とプッシ
ュボタンの如き視線位置入力信号発生部材とから構成さ
れていても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような極めて優れた効果が得られる。焦点検出補助光
の照射によって主要被写体のみ輝度パターンが発生し、
主要被写体のみに関する合焦動作が行える。撮影補助光
を照射し主要被写体近傍の画面の露光量に関して調光す
ることによって主要被写体に関して最善の露出が得られ
る。状況に応じて撮影補助光の照射領域広さを変化させ
ることによって主要被写体の写真効果が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの投光装置の第1の実施例
による構成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるカメラの投光装置の第1の具体例
を示す図である。
【図3】撮影画面中の焦点検出領域を示す図である。
【図4】図2の具体例の作動シーケンスを示す図である
【図5】図4の動作状況を示す図である。
【図6】本発明によるカメラの投光装置の第2の実施例
による構成を示すブロック図である。
【図7】本発明によるカメラの投光装置の第2の具体例
を示す図である。
【図8】撮影画面中のストロボ調光領域を示す図である
【図9】図7の作動シーケンスを示す図である。
【図10】図9の動作状況を示す図である。 A  焦点検出手段 B  スポット領域判定手段 B1 視線検出手段 B2 注視度判定手段 C  投光手段 C′複合投光手段 C1 AF補助光照射手段 C2 撮影補助光照射手段 D  カメラ制御手段 4  焦点検出手段 9  スポット領域指定手段 17  AF補助光照射用の赤外発光ダイオード(IR
ED) 18  IRED用レンズ 21  撮影補助光手段を構成するストロボ発光管23
  ストロボ用レンズ 30  ストロボ調光制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  撮影レンズの焦点状態を検出する焦点
    検出手段と、撮影画面内のスポット領域を指定するスポ
    ット領域指定手段と、光を照射する投光手段と、を備え
    、前記スポット領域指定手段の出力に対応して前記投光
    手段の被写界領域への光照射領域を変化させることを特
    徴としたカメラの投光装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記撮影レンズ情
    報を判別するレンズ判別手段を有し、前記レンズ判別手
    段の出力に対応して前記投光手段の光照射領域の大きさ
    を変化させることを特徴としたカメラの投光装置。
  3. 【請求項3】  請求項1において、前記スポット領域
    指定手段は、ファインダー画面内における撮影者の視線
    位置を検出する視線検出手段と、前記視線検出手段の出
    力状況より撮影者の領域注視度を判定する注視度判定手
    段と、から構成されることを特徴としたカメラの投光装
    置。
  4. 【請求項4】  請求項1において、前記投光手段は、
    前記焦点検出手段の焦点検出動作中に光照射を行う第1
    の投光手段と、カメラの撮影動作中に光照射を行う第2
    の投光手段と、から構成されることを特徴としたカメラ
    の投光装置。
  5. 【請求項5】  請求項4において、前記投光手段の光
    照射量を調整可能な調光手段を有し、該調光手段は前記
    スポット領域指定手段の出力に対応した被写界領域の一
    点近傍の輝度に対応して調光動作することを特徴とした
    カメラの投光装置。
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