JPH0420718A - 調理用加熱装置 - Google Patents

調理用加熱装置

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JPH0420718A
JPH0420718A JP12583790A JP12583790A JPH0420718A JP H0420718 A JPH0420718 A JP H0420718A JP 12583790 A JP12583790 A JP 12583790A JP 12583790 A JP12583790 A JP 12583790A JP H0420718 A JPH0420718 A JP H0420718A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は調理用加熱装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、調理用加熱装置において、加熱開始後、設定時間
の経過時点で加熱を自動停止するものや、被加熱物の温
度が設定温度まで上昇したとき加熱を自動停止するもの
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、加熱開始後、設定時間の経過時点で加熱を自動
停止するものは、加熱開始後における加熱時間を規定す
るものであるにすぎないために、加熱開始後、設定時間
が経過するまでに未だかなりの残り時間ある状態で加熱
が不要となって被加熱物を加熱位置から外した際に加熱
停止操作を忘れると、残りの長時間にわたって不必要に
加熱状態が継続されてしまう問題があった。
又、被加熱物の温度が設定温度まで上昇すると加熱を自
動停止するものは、被加熱物の温度に基づく加熱自動停
止であるために、被加熱物の温度が設定温度に達する以
前に加熱が不要となって被加熱物を加熱位置から外した
際に加熱停止操作を忘れると、加熱自動停止の条件その
ものが無いことから加熱自動停止が実行されなくなって
不必要に加熱状態が継続されてしまう問題があった。
本発明の目的は、被加熱物を加熱位置から外す際の加熱
停止操作忘れに起因する上述の如き被加熱物不存状態で
の不必要な加熱継続を防止する点にある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明による調理用加熱装置の第1の特徴構成は、所定
の加熱位置に被加熱物が存在するか否かを検出する存否
検出手段を設け、この存否検出手段の検出情報に基づき
、加熱状態において前記被加熱物の不存状態が設定許容
時間にわたって継続したとき所定の安全制御を実行する
制御手段を設けたことにあり、その作用・効果は次の通
りである。
〔作 用〕
つまり、上記第1特徴構成によれば、被加熱物を加熱位
置から外した際に加熱停止操作を忘れたとしても、被加
熱物を加熱位置から外した時点から上記の設定許容時間
にわたって被加熱物不存状態が継続すると、制御手段が
所定の安全制御を自動的に実行するから、この所定安全
制御として、加熱停止操作を促すための報知や、加熱の
自動停止を制御手段に実行させるようにすることで、被
加熱物を加熱位置から外す際の加熱停止操作忘れに起因
する被加熱物不存状態での不必要な加熱継続を防止でき
る。
〔発明の効果〕
以上、本発明の第1特徴構成によれば、上述の如く加熱
停止忘れに起因する被加熱物不存状態での不必要な加熱
継続を防止できることで、加熱エネルギの浪費を防止で
きると共に、火災等に対する安全性をも向上し得る。
因みに、被加熱物不存状態での不必要な加熱継続を防止
するに、別法として、被加熱物の存否検出に基づき、加
熱状態において被加熱物が所定の加熱位置から外れた時
点で直ちに加熱を自動停止させることも考えられるが、
この別法では、被加熱物を一時的に極く短時間だけ加熱
位置から外した後、再び加熱位置に戻して加熱を続ける
必要がある場合(加熱調理においてはこのような場合が
多々ある)でも、被加熱物を加熱位置から一度外すと直
ちに加熱が自動停止されるた約に加熱調理上、使い勝手
が大幅に低下する。
この点、本発明の前述第1特徴構成であれば、被加熱物
の不存状態が設定許容時間にわたって継続したときに制
御手段が所定の安全制御を実行するから、換言すれば、
加熱状態において一旦被加熱物を加熱位置から外しても
設定許容時間の経過以前に被加熱物を加熱位置に戻せば
制御手段による所定安全制御の実行はないから、上述別
法の如き加熱調理上の使い勝手の低下を防止できる利点
がある。
5本発明の第2及び第3枠微構成二 本発明による調理用加熱装置の第2の特徴構成は、前記
安全制御として、前記設定許容時間の経過時点で報知を
開始し、この報知開始から設定猶予時間にわたって前記
被加熱物の不存状態が継続したときには、前記設定猶予
時間の経過時点て加熱を自動停止し、前記設定猶予時間
の開に前記存否検出手段により前記被加熱物の存在が検
出されたときには、前記設定猶予時間の経過後も加熱状
態を継続させる制御を実行するように、前記制御手段を
構成してあることにあり、 この第2特徴構成を採用すれば、先ず報知によって使用
者に加熱停止操作を促すことができ、又、この報知に対
して使用者が引き続き加熱調理を継続したい場合には、
報知開始から設定猶予時間の間に被加熱物を一旦でも加
熱位置に戻せば、加熱状態を設定猶予時間の経過の後も
継続させることができ、一方、報知開始から上記設定猶
予時間にわたって被加熱物の不存状態が継続したときに
は、設定猶予時間の経過時点て制御手段が加熱を自動停
止することにより、加熱停止操作忘れに起因した被加熱
物不存状態での不必要な加熱継続が防止される。
本発明による調理用加熱装置の第3の特徴構成は、前記
被加熱物の温度を検出する温度検出手段を設け、前記制
御手段を、前記温度検出手段による検出温度が設定温度
にまで上昇したとき所定の過熱防止制御を実行するよう
に構成してあることにあり、 この第3特徴構成を採用すれば、被加熱物を加熱位置か
ら外す際の加熱停止操作忘れに起因する被加熱物不存状
態での不必要な加熱継続を、前述第1特徴構成の作用を
もって防止できることに加え、被加熱物が加熱位置に存
在する状態での加熱停止操作忘れに対しては、温度検出
手段により検出される被加熱物の温度が設定温度まで上
昇すると、制御手段が所定の過熱防止制御を自動的に実
行するから、この所定過熱防止制御として、加熱停止操
作を促す報知や、加熱の自動停止を制御手段に実行させ
るようにすることで、被加熱物が加熱位置にある状態で
の加熱停止操作忘れに起因する被加熱物の過熱も確実に
防止でき、これによって、種々の状況で起こり得る加熱
停止操作忘れに対し、全体として極めて高い安全性を得
ることができる。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第1図は調理用加熱装置の一例としてのコンロの制御構
成を示し、(1)はバーナ、(2)は鍋(A)を載置す
る五rL (3)はバーナ(1)へのガス燃料供給の断
続、及び、ガス燃料供給量の調整を行う器具栓、(4)
は器具社用操作具、(5)はコントローラである。
又、第2図はコントローラ(5)の内邪回路構成を示す
点火・消火の操作構成としては、器具社用操作具(4)
を、消火位置である中間位置(a)から押し込み位置(
b)まで押し込み操作すると、その押し込み操作力をも
って、器具栓(3)が開弁され、又、その押し込み操作
に伴い、コントローラ(5)に対する通電スイッチであ
る器具栓スイッチ(6)が閉成されると共に、点火スイ
ッチ(7)が閉成されて点火器(8)がONすることに
より点火プラグ(9)の火花放電をもってバーナ(1)
が着火する。
押し込み操作を解除すると、器具社用操作具(4)は前
記中間位置(a)を越して付勢力により突出位置(C)
まで突出するが、上記のバーナ着火により加熱される熱
電対(10)の起電力による電磁コイル(11)の励磁
により、押し込み操作の解除後も器具栓(3)は閉じ付
勢力に抗し、開弁状態に保持され、これによって、燃焼
が継続される。
尚、着火がミス着火であったり、又、着火後において立
消えや不完全燃焼が生じると、熱電対(10)の起電力
不足により器具栓(3)は閉じ付勢力をもって自動閉弁
する。
器具社用操作具(4)が突出位置(c) にある状態に
おし)で器具栓スイッチ(6)は開成状態に保持される
。又、突出位置(c) にある器具社用操作具(4)を
回転操作することて、器具栓(3)の開度を調整して火
力調整を行えるようにしてある。
そして、突出値ff1(C)  にある器具社用操作具
(4)を消火位置である中間位置(a)へ押し操作する
と、器具栓(3)が閉弁してバーナ(1)が消火すると
共に、器具栓スイッチ(6)が開成する構成としてある
。図中(12)は電源電池である。
コントローラ(5)においては、 天ぷら火災や焦げ付き等を防止する為に、温度検出手段
としてのサーミスタ(13)により検出される鍋底の温
度(tx)が温度設定器(22)により設定された設定
温度(ts)にまで上昇すると所定の過熱防止制御を実
行する過熱防止制御部(5A)、並びに、サーミスタ(
13)による検出温度(tx)と別途設定されている閾
温度(tss)  との比較に基づき上記過熱防止制御
の所要実行時間を調整する時間調整部(5B) の夫々をマイコン(14)の利用により構成してある。
そして、過熱防止制御部(5A)は具体的には上述の所
定過熱防止制御として下記の制御を実行する構成として
ある(第3図(イ)参照)。
即ち、ステップS1にて器具栓スイッチ(6)が閉成さ
れた燃焼状態において、ステップS2で検出温度(tx
)が設定温度(ts)以上となると、ステップS3でブ
ザー(15)の報知作動を開始させると共に、ステップ
S4でブザー(15)を報知作動させるべき報知時間(
T工)のカウントを開始し、続いて、ステップS5で上
記報知時間(’r+)のカウントが満了したか否かを判
別する。
ステップS5での判別の結果、報知時間(T1)のカウ
ントが未了である場合には、ステップS6で人為待機指
令の付与の有無を判別し、この結果、人為待機指令の付
与が未だない場合にはステップS7で改めて検出温度(
tx)が設定温度(ts)にi上であるか否かを判別す
る(即ち、報知時間(T1)のカウント中において、火
力調整や設定温度(ts)の変更等により検出温度(t
x)が設定温度(ts)未満となって、報知の必要性が
なくなる可能性があるからである)。
ステップS7での判別の結果、検出温度(tx)が設定
温度(ts)未満であった場合は、既に報知の必要性が
ないから報知時開(T1)のカウントが未了であること
にかかわらずステップS8でブザー(15)の報知作動
を停止すると共に、ステップS9でそれまでの報知時間
(T1)のカウント値をリセットしてステップS2へ戻
る。
ステップS7での判別の結果、検出温度(tx)が設定
温度(ts)以上であった場合には引き続きの報知が必
要であることからステップS5へ戻る。
前段のステップS6での判別の結果、人為待機指令の付
与があった場合には、この人為待機指令の付与に従って
燃焼状態(即ち、加熱状態)を暫時継続させるべく、報
知時間(TI)のカウントは未了ではあるがステップS
IOでブザー(15)の報知作動を停止すると共に、ス
テップSllて待機時間(T2)のカウントを開始し、
続いて、ステップS12で上記待機時間(T2)のカウ
ントが満了したか否かを判別する。
ステップSL2での判別の結果、待機時間(T2)のカ
ウントが満了した場合、即ち、待機時間(T2)の待機
が完了した場合には、ステップS13でそれまでの報知
時間(T1)のカウント値及びそれまでの待機時間(T
2)のカウント値をリセットし、そして、検出温度(t
x)が依然として設定温度(ts)以上である場合に対
して前述のブザー報知を再度実施すべく、又、その再度
のブザー報知時間(T1)中に改めて人為待機指令の付
与がある場合に対して待機時間(T2)の待機を再度実
施すべく、ステップ313からステップS2へ戻る。
尚、ステップS12での判別の結果、待機時間(T2)
のカウントが未了である場合にはステップS14て待機
時間(T2)のカウント中に設定温度(tS)の変更が
あったか否かを判別し、このステップS14での判別の
結果、設定温度(ts)の変更がなかった場合には、引
続き待機を継続すべくステップSL2へ戻り、又、設定
温度(tS)の変更があった場合にはブザー報知以前の
初期の温度監視状態に戻るべくステップ313を介して
ステップS2へ戻る。
初回のブザー報知あるいはそれ以後の繰り返しのブザー
報知において、ステップS5での判別の結果、報知時間
(T1)のカウントが満了した場合、即ち、報知時間(
T1)のブザー報知の間に人為待機指令の付与がなく、
かつ、検出温度(tx)が設定温度(ts)未満となる
こともなかった場合には、ステップS15でブザー(1
5)の報知作動を停止し、続いて、コントローラ(5)
における自動消火実行a(5C)に自動消火を実行させ
るステップS16への移行を行う。
つまり、上述の過熱防止制御では、ブザー報雑巾や待機
中に火力調整や設定温度の変更があった場合の対処を除
いて、基本的には、検出温度(tx)が設定温度(ts
)にまで上昇するとブザー報知が開始され、このブザー
報知に対して使用者が、調理上等で即時の自動消火が却
って不都合であるとしてブザー報知時間(T1)中に待
機指令を付与すると、ブザー報知が停止されて所定の待
機時間(T2)、そのままの燃焼状態(加熱状態)が継
続され、その後、その待機時間(T2)の満了時点で、
上記待機の繰り返しが必要であるか否かを問うべく再び
ブザー報知が開始される。
そして、初回のブザー報知、あるいは、その後の繰り返
しのブザー報知において、ブザー報知時間(T1)中に
使用者による上記待機指令の付与がなかった場合には、
ブザー報知時間(T4)の満了時点で自動消火実行!(
5C)によりバーナ(1)が自動消火されることになる
自動消火実行R(5C)は、具体的には、前記のステッ
プS16において、前記熱電対(10)と器具栓開弁保
持用電磁コイル(11)とを結ぶ電気回路(16)に介
装のリレースイッチ(17)を開成することで、器具栓
(3)を閉じ付勢力により閉弁させてバーナ(1)を消
火させる構成としてある。
一方、時間調整部(5B)は、具体的には、前述の第3
図(イ)に示す制御フローに対する周期的なタイマー割
込(第3図(0)参照)により、検出温度(tx)が高
温となって前記閾温度(tss)以上となると前述の過
熱防止制御における前記ブザー報知時間(T1)及び待
機時間(T2)を通常値(例えばT、、T2=60秒)
から短縮値(例えばT l +T2=10秒)に短縮(
本例ではT、、T2夫々のカウントスピードを倍化する
ことにより実質的にTI。
T2を短縮する構成としている)し、又、火力調整等に
より検出温度(tx)が閾温度(tss)未満に戻ると
ブザー報知時間(TI)及び待機時rvJ(T2)を上
記短縮値から通常値に戻す制御を実行するものとしてあ
る。
つまり、検出温度(tx)が閾温度(tss)以上とな
って天ぷら火災や焦げ付き等の危険性が高くなると、ブ
ザー報知時間(T4)及び待機時間(T2)を短縮して
前述過熱防止制御の所要実行時間を短縮することにより
、過熱防止制御上で自動消火への移行がブザー報知や待
機の為に遅過ぎになることを回避するようにしてある。
鍋底の温度(tx)を検出する温度検出手段としてのサ
ーミスタ(13)は、五徳(2)に載置した鍋(A)の
底に対してスプリング(18)による上向き付勢により
押圧接触する上下杆(19)の先端に付設してある。
又、人為待機指令を受ける指令受は手段としては二種を
装備してあり、一種は、上記上下杆(19)の下動によ
りONし、かつ、上動によりOFFするリミットスイッ
チ(20)を設け、このリミットスイッチ(20)がO
N状態から一旦OFF状態となって、その後、所定時間
の間に再びON状態となったとき、その動作をマイコン
(14)において人為待機指令と判断処理するように構
成してある。即ち、使用者は鍋(A>の上下動操作をも
って人為待機指令を付与できるようにしてある。
更に、他方の一種は、押しボタン式の待機スイッチ(2
1)を設け、この待機スイッチ(21)の押し操作を人
為待機指令として受は付ける構成としてあり、使用者は
作業状態に応じ、上記の鍋上下動摸作、及び、待機スイ
ッチ(21)の押し捜作のいずれによっても人為待機指
令を付与できるようになっている。
コントローラ(5)には、前述の過熱防止制御B (5
A)に加えて、五?息(2)からm(A)を外した際の
消火接作忘れに起因する被過熱物不存状態での不必要な
燃焼継続(加熱継続)を防止するべく所定の安全制御を
実行する安全側?il n (;I D )をマイコン
(14)の利用により構成してあり、又、上記安全制御
を実行するにあたっては、五徳(2)に鍋(A)が載置
された状態においてONとなり、五徳(2)から鍋(A
)が外された状態においてOFFとなる前述のリミット
スイッチ(20)を存否検圧手段に利用して、加熱位置
における鍋(A)の存否を検出するようにしてある。
そして、上記安全制御! (5D)は具体的には上述の
所定安全制御として、前述の第3図(イ)に示す制御フ
ローに対する周期的なタイマー割込により下記の制御を
実行する構成としてある(第3図(ハ)参照)。
即ち、ステップ3.20においてリミットスイッチ(2
0)のON・OFF状態により、1(A)の存否を判別
し、このステップS20での判別の結果、リミットスイ
ッチ(20)がOFF状態であった場合(即ち、鍋(A
)が所定加熱位置である五徳(2)上にない場合)には
、ステップS21で設定許容時間(T3)’ (例えば
T3=60秒)のカウントを開始し、続いて、ステップ
S22で上記設定許容時間(T3)のカウントが満了し
たか否かを判別する。
ステップS22での判別の結果、設定許容時間(T3)
のカウントが未了である場合には、この設定許容時間(
T3)のカウント中に鍋(A)が加熱継続のために五徳
(2)上に戻される可能性があることから、ステップS
23で改袷てリミットスイッチ(20)が○N状態であ
るかOFF状態であるかを判別し、そして、この判別の
結果、リミットスイッチ(20)が依然としてOFF状
態であった場合には、設定許容時間(T3)のカウント
を続行すべくステップS22へ戻る。
ステップS22での判別の結果、設定許容時間(T3)
のカウントが満了した場合には、ステップS24でブザ
ー(15)の報知作動を開始させると共に、ステップS
25でブザー(15)を報知作動させるべき設定猶予時
間(T4) (例えばT、−60秒)のカウントを開始
し、続いて、ステップS26で上記設定猶予時間(T4
)のカウントが満了したか否かを判別する。
ステップS26での判別の結果、設定猶予時間(T4)
のカウントが未了である場合には、この設定猶予時間(
T4)のカウント中(即ち、ブザー報知中)に鍋(A)
が加熱継続のだ狛に五徳(2)上に戻される可能性があ
ることから、ステップS27で改めてリミットスイッチ
(20)がON状態であるかOFF状態であるかを判別
し、そして、この判別の結果、リミットスイッチ(20
)が依然としてOFF状態であった場合には、ブザー報
知及び設定猶予時間(T4)のカウントを続行すべくス
テップS26へ戻る。
ステップS26での判別の結果、設定猶予時間(T4)
のカウントが満了した場合には、ステップS28でブザ
ー(15)の報知作動を停止し、続いて、コントローラ
(5)における自動消火実行部(5C)に自動消火を実
行させるステップS29への移行を行う。
一方、前述ステップS20、ステップ323、及び、ス
テップS27の夫々での判別の結果、リミットスイッチ
(20)がON状態であった場合(即ち、fi(A)が
所定加熱位置である五ft(2)上にある場合)には、
ステップS30でブザー(5)の報知作動を停止すると
共に、設定許容時間(T3)のカウント値及び設定猶予
時間(T4)のカウント値をリセットして、タイマー割
込の1行程を終了する。
つまり、上述の安全制御では、燃焼状態において鍋(A
)の不存状態が設定許容時間(T3)にわたって継続し
たときブザー報知を開始して先ず使用者に対し消火模作
を促し、そして、このブザー報知の開始から設定猶予時
間(T4)にわたって燃焼状態のままで(II!l]ち
、使用者による消火模作が行われないままで)  鍋(
A)の不存状態が継続すると、その設定猶予時間(T4
)の経過時点てバーナ(1)を自動iA火するようにし
てある。
又、設定許容時間(T3)のカウント中や設定猶予時間
(T4)のカウント中に鍋(A)が加熱継続のため;=
五徳(2)上に戻されれば燃焼を継続するようにしてあ
る。
以上要するに、全体としては、鍋(A)が五(患(2)
上の加熱位置にある状態での消火模作忘れに起因する不
測の過熱につし)では、前述の過熱防止制御をもって確
実に防止し、又、m(A)を五徳(2)上の加熱位置か
ら外す際の消火模作忘れに起因する鍋不存状態での不必
要な燃焼継続については、上述の安全制御をもって確実
に防止するようにしてある。
〔別実施例〕
次に別実施例を列記する。
(イ)  被過熱物(A) は鍋に限定されるものでは
なく、又、本発明はコンロ以外の各種調理用過熱装置に
適用できる。
(ロ) 所定安全制御は、自動加熱停止のみ、あるいは
、報知のみであっても良く、具体的制御内容は適宜決定
すれば良い。
(ハ) 所定加熱位置に被加熱物(A)が存在するか否
かを検出する検出手段の具体的構造及び検出方式は種々
の改良が可能であり、例えば、コンロでは五徳(2)を
検出端とする検出構成を採用しても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
コンロの制御構成図、第2図は回路図、第3図(イ)、
(ロ)、(ハ)はフローチャートである。 (5)・・・・・・制御手段、(13)・・・・・・温
度検出手段、(20)・・・・・・存否検出手段、(A
)・・・・・・被過熱物、(T3)・・・・・・設定許
容時間、 (T4)・・・・・・設定猶予時間、 (tx)・・・・・・検出温度、 (ts)・・・・・・設定温度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の加熱位置に被加熱物(A)が存在するか否か
    を検出する存否検出手段(20)を設け、この存否検出
    手段(20)の検出情報に基づき、加熱状態において前
    記被加熱物(A)の不存状態が設定許容時間(T_3)
    にわたって継続したとき所定の安全制御を実行する制御
    手段(5)を設けた調理用加熱装置。 2、前記安全制御として、前記設定許容時間(T_3)
    の経過時点で報知を開始し、この報知開始から設定猶予
    時間(T_4)にわたって前記被加熱物(A)の不存状
    態が継続したときには、前記設定猶予時間(T_4)の
    経過時点で加熱を自動停止し、前記設定猶予時間(T_
    4)の間に前記存否検出手段(20)により前記被加熱
    物(A)の存在が検出されたときには、前記設定猶予時
    間(T_4)の経過後も加熱状態を継続させる制御を実
    行するように、前記制御手段(5)を構成してある請求
    項1記載の調理用加熱装置。 3、前記被加熱物(A)の温度を検出する温度検出手段
    (13)を設け、前記制御手段(5)を、前記温度検出
    手段(13)による検出温度(tx)が設定温度(ts
    )にまで上昇したとき所定の過熱防止制御を実行するよ
    うに構成してある請求項1又は2記載の調理用加熱装置
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Cited By (3)

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