JPH0420617Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0420617Y2
JPH0420617Y2 JP1989042581U JP4258189U JPH0420617Y2 JP H0420617 Y2 JPH0420617 Y2 JP H0420617Y2 JP 1989042581 U JP1989042581 U JP 1989042581U JP 4258189 U JP4258189 U JP 4258189U JP H0420617 Y2 JPH0420617 Y2 JP H0420617Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
documents
corner
adhesive
document
sheet body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989042581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02133385U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989042581U priority Critical patent/JPH0420617Y2/ja
Publication of JPH02133385U publication Critical patent/JPH02133385U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0420617Y2 publication Critical patent/JPH0420617Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、束ねた書類を綴じる用具に関し、更
に詳述すれば、紙等からなるシート状の書類綴じ
用具に関する。
従来の技術 従来、束ねた書類を綴じる用具としては、周知
のように、薄く束ねた書類には鉄線を折り曲げて
Q字形にしたゼムクリツプや、厚く束ねた書類に
は鉄の薄板を断面三角形状に折り曲げたダブルク
リツプなどが日常よく用いられている。
考案が解決しようとする課題 上述した従来のクリツプは、いずれも鉄等の弾
性力を紙を挟む力として用いているものであり、
これには種々の不都合があることは日常感じるこ
とである。
例えば、束ねた書類をクリツプで綴じ、クリツ
プで綴じた書類を積み重ねていくと、クリツプは
どうしも書類の同じ場所に取り付けることが多い
ので、クリツプ同志が重なつていくことになり、
クリツプの厚みの分だけクリツプを綴じた側が高
くなり、書類がしだいに斜めになつていく。この
ため、書類を多く積み重ねられない上、崩れてし
まうこともあるなど、クリツプが嵩張るための不
都合がしばしば生じる。
また、上記不都合ばかりでなく、従来のクリツ
プは挟む力を利用しているため書類の厚みに応じ
たクリツプを選択する必要があり、挟む力の弱い
ものははずれ易く、一方挟む力の強いものは、は
ずれにくいものの、指に相当の力を加えてクリツ
プを拡げて紙を挟まねばならないなど、挟む力を
利用しているための種々の不都合があるほか、挟
む力により書類に跡が残るという問題がある。
更に、従来のクリツプは主に金属製であるた
め、輸送時等に重量が大きくなるという欠点もあ
る。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、従
来のクリツプのように嵩張ることがないと共に、
挟む力を用いず、書類に跡をつけることなく簡便
に書類を綴じることができ、しかも軽量で簡単に
製作し得る書類綴じ用具を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 即ち、本考案は上記目的を達成するため、重ね
合わせた四角形の書類の隅部に取り付けることに
より、該書類を重ね合わせた状態に保持する綴じ
用具であつて、L字状に形成された折り曲げ可能
なシート体の一面に、紙に粘着し得ると共に剥離
及び再粘着可能な粘着剤が積層されてなり、重ね
合わせた書類の隅部の上面及び一側面に上記シー
ト体の一端突出部を剥離可能に貼着すると共に、
該隅部の下面に上記シート体の角部を剥離可能に
貼着し、かつ該隅部の他側面及び上面の上記一端
突出部上に上記シート体の他端突出部を剥離可能
に貼着するよう構成したことを特徴とする書類綴
じ用具を提供する。
この場合、上記シート体としては、折り曲げ可
能なものであればその材質に限定はないが、紙や
プラスチツクフイルム等の柔軟な材料からなるも
のを用いることが好ましい。
一方、シート体に積層する粘着剤としては、紙
に対して粘着し得ると共に、剥離及び再粘着可能
なものであればいずれのものも使用し得るが、具
体的にはアクリル系の再剥離用粘着剤等を好適に
使用できる。
作 用 本考案の書類綴じ用具は、そのシート体がL字
状に形成されているので、重ね合わせた書類を綴
じる場合、その隅部の上面及び一側面に上記L字
状シート体の一端突出部を剥離可能に貼着すると
共に、該隅部の下面に上記L字状シート体の角部
を剥離可能に貼着し、かつ該隅部の他側面及び上
面の上記一端突出部上に上記L字状シート体の他
端突出部を剥離可能に貼着することにより、非常
に簡単に書類を綴じることができ、しかもこの場
合、本考案用具を重ね合わせた四角形の書類の互
に対角位置にある一対の隅部にそれぞれ取付ける
ことにより、4つの側面の全部に両綴じ具の両突
出部の基端側が貼着されるため、各書類はこれら
に邪魔されていずれの方向にも外れることができ
ず、それ故書類が重ね合わせた状態に保持される
もので、書類をしつかりと確実に綴じることがで
きるものである。
更に、シート体がL字状であるため、裁断等も
容易で簡単に製作し得、またこの場合、一枚の四
角形シートから2枚のシート体を容易に形成し得
るものである。
この場合、本考案の用具はシート状であるた
め、嵩張ることがないと共に、軽量であり、従つ
て本考案用具で綴じた書類を積み重ねても書類が
傾くことがなく、しかも用具の輸送が容易であ
る。また、粘着剤の粘着力で書類を綴じるように
すると共に、該粘着剤として剥離及び再粘着可能
なものを用いたので、用具の取付時や剥離時に書
類を傷付けることがなく、しかも用具を繰返し再
使用することができる。
次に、実施例を示し、本考案を具体的に説明す
るが、本考案は下記実施例に限定されるものでは
ない。
実施例 第1図Aは本考案の書類綴じ用具の一例を示
す。この書類綴じ用具1は柔軟性のある紙又はプ
ラスチツクシートで作られており、略正四角形シ
ートの一側縁下部に長方形シートを一体に連設し
た形状のL字状シート体2の裏面に紙に対して剥
離及び再粘着可能なアクリル系の再剥離用粘着剤
を塗布したものである。
即ち、本例の用具においては第1図Bに示すよ
うに、L字状シート体2の一端突出部3の先端側
に第1貼着部a、基端側に第2貼着部bを、L字
状シート体2の角部4に第3貼着部cを、L字状
シート体2の他端突出部5の基端側に第4貼着部
d、先端側に第5貼着部eをそれぞれ形成したも
のである。
上記用具1を用いて重ね合わせた書類を綴じる
場合、2つの用具1を書類の互に対角位置にある
一対の隅部にそれぞれ取り付けるものである。即
ち、まず第2図に示すように、一端突出部3の第
1貼着部aの裏面を重ね合わせた書類6の隅部上
面に貼着する(なお、第2図以下の図面において
は一方の隅部のみを表示してある)。次に、一端
突出部3を折り曲げ、隅部の一側面に第2貼着部
b、下面に角部4の第3貼着部cを貼着すると、
第3図に示すように、他端突出部5が書類6の下
面から突出した状態になる。次いで、他端突出部
5を書類6の上面側に折曲し、第4貼着部dを隅
部の他側面に貼着(第4図)した後、更に他端突
出部5を折り曲げて第5貼着部eを隅部の上面の
上記一端突出部3上に貼着するものである(第5
図)。
本実施例の書類綴じ用具1は、柔軟性のある紙
又はプラスチツク製のシートで構成されているの
で薄く嵩張らず、それ故重ね合わせた書類を綴
じ、これを積み重ねていつても、積み重ねていく
に従い重ねた書類の一方が高くなり、紙が斜めに
なつていくというような不都合が生じないもので
ある。また、粘着力を利用しているので書類を傷
つけることなく確実に綴じることができると共
に、再剥離用粘着剤を使用しているため容易に剥
がすことができ、粘着力が残存する限り何回でも
再使用可能であり、書類には貼つた跡が残ること
がない。更に、軽量であるため、輸送等が容易な
ものである。
また、本実施例の書類綴じ用具1は紙又はプラ
スチツク製のシートであるので種々の色で着色で
きると共に、場合によつてはペン等で書くことも
できるため、書類整理上非常に便利なものであ
る。更に、本実施例の用具1は、第6図に示すよ
うに、長方形のシート7を図中点線で示す線に沿
つて切断することにより簡単に2個の用具1,1
を製造することができ、従つて製造コストの点で
有利である。
なお、L字状シート2の形状は第1図のものに
限られず、例えば第7図のように両突出部3,5
がそれぞれ細長に形成されていてもよい(第8図
はこれを用いた書類綴じ態様を示す)。また、そ
の他の構成についても本考案の用紙を逸脱しない
範囲で種々変更して差し支えない。
考案の効果 以上説明したように、本考案の書類綴じ用具
は、L字状シートにより構成されているので、簡
単にかつ安価に製作し得る上、書類綴じ操作も簡
単に行われ、しかも書類を確実に綴じることがで
きるものである。
更に、書類を綴じた時に嵩張らず、綴じた書類
を積み重ねていつても書類が斜めになることがな
く、数多く積み重ねることができる。また、従来
の挟む力を利用したクリツプと異なり、再剥離可
能な粘着剤の粘着力を利用しているので、書類の
厚みによらず簡便にしかも確実に、かつ書類に傷
をつけることなく綴じることができるため、事務
取扱上非常に便利である。更に、軽量であるため
輸送コストの点でも有利なものである上、金属製
のクリツプのようにシユレツダーに引掛かつた
り、錆びて書類を汚すことがないなどの利点も有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の書類綴じ用具の一例を示す平
面図、第2図乃至第5図は第1図の書類綴じ用具
で書類を綴じる過程を示す斜視図、第6図は長方
形のシートを切断して第1図に示す書類綴じ用具
を2枚作製する態様を示す平面図、第7図は本考
案の書類綴じ用具の他の例を示す平面図、第8図
は第7図の書類綴じ用具で書類を綴じた状態を示
す斜視図である。 1……書類綴じ用具、2……L字状シート体、
3……一端突出部、4……角部、5……他端突出
部、6……重ね合わせた書類、a……第1貼着
部、b……第2貼着部、c……第3貼着部、d…
…第4貼着部、e……第5貼着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重ね合わせた四角形の書類の隅部に取り付ける
    ことにより、該書類を重ね合わせた状態に保持す
    る綴じ用具であつて、L字状に形成された折り曲
    げ可能なシート体の一面に、紙に粘着し得ると共
    に剥離及び再粘着可能な粘着剤が積層されてな
    り、重ね合わせた書類の隅部の上面及び一側面に
    上記シート体の一端突出部を剥離可能に貼着する
    と共に、該隅部の下面に上記シート体の角部を剥
    離可能に貼着し、かつ該隅部の他側面及び上面の
    上記一端突出部上に上記シート体の他端突出部を
    剥離可能に貼着するよう構成したことを特徴とす
    る書類綴じ用具。
JP1989042581U 1989-04-12 1989-04-12 Expired JPH0420617Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989042581U JPH0420617Y2 (ja) 1989-04-12 1989-04-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989042581U JPH0420617Y2 (ja) 1989-04-12 1989-04-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02133385U JPH02133385U (ja) 1990-11-06
JPH0420617Y2 true JPH0420617Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=31554248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989042581U Expired JPH0420617Y2 (ja) 1989-04-12 1989-04-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0420617Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50120517U (ja) * 1974-03-16 1975-10-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02133385U (ja) 1990-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4746037B2 (ja) 折り返しタブ付きメモおよび付箋
JPH0420617Y2 (ja)
US4235031A (en) Index tab and method of making same
JP7016163B2 (ja) 接着用シール
JP3069680U (ja) 新聞とじ具
JP3082866U (ja) 冊子ファイリング用補助具
US11390101B2 (en) Two-sided hinged repositionable note
JP2520260Y2 (ja) 背表示具付き偏平袋体及びこれに用いてなる背表示具
JPH037373Y2 (ja)
JPS6224539Y2 (ja)
JP3023546U (ja) ふせん紙収納ケース
JP2598642Y2 (ja) カード及び用紙等の保持具並びにその保持シート
JPH0445905Y2 (ja)
JPH02272074A (ja) 携帯用粘着シート
JP3020970U (ja) 手提げ袋
JP3011670B2 (ja) 綴込み表紙用保形具
JPH0643144Y2 (ja) 両面接着テープ剥離紙の剥離構造
JPH0650223Y2 (ja) 袋とじ用テープ
JPH0717504Y2 (ja) ファイル
JP2004010112A (ja) 封筒カバーおよび封筒綴じ具
JP3007933U (ja) 本の丁合構造
JPS6127754Y2 (ja)
JPH0734916Y2 (ja) 紙石鹸パッケージ
JP3029823U (ja) ディスプレイ用パネル
JPH0320146Y2 (ja)