JPH04204230A - 歯車の異常診断装置 - Google Patents

歯車の異常診断装置

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JPH04204230A
JPH04204230A JP2337561A JP33756190A JPH04204230A JP H04204230 A JPH04204230 A JP H04204230A JP 2337561 A JP2337561 A JP 2337561A JP 33756190 A JP33756190 A JP 33756190A JP H04204230 A JPH04204230 A JP H04204230A
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JP
Japan
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band
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JP2337561A
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Noriyasu Oguma
規泰 小熊
Shigeto Nishimoto
西本 重人
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、歯車の異常診断装置に関する。
【従来の技術】
従来、歯車の異常診断装置としては、歯車からのAE(
アコスティノクエ′、/:lン)をAEセンサテ検出し
、このAEセンサからのAE倍信号周波数解析手段で周
波数解析して、歯車の回転周波数に同期した回転周波数
を有するAE倍信号抽出し、このAE倍信号基準値とを
比較手段で比較して、このAE倍信号レベルが基準値を
越えた場合に異常と診断するようにしたものかある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の歯車の異常診断装置では、周
波数解析したAE倍信号レベルが基準値より大きい場合
に異常があると判断するに過ぎないため、単に傷の有無
しか判断できないという問題があった。ところで、歯車
においては、歯が互いにこすり合うため、例えば平歯車
の場合には、傷は回転方向に細長く延びることになる。 この傷の長さを検出する必要があるが、従来の歯車の診
断装置においては傷の長さを検出することかできないと
いう問題かあった。 そこで、この発明の目的は歯車の回転方向に沿った儂の
長さを検出することかできる歯車の異常診断装置を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の歯車の異を診断装
置は、歯車からのAEを検出するAEセンサと、上記歯
車の回転周波数を検出する回転周波数検出手段と、上!
E!AEセンサからのAE倍信号周波数解析して、周波
数に対するパワー値を求める周波数解析手段と、上記周
波数解析手段で求めたパワー値としきい値とを比較する
比較手段と、上記比較手段の出力に基づき、上記パワー
値がしきい値を越えている周波数帯域を検出する帯域検
出手段と、上1己帯域検出手段で求めた周波数帯域と、
上記回転周波数検出手段で求めた回転周波数とに基づい
て傷長さの割合を算出する傷割合算出手段とを備えたこ
とを特徴とLでいる。
【作用】
歯車からのAEはAEセンサによって検出される。また
、上記歯車の回転周波数は回転周波数検出手段によって
検出される。そして周波数解析手段はAEセンサからの
AE倍信号周波数解析して、周波数に対するパワー値を
算出する。上記比較手段は周波数解析手段で求めたパワ
ー値としきい値とを比較する。上記帯域検出手段は比較
手段の出力に基づき、パワー値がしきい値を越えた周波
数帯域を算出する。このパワー値がしきい値を越える周
波数帯域は、回転周波数検出手段により検出した回転周
波数の両側に広がる領域となる。傷割合算出手段は先に
求めた回転周波数と周波数帯域とに基づいて、傷割合を
算出する。これにより歯車の回転方向における傷の長さ
のピッチ円に対する割合が算出される。 【実施例〕 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。 第1図に示すように、歯車からのAEはAEセン号1に
よって検出され、AEセンサから出力されたAE倍信号
プリアンプ2によって増幅され、フィルタ3によって高
調波の雑音等か除去される。 フィルタ3から出力された名号はメインアンプ4て増幅
される。このメインアンプ4から出力された信号はトリ
ガ回路5に人力され、トリガ回路5においてメインアン
プ4から出力されたAE倍信号予め定められた基準値と
を比較し、このAE倍信号予め定められた基準値を越え
た場合にFFT回路(高速ツー1,1工変換回路)6に
ト1ノが信号を出力する。上記FFT回路6はトリカ回
路5からトリガ信号を受けると一定期間の間メインアン
プ4から出力されたAE倍信号高速フーリエ変換して、
CPU8に出力する。上記CPU8には歯車の回転検出
回路7からの回転信号が入力される。上記CPU8は上
記回転信号とFFT回路6からの周波数解析された周波
数に対するパワー値のデジタル信号とに基づいて、第2
図のフローチャートに示す処理を行なう。以下、第2図
に従って説明する。 上記CPU8には異常判定のしきい値しおよび歯車のピ
ッチ円径dか予め初期設定されている(Sl、S2)。 そして、CPU8に歯車の回転数を表わす信号か回転検
出回、?87から取り込まれ、また周波数解析したデー
タかFFT回路6から取り込まれ(S3)、歯車の回転
周波¥ifrか算出される(S4)。この歯車の回転周
期をTとすると回転周波数fr=1/Tと表わされる(
第4図繋昭)。そして回転周波数近傍の帯域における突
出パワー値Prrを算出する(S5)。次いて、この突
出パワー値Prrとしきい値りとを比較する(S6)。 突呂パワー値Pfrがしきい値しよりも小さい場合には
LE常表示を行なう(S7)。一方、突出パワー値Pf
rかしきい値しよりも大きくなった場合には、回転周波
数1’rの位置における突出パワー値Pfrかしきい値
りを越える周波数帯域△fを算出する(S8)。次いて
、この周波数帯域△rと回転周波数frに基づいて、日
周方間の傷長さ割合kを第4図の下段に示す式により算
出する(S9)。 第4図は周波数帯域△fと回転周波数rrにより傷長さ
の割合kを算出する式の根拠を説明する図である。第4
図において、Tは歯車の一回転の周期であり、kは周期
Tに対して損傷か生している割合を示す数である。いま
、A1からA2まての間か一回転の周期Tを示し、B1
から82の間も一回転の周期Tを表わしている。そして
、A1からB1の間に損傷が有り、A2から82の間に
損傷があるとする。そうすると、異常を検出する平均的
周期はA1からA2の間の周期にある。そして、異常を
検出する最も短い周期はBlの時点てAEセンサが異常
を表わす信号受けてから、次にA2の時点て異常を表わ
す信号を受ける場合である。また、異常を検出する最も
長い周期は、A1の時点で異常を表わす信号を受けてか
らB2の時点で異常を表わす信号を受ける場合である。 この各々の場合の周波数を第4図の下段の式て示すと、
AlとA2の間の周期Tを持つ周波数はfr、Blから
A2の開の周期T(2−k)を持つ周波数はh/(1−
k)、A1から82の間の周期T(1+k)を持つ周波
数はfr/(1”−k)である。したかって、最!]\
庵波数fr/(1=k)と最大周波数fr/(1k)と
の間の巾、すなわち周波数帯域△Cは、△r=rr/(
l  k)−「r/(1−1−k)=fr・2に/(1
−に’)となる。したかって、kは第4図の下段の式で
示される。したかって、この歯車のビ、チ円の直径をd
とするならば、この円周方向の傷長さ割合に×円周πd
を算出することによって、その歯車の回転方向の傷長さ
が算出される(S10)。次いで、表示回路9にこの傷
長さに×πdを表わす信号を出力して、傷長さを表示す
る(S 11)。 なお、はすば歯車のように歯が斜め方向になっている場
合には、その歯のねじJり角をθとすると、このステッ
プSloて求めた傷長さをsinθて割ると、その実際
の傷長さが算出される。 このように、この実施例では、突出パワー値Pfrの大
小によって、異常の有無を判断することに加えて、傷の
回転方向の長さを算出てきるので、精度高く歯車の異常
を診断することができる。 なお、上記実施例ては周波数帯域△f、すなわち突出周
波数における帯域中△fを算出する際に、異常の有無を
判断するための一つのしきい値りを、突出パワー値Pr
rが越丸たときの比較手段の出力により算出したう・、
異常の有無をII断するための突出パワー値Prrの大
小を比較するためのしきい値と、その突出パワー値Pf
rの帯域中△fを算出するためのしきい値とを別にし、
異常の有無を判別するためのしきい値のレヘルを高く、
突出パワー値の帯域中を検出するためのしきい値レベル
を低くしてもよい。 【発明の効果1 以上より明らかなように、この発明によれば、AE倍信
号周波数解析手段によって周波数解析し、この周波数解
析手段により求めたパワー値としきい値とを比較手段で
比較し、この比較手段の出力に基づいてパワー値がしき
い値を越えた周波数帯域を求めて、この周波数帯域と回
転周波数検出手段で求めた回転周波数とに基づいて、傷
長さの割合を傷割合算出手段で算出しているので、歯車
の回転方向における傷長さの割合を求めることができ、
傷の大きさを正確に診断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の歯車の異常診断装置のプ
ロ、り図、第2図は上記実施例におけるCPUによって
行なわれる処理を示すフローチセート、第3図は周波数
とパワー値の関係を示す線図、第4図はこの発明の傷割
合の長さを算出するための原理を説明する図である。 1−AEセンサ、5 トIツカ回路、6.、、FFT回
路、7 回転検出回路、8 CPU、9 表示回路。 特 許 出 騨 人 光洋精工株式会社代 理 人 弁
理士 前出 葆はか1名第1図 7 回転構出回路 8:CPu     9:表ボ回路
第3図 fr      周濠軟 14図 A1 →A2    コーm  fr

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)歯車からのAEを検出するAEセンサと、上記歯
    車の回転周波数を検出する回転周波数検出手段と、 上記AEセンサからのAE信号を周波数解析して、周波
    数に対するパワー値を求める周波数解析手段と、 上記周波数解析手段で求めたパワー値としきい値とを比
    較する比較手段と、 上記比較手段の出力に基づき、上記パワー値がしきい値
    を越えている周波数帯域を検出する帯域検出手段と、 上記帯域検出手段で求めた周波数帯域と、上記回転周波
    数検出手段で求めた回転周波数とに基づいて傷長さの割
    合を算出する傷割合算出手段とを備えたことを特徴とす
    る歯車の異常診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411057B1 (ko) * 2000-12-27 2003-12-18 현대자동차주식회사 주파수 복조기법을 이용한 기어상태 진단방법
JP2012159339A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Sumitomo Metal Ind Ltd 反射エコーの弁別方法
CN104792522A (zh) * 2015-04-10 2015-07-22 北京工业大学 一种基于分数阶小波变换和bp神经网络的齿轮缺陷智能分析方法

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CN104792522B (zh) * 2015-04-10 2017-05-17 北京工业大学 一种基于分数阶小波变换和bp神经网络的齿轮缺陷智能分析方法

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