JPH042031Y2 - - Google Patents

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JPH042031Y2
JPH042031Y2 JP4487285U JP4487285U JPH042031Y2 JP H042031 Y2 JPH042031 Y2 JP H042031Y2 JP 4487285 U JP4487285 U JP 4487285U JP 4487285 U JP4487285 U JP 4487285U JP H042031 Y2 JPH042031 Y2 JP H042031Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電動式の射出成形機に関するものであ
る。
従来の技術 従来、射出成形機は油圧駆動方式が主流であ
り、油洩れの対策や油温管理など油圧機器の修理
や保守点検が大変であつた。
また最近一部の小型機種に電動式のものが出は
じめてはいるが、能力の小さいものにとどまつて
おり、これらの機械は、射出、計量工程に1個の
電動サーボモータを使用しているが背圧調整には
別のブレーキ装置を必要とする。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、射出工程時には射
出背圧サーボモータと射出計量サーボモータとを
同時に運転し、計量工程時には射出計量サーボモ
ータで計量を、射出背圧サーボモータで背圧調整
を行うことができてサーボモータの有効利用が可
能になるばかりか背圧調整のための別のブレーキ
装置が不用になる射出成形機を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、ナツト部材20の回転によりスクリ
ユ21を螺進させて射出スクリユ10を前進させ
る射出機構Aと、射出スクリユ10に回転を与え
る計量機構Bと、射出機構Aのナツト部材の回転
付与部分に第1の動力伝達機構Cを介して連結さ
れ且つ計量機構Bの射出スクリユ回転付与部分に
第2の動力伝達機構Dを介して連結された射出計
量サーボモータ28と、射出機構Aのナツト部材
20の回転付与部分に第3の動力伝達機構Eを介
して連結された射出背圧サーボモータ29と、第
1の動力伝達機構Cに設けられて射出工程時入作
動がなされる射出用クラツチ35と、第2の動力
伝達機構Dに設けられて計量工程時入作動がなさ
れる計量用クラツチ34とを備えて構成してあ
り、射出工程時に射出用クラツチ35を入作動す
ることにより射出計量サーボモータ28の動力を
第1の伝達機構Cを介して射出機構Aに伝達する
と共に第3の動力伝達機構Eを介して射出背圧サ
ーボモータ29の動力を射出機構Aに伝達し、計
量工程時には計量用クラツチ34を入作動するこ
とにより射出計量サーボモータ28の動力を第2
の動力伝達機構Dを介して計量機構Bに伝達する
と共に、射出背圧サーボモータ29の動力を第3
の動力伝達機構Eを介して射出機構Aに伝達して
背圧調整するようにしたものである。
実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
1は射出機構、2は型締機構である。
射出機構1は装置本体3を備えており、装置本
体3には軸受4を介してホルダ5が設けてあり、
ホルダ5にはギヤ6が固着してある。ホルダ5に
は前後動可能にシヤフト7が設けてある。シヤフ
ト7に設けたキー8がホルダ5のキー溝9に挿入
してある。シヤフト7の先端部には射出スクリユ
10が取付けてあり、射出スクリユ10は、装置
本体3に設けられた射出管11内に挿入してあ
り、射出管11の先端部にはノズル12が設けて
ある。そして、ノズル12及び射出管11の周部
にはバンドヒータ13,14が取付けてある。射
出管11の基部の入口部15にはホツパ16が接
続してあり、これらで計量機構Bを構成してい
る。
また、装置本体3には軸受17を介してギヤ1
8が設けてあり、ギヤ18の内側にはナツト部材
20が取付けてあり、ナツト部材20にスクリユ
21が螺合している。スクリユ21の後端部には
スプライン部22が設けてあり、スプライン部2
2は装置本体3に設けたスプライン受体23に摺
動可能に嵌合している。スクリユ21の前端には
圧力センサ24を介して支軸25が設けてあり、
支軸25はシヤフト7の後端部に軸受26を介し
て連結してあり、これらで射出機構Aを構成して
いる。
装置本体3には射出計量用サーボモータ28と
射出背圧用サーボモータ29とが設けてある。
また装置本体3には回転支軸30,31と支軸
32とが設けてあり、回転支軸30には第2ギヤ
32′と第3ギヤ33とが回転可能に設けてあり、
また回転支軸30には計量クラツチ34と射出用
クラツチ35とが設けてあり、計量クラツチ34
の可動側は第2ギヤ32′に、射出用クラツチ3
5の可動側は第3ギヤ33にそれぞれ連結してあ
る。回転支軸30には第1ギヤ36が固着してあ
り、第1ギヤ36は射出計量用サーボモータ28
のピニオン37に噛合している。
前記支軸32には第4,第5ギヤ38,39が
一体になされて回転可能に設けてあり、第4ギヤ
38には射出背圧用サーボモータ29のピニオン
が噛合しており、第5ギヤ39に第3ギヤ33が
噛合している。
前記回転支軸31には第6,第7ギヤ40,4
1が固着してあり、回転支軸31には第8,第9
ギヤ42,43が一体になされて回転可能に設け
てある。そして第6ギヤ40はギヤ6に噛合して
おり、第2ギヤ32′は第7ギヤ41に噛合して
おり、第5ギヤ39は第8ギヤ42に噛合してお
り、第9ギヤ43はギヤ18に噛合している。
前記型締機構2は装置本体44を備えており、
装置本体44には軸受45を介してナツト部材4
6が設けてあり、ナツト部材46にスクリユ47
が螺合しており、スクリユ47には型締用トグル
リンク48を介して移動ダイプレート49が連結
してある。50は固定ダイプレートであり、移動
ダイプレート49には金型51が、また固定ダイ
プレート50に金型52がそれぞれ取付けてあ
る。
装置本体44には型締用サーボモータ53が取
付けてあり、また前記ナツト部材46にはギヤ5
4が取付けてあり、型締用サーボモータ53のピ
ニオン55はギヤ列56を介してギヤ54に噛合
している。
前記移動ダイプレート49には成形品突出機構
57が設けてある。
前記射出機構1の装置本体3には計量時のみ開
放する計量ブレーキ58が設けてある。
次に作動を説明する。
(1) 射出工程 射出時には射出用クラツチ35をつなぐことに
より回転支軸30に第3ギヤ33を固定する。
射出計量用サーボモータ28の出力はピニオン
37、第1ギヤ36、回転支軸30、第3ギヤ3
3、第5ギヤ39、第8,第9ギヤ42,43す
なわち第1の動力伝達機構Cを介してギヤ18に
入力される。
また射出背圧サーボモータ29の出力はピニオ
ン、第4,第5ギヤ38,39、第8,第9ギヤ
42,43すなわち第3の動力伝達機構Eを介し
てギヤ18に入力される。
ギヤ18の回転によりナツト部材20が回転し
てスクリユ21がねじ送りにより前進または後退
する。射出工程時はスクリユ21の前進動作を利
用し、このスクリユ21の前進動作はシヤフト7
を介して射出スクリユ10を前進させ射出を行
う。
射出工程時の射出速度制御は射出背圧サーボモ
ータ29のタコゼネレータを利用し回転数制御に
より行う。
また、射出スクリユ10の位置制御は射出背圧
サーボモータ29のエンコーダを利用し動作位置
を確認して行う。
更に射出保圧制御は射出背圧サーボモータ29
のサーボアンプで電流制御をすることによりトル
ク制御をして行う。
(2) 計量工程 計量用クラツチ34をつないで回転支軸30に
第2ギヤ32′を固定すると共に計量用ブレーキ
58を解放する。
射出計量サーボモータ28の出力はピニオン3
7、第1ギヤ36、第2ギヤ32′、第7ギヤ4
1、第6ギヤ40すなわち第2の動力伝達機構D
を介してギヤ6に入力される。このためにホルダ
5が回転し、シヤフト7を介して射出スクリユ1
0が回転し計量が行われる。
計量時、射出スクリユ10には背圧をかける必
要がある。
背圧は、射出背圧用サーボモータ29を駆動し
てギヤ18を回転しスクリユ21を前進させ、シ
ヤフト7を介して射出スクリユ10に圧力をかけ
ることに行われる。そして背圧は射出背圧用サー
ボモータ29のトルク制御を行うことにより任意
の値に設定できる。
(3) 型締工程 型締用サーボモータ53を駆動し、ギヤ列56
を介してギヤ54を回転しナツト部材46の回転
によつてスクリユ47を前進させ、型締用トグル
リンク48を介して移動ダイプレート49を前進
させ、金型51を金型52に挿入して行う。
型締位置は移動ダイプレート49の動きを直接
リニアスケールで読み型締用サーボモータ53を
フイードバツク制御することにより行う。したが
つて、型閉少し手前で型の押付力を弱めて金型5
1,52を異物のかみ込みから保護する低圧金型
保護機能も型締用サーボモータ53のトルク制御
により行うことができる。
前記成形品突出機構57は第2図乃至第4図に
示すように移動ダイプレート49に回転可能に設
けられたカム軸60を備えており、カム軸60は
カツプリング61を介してウオーム減速機62の
出力軸63に連結してあり、ウオーム減速機62
の入力側はモータ64に連結してある。カム軸6
0にはカム65が取付けてある。
移動ダイプレート49には複数のピン孔66が
設けてあり、ピン孔66にノツクアウトピン67
が挿入してあり、ノツクアウトピン67は連結部
材68に連結されていて、この連結部材68にカ
ムフオロア69が設けてあり、連結部材68はば
ね70によりカム65側に付勢されていて、カム
フオロア69はカム65に外接している。
移動ダイプレート49には支持部材70′を介
して前進用と後退用の近接スイツチ71,72が
設けてあり、前記連結部材68にはドツグ73が
設けてある。
しかして、モータ64を駆動することによつ
て、ウオーム減速機62を介してカム軸60を回
転しカム65を回転してカムフオロア69を押し
てノツクアウトピン67を移動して金型51内の
成形品を突き出す。
ノツクアウトピン67を引きもどす時はモータ
64を逆転させカム65を逆転させてばね70に
より行う。
カム65の回転は近接スイツチ72,73によ
り前進端、後退端を規制し正逆両方向に行うし、
近接スイツチ72,73の位置を調整することに
よりノツクアウトピン67の前進端、後退端を調
節する。
また、型締力を自動的に設定するようにしても
よい。
型締用サーボモータ53にはエンコーダ74が
設けてあり、エンコーダ出力は制御コンピユータ
75に接続されており、制御コンピユータ75は
モータ駆動用サーボアンプ76を制御することに
よつて型締用サーボモータ53を間接的に制御す
る。
型締用トグルリンク48は駆動側のストローク
と出力側のストロークが第6図のようになり直線
にはならない。
そこで、この関係を制御コンピユータ75に記
憶させて各設定型締力に必要な移動ダイプレート
49のストロークを制御コンピユータ75で型締
用トグルリンク駆動側ストロークに換算した動き
をさせるようにモータ駆動用サーボアンプ76へ
指令するものである。その際設定型締力は制御コ
ンピユータ75により表示装置77に正確に表示
できる。
また、型厚調整を従来の油圧装置によるものか
ら電動によるものにしてもよい。
すなわち、モータ80はトルクリミツタ81に
接続してあり、トルクリミツタ81を通してモー
タ80の動力は移動ダイプレート49を動かす。
移動ダイプレート49にはポテンシヨメータ82
が直結されており、移動ダイプレート49の動き
に合わせてポテンシヨメータ82は変移電位を出
力する。この出力はモータ制御コンピユータ83
で処理される。
移動ダイプレート49が動き金型51,52同
志が密着するとトルクリミツタ81が滑り(スリ
ツプ)モータ動力の伝達を遮断して金型51,5
2は一定の力以上には押えられなくなる。モータ
制御コンピユータ83はポテンシヨメータ82の
動きを監視しており、モータ80が動いているの
にポテンシヨメータ82の変化が一定時間以上な
いときはモータ80を停止させる。
またポテンシヨ位置はモータ制御コンピユータ
83によつて処理され移動ダイバー84の位置を
表示装置85によつて表示させることができる。
また移動ダイバー84の位置も制御できる。
このように射出成形機の型厚調整装置を油圧か
ら電動にしたので油洩れがなくなる。
考案の効果 本考案は上記のようになるから、射出工程時に
射出用クラツチ35を入作動することにより射出
計量サーボモータ28の動力を第1の伝達機構C
を介して射出機構Aに伝達すると共に第3の動力
伝達機構Eを介して射出背圧サーボモータ29の
動力を射出機構Aに伝達し、計量工程時には計量
用クラツチ37を入作動することにより射出計量
サーボモータ28の動力を第2の動力伝達機構D
を介して計量機構Bに伝達すると共に射出背圧サ
ーボモータ29の動力を第3の動力伝達機構Eを
介して射出機構Aに伝達して背圧調整することが
できる。
このように射出工程時には射出背圧サーボモー
タ29と射出計量サーボモータ28とを同時に運
転し、計量工程時には射出計量サーボモータ28
で計量を、射出背圧サーボモータ29で背圧調整
を行うことができてサーボモータの有効利用が可
能になる。このために背圧調整のための別のブレ
ーキ装置が不用になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成説明図、第2図
は成形突出装置の正面図、第3図は第2図−
線に沿う断面図、第4図は第3図−線に沿う
断面図、第5図は型締力自動設定装置の構成説明
図、第6図はストローク線図、第7図は型厚調整
機構の構成説明図である。 28は射出計量サーボモータ、29は射出背圧
サーボモータ、34は計量用クラツチ、35は射
出用クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナツト部材20の回転によりスクリユ21を螺
    進させて射出スクリユ10を前進させる射出機構
    Aと、射出スクリユ10に回転を与える計量機構
    Bと、射出機構Aのナツト部材20の回転付与部
    分に第1の動力伝達機構Cを介して連結され且つ
    計量機構Bの射出スクリユ回転付与部分に第2の
    動力伝達機構Dを介して連結された射出計量サー
    ボモータ28と、射出機構Aのナツト部材20の
    回転付与部分に第3の動力伝達機構Eを介して連
    結された射出背圧サーボモータ29と、第1の動
    力伝達機構Cに設けられて射出工程時入作動がな
    される射出用クラツチ35と、第2の動力伝達機
    構Dに設けられて計量工程時入作動がなされる計
    量用クラツチ34とを備えたことを特徴とする射
    出成形機。
JP4487285U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH042031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4487285U JPH042031Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4487285U JPH042031Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61160916U JPS61160916U (ja) 1986-10-06
JPH042031Y2 true JPH042031Y2 (ja) 1992-01-23

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ID=30557846

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