JPH0419839Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419839Y2
JPH0419839Y2 JP1985038204U JP3820485U JPH0419839Y2 JP H0419839 Y2 JPH0419839 Y2 JP H0419839Y2 JP 1985038204 U JP1985038204 U JP 1985038204U JP 3820485 U JP3820485 U JP 3820485U JP H0419839 Y2 JPH0419839 Y2 JP H0419839Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage chamber
storage
storage box
control unit
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985038204U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61156292U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985038204U priority Critical patent/JPH0419839Y2/ja
Publication of JPS61156292U publication Critical patent/JPS61156292U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419839Y2 publication Critical patent/JPH0419839Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、金属加工機械等に装備される制御
ユニツトを収納するための制御ユニツト収納箱に
関する。
[技術的背景及び問題点] 一般に、金属加工機械等に装備される制御ユニ
ツト収納箱には、発熱性を有する電源装置等の強
電部材と、嫌熱性及び嫌塵性を有するマイクロコ
ンピユータ等の弱電部材等が収納されている。こ
のため、前記強電部材から発生する熱影響を弱電
部材が受けて該作動あるいは作動不良をきたすと
いう不具合を生じる。
そこで、従来の制御ユニツト収納箱としては、
例えば、空気循環手段を介して制御ユニツト収納
箱内の空気を循環させることにより、強電部材か
ら発生する熱を放散するように構成したものがあ
る。
ところが、このような制御ユニツト収納箱にお
いては、制御ユニツト収納箱内の空気を循環させ
る際に塵埃が発生し、この塵埃の影響を弱電部材
が受けて該作動あるいは作動不良をきたすという
不具合を生じるため、空気の循環の際に発生する
塵埃を除去する必要があつた。
このため、従来の制御ユニツト収納箱にあつて
は、制御ユニツト収納箱内の空気を循環させる際
に発生する塵埃の弱電部材への影響を避けるため
に、空気洗浄器等を別途設置しなければならず、
このためコスト高になるという問題点があつた。
[考案の目的] この考案は、このような従来の問題点に鑑み創
案されたもので、嫌熱性を有する部材に塵埃の影
響を与えることなく制御ユニツト収納箱に発生す
る熱を放散することができる制御ユニツト収納箱
を提供することを目的としている。
[考案の構成] 上記目的を達成するために、この考案は、制御
ユニツトを収納するための制御ユニツト収納箱に
して、嫌熱性を有する部材を収納する第1収納室
の上部に、発熱性を有する部材を収納する第2収
納室を区画して備えた収納箱を設け、機械のフレ
ームと上記収納箱における第1、第2の収納室の
背面との間に下方に開口した通気部を形成して収
納箱を上記フレームに取付けるためのブラケツト
を上記収納箱に設け、前記第2収納室の背面に通
気部に連通した通気口を開口して設けると共に、
第2収納室内に配置された部材への塵埃の直接の
付着を防止すべく前記通気口に遮蔽板を設け、か
つ前記第2収納室に、前記通気部および通気口か
ら第2収納室内へ外気を吸引して外部へ排気する
ための換気装置を設けてなるものである。
[実施例] 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の一実施例に係る制御ユニ
ツト収納箱を装備した金属加工機械の一部省略の
斜視図、第2図はこの考案の一実施例に係る制御
ユニツト収納箱の側断面図、第3図は正断面図、
第4図は第2収納室の平断面図を示すものであ
る。
第1図に示すように制御ユニツト収納箱1は例
えば金属加工機械3の機体フレーム5に取付けら
れている。
この制御ユニツト収納箱1は、第2図及び第3
図に示すように、下方側に形成された第1収納室
7と、この第1収納室7の上方に形成された第2
収納室9と、前記第1収納室7と第2収納室9と
の背面側(金属加工機械3への取付側)に形成さ
れ下方に開口した通気部11を形成したブラケツ
トを備えて構成されており、このブラケツトを介
して前記機体フレーム5に取付けられるものであ
る。
前記第1収納室7には、図示しないマイクロコ
ンピユータ、半導体スイツチ等の嫌熱性及び嫌塵
性を有する部材が収納配置され、前記第2収納室
9には、図示しない電源装置の発熱性を有する部
材が収納配置される。
そして、前記第2収納室9の背面には、前記通
気部11に連通する通気口13が開口され、この
通気口13には、第2収納室9に収納配置される
部材への塵埃の付着を防止するための遮蔽板15
が設けられている。
さらに、前記第2収納室9の一側部には、前記
通気部11及び第2収納室9を介して該第2収納
室9から外部へ換気する換気扇等からなる換気手
段17が設けられている。
上記−実施例の作用は次の通りである。
制御ユニツト収納箱1の第2収納室9に収納配
置された発熱性を有する部材から発生する熱は、
換気扇等からなる換気手段17によつて通気部1
1から通気口13を介して第2収納室9に外気が
取り入れられこの外気の取り入れと同時に第2収
納室9の空気が外気へ換気されるこにより外部へ
放散される。このため、第1収納室7の背面側及
び上面側に外気の流れが形成され、この外気の流
れにより第1収納室7内部の空気が冷却される。
又、同時に第2収納室9は前記通気部11の空気
の流れによつてその背面部を冷却されることにな
る。従つて、第1収納室7内部には空気流が生じ
ないため、該第1収納室7に収納配置される嫌熱
性及び嫌塵性を有する部材に熱及び塵埃の影響を
与えることがなく、前記部材の該作動あるいは作
動不良を防止することができる。そして、第2収
納室も併せて同時に冷却されることになる。
前述のごとく通気口13から第2収納室9内へ
外気が流入するとき、外気は通気口13に設けた
遮蔽板15によつて外気中の塵埃が内部の部材へ
直接的に付着することが阻止されることとなり、
内部の部材が塵埃から保護されるものである。
なお、この考案は、前述の一実施例に限定され
るものではない。例えば、前記第1収納室7の背
面外側にフインを設けることにより、該第1収納
室7内部の空気温度の冷却効果をさらに向上させ
ることができる。
また、前記第1収納室7内部の空気温度を検知
するサーモスタツト等の温度検知手段を設け、こ
の温度検知手段の検知温度に基づいて換気手段1
7を作動させるように構成すること等ができるこ
とは勿論である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本考案は、制御ユニツトを収納するための制
御ユニツト収納箱にして、嫌熱性を有する部材を
収納する第1収納室7の上部に、発熱性を有する
部材を収納する第2収納室9を区画して備えた収
納箱1を設け、機械3のフレーム5と上記収納箱
1における第1、第2の収納室7,9の背面との
間に下方に開口した通気部11を形成して収納箱
1を上記フレーム5に取付けるためのブラケツト
を上記収納箱1に設け、前記第2収納室9の背面
に通気部11に連通した通気口13を開口して設
けると共に、第2収納室9内に配置された部材へ
の塵埃の直接の付着を防止すべく前記通気口13
に遮蔽板15を設け、かつ前記第2収納室9に、
前記通気部11および通気口13から第2収納室
9内へ外気を吸引して外部へ排気するための換気
装置17を設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案に係る制
御ユニツト収納箱は、機械3のフレーム5との間
に通気部11を介して取付けられるものであるか
ら、フレーム5への熱伝達が少ないものである。
そして、収納箱は、発熱性部材を収納する第2収
納室9が第1収納室7の上側に区画してあり、第
2収納室9の背面に形成した通気口13から外気
を吸引するときは、前記通気部11を外気が通過
して第1収納室7の背面を冷却するものである。
また、通気口13から第2収納室9に外気が流入
するときには、遮蔽板15によつて第2収納室9
内に配置された部材に外気中の塵埃が直接付着す
ることが阻止されるものである。
したがつて、本考案によれば、第1収納室7お
よび第2収納室9の冷却を行なうことができると
共に第2収納室9内の熱が第1収納室7および機
械3のフレーム5側へ伝達されるようなことがな
く、かつ第2収納室9内に配置された部材への塵
埃の直接の付着が阻止されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る制御ユニ
ツト収納箱を装備した金属加工機械の一部省略の
斜視図、第2図はこの考案の一実施例に係る制御
ユニツト収納箱の側断面図、第3図は正断面図、
第4図は第2収納室の平断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、7……
第1収納室、9……第2収納室、11……通気
部、17……換気手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御ユニツトを収納するための制御ユニツト収
    納箱にして、嫌熱性を有する部材を収納する第1
    収納室7の上部に、発熱性を有する部材を収納す
    る第2収納室9を区画して備えた収納箱1を設
    け、機械3のフレーム5と上記収納箱1における
    第1、第2の収納室7,9の背面との間に下方に
    開口した通気部11を形成して収納箱1を上記フ
    レーム5に取付けるためのブラケツトを上記収納
    箱1に設け、前記第2収納室9の背面に通気部1
    1に連通した通気口13を開口して設けると共
    に、第2収納室9内に配置された部材への塵埃の
    直接の付着を防止すべく前記通気口13に遮蔽板
    15を設け、かつ前記第2収納室9に、前記通気
    部11および通気口13から第2収納室9内へ外
    気を吸引して外部へ排気するための換気装置17
    を設けてなることを特徴とする制御ユニツト収納
    箱。
JP1985038204U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0419839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038204U JPH0419839Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038204U JPH0419839Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61156292U JPS61156292U (ja) 1986-09-27
JPH0419839Y2 true JPH0419839Y2 (ja) 1992-05-06

Family

ID=30544986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985038204U Expired JPH0419839Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419839Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574479U (ja) * 1980-06-10 1982-01-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748697U (ja) * 1980-09-05 1982-03-18
JPS5970382U (ja) * 1982-11-02 1984-05-12 松下電器産業株式会社 電子機器の屋外収納筐

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574479U (ja) * 1980-06-10 1982-01-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61156292U (ja) 1986-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4543333B2 (ja) 制御盤
JP6944251B2 (ja) 制御盤
JPH0419839Y2 (ja)
US20050280989A1 (en) Switch cabinet for a tablet press
JP2580507Y2 (ja) 電子機器の冷却装置
JPH11300656A (ja) 電動工具の冷却構造
JPH0461520B2 (ja)
JP6226074B2 (ja) 電力変換装置
JP2001111274A (ja) 制御用機器の冷却構造
JP2508358B2 (ja) 電気装備品収納装置
JPS6325461Y2 (ja)
JPH0310707Y2 (ja)
JP6989306B2 (ja) モータ制御装置
CN214208136U (zh) 一种新型料理机及机器人
JPH0964549A (ja) 通気孔を有する電子機器筐体
JPH0648250Y2 (ja) 空気調和機の電装部品取付装置
JPH023059Y2 (ja)
JPH062993U (ja) インバータ素子冷却装置
JP4496403B2 (ja) 制御盤
JPH079958B2 (ja) 冷却装置
JPH0248930Y2 (ja)
JPH0548588U (ja) 電動機制御用インバータ装置
JPS6331513Y2 (ja)
JPH079436Y2 (ja) 制御盤
JPH0642385Y2 (ja) サイドパネルを有する機器の放熱用通風装置