JPH0310707Y2 - - Google Patents

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JPH0310707Y2
JPH0310707Y2 JP1985038203U JP3820385U JPH0310707Y2 JP H0310707 Y2 JPH0310707 Y2 JP H0310707Y2 JP 1985038203 U JP1985038203 U JP 1985038203U JP 3820385 U JP3820385 U JP 3820385U JP H0310707 Y2 JPH0310707 Y2 JP H0310707Y2
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JP
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storage box
control unit
frame
heat
outside air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、金属加工機械等に装備される制御
ユニツト収納箱の取付構造に関する。
〔技術的背景及び問題点〕
一般に例えば、金属加工機械等に装備される制
御ユニツト収納箱は、該金属加工機械の機体フレ
ームに取付けられている。
ところで、前記制御ユニツト収納箱には、発熱
性を有する電源装置等の強電部材あるいは油圧装
置を制御する油圧制御部材等が収納されている。
このため、前記強電部材あるいは油圧制御部材か
ら発生する熱が機械の機体フレームに伝達され、
この熱影響によつて機体フレームが熱膨脹して歪
が生じ機械精度が低下するという不具合を生じて
いた。鉄の線膨張率は1.15×10-5/deg(0〜100
℃)であり、この影響は極めて大なるものであ
る。
そこで従来は、上記の熱的悪影響を防止するた
めに、例えば制御ユニツト収納箱の裏面に断熱材
を設けることが思慮された。
しかしながら、収納箱裏面に断熱材を設けても
機械フレームにはかなりの熱量が伝達され所望の
断熱効果を発揮させることはできなかつた。
〔考案の目的〕
この考案は、このような従来の問題点に鑑み創
案されたもので、被取付体である機体フレームに
熱的悪影響を与えることのない制御ユニツト収納
箱の取付構造を提供することを目的としている。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するために、この考案は、制御
ユニツトを収納する収納箱の背面と収納箱に取付
けた熱幅射部材との間に収納箱へ吸収される外気
の流路を構成する第1の通気部を形成して設け、
機械のフレームと前記熱幅射部材との間に、外気
が下方から上方向へ流通し得る第2の通気部を設
けて、上記収納箱を取付部材によりフレームに取
付けてなるものである。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の一実施例に係る制御ユニ
ツト収納箱の取付構造を備えた金属加工機械の一
部省略の斜視図、第2図はこの考案の一実施例に
係る制御ユニツト収納箱の取付構造を示す側断面
図、第3図は制御ユニツト収納箱の正断面図を示
すものである。
第1図に示すように、制御ユニツト収納箱1
は、例えば金属加工機械3の機体フレーム5に取
付けられている。
この制御ユニツト収納箱1は、第2図及び第3
図に示すように、下方側に形成された第1収納室
7と、この第1収納室7の上方に形成された第2
収納室9とから構成されている。
前記第1収納室7には、図示しないマイクロコ
ンピユータ、半導体スイツチ等のごとき嫌熱性及
び嫌塵性を有する部材が収納配置され、前記第2
収納室9には、図示しない電源装置等の強電部材
あるいは油圧制御部材のごとき発熱性を有する部
材が収納配置されている。
この制御ユニツト収納箱1は、その背面部1a
と被取付体である機体フレーム5との間に適宜な
断熱空間部11を形成して取付部材13を介して
前記機体フレーム5に取付けられている。前記断
熱空間部11には、制御ユニツト収納箱1の背面
部1aと機体フレーム5との間を遮蔽し、前記制
御ユニツト収納箱1から発生する幅射熱を遮断す
る熱幅射部材15が配設されている。そして、本
例では断熱空間部11は、制御ユニツト収納箱1
の背面部1aと熱幅射部材15との間に形成され
る通気部11aと、熱幅射部材15と機体フレー
ム5との間に形成される通気部11bとに区画さ
れている。前記熱幅射部材15は、アルミ板ある
いは銀紙貼付板等のごとき熱線を幅射可能な部材
により構成されている。
前記第2収納室9の背面には、前記通気部11
aに連通する通気口17が開口されている。さら
に、前記第2収納室9の一側部には、前記通気部
11a及び第2収納室9を介して該第2収納室9
から外部へ換気する換気扇等からなる換気手段1
9が設けられている。
つぎに、上記一実施例の作用を説明する。
制御ユニツト収納箱1の第2収納室9に収納配
置された発熱性を有する電源装置等の強電部材あ
るいは油圧装置を制御する油圧制御部材等から発
生する熱は、換気扇等からなる換気手段19によ
つて通気部11aから通気口17を介して第2収
納室9に外気が取り入れられ、この外気の取り入
れと同時に第2収納室9の空気が外部へ換気され
ることにより外部へ放散される。このため、制御
ユニツト収納箱1が冷却されるとともに、通気部
11aへ外気が強制対流されて機体フレーム5へ
の熱伝達が防止される。
また、制御ユニツト収納箱1から発生する幅射
熱は、熱幅射部材15によつて遮断され機体フレ
ーム5への熱伝達が防止される。
さらに、本例で特に設けた通気部11bには、
外気が自然対流されており、この外気の自然対流
により機体フレーム5への熱伝導が防止される。
従つて、制御ユニツト収納箱1から発生する熱
の機体フレーム5への伝達が略完全に防止され、
前記機体フレーム5に熱影響を与えることがな
い。
〔考案の効果〕
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、制御ユニツトを収納する
収納箱1の背面1aと収納箱1に取付けた熱幅射
部材15との間に収納箱1へ吸収される外気の流
路を構成する第1の通気部11aを形成して設
け、機械3のフレーム5と前記熱幅射部材15と
の間に、外気が下方から上方向へ流通し得る第2
の通気部11bを設けて、上記収納箱1を取付部
材13によりフレーム5に取付けてなるものであ
る。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、収納箱1には熱幅射部材15が取付けてあり
この熱幅射部材15と収納箱1との間には外気の
流路を構成する第1の通気部11aが形成してあ
り、かつ取付部材13を介してフレーム5に取付
けたときには、フレーム5と前記熱幅射部材15
との間に第2の通気部11bが形成されるもので
ある。
したがつて、収納箱1を冷却すべく吸引される
外気は第1の通気部11aを流れることとなり、
機械3側の熱影響を受けるようなことがないもの
である。また、第2の通気部11bが形成されて
いることにより、熱幅射部材15の両面を外気が
通過することとなり、熱幅射部材15の冷却が効
率良く行なわれるので、収納箱1側の熱がフレー
ム5側へ伝達されるようなこともないものであ
る。
すなわち、収納箱1側および機械3のフレーム
5側から互に熱影響を与えるようなことがなく、
熱的に互に独立した構成となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る制御ユニ
ツト収納箱の取付構造を備えた金属加工機械の一
部省略の斜視図、第2図はこの考案の一実施例に
係る制御ユニツト収納箱の取付構造を示す側断面
図、第3図は制御ユニツト収納箱の正断面図であ
る。第4図は制御ユニツト収納箱の平面断面図で
ある。 1……制御ユニツト収納箱、5……被取付体
(機体フレーム)、11……断熱空間部、15……
熱幅射部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御ユニツトを収納する収納箱1の背面1aと
    収納箱1に取付けた熱幅射部材15との間に収納
    箱1へ吸収される外気の流路を構成する第1の通
    気部11aを形成して設け、機械3のフレーム5
    と前記熱幅射部材15との間に、外気が下方から
    上方向へ流通し得る第2の通気部11bを設け
    て、上記収納箱1を取付部材13によりフレーム
    5に取付けてなることを特徴とする制御ユニツト
    収納箱の取付構造。
JP1985038203U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0310707Y2 (ja)

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JP1985038203U JPH0310707Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JP1985038203U JPH0310707Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS61156291U JPS61156291U (ja) 1986-09-27
JPH0310707Y2 true JPH0310707Y2 (ja) 1991-03-15

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ID=30544984

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS574479U (ja) * 1980-06-10 1982-01-11

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JPS574479U (ja) * 1980-06-10 1982-01-11

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JPS61156291U (ja) 1986-09-27

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