JPH04191609A - レールの波状摩耗の検測装置 - Google Patents

レールの波状摩耗の検測装置

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JPH04191609A
JPH04191609A JP32082590A JP32082590A JPH04191609A JP H04191609 A JPH04191609 A JP H04191609A JP 32082590 A JP32082590 A JP 32082590A JP 32082590 A JP32082590 A JP 32082590A JP H04191609 A JPH04191609 A JP H04191609A
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rail
displacement
top surface
measurement
measurement point
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JP32082590A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Kamine
上根 善数
Namio Furukawa
古川 南海男
Kotaro Kawaguchi
川口 幸太郎
Katsutoshi Nakao
中尾 勝利
Haruki Okano
晴樹 岡野
Mitsumasa Suzuki
光正 鈴木
Shigeru Shibuya
渋谷 茂
Kunihiko Sagara
相良 邦彦
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Osaka City
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
Original Assignee
Osaka City
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鉄道のレールにおいて、その頭頂面に該レール
の長手方向に生じる波状摩耗を検測する装置に関する。
(従来の技術) 鉄道のレールにおいては、その頭頂面に該レールの長手
方向に波状摩耗が生じることが知られている。そして、
この波状摩耗は、車両走行時の騒音や輪重変動の原因と
なることから、その波状摩耗を検測することは鉄道の保
守管理上、重要な事項となっている。
このような波状摩耗の検測は、具体的にはレールの長手
方向においてその頭頂面の基準面に対する凹凸の変位量
を測定して該波状摩耗の波形等を求めることにより行わ
れ、この種の検測を行う装置としては、例えば第10図
示のものが知られている。
この検測装置は、レールa上を車輪す、bを介して移動
する台車Cと、レールaの直上位置で該台車Cに取付け
られた静電容量式変位計や渦電流式変位計等の非接触変
位計dとを有し、基本的には、台車Cをレールa上で移
動させながら変位計dにより該変位計dとレールaの頭
頂面eとの距離を測定し、これによって、該頭頂面eの
基準面に対する凹凸の変位量を測定して波状摩耗の波形
を求めるようにしたものである。
この場合、台車Cは、レールa上を移動する際に、該レ
ールaの頭頂面eに生じた波状摩耗やレールa同士の継
ぎ目等により上下動し、従って、変位計dの位置も上下
に変動することがら、その変動量を該変位計dとレール
aの頭頂面eとの距離に加算しなげればレールaの頭頂
面eの変位量を正しく測定することができない。
このため、ごの検測装置では、さらに加速度計fを台車
Cに取イ」け、該加速度計fにより検出された台車Cの
加速度、すなわち変位計dの加速度を二重積分すること
により、該変位計dの上下の変動量を求め、これを変位
計dによる前記の測定距離に加算するようにしている。
しかしながら、かかる検測装置では、変位計dの上下の
変動量を加速度計fにより検出された加速度の二重積分
により求めているため、レールaの頭頂面eの各測定箇
所における測定毎に、加速度計fの電気的あるいは機械
的なドリフト等による誤差が二重に累積され、従って、
レールaの頭頂面eの凹凸の変位蓋を精度よく測定する
ことが困難であった。
(解決しようとする課題) 本発明はかかる不都合を解消し、レールの長手方向にお
いてその頭頂面の基準面に対する凹凸の変位量を精度よ
く測定することができ、従って、該レールの頭頂面に生
しる波状摩耗を精度よく検測することができる装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決する手段) 本発明のレールの波状摩耗の検測装置はかかる目的を達
成するために、レールの長手方向においてその頭頂面の
基準面に対する凹凸の変位量を測定することにより該レ
ールの頭頂面に生しる波状摩耗を検測する装置であって
、該レール上を車輪を介して移動する台車と、該レール
の直上位置で該台車に一体に移動自在に取付けられると
共に該レールの長手方向に間隔を存して互いに近接して
並設された一対の非接触変位センサと、該台車の移動時
に両変位センサの間隔づつ該台車が移動する毎に、各変
位センサにより各変位センサとその直下に位置するレー
ルの頭頂面の測定箇所との距離を測定する測定手段と、
当該測定毎に両変位センサにより測定された当該両側定
距離の差を算出し、その算出により得られた当該距離差
を累積加算することにより各測定箇所におけるレールの
頭頂面の基準面に対する変位量を求める演算手段とから
成ることを特徴とする。
さらに、前記各測定箇所において前記両変位センサの出
力が該測定箇所の一つ前の測定箇所における当該出力と
略同一である時に両変位センサの出力をゼロにするセン
サ出力補正手段を有することを特徴とする。
また、さらに、前記各測定箇所に対して前記距離差を累
積加算して得られた値からその前後または前の所定数の
測定箇所における当該累積加算値の平均値を減算するこ
とにより各測定箇所における前記レールの頭頂面の基準
面に対する変位量を求める演算補正手段を有することを
特徴とする。
(作用) かかる手段によれば、前記測定手段による測定は、前記
台車が前記両変位センサの間隔づつ移動する毎に行われ
ると共に、前記台車がその移動時に上下動した時には前
記両変位センサが一体的に上下動するので、該測定毎に
前記演算手段により算出される前記両測定距離の差は、
前記レールの頭頂面の隣合った二つ測定箇所における変
位量の差となる一方、この値には、両変位センサの上下
の変動分は含まれない。従って、例えば前記台車の移動
前の初期状態において、該台車が位置するレールの頭頂
面の滑らかな平坦部を基準面として設定すれば、前記演
算手段により得られる当該両測定距離の差の累積加算値
は各測定箇所におけるレールの頭頂面の当該基準面に対
する変位量となり、これによって該レールの頭頂面の長
手方向における形状、ひいてはその頭頂面に生じる波状
摩耗の波形が求められる。
この場合、前記両変位センサの出力には、一般に、前記
の各測定毎にその電気的あるいは機械的なドリフト等に
より比較的小さな値であるものの誤差が含まれる。この
ため、前記の測定を継続的に行うと、各測定箇所におけ
る各変位センサの出力にそれ以前の測定箇所における当
該誤差が影響し、その結果に当該誤差が各変位センサの
出力に徐々1に蓄積されることがあるそし“(、このよ
うな場合には、前記レールの頭頂面に波状摩耗が無い箇
所、すなわち平坦な箇所においても各変位センサの出力
が徐々に変化してしまう。そこで、このような場合にお
いて、当該検測装置に前記センサ出力補正手段を設けた
ときには、前記各測定箇所において前記各変位センサの
出力が該測定箇所の一つ前の測定箇所における当該出力
と略同一である時、すなわち前記レールの頭頂面が平坦
面である時に両変位センサの出力が強制的にゼロにされ
るので、該レールの頭頂面が平坦面である箇所において
は、両変位センサの出力は該平坦面に対応した出力とな
る。
また、さらに、前記測定手段による前記の各測定におい
て、前記両測定距離に誤差が含まれ“ζいる場合には、
前記演算手段による当該距離差の累積加算により該誤差
も累積加算され、その累積加算値、すなわちレールの頭
頂面の各測定箇所における変位蓋として得られる値に含
まれる誤差が徐々に大きなものとなる虞れがある。そこ
で、このような場合において、前記演算補正手段を設け
たときには、各測定箇所における累積加算値からその前
後または前の所定数の測定箇所における当該累積加算値
の平均値を減算することによって、当該誤差を低減する
ことが可能となる。すなわち、各測定箇所における当該
累積加算値は、該測定箇所におけるレールの頭頂面の実
際の変位量と、当該誤差とを加算した値であり、従って
、上記平均値は該測定箇所の前後または前の所定の区間
における当該実際の変位量及び誤差のそれぞれの平均値
を加算した値となる。この場合、当該実際の変位置は、
レールの波状摩耗箇所においては概略正弦波的に波状に
変化する量であるので、その平均値は概略ゼロとなり、
また、基準面となる平坦な箇所においては当然ゼロとな
る。従って、前記累積加算値の平均値は概略当該誤差の
平均値となる。
このため、上記のように各測定箇所における当該累積加
算値からその前後の累積加算値の平均値を減算すること
によって、当該誤差が低減される。
(実施例) 本発明のレールの波状摩耗の検測装置の一例を第1図乃
至第9図に従って説明する。第1図は該検測装置の側面
図、第2図は該検測装置の要部のブロック構成図、第3
図乃至第6図は該検測装置の要部の作動を説明するため
の説明図、第7図は該検測装置の全体的な作動を説明す
るためのフローチャート、第8図及び第9図は該検測装
置の測定誤差について説明するための説明間である。
第1図で、■はレール、2ば該レール1上に車輪3,4
を介して移動自在に支承された台車である。この場合、
台車2ば、レール1上を移動する本体車両5の下側に設
けられていると共に、図示しない連結機構を介して本体
車両5に連結されており、該本体車両5と共にレール1
上を移動する。
台車2は、レール1上に車輪3を介して支承された本体
部6と、該本体部6の上部からレール1の直上位置でそ
の長手方向に延設されたアーム部7とを有し、アーム部
7は、その先端部が車輪4を介し、てレール1上に支承
されると共に、本体部6に支軸8を介して上下に揺動自
在に枢着されている。そして、台車2は、その本体部6
の上部及びアーム部7の先端部がそれぞれ本体車両5の
下面部から垂下されたエアシリンダ9.10のピストン
ロッド9a、10aに連結されると共にこれらのシリン
ダ9,10によりレール1に向かって常時付勢されてお
り、車輪3.4を介してレール1に圧接されている。
また、同図で、lla、llbは例えば渦電流式変位計
や静電容量式変位計等の非接触変位センサ、12はロー
タリエンコーダ(以下、単にエンコーダという)でゐる
変位センサlla、llbは、車輪3.4の間の位置で
台車2のアーム部7に形成された水平部7aにレール1
に向かって垂設された取付部材7bの下端部にレール1
の頭頂面1aと所定の間隔を存して固着されていると共
に、レール1の直上位置でその長手方向に所定の間隔を
存して近接配置されている。この場合、両変位センサl
la、Ilbの間隔!(以下、センサ間隔lという)は
、車輪3゜4の間隔L(以下、車輪間隔りという)より
も十分小さな値とされている(例えば、ff1−10+
+un、1゜−1ooonwn )。
これらの変位センサlla、llbは、それぞれその直
下におけるレール1の頭頂面1aとあ距離に応じた信号
を出力し、この場合、レール1の頭頂面1aが滑らかな
平坦面である時にその出力信号が例えばゼロとなるよう
に初期設定されている。
エンコーダ12は、車輪3の車軸3aに取付けられてお
り、車輪3の所定の回転角度毎に、すなわち、台車2の
所定の移動量毎にパルスを出力する。
この場合、エンコーダ12は、前記センサ間隔βづつ台
車2が移動する毎にパルスを出力するように設定されて
いる。
一方、第2図で、13は変位センサII a 、 11
 bの出力信号並びにエンコーダ12の出力パルスを基
に各変位センサlla、llbとレール1の頭頂面1a
との距離の測定を行う測定装W(測定手段)、14は測
定手段13により測定された当該距離のデータから前記
レールの頭頂面1aに生じる波状摩耗の形状に係わるデ
ータを得るべく当該距離のデータを演算処理する演算処
理装置であり、これらは前記本体車両5に搭載されてい
る。
測定装置13は、フィルタ15、サンプルホールド16
、マルチプレクサ17及びA/D変換器18を備え、各
変位センサlla、llbの出力信号からフィルタ15
により帯域外信号を除去した後に、エンコーダ12から
出力パルスが出力される毎に、すなわち前記台車2がセ
ンサ間隔ρづつ移動する毎に該出力信号をサンプルホー
ルド16により逐次サンプリングし、さらに、そのサン
プリングした当該出力信号をマルチプレクサ17及びA
/D変換器18を介してデジタルデータとして演算処理
装置14に入力するようにしている。
従って、測定装置13による各変位センサlla。
11bとレールlの頭頂面1aとの距離の測定は、レー
ル1の長手方向において、前記センサ間隔1毎の間隔で
行われる。
演算処理装置14は、その演算的な処理機能として、演
算手段19、センサ出力補正手段20、第1演算補正手
段21及び第2演算補正手段22を有し、詳細は後述す
るが、測定装置13から入力される各変位センサII 
a 、 11 bの出力信号のデータをセンサ出力補正
手段20により必要に応じて適宜補正しながら演算手段
19により該出力信号のデータに対して本発明に係わる
基本的な演算を行い、さらに、その演算結果を両演算補
正手段21.22により適宜補正するごとによって、レ
ール1の頭頂面1aの長手方向における形状データ、換
言すれば該頭頂面1aに生じる波状摩耗の波形データを
得るようにしている。そして、さらに、このように得ら
れたデータを例えば磁気テープ等(図示しない)に逐次
記録するようにしている。
尚、前記エンコーダ12の出力パルスは、波形整形器2
3を介して波形整形された後に、前記台車2の移動距離
に係わるデータとして演算処理袋Wjt 14に入力さ
れ、該データも磁気テープ等に逐次記録される。
次に、かかる検測装置により、前記レールlの頭頂面1
aに生じる波状摩耗を検測する際における測定原理並び
に前記演算手段19により行われる演算について第3図
及び第4図に従って説明する。
第3図及び第4図は前記台車2及び変位センサ11a、
llb等を仮想線及び実線により模式的に示したもので
ある。
第3図において、仮想線示の台車2等は、該台車2がレ
ール1の頭頂面1aに波状摩耗等が生じていない箇所、
すなわち該頭頂面1aが滑らかな平坦面lx(以下、基
準面IXという)である箇所においてレール1上に支承
された状態(以下、初期状態という)を示し、実線示の
台車2等は、該台車2が初期状態からレールl上を移動
してレール1の頭頂面1aに波状摩耗1yが生じている
箇所において該レールl上に支承された状態(以下、移
動状態という)を示している。
そして、同図において、Hoは初期状態における変位セ
ンサlla、llbの基準面1xに対する高さ(以下、
初期状態センサ高という)、Hは移動状態における変位
センサlla、Ilbの基準1TiIIXに対する高さ
(以下、移動状態センサ高という)である。
台車2ば車tiiiii3. 4を介してレールl上に
支承されているので、該レール1上を移動すると、その
頭頂面・1aに住じた波状摩耗1y等により上下動し、
従って、両変位センサlla、llbの移動状態センサ
高l]はその値が初期状態センサ高H,に対して変化す
る。この場合、変位センサlla、 llbは、前記し
たように近接して設けられているので、これらの上下へ
の変動量はいずれも略同一とみなすことができ、これを
ΔH(上向きを正方向とする)とすると、 H=H,+ΔH・・・・・・(1) となる。
また、同図実線示のように、移動状態において、各変位
センサ11a、11bの直下に位置する頭頂面laの測
定点をそれぞれP、P’、測定点P、P’における頭頂
面1aの基準面1xに対する変位量(上向きを正方向と
する)をそれぞれy、y’、前記測定装置13により各
変位センサlla、llaを介して測定される各測定点
P、P“と各変位センサII a 、 11 bとの距
離(以下、測定距離という)をXA、 XBとすると、
前記(1)式により、X^=Hy=Ho +Δ)I−y
   −・−(2)XB=H−y’  =HO+ΔH−
y’ ・−・・・・(3)すなわち、 y=Ho+ΔH−XA       ・・・・・・(4
)y”−H6十ΔH−XB      ・・・・・・(
5)となる。
ここで、測定点Pにおける変位量yに対する測定点P゛
における変位量y′の変位差をΔy(上向きを正方向と
する)とすると、(4)、 (5)式により、Δ y 
−y ’  −)’  −X八−XB        
 ・・・・・・(6)あるいは、 y’  =y +Δy = y +  (XA−XB)
  ・・・・・・(力が得られる。
従って、変位差Δyには、変位センサlla、llbの
上下変動が影響せず、測定点P、P’における測定距離
XA、 XBの差XA−XB (以下、測定距離差X^
−XBという)を算出することにより測定点P、P’間
の変位差Δyが求められる。また、点Pにおける変位量
yが判っているならば、該変位量yに測定距離差XA−
XBを加算することにより、点Pからレール1の長手方
向に前記センサ間隔!たけ移動した測定点P”における
変位1y’が求められる。
以上のことを基礎とし、次に、第4図において、上記(
6)、 (7)式を用いてレール1の頭頂面1aの長手
方向における形状を求める方法について説明する。
第4図において、測定点Pr  (i =0.1.2.
・・・)は、レール1の長手方向においてその頭頂面1
aに等間隔で順に配置された測定点であり、各測定点P
88上の間隔は前記センサ間隔lと同一とされている。
この場合、測定点P。1 P、は頭頂面laの% Bx
面lx上に(立置し、測定点Pz、Px。
・・・の位置には波状摩耗1yが生しているものとする
ごごで、前記台II+、2かレール1+を移動する際に
、両変位センサlla、llbがそれぞれ測定点PO+
P、の直上に位置する状態から該台車2の移動を開始す
ると共に、前記測定装置13により各変位センサIla
、llbとレール1の頭頂面1aとの距離の測定を開始
するとすると、その測定は前記したように台車2が前記
センサ間隔lづつ移動する毎に行われる。すなわち、前
記台車2の移動を開始すると、該台車2がセンサ間隔l
づつ移動する毎に変位センサllaと測定点PO5PI
+ ・・・との距離XA、、XA、、・・・・・・が順
次測定され、これと並行して変位センサllbと測定点
P、、P2.・・・との距離XB6.XBI、・・・・
・・が順次測定される。
この時、前記と同様に、測定点P、、P、。1 (i 
=0.1,2.・・・)の間における頭頂面1aの変位
差をそれぞれΔy、とじ、各測定点P、における頭頂面
1aの基準面1xに対する変位量をy、とすると、前記
(7)式から明らかに であり、また、前記(6)式から Δ y 、=XA、   −XBi         
    ・・・・・・(9)となる。
そして、(9)式を(8)式に代入し、さらに、測定点
POが頭頂面1aの基準面lx上に在ること、すなわら
、yo−0であることを考慮すれば、(i =1.2,
3.・・・) が得られる。
従って、前記台車2がセンサ間隔lづつ移動する毎に各
変位センサ11 a 、 11 bとその直下に位置す
る測定点p、、p、、、との間の距@XAi 、 XB
iをそれぞれ測定し、その距離差XA、−XBiを算出
し、さらに該距離差XA、−XB、を累積加算すれば、
各測定点P、における頭頂面1aの基準面IXに対する
変位量y、が求められ、これによって、波状摩耗1y等
の形状が求められる。
前記演算手段19は、前記台車2の移動時に、かかる演
算、すなわち00)式の演算を逐次行うものである。
次に、前記センサ出力補正手段20により行われる補正
についで第5図に従って説明する。
第5図は、レール1の頭頂面1aの長手方向における形
状、前記台車2の移動時に該レール1の形状に対応した
各変位センサlla、llbの出力信号の変化の様子、
並びに前記の測定距離差XA −XBの変化の様子を例
示的に示したものである。この場合、当該出力信号の変
化の様子及び測定距離差χA−XBの変化の様子におい
ては、前記センサ出力補正手段20を設けない場合につ
いて破線で示し、該センサ出力補正手段20を設けた場
合(本実施例)について実線で示した。
前記各変位センサlla、llbは、レールlの頭頂面
1aが基準面IXに対して変位した時に出力信号を出力
するものであると共に、一般に、その出力信号に僅かで
はあるものの、電気的あるいは機械的なドリフト等によ
る誤差(以下、出力誤差という)を伴うものであり、こ
のため、レール1の頭頂面1aのある一つの測定点にお
いて該出力誤差が生じると、その出力誤差は次の測定点
における当該出力信号に影響を及ぼし、このため当該測
定が進行するに伴って同図仮想線示のように各変位セン
サlla、ilbの出力誤差δa、δbが徐々に略直線
的に蓄積増大していくことがある。
このような場合には、各変位センサlla、 Ilbの
出力信号は、同図破線示のように、レール1の頭頂面1
aの波状摩耗部分においては波状に変化しながら出力誤
差δa、δbと共に徐々に」−昇していき、また、平坦
部においても出力誤差δa。
δbと共に略直線的に上昇していく。
また、この場合、前記測定距離差XA −XBにおいて
は、各変位センサlla、llbの出力信号の差をとる
ために、各変位センサ11 a 、 11 bの出力誤
差δa3 δbはある程度相殺されるものの、一般には
、出力誤差δa、δbは僅かに異なり、従って、測定距
離差XA−χBも破線示のように両出力誤差δa。
δbの差分に応じて徐々に増大していく。
前記センサ出力補正手段20ば、特にレール1の頭頂面
1aの平坦部において、当該出力信号が出力誤差δa、
δbと共に徐々に上昇していく時にその上昇量は隣合っ
た測定点においては極僅かであって略同一であることを
利用して該出力誤差δa。
δbを除去するためのものである。
すなわち、前記センサ出力補正手段20は、同図示のよ
うにある一つの測定点Pにおいて、各変位センサlla
、llbの出力信号をOa、Ob、その前の測定点P°
において、該出力信号をOa’。
Oboとすると、あらかじめ設定された適当な大きさの
比較量εに対し、 10a−Oa’  l <ε−−(II)10b−Ob
“ 1〈ε    ・・・・・・02)である時に、各
変位センサlla、llbの出力信号を強制的にゼロに
する。
このようにすると、同図実線示のように、レール1の頭
頂面1aの平坦部においては、各変位センサlla、l
lbの出力信号はゼロとなり、前記出力誤差δa、δb
が除去される。そして、この時、前記演算手段19は、
当該センサ出力の補正後に前記測定距離差X^−XBの
演算を行い、従って、該測定距離差XA −XBにおい
ても、レール1の頭頂面1aの平坦部においては、前記
出力誤差δa、δbによる誤差が除去される。
次に、前記第1演算補正手段21により行われる演算補
正について第5図を参照しつつ第6図に従って説明する
第6図は、第5図示のレール1において、前記0ω式に
より同図示の測定距離差XA −XBを累積加算して得
られた頭頂面1aの変位量yの変化の様−rを破線で示
し、ざらに、その変位量yに対して第1演算補正手段2
1により以下に説明する補正を行った後の変位Hyの変
化を実線で示したものである。
前記センサ出力補正手段20による補正においては、前
記したように、レールlの頭頂面1aの平坦部において
前記出力誤差δa、δbが除去されるものの、波状摩耗
部においては、依然として該出力誤差δa、δbが残存
する。このため、当該波状摩耗部において誤差を含む測
定距離差XA−χBを累積加算して得られる変位量yは
、同図破線示のように累積誤差δを含み、その累積誤差
δは当該累積演算が進行するにつれて急激に増大する虞
れがある。
前記第1演算補正手段21は、この累積誤差δを次に説
明するように低減するものである。
すなわち、第1演算補正手段21は、各測定点において
前記00式により得られた測定距離差XA−χBの累積
加算値(変位量y)から、例えばその前の所定数の測定
点において得られた測定距離差XA−χBの累積加算値
の加算平均値を減算し、これによって得られた値を新た
に当該各測定点における頭頂面1aの変位量Yとするの
である。
さらに詳細には、各測定点P1における前記累積誤差を
δ8、各測定点P1における頭頂面1aの実際の変位量
をy8”、第1演算補正手段21の補正により得られる
上記変位量をY8、上記平均値を算出すべき測定点の個
数をmとすると、前記00式により得られる測定距離差
XA −XBの累積加算値(変位量yt)は、 Vi =’ji″十δi     ・・・・・・03)
と表され、また、各測定点P4における上記変位置Yゑ
は、その定義により、 Y、−y、−(5ぢ一?/m)  ・・・・・・04)
と表される。さらに、04)式に03)式を代入すると
、Y; −(yt ’ −(X’y、 ’ /m) :
1+〔δi −(、<−”、−/m) )・・・・・・
05) が得られる。
ここで、05)式の第1番目の中括弧内の第2項は、各
測定点P、とその前のm個の測定点とにおけるレール1
の頭頂面1aの実際の変位量y、゛の平均値(以下、平
均値Byという)であり、当該複数の測定点P、がレー
ル1の波状摩耗部に在る場合には、該変位My+”は概
略正弦波的に変化すると考えられ、従ってその平均値B
yは概略ゼロとなる。
また、当該複数の測定点P、がレールIの平坦部に在る
場合には、明らかに平均値By−yi ’−〇であり、
従って、051式の第1番目の中括弧内の項はゼロとな
る。
一方、05)弐の第2番目の中括弧内の第2項は、各測
定点P1とその前のm個の測定点とにおける前記累積誤
差δの平均値(以下、平均値Bdという)であり、従っ
て、第2番目の中括弧内の項は、各測定点P、における
累積誤差δ8から該平均値Bdを減算した値であり、少
なくとも各測定点P。
における累積誤差δ、よりも小さくなる。
以上のことから、前記04)式あるいは00式は、実質
上、 Y、 −y、”+(δ、−Bd)・・・・・・(1ωと
なり、従って、04)式により表される前記第1演算法
制手段21の補正演算によって、前記累積誤差δが低減
される。そして、第6図破線示の波形に対して04)式
による補正演算を適用すると、同図実線水のような波形
が得られ、この波形は、レール1の頭頂面1aの実際の
形状にほとんど一致する。
尚、かかる補正演算においては、前記00)式により得
られた測定距離差XA −XBの累積加算値から、例え
ばその前後の所定数の測定点において得られた測定距離
差XA −XBの累積加算値の加算平均値を減算し、こ
れによって頭頂面1aの変位量Y、を求めることも可能
である。この場合には、当該平均値を算出すべき複数の
測定点の個数のうち、各測定点P8の前の測定点の個数
をp、該測定点P。
の後の測定点の個数をqとすると、変位iYiは、・・
・・・・(+4) ’ により求められ、この場合にも前記累積誤差δが低減さ
れることはもちろんである。
次に、前記第2演算補正手段22により行われる補正演
算について第2図を参照しつつ説明する。
前記演算処理装置14は、変位センサlla、 llb
により得られた前記測定距離に^、 XBのデータを、
前記00式さらには04)式に従ってデジタル的に演算
処理するため、浮動誤差を伴う。このため、例えば前記
00)式及び04)式に従って累積演算等を行うと、こ
の浮動誤差が蓄積され、04)式により求められるレー
ル1の頭頂面1aの変位量Yが実際的な値よりも大きく
なることがある。
そこで、前記第2演算補正手段22においては、変位i
Yiがあらかじめ設定された比較量を越えた時には、該
変位量Yを強制的にゼロにするようにしている。すなわ
ち、当該比較量をYmaxとすると、 l Y 1> Ymax         −−OT)
である時には、変位量Y=0とする。
次に、かかる検測装置の全体的な作動を第1図及び第2
図を参照しつつ第7図のフローチャートに従って説明す
る。
レールlの波状摩耗を検測する際には、前記台車2を前
記本体車両5と共にレール1上を移動させ、これと同時
に、前記測定装置13により各変位センサ11 a 、
 11 bとレールlの頭頂面1aとの距離XA、 X
Bの測定を台車2がセンサ間隔lづつ移動する毎に行う
。この場合、台車2の移動は、レール1の頭頂面1aが
滑らかな平坦面である箇所、例えば、通常使用されてい
ないレール1上から開始し、そのレール1の頭頂面1a
を基準面IXとする。
測定装置13により各変位センサlla、Ilbを介し
て測定された測定距離XA、 XBは、逐次前記演算処
理装置14にデジタルデータとして入力される。
そして、演算処理装置14においては、前記したように
これらのデータから前記演算手段19により測定距離差
XA−XBが演算され、さらに前記00)弐に従って測
定距離差×八−χBの累積演算が行われる。
この時、各変位センサ11 a 、 11 bの出力信
号Oa。
Obが前記(11)式及び0り式を満たすときには、前
記センサ出力補正手段20によりゼロとされ、これに基
づいて当該累積演算が行われる。
次いで、このようにして得られた各測定点における累積
演算値は、前記したように、前記第1補正演算手段21
により前記04)式に従って補正され、これによって、
レールlの頭頂面1aの各測定点における基準面IXに
対する変位量Yが求められる。この時、該変位量Yは、
前記0η式を満たす時には前記第2演算補正手段22に
よりゼロとされる。
そして、このようにして求められたレールlの頭頂面1
aの変位量Yは、演算処理装置14により図示しない磁
気テープ等に記録される。
かかる後には、該磁気テープ等が例えば前記本体車両5
の外部に取り出され、さらに図示しない解析装置等によ
りレール1の各測定点における変位量Yのデータが読み
込まれると共にCRTやブロック等(図示しない)によ
りレール1の頭頂面1aの形状として出力され、これに
よって、レール1の波状摩耗の検測が行われる。尚、こ
の場合、本実施例においては、変位量Yのデータを読み
込んだ後に、前記04)′式に従って、各測定点の前後
の所定数の測定点における当該変位1i1Yの加算平均
値を当該各測定点における変位量から減算して前記第1
演算補正手段21による補正演算と同様の補正を行い、
これによって、該変位量Yのデータの精度をさらに向上
させるようにしている。
次に、本実施例の検測装置において、前記した累積誤差
δ等の誤差以外の測定誤差について第8図及び第9図に
従って説明する。
まず、第8図は台車2等を模式的に示したものであり、
台車2は、前記したように車輪3,4を介してレールl
上に支承されているため、例えば同図示のように台車2
がレール1上を移動する途中において車輪3がレール1
同士の継ぎ目IZに落ち込んで前記変位センサlla、
llbが台車2と共に傾斜することがある。
このような場合には、例えばレール1の頭頂面1aの平
坦な基準面IXにおいて、同図示のように変位センサI
la、llbとレール1の頭頂面1a(基準面lx)と
の測定距離XA、 XBに差異が生じ、その測定距離差
XA−XBに誤差δX(以下、傾斜誤差δXという)が
生しる。
ここで、同図示のように、変位センサ11 a 、 1
1 bの傾斜角度をθ、車輪3の基準面lxからの落込
量をΔL、車輪3の半径をR,継ぎ目1zの最大遊間を
Cとすると、次式が成り立つ。
Δt =C/8 R・・・・・・08)δx−1!、t
 a nθ −j!jan (s in−’ (Δt/L))・・・
・・・09) この場合、半径R及び最大遊間Cをそれぞれ実際的な値
として、R=50mm、  C=20(社)とすると、
θ8)式からΔt=1mmとなり、さらに、センサ間隔
!!=10mm、車輪間隔L=1000mしとすると、
θ9)式からδχ−0,0111Iwlが得られる。
そして、一般に、レール1に生じる波状摩耗の最大変位
量は1 mm程度であり、この傾斜誤差δXの値(0,
Olmm)は波状摩耗の最大変位量(1mm)に較べて
十分に小さい。従って、この傾斜誤差δXは本実施例に
おいては無視して差し支えない。
尚、台車2は、レールlの波状摩耗箇所においても傾斜
することがあるが、この場合においては、上記のように
、波状摩耗の最大変位量は1 mm程度であるので、台
車2の両車軸3.4の一方の落ち込み量は、上記と同様
に最大1 mm程度であり、従って、この場合の傾斜誤
差も無視して差し支えない。
次に、第9図はレール1の頭頂面1aの波状摩耗1yを
正弦波状に表したものであり、本実施例においては、前
記センサ間隔lづつ前記台車2が移動する毎に頭頂面1
aの変位量の測定が行われる。このため、例えば、同図
示のように、波状摩耗1yの変位量が最大となるQ点の
両側に隣り合った測定点P、P’ が位置すると、当該
測定により得られる頭頂面1aの変位量の最大値が実際
の最大値よりも小さくなって、その差が誤差(以下、サ
ンプリング誤差という)となって顕れることがある。そ
して、該サンプリング誤差は、同図示のように測定点P
、  P’がQ点から等間隔の位置にある時に最大とな
り、この値が大きいと各測定点における頭頂面1aの変
位量から波状摩耗の形状を再生できなくなる。
この場合、同図示のように、波状摩耗1yを正弦波とし
てその周期をT、Q点における変位量をYm、測定点P
、P’における変位量をYm’、サンプリング誤差をδ
y=Ym−Ym“ とすると、Ym” −Ym−sin
[9090・(l/2)/(l/4)]−Ym−cos
(90・2・クル) ・・・・・・Q■となる。
ここで、実際的な値として、センサ間陥1.=10mm
、周3’J]T=100mmとすると、(201式から
Ym”=0.95Ym、さらには、δy = Y m 
−Y m ’であるからδy’;0.05Ymとなる。
従って、測定点P、P“において測定される変位量Ym
”及びサンプリング誤差δyはそれぞれ、Q点における
実際の変位量Ymの約95%及び5%に相当し、これら
の値においては、十分に波状摩耗の形状を再生すること
ができる。
(効果) 上記の説明から明らかなように、本発明のレールの波状
摩耗の検測装置によれば、台車をレール上で車輪を介し
て移動させ、この時、該台車がこれに互いに近接して取
付られた一対の変位センサの間隔づつ移動する毎に、測
定手段により各変位センサとその直下に位置するレール
の頭頂面の測定箇所との距離を測定し、さ1らに演算手
段によりその測定距離の差を累積加算することにより、
各測定箇所におけるレールの頭頂面の基準面に対する変
位量を求めるようにしたことによって、台車の移動時に
該台車と共に変位センサが上下動してもその影響を受け
ずに当該累積演算によりレールの頭頂面の変位量を精度
よく求めることができる。
この時、各変位センサの出力信号にドリフト等による誤
差が含まれている場合であっても、センサ出力補正手段
を設けたときには、各測定箇所における両変位センサの
出力がその一つ前の測定箇所における出力と略同一であ
る時に該両変位センサの出力をゼロにすることによって
、レールの頭頂面の平坦な箇所においては、当該誤差を
除去することができ、従って、確実にレールの頭頂面の
正しい変位量を求めることができる。
また、前記測定距離に誤差が含まれている場合に、その
誤差が上記の累積演算により累積される虞れがあるよう
な場合であっても、演算補正手段を設けたときには、各
測定箇所における累積加算値からその前後または前の所
定数の測定箇所における累積加算値の平均値を減算する
ことによって、当該誤差を低減することができると共に
その累積を抑制することができ、従って、各測定箇所に
おけるレールの頭頂面の変位量を高精度で求めることが
できる。
そして、このように、レールの頭頂面の変位量精度よく
測定することができることによって、該レールの頭頂面
に生じる波状摩耗を詳細にわたって検測することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレールの波状摩耗の検測装置の一例の
側面図、第2図は該検測装置の要部のブロック構成図、
第3図乃至第6図は該検測装置の要部の作動を説明する
ための説明図、第7図は該検測装置の全体的な作動を説
明するためのフローチャート、第8図及び第9図は該検
測装置の測定誤差について説明するための説明図、第1
0図は従来の検測装置の模式的側面図である。 1・・・レール      1a・・・頭頂面1x・・
・基準面     1y・・・波状摩耗2・・・台車 
      3,4・・・車輪11a、11b・・・非
接触変位センサ13・・・測定手段     19・・
・演算手段20・・・センサ出力補正手段 21・・・演算補正手段 XA、 XB・・・測定距離   y・・・累積加算値
Y・・・変位量 特許出願人   上 根  善 数 株式会社東京測器研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レールの長手方向においてその頭頂面の基準面に対
    する凹凸の変位量を測定することにより該レールの頭頂
    面に生じる波状摩耗を検測する装置であって、該レール
    上を車輪を介して移動する台車と、該レールの直上位置
    で該台車に一体に移動自在に取付けられると共に該レー
    ルの長手方向に間隔を存して互いに近接して並設された
    一対の非接触変位センサと、該台車の移動時に両変位セ
    ンサの間隔づつ該台車が移動する毎に、各変位センサに
    より各変位センサとその直下に位置するレールの頭頂面
    の測定箇所との距離を測定する測定手段と、当該測定毎
    に両変位センサにより測定された当該両測定距離の差を
    算出し、その算出により得られた当該距離差を累積加算
    することにより各測定箇所におけるレールの頭頂面の基
    準面に対する変位量を求める演算手段とから成ることを
    特徴とするレールの波状摩耗の測定装置。 2、前記各測定箇所において前記両変位センサの出力が
    該測定箇所の一つ前の測定箇所における当該出力と略同
    一である時に両変位センサの出力をゼロにするセンサ出
    力補正手段を有することを特徴とする請求項1記載のレ
    ールの波状摩耗の測定装置。 3、前記各測定箇所に対して前記距離差を累積加算して
    得られた値からその前後または前の所定数の測定箇所に
    おける当該累積加算値の平均値を減算することにより各
    測定箇所における前記レールの頭頂面の基準面に対する
    変位量を求める演算補正手段を有することを特徴とする
    請求項1記載のレールの波状摩耗の測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145270A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Univ Nihon 軌道状態解析方法及び軌道状態解析装置並びに軌道状態解析プログラム
JP2010513135A (ja) * 2006-12-19 2010-04-30 三星重工業株式会社 レール式運搬装置
CN105004297A (zh) * 2015-07-21 2015-10-28 江西洪都航空工业集团有限责任公司 一种试验件空间变化量测量方法

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