JP7146814B2 - 軌道検測車および鉛直方向の軌道位置を検出する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、軌道の復元力(Nachgiebigkeit)を検出するための軌道検測車であって、2つのレール走行装置上に支持されて軌道上を走行可能な機械フレームと、荷重が加わった状態の軌道の鉛直方向距離を検出する第1の検測システムと、無荷重状態の軌道の鉛直方向距離を検出する第2の検測システムと、を備えた軌道検測車に関する。さらに本発明は、軌道検測車を用いて軌道を検測する方法に関する。
軌道の保守は、幾何学形状的な値に基づき行われる。これらの値のうちの1つは、荷重が加わった状態での鉛直方向の軌道位置である。通常は、軌道に沿って走行し、その際に鉛直方向の軌道位置を検出する軌道検測車の重量が、荷重として利用される。
軌道状態の判定に利用される1つの別の値は、軌道の復元力である。軌道の復元力を検出するためには、追加的に無荷重状態での軌道位置を測定し、荷重が加わった状態での軌道位置と比較する必要がある。通常、これは2つの別個の検測に基づき行われる。
独国特許発明第10220175号明細書から公知の方法および軌道検測車を用いて、所定の検測通過部における軌道の復元力を検出することができる。このために軌道検測車には、2つの検測システムが配置されている。第1の検測システムは、空間固定された慣性基準系に対する、荷重が加わった状態での軌道位置を検出する。このとき、光学的な三角測量を用いて鉛直方向に検測する検測ヘッドが、横方向においてレール延在部に追従する。
第2の検測システムは、システム支持体に配置された、鉛直方向に検測する別の検測ヘッドでもって、同じ基準システムに対する、荷重無しでの軌道位置を検出する。第2の検測システムにおいても当然、横方向におけるレール追従を行う必要がある。さらに、補償装置および車体ローリング角補償器を介して、軌道検測車の移動を補償せねばならない。さらに、2つの検測システムを互いに合わせて調整するために、カメラおよび光源を備えた、手間のかかる複数の調整装置が必要とされている。
本発明の根底を成す課題は、請求項1の上位概念部に記載の軌道検測車ならびに軌道の復元力を簡単に検測可能な方法を提供することにある。
この課題は、本発明に基づき、請求項1および8記載の特徴によって解決される。本発明の有利な改良は、各従属請求項に記載されている。
第1の検測システムは、周知の慣性検測原理を用いてまたは鉛直方向の軸箱加速度の検測により、荷重が加わった状態での第1の鉛直方向の正矢の延在長さを検出し、ここではまず、形状に忠実な検測信号が検出される。次に、仮想の円弧弦に関して、評価装置を用いて、移動視点検測原理(Wandersehen-Messprinzip)における鉛直方向の正矢の延在長さに相当する3点信号が算出される(3点検測)。
第2の検測システムは、第2の鉛直方向の正矢の延在長さを検測するために設けられており、共通の基準と、荷重が加わった外側の2つの検測箇所と、その間に位置する、無荷重状態または荷重が減らされた状態の真ん中の検測箇所とを有しており、この場合、評価装置は、2つの正矢から、荷重が加わった状態の軌道の沈下を算出するために設けられている。2つのレール走行装置間の軌道の無荷重範囲は、第2の正矢の検測に含まれる。これにより、荷重が加わった状態での沈下を、第1の正矢と共に簡単に検測することができる。
このような軌道検測車は、荷重が加わった状態の軌道の復元力を一度の検測走行で検出し、その際に2つの鉛直方向の正矢の延在長さを検出するだけで済む。移動補償装置または2つの検測システムを互いに合わせて調整するための調整装置は必要とされない。したがって、軌道の沈下の簡単かつ効率的な検測が、少数のシステムコンポーネントを用いて行われる。
1つの改良は、第1の検測システムが、慣性検測システムとして形成されており、かつ一方のレール走行装置に取り付けられた検測フレームを有していることを想定している。このようにして、荷重が加わった状態の軌道の第1の鉛直方向の正矢の延在長さを検測するために、最新の軌道検測車において既存の検測システムが使用される。
この場合、検測フレームに、慣性検測ユニットと、軌道のレールに対する検測フレームの位置を検測するための少なくとも2つの位置検測装置とが配置されていると有利である。これにより、軌道の2本のレールの正確な延在が得られる。このような延在を、軌道検測車の走行速度に関係無く検出することができるようにするために、レール毎に、互いに離間した2つの位置検測装置が設けられている。
本発明の1つの改良された形態では、第2の検測システムは、外側の各検測点に、軌道位置検出用の外側の2つの検測車を有しており、かつその間に位置する検測点に、軌道位置検出用の真ん中の検測車を有している。これにより、第2の鉛直方向の正矢を直接に検出することを可能にする、丈夫な構造が与えられている。
この場合、有利には、外側の2つの検測車の間の基準として、少なくとも1つの検測弦が張られている。例えば、中心に張られた鋼弦の、真ん中の検測車の検測装置までの距離を、第2の鉛直方向の正矢として簡単に検測することができる。各レールにわたる検測弦を用いて、各レールに関して鉛直方向の正矢が検測可能である。
1本の検測弦だけが中心に張られている場合には、各レールに関して固有の第2の鉛直方向の正矢を検測することができるようにするために、各検測車にカント検測装置が装備されていると有利である。基準として機械フレームが利用される場合も有利である。この場合は、機械フレームに対する検測車の連続的な距離測定が行われる。
本発明の1つの別の改良された形態は、第2の検測システムが、機械フレームにおいて3つの検測箇所にわたって配置されておりかつ軌道の一方のレールに対する各距離を検測する、非接触式の距離検測装置を有していることを想定している。この場合、検測車は省かれており、機械フレームが共通の基準として用いられる。このために、不都合な振動の影響を回避する特に剛性の高い機械フレームが設けられる。
軌道検測車を用いて軌道を検測する、本発明による方法は、同じ弦長および弦分割を有する第1の鉛直方向の正矢と第2の鉛直方向の正矢とを検測し、鉛直方向の2つの正矢を減算して、荷重が加わった状態での軌道の沈下を算出することを想定している。このようにして、荷重が加わった状態での沈下の検測が、小さな計算手間で実施可能である。
上記方法の1つの簡単な手段では、第1の鉛直方向の正矢と第2の鉛直方向の正矢とを、それぞれ軌道中心において検測し、その際に軌道の平均的な沈下特性線を算出する。このような沈下算出は、多くの用途において十分である。
軌道状態のより正確な分析のために、第1の鉛直方向の正矢と第2の鉛直方向の正矢とを、軌道の2本のレールに関して別個に検測し、ひいては各レールに関して固有の沈下特性線を算出すると、有利である。
以下に、添付の図面を参照して本発明を例示的に説明する。
軌道検測車を示す斜視図である。 鉛直方向の軌道位置を示す図である。 第1の軌道位置における、検測車による第2の正矢の測定を示す図である。 第2の軌道位置における、検測車による第2の正矢の測定を示す図である。 距離検測装置による第2の正矢の測定を示す図である。
図1には、2つのレール走行装置3に支持されて軌道5の2本のレール4上を走行可能な機械フレーム2を備えた軌道検測車1が示されている。この場合、レール走行装置3は台車として形成されている。機械フレーム2には、運転室またはオペレータ室、駆動装置コンポーネント並びに様々な制御装置および検測装置を備えた車体6が据え付けられている。
第1の検測システム7は、レール走行装置3のうちの一方に配置されており、図1ではいわゆる慣性検測システムである。これに代えて、軌道5の鉛直方向での延在長さを荷重が加わった状態で検出する(例えば軸箱加速度の検測)、別の検測システムが用いられてもよい。
第1の検測システム7は、レール走行装置3の軸箱に結合されており、鉛直方向の軌道位置に正確に追従する検測フレーム8を有している。検測フレーム8には、慣性検測ユニット9が結合されている。慣性検測ユニット9は、静止状態の基準システムに対するあらゆる移動を検測し、軌道中心における空間曲線および/またはレール内縁の2つの空間曲線を供給する。
軌道5に対するレール走行装置3の横方向の相対移動を計算により補償するために、検測フレーム8の4点に位置検測装置10が配置されている(光学式軌間検測システム)。位置検測装置10は、レール4の内縁までの距離を連続的に検出するが、最低検測速度では、2つの位置検測装置10でも足りる。これを用いて、横方向での軌道位置が正確に検出可能である。
第1の検測システム7により検出された検出データは、荷重が加わった状態での軌道位置の第1の鉛直方向の正矢12の延在長さを算出するために評価装置11に提供される。さらに評価装置11には、第2の検測システム13の結果が供給される。第2の検測システム13は、第2の鉛直方向の正矢14の延在長さを検測するために設けられている。
鉛直方向の正矢12,14としては周知のように、所定の円弧の弦に対する軌道位置またはレール延在部の鉛直方向の距離が示されている。この場合はいわゆる移動視点検測原理(3点検測)が用いられ、第1の鉛直方向の正矢12の算出には仮想の検測弦が基準として利用される。
第2の検測システム13により、軌道長手方向に見て2つの外側の検測箇所15,16における軌道位置が荷重を加わった状態で検測され、かつその間に位置する真ん中の検測箇所17における軌道位置が、荷重無しでまたは減少した荷重を加えられた状態で検測される。この検測は、第1の鉛直方向の正矢12の検測に対応して、共通の基準に対して行われる。
第2の検測システム13は、例えば機械フレーム2に懸吊された真ん中の検測車18を有しており、真ん中の検測車18は、2つのレール走行装置3の間の、軌道5の無荷重区間内に配置されている。真ん中の検測車18は小さな重量を有しているため、この重量は考慮しないままでよい。レール4の持ち上がりを防ぐだけに過ぎない、真ん中の検測車18の重量を相殺する懸吊部を設ける、という可能性もある。
外側の2つの検測箇所15,16において、軌道5にはほぼ同じ大きさの荷重が加えられている。これは、機械フレーム2の重量が、車体6と様々な装置と共に、2つのレール走行装置3に対して均等に分配されていることにより達成される。これにより、いずれのレール走行装置3が荷重を加えているのかには関係無く、軌道5の観察箇所に、荷重が加わった状態において特徴的な沈下19が生じることになる。
図2には、それぞれ異なる鉛直方向の軌道位置20,21,22を有する複数の図が示されている。ここで、x軸上には走行距離が表されており、y軸上には完全に平坦な軌道位置からの鉛直方向の偏差が表されている。細い実線は無荷重状態の軌道位置20に相当し、破線は荷重が加わった状態の軌道位置21に相当する。太い実線は、軌道検測車1の走行中の実際の軌道位置22を示している。より具体的に図示するために、平坦な軌道位置に対する偏差は誇張して示されている。
上の図では、軌道5をまだ走行しておらず、したがって、無荷重状態の軌道位置20は、実際の軌道位置22に相当する。その下の3つの図には、軌道5を走行した場合の時系列が示されている。ここで、レール走行装置3によって軌道5に加えられる荷重は、同じ点荷重23により表されている。評価装置11による第1の正矢12の延在長さの算出の根底を成すのも、この想定である。
図3~図5には、幾何学形状的な関係が詳細に示されており、図3および図4には、3つの検測車18,24,25が、第2の検測システム13のコンポーネントとして設けられている。真ん中の検測車18の隣は、外側の2つの検測車24,25であり、外側の2つの検測車24,25は、レール走行装置3のすぐ近くに、ひいては軌道5の、荷重が加えられる区間内に配置されている。台車として形成されたレール走行装置3の車軸間における外側の検測車24,25の各配置も、1つの有意な形態を成すものである。
外側の2つの検測車24,25の間には、検測弦26が張られている。これに対して代替的に、機械フレーム2が共通の基準として用いられてもよく、この場合、機械フレームは相応に剛性が高く形成されている。さらに、機械フレーム2と個々の検測車18,24,25との間の距離を検出するための、複数の距離検測装置が必要とされる。
図示の例では、対称的な弦分割が生じている。つまり、真ん中の検測車18は、外側の2つの検測車24,25に対して同じ大きさの距離27を有している。しかしまた、非対称的な弦分割も可能である。注意すべきは、外側の2つの検測車24,25に対する真ん中の検測車18の十分な距離であり、これにより、荷重の加わった軌道区間の影響が真ん中の検測車18に及ぶことが一切なくなる。
軌道検測車1が軌道5を走行している間に、この第2の検測システム13により、第2の鉛直方向の正矢14が連続的に検測される。これは具体的には、完全に平坦な軌道位置における配置に対する、真ん中の検測車18の、検測弦26からの鉛直方向の偏差である。1つの簡単な構成では、正矢検測は軌道中心で行われる。ただし、各レール4の鉛直方向の正矢が検測されてもよい。この場合は各レール4にわたり固有の検測弦26が張られているか、または各検測車18,24,25がカント検測装置(傾斜検測器)を有しており、これにより、軌道中心における所定の高さ位置からレール4の縦方向高さを推量することができる。
評価装置11により、第1の検測システム7の記憶された軌道位置データから、第1の鉛直方向の正矢12の算出が行われる。この場合、対応する結果を第2の検測システム13に供給する、仮想の基準が利用される。これは例えば、仮想の検測弦28であり、仮想の検測弦28は、外側の検測箇所15,16を結び、ひいては第2の検測システム13の検測弦26に対して平行に延在している。
よって、第1の鉛直方向の正矢12は、検測走行中に第1の検測システム7により真ん中の検測箇所17において検出された、仮想の検測弦28と軌道位置点29との間の、算出された鉛直方向距離として生じる。したがって、真ん中の検測箇所17における、荷重が加わった状態での沈下19は、第1の鉛直方向の正矢12と第2の鉛直方向の正矢14との差として得られる。ここで、正矢12,14には正負の符号が付されている。
図3には、仮想の検測弦28が、真ん中の検測箇所17において、無荷重状態の軌道5と荷重が加わった軌道5との間に延在している状態が示されている。ここで、2つの正矢12,14はそれぞれ異なる正負の符号を有しており、減算により、2つの正矢12,14の絶対値の合計が得られる。これとは異なり、図4では、2つの正矢12,14が上向きに湾曲した軌道位置を表している。この状態は正常なケースに相当する。なぜならば、通常、所定の軌道区間の鉛直方向の正矢12,14は、荷重が加わった状態での沈下19よりも大幅に大きくなっているからである。
図5には、検測車18,24,25無しの第2の検測システム13が示されている。この場合は、機械フレーム2が、3点検測用の共通の基準として用いられる。3つの検測箇所15,16,17全ての上方に、非接触式の距離検測装置30が配置されている。これを用いて、3つの検測箇所15,16,17において、レール上縁と機械フレーム2との間の各距離31,32,33が検出される。
1つの簡単な構成では、レール4に対する距離31,32,33だけが検出される。ただし、2本のレール4のまたは軌道中心における沈下19の検測のために、両レール4に関して距離検測を実施しなければならない。検出した距離31,32,33から、評価装置11によって、真ん中の検測箇所17における第2の鉛直方向の正矢14を簡単に算出することができる。具体的には、外側の2つの距離31,32の平均値に対する、真ん中の距離33の差が求められる。さらに、距離検測装置30の出力信号のフィルタリングにより、機械フレーム2の不都合な振動を除去することができる。
第1の鉛直方向の正矢12の算出は、図3について説明したように、第1の検測システム7の、仮想の検測弦28に関して記憶された検測値に基づき行われる。
大抵の用途に関して、第2の正矢14の検測のために、外側の2つの検測箇所15,16が、最大の沈下を有する箇所に正確に位置していなくとも、無視することができる。これは、外側の検測車24,25が、荷重を加えるレール走行装置3の前または後ろに配置されている場合である。いずれにしろ、軌道5の凹んだ位置を確実に検出することができる。
それでもなお、本発明の1つの改良において軌道5の沈下を正確に検測することができるようにするために、評価装置11のメモリには、軌道5の計算指数(例えば道床数または道床係数)が記憶されている。この場合は、検出した軌道5の復元力または撓み曲線に基づき、周知のZimmermann法を用いて、レール走行装置3の下の最大沈下の算出が行われる。

Claims (3)

  1. 2つのレール走行装置(3)上に支持されて軌道(5)上を走行可能な機械フレームと、荷重が加わった状態の前記軌道(5)の鉛直方向距離を検出する第1の検測システム(7)と、無荷重状態の前記軌道(5)の鉛直方向距離を検出する第2の検測システム(13)とを備えた軌道検測車(1)を用いて、荷重が加わった外側の2つの検測箇所(15,16)と、その間に位置する、無荷重状態の真ん中の検測箇所(17)とにおいて前記軌道(5)を検測する方法であって、前記第1の検測システム(7)は評価装置(11)と結合されており、2つの前記検測システムは共通の基準を有している、方法において、
    前記評価装置(11)により、第1の鉛直方向の正矢(12)の延在長さを算出し、前記第2の検測システム(13)により、第2の鉛直方向の正矢(14)の延在長さを検測し、前記第1の鉛直方向の正矢(12)と前記第2の鉛直方向の正矢(14)とは、同じ弦長および弦分割を用いて検測され、鉛直方向の2つの前記正矢(12,14)を減算して、荷重が加わった状態での前記軌道(5)の沈下(19)を算出することを特徴とする、方法。
  2. 前記第1の鉛直方向の正矢(12)と前記第2の鉛直方向の正矢(14)とを、それぞれ軌道中心において検測し、これを用いて、前記軌道(5)の平均的な沈下特性線を算出する、請求項記載の方法。
  3. 前記第1の鉛直方向の正矢(12)と前記第2の鉛直方向の正矢(14)とを、前記軌道(5)の2本のレール(4)に関して別個に検測し、これを用いて、各レール(4)に関して沈下特性線を算出する、請求項または記載の方法。
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