JPH0419025A - ガラスの位置決め装置 - Google Patents

ガラスの位置決め装置

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Publication number
JPH0419025A
JPH0419025A JP12033990A JP12033990A JPH0419025A JP H0419025 A JPH0419025 A JP H0419025A JP 12033990 A JP12033990 A JP 12033990A JP 12033990 A JP12033990 A JP 12033990A JP H0419025 A JPH0419025 A JP H0419025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
suction cup
window glass
lip
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP12033990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yoshitomi
吉冨 和洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP12033990A priority Critical patent/JPH0419025A/ja
Publication of JPH0419025A publication Critical patent/JPH0419025A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のウィンドガラスに代表されるような
板状のガラスに所定の作業を施すにあたり、このガラス
を位置決め固定する装置に関する。
従来の技術 例えば自動車の組立工程で車体に組み付けられる接着タ
イプのウィンドガラスは、組み付けに先立ってそのガラ
ス周縁部に接着剤かビード状に塗布される。この接着剤
塗布作業は一般に産業用ロボットによって行われており
、接着剤の塗布軌跡の精度を維持するためには作業対象
となるウィンドガラス自体が正確に位置決めされている
必要がある。
そこで従来は、作業対象となるウィンドガラスを位置決
め固定するために例えば第5図に示すような位置決め装
置が用いられる。この位置決め装置は、ベース51上に
設けられてウィンドガラスWの位置決め基準となる複数
のガラスシートビン52と、これらのガラスシートビン
52にほぼ水平姿勢で支持されたウィンドガラスWに対
して圧接する複数のフローティング式の吸着カップ53
と、ウィンドガラスWの周囲に複数個配置されてウィン
ドガラスWの端面に対して前進後退動作するセンタリン
グローラ54とを備えている。
そして、ガラスシートビン52上に投入されたウィンド
ガラスWの端面に対してセンタリングローラ54を前進
させ、そのセンタリング作用によりウィンドガラスWの
位置精度出しを行った上で、吸着カップ53でウィンド
ガラスWを吸着する。
これにより、ウィンドガラスWはガラスシートビン52
に押し付けられて堅固に位置決め固定される。
発明が解決しようとする課題 従来の位置決め装置においては、ウィンドガラスWがガ
ラスシートビン52に支持されるのと同時に吸着力、ブ
53がウィンドガラスWに圧接することから、センタリ
ングローラ54によりウィンドガラスWが動かされると
きにはウィンドガラスWは吸着カップ53に圧接したま
まで動くことになる。その結果、第6図に示すように吸
着カップ53の先端のリップ53aがウィンドガラスW
との摩擦のために内側に巻き込まれ、吸着カップ53の
負圧吸引作用によりウィンドガラスWを吸着しようとし
ても確実に吸着できないことがある。
一方、上記のような吸着カップ53のリップ53aの巻
き込みを防止するためには、例えば吸着カップ53をシ
リンダ等により積極的に上下動させる方式とし、センタ
リングローラ54によるウィンドガラスWの位置精度出
しが終了するまでは吸着カップ53をウィンドガラスW
から離間させておくのが有効である。しかしながら、こ
の場合には吸着カップ53を上下動させる手段を吸着カ
ップごとに個別に設けなければならないことから、構造
が複雑になるとともにコストアップを招く結果となって
好ましくない。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、簡単な構造でありながら上記
のような吸着カップのリップの巻き込みを確実に防止で
きるようにした位置決め装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、ベースと、このベース上に設けられ、位置決
め対象となる板状のガラスが略水平姿勢となるようにガ
ラスの下面を支持する複数のガラス受け部材と、ベース
上に設けられるとともに、ガラス受け部材に支持された
ガラスの端面に対し前進後退動作する複数の押圧部材を
有し、ガラス受け部材上のガラスの水平方向の位置出し
を行うセンタリング装置と、ベース上に上下動可能に設
けられてガラス受け部材に支持されたガラスの下面に圧
接し、センタリング装置によるガラスの位置出しが終了
するまではガラスに対してエアを吹き出す一方でセンタ
リング装置によるガラスの位置出しが終了したのちは負
圧吸引作用によりガラスを吸着しつつガラスをガラス受
け部材に押し付けて位置決め固定する複数の吸着カップ
とを備えている。
作用 上記の構造によると、吸着カップがガラスに圧接した状
態でガラスの位置精度出しが行われたとしても、吸着カ
ップからはエアが吹き出されていてす/プをガラス面か
ら浮かせるようなはたらきをするために、リップの巻き
込みを防止できる。
実施例 第1図〜第3図は本発明のより具体的な一実施例を示す
構成説明図である。
同図において、1は水平なヘース、Wは位置決メ対象と
なる自動車のウィンドガラスであり、ベース1上には、
ウィンドガラスWを略水平姿勢で安定的に支持し得るよ
うにブラケット2を介してガラス受け部材としての複数
のガラスフートピン3が取り付けられている。また、ブ
ラケット2にはガラスノートビン3と対をなすゴム製の
吸着カップ4か個別に設けられている。
吸着カップ4は第1図に示すように球面軸受部5を介し
て支持ロッド6の先端に球面結合されてフローティング
可能な構造となっていて、ガラスシートビン3上にウィ
ンドガラスWがセットされると吸着カップ4はウィンド
ガラスWの傾きに追従して傾動変位しつつウィンドガラ
スWに圧接することになる。他方、支持ロッド6はブラ
ケット2に鉛直姿勢で支持されるとともに圧縮コイルス
プリング7により上向きの付勢力が与えられており、こ
れにより支持ロッド6は吸着カップ4ごと上下動可能な
構造となっている。
そして、吸着カップ4のリップ4aの中央に形成された
チャンバ部8は第1図に示すように負圧発生装置9およ
び空気圧力源10に接続されており、したがって各電磁
弁11,12.13を切換動作させることにより、チャ
ンバ部8からエアを吹き出したり、あるいはチャンバ部
8内に負圧を発生させることができるようになっている
。なお、33はフィルター 14は圧力スイッチである
ここで、負圧発生装置9は、電磁弁13を介して空気圧
力源10から圧縮空気を導入してその出力側(電磁弁1
2側)に負圧を発生させる公知の構造のものである。
ベース1上にはウィンドガラスWの位置精度出しを行う
センタリング装置15が設けられている。
このセンタリング装置15は、ウィンドガラスWの長辺
部および短辺部に各別に設けられたスライドユニット1
6.17と、スライドユニット16゜17のスライダ1
8.19上に回転可能に設けられた押圧部材としてのセ
ンタリングローラ20を中心として構成される。ベース
1の中央部には一対のセンタリングアーム21,22が
回転可能に支持されており、各センタリングアーム21
,22はエアシリンダ23または24のピストンロッド
に連結されている。そして、ウィンドガラスWの長辺側
に位置する一対のスライドユニット16゜16のスライ
ダ18.18同士がセンタリングアーム21およびコネ
クティングロッド25を介して相互に連結され、同様に
ウィンドガラスWの短辺側に位置する一対のスライドユ
ニット17.17のスライダ19.19同士がセンタリ
ングアーム22およびコネクティングロッド26を介し
て相互に連結されている。
したがって、各エアシリンダ23.24が伸長動作する
ことによって各スライドユニット16゜17のスライダ
18.19がガイドレール27に沿−)て前進し、スラ
イダ18.19上のセンタリングローラ20がウィンド
ガラスWの長辺部または短辺部の端面に当接することで
水平面内でのウィンドガラスWの位置精度出しが行われ
る。
このように構成された位置決め装置においては、位置決
め対象となるウィンドガラスWか投入される時には各ス
ライドユニット16.17のスライダ18.19は第2
図に実線で示す後退位置にあり、同時に第1図に示す電
磁弁11が開状態に切り換えられることで各吸着カップ
4からは第1図に矢印Bで示すようにエアが吹き出して
いる。ただし、電磁弁12は閉状態にある。
一方、位置決め対象となるウィンドガラスWが図示しな
いハンドリング装置によりベース1上に投入されると、
各ガラスシートビン3はウィンドガラスWが略水平姿勢
となるようにその下面を支持する。同時に各吸着カップ
4がウィンドガラスWの下面に圧接する。
ウィンドガラスWがガラスシートビン3によって支持さ
れると、エアシリンダ23.24の作動により各スライ
ドユニット16.]7のスライダ18.19がウィンド
ガラスWに向かって一斉に前進する。各スライダ18.
19が前進すると第2図に仮想線で示すようにセンタリ
ングローラ20がウィンドガラスWの長辺部または短辺
部の端面に当接し、水平面内でのウィンドガラスWの位
置精度出しが行われる。
この時、センタリングローラ20のセンタリング装置に
よってウィンドガラスWがガラスノートビン3上を動い
たとしても、ウィンドガラスWに圧接している吸着カッ
プ4からはエアが吹き出していて、実質的にウィンドガ
ラスWから吸着カップ4のり、ブ4aを浮かせるような
はたらきをするために、ウィンドガラスWとの間の摩擦
のためにリップ4aが内側に巻き込まれることがない。
ウィンドガラスWの位置精度出しが行われると、各セン
タリングローラ20がウィンドガラスWの端面に当接し
たままの状態で、第1図の電磁弁11が開状態に、電磁
弁12.13が開状態にそれぞれ切り換わる。その結果
、吸着カップ4のチャンバ部8内にはそれまでの圧縮空
気に代わって、負圧発生装置9で発生した負圧が導入さ
れ、吸着カップ4はその負圧吸引作用によりウィンドガ
ラスWを吸着する。これにより、ウィンドガラスWがガ
ラスシート・ビン3に押し付けられて最終的に位置決め
固定される。
ここで、各スライダ18.19のストロークに予め余裕
をもたせておくことにより、サイズの異なるウィンドガ
ラスの位置決めにも対応できる。
また、第4図に示すように吸着カップ4のり。
ブ4aの外周に例えば硬質材料30を焼き付けるなどし
て局部的に硬度を高めると、リップ4aの巻き込み防止
の上でより好ましいものとなる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、センタリング装置による
ガラスの位置精度出しが終了するまではガラスに圧接し
ている吸着カップからエアが吹き出していることから、
吸着カップのリップが巻き込まれることがなく、従来の
ような吸着不良を未然に防止できる。
また、吸着カップをシリンダ等で積極的に上下動させる
必要もないことから構造が簡単でコスト的にも有利とな
るほか、既存設備にわずかな改良を加えるだけで実施で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図で第3図の要部拡大
説明図、第2図は同じく位置決め装置全体の平面図、第
3図は第2図のA−A線に沿う断面図、第4図は吸着カ
ップのリップの拡大断面図、第5図は従来の位置決め装
置の要部拡大図、第6図はリップの巻き込み状態を示す
断面説明図である。 1・・・ベース、3・・−ガラス受け部材としてのガラ
スシートピン、4・・・吸着カップ、9・・負圧発生装
置、10・・空気圧力源、15・・センタリング装置、
20・・・押圧部材としてのセンタリングローラ、W・
・ウィンドガラス。 第1図 日 1−m−−へ−,ス 3−−−−7+”ウス−,・−Yビア 4−−−一吸嘔77−、、ブ 9−負E士7i特露 10−・−9影171W電 15−−一仁ノフ′す゛・ニ゛装置 20・=−ご/ψル引′D−− w−′フイノリでス 第2図 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベースと、 このベース上に設けられ、位置決め対象となる板状のガ
    ラスが略水平姿勢となるようにガラスの下面を支持する
    複数のガラス受け部材と、 ベース上に設けられるとともに、ガラス受け部材に支持
    されたガラスの端面に対し前進後退動作する複数の押圧
    部材を有し、ガラス受け部材上のガラスの水平方向の位
    置精度出しを行うセンタリング装置と、 ベース上に上下動可能に設けられてガラス受け部材に支
    持されたガラスの下面に圧接し、センタリング装置によ
    るガラスの位置精度出しが終了するまではガラスに対し
    てエアを吹き出す一方でセンタリング装置によるガラス
    の位置精度出しが終了したのちは負圧吸引作用によりガ
    ラスを吸着しつつガラスをガラス受け部材に押し付けて
    位置決め固定する複数の吸着カップ、 とを備えたことを特徴とするガラスの位置決め装置。
JP12033990A 1990-05-10 1990-05-10 ガラスの位置決め装置 Pending JPH0419025A (ja)

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JP12033990A JPH0419025A (ja) 1990-05-10 1990-05-10 ガラスの位置決め装置

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JP12033990A JPH0419025A (ja) 1990-05-10 1990-05-10 ガラスの位置決め装置

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JPH0419025A true JPH0419025A (ja) 1992-01-23

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JP12033990A Pending JPH0419025A (ja) 1990-05-10 1990-05-10 ガラスの位置決め装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320124A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sharp Corp 被加工脆性板の切断装置および切断方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320124A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sharp Corp 被加工脆性板の切断装置および切断方法
JP4486943B2 (ja) * 2006-05-31 2010-06-23 シャープ株式会社 被加工脆性板の切断装置および切断方法

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