JPH0418025Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418025Y2
JPH0418025Y2 JP1984159279U JP15927984U JPH0418025Y2 JP H0418025 Y2 JPH0418025 Y2 JP H0418025Y2 JP 1984159279 U JP1984159279 U JP 1984159279U JP 15927984 U JP15927984 U JP 15927984U JP H0418025 Y2 JPH0418025 Y2 JP H0418025Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
protrusion
locking
lever
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984159279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6174120U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984159279U priority Critical patent/JPH0418025Y2/ja
Publication of JPS6174120U publication Critical patent/JPS6174120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0418025Y2 publication Critical patent/JPH0418025Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の車輌に用いられる操作ノ
ブの取付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の操作ノブは、第6図に示すよう
にレバーaをノブbに挿入し、弾性を利用してレ
バーaの突起cをノブbの溝dに係止するため、
突起cと溝dとの係止が浅く、ノブbが離脱し易
いものであつた。これを防止するためビス等の固
定手段を用いたものも知られているが、部品点数
が多く、取付作業が煩雑となる欠点があつた。こ
れに代るものとして実開昭55−124616号公報に開
示された摘みは、弾性薄膜でレバーの突起片を弾
性挟着したものであつて、上記従来のものと同様
に、摘みが離脱し易いものである。又実開昭58−
179522号公報に開示されたノブは、作動軸のスプ
リングアームの外方突起部をノブの係止部で係止
すると共に、スプリングアーム間にノブの内方突
起部を位置させて結合するものであつて、ノブは
離脱し難いが、その反面使用機器を分解修理する
際、ノブを簡単に取外せないという問題点があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) そこで、この考案は上記従来の欠点および先行
技術の問題点に鑑み、これを一挙に解決したもの
であつて、簡単迅速に組付けでき、外力を受けて
も容易に分離することなく確実に固定し、さらに
修理、交換等の際は簡単に取外ことのできる操作
ノブを得るにある。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、レバ
ー挿入孔を有するノブ内側面に、レバー先端の切
割片に形成した係止突起を嵌合係止する係止溝を
設けると共に、上記レバーの切割片間に挿入して
切割片を固定する弾性変形可能な上壁に設ける後
退可能な突起と、該突起を切割片間より離脱する
操作孔をノブ内壁面下面の突起対向部位に形成し
たものである。
(作用) これによつて、ノブのレバー挿入孔よりレバー
の切割片を挿入すると、切割片の係止突起によつ
て、両切割片は互に近接するように撓み挿入さ
れ、係止突起がノブの係止溝に達すると、その弾
性によつて復元して係止溝内に係止突起が嵌合係
止すると同時に、両切割片間の切割溝内にノブ内
壁面に突設した突起が嵌入して切割片の撓みを防
止し、レバーはノブに確実に固定される。さらに
レバーからノブを取外す際は、ノブに穿設された
操作孔より棒体を挿入して、切割溝内に嵌入され
ている突起を上方に押上げて離脱した後、ノブを
引張れば、切割片は互に内方に撓み係止溝より係
止突起が離脱し、レバーからノブを取外すことが
できる。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
レバー1は先端より切割溝2を設けて両側に切
割片3,3を形成し、切割片3の外側部に三角形
状の係止突起4を突設すると共に、先端上面をカ
ツトして傾斜面5を形成する。ノブ6は一側面に
開口するレバー挿入孔7が形成され、その内面両
側部に三角形状の係止溝8が穿設されている。又
レバー挿入孔7の上部にこれと平行する空隙9を
形成して、レバー挿入孔7の上壁10を弾性を有
する薄肉状は形成すると共に、下方に向つて中央
部に突起11を突設し、さらにレバー挿入孔7の
下壁12には上記突起11と対設する位置に操作
孔13を穿設する。
この様に構成されているので、レバー1にノブ
6を取付けるには、レバー1の先端の切割片3を
ノブ6のレバー挿入孔7に挿入すると、切割片3
は外側部の係止突起4がレバー挿入孔7の両側壁
面にぶつかるので、切割溝2の間隔を狭めるよう
に互に内方に撓むと共に、切割片3先端の傾斜面
5によつて突起11は、上壁10の弾性に抗して
空隙9側に向つて押上げられ、係止突起4が係止
溝8に達すると、係止突起4は側壁面からの拘束
を解かれ、切割片3の弾性によつて係止突起4は
係止溝8に嵌合係止すると同時に、切割片3の弾
性復元により切割溝2の間隔は広げられるので、
レバー挿入孔7の突起11は上壁10の弾性によ
つて切割溝2内に嵌入して切割片3の内方への撓
みを防止し、レバー1にノブ6を確実に取付ける
ことができる。次にノブ6をレバー1より取外す
には、ノブ6の操作孔13より棒体を挿入して、
これと対設する突起11を上壁10の弾性に抗し
て上方空隙9側に押上げると共に、ノブ6を引張
ると係止突起4は係止溝8の斜面により切割片3
を内方に撓わませてレバー挿入孔7側面を摺動し
て離脱し、ノブ6をレバー1より分離することが
できる。
なお、上記実施例においては、両切割片3,3
に夫々係止突起4,4を形成したが、一方の切割
片3のみに係止突起4を形成したものでも良い。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述したように、この考
案は、レバーは切割片の弾性を利用してその係止
突起をノブの係止溝に嵌合係止するにも係わら
ず、切割溝に突起が嵌入することにより切割片の
撓みが阻止されるので、ノブはレバーに格別の部
品を用いることなくワンタツチで簡単に、且つ迅
速に組立てできると共に、組立後は確実に固定さ
れ、振動、衝撃等の外力を受けても分離すること
なく堅牢にして耐久性の高い操作ノブを得ること
ができる。その上操作ノブを使用している機器の
故障修理、或いは保守点検等のため、操作ノブを
分離した後、機器を分解する作業の際は、ノブの
操作孔より突起を押上げ、切割溝より突起を離脱
させ、切割溝は先細状になり、ノブとの係止を解
除方向に復帰することとなり、その操作によつて
簡単にノブを取外すことができる等、極めて使い
勝手の優れた安価な操作ノブを提供することがで
きる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一部切断せる分解斜視図、
第2図は同じく組付途中の横断平面図、第3図は
同じく組付後の横断平面図、第4図は同じく縦断
側面図、第5図は同じく取外し時の縦断正面図、
第6図は従来例の横断平面図を示す。 1……レバー、2……切割溝、3……切割片、
4……係止突起、6……ノブ、7……レバー挿入
孔、8……係止溝、9……空隙、10……上壁、
11……突起、13……操作孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レバーの先細状先端部に先細状溝によつて一対
    の切割片を形成し、上記各切割片の側方に係止突
    起を設け、レバー挿入孔を有するノブの内側面に
    上記係止突起を嵌合係止する係止溝を設け、上記
    ノブの内側上面には弾性変形可能な上壁と一体成
    形され、かつ、前記先細状溝と係合して上記一対
    の切割片を外方に拡開させる後退可能な突起を設
    け、上記ノブの下面の上記突起対向部位に上記突
    起を後退させる棒体を挿入させる操作孔を形成し
    てなる車輌用操作ノブの取付構造。
JP1984159279U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH0418025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984159279U JPH0418025Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984159279U JPH0418025Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6174120U JPS6174120U (ja) 1986-05-20
JPH0418025Y2 true JPH0418025Y2 (ja) 1992-04-22

Family

ID=30717240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984159279U Expired JPH0418025Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0418025Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58179522U (ja) * 1982-05-25 1983-12-01 テクトロニクス・インコ−ポレイテツド ノブ結合機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6174120U (ja) 1986-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0322570Y2 (ja)
JP5031904B2 (ja) 支持部材に取付部材を固定するための固定具、並びに該固定具を備えた固定装置
JP2002036873A (ja) サンバイザーホルダー
JPH0418025Y2 (ja)
JPH068324Y2 (ja) パネルの係着装置
JPH08250089A (ja) 電子機器のロック構造
JPH0431615Y2 (ja)
JPH08222868A (ja) 表示モジュールのロック機構
JPS6233874Y2 (ja)
JP2577123B2 (ja) 装置本体外部取付け着脱式部品の取付け構造
JP2586624Y2 (ja) パネル取付ユニットのロック機構
JPH0724650Y2 (ja) 固定クリップ
JPH0726870Y2 (ja) 電気機器の固定構造
JP3501873B2 (ja) ドア装置
JPH0218346Y2 (ja)
JPH07222670A (ja) レール取付け用のブラケット
JPH0665606U (ja) 樹脂製爪
JPH0724647Y2 (ja) 部品の取付構造
JPS6114526Y2 (ja)
JPH027496Y2 (ja)
JPS624044Y2 (ja)
JPH0789339A (ja) 空調ケース体の取り付け装置
JPH0751578Y2 (ja) 家具における錠前の取り付け装置
JPH0525484Y2 (ja)
JPH021872Y2 (ja)