JPH0416574Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416574Y2 JPH0416574Y2 JP2204787U JP2204787U JPH0416574Y2 JP H0416574 Y2 JPH0416574 Y2 JP H0416574Y2 JP 2204787 U JP2204787 U JP 2204787U JP 2204787 U JP2204787 U JP 2204787U JP H0416574 Y2 JPH0416574 Y2 JP H0416574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- wire harness
- bottom plate
- hinge part
- clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 34
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車の車体、とくにその折曲面に
沿つてワイヤーハーネスを配設する際に、その保
護および固定のために使用するワイヤーハーネス
用プロテクタの改良に関する。
沿つてワイヤーハーネスを配設する際に、その保
護および固定のために使用するワイヤーハーネス
用プロテクタの改良に関する。
この種のプロテクタとして、従来第６図イ，ロ
に示すようなものが使用されている。図におい
て、Ｐは車体の折れ曲り面で、水平面P1と斜面
P2にはそれぞれ係止孔１が設けられている。第
６図イのプロテクタＡは、底板２ａの両側に側壁
２ｂを設けて、底板２ａと側壁２ｂとにより電線
載置溝２ｃを形成したプロテクタ本体２を、折曲
面Ｐに合せて成型したもので、底板２ａには係止
孔１に嵌合するクリツプ（分型係止ピン）３が突
設してある。第６図ロのプロテクタＢは、各面に
対応する二つのプロテクタ本体２′，２′にワイヤ
ーハーネスＷをテープ巻きＴして折曲面Ｐに合わ
せるようにしたものである。
に示すようなものが使用されている。図におい
て、Ｐは車体の折れ曲り面で、水平面P1と斜面
P2にはそれぞれ係止孔１が設けられている。第
６図イのプロテクタＡは、底板２ａの両側に側壁
２ｂを設けて、底板２ａと側壁２ｂとにより電線
載置溝２ｃを形成したプロテクタ本体２を、折曲
面Ｐに合せて成型したもので、底板２ａには係止
孔１に嵌合するクリツプ（分型係止ピン）３が突
設してある。第６図ロのプロテクタＢは、各面に
対応する二つのプロテクタ本体２′，２′にワイヤ
ーハーネスＷをテープ巻きＴして折曲面Ｐに合わ
せるようにしたものである。
上記の構成によると、第６図イの場合には、折
曲面Ｐの係止孔１，１のピツチとプロテクタＡの
クリツプ３，３のピツチにバラツキがあると、こ
れを吸収することができず、係止も不可能にな
る。また、その成型金型の構造も複雑となる。第
６図ロの場合には、プロテクタＢのクリツプ間の
ピツチが、ワイヤーハーネスＷと各プロテクタ本
体２′とのテープ巻固定位置で異なつてくるから、
同様に折曲面Ｐへの位置合わせが困難である。
曲面Ｐの係止孔１，１のピツチとプロテクタＡの
クリツプ３，３のピツチにバラツキがあると、こ
れを吸収することができず、係止も不可能にな
る。また、その成型金型の構造も複雑となる。第
６図ロの場合には、プロテクタＢのクリツプ間の
ピツチが、ワイヤーハーネスＷと各プロテクタ本
体２′とのテープ巻固定位置で異なつてくるから、
同様に折曲面Ｐへの位置合わせが困難である。
本考案は、上記の問題点に鑑み、車体などの折
曲面における係止孔と、プロテクタ本体のクリツ
プのピツチのバラツキを容易に吸収し、その成型
金型の構造を簡単にしてコスト低減に役立つワイ
ヤーハーネス用プロテクタを提供することを目的
とする。
曲面における係止孔と、プロテクタ本体のクリツ
プのピツチのバラツキを容易に吸収し、その成型
金型の構造を簡単にしてコスト低減に役立つワイ
ヤーハーネス用プロテクタを提供することを目的
とする。
考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のワイヤーハーネス用プロテクタＣは、
第１図および第２図に示すように、硬質の樹脂材
料からなる樋状のプロテクタ本体４の複数個（図
示の例では２個）を、薄肉のヒンジ部５で連結す
ると共に、ヒンジ部５には電線の配設方向に複数
のスリツト５ａを設けたことを特徴とする。
第１図および第２図に示すように、硬質の樹脂材
料からなる樋状のプロテクタ本体４の複数個（図
示の例では２個）を、薄肉のヒンジ部５で連結す
ると共に、ヒンジ部５には電線の配設方向に複数
のスリツト５ａを設けたことを特徴とする。
すなわち、プロテクタＣは前記折曲面Ｐの折曲
部をヒンジ部５に代えてある。このヒンジ部５は
プロテクタ本体４の底板４ａを連結してあるが、
側壁４ｂを連結するようにしてもよい。また、プ
ロテクタ本体４の外側には、底板４ａを延設して
電線の固定用リブ４ｄを突設しておくのが好まし
い。なお、各底板４ａにはクリツプ３が突設して
ある。
部をヒンジ部５に代えてある。このヒンジ部５は
プロテクタ本体４の底板４ａを連結してあるが、
側壁４ｂを連結するようにしてもよい。また、プ
ロテクタ本体４の外側には、底板４ａを延設して
電線の固定用リブ４ｄを突設しておくのが好まし
い。なお、各底板４ａにはクリツプ３が突設して
ある。
本考案のプロテクタＣは、第１図から明らかな
ように、複数のプロテクタ本体４を平面状に成型
できるから、その数が増えても金型の構造が複雑
にならない。また、各プロテクタ本体４は、スリ
ツト５ａ付のヒンジ部５によつて、第２図の矢線
ａ〜ｆ方向に自由に折り曲げることができ、とく
にab方向で小さくできると共に、ヒンジ部５を
プロテクタ本体４，４間で縮めるようにすること
で、クリツプ３のピンチを容易に吸収し、前記車
体の折曲面Ｐの係止孔１，１間のピツチに合わせ
ることができる。
ように、複数のプロテクタ本体４を平面状に成型
できるから、その数が増えても金型の構造が複雑
にならない。また、各プロテクタ本体４は、スリ
ツト５ａ付のヒンジ部５によつて、第２図の矢線
ａ〜ｆ方向に自由に折り曲げることができ、とく
にab方向で小さくできると共に、ヒンジ部５を
プロテクタ本体４，４間で縮めるようにすること
で、クリツプ３のピンチを容易に吸収し、前記車
体の折曲面Ｐの係止孔１，１間のピツチに合わせ
ることができる。
第３図および第４図はその使用状態を示し、ワ
イヤーハーネスＷを、二つのプロテクタ本体４の
固定用リブ４ｄとヒンジ部５にテープＴで固定
し、ヒンジ部５を車体等の折曲面Ｐの折曲部（角
部）に当てるようにしたもので、その曲げ角度が
変つても使用することができる。
イヤーハーネスＷを、二つのプロテクタ本体４の
固定用リブ４ｄとヒンジ部５にテープＴで固定
し、ヒンジ部５を車体等の折曲面Ｐの折曲部（角
部）に当てるようにしたもので、その曲げ角度が
変つても使用することができる。
第１図のプロテクタＣは本考案の好ましい例を
示したものであるが、第５図のように、各プロテ
クタ本体４の側壁４ｂに蓋６を設けて、この蓋６
および固定用リブ４ｄの部分をワイヤーハーネス
Ｗとテープ巻きし、中間のヒンジ部５を開放して
おくと、ヒンジ部５の柔軟性がそのまま保持され
るから、車体への取付やクリツプのピツチのバラ
ツキの吸収が一層容易になる。
示したものであるが、第５図のように、各プロテ
クタ本体４の側壁４ｂに蓋６を設けて、この蓋６
および固定用リブ４ｄの部分をワイヤーハーネス
Ｗとテープ巻きし、中間のヒンジ部５を開放して
おくと、ヒンジ部５の柔軟性がそのまま保持され
るから、車体への取付やクリツプのピツチのバラ
ツキの吸収が一層容易になる。
考案の効果
以上説明したように、本考案によれば、複数の
プロテクタ本体をスリツト付のヒンジ部で連結し
てあるので、その成型金型の構造も簡単になるう
えに、クリツプと車体等の係止孔の間のバラツキ
吸収が容易となり、折曲部の曲げ角度が変つても
使用できる。
プロテクタ本体をスリツト付のヒンジ部で連結し
てあるので、その成型金型の構造も簡単になるう
えに、クリツプと車体等の係止孔の間のバラツキ
吸収が容易となり、折曲部の曲げ角度が変つても
使用できる。
第１図は本考案のワイヤーハーネス用プロテク
タの好ましい例を示す斜視図、第２図は同上のヒ
ンジ部５の拡大説明図、第３図および第４図は同
上のプロテクタの使用状態を示す斜視図（第３
図）と側面図（第４図）、第５図は他の実施例の
斜視図、第６図イ，ロはそれぞれ従来例の説明図
である。 Ｃ……ワイヤーハーネス用プロテクタ、Ｐ……
（車体の）折曲面、１……係止孔、３……クリツ
プ、４……プロテクタ本体、４ａ……底板、４ｄ
……固定用リブ、５……ヒンジ部、５ａ……スリ
ツト。
タの好ましい例を示す斜視図、第２図は同上のヒ
ンジ部５の拡大説明図、第３図および第４図は同
上のプロテクタの使用状態を示す斜視図（第３
図）と側面図（第４図）、第５図は他の実施例の
斜視図、第６図イ，ロはそれぞれ従来例の説明図
である。 Ｃ……ワイヤーハーネス用プロテクタ、Ｐ……
（車体の）折曲面、１……係止孔、３……クリツ
プ、４……プロテクタ本体、４ａ……底板、４ｄ
……固定用リブ、５……ヒンジ部、５ａ……スリ
ツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 硬質の樹脂材料から成る樋状のプロテクタ本
体の複数個を、薄肉のヒンジ部で連結すると共
に、ヒンジ部には電線の配設方向に複数のスリ
ツトを開設したことを特徴とするワイヤーハー
ネス用プロテクタ。 (2) プロテクタ本体の底板が、車体に設けられた
係止孔に嵌合するクリツプを備えている実用新
案登録請求の範囲第１項記載のワイヤーハーネ
ス用プロテクタ。 (3) 連結された複数個のプロテクタ本体のうち、
外側のプロテクタ本体の底板には電線の固定用
リブが突設されている実用新案登録請求の範囲
第１項記載のワイヤーハーネス用プロテクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2204787U JPH0416574Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2204787U JPH0416574Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63131516U JPS63131516U (ja) | 1988-08-29 |
| JPH0416574Y2 true JPH0416574Y2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=30819056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2204787U Expired JPH0416574Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0416574Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019205222A (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ及びプロテクタの取付構造 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2543670Y2 (ja) * | 1991-03-22 | 1997-08-13 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス用プロテクタ |
| JP2577159Y2 (ja) * | 1991-06-05 | 1998-07-23 | 矢崎総業株式会社 | 線条体用プロテクタ |
| JP3942156B2 (ja) * | 2002-02-22 | 2007-07-11 | 本田技研工業株式会社 | ハーネス用プロテクタ及びその取り付け構造 |
| JP4619678B2 (ja) * | 2004-04-07 | 2011-01-26 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材の支持具 |
| JP4723997B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2011-07-13 | 矢崎総業株式会社 | ハーネスプロテクタを用いたハーネス配索構造 |
| JP2007259572A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤハーネス用プロテクタ |
| JP5510064B2 (ja) * | 2010-05-24 | 2014-06-04 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス用のプロテクタ |
| JP7092060B2 (ja) * | 2019-02-08 | 2022-06-28 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材一体型モジュール |
| JP2019205349A (ja) * | 2019-08-26 | 2019-11-28 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材の配設構造 |
| JP7460270B2 (ja) * | 2019-12-26 | 2024-04-02 | ダイハツ工業株式会社 | プロテクタおよびワイヤハーネスの配索方法 |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP2204787U patent/JPH0416574Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019205222A (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ及びプロテクタの取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63131516U (ja) | 1988-08-29 |
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