JPH04154593A - 自動給油装置 - Google Patents

自動給油装置

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JPH04154593A
JPH04154593A JP28162390A JP28162390A JPH04154593A JP H04154593 A JPH04154593 A JP H04154593A JP 28162390 A JP28162390 A JP 28162390A JP 28162390 A JP28162390 A JP 28162390A JP H04154593 A JPH04154593 A JP H04154593A
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JP
Japan
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oil
refueling
fuel
oil supply
tank
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JP28162390A
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Inventor
Yoshimitsu Tsubaki
椿 義光
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は給油所に設置される自動給油装置に係り、特に
給油ホースの残留油液を地下タンクへ的確に回収し混油
の防止を図ると共に、マニュピレータ部の小型軽量化や
機構の簡略化を達成する場合に好適な自動給油装置に関
する。
【従来の技術】
近年、車両に対し自動的に給油を行うロボット式の給油
装置か提案されている。この種のロボット式給油装置で
は、給油装置近傍に給油車両が停車すると、給油装置本
体に搭載したカメラにより車両燃料タンクの給油口の位
置を認識し、該認識した給油口へ給油ノズルを自動的に
移動させて挿入した後、給油を行うようになっている。 この場合、従来のロボット式給油装置としては、単一油
種の油液を貯留する地下タンクへ配管を介して連通した
1本の給油ホースをマニュピレータ部に配設すると共に
、該マニュピレータ部の先端に前記給油ホースへ連通し
1コ1本の給油ノズルを配設した方式、または、各々異
なる油種の油液を貯留する複数の地下タンクへ各分岐配
管を介して各々連通した複数本の給油ホースをマニュピ
レータ部に配設すると共に、該マニュピレータ部の先端
に前記各給油ホースへ連通した1本の給油ノズルを配設
し、車両への給油油種に応し各給油ホースを1本の給油
ノズルへ適宜切替接続する方式
【発明か解決しようとする課題】
ところで、前述した如くの従来のロボ・2ト式給油装置
jこおいては次のような問題かあった。 前者の給油装置の場合、単一油種の油液のみしか給油て
きないため、顧客所望のレキュラー/′ノ・イオク/軽
油等の複数油種の給油に対応するためには、給油所内に
複数台の給油装置を設置するかあり、コスト高となると
共に設置スペースを取る等の不具合が発生する。他方、
後者の給油装置の場合、複数油種の油液を給油すること
はできるかマニュピレータ部に複数本の給油ホースを配
設しているため、給油時におけるマニュピレータ部の移
動性か悪化すると共にその機構が複雑化する等の不具合
が発生する。 他方、マニュピレータ部に、各々異なる油種の油液を貯
留する地下タンクへ分岐配管を介して連通した1本の給
油ホースを配設し、車両への給油油種に応じて該1本の
給油ホースを複数油種の油液の供給に共用する構造の給
油装置も考えられるしかしながら、このような給油装置
の場合も、当該車両への給油終了時点においては、マニ
ュピレータ部の給油ホース内に油液が残留していること
があるため、次の給油車両への給油時にコンタミ(混油
)が発生する不具合を防止するには、残留油液を地下タ
ンクへ回収する必要があるが、給油ホース内の残留油液
を回収する制御は行っていないという課題かある。 本発明は前記課題を解決するもので、マニュピレータ部
に1本の給油ホースを配設するだけで複数油種の給油を
可能とし、給油ホースの残留油液を地下タンクへ的確に
回収して次回給油時における混油を防止すると共に、マ
ニュピレータ部の小型軽量化や機構の簡略化を達成した
自動給油装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、検知した車両の給
油口へ給油ノズルを挿入して自動的に給油を行うように
構成した自動給油装置において、先端部に給油ノズルが
配設されると共に該給油ノズルに車両燃料タンクの油種
を検知する油種検知手段を備えたマニュピレータと、該
マニュピレータの給油ノズルの基端側へ連通ずると共に
該マニュピレータに沿って配設された給油路と、一側か
該給油路の上流側へ連通すると共に他側か複数に分岐し
て該各分岐端か油種の異なる油液貯留タンクへ各々連通
した配管と、前記各油液貯留タンクから油液を汲上げる
給油ポンプとを備えた給油用ロボットと、前記油種検知
手段により検知した車両燃料タンクの油種の油液を貯留
する油液貯留タンクから前記給油ポンプにより油液を汲
上げ前記給油路を介して前記給油ノズルへ供給する一方
、車両燃料タンクへの給油終了を検知する給油制御手段
と、前記給油制御手段により車両燃料タンクへの給油終
了を検知したとき、前記給油路内部の残留油液を、該残
留油液と同一油種の油液を貯留する油液貯留タンクへ回
収する残留油液回収手段とを具備することを特徴とする
。 また、本発明の前記残留油液回収手段は、前記給油路の
下流側へ連通した送風用配管と、前記給油路の下流側か
ら上流側へ向けて空気を送り込む送風部と、給油終了検
知時に前記送風部を駆動し前記送風用配管を介して前記
給油路の下流側から上流側へ向けて空気を送り込み前記
給油路内部の残留油液を当該油液貯留タンクへ落下させ
る制御部とから構成されてなることを特徴とする。 また、本発明の前記残留油液回収手段は、給油終了検知
時に前記マニュピレータの先端部を上方へ駆動し前記給
油路内部の残留油液を当該油液貯留タンクへ落下させる
制御部から構成されてなることを特徴とする。
【作用】
本発明によれば、給油車両に対する給油が終了すると、
残留油液回収手段は給油路内部の残留油液を、該当する
油液貯留タンクへ落下させることにより回収する。
【実施例】
以下、本発明の各実施例による自動給油装置を図面に基
づいて説明する。 ■第1実施例 第1実施例は、ロボット給油機の給油ホース内の残留油
液をエアによる圧力を利用することにより地下タンクへ
回収する制御を行うものである。 第1図は第1実施例及び第2実施例に共通の給油所の概
略図であり、該給油所敷地内の給油位置Pの近傍にはロ
ボット給油機1が設置されている。該ロボット給油機1
は、内部に公知のロボット機構部(図示時)を備えたロ
ボット台2と、該ロボット台2の下部に配設され給油位
置Pへ停車した車両Sを検知する例えばビームセンサ等
から成る車両検知センサ3と、該ロボット台2の上部に
配設されたマニュピレータ4と、該マニュピレータ4の
先端部に配設された給油ノズル5と、給油位置Pの側方
に配設され車両Sの給油口を側方から走査するCCDカ
メラ6と、給油位置Pの上方に配設され車両Sの給油口
を斜め上方から走査するCCDカメラ7と、前記ロボッ
ト台2のロボット機構部へ地下ケーブル(図示時)を介
して接続されロボット給油機1各部を制御するロボット
制御部8とから大略構成されている。また、前記ロボッ
ト給油機1の近傍には、カードリーダ/キーボード/プ
リンタ等を備えた外部操作機9が配設されており、該プ
リンタからは当該車両への給油に対応した給油伝票りが
発行されるようになっている。 尚図中Cは給油口カバー Kは給油口蓋である。 また、前記ロボット給油機1のブロック構成は第2図に
示すようになっている。即°ち、前記給油ノズル5の先
端部には、車両の給油口への給油ノズル挿入を検知する
例えばフォトセンサ/超音波センサ等から成る給油口挿
入検知センサ10.ノズル先バルブ1】が配設されてお
り、給油ノズル5にはノズル先バルブ11を介して可撓
性の給油ホース12の先端部が接続されると共に基端部
は液検知部配管13へ接続されている。更に、前記液検
知部配管13の上流側には図示時の流量計及び正逆転駆
動可能とされた給油ポンプ14が配設され、給油ポンプ
14には地下タンクバルブ15A、15B、15Gを介
し地下タンク配管16A116B、16Cが各々接続さ
れている。前記給油ポンプ14は、各地下タンク配管1
6A−16Cが連通した各地下タンク(図示時)から、
例えばレギュラーガソリン/ハイオクガソリン/軽油を
各々汲上げるようになっている。尚、本実施例ではロボ
ット給油機1が3種の油液を供給する構成としているが
、3種に限定されるものではない。 また、前記給油ノズル5の先端にはベーパ吸引エア用管
17の先端部が延在し開口すると共に、護管17の基端
部は正逆転駆動可能とされた油種検出用ポンプ18へ接
続されている(モータは図示時)。該ポンプ18の正転
駆動に伴い、ベーパ吸引エア用管17を介して給油ノズ
ル先端から吸引された油蒸気は、油種センサ19へ取り
込まれ、該油種センサ19により油蒸気に基づく車両燃
料タンクの油種か検出されるようになっている。 この後、油蒸気/エアは大気解放口20から大気中へ放
出されるようになっている。また、前記給油ホース12
の下流側には、ノズル先エア用バルブ32を介して油戻
しエア配管33が接続されており、該油戻しエア配管3
3の基端部は油戻しエア用コンプレッサ34へ接続され
ている。 前記ロボット給油@1各部を制御する給油制御部21は
、前記車両検知センサ3からの検知信号に基づき給油位
置Pにおける車両の有無を判定しまた、前記給油口挿入
検知センサ10からの検知信号に基づき給油ノズル5の
車両燃料タンクへの挿入の有無を判定し、また、図示路
の流量計に付設された流量発信器の出力に基づき給油量
を計測して、前記ノズル先バルブ11を開閉制御して給
油制御し、また、ベーパ吸引エア用管17を介して車両
燃料タンクの油蒸気を油種センサ19へ向けて吸引させ
、また、前記液検知センサ13へ接続された液検知セン
サ22からの検知信号の有無に基つき液検知センサ13
内の液の有無を判定するようになっている。更に、前記
給油制御部21は、油種検出用ポンプ18を駆動制御し
、またモータ23により給油ポンプ14を駆動制御しま
た、マニュピレータ制御部24を介してマニユピレータ
4を駆動制御し、また、油戻しエア用コンプレッサ34
を駆動制御して油戻しエア配管33を介し給油ホース1
2内の残留油液を該当油種の地下タンクへ回収させ、ま
た、例えばスピーカ等から成る発声装置26により給油
終了を報知させるようになっている。 ここで、給油ノズル5により給油を行う場合、または給
油ホース12内の残留油液の回収を行う場合における給
油ポンプ14の正転制御/逆転制御を説明すると、第3
図において固定部30に対して水平方向に往復動可能と
された可動部31を矢印仁方向へ移動させることにより
、給油ホース12の分岐ホース12Aを配管14Aへ切
替接続すると共に地下タンクへ連通した配管TBを配管
14Bへ切替接続し、給油ポンプ14を正転駆動すれば
、地下タンクの貯留油液は矢印方向へ流れ給油が可能と
なるようになっている。また、第4図において固定部3
0に対し可動部31を矢印に)方向へ移動させることに
より、給油ホース12の分岐ホース12Bを配管14B
へ切替接続すると共に地下タンクへ連通した配管TAを
配管14Aへ切替接続し、給油ポンプ14を逆転駆動す
れば、給油ホース12内の残留油液が該当油種の地下タ
ンクへ回収されるようになっている。 次に、上記構成による第1実施例の給油及び残留油液回
収処理を第5図(イ)、(ロ)に基づき説明する。 給油所へ入場した車両Sがロボット給油機1近傍の給油
位置Pへ停車したことを車両検知センサ3が検知すると
(ステップ5AI)、給油制御部21は検知信号に基づ
き油圧コンプレッサ25を駆動し、ロボット給油機1内
部の圧力を大気圧より大に設定する(ステップ5A2)
。尚、内圧防爆方式の電動ロボット給油機を設置した給
油所では、営業中は内圧用コンプレッサを常時駆動状態
とする。次に、給油制御部21は外部操作機9から顧客
カードの読込操作/牛−ポート′操作等に伴う入力デー
タが送出されてきたか否か判定しくステップ5A3)、
入力データが無いと判定した場合は車両検知センサ3の
検知信号に基づき車両Sが給油所から退場したか否か判
定する(ステップ5A4)。車両退場の場合は油圧コン
プレッサ25を停止する一方(ステップ5A5)、車両
退場でない場合は上記ステップSA3の処理へ戻る。 上記ステップSA3で制御部21は入力データが有ると
判定した場合は、外部操作機9から送出されてきた顧客
NO’/給油油種/給油量(プリセット給油時)等を取
込んでメモリへ記憶する(ステップ5A6)。尚、本給
油所でPO3(販売時点情報管理)装置を使用する場合
には、外部操作機9の代わりにPO8用外部操作機を使
用する。次に、給油制御部21は顧客Noの照合/油種
の適合の有無/プリセット給油時における給油制限量等
の可否を判定しくステップ5AT)、否の場合は外部操
作機9の表示部(図示路)ヘエラー表示した後(ステッ
プ5A8)、上記ステップSA3の処理へ戻る一方、可
の場合は車両ドライバー(セルフサービス給油時)また
は給油作業者(一般給油時)は、車両Sの給油口力バー
Cを開は給油口蓋Kを開ける(ステップ5A9)。尚、
ブ・ノシュバルブ式給油口を備えた車両の場合は、給油
ノズル先端部がこの給油口に挿入されるとプノシュノ\
ルブが開となり、給油口が自動開となるため前記操作は
不要となる。 次に、給油制御部21はCCDカメラ6.7による車両
Sの走査に基づき、マニュピレータ制御部24によりロ
ボット給油機1のマニュピレータ4を駆動し、給油ノズ
ル5を車両給油口へ接近させるた後(ステップ5AIO
)、更にCCDカメラ6.7により走査した車両給油口
の3次元画像処理に基づき給油口を検知する(ステップ
S A 11)。尚、車両給油口の近傍に発信器を予め
取付けておき、発信器から発信する電波に基づき給油口
を検知することも可能である。次に、給油制御部21は
マニュピレータ4を駆動し給油ノズル5を給油口へ挿入
させ、給油ノズル先端部の給油口挿入検知センサ(フォ
トセンサ/ 超音波センを等)1゜からの検知信号に基
づき実際の挿入を検知する(ステップ5A12)。 更に、給油制御部21が油種検出用ポンプ18を正転さ
せると、給油ノズル5の燃料タンクへの挿入に伴い、ベ
ーパ吸引エア用管17を介し燃料タンク内の残存油液の
油蒸気が油種検知センサ19へ吸引される結果(ステッ
プ5A13)、給油制御部21は検知信号に基づき燃料
タンクの油種を判定しくステップ5AI4)、燃料タン
ク油種とノズル油種が相異している場合は、油種検出用
ポンプ18を停止させてから所定時間逆転させ、ベーパ
吸引エア用管17内の残留油蒸気を排気した後(ステッ
プ5A15)、外部操作機9の表示部へ油種相異を表示
させると共に発声装置26から報知させ(ステップ5A
16)、マニュピレータ4を待機状態へ復帰させた後(
ステップ5A17)、上記ステップSA3の処理へ戻る
。 他方、上記ステップ5A14で燃料タンク油種とノズル
油種が合致している場合は、油種検出用ポンプ14を一
旦停止してから逆転させ、ベーパ吸引エア用管17内の
残留油蒸気を排気した後(ステップ5A18)、燃料タ
ンク油種と該当油種の地下タンクバルブを開けると共に
(ステップ5AI9)ノズル先バルブ11を開け(ステ
ップS A 20)モータ23を駆動し給油ポンプ14
を正転させる(ステップS A 21)。尚、この時、
同時に可動31を右矢印方向へ移動させることにより、
油液の流れは第3図の如くとなる。これにより、給油ノ
ズル5から燃料タンクへ給油が開始される。次に給油制
御部21は燃料タンクが満タンとなったか否か検知しく
ステップ5A22)、満タンを検知した場合はノズル先
バルブ11を閉めると共に(ステップ5A23)、モー
タ23及びポンプ14を停止させる(ステップS A 
24)。満タンを検知しない場合は給油量がプリセット
値に達したか否か判定しくステップ5A25)、プリセ
ット値に対応した値に達した場合は上記ステップ5A2
3の処理へ移行する一方、プリセット値に対応した値に
達していない場合は外部操作機9の表示部へ現在給油量
を表示させると共に給油を継続させた後(ステップ5A
26)、上記ステップ5A22の処理へ戻る。 上記ス
テップ5A24の処理後、給油制御部21はマニュピレ
ータ4を駆動し給油ノズル5を給油口から抜く(ステッ
プS A 27)。尚、プッシ二バルブ式給油口を備え
た車両の場合は、給油口が自動閉となる。更に給油制御
部21はマニュピレータ4を待機状態へ戻しくステップ
SA2g)、油種検出用ポンプ18を停止させ(ステッ
プ5A29)、外部操作機9の表示部へ給油終了を表示
すると共に発声装置26から報知させ(ステップ5A3
0)、プリンタから給油伝票を出力させる(ステップS
 A 31)。 この後、車両ドライバー(または給油作業者は)給油口
蓋K及び給油口カバー〇を閉め(ステ。 ブ5A32)、車両ドライバーが掛売客の場合は給油伝
票を受取り、現金客の場合は給油所へ現金を支払うと共
に給油伝票を受取った後(ステップSA33)、車両S
を給油所から退場させる(ステップS A 34)。ロ
ボット給油機1の車両検知センサ3が車両Sの退場を検
知すると(ステップ5A35)、給油制御部21は油圧
コンプレッサ24を停止させる(ステップS A 36
)。 他方、上記ステップ5A27の処理後、給油制御部2】
は油戻しエア用コンプレッサ34を駆動すると共に(ス
テップ5A37)、ノズル先エア用バルブ32を開くと
(ステップ5A3B>、油戻しエア用コンプレッサ34
から供給されたエアが給油ホース12内へ送り込まれる
。尚、上記ステップ5B37では、内圧防爆式ロボット
給油機の場合は油戻しコンプレッサを内圧(エア)用コ
ンプレッサと兼用してもよい。次に、給油制御部21は
残留油液回収に充分な所定時間(例えば1分)を内蔵タ
イマにより設定しくステップ5A39)、モータ23に
より給油ポンプ14を逆回転させると共に、可動部31
を左矢印方向へ移動させることにより、油液の流れは第
4図に示す如くとなり、当該車両への給油に伴い給油ホ
ース12内に残留していた油液か油戻しコンプレッサ3
4によるエア圧により落下させられ、該当油種の地下タ
ンクへ回収される(ステップ5A40)。 尚、この際、流量計は逆転されることとなるか、例えば
流量発信器をこの逆転の際には流量信号を出力しないな
どの構成を採用することにより、給油量が誤計測される
ことはない。 次に、給油制御部21は液検知センサ22からの検知信
号に基づき、給油ホース12内の残留油液の回収が完了
したか否か判定しくステップ5A4I)、未完了の場合
は上記ステップ5A40の処理へ戻る一方、完了の場合
はモータ23を停止させ給油ポンプ14を停止する(ス
テップS A 42)。 この後、給油制御部21は油戻しエア用コンプレ・ノサ
34を停止しくステップ5A43)、/ズル先エア用バ
ルブ32を閉め(ステップ5A44)、残留油液を回収
した地下タンクと対応した地下タンクバルブを閉めた後
(ステップ5A45)、マニュピレータ4を待機位置へ
戻す(ステップS A 46)。 ■第2実施例 第2実施例は、ロボット給油機の給油ホース内の残留油
液を重力を利用することにより地下タンクへ回収する制
御を行うものである。 第2実施例における給油所内の概略構成、給油ポンプの
正逆転時の油液の流れは上記第1実施例の第1図、第3
図、第4図と共通のため省略するまた、第2実施例のロ
ボット給油機のブロック図は第6図に示す如くであり、
図中、上記第2図と共通の構成には同一符号を付し説明
を省略する。第6図に示す箇所が上記第2図の箇所と異
なる点は、ロボット給油機1に、ノズル先バルブ32/
油戻しエア配管33/油戻しエア用コンプレッサ34が
配設されていない点である。即ち、第2実施例において
は車両への給油終了後は、ロボット給油機1のマニュピ
レータ4の先端部を待機位置(図中破線箇所)から上方
へ駆動することにより、給油ホース12内の残留油液を
重力により落下させ、該当油種の地下タンクへ回収する
ようになっている。 次に、上記構成による第2実施例の給油及び残留油液回
収処理を第7図を中心に説明する。 第2実施例のロホ2)給油機による給油及び残留油液回
収処理の内、車両検知センサ3による給油車両の検知か
ら、満タン検知またはプリセノ)給油検知に伴うノズル
先バルブ11の閉操作及び給油ポンプ14の停止までの
処理は上記第1実施例の第5図(イ)と同様のため省略
する。また、第7図におけるステップSBI〜ステップ
5BIOの処理も同様のため省略する。 第7図のステップSB5で外部操作機9のプリンタから
車両ドライバーに対する給油伝票を出力した後、給油制
御部21はマニュピレータ制御部24を駆動しマニュピ
レータ4の先端部を上方へ駆動しくステップ5B11)
、ノズル先バルブ11を開くと(ステップSB]2)、
給油ホース12内は大気と連通状態となる。次に給油制
御部21は残留油液回収に充分な所定時間(例えば1分
)を内蔵タイマにより設定しくステップ5B13)、モ
ータ23により給油ポンプ14を逆回転させると油液の
流れは第4図に示す如くとなる。この場合、マニュピレ
ータ4は上方へ上げられた状態のため(第6図参照)、
当該車両への給油に伴い給油ホース12内に残留してい
た油液か重力によって落下させられ、該当油種の地下タ
ンクへ回収される(ステップS B 14)。 次に、給油制御部21は液検知センサ22からの検知信
号に基つき、給油ホース12内の残留油液の回収が完了
したか否かを判定しくステップ5B15)、未完了の場
合は上記ステップ5B14の処理へ戻る一方、完了の場
合はノズル先バルブ11を閉め(ステップ5B16)、
モータ23を停止させ給油ポンプ14を停止する(ステ
ップS B 17)この後、給油制御部21は残留油液
を回収した地下タンクと対応した地下タンクバルブを閉
めた後(ステップSB1g)、マニュピレータ4を待機
位置へ戻す(ステップ5B19)。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、検知した車両の給
油口へ給油ノズルを挿入して自動的に給油を行うように
構成した自動給油装置において、先端部に給油ノズルか
配設されると共に該給油ノズルに車両燃料タンクの油種
を検知する油種検知手段を備えたマニュピレータと、該
マニュピレータの給油ノズルの基端側へ連通すると共に
該マニュピレータに沿って配設された給油路と、一側が
該給油路の上流側へ連通すると共に他側か複数に分岐し
て該各分岐端か油種の異なる油液貯留タンクへ各々連通
した配管と、前記各7I113液貯留タンクから油液を
汲上げる給油ポンプとを備えた給油用ロボットと、前記
油種検知手段により検知した車両燃料タンクの油種の油
液を貯留する油液貯留タンクから前記給油ポンプにより
油液を汲上げ前記給油路を介して前記給油ノズルへ供給
する一方、車両燃料タンクへの給油終了を検知する給油
制御手段と、前記給油制御手段により車両燃料タンクへ
の給油終了を検知したとき、前記給油路内部の残留油液
を、該残留油液と同一油種の油液を貯留する油液貯留タ
ンクへ回収する残留油液回収手段とを備える構成とした
ので、以下の効果を奏する。 ■マニュピレータの内部に配設した給油路における今回
給油時の残留油液を的確に地下タンクへ回収することか
できるため、次回給油時に今回給油時の油種と異なる油
種の油液を給油する場合には混油を防止することができ
、適正な給油を行うことか可能となる。 ■マニュピレータの内部には−の給油路を配設するたけ
で済むため、負荷を軽減できマニュピレータの位置制御
がやり易くなると共に、給油路破損の度合いを抑えるこ
とかでき信頼性を向上させることが可能となる。更には
従来の如くマニュピレータ内部に複数本の給油ホース(
給油路)を配設した場合と比較し、マニュピレータの小
型軽量化やデザイン面の向上を図ることが可能となる。 ■また、地震の発生時等の異常時には、各地下タンクへ
連通する配管に配設したバルブを緊急閉止する構成とす
れば、防災対策の向上を図ることが可能となる。更には
所望油種の油液を貯留する各地下タンクと対応する各バ
ルブを開放すれば、油種ブレンドを行うことも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例及び第2実施例に共通の給
油所の概略図、第2図は第1実施例のロボット給油機の
ブロック図、第3図は第1実施例及び第2実施例に共通
の給油ポンプ正転時の油液の流れを示す断面図、第4図
は第1及び第2実施例に共通の給油ポンプ逆転時の油液
の流れを示す断面図、第5図(イ)は第1実施例及び第
2実施例に共通の作用を示すフローチャート、第5図(
ロ)は第1実施例の作用を示すフローチャート、第6図
は第2実施例のロボット給油機のブロック図、第7図は
第2実施例の作用を示すフローチャートである。 1・・・・・・ロボット給油機(給油用ロボット)、2
・・・・・・ロボット台、3・・・・・・車両検知セン
サ、4・・・・・・マニュピレータ、5・・・・・・給
油ノズル、6・・・・・・CCDカメラ、7・・・・・
・CCDカメラ、8・・・・・・ロボット制御部、9・
・・・・・外部操作機、12・・・・・給油ホース(給
油路)、14・・・・・・給油ポンプ、1.6A〜16
C・・・・・・地下タンク配管(配管)、17・・・・
・・ベーパ吸引エア用管、18・・・・・・油種検出用
ポンプ、21・・・・・・給油制御部(給油制御手段、
残留油液回収手段、制御部)、24・・・・・・マニュ
ピレータ制御部、25・・・・・・油圧コンプレッサ、
30・・・・・・固定部、31・・・・・・可動部、3
2・・・・・ノズル先エア用バルブ、33・・・・・・
油戻しエア配管(送風用配管)、34・・・・・・油戻
しエア用コンプレッサ(残留油液回収手段、送風部)、
P・・・・・・給油位置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検知した車両の給油口へ給油ノズルを挿入して自
    動的に給油を行うように構成した自動給油装置において
    、 先端部に給油ノズルが配設されると共に該給油ノズルに
    車両燃料タンクの油種を検知する油種検知手段を備えた
    マニュピレータと、該マニュピレータの給油ノズルの基
    端側へ連通すると共に該マニュピレータに沿って配設さ
    れた給油路と、一側が該給油路の上流側へ連通すると共
    に他側が複数に分岐して該各分岐端が油種の異なる油液
    貯留タンクへ各々連通した配管と、前記各油液貯留タン
    クから油液を汲上げる給油ポンプとを備えた給油用ロボ
    ットと、 前記油種検知手段により検知した車両燃料タンクの油種
    の油液を貯留する油液貯留タンクから前記給油ポンプに
    より油液を吸上げ前記給油路を介して前記給油ノズルへ
    供給する一方、車両燃料タンクへの給油終了を検知する
    給油制御手段と、前記給油制御手段により車両燃料タン
    クへの給油終了を検知したとき、前記給油路内部の残留
    油液を、該残留油液と同一油種の油液を貯留する油液貯
    留タンクへ回収する残留油液回収手段と、を具備するこ
    とを特徴とする自動給油装置。
  2. (2)前記残留油液回収手段は、前記給油路の下流側へ
    連通した送風用配管と、前記給油路の下流側から上流側
    へ向けて空気を送り込む送風部と、給油終了検知時に前
    記送風部を駆動し前記送風用配管を介して前記給油路の
    下流側から上流側へ向けて空気を送り込み前記給油路内
    部の残留油液を当該油液貯留タンクへ落下させる制御部
    とから構成されてなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の自動給油装置。
  3. (3)前記残留油液回収手段は、給油終了検知時に前記
    マニュピレータの先端部を上方へ駆動し前記給油路内部
    の残留油液を当該油液貯留タンクへ落下させる制御部か
    ら構成されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の自動給油装置。
JP28162390A 1990-10-19 1990-10-19 自動給油装置 Pending JPH04154593A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06179191A (ja) * 1992-12-10 1994-06-28 Nissan Altia Co Ltd ロボットおよびこれを用いた液物供給方法
KR100357386B1 (ko) * 1997-03-04 2003-08-14 기아자동차주식회사 자동차연료주입시잔여연료드롭(Drop)방지장치
US9062575B2 (en) 1997-10-30 2015-06-23 RPM Industries, LLC Methods and systems for performing, monitoring and analyzing multiple machine fluid processes

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KR100357386B1 (ko) * 1997-03-04 2003-08-14 기아자동차주식회사 자동차연료주입시잔여연료드롭(Drop)방지장치
US9062575B2 (en) 1997-10-30 2015-06-23 RPM Industries, LLC Methods and systems for performing, monitoring and analyzing multiple machine fluid processes

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