JPH04148298A - 違法駐車検出警告装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は交通量の多い交差点付近や、坂の上などの見通
しの悪い危険地帯、または消防署等の緊急車両の出入シ
ロに車を停める悪質な駐車違反に対して、その場で自動
的に警告を表示したり、画像をセンタに送信することに
より、センタからの指示でカメラを制御し、違法車両の
ナンバーを認識して警告表示やアナウンヌで移動を促し
たシ、場合によっては強制撤去や検挙を行ない、渋滞や
危険を防止することを目的とした違法駐車検出警告装置
に関する。

従来の技術 近年、車両の増加にともない、違法駐車が増加して社会
的問題となっている。

従来、駐車違反の検出は、警察官が現場に出向き、違法
駐車している車両のタイヤ位置を路上にマーキングし、
それが一定時間経過後に再度見回りに行ったときにも移
動していなければ、違法駐車と断定する現場の人手によ
る方法が主であった。

自動化も検討されているが、予想される各車両駐車位置
ごとにセンサを埋設したシ、頭上に設置する方法では装
置の規模が大きくな９実用的ではない。またＴＶ右カメ
ラ設置した画像処理方式は精度上の問題もあり実用化さ
れていない。

発明が解決しようとす課題 そのため違法駐車防止及び検出のために、悪天候でも現
場を巡回するという人海戦術をとらざるを得ないという
問題があった。

本発明は上記の課題を解決するもので、現場に人がいな
くても自動的に駐車違反を検出し警報を表示し、また、
センタで画像を確認し、悪質な場合にはセンタの指示で
その車両のナンバーブレトの番号を警告表示器に表示し
たり、スピーカーからその番号をアナウンスして、移動
を促進できる。それでもだめな場合は、現場に向かい検
挙あるいは撤去するように指示を出すことができる駐車
違反自動検出警告装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、（１）駐車禁止
領域における道路の所定範囲を所定時間間隔で撮影する
テレビジョンカメラと、その撮影した画像を静止画像と
して記憶する手段と、前記路上の所定範囲の路面に画か
れた所定のパターンを路上に車両が存在しないときに前
記カメラで撮影した画像を基準画像として記憶する手段
と、車両の存在情報を示す画像を前記静止画像を前記基
準画像と比較することで求めて記憶する手段と、車両の
移動を前記車両存在情報画像記憶手段の画像を所定の時
間間隔で比較して検出する手段と、所定の時間経過で移
動しない車両に違法駐車として警告する手段と、その情
報を外部の管理センタに伝送する手段とを設け、前記車
両の存在情報は前記パターンが車両で覆われて変化した
部分の形状と位置で得るものとする違法駐車検出警告装
置とする。

（２）また、上記違法駐車検出警告装置に登録ナンバー
検出手段を設け、前記カメラによシナンバーを操作者の
目視または、文字認識装置で認識するものとする。

（３）また、上記違法駐車検出警告装置に帯域圧縮手段
を設け、帯域圧縮した画像信号を外部の管理センターに
伝送するものとする。

作　　　用 本発明は上記の構成によシ、基準画像記憶手段が路面上
に画いたパターンを記憶し、車両存在情報記憶手段が前
記パターンの駐車による変化から違法駐車の位置と形状
を検出して記憶し、移動を検出する手段が前記車両存在
情報の時間経過比較から車両の移動を検出し、警告手段
が所定時間以上移動しない車両に対して警告を発し、伝
送手段が違法駐車の情報を管理センターに伝送する。ま
た、ナンバー認識手段が違法駐車車両のナンバーをカメ
ラを介して操作者の目視または文字認識装置で認識する
。また、帯域圧縮手段が画像信号を帯域圧縮して伝送路
の効率を上げる。

実施例 以下、本発明の違法駐車検出警告装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例の違法駐車検出警告装置の構
成を示すブロック図である。図において、１はレンズ部
でＴＶカメラ２の前面に設けられる。

３はカメラの上下と左右の向きとレンズのズーム。

絞りおよびフォーカスを制御するカメラ制御部、４はカ
メラからの映像信号をディジタルデータに変換するＡ／
Ｄ変換部で、６はその画像ドイジタルデータを静止画と
して格納する静止画像メモリ部、６は駐車車両が無いと
きに撮像しておいた画像を記憶している基準模様画像メ
モリ部、７は静止画像メモリ部５と基準模様画像メモリ
部６の画像の差を求めるとともに、駐車禁止帯以外の領
域の模様をマスクして消去する特定領域マスク処理兼差
画像更新処理部で、８は前記処理部７で求められた画像
を格納する今回変化模様メモリ部で、９は前記処理部７
で求められた前回の画像が格納されている前回変化模様
メモリ部である。１０は今回と前回で変化したところを
求める移動模様差画像更新処理部で、１１はその結果が
格納される移動模様画像メモリ部、１２は１１の画像か
ら駐車車両の動きを求める移動パターン検出部、１３は
静止画像メモリ６の現在の画像に移動パターン検出部１
２で検出している違法駐車の部分を画像上にマーキング
する合成画像メモリ部で、１４は静止画像メモリ部５と
合成画像メモリ部１３、および帯域圧縮コード化部２１
の画像をセンタ監視部１６へ送信する伝送制御部である
。

１６は装置の動作確認時に利用できるＤ／Ａ変換部、１
７はモニタ表示部で、各メモリ部５．６゜８．９．１１
および１３の画像を確認する手段である。

１８は違法駐車検量時に警告を表示するための表示文字
可変の警告表示器であシ、第３図にその例を示す。１９
は同様に警告をアナウンヌする音声合成機能内蔵の警告
放送装置であり、２ｏは以上の動作を制御する全体制御
部である。

２１は伝送容量削減に取付ける帯域圧縮コード化部で、
２２はプレート番号を自動認識させるときに取付けるナ
ンバープレート自動認識部である。

第２図は本発明の違法駐車検出警告装置を交差点に実施
した例を示す鳥敞図であシ、駐車禁止の部分に路上にペ
イントした駐車禁止模様２３に違法駐車車両２４が存在
する状態を示す。

上記構成において、その動作を説明する。

第２図に示した位置２４に車両が駐車すると、ＴＶ右カ
メラからの画像で、模様２３のうちで車両２４の部分が
隠れてしまう。この隠れた部分が第１図の今回変化模様
メモリ部８に今回変化した模様部分として格納される。

上記の模様は一般車両の塗装に用いられていなくて、車
両の形状が判断できる白黒のモザイク模様などにしてお
けば、全車両を検出できる。

渋滞での停車と違法駐車の区別は停車時間と路肩からの
距離および駐車する車両の順序から区別することができ
る。そして前回変化模様メモリ部９と処理部１０で比較
され、新規移動部分として移動模様画像メモリ部１１に
格納される。移動パターン検出部１２では今回新たに移
動して変化した部分として認識され、その位置が画面上
のアドレスとして検出され全体制御部２ｏに送られる。

その後車両２４が移動しなければ移動模様画像メモリ部
１１には移動した模様として格納されないので、移動パ
ターン検出部１２で移動が検出できず、駐車したままで
あることが分かる。この状態が一定時間経過すれば、違
法駐車として判断し、１８や１９で警告を発する。この
ときの警告は、プレート番号が分からないので、位置情
報だけによる「○○○の駐車違反の車は移動しなさい。

」という内容になる。

さらに時間が経過しても車両２４の移動が検出されない
場合は、その時の静止画メモリ部５の画像に車両２４の
位置をマーキングしてセンタにその画像を送信する。

センタでは送られてくる画像を利用して、２のＴＶカメ
ラに対して３のカメラ制御部を遠隔制御し、向き、ズー
ム、ピントを段階的に制御し、その違反車両のナンバー
プレートをズームアツプする。そして目視でナンバーを
読取る。

このとき、伝送容量の削減を重視する場合は、画像を帯
域圧縮コード化部２１で帯域圧縮して送信する。この帯
域圧縮手段として、画像通信にランレングス符号化や、
フォトグラフインク、モザイク図形等の帯域圧縮を行な
い、センタのモニターＴＶでの画質を落とすが、伝送線
路の効率を上げることができる。ナンバーを認識したセ
ンタでは、プレート番号を記録する。

静止画伝送で帯域圧縮を行なわない場合は、鮮明な静止
画像がセンタで得られるので、これをファイリングして
おき検挙に利用できる。

自動または目視でナンバーを読取った後は、センタから
ズーム解除のコマンドを送信するだけで、先の制御を記
憶している端末側はカメラレンズを自動的に制御し初期
の画角に戻す。微調整は隠れていない路上の特殊模様を
利用して自動的に実行する。そして再び駐車違反検出処
理に戻る。一方カメラ側にナンバー自動読取り装置を備
え、自動的にナンバープレート内の全文字を認識させる
方法も可能である。なお、本発明の装置においては、検
出する対象が駐車している車であるので、撮像を行なう
周期は長くて良い。そのため高速処理をする必要がなく
、マイコンを用いたソフト処理で対応でき、検出装置の
小型化が可能である。

また、第２図の例のように１箇所で複数台のカメラを設
置する場合の駐車違反検出処理部は、第１図の５．５，
８，９．１１および１３の各画像メモリが一時的にセー
ブできるメモリをカメラの台数分持たしておけば、カメ
ラを切り替えるごとに上記メモリのセーブ・ロードを行
なうことで処理できる。

また、駐車禁止帯にペイントする模様は、カメラの設置
位置との兼ね合いで、路上でなく、ガ）−Ｖ−ルや歩道
にペイントすることも可能であシ、車体色と区別がつけ
ば、既存の模様を利用できる。

ガードレールの場合は、特に雪や道路工事の影響を受け
にくいメリットがある。

以上の実施例の違法駐車検出警告装置によれば、駐車禁
止領域における道路の所定範囲を所定時間間隔で撮影す
るテレビジョンカメラと、その撮影した画像を静止画像
として記憶する手段と、前記路上の所定範囲の路面に画
かれた所定のパターンを路上に車両が存在しないときに
前記カメラで撮影した画像を基準画像として記憶する手
段と、車両の存在情報を示す画像を前記静止画像を前記
基準画像と比較することで求めて記憶する手段と、車両
の移動を前記車両存在情報画像記憶手段の画像を所定の
時間間隔で比較して検出する手段と、所定の時間経過で
移動しない車両に違法駐車として警告する手段と、その
情報を外部の管理センタに伝送する手段とを設け、前記
車両の存在情報は前記パターンが車両で覆われて変化し
た部分の形状と位置で得るものとする違法駐車検出警告
装置とし、また、上記違法駐車検出警告装置に登録ナン
バー検出手段を設け、前記カメラによりナンバーを操作
者の目視または、文字認識装置で認識し、また、上記違
法駐車検出警告装置に帯域圧縮手段を設け、帯域圧縮し
た画像信号を外部の管理センターに伝送するものとする
ことによシ、通常の路側の駐車禁止ペイントに比べ、路
上にマーキングする模様が目立つので、かえって駐車を
防止する抑止効果がある。また、画像処理による車両の
検出方法において、特殊模様を利用しているので、種々
雑多な色と形の車両そのものだけを処理対象とするのに
比べて、単純な処理で高い検出精度が実現できる。

また、自動的な駐車位置情報の警告に加えて、長時間の
駐車等悪質な場合は、センタからカメラを制御してプレ
ート番号を認めるので、その違反車両特定の情報で警告
することによシ移動の促進と今後の抑止効果をあげる効
果がある。

また、カメラ制御部はセンタからの制御を記憶している
のでナンバーを読取った後は、センタからズーム解除の
コマンドを送信するだけでの簡単な操作で、カメラとレ
ンズを自動的に制御し初期の画角に戻す。

発明の効果 以上の実施例から明かなように、本発明のは駐車禁止領
域における道路の所定範囲を所定時間間隔で撮影するテ
レビジョンカメラと、その撮影した画像を静止画像とし
て記憶する手段と、前記路上の所定範囲の路面に画かれ
た所定のパターンを路上に車両が存在しないときに前記
カメラで撮影した画像を基準画像として記憶する手段と
、車両の存在情報を示す画像を前記静止画像を前記基準
画像と比較することで求めて記憶する手段と、車両の移
動を前記車両存在情報画像記憶手段の画像を所定の時間
間隔で比較して検出する手段と、所定の時間経過で移動
しない車両に違法駐車として警告する手段と、その情報
を外部の管理センタに伝送する手段とを設け、前記車両
の存在情報は前記パターンが車両で覆われて変化した部
分の形状と位置で得るものとする違法駐車検出警告装置
とし、また、上記の違法駐車検出警告装置にナンバー認
識手段を設け、前記ナンバー認識手段は所定の時間以上
駐車する車両のナンバーを前記カメラを介し、管理セン
タの操作者の目視または文字認識装置により認識するも
のとする違法駐車検出警告装置とし、また、上記の違法
駐車検出警告装置において、帯域圧縮手段を設け、前記
帯域圧縮手段は前記テレビジョンカメラの画像を帯域圧
縮して前記伝送手段に供給するものとする違法駐車検出
警告装置とすることによシ、人手による巡回によらない
違法駐車の検出と警告が自動的にでき、また、その情報
により長時間の悪質駐車には認識したナンバーから強制
撤去などの対応ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の違法駐車検出警告装置の構
成を示すブロック図、第２図は本発明の一実施例の違法
駐車検出警告装置におけるカメラの配置、路上のパター
ンおよび違法駐車車両の状況を示す図、第３図は本発明
の一実施例の違法駐車検出警告装置における警告手段の
表示例を示すパターン図である。 ６・・・・・・基準模様画像メモリ部（基準画像を記憶
する手段）、１２・・・・・・伝送制御部（伝送手段）
、２１・・・・・・帯域圧縮コード化部（帯域圧縮手段
）、２２・・・・・・ナンバー認識部（ナンバー認識手
段）、２３・・・・・・駐車禁止模様（路上のパターン
）、２４・・・・・・違法駐車車両、２５・・・・・・
テレビジョンカメラ、２６・・・・・・静止画を記憶す
る手段、２７・・・・・・車両の存在情報を記憶する手
段、２８・・・・・・駐車車両の移動を記憶する手段、
２９・・・・・・警告手段。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）駐車禁止領域における道路の所定範囲を所定時間
   間隔で撮影するテレビジョンカメラと、その撮影した画
   像を静止画像として記憶する手段と、前記路上の所定範
   囲の路面に画かれた所定のパターンを路上に車両が存在
   しないときに前記カメラで撮影した画像を基準画像とし
   て記憶する手段と、車両の存在情報を示す画像を前記静
   止画像を前記基準画像と比較することで求めて記憶する
   手段と、車両の移動を前記車両存在情報画像記憶手段の
   画像を所定の時間間隔で比較して検出する手段と、所定
   の時間経過で移動しない車両に違法駐車として警告する
   手段と、その情報を外部の管理センタに伝送する手段と
   を設け、前記車両の存在情報は前記パターンが車両で覆
   われて変化した部分の形状と位置で得るようにしてなる
   違法駐車検出警告装置。
2. （２）請求項１記載の違法駐車検出警告装置にナンバ認
   識手段を設け、前記ナンバ認識手段は所定の時間以上駐
   車する車両のナンバを前記カメラを介し、管理センタの
   操作者の目視または文字認識装置により認識するように
   してなる違法駐車検出警告装置。
3. （３）請求項１記載の違法駐車検出警告装置において、
   帯域圧縮手段を設け、前記帯域圧縮手段は前記テレビジ
   ョンカメラの画像を帯域圧縮して前記伝送手段に供給す
   るようにしてなる違法駐車検出警告装置。