JPH0414472A - オーバレイコントロール方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、定型のフォーマットデータ内に印字を行うた
めのオーバレイコントロール方法に関スるものである。

（従来の技術） 従来、便箋、送り状などの定型フォーマット内に非定型
の情報データを印刷する場合、定型のフォーマットデー
タと非定型の情報データの両方を重ね印刷するようにし
ている。

第６図は情報データを印刷する前の定型フォーマットの
状態を示す図、第７図は定型フォー７ツト内に情報デー
タを印刷した後の状態を示す図である。

第６図において、文字及び口記号で示しである部分は定
型フォーマットであり、物を送る際に送り先にかかわら
ず共通の内容となる部分である。

また、第７図においてＯ記号で示しである部分は非定型
の情報データであり、例えば文書番号の数字、年月日の
数字、送付先の名称、送付物の名称などである。

第６図の定型フォーマットの空欄内に情報データを印刷
する場合、最初定型のフォーマットデータによって印刷
して第６図に示すような定型フォーマットを作成し、そ
の後練定型フォーマットを再度プリンタに入れ、情報デ
ータのみを印刷して第７図のような文書が作成される。

（発明が解決しようとする諜Ｍ） しかしながら、上記従来のオーバレイコントロール方法
においては、便箋、送り状以外に各種の文書を作成する
必要がある場合には、プリンタ内に複数の定型フォーマ
ットを用意しておく必要がある。すなわち、プリンタ内
のＲＡＭに文書ごとのフォーマットデータを格納してお
き、オペレータによって文書が指定されると、そのうち
の一つが取り出されるようになっている。

したがって、文書選択のための作業が必要になって操作
が複雑となってしまう。

また、情報データを固定された空欄に印字する場合、定
型フォーマットの印字位置と、情報データの印字位１合
わせが困難で、試し印字などによる調整が必要となり、
作業コストが増加してしまう。複数の空欄に情報データ
を印刷する場合には、更にデータ入力が複雑になってし
まう。

本発明は、上記従来のオーバレイコントロール方法の問
題点を解決して、複数のフォーマットデータに印刷する
必要がある場合においても煩雑な作業が必要とならず、
また予めプリンタ内に内蔵された定型のフォーマットデ
ータの固定印字位置へ容易、かつ正確に情報データを入
力することができるオーバレイコントロール方法を提供
することを目的とする。

（課題を解決するための手段） そのために、本発明は、定型のフォーマットデータと非
定型の情報データを合わせて同時に印刷するプリンタの
オーバレイコントロール方法において、まずメモリカー
ドをプリンタ本体に挿脱可能にしておき、フォーマット
データをメモリカードに書き込んで格納しておく。

そして、情報データを入力した時に上記メモリカード内
のフォーマットデータを読み出し、上記情報データとフ
ォーマットデータの論理和が取られる。

該演算結果は、スペースモータと改行モータの各コント
ロール部に送られ、同時に印刷されるようになっている
。

また、フォーマットデータを入力する時に、情報データ
を印刷する位置と文字数のデータを予め記憶しておき、
位置と文字数のデータをダミーデータとしてフォーマッ
トデータの中に入力しておそして、情報データを入力し
た時に上記フォーマットデータを読み出し、上記情報デ
ータとフォーマットデータの論理和がとられる。

該演算結果は、スペースモータと改行モータの各コント
ロール部に送られ、同時に印刷されるようになっている
。

（作用） 本発明によれば、上記のようにまずメモリカードをプリ
ンタ本体に挿脱可能にしておき、フォーマットデータを
メモリカードに書き込んで格納しておく。したがって、
複数の文書について、各フォーマットデータを複数のメ
モリカードに分割して格納しておくことができる。

そして、オペレータは印刷すべき文書に応じてメモリカ
ードを選択してプリンタに挿入し、非定型の情報データ
を入力すると、上記メモリカード内のフォーマットデー
タが読み出され、上記情報データとフォーマットデータ
の論理和が取られる。

該演算結果は、スペースモータと改行モータの各コント
ロール部に送られ、フォ−マットデータと情報データが
同時に印刷されるようになってし、る。

また、フォーマットデータを入力する時に、情報データ
を印刷する位置と文字数のデータを予め記憶しておき、
位置と文字数のデータをダミーデータとしてフォーマッ
トデータの中に入力しておくと・定型フォーマット内の
空欄の正確な位置に、情報データを入力することができ
る。

そして、ガイダンスによってオペレータが情報データを
入力すると、上記フォーマットデータが読み出され、上
記情報データとフォーマットデータの論理和がとられる
。

該演算結果は、スペースモータと改行モータの各コント
ロール部に送られ、同時に印刷されるようになっている
。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

まず、複数の定型フォーマットに情報データを印字する
ためのオーバレイコントロール方法について説明する。

第２図は本発明のオーバレイコントロール方法が適用さ
れるプリンタの外観図である。

図に示すように、プリンタ５０は前面に挿入口５１を有
しており、この挿入口５１を介してメモリカード５２を
プリンタ５０に挿入して制御部に接続することができる
ようになっている。

第３図は本発明のオーバレイコントロール方法が適用さ
れるプリンタの概略ブロック図である。

図において、７はプリンタ５０全体の制御を行うＣＰＵ
　、８は印字ヘッド９を印字用紙の幅方向に移動させる
スペースモータ、１０は該スペースモータ８を駆動する
スペースモータドライバ、１１は上記印字ヘッド９を駆
動する印字ヘッドドライバ、１２は印字用紙を移動して
行を改める改行モータ、１３は該改行モータ１２を駆動
する改行モータドライバ、１４はＣＰＵ　７の動作手順
（プログラム）を記憶するＲＯＭ　、１５は印字データ
などを記憶するＲＡＭである。

次に、本発明のオーバレイコントロール方法の動作につ
いて説明する。

第１図は本発明の実施例を示すオーバレイコントロール
方法が適用されるプリンタの機能ブロック図である。

まず、プリントすべき定型のフォーマットデータが、例
えばＥＳＣ（ＥＳＣ＋（ａ、　ｂ）　）シーケンス等に
より座標を表示するデータとして入力されると、デコー
ダ１６によって座標データがフォーマットデータ入力部
１８に入力される。座標データはＸ軸データ変換部２１
によりスペーシング方向のプリント位置を示すデータに
変換されるとともに、Ｙ軸データ変換部２２により改行
方向のプリント位置を示すデータに変換される。

一方、上記フォーマットデータの座標データに対応する
印字データは、プリプリントデータ入力部１９に入力さ
れる。

そして、変換された座標データと印字データはプリプリ
ント合成部２３において合成され、書込制御部２７を介
しでメモリカード５２内のデータバッファ５３に書き込
まれる。該データバッファ５３は、座標データを格納す
るフォーマットデータエリア５３ａと印字データを格納
する印字データエリア５３ｂを存しており、それぞれの
エリアに書き込まれたデータはバッテリ５４によって記
憶保持される。

このように、種々のプリプリントすべき定型のフォーマ
ットデータがメモリカード５２に格納される。

次に、上記定型のフォーマットデータの所定位置に非定
型の情報データを含んだ状態で印刷する場合、入力され
た情報データはデコーダ１６を介して情報データ入力部
２０に送られる。続いて、この情報データと、予めメモ
リカード内に格納されたフォーマットデータは、論理和
され上書き（オーバレイ）される。

すなわち、情報データがキャラクタ／イメージデータ変
換回路２９ａに送られると、該キャラクタ／イメージデ
ータ変換回ＷＩＩ２９ａは情報データに基づいてフォン
トメモリ１７からイメージデータを読み出し、イメージ
バッファ３２に格納する。この場合、イメージデータは
１行革位で書込まれる。

次にメモリカード５２内に格納されているフォーマット
データが読出制御部２８により読み出され、キャラクタ
／イメージ変換回路２９ｂに送られる。

該キャラクタ／イメージ変換回路２９ｂは上記フォーマ
ットデータを受けると、同様にフォントメモリ１７から
イメージデータを読み出し、演算回路３１に送る。

該演算回路３１は、イメージバッファ３２に予め１行革
位で格納されている情報データと上記フォーマットデー
タの論理和をとり、この演算結果をイメージバッファ３
２に送る。すなわち、フォーマットデータに情報データ
がオーバレイされたデータがイメージバッファ３２に格
納される。

このデータはスペースモータコントロール部３３、改行
モータコントロール部３４に入力され、−度で印字が行
われるようになっている。

上述したように、複数の定型フォーマントに印刷を行う
場合においては、各定型フォーマントごとにフォーマッ
トデータがメモリカード５２に格納されるため、プリン
タ本体のｌｌＯＨに複数のフォーマットデータを格納し
ておく必要がなくなり、フォーマットデータの読み出し
のための作業が簡素化される。

次に、定型フォーマントの固定印字位置に情報データを
正確に印刷するためのオーバレイコントロール方法の動
作について説明する。

第４図は本発明の他の実施例を示すオーバレイコントロ
ール方法が適用されるプリンタの機能ブロック図、第５
図はガイダンス機能説明図、第５図（Ａ）は印刷後の文
書を示す図、第５図（Ｂ）はガイダンス情報と入力デー
タの対応図である。

まず、プリプリントすべき定型のフォーマットデータが
入力され内部に記憶される。この場合、定型フォーマッ
ト内の所定位置に印字する情報データの文字数と位置に
ついては、定型フォーマットを設定するこの段階で分か
っているので、文字数と位置のデータをＥＳＣシーケン
ス等により定型フォーマットデータと同時に送る。該文
字数と位置のデータは、デコーダ１６を介して固定位置
データ入力部４１へ入力され、記憶回路４２に送られて
格納される。

一方、定型のフォーマットデータは、デコーダ１６を介
してフォーマットデータ入力部１８に入力され、これが
Ｘ軸データ変換部２１によりスペーシング方向のプリン
ト位置を示すデータに変換され、同時にＹ軸データ変換
部２２により改行方向のプリント位置を示すデータに変
換される。

また、フォーマットデータの座標データに対応する印字
データはブリプリントデータ入力部１９に入り、変換さ
れた座標データと印字データが合成部４３により合成さ
れる。この時、固定位置データとして記憶回路４２に格
納されていたデータは、フォーマットデータが合成され
る際にダミーデータ、すなわちＮＵＬＬデータ（ＨＥＸ
、００）としてフォーマットデータの中に入力される。

合成されたデータは、書込制御部２７を介してデータバ
ッファ４４の中に書き込まれ、パンテリ４５により記憶
保持される。

次にガイダンス回路４６により、ＥＣＳシーケンスで与
えられた固定位置データのガイダンス情報が印字される
。

第５図（Ａ）において本１〜−の注記号が付されている
位置に情報データが挿入印刷されるが、第５図（Ｂ）に
示すようなガイダンスが印刷されると、オペレータはそ
のガイダンスに沿って情報データを入力することができ
る。

そして、オペレータが情報データを入力すると、該情報
データはデコーダ１６を介して情報データ入力部２０に
入力される。このデータは、記憶回路４２に予め記憶さ
れている情報に対応して自動固定回路４７により固定位
置に自動的に書き込まれ、キャラクタデータ／イメージ
データ変換回路２９ｂに送られる。コ亥キャラクタデー
タ／イメージデータ変換回路２９ｂは、情報データに対
応するイメージデータをフォントメモリ１７から読み出
し、イメージバッファ３２に格納する。該イメージデー
タは１行革位で書き込まれる。

次に、情報データが入力されたことにより、データバッ
ファ４４内の定型のフォーマットデータが読出制御部２
８により読み出され、キャラクタデーり／イメージデー
タ変換回路２９ａに送られる。該キャラクタデータ／イ
メージデータ変換回路２９ａは、フォーマットデータに
対応するイメージデータをフォントメモリ１７から読み
出し、演算回路３１に送る。

該演算回路３１においては、イメージバッファ３２に予
め１行革位で格納されている固定データと上記フォーマ
ットデータの論理和がとられ、この演算結果がイメージ
バッファ３２にオーバレイされて格納される。

上記イメージバッフア３２内に格納されたデータは、ス
ペースモータコントロール部３３、改行モータコントロ
ール部３４に入力され、−度で印字が行われるようにな
っている。

上述したように、情報データを入力するための固定位置
データがダミーデータにより予め入力されているので、
情報データとフォーマットデータの位置合わせが自動的
に行われることになる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。

例えば、情報データを２倍拡張したり、書体選択などの
文字装飾機能を付加したり、印字位置のバランスをとる
ため、入力文字数により印字位置を調整することも容易
にできる。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、まずフォーマットデータを
メモリカードに書き込んで格納し、印刷すべき文書に応
じてメモリカードを選択してプリンタに挿入し、非定型
の情報データを入力すると、上記メモリカード内のフォ
ーマットデータが読み出され、上記情報データとフォー
マットデータの論理和が取られ、該演算結果は、スペー
スモータと改行モータの各コントロール部に送られ、フ
ォーマットデータと情報データが同時に印刷されるよう
になっている。

したがって、複数の定型のフォーマットデータをメモリ
カードごとに記憶しておき、必要なフォーマットデータ
に対応するメモリカードを挿入し、印刷すべき情報デー
タを入力することによす定型フォーマットの中に情報デ
ータを簡単に重ね打ちし、印刷することができる。

また、フォーマットデータを入力する時に、情報データ
を印刷する位置と文字数のデータを予め記憶しておき、
位置と文字数のデータをダミーデータとしてフォーマッ
トデータの中に入力しておくと、定型フォーマット内の
空欄の正確な位置に非定型の情報データを入力すること
ができる。情報データを入力すると、上記フォーマット
データが読み出され、上記情報データとフォーマットデ
ータの論理和がとられて、該演算結果は、スペースモー
タと改行モータの各コントロール部に送られ、同時に印
刷されるようになっている。

したがって、位置合わせなどの調整が不要となり、正確
な印刷位置に情報データを入力することができるだけで
なく、複数箇所に情報データを入力をする場合において
、入力の順序などを考慮する必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すオーバレイコントロール
方法が適用されるプリンタの機能ブロック図、第２図は
本発明のオーバレイコントロール方法が通用されるプリ
ンタの外観図、第３図は本発明のオーバレイコントロー
ル方法が適用されるプリンタの概略ブロック図、第４図
は本発明の他の実施例を示すオーバレイコントロール方
法がａ用されるプリンタの機能ブロック図、第５図はガ
イダンス機能説明図、第５図（Ａ）は印刷後の文書を示
す閏、第５図（Ｂ）はガイダンス情報と入力データの対
応図、第６図は情報データを印刷する前の定型フォーマ
ットの状態を示す図、第７図は定型フォーマント内に情
報データを印刷した後の状態を示す図である。 ７・・・ＣＰＩＩ　、　８・・・スペースモータ、９・
・・印字ヘッド、１２・・・改行モータ、１４・・・Ｒ
ＯＭ　、１５・・・ＲＡＭ　、３１・・・演算回路、５
０・・・プリンタ、５２・・・メモリカード。 特許出願人　沖電気工業株式会社 代理人　弁理士　川　合　　誠（外１名）本光明のオー
バレイコントロール方法か゛カ？！治るアリンタのｍｍ
第 図 棲明つオーノ（レイコン）ロール方ｊ夫の１１ｈ用さ声
るアリフタ６羽」略フ゛口、７ノロ第３図 （ｐｌン ガイダンス 送り先は？ 文書年度は９ 文書番号は９ 平成９年９ ９月 ９日 送付物は？ （ら） １゛４ブーに計（卯１盈−覆賢邑 第５図 ・１玉艶−７袋五％１１てイ）訛グ、フィーマ・トのべ
等乞作Ｊぼ２第６図 霞配置イーマ斗ｎｌＺ惰址ギ゛−詭印Ｆ１訴夜＾Ａ膿ρ
牟ｊ山第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）定型のフォーマットデータと非定型の情報データ
   を合わせて同時に印刷するプリンタのオーバレイコント
   ロール方法において、 （ａ）フォーマットデータをメモリカードに書き込んで
   格納しておき、 （ｂ）情報データを入力した時に上記フォーマットデー
   タを読み出し、 （ｃ）上記情報データとフォーマットデータの論理和を
   とり、 （ｄ）該演算結果を印刷することを特徴とするオーバレ
   イコントロール方法。
2. （２）定型のフォーマットデータと非定型の情報データ
   を合わせて同時に印刷するプリンタのオーバレイコント
   ロール方法において、 （ａ）フォーマットデータを入力する時に、情報データ
   を印刷する位置と文字数のデータを予め記憶し、 （ｂ）該位置と文字数のデータをダミーデータとしてフ
   ォーマットデータの中に入力しておき、 （ｃ）情報データを入力した時に上記フォーマットデー
   タを読み出し、 （ｄ）上記情報データとフォーマットデータの論理和を
   とり、 （ｅ）該演算結果を印刷することを特徴とするオーバレ
   イコントロール方法。