JPH04134281A

JPH04134281A - 移動***置表示装置

Info

Publication number: JPH04134281A
Application number: JP25766490A
Authority: JP
Inventors: Tomohiro Yamamoto; 知弘山本; Rikuo Hatano; 陸生波多野
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1990-09-26
Filing date: 1990-09-26
Publication date: 1992-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、ＧＰＳ衛星からの電波を受信することにより
、移動体の現在位置を表示する移動***置表示装置に関
するものである。

（従来の技術）従来よりｃｐｓ　（以下、Ｇｌｏｂａｌ　Ｐｃｓｉｔｉ
ｏｎｉｎｇＳｙｓ　ｔｅｍ）等と呼ばれる位置測定装置
が知ろれている。

ＧＰＳは１９７２年から米国国防総省が開発を進めてい
るシステムである。ＧＰＳは地球周回軌道を回る２１個
のＧＰＳ衛星のうち、視野にある４個（あるいは３個）
のＧＰＳ衛星の電波を受信することにより、全世界、全
天候で２４時間、現在位置の緯度、経度、および、高度
（ＧＰＳ衛星が３個のみの場合には緯度と経度のみ）等
を測定する。

（発明が解決しようとする課題）ところで、移動体が４個のＧＰＳ衛星の電波が受信でき
る場所から３個のＧＰＳ衛星の電波しか受信できない場
所へ移動すると、ＧＰＳは高度の測定ができなくなる。

この結果、ＧＰＳが記憶している高度と移動体の実際の
高度との間に差が生じることがある。

ＧＰＳにおいては、移動体の緯度や経度の測定に高度か
使用される。このため、ＧＰＳが記憶している高度と移
動体の実際の高度との間に差が生した状態では、緯度や
経度に含まれる誤差が大きくなる問題点がある。

本発明は、ＧＰＳを使用した位置表示装置の問題点を解
消するためになされたもので、ＧＰＳが記憶している高
度が常に更新されるようにすることをを技術的課題とす
る。

（発明の構成〕（課題を解決するための手段）前述した技術的課題を達成するために講した技術的手段
は、ＧＰＳ衛星からの電波を受信し、受信した電波に含
まれる情報から移動体の現在位置を測定する位置測定手
段と、位置測定手段により求められた現在位置を表示す
る表示手段とを備えた移動***置表示装置において、気
圧を検出する気圧検出手段と、気圧検出手段が検出した
気圧から移動体の高度を求め、求められた高度を前記位
置測定手段に供給する電子制御手段とを設けたことであ
る。

（作用）前述した技術的手段によれば、気圧検出手段によって検
出された気圧から移動体の高度が演算され、演算された
高度は電子制御手段から位置測定手段に供給される。従
って、３個のＧＰＳ衛星の電波しか受信できない状態に
おいても常に高度の更新が行われ、正確な現在位置が測
定できる。

（実施例）以下、゛添付図面を参照して、本発明が適用された好ま
しい一実施例装置について説明する。

第１図は本実施例装置の概略構成を描いたブロック図で
ある。

アンテナｌは自動車の外側に取り付けられており、ＧＰ
Ｓ衛星からの電波を受信する。

このアンテナｌには、ＧＰＳ受信機２が接続されている
。ＧＰＳ受信機２はアンテナｌによって受信されたＧＰ
Ｓ衛星からの電波を復調し、自動車の現在位置の緯度デ
ータ、経度データ、および高度データ等を算出する。Ｇ
ＰＳ受信＠２は自動車の現在位置の緯度データ、経度デ
ータ、および高度データ等を１秒間Ｑこ１回の割合で出
力する。

この種の動作を行うＧＰＳ受信機２はすでに市販されて
おり公知なので、ＧＰＳ受信機２についての詳細な説明
は省略する。

ＧＰＳ受信機２によって算出された緯度データ、経度デ
ータおよび高度データは電子制御装置３に入力される。

電子制御装置３にはデイスプレィ装置４が接続されてい
る。また、デイスプレィ装置４には地図帳ゲージ５が接
続されている。地図帳ゲージ５は、地図帳５３に重ねて
使用される。

電子制御装置３には、地図情報を記憶したＲＯＭが内蔵
されている。このＲＯＭには、本実施例装置専用の地図
帳５３に収録された地図の縮尺や原点の緯度・経度等が
各ページ毎に記憶されている。これらの地図は数冊の地
図帳５３に製本されており、おのおのの地図帳５３毎に
異なった地図帳番号が付されている。

従って、キーボード６から地図帳番号やページ番号が入
力されると、電子制御装置３は入力されたページに記載
された地図の縮尺や地図の原点の緯度・経度等を知るこ
とができる。電子制御装置３は、ＧＰＳ受信機２から受
は取った緯度データや経度データ、およびＲＯＭに記憶
された地図データに基づいて地図上の現在位置を計算し
、発光ダイオード５１．５２を点灯させることによって
地図帳ゲージ５に現在位置を表示する。なお、現在位置
の表示手段については本発明の要旨から外れるので詳細
な説明は省略する。

第３図は本実施例装置の電気的構成を描いたブロック図
である。デイスプレィ装置４には、発光表示パネル４１
、発光表示パネル４１を点滅させるためのドライバ４２
、気圧を測定するための気圧センサ４３、気圧センサ４
３の出力信号を増幅するための増幅回路４４、および、
増幅回路４５によって検出された気圧信号を電子制御装
置３に入力するためのＡ／Ｄコンバータ４５を備えてい
る。また、図示していないが、デイスプレィ装置４には
、地図帳ゲージ５に配設された発光ダイオード５１．５
２を点灯させるための回路が備えられている。

第２図Ｃ二発光表示パネル４１の詳細を示す。発光表示
パネル４１は予めユーザーが登録した目的地の方向を示
す矢印４ａと、自動車の進行方向に対する北の方向を示
す゛Ｎ′印４ｂと、使用している地図帳５３の番号やペ
ージ数等を示す地図帳指定表示部４ｃと、ＧＰＳ衛星の
受信状態を示す衛星受信状態表示部４ｄと、目的地まで
の残距離を表示する残距離表示部４ｅ、４ｆ、および、
移動体の高度（即ち、海抜）を表示する高度表示部４ｇ
を備える。また１、発光表示パネル４１には、キーボー
ド６が発信した赤外線を受信するための赤外線受光部４
ｈ、および、地図帳ゲージ１１を接続するための端子４
１、気圧を検出するための気圧センサ４３が設けられて
いる。

電子制御装置３は、入力された高度データに従って自動
車が位置する場所の高度を発光表示パネル４１の高度表
示部４ｇに棒グラフで表示する。

高度表示部４ｇには、８個のセグメントが形成されてお
り、電子制御装置３からの指示により高度に応した数の
セグメントが点灯する。

以下、第４図を参照して電子制御装置３の動作について
説明する。

自動車のエンジンが始動すると、ＧＰＳ受信毅２および
電子制御装置３が動作し始める。電子制御装置３は、エ
ンジンか始動すると、ステップＳｌにおいて以後の処理
に必要な初期化の処理を行つ。

その後、電子制御装置３はステップＳ２においてＧＰＳ
受信機２から緯度データ、経度データ、および高度デー
タ等が送られてくるのを待つ。

ステップＳ２において電子制御装置３がＧＰＳ受信機２
から緯度データ、経度データ、および高度データ等を受
信すると（Ｙｅｓ）、電子制御装置３はステップＳ３に
おいて測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数が３個以上ある
か否かを判断する。

現在位置の測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数が３個以上
ある場合には、ＧＰＳ受信機２によって現在位置の緯度
および経度が測定できる。

ステップＳ３において測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数
が３個以上ある場合には（Ｙｅｓ）、電子制御装置３は
ステップＳ４において緯度データと経度データを地図帳
５３上の位置Ｑこ換算し、現在位置を地図帳ゲージ５に
表示する。

ステップＳ３において測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数
が３個未満の場合には（Ｎｏ）、電子制御装置３は高度
の表示のみを行うためにステップＳ８以後の処理のみを
実行する。

次に電子制御装置３はステップＳ５において測位に使用
可能なＧＰＳ衛星の数が４個以上あるか否かを判断する
。現在位置の測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数が４個以
上ある場合には、ＧＰＳ受信機２によって現在位置の緯
度や経度に加えて高度が測定できる。

ステップＳ５において測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数
が４個以上ある場合には（ＹｅＳ）、電子制御装置３は
ステップＳ６においてＶＤＯＰ（Ｖｅｒｔｉｃａｌ　Ｄ
ｉｌｕｔｉｏｎ　ｏｆ　Ｐｒｅｃｉｓｉｏｎ）係数が所
定値ｎ以下であるか否かを判断する。ＶＤＯＰ係数はＧ
ＰＳ衛星の配置によって定められる係数で、１以上の値
を取る。ＶＤＯＰ係数が１に近いほど、ＰＳ受信機２の
高度測定の精度か高くなり、誤差が少なくなる。所定値
ｎは概ね２〜３程度に定められる。

ステップＳ６においてＶＤＯＰ係数が所定値ｎ以下で、
ＧＰＳ受信機２が精度良く高度を検出できた場合には、
ステップＳ７が実行される。ステップＳ７では、電子制
御装置３がＧＰＳ受信機２から出力された高度データに
基づいて気圧センサ４３から入力された気圧信号を高度
データに変換するための高度変換関数ｆを調整する。こ
の調整により、気象条件などにより生しる高度データの
誤差が補正され、気圧センサ４３の出力からより正確な
高度データが得られるようになる。

ステップＳ５において測位に使用可能なＧＰＳ衛星の数
が４個未満の場合（ＮＯ）や、ステップＳ６においてＶ
ＤＯＰ係数が所定値ｎよりも大きい場合（Ｎｏ）には、
高度変換関数ｆの調整ができないので、電子制御装置３
は高度の表示のみを行うためにステップＳ８以後の処理
のみを実行する。

ステップＳ８において、電子制御装置３は気圧センサ４
３が検出じた気圧信号を読み取り、高度変換関数ｆを用
いて気圧信号を高度データに変換する。変換された高度
データはレジスタＨｄに記憶される。

電子制御装置３は、ステップＳ９において、レジスタＨ
ｄに記憶された高度データをＧＰＳ受信機２へ送信する
。ＧＰＳ受信機２は電子制御装置３から高度データを受
は取ると、再び現在位置の測定を開始する。

電子制御装置３は、ステップ５１Ｇにおいて、レジスタ
Ｈｄに格納された平均値に相当する数だけ高度表示部４
ｇのセグメントを点灯させ、再びステップＳ２に戻る。

以上に述べたように、本実施例装置では、気圧センサ４
３を用いて高度データが求められるので、ＧＰＳ衛星の
受信状態によらず、常に正確な高度が検出できる。また
、本実施例装置では、ＧＰＳ受信＠２が正確な高度デー
タを出力し得る状態の間に、高度変換関数ｆが調整され
る。この結果、気象条件の変化なとによる高度データの
誤差が補正され、より正確な高度データが得られる。

また、このようシこして求められた正確な高度データが
ＧＰＳ受信機２へ送られるので、ＧＰＳ受信機２では正
確な高度データに基づいて緯度や経度が計算される。こ
の結果、本実施例装置では、ＧＰＳ受信機２から得られ
る緯度や経度の測定誤差が減少し、より正確な現在位置
を表示できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、気圧検出手段によって検出された気圧
から移動体の高度が演算され、演算された高度は電子制
御手段から位置測定手段に供給される。従って、３個の
ＧＰＳ衛星の電波しか受信できない状態においても常に
高度の更新が行われ、正確な現在位置が測定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された移動***置表示装置の概略
構成を描いたブロック図である。第２図は本発明が通用された移動***置表示装置の表示
パネルを描いた正面図である。第３図は本発明が通用された移動***置表示装置の電気
的構成を描い１ニブロック図である。第４図は電子制御装置で実行されるプログラムを描いた
フローチャートである。１・・・アンテナ（位置測定手段）、２・・・ＧＰＳ受信機（位置測定手段）、３・・・電子
制御装置（電子制御手段）。４・・・デイスプレィ装置（表示手段）、４３・・・気
圧センサ（気圧検出手段）、５・・・地図帳ゲージ、６
・・・キーボード。

Claims

【特許請求の範囲】　ＧＰＳ衛星からの電波を受信し、受信した電波に含ま
れる情報から移動体の現在位置を測定する位置測定手段
と、気圧を検出する気圧検出手段と、該気圧検出手段が検出した気圧から移動体の高度を求め
、求められた高度を前記位置測定手段に供給する電子制
御手段と、前記位置測定手段により求められた現在位置を表示する
表示手段と、を備える移動***置表示装置。