JP2593114Y2 - 気圧計 - Google Patents
気圧計Info
- Publication number
- JP2593114Y2 JP2593114Y2 JP7099093U JP7099093U JP2593114Y2 JP 2593114 Y2 JP2593114 Y2 JP 2593114Y2 JP 7099093 U JP7099093 U JP 7099093U JP 7099093 U JP7099093 U JP 7099093U JP 2593114 Y2 JP2593114 Y2 JP 2593114Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- altitude
- barometer
- atmospheric pressure
- measurement
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は気圧計、特に移動式気象
観測装置などで使用される気圧計に関するものである。
観測装置などで使用される気圧計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】気圧計には例えば水銀柱を利用したもの
等が良く知られているが、測定地点の高度（海抜）を考
慮した装置となっていない。然しながら気圧の変化を利
用した高度計が存在するくらい高度差により気圧は変化
する。したがって従来では、予め高度が解っている測定
地点に気圧計を設置し、演算で高度の補正を行うことと
している。
等が良く知られているが、測定地点の高度（海抜）を考
慮した装置となっていない。然しながら気圧の変化を利
用した高度計が存在するくらい高度差により気圧は変化
する。したがって従来では、予め高度が解っている測定
地点に気圧計を設置し、演算で高度の補正を行うことと
している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来の気
圧計では予め高度が解っている地点でしか使用できない
という問題点があった。然しながら例えば台風の中心気
圧を正確に測定したい場合に、車載型の移動式気象情報
観測装置を用い、実際に台風の進路上で気圧測定が行え
れば便利であるが、従来の装置ではこのような場合に測
定ができない。また、僻地における気象観測、さらには
観測気球等を用いた上空における気象観測や登山におけ
る天候予測としての気圧測定等に使用することができな
い。
圧計では予め高度が解っている地点でしか使用できない
という問題点があった。然しながら例えば台風の中心気
圧を正確に測定したい場合に、車載型の移動式気象情報
観測装置を用い、実際に台風の進路上で気圧測定が行え
れば便利であるが、従来の装置ではこのような場合に測
定ができない。また、僻地における気象観測、さらには
観測気球等を用いた上空における気象観測や登山におけ
る天候予測としての気圧測定等に使用することができな
い。
【０００４】本考案はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、測定地点の高度が解らない場所でも
当該場所での正確な気圧を計測できる気圧計を得ること
を目的としている。
されたものであり、測定地点の高度が解らない場所でも
当該場所での正確な気圧を計測できる気圧計を得ること
を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案に係わる気圧計
は、ＧＰＳ受信機を用いた高度測定手段により測定され
る当該場所の高度情報を用いて補正を行い、測定場所の
高度のいかんに係わらず一定高度（通常海抜０ｍ）にお
ける測定結果を出力することとした。
は、ＧＰＳ受信機を用いた高度測定手段により測定され
る当該場所の高度情報を用いて補正を行い、測定場所の
高度のいかんに係わらず一定高度（通常海抜０ｍ）にお
ける測定結果を出力することとした。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。図１は本考案の一実施例を示すブロック図であり、
図において、１は気圧センサで、どのような形式の気圧
センサでも良いが、測定値を数値として出力できるセン
サが用いられる。２はＧＰＳ受信機で、良く知られてい
るように複数の人工衛星からの電波を受信して、その受
信場所の測位情報，高度情報を出力するが、本考案では
高度情報のみが用いられる。従って、本考案における気
圧計を例えばＧＰＳ受信装置を利用した航行装置に組み
込むこともできる。３は演算回路で、平均化回路３０と
補正回路３１とを備える。なお、平均化回路３０は後述
するように必須の構成要素ではない。
る。図１は本考案の一実施例を示すブロック図であり、
図において、１は気圧センサで、どのような形式の気圧
センサでも良いが、測定値を数値として出力できるセン
サが用いられる。２はＧＰＳ受信機で、良く知られてい
るように複数の人工衛星からの電波を受信して、その受
信場所の測位情報，高度情報を出力するが、本考案では
高度情報のみが用いられる。従って、本考案における気
圧計を例えばＧＰＳ受信装置を利用した航行装置に組み
込むこともできる。３は演算回路で、平均化回路３０と
補正回路３１とを備える。なお、平均化回路３０は後述
するように必須の構成要素ではない。
【０００７】次に動作について説明する。気圧センサ１
では高度を無視して気圧の測定が行われ、測定結果が演
算回路３の補正回路３１へ入力される。また、ＧＰＳ受
信機２からは現地点（測定地点）の測定高度情報が演算
回路３の平均化回路３０へ随時入力される。平均化回路
３０ではポート５から入力される平均化定数にしたがっ
た回数の測定高度情報の平均値が求められ、この結果が
平均高度情報として補正回路３１へ送られる。すなわ
ち、ＧＰＳ受信機で得られる１回の測定高度では測定誤
差が含まれいる可能性があり、この誤差を気圧計の高度
情報として使用できるまでの正確な高度情報とするため
平均化回路３０で所定平均値が求められる。
では高度を無視して気圧の測定が行われ、測定結果が演
算回路３の補正回路３１へ入力される。また、ＧＰＳ受
信機２からは現地点（測定地点）の測定高度情報が演算
回路３の平均化回路３０へ随時入力される。平均化回路
３０ではポート５から入力される平均化定数にしたがっ
た回数の測定高度情報の平均値が求められ、この結果が
平均高度情報として補正回路３１へ送られる。すなわ
ち、ＧＰＳ受信機で得られる１回の測定高度では測定誤
差が含まれいる可能性があり、この誤差を気圧計の高度
情報として使用できるまでの正確な高度情報とするため
平均化回路３０で所定平均値が求められる。
【０００８】補正回路３１では、気圧センサ１から入力
された測定気圧を平均化回路３０から入力された平均高
度情報を用いて高度差の補正を行い、高度０ｍ（海抜０
ｍ）における気圧の計測値に補正し、出力ポート４から
出力する。この補正は、例えば高度（ｈ）をアドレスと
する補正係数（ｋ）テーブルを用いる方法でも良く、ま
た、補正係数を一定とする概算値で求める方法、例え
ば、１００ｍ上昇する場合１２ｍｂ気圧が低下するとし
て補正する方法のどちらでも良い。さらに、気圧センサ
１からの測定気圧データも平均化回路で所定データ数の
平均値を求める構成としても良い。
された測定気圧を平均化回路３０から入力された平均高
度情報を用いて高度差の補正を行い、高度０ｍ（海抜０
ｍ）における気圧の計測値に補正し、出力ポート４から
出力する。この補正は、例えば高度（ｈ）をアドレスと
する補正係数（ｋ）テーブルを用いる方法でも良く、ま
た、補正係数を一定とする概算値で求める方法、例え
ば、１００ｍ上昇する場合１２ｍｂ気圧が低下するとし
て補正する方法のどちらでも良い。さらに、気圧センサ
１からの測定気圧データも平均化回路で所定データ数の
平均値を求める構成としても良い。
【０００９】
【考案の効果】本考案の気圧計は以上説明したように、
ＧＰＳ受信機による測定高度に基づいた補正を行い測定
地点の高度の影響を受けない正確な測定結果を出力する
ことができ、測定地点の高度が解らない場所や移動気象
観測装置においても容易に正確な気圧の測定が行えると
いう効果がある。
ＧＰＳ受信機による測定高度に基づいた補正を行い測定
地点の高度の影響を受けない正確な測定結果を出力する
ことができ、測定地点の高度が解らない場所や移動気象
観測装置においても容易に正確な気圧の測定が行えると
いう効果がある。
【図１】本考案の一実施例を示すブロック図である。
１ 気圧センサ ２ ＧＰＳ受信機 ３ 演算回路 ３０ 平均化回路 ３１ 補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01L 7/00 G01S 5/00 G01W 1/00
Claims (2)
- 【請求項１】 気圧測定手段とＧＰＳ受信機と演算回路
とを備え、 ＧＰＳ受信機から当該測定地点の高度（海抜）情報を
得、この高度情報で気圧測定手段からの測定データを演
算回路で補正し、測定地点の高度の影響を受けない気圧
測定データを出力することを特徴とする気圧計。 - 【請求項２】 平均化回路を備え、ＧＰＳ受信機から得
る高度情報から複数回の高度情報の平均値を求め、およ
び（または）気圧測定手段から得る測定データから複数
回の測定データの平均値を求め、これらを基に上述の補
正を行うことを特徴とする請求項第１項記載の気圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7099093U JP2593114Y2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 気圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7099093U JP2593114Y2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 気圧計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734339U JPH0734339U (ja) | 1995-06-23 |
| JP2593114Y2 true JP2593114Y2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=13447496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7099093U Expired - Lifetime JP2593114Y2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 気圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593114Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4832703B2 (ja) * | 2000-06-06 | 2011-12-07 | ノースロップ グラマン ガイダンス アンド エレクトロニクス カンパニー インコーポレイテッド | ３ｄ自律型インテグリティ監視外挿航法 |
| CN105842757A (zh) * | 2007-06-07 | 2016-08-10 | 高通股份有限公司 | 天气预测*** |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP7099093U patent/JP2593114Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0734339U (ja) | 1995-06-23 |
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