JPH0412961Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412961Y2 JPH0412961Y2 JP1989097554U JP9755489U JPH0412961Y2 JP H0412961 Y2 JPH0412961 Y2 JP H0412961Y2 JP 1989097554 U JP1989097554 U JP 1989097554U JP 9755489 U JP9755489 U JP 9755489U JP H0412961 Y2 JPH0412961 Y2 JP H0412961Y2
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- tube
- burrs
- flexible tube
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- helical
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は内視鏡の可撓管に関し、特に、その
螺旋管の構造の改良に関する。
螺旋管の構造の改良に関する。
[従来の技術]
内視鏡の可撓管は一般に、金属製帯材を均一な
径で螺旋状に巻いた螺旋管に、金属細線製の網状
管などを被覆して外皮の内側に配置したものであ
り、耐ねじれ、耐つぶれなど機械的な強度を主に
螺旋管に依存している。ただし、螺旋管が1重の
場合には、螺旋管の径を縮小させる方向にひねり
が加わつたときに簡単にねじれてしまう。そこで
一般に、巻き方向の異なる複数の螺旋管を少なく
とも内外2重に重ね合わせて、耐ねじれ性を得て
いる。
径で螺旋状に巻いた螺旋管に、金属細線製の網状
管などを被覆して外皮の内側に配置したものであ
り、耐ねじれ、耐つぶれなど機械的な強度を主に
螺旋管に依存している。ただし、螺旋管が1重の
場合には、螺旋管の径を縮小させる方向にひねり
が加わつたときに簡単にねじれてしまう。そこで
一般に、巻き方向の異なる複数の螺旋管を少なく
とも内外2重に重ね合わせて、耐ねじれ性を得て
いる。
[考案が解決しようとする課題]
螺旋管は一般に金属製の帯材を素材としている
が、製造時に、帯材の一方の面には、第3図に示
されるようなばりや第4図に示されるようなかえ
りが発生する。このように帯材は、一方の面は滑
面にできても、もう一方の面は、ばりやかえり等
ひつかかりのあるエツジ面になる。
が、製造時に、帯材の一方の面には、第3図に示
されるようなばりや第4図に示されるようなかえ
りが発生する。このように帯材は、一方の面は滑
面にできても、もう一方の面は、ばりやかえり等
ひつかかりのあるエツジ面になる。
したがつて、第5図に示されるように、螺旋管
50の内側の面をエツジ面50eにした場合に
は、光学繊維束やチユーブ類などいわゆる内蔵物
51が、ばりやかえりなどにひつかかつて損傷し
てしまう。
50の内側の面をエツジ面50eにした場合に
は、光学繊維束やチユーブ類などいわゆる内蔵物
51が、ばりやかえりなどにひつかかつて損傷し
てしまう。
また、第6図に示されるように、螺旋管60の
外側の面をエツジ面60eにした場合には、螺旋
管60の外側に被覆された網状管61などに、ば
り又はかえりなどがひつかかる。すると、可撓管
が曲げられた時に、網状管や外皮チユーブが損傷
したり、螺旋管60のピツチや網状管61のピツ
チが変化して、曲がり形状が滑らかでなくなるだ
けでなく、可撓管が座屈し易くなつて耐久性が著
しく低下する。
外側の面をエツジ面60eにした場合には、螺旋
管60の外側に被覆された網状管61などに、ば
り又はかえりなどがひつかかる。すると、可撓管
が曲げられた時に、網状管や外皮チユーブが損傷
したり、螺旋管60のピツチや網状管61のピツ
チが変化して、曲がり形状が滑らかでなくなるだ
けでなく、可撓管が座屈し易くなつて耐久性が著
しく低下する。
本考案は、このような課題を解決するためにな
されたものであり、螺旋管に必然的に残るばりや
かえり等が悪影響を及ぼさない内視鏡の可撓管を
提供することを目的とする。
されたものであり、螺旋管に必然的に残るばりや
かえり等が悪影響を及ぼさない内視鏡の可撓管を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するため、本考案の内視鏡の
可撓管は、金属性の複数の螺旋管を少なくとも内
外二重に重ね合わせて外皮の内側に配置した内視
鏡の可撓管において、上記複数の螺旋管のうち、
少なくとも、最も内側及び外側の何れか一方の螺
旋管は、ばりやかえりの存在するエツジ面を他の
螺旋管に向けて配置したことを特徴とする。
可撓管は、金属性の複数の螺旋管を少なくとも内
外二重に重ね合わせて外皮の内側に配置した内視
鏡の可撓管において、上記複数の螺旋管のうち、
少なくとも、最も内側及び外側の何れか一方の螺
旋管は、ばりやかえりの存在するエツジ面を他の
螺旋管に向けて配置したことを特徴とする。
[実施例]
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は内視鏡の略示図である。図中、1は、
可撓管2により外装された挿入部。3は、可撓管
2の先端部分に形成され、遠隔操作によつて屈曲
自在な湾曲部。4は対物光学系などが内蔵された
先端部本体。5は操作部。6は接眼部である。7
は、操作部5に回動自在に設けられた湾曲操作ノ
ブである。
可撓管2により外装された挿入部。3は、可撓管
2の先端部分に形成され、遠隔操作によつて屈曲
自在な湾曲部。4は対物光学系などが内蔵された
先端部本体。5は操作部。6は接眼部である。7
は、操作部5に回動自在に設けられた湾曲操作ノ
ブである。
第1図は、可撓管2の部分断面図であり下半部
は図示が省略されている。また、断面部分以外を
示す線も図示からは省略されている。
は図示が省略されている。また、断面部分以外を
示す線も図示からは省略されている。
図中、11,12は内外2重の螺旋管であり、
各々、ステンレス鋼またはばね性のある銅合金な
どの帯材を均一な直径で螺旋状に巻いて形成され
ている。なお、内側の螺旋管11と外側の螺旋管
12とでは巻き方向が逆向きになつており、ねじ
れに対する強度を確保している。
各々、ステンレス鋼またはばね性のある銅合金な
どの帯材を均一な直径で螺旋状に巻いて形成され
ている。なお、内側の螺旋管11と外側の螺旋管
12とでは巻き方向が逆向きになつており、ねじ
れに対する強度を確保している。
そして、内側の螺旋管11は、ばりやかえりの
出たエツジ面11eを外面に向けて螺旋巻き加工
されており、外側の螺旋管12は、逆に、ばりや
かえりの出たエツジ面12eの内側に向けて螺旋
巻き加工されている。
出たエツジ面11eを外面に向けて螺旋巻き加工
されており、外側の螺旋管12は、逆に、ばりや
かえりの出たエツジ面12eの内側に向けて螺旋
巻き加工されている。
これら螺旋管11,12の外面には、細いステ
ンレス鋼線を管状に編んだ網状管13が被覆さ
れ、さらにその外側は、可撓性のある合成樹脂製
の外皮14によつて被覆されている。
ンレス鋼線を管状に編んだ網状管13が被覆さ
れ、さらにその外側は、可撓性のある合成樹脂製
の外皮14によつて被覆されている。
このように構成された内視鏡の可撓管において
は、内外両螺旋管11,12に存在するエツジ面
11e,12eは、螺旋管11,12どうしが重
なり合う側に向いていて、内側の螺旋管11の内
面及び外側の螺旋管12の外面ともに、ばりやか
えりのない滑面となる。
は、内外両螺旋管11,12に存在するエツジ面
11e,12eは、螺旋管11,12どうしが重
なり合う側に向いていて、内側の螺旋管11の内
面及び外側の螺旋管12の外面ともに、ばりやか
えりのない滑面となる。
なお、螺旋管は内外2重に限らず3重以上に重
ね合わせてもよい。その場合には、中間に存在す
る螺旋管のエツジ面は内外どちらを向いていても
よい。
ね合わせてもよい。その場合には、中間に存在す
る螺旋管のエツジ面は内外どちらを向いていても
よい。
また、本考案が適用される可撓管は、挿入部用
だけでなく、光源操作などに連結される連結用可
撓管などであつてもよい。
だけでなく、光源操作などに連結される連結用可
撓管などであつてもよい。
[考案の効果]
本考案の内視鏡によれば、他の可撓管構成部
材、即ち、網状管又は内蔵物等と接触する螺旋管
の面を、ばりやかえり等のない滑面にすることが
できるので、上記のような他の可撓管構成部材の
損傷等が発生しない、耐久性の優れた可撓管を得
ることができる。なお、最も外側の螺旋管のばり
やかえりの存在する面を、他の螺旋管に向けて配
置すれば、可撓管の不整曲がり或いは可撓管の座
屈等も防止することができる。
材、即ち、網状管又は内蔵物等と接触する螺旋管
の面を、ばりやかえり等のない滑面にすることが
できるので、上記のような他の可撓管構成部材の
損傷等が発生しない、耐久性の優れた可撓管を得
ることができる。なお、最も外側の螺旋管のばり
やかえりの存在する面を、他の螺旋管に向けて配
置すれば、可撓管の不整曲がり或いは可撓管の座
屈等も防止することができる。
第1図は本考案の実施例の可撓管の下半部を省
略して示す側面断面図、第2図は内視鏡の略示
図、第3図及び第4図は帯材の断面図、第5図及
び第6図は従来の可撓管の下半部を省略して示す
側断面図である。 2……可撓管、11,12……螺旋管、11
e,12e……エツジ面。
略して示す側面断面図、第2図は内視鏡の略示
図、第3図及び第4図は帯材の断面図、第5図及
び第6図は従来の可撓管の下半部を省略して示す
側断面図である。 2……可撓管、11,12……螺旋管、11
e,12e……エツジ面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属性の複数の螺旋管をすくなくとも内外2重
に重ね合わせて外皮の内側に配置した内視鏡の可
撓管において、 上記複数の螺旋管のうち、少なくとも、最も内
側及び外側の何れか一方の螺旋管は、ばりやかえ
りの存在するエツジ面を他の螺旋管に向けて配置
したことを特徴とする内視鏡の可撓管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097554U JPH0412961Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097554U JPH0412961Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336601U JPH0336601U (ja) | 1991-04-10 |
JPH0412961Y2 true JPH0412961Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=31646691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989097554U Expired JPH0412961Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412961Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3265890B2 (ja) * | 1995-01-13 | 2002-03-18 | 富士写真光機株式会社 | 挿入部材の軟性部及びその製造方法 |
JP4566344B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2010-10-20 | Hoya株式会社 | 内視鏡用可撓管の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63130718U (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-26 |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1989097554U patent/JPH0412961Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336601U (ja) | 1991-04-10 |
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