JPH041272Y2 - - Google Patents

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JPH041272Y2
JPH041272Y2 JP11849586U JP11849586U JPH041272Y2 JP H041272 Y2 JPH041272 Y2 JP H041272Y2 JP 11849586 U JP11849586 U JP 11849586U JP 11849586 U JP11849586 U JP 11849586U JP H041272 Y2 JPH041272 Y2 JP H041272Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はアルミニウム鋳物製のブラケツトを
使用した出窓に関するものである。
〔従来技術〕
従来アルミニウム鋳物製の部材を使用した出窓
が開発されている。実開昭59−132882号公報に記
載された考案は、アルミニウム鋳物製の屋根枠と
窓台枠を上下に配置し、屋根枠と窓台枠に窓枠を
取付けて出窓を組立てるものである。
実開昭59−63183号公報に記載された考案はア
ルミニウム鋳物製の枠材と押出し形材製の枠材を
組合せて躯体から張出す上下左右側面を組立てる
ものである。
〔この考案が解決すべき問題点〕
上記実開昭59−132882号公報に記載された考案
は、アルミニウム鋳物の重量が大きく、屋根枠が
室外側へ傾斜して窓枠の形状が変形して上下枠間
のサイズが変つて、網戸や障子戸の開閉がスムー
ズに行えないという問題がある。
また実開昭59−63183号公報に記載された考案
は、アルミニウム鋳物部材と押出し形材製部材を
組合せて中空形状等を形成するのであるが両部材
を所要の位置にぴつたりと合せなければ組合せる
ことができない。しかしアルミニウム鋳物は精度
を高くすることが難しく、誤差が生じた場合は出
窓の組立てが極めて困難となる。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る出窓は、上下側部2,3と、躯
体固定部4と、室外側立部5とによつて方形に形
成され、中央に側部開口部6が設けられた左右側
面ブラケツト1,1の向き合う面の前記上側部2
に水平方向に連続する段部状の屋根板係止部7
を、また室外側立部5に上下方向に連続する溝状
の窓枠取付部12をそれぞれ凹設し、左右側面ブ
ラケツト1,1の他側面側に側部開口部6の外周
を囲むように方形状に段部状の窓枠取付部14を
連続して凹設されたアルミ鋳物製の側面ブラケツ
ト1,1を、対向して躯体9から室外側に突出し
て左右に配設し、この側面ブラケツト1,1の前
記窓枠取付部12に窓枠Aを、側窓枠取付部14
に側部窓枠Bを、屋根板係止部7に屋根部Cをそ
れぞれ配設し、かつ側面ブラケツト1,1下部間
に地板部Dを配してなる。
一体化した側面ブラケツトの上下に水平に上下
枠を掛け渡すことができるため、上下枠間のサイ
ズは変わることなく、障子戸や網戸の開閉に支障
が生ずることがない。
窓枠は側面ブラケツトの窓枠取付部内に配置す
るだけでよく、側面ブラケツトに高い精度を要求
せずとも出窓の組立ては容易に行える。
〔実施例〕
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳
細に説明する。
図において1は側面ブラケツトであつてアルミ
ニウム鋳物製である。側面ブラケツト1は左右一
対になつており、左右側面ブラケツト1,1は対
称である。
側面ブラケツト1は一体に形成されたものであ
るが、上下側部2,3と躯体固定部4および室外
側立部5によつて方形状に形成されており、中央
に側部開口部6が形成されている。
側面ブラケツト1の上側部2の他方の側面ブラ
ケツト1と向き合う面に水平方向に連続する段部
状の屋根板係止部7と溝状の天板取付部8が上下
に凹設されている。屋根板係止部7と天板取付部
8は躯体9側端は躯体9側へ抜けている。躯体固
定部4の他方の側面ブラケツト1と向き合う面に
上下方向に連続する凹部10が凹設されており、
室外側端には左右に張出す固定片11,11が上
下方向に連続して形成されている。室外側立部5
には上下方向に連続する溝状の窓枠取付部12が
凹設されている。側面ブラケツト1の他方の側面
ブラケツト1側とは反対側面であつて、側部開口
部の外周を囲むように方形状に段部状の窓枠取付
部14が連続して凹設されている。
以上のような構成を有する側面ブラケツト1,
1が、固定片11,11のボルト孔15を挿通し
たボルト16を躯体9に螺合されて躯体9から室
外側に平行に張り出して固定されている。
側面ブラケツト1,1の室外側立部5,5の窓
枠取付部12,12内には左右竪枠17,17が
配設されている。竪枠17は押出し形材製であつ
て、基壁18の側面ブラケツト1側面の室外側端
に上下方向に連続するリツプ溝19が形成され乾
式シール材20が取付けられている。同じく基壁
18の側面ブラケツト1側面には幅方向左右に先
端が互いの方向へ屈曲した脚片21,21が上下
方向に連続して突設されており、該脚片21,2
1に室外側からブラケツト11を貫通したビス2
2が螺合されて固定されている。乾式シール材2
0は側面ブラケツト1表面に当接している。
左右竪枠17,17間には上下に上枠23と下
枠24が水平に掛け渡されている。上下枠23,
24も押出し形材製であつて、互いに向き合う方
向に各々二条のレール25,25が室内外に適宜
間隔離れて突設されている。上枠23の上面の室
外側端には長手方向に連続してリツプ溝19が形
成され、乾式シール材20が取付けられている。
下枠24の躯体側面には室内側に向つて上下に覆
い片26と係止片27が水平に長手方向に連続し
て突設されている。そして前記窓枠取付部12に
窓枠Aが取付けてある。
側面ブラケツト1の他方の側面ブラケツト1側
とは反対側面に凹設された側窓枠取付部14内に
は押出し形材製の側部窓枠Bが配設されている。
側部窓枠Bは側部上枠28、側部下枠29、室外
側竪枠30および躯体側竪枠31が方形状に枠組
まれている。室外側竪枠30は躯体側に向つて開
口する溝部32が形成され、室外側壁33と同一
面をなし方形状に組んだ側部窓枠Bの外周方向へ
延びる延長壁34にはブラケツト1と向き合う面
にリツプ溝19が形成されて乾式シール材20が
取付けられている。乾式シール材20はブラケツ
ト1表面に当接している。躯体側竪枠31は室外
側へ向つて開口する溝部32が開口され、室外側
壁33と同一面をなし、方形状に組んだ側部窓枠
Bの外周方向へ延びる延長壁34にはブラケツト
1と向き合う面にリツプ溝19が形成されて乾式
シール材20が取付けられている。乾式シール材
20はブラケツト1表面に当接している。躯体側
竪枠31の室内側壁35の幅方向中間部からは躯
体9側へ延びる覆い片36が形成されている。覆
い片36の幅方向中間部には側面ブラケツト1側
に向つて脚片37が突設されて躯体固定部4の凹
部10底面に当接してビス22止めされていると
ともに、該覆い片36は躯体固定部4の他方の側
面ブラケツト1と向き合う面を覆つている。
側部上枠28は下方に向つて開口する溝部32
が形成されており、上面の幅方向室外側端に長手
方向に連続するリツプ溝19が形成されて乾式シ
ール材20が取付けられている。側部下枠29の
上面には押縁38が取付けられて、室外側壁33
との間に溝部32が開口されている。側部下枠2
9の下面の幅方向室外側端には長手方向に連続す
るリツプ溝19が形成されて乾式シール材20が
取付られている。乾式シール材20は側面ブラケ
ツト1に当接している。側部下枠29の他方の側
面ブラケツト1と向き合う面には、他方の側面ブ
ラケツト1方向へ覆い片39と係止片40が上下
に水平に突出する断面コ字状のアタツチメント4
1が取付けられており、側部開口部6から出窓側
へ突出している。
以上のように方形状に枠組まれた側部上下枠2
8,29、室外側竪枠30および躯体側竪枠31
の各溝部32にはガスケツト42を介してガラス
板43の四周が嵌合されて、ガラス板43が側部
開口部6に嵌め殺されている。
下枠24の躯体側面に突設された係止片27と
左右側部下枠29,29に取付けられたアタツチ
メント41の係止片40に地板部Dとなる地板4
4の外周端が係止されて地板44が取付けられて
いる。各覆い片26,39は地板44外周端上面
を覆つている。
側面ブラケツト1,1の上側部2,2に凹設さ
れた天板取付部8,8には天板45の左右端が嵌
合されており、天板45の室外側端は上枠23上
に載置されている。
天板45の上面外周端には適宜位置に当接部材
46が載置されており、当接部材46上に屋根部
Cとなる屋根板47が載置されている。屋根板4
7の左右端側は側面ブラケツト1,1の上側部
2,2の屋根板係止部7,7上に載置されてい
る。
上枠23の室外側には、上枠23に隣接してア
タツチメント48がビス22によつて天板45下
面に取付けられている。アタツチメント48の室
外側端の上下方向に延びる目隠し片49の上端に
は躯体9側に溝部50が形成されている。前記屋
根板47上に敷設した屋根材51の端部が、前記
アタツチメントの溝部50および側面ブラケツト
1,1屋根板係止部7,7内にてビス22止めさ
れ湿式コーキング材52が充填されている。
出窓前面部となる上枠23と下枠24間には室
内外レール25,25に障子戸53,53が装着
されている。
この考案は以上のような構成を有するが、側面
ブラケツト1,1は側部上下枠28,29、室外
側竪枠30および躯体側竪枠31を取付けたのち
躯体9に取付けてもよい。また上下枠23,24
左右竪枠17,17を組んだ後、両側面ブラケツ
ト1,1間に取付けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案にかかる出窓は以上のような構成を有
し、アルミニウム鋳物製であつて、窓枠取付部側
窓枠取付部および屋根取付部が凹設され、かつ出
窓側面部を一体的に構成する側面ブラケツトを、
躯体から室外側に突出するよう左右に配置して固
定し、該側面ブラケツトの出窓取付部内に窓枠を
配して組立てるものである。
したがつて出窓側面部を一体的に構成する側面
ブラケツトを、躯体から室外側に突出するよう左
右に配置して固定するため、出窓全体の重量を側
面ブラケツトによつて支え、かつ出窓に変形が起
きて障子戸や網戸の開閉に支障が生ずるようなこ
とがない。
側部窓枠は側面ブラケツトの窓枠取付部内に配
置するだけでよく、また地板部を側面ブラケツト
下方に配置するだけであるので出窓の組立てが容
易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる出窓の組立状態を示
す分解斜視図、第2図は出窓の正面図、第3図は
第2図の−線断面図、第4図は第3の−
線断面図、第5図は第3図の−線断面図であ
る。 1……側面ブラケツト、2……上側部、3……
下側部、4……躯体固定部、5……室外側立部、
6……側部開口部、7……屋根板係止部、8……
天板取付部、9……躯体、10……凹部、11…
…固定片、12……窓枠取付部、14……窓枠取
付部、17……竪枠、19……リツプ溝、20…
…乾式シール材、23……上枠、24……下枠、
25……レール、28……側部上枠、29……側
部下枠、30……室外側竪枠、31……躯体側竪
枠、41……アタツチメント、44……地板、4
5……天板、47……屋根板、51……屋根材、
A……窓枠、B……側部窓枠、C……屋根部、D
……地板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下側部2,3と、躯体固定部4と、室外側立
    部5とによつて方形に形成され、中央に側部開口
    部6が設けられた左右側面ブラケツト1,1の向
    き合う面の前記上側部2に水平方向に連続する段
    部状の屋根板係止部7を、また室外側立部5に上
    下方向に連続する溝状の窓枠取付部12をそれぞ
    れ凹設し、左右側面ブラケツト1,1の他側面側
    に側部開口部6の外周を囲むように方形状に段部
    状の窓枠取付部14を連続して凹設されたアルミ
    鋳物製の側面ブラケツト1,1を、対向して躯体
    9から室外側に突出して左右に配設し、この側面
    ブラケツト1,1の前記窓枠取付部12に窓枠A
    を、側窓枠取付部14に側部窓枠Bを、屋根板係
    止部7に屋根部Cをそれぞれ配設し、かつ側面ブ
    ラケツト1,1下部間に地板部Dを配してなるこ
    とを特徴とする出窓。
JP11849586U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH041272Y2 (ja)

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JPS6325786U JPS6325786U (ja) 1988-02-19
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