JPH0412642Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412642Y2
JPH0412642Y2 JP1982175825U JP17582582U JPH0412642Y2 JP H0412642 Y2 JPH0412642 Y2 JP H0412642Y2 JP 1982175825 U JP1982175825 U JP 1982175825U JP 17582582 U JP17582582 U JP 17582582U JP H0412642 Y2 JPH0412642 Y2 JP H0412642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
slider
hole
cap
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982175825U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5978605U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17582582U priority Critical patent/JPS5978605U/ja
Publication of JPS5978605U publication Critical patent/JPS5978605U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412642Y2 publication Critical patent/JPH0412642Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は小形可変抵抗器のキヤツプ取付けに係
わるもので、部品点数の削減、組立工数を少なく
することで、コストの低減化を図ることを目的と
するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の可変抵抗器におけるキヤツプの
取付けは第1図に示すように構成されている。
すなわち、金属からなる取付軸1の中央部1a
を基軸として、それに中端子2、抵抗体基板3、
座板4、摺動子5、キヤツプ取付金具6がそれぞ
れの中心孔2a,3a,4a,5a,6aを通し
て挿入され、前記取付軸1の先端1bが前記キヤ
ツプ取付金具6の上部によつてかしめられ、さら
に前記キヤツプ取付金具6の爪6bがキヤツプ7
の嵌合部7aに圧入またはスナツプ挿入されて組
立てられている。そして、キヤツプ7を回転させ
ることにより、摺動子5がキヤツプ取付金具6、
取付軸1らと一緒に回転し、摺動子5の接点部5
bが抵抗体3b上を接触摺動して抵抗値を可変す
る構成である。
上述のように、従来の可変抵抗器は部品点数が
多く、それに伴ない組立工数も多いものがあつ
た。さらに、摺動子と一緒に回転する部品が多
く、各部品の摺動部分の管理が必要となり、コス
トの低減化に対して著しい支障をきたすという問
題点があつた。
考案の目的 それゆえに本考案は、部品点数を削減すること
によつて組立工数を減らし、コストの低減化を目
的とする小形可変抵抗器を提供しようとするもの
である。
考案の構成 この目的を達成するために本考案の小形可変抵
抗器は、抵抗体基板の中央孔に挿入された取付金
具の円筒部に回転自在に取付けられる摺動子に係
止用突起部をもつ一対の切起し部を設け、この切
起し部を貫通孔に圧入してキヤツプを取付けるよ
うにしたものである。この構成によれば、摺動子
に取付金具のかしめ部とキヤツプ取付用の切起し
部を有することによつて、部品点数の削減と組立
工数の簡素化が図れることとなる。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例について第2図〜第4
図と共に説明する。まず、図において8は絶縁材
料よりなり、中央部に孔8aと一端部近傍に角孔
8bを有する抵抗体基板で、中央孔8aの周囲表
面には馬蹄形の抵抗体9が設けられており、その
抵抗体9の両端には導電部10が設けられてい
る。また、外端子11は前記抵抗体9の導電部1
0に接触するようにかしめ等により前記基板8に
取付けられており、これにより外端子11と導電
部10との電気的導通が保たれている。
12は中端子で、中央部に前記基板8の中心孔
8aと同一形状の孔12aと一端部に位置決め突
起部12bを有しており、他端部にその突起部1
2bと反対方向に折り曲げられた端子部12cを
有している。この中端子12はその中心孔12a
を前記中心孔8aに一致させた状態で前記基板8
の下面側より位置決め突起部12bが前記角孔8
bに挿入される。13は中央部に円筒部13aと
その円筒部13aの先端にかしめ用爪部13bを
有する取付金具で、この取付金具13の円筒部1
3aは前記中端子12、基板8の中心孔12a,
8aは下面側より挿入される。14は前記抵抗体
9面上に突出した前記取付金具13に中心孔14
aが挿入される座板である。15は中央部に角孔
15aが形成されたバネ性を有する金属材料から
なる摺動子であり、この摺動子15は前記抵抗体
9とバネ性をもつて接触する接点部15bと、前
記角孔15aの周縁に上方に切起された一対の切
起し部15cとを有しており、かつその切起し部
15cの外方側には係止用突起部15dが一対に
設けられている。
前記摺動子15は、前記抵抗体9面上に前記中
端子12、基板8の中心孔12a,8aに円筒部
13aを下方より挿入して突出した前記取付金具
13のかしめ用爪部13bに角孔15aが挿入さ
れ、摺動子15の上面に突出した前記かしめ用爪
部13bでこの摺動子15が回転自在なようにか
しめられる。
16は前記取付金具13のかしめ用爪部13b
をかしめることにより前記基板8の抵抗体9面上
に回転自在に取付けられた前記摺動子15の上面
側に取付けられるキヤツプであり、このキヤツプ
16は貫通孔16aを一方の溝の端部両側に形成
した十字溝16bを上面部に有しており、前記切
起し部15cの係止用突起部15d部分の板厚
F1よりやや狭い隙間G1の前記貫通孔16aにそ
の切起し部15cを圧入してキヤツプ16は摺動
子15に取付けられている。
以上のようにして取付けられたキヤツプ16の
十字の溝16bに、たとえばドライバー等を入れ
て回転させると、キヤツプ16と摺動子15が一
体となつて回転し、摺動子15の接点部15bが
抵抗体9上を接触摺動する。それによつて、抵抗
値を可変することができる。またキヤツプ16か
ら取付金具13まで孔が連続しているため、取付
金具13の方からも円筒部13aにドライバー等
を入れて同じように可変することができる。
考案の効果 以上のように構成された本考案の小形可変抵抗
器によれば、摺動子に取付金具のかしめ部とキヤ
ツプ取付け用の切起し部を有するため、部品点数
の削減と組立工数の簡素化が図れ、コスト低減の
効果が得られ、さらにキヤツプから取付金具まで
孔が連続しているため、キヤツプ側からも、取付
金具からもドライバー等を入れての調整が行える
ものとなる。また、キヤツプの十字溝の一方の溝
の端部の貫通孔に摺動子の切起し部を圧入するた
め、キヤツプに別途摺動子の取付部を設ける必要
がないのでキヤツプおよび可変抵抗器の小形化を
可能とするとともに、プラスおよびマイナスドラ
イバーのいずれもが使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における小形可変抵抗器の分解斜
視図、第2図は本考案に係る小形可変抵抗器の一
実施例を示す完成品直前の斜視図、第3図は同分
解斜視図、第4図は同要部拡大断面図である。 8……抵抗体基板、8a……中心孔、9……抵
抗体、12……中端子、13……取付金具、13
a……円筒部、13b……かしめ用爪部、15…
…摺動子、15a……角孔、15b……接点部、
15c……切起し部、15d……係止用突起部、
16……キヤツプ、16a……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に孔を有する絶縁材料からなる抵抗体基
    板と、前記中央孔を囲んで前記抵抗体基板上に形
    成される抵抗体と、接点部が前記抵抗体上を接触
    摺動するバネ性を有する金属材料からなる角孔付
    の摺動子と、円筒部が中端子を介して前記抵抗体
    基板の中央孔に挿入され、かつその円筒部先端の
    かしめ用爪部で前記摺動子を回転自在に取付ける
    取付金具とを具備し、ドライバー調整用の十字溝
    の少なくとも一方の溝の両端を前記摺動子に設け
    られた係止用突起部をもつ一対の切起し部が圧入
    される貫通孔として成るキヤツプとを備えた小形
    可変抵抗器。
JP17582582U 1982-11-19 1982-11-19 小形可変抵抗器 Granted JPS5978605U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17582582U JPS5978605U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 小形可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17582582U JPS5978605U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 小形可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978605U JPS5978605U (ja) 1984-05-28
JPH0412642Y2 true JPH0412642Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=30382417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17582582U Granted JPS5978605U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 小形可変抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5978605U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58254Y2 (ja) * 1977-11-21 1983-01-06 北陸電気工業株式会社 可変抵抗器
JPS56167514U (ja) * 1980-05-14 1981-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5978605U (ja) 1984-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0412642Y2 (ja)
JP3444777B2 (ja) 回転型電気部品
JPS6141209Y2 (ja)
JPS603526Y2 (ja) 可変抵抗器
JPS6317205Y2 (ja)
JPS6242495Y2 (ja)
JPS6244494Y2 (ja)
JPS6141208Y2 (ja)
JPS5826484Y2 (ja) 可変抵抗器
JPS5812405Y2 (ja) 小形可変抵抗器
JPH0514486Y2 (ja)
JPS5812404Y2 (ja) 小形可変抵抗器
JPH0754769B2 (ja) 小形可変抵抗器
JPS582012Y2 (ja) 小型可変抵抗器
JPS6244496Y2 (ja)
JPS6220969Y2 (ja)
JPH0346481Y2 (ja)
JPS6127129Y2 (ja)
JPS6320085Y2 (ja)
JPS59734Y2 (ja) 可変抵抗器
JPH0334890Y2 (ja)
JPS60195907A (ja) 小型可変抵抗器
JPS59127220U (ja) 小形可変抵抗器
JPS5828329Y2 (ja) 半固定抵抗器
JPH054241Y2 (ja)