JPS582012Y2 - 小型可変抵抗器 - Google Patents

小型可変抵抗器

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Publication number
JPS582012Y2
JPS582012Y2 JP18153778U JP18153778U JPS582012Y2 JP S582012 Y2 JPS582012 Y2 JP S582012Y2 JP 18153778 U JP18153778 U JP 18153778U JP 18153778 U JP18153778 U JP 18153778U JP S582012 Y2 JPS582012 Y2 JP S582012Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
terminal
cover
insulating substrate
rotating body
Prior art date
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Expired
Application number
JP18153778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5594008U (ja
Inventor
俊光 黒木
裕 清水
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アルプス電気株式会社 filed Critical アルプス電気株式会社
Priority to JP18153778U priority Critical patent/JPS582012Y2/ja
Publication of JPS5594008U publication Critical patent/JPS5594008U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型の可変抵抗器に関し、特に組立作業性が良
好で、構造の簡易な防塵型の可変抵抗器を提供すること
を目的とする。
従来のこの種の小型可変抵抗器においては、絶縁基板上
の電極パターンと端子との接続を、半田付けもしくは絞
めによって行なっていたため、非常に組立て作業性が悪
いものであった。
特に、ケースの直径がlQmm程度の小型可変抵抗器に
あっては各部品が微小であるため、上記の作業は煩雑で
熟練を要するものであった。
本考案は上記の点に鑑み威されたもので、以下本考案の
詳細を第1図〜第8図に示した一実施例によって説明す
る。
図において、1は絶縁性の合成樹脂からなる有底の略円
筒状のケース、2,2はケース1周面の切溝、4はケー
スの底面部3に設けた円環状の台座、5は台座4で形成
された有底の凹部、6はケース1周面の内壁から前記台
座4に向って延びた突起で、後述する回転体15のスト
ッパー機能とカバー25の位置決め機能とをもつ第1突
出部6a並びに第1突出部6aと台座4とを連結すると
共に後述する端子7と絶縁基板10との位置決めとなる
第2突出部6bとを有する。
7.7は良導電性の金属板より成る端子で、それぞれ接
続部7aと、接続部7aから垂下した端子部7bとを有
する(第2図参照)。
該端子7は、その接続部7aを前記ケース1の底面部3
上に載置されると共に、その端子部7bを底面部3の透
孔8(第3図参照)から外部に導出されている。
前記底面部3には端子部7bを位置決めするために、接
続部7aと同一形状で且つ接続部7aと同一厚みの凹部
9が形成されており(第3図参照)、接続部7aは凹部
9に収納された状態において、接続部7aの上側表面は
ケース1の底面部3と同一平面上に位置するようになっ
ていると共に、接続部7aはその端面をケース1周面内
壁と前記第2突出部6bとにそれぞれ当接させて所期の
位置に回動不能に載置されている。
10は略円板形の絶縁基板で、その−面側(表側)には
弧状の抵抗体11と、該抵抗体11の両端に接続した電
極パターン12.12とがそれぞれ形成されており、該
表側の電極パターン12.12はそれぞれ絶縁基板10
の他面側(裏面側)まで基板10の端面を通って連続し
て形成されている(第1,4図参照)。
13は絶縁基板10の中心孔で、前記ケース1の台座4
の外径と等しく、又、中心孔13と連らなった切欠き1
4の幅は前記ケース1の第2突出部6bの幅と等しく形
成してあり、上記中心孔13、切欠き14をそれぞれ台
座4、第2突出部6bに合致させて、該絶縁基板10を
ケース1の底面部3に載置すれば、絶縁基板10は回動
不能に位置決めされると共に、絶縁基板10の裏面の電
極パターン12゜12と前記端子7,7の接続部7a、
7aとがそれぞれ当接し、電気的に接続されるようにな
っている。
15は絶縁性の合成樹脂よりなる回転体で、その円板部
16に摺動子17を一体に埋設しである。
18゜19は円板部16の上下にそれぞれ形成された段
部、20は上側の段部18に形成された操作軸部、21
は下側の段部に形成された軸部である(第1,5図参照
)。
上記の軸部21は前記ケース1の台座4で形成された凹
部5内に挿入されて、回転体15を位置決めしていると
共に、上記の両段部18,19は前記絶縁基板10と後
述するカバー25とにそれぞれ当接して回転体15を上
下に移動不能に位置決めするようになっている。
23.24は前記回転体15の円板部16から突出した
ストッパー用の突起で、該両業態23.24間の円板部
16を切欠いた個所に、前記摺動子7の弾性を有する接
触腕17 a 、17 bが互いにその先端の接触部を
離間させるように上下に分離して突出している。
該摺動子17は、略円環状の基部(図示せず)を円板部
16並びに両業態23.24に埋設した一枚の良導電性
金属薄板より戊っており、インサート成形の容易さを計
ると共に、前記ケース1の第1突出部6aと衝合してス
トッパー機能をはたす両業態23.24の補強を兼ねる
ようにしである。
(この摺動子の埋設構造については本願出願人が先に出
願した実願昭53−109799号に詳述されているの
で、必要ならばこれを参照されたい。
)25は良導電性の金属板よりなるカバーで、前記端子
7、絶縁基板10、回転体15を載置した状態で、ケー
ス1の開放面を覆うようにケース1に取付けられる。
26はカバー1の円板部27の中心孔、28は円板部2
7の切欠き、29.29は円板部27から垂下した中間
端子、29 aは中間端子29に設けられたケース1底
面との保合部、29 bは同じく中間端子29先端の折
曲げ弾性部である。
そして、カバー25は、その切欠き28に前記ケース1
の第1突出部6aを、その中心孔26に回転体15の操
作軸部20を、又、雨中間端子29.29をケース1の
切溝2,2にそれぞれ係合・位置決めさせてケース1と
組合わされ、中間端子29の弾性ある係合部29 aを
ケース1の底面と所謂スナップイン嵌合で係合させるこ
とにより、簡易な操作で確実にケース1とカバー25と
を一体化するように構威しである。
又、組立て状態において前記回転体15の操作軸20は
カバー1の中心孔26から所定量突出し、手指或いは治
具で操作可能となっている。
以上の説明から明らかなように、組立てに際しては、ケ
ース1内に端子7,7、絶縁基板10.回転体15を順
次所定位置に挿入・載置し、然る後、カバー25をケー
ス1にスナップイン嵌合で取付ければ、組立ては半田付
け、絞め、溶着等の手段を全く要せず簡易に終了するよ
うになっており、又、端子7と絶縁基板10の裏面の電
極パターン12との接触も、カバー25でケース1の底
面部3.側へ押圧された回転体15により両者7,12
は確実に電気的に接続するようになっている。
□そして、操作軸部20を回動すれば、抵抗体
11と、集電体を兼ねるカバーの円板部27.25とに
摺動子17が弾接しつつ回動し、所望の抵抗値を得られ
るようになっていると共に、回転体15の所定量以上の
回動は、回転体15の突起23又は24とケース1の第
1突出部6aとの係合によって規制されるようになって
いる。
ここで、参考までに申し述べると該実施例の可変抵抗器
はケース1の直径が8mm、ケース1の高さが2mm強
い超小型のものである。
叙上のように本考案によれば、端子7と絶縁基板10裏
面の電極パターン12とを、カバー25とケース1と間
に挟持された回転体15により押圧・接触させる構成な
ので、端子7と電極パターン12との接続に半田付け、
鮫め等の手段を全く要せず、組立て作業性が極めて良好
であるし、端子7をケース1に固着するための絞め、溶
着等の手段を要しないので、この点でも作業性が良い。
又、カバ=25が集電体を兼ね、且つ、該カバー25と
一体の中間端子29がケース1への取付は片を兼ねてい
るため、部品点数が削減出来る。
又、カバー25をスナップイン嵌合でケース1に取付け
るだけで、各部品が半田付け、絞め、溶着等の手段を要
せず組立てられるため、この種の微小な部品で構成され
る可変抵抗器にあっては組立作業性が著しく良好となり
、従来のように組立てに熟練を要せず、簡易且つ確実に
可変抵抗器が組立てられ、総じて組立て作業性が良好で
、構造の簡易な小型の可変抵抗器を提供し得るといく実
用上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案の一実施例に係り、第1図は全体の
分解斜視図、第2図は端子の斜視図、第3図はケースの
平面図、第4図は絶縁基板の裏面図、第5図は回転体の
正面図、第6図は端子並びに絶縁基板を載置した状態の
ケースの平面図、第7図は組立て状態を示す正面図、第
8図は組立て状態の要部側断面図である。 1・・・・・・ケース、3・・・・・・底面部、7・・
・・・・端子、7a・・・・・・接続部、7b・・・・
・・端子部、10・・・・・・絶縁基板、11・曲・抵
抗体、12・・・・・・電極パターン、15・・・・・
・回転体、17・・・・・・摺動子、25・・・・・・
カバー、29・・・・・・中間端子、29a・・・・・
・係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性合成樹脂よりなるケースと、該ケースの底面部上
    に接触部を載置し且つ端子部が前記底面部を貫通して外
    部に導出された金属製の端子と、前記端子の接触部上に
    載置された絶縁基板と、絶縁基板の表側に形成された弧
    状の抵抗体と、該抵抗体の端部と電気的に接続され且つ
    絶縁基板の裏面側まで連続して形成された電極パターン
    と、ケースの開放面を覆う金属製のカバーと、ケースの
    底面部とカバーとの間に回転自在に保持された絶縁性合
    成樹脂よりなる回転体と、該回転体に取付けられ且つ前
    記抵抗体とカバーとにそれぞれ弾接する接触部を有する
    摺動子と、前記カバーと一体の中間端子と、該中間端子
    に設けたカバーとの係止部とを備え、ケースとカバーと
    の間に位置規制された回転体により前記絶縁基板裏面の
    電極パターンと前記端子の接触部とを押圧・接触させた
    ことを特徴とする小型可変抵抗器。
JP18153778U 1978-12-23 1978-12-23 小型可変抵抗器 Expired JPS582012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18153778U JPS582012Y2 (ja) 1978-12-23 1978-12-23 小型可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

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JP18153778U JPS582012Y2 (ja) 1978-12-23 1978-12-23 小型可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5594008U JPS5594008U (ja) 1980-06-30
JPS582012Y2 true JPS582012Y2 (ja) 1983-01-13

Family

ID=29193215

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JP18153778U Expired JPS582012Y2 (ja) 1978-12-23 1978-12-23 小型可変抵抗器

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JPS5594008U (ja) 1980-06-30

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